JP3566271B2 - キャディのための閉じた搬送系を有するワインダ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、キャディのための閉じた搬送系を有するワインダであって、該キャディはコップおよびコップスリーブを搬送するための装着スピンドルを有し、該装着スピンドルはコップまたはコップスリーブに関するデータのための情報担体をそれぞれ有しており、搬送系には少なくとも1つの読み取り装置が情報担体を読み取るために設けられているワインダに関する。
【0002】
【従来の技術】
DE3911799A1から、ワインダにキャディ用の閉じた搬送系を設けることが公知である。キャディはコップおよびコップスリーブを搬送するための取付けボルトを有している。このキャディはそれぞれ、コップまたはコップスリーブに関するデータ用の情報担体を有している。このデータは例えば、それぞれのコップを製造したリング紡績スピンドルに関する情報を与えるようなデータである。このようにして、どの紡績部が誤動作しているか、すなわちどの紡績部が非常に品質の低いコップを製造しているかを検出することができる。上記刊行物には、搬送ユニット、コップ/キャディにより、紡績糸ロットに関する情報も一緒に輸送することが記載されている。
【0003】
【特許文献1】
DE3911799A1
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、上記のようなワインダを改善して、情報担体を確実に読み取ることができ、コップを所期のように搬送することのでき、閉じた搬送系でのさらに改善された搬送ユニット監視が可能であるように構成することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題は本発明により、閉じた搬送系から分岐した滞留区間が設けられており、該滞留区間の入口には切換機構が配置されており、前記読み取り装置と接続された制御ユニットが設けられており、該制御ユニットにより読み取った情報の異常性が検出された際、該当するキャディを滞留区間に迂回させるために切換機構が制御され、
前記ワインダは、相互に異なる糸繊度を有する種々異なるロットをロット固有の巻取部で処理するために分割されており、
巻取部で巻取部計算機に結合された電子的糸クリーナにはロット通りの糸繊度に対する調整可能な公差領域が設定されており、
巻取部計算機は、公差を上回る際に作動可能で、巻取部をただちに停止させる閾値スイッチを有しており、
各巻取部には、搬送されるコップに定められていない巻取部にキャディが供給されることをキャディの情報担体内の異常性として検出するための書き込み装置が設けられているように構成して解決される。
【0006】
自動ワインダでは、特に操作者の介入が最小限に低減されることが重要であり、操作者が監視作業から十分に解放されることが必要である。
【0007】
閉じた搬送系では、周回する搬送ユニットに所定のエラーが取り付くことがあり得る。このエラーはすぐには識別されず、故障または品質不足を引き起こし得る。本発明の解決手段は、相応の保守または選別を行うことができるようにするため、このような搬送ユニットが識別され、その搬送ユニットがこの周回ループから分離されることを保証する。
【0008】
本発明は、請求項2から4に記載された構成により有利に改善される。
【0009】
例えばコップが機械の自動準備手段により準備されなければ、すなわちコップの糸始端が、紡績部にて相応の糸収容機構に供給可能な形で存在しなければ、この種のコップはこれを運搬するキャディと共に、閉じた搬送系内のワインダ内を常時繰返し周回する。特にこのようなエラーが繰返し発生するようなチャージ処理が行われている場合、上記のような搬送系を常時周回する搬送ユニットは容量を不必要に拘束し、ひいてはワインダの能力を低減する。この搬送ユニットを分岐させることにより手動で欠陥を除去し、この搬送ユニットを閉じた搬送系に再び戻すことが可能である。多重周回の識別は例えば、キャディの情報担体が搬送されているコップを製造した紡績部の番号を有している場合に可能である。このキャディは比較的短い時間間隔で読み取り装置を再び通過することになる。正常動作では読み取り装置は、リング紡績機で完全なドフィングが行われ、同じリング紡績部により引き続き形成されたコップが巻取られて初めて、同じ紡績部番号を再び検出することができるようになる。
【0010】
例えば情報担体がキャディの中空室に保護されて収容されていなければ、この情報担体は機械的損傷を受け得る。これは場合により記憶されているデータの読み取り不能ないしこの情報担体の使用不能につながり得る。この種のキャディは、多重ロット処理の際の誤供給、または紡績部番号に関する誤情報を予防するために、分離しなければならない。場合により、例えば電子メモリチップが情報担体として使用されていればこれを交換することができる。
【0011】
キャディの情報担体に含まれるロット情報が搬送されているコップのロットと一致しないということは確かに例外事例ではあるけれども、本発明によればこの場合に対しても考慮される。紡績部において糸クリーナにより所定の糸長にわたって、糸繊度が相応の巻取部で処理するべきロットに相応する糸繊度の外にあることが検出されたならば、この巻取部はただちに停止されなければならない。そうでないと、コップ全体にわたって異なるロットの糸を含む綾巻ボビンが製造されることとなる。巻取部の停止はこのような重大な品質不足を防止する。情報担体に記憶されているロットデータが糸クリーナにより識別されたデータと異なっていることに気がつくことによって、この場合も搬送ユニットを選別し、場合により情報担体を交換することができる。
【0012】
別の実施例では、検出された糸繊度を、ワインダで処理すべき他方のロットの糸繊度(記憶されている)と比較する。これにより操作者の介入なしで情報担体のプログラム変更を行うことができる。このようにすれば、キャディを閉じた搬送系で後続の該当巻取部に供給することができる。新たに書き込まれたデータを監視することにより、間違った巻取部に再び供給されることのないことが確実になる。該当ロットへ正常に行われ得ないプログラム変更の識別子は、読み取り装置により滞留区間の分岐部で同様に識別される。これによりこの搬送ユニットも、操作者が実行する保守部に供給することができる。
【0013】
滞留区間の終了部に配置された別の読み取り装置により(この読み取り装置は指示装置と接続されている)、操作者は検出されたエラーの種別を直接識別することができる。このようにして操作者はそれぞれ必要な手段をとることができる。
【0014】
【実施例】
本発明を以下、実施例に基づき詳細に説明する。
【0015】
ワインダ2の閉じた周回ループには2つの搬送ループ48と48’が接続されている。これらの搬送ループは紡績機1と1’に至る。しかし紡績機はここではスペースの点で省略してある。リング紡績機1、1’から、キャディ5上のコップ3がそれぞれ交換区間29、29’に供給される。この交換区間でコップ3とスリーブ4はそれぞれ他方の周回ループのキャディに置き換えられる。交換区間はリング紡績機1ないし1’のキャディ5およびワインダ周回ループのキャディ6について共通である。交換区間29および29’の端部で2つのリング紡績機周回ループのキャディ5はスリーブ4と共に再びリング紡績機1ないし1’に達する。
【0016】
ワインダ周回ループのキャディ6は巻取られたスリーブ4と共に、搬送ループ48ないし48’上でそれぞれ交換区間29ないし29’に達し、ここから去る。その時、キャディはそれぞれリング紡績機1または1’の新しいコップ3を再び有している。交換の実行に必要なすべての機構を備えたこの種の交換区間は既に、ドイツ特許出願第4034824.5に記載されているから、ここでは詳細を説明しない。
【0017】
搬送ループ48、48’の入口には切換機構50ないし50’が配置されている。この切換機構は上流に配置された読み取り装置49、49’により制御可能である。この読み取り装置49、49’はそれぞれ到来するキャディ6のロット識別子を検出し、接続された切換機構50、50’を介して、相応のロットを製造するリング紡績機1または1’への分岐を行う。
【0018】
交換区間29、29’の下流には計数装置28、28’が配置されている。この計数装置は図示しないセンサを有しており、センサはキャディ6上のコップ3の通過を検出し、計数装置28、28’を増分する。コップ3は計数装置のセンサを、そのドフィングと同じ順序で通過するから、計数結果は所属のリング紡績機1ないし1’のそれぞれのリングスピンドル番号に相応する。もちろんコップ3をワインダ2に完全に引き渡した後にそれぞれの計数装置をゼロにリセットすることが必要である。これはドフィングに引き続いて新たに1で開始して、計数結果とリング紡績スピンドルの番号との一致を保証するためである。計数装置28、28’は書き込み装置27、27’と接続している。書き込み装置はリングスピンドルの番号に相応する計数結果を所属のキャディ6に書き込む。同時に書き込み装置は、前に搬送したコップ3に関連してそれぞれのキャディ6に含まれている情報を消去するように構成されている。従いキャディ6は相応の書き込みステーションを去る際には、新たに載置されたコップ3を製造したリングスピンドルの番号に関する情報とロット識別子のみを有している。
【0019】
コップ3を有するキャディ6は、供給区間7および分岐区間8と9を介して分配区間16へさらに搬送される。分岐区間8と9の開始部には制御される切換機構14と15が配置されている。この切換機構によりコップ3を有するキャディ6がロットに従い2つの分岐区間8と9に分配される。切換機構14と15の上流には、読み取り装置22と23が配置されている。読み取り装置は前を搬送されるキャディ6のそれぞれの情報担体にあるロット識別子を読み取り、それに従い隣接する切換機構を操作する。分岐区間9の分岐路の後にさらにつながる供給区間7は続いて迂回区間10に移行する。迂回区間はスリーブ戻し供給区間11の開始部につながっている。この区間は特に、読み取り装置22によっても読み取り装置23によってもロットに配属することのできなかったキャディ6が巻取部に供給されないことがないようにするため設けられている。このキャディ6は後に、スリーブ戻し供給区間11の端部にある読み取り装置24に達する。この読み取り装置はロット識別子の読み取り不能を識別し、滞留区間31へ分岐させる。
【0020】
分岐区間8と9にはコップ準備機構12と13が配置されている。これについても既に古くから公知である(例えばDE3919526A1参照)から詳細に説明する必要はない。コップは複数のステップで順次連続して配置された機構で準備される。
【0021】
分岐区間8と9に連結して配置された分配区間16は、交互に2つの方向に駆動される搬送ベルトを有している。これによりコップ3を有するキャディ6は紡績機2の個々の紡績部へ、横搬送区間17のリザーブ位置が常時満たされているように分配される。この分配方式は例えば、DE3843554A1に記載されている。
【0022】
ここでは2つある巻取部で分配する場合(2つの巻取部間の分離線は図示されていない)、分配区間16には遮断機が配置されている。これにより、それぞれ分岐区間8または9で、それぞれに対する所定の巻取部に供給されたキャディ6は隣接する巻取部に押し進むことができない。この手段もDE3843554A1に記載されている。
【0023】
横搬送区間17は分配区間16から巻取部18をとおって、すべての巻取部に共通の既に述べたスリーブ戻し供給区間11につながる。この個所にはわかりやすくするため1つのキャディ6しか図示されていないが、横搬送区間17上の特に分配区間16と巻取部18との間では、コップ3を有する2つまたは3つのキャディ6が待機位置にあることを述べておく。
【0024】
コップが巻取られると、キャディ6はそのスリーブ4と共にそれぞれの巻取部18を去り、スリーブ戻し供給区間11を介して再び、交換区間29ないし29’を備えた搬送ループ48、48’に供給される。
【0025】
各巻取部では巻取個所18の領域に書込み/読出し装置19が配置されている。この書込み/読出し装置は、それぞれのキャディ6の情報担体に書き込み装置27、27’で書き込まれたリング紡績番号を読み取り、巻取部の巻取部計算機21にさらに送出する。相応の線路接続はここではわかりやすくするために詳しく図示されていない。各巻取部には電子的糸クリーナ20が配置されている。糸クリーナはコップ3を図示しない綾巻ボビンに巻き取り中に、クリーナを通過する糸を検査する。この電子的糸クリーナは糸の太さの偏差を識別し、細い個所および太い個所を定める。しかし糸クリーナは、糸繊度が処理すべきロットに相応する糸繊度から異なることを比較的長い糸区間にわたって識別する。比較的に長い糸区間にわたる評価により、調整不足またはリング紡績スピンドルの他の故障により発生する太い個所または細い個所をロット偏差から区別することができる。このような区別を行うことができるようにするためはもちろん、ロットが糸繊度において相互に十分に区別されることが必要である。
【0026】
このような糸繊度偏差/ロット偏差が識別されたならば、巻取部はただちに停止される。この場合巻取部計算機には、綾巻ボビンから所定の糸長を引き出すこと、コップ交換を実行すること、新たに供給されるコップ3の糸端部を、間違って供給されたコップの前に巻き戻されたコップから発する、綾巻ボビンの端部と結合することがプログラミングされている。このようにして操作者が介入しなくても、間違った供給が品質の低下なしに除去され、操作者の介入する必要がない。
【0027】
しかしこの場合本発明によれば、巻取部に配置された書き込み/読み取り装置により相応のキャディ6の情報担体に識別子が付される。この識別子は後で既に説明した読み取り装置24により識別され、このキャディ6はコップ3と共に滞留区間31に案内される。
【0028】
別の変形実施例では、操作者による介入の必要性がさらに低減される。この実施例では、書き込み/読み取り装置19により情報担体に正しいロットが書き込まれる。本実施例のように2つのロットのみが処理されるならば、他方のロットに書き込むだけで十分である。それにより操作者が従事する必要なしに、正しいロットへの供給を引き続いて行うことができる。その際、書換えができなかった場合に間違ったロットへの新たな供給が行われないことを保証するために、監視のため、変更され新たにコード化されたロット識別子を抜取り読出しし、書換えがうまく行われなかったことが検出された場合、エラー信号を情報担体に書き込むことができる。このエラー信号は読み取り装置24で識別可能であり、キャディ6の供給のため滞留区間31に案内される。書換えがうまく行われた場合はもちろん、エラー信号は情報担体に書き込まれない。
【0029】
2つ以上のロットをワインダで処理する場合は該当ロットへの所望の自動書換えの際に、他方のロット情報を巻取部計算機に付加的に記憶することが必要である。糸クリーナにより検出された糸精細度を記憶されているデータと比較することにより、簡単に正しいロット配属関係が得られる。このロット配属関係は書き込み/読み取り装置19を介してキャディ6の情報担体に書き込みことができる。
【0030】
ワインダ2のヘッド領域には付加的に搬送区間が設けられている。この搬送区間を介して、交換区間29、29’に直接再供給すべきキャディ6の迂回が行われる。その際いわゆる予備コップ(新たにワインダに供給してもよいほど多量の糸量を有している)が取り扱われる。さらに、このような区間を介して、まだ僅かな残余糸量しか有しないが、クリーニングすべきスリーブが選別される。このようにして相応のリング紡績機1、1’には残り糸の完全にないスリーブのみを供給することができる。
【0031】
当該個所でのキャディ6の分岐を決定するために、通常はいわゆるコップ走査子47が配置される。このコップ走査子は空のスリーブと、糸が僅かに残っているスリーブと、予備コップとを区別することができる。このコップ走査子47は切換機構43および46と接続されている。コップ走査子が予備コップを検出すると、コップ走査子は切換機構43のみを操作し、この切換機構は搬送区間39上のキャディ6を特別なコップ準備装置44まで案内する。この特別なコップ準備装置44は有利にはコップ円錐体の糸始端を捜す。これは予備コップの場合特に有利である。これによりワインダで糸始端が再び検出可能となることが保証される。その際、この種の予備コップは糸始端がワインダの糸案内機構に供給され得ない場合にのみ巻取部で排出されることを前提とすべきである。
【0032】
コップ走査子47が糸残余量の僅かなスリーブを識別したならば、切換機構43および46が操作され、これによりこのキャディ6は分岐区間40に迂回される。分岐区間にはスリーブクリーニング装置41が配置されている。キャディ6はクリーニングされたスリーブと共に開口部42を介して再びスリーブ戻し供給路11に達する。
【0033】
これに基づき今度残余糸を識別しないコップ走査子47は、接続された切換機構を操作しない。それにより、スリーブを有するキャディは当該キャディに対して所定の搬送ループ48ないし48’に供給され得る。
【0034】
情報線路24’を介して制御ユニット30と接続された読み取り装置24により、比較的短い時間間隔で複数回順次連続して、キャディ6の情報担体に書き込まれている紡績部番号が同じであることが検出されたならば、このことは何らかの理由でコップの処理が不可能であることを意味する。制御ユニット30にはこの理由から相応の限界値が書き込まれる。この限界値に達した際には、切換機構38が制御ユニットにより作動され、相応のキャディ6が滞留区間31に分岐される。搬送区間39への先行する分岐により、切換機構43はコップ走査子47により操作されるようになる。このようにして同時に、読み取り装置が周回の繰返しを通報し、限界値に達した場合、スリーブ4がその間に巻き取られれば、キャディ6が滞留区間31に達しないことも保証される。この場合はこのキャディ6の滞留区間31への分岐は行われず、そのため切換機構38の操作も作用しないままである。
【0035】
しかし切換機構43は制御ユニット30への接続路も有する。これは例えば、読み取り装置24が情報担体にて欠陥を検出した際にスリーブ戻し供給路11からのキャディ6の分岐を行うことを保証するためである。これは例えば、ロット識別子が読み取り装置2または23の1つで検出され得ず、キャディ6が迂回区間10をスリーブ戻し供給区間11まで達した場合でもあり得る。この場合読み取り装置24は同様に識別不能のロット識別子を検出し、これにより制御ユニット30は切換機構43と38を操作する。このキャディ6もこのようにして滞留区間31に達する。
【0036】
同じことが巻取部への供給がロット通り行われない場合に、巻取部に表された情報担体に対してもあてはまる。
【0037】
滞留区間31は下流側にストッパ32を有する。ストッパは制御ユニット30により制御される。制御ユニット30はデータ線路30’を介して端末26と接続されている。端末26は通常は近代的な自動ワインダの最終ラックに備えられている。この端末も指示装置25を有する。この端末から滞留区間31を保守管理することができる。このようにして例えばストッパ32の開放に対する命令を与えることができる。
【0038】
ストッパのこの開放は時間的に、下流側の別のストッパ34により保持されるキャディ6のみが通過されるように制限される。この位置には書き込み/読出し装置33が配置されており、この書き込み/読出し装置はキャディ6の情報担体と情報接続することができる。
【0039】
有利にはこの場合、情報担体は電気的に読み取り、消去および符号化可能なメモリチップである。このメモリチップは集中的に配置されたアンテナを介して読出しおよび/または書き込み装置とキャディの角度位置に依存しないで接触することができる。メモリチップは有利には交換可能にキャディ内に配置することができ、例えばドイツ特許出願4041713.1明細書に記載されたようなアンテナ構成と組み合わせることができる。
【0040】
端末26から書き込み/読出し装置33を介して相応の問合せをスタートすることができる。これにより当該キャディの分岐の原因を推測することができる。例えば情報担体にエラーが検出されなければ、分岐は搬送系のキャディの周回の数が過度に多いことによるものだと一義的に推測される。この場合、操作者はエラーをコップにおいて捜さなければならない。例えば、周回の数に関して限界値を上回ったことを検出した制御ユニット30の配属関係を呼び出すことも可能である。この限界値は所定の記憶されている紡績部番号に相応し、従い一義的に配属されている。
【0041】
その他のエラーはメモリチップに関するものである。このメモリチップは有利には新しいものにより置換することができる。この場合、端末からストッパ34の開放を制御しなければならない。これにより、キャディは別の滞留区間36へさらに搬送される。この滞留区間は、キャディが問題なく除去されるように構成すべきである。この種の排出個所は通常の搬送系には備えられていない。というのは、キャディは常時同じ搬送系に留まるからである。この個所では新たなキャディまたは交換した情報担体を有する同じキャディを供給することもできる。
【0042】
同様に端末26および制御ユニット30を介して制御可能な切換機構37は、キャディを搬送系から排出することを必要としない場合に、このキャディを通常の周回ループへ合流点から再び供給することができるようにするため設けられている。このキャディは特別な準備装置44を介して合流点45で再び供給区間7に達する。
【0043】
さらに、それぞれの電子的糸クリーナ20が巻取部において、巻き取られた紡績糸の品質不足を識別した場合に、キャディ6の情報担体に情報を書き込むことができる。この情報は後に異常性として定義され、相応の糸残余量があってもキャディは分岐される。このようにしてこの予備コップが選別され、巻取部に新たに供給された際に別の綾巻ボビンでの品質欠如を引き起こさないようになる。また、相応の保守手段によりこの巻取部に介入することができるようにするため、相応する巻取部が検出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の模式図である。
【符号の説明】
3 コップ
4 コップスリーブ
6 キャディ
7 コップ供給区間
24 読み取り装置
30 制御ユニット
Claims (4)
- キャディ(6)のための閉じた搬送系を有するワインダであって、
該キャディはコップ(3)およびコップスリーブ(4)を搬送するための装着スピンドルを有し、
該装着スピンドルはコップまたはコップスリーブに関するデータのための情報担体をそれぞれ有しており、
前記搬送系には少なくとも1つの読み取り装置(24)が情報担体を読み取るために設けられている形式のワインダにおいて、
前記閉じた搬送系から分岐した滞留区間(31)が設けられており、
該滞留区間の入口には切換機構(38)が配置されており、
前記読み取り装置(24)と接続された制御ユニット(30)が設けられており、
該制御ユニットによって、読み取った情報の異常性が検出される際、該当するキャディを滞留区間に迂回させるために切換機構が制御され、
さらに前記ワインダ(2)は、相互に異なる糸繊度を有する種々異なるロットをロット固有の巻取部で処理するために分割されており、
巻取部で巻取部計算機(21)に結合された電子的糸クリーナ(20)にはロット通りの糸繊度に対する調整可能な公差領域が設定されており、
巻取部計算機は、公差を上回る際に作動可能で、巻取部をただちに停止させる閾値スイッチを有しており、
各巻取部には、搬送されるコップに対して定められていない巻取部にキャディ(6)が供給されることをキャディの情報担体内の異常性として検出するための書き込み装置(19)が設けられている、
ことを特徴とするワインダ。 - 巻取部計算機のメモリ、または巻取部計算機の接続されたワインダの中央計算機は、ワインダで処理すべき他方のロットの公差領域をメモリデータとして有しており、該メモリデータはキャディの情報担体へ該当ロットを書き込むため書き込み装置(19)に供給され、
該書き込み装置は、書き込み/読出し装置として構成されており、
該書き込み/読出し装置は、ロットデータが変更されて記憶されたか否かを監視し、当該変更が実行されなかったことを検出する請求項1記載のワインダ。 - ワインダは、相互に異なる糸繊度を有する種々異なるロットをロット固有の巻取部で処理するために分割されており、
共通の供給区間(7)から分岐路(8、9)が個々の巻取部へ分岐しており、
当該巻取部には、コップのロット通りの供給のための個々の読み取り装置(22、23)により結合される切換機構(14、15)が配置されており、
前記読み取り装置(22、23)により読み取り不能な情報担体を有するキャディ(6)を迂回するための迂回区間(10)が設けられている請求項1または2記載のワインダ。 - 滞留区間(31)には、指示装置(25)と結合された別の読み取り装置(33)が、滞留区間に滞留するキャディないしコップの異常性の種別を可視表示するために配置されている請求項1から3までのいずれか1記載のワインダ。
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