JP3566085B2 - インフィード装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、瓶等の物品をパレットへ積みつけるためのインフィード装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、バルク包装は、ガラス瓶、あるいはプラスチックボトルメーカーによって製造されたガラス瓶あるいはプラスチックボトル等の容器を、飲料水メーカーに運搬する際に、パレット上に複数段に亘って容器を載せ、各段の間には、上下の段を区画するためのシートを配置したものとなっている。
【0003】
このようにパレット上に容器を積みつける場合、インフィード装置は1列に並んで送られてくる容器群を所定個数を列単位として、所定列数(例えば、4列)毎にまとめ、この所定列数にした状態で、パレットへ送るようにしたものである。
【0004】
図11は、従来のプラスチックボトル用のインフィード装置の概要を示す平面図である。
このインフィード装置100は、振分け装置101、定量部102、インフィード部103を備え、振分け装置101、定量部102、インフィード部103の下方は容器(プラスチックボトル)Bを搬送するためのコンベア104が配置されている。前記各部は、図示しない制御装置にて所定の作動をするように制御されている。なお、コンベア104には図12に示すように、プラスチックボトルBを載置するトップチェーン105間に間隙106が形成され、搬送面105下方に設けられたエアチャンバー内が陰圧とされてトップチェーン105上のプラスチックボトルBを吸着した状態で、搬送する。なお、このコンベア104は継続して搬送方向に駆動される。
【0005】
振分け装置101は、1列で送られてきたプラスチックボトルBを、定量部102に対して、所定個数を列単位として、この従来例では、4列に振り分けるようにしている。振分け装置101の先端ガイド部107は、1列状に搬送されるプラスチックボトルBをガイドし、前記コンベア104の幅方向において、往復動自在にされている。同先端ガイド部107には、摺動ガイド108がスライド自在に設けられている。又、摺動ガイド108の先端には、ストッパ109が摺動ガイド108の先端口を開閉自在に設けられている。
【0006】
定量部102は、所定個数のプラスチックボトルBを列単位として、4列の容器群を収納可能にガイド板110にて区画された第1収納部102A〜第4収納部102Dを備えている。そして、各収納部102A〜102Dの前後(なお、この例では、前とは、プラスチックボトルBの搬送方向において下流側をいい、後は上流側をいう)には、開閉ストッパ112,111が開閉自在に設けられている。
【0007】
振分け装置101の定量部102に対する振分けの一例を説明する。
図13(a)は、定量部102の所定の収納部(この例では第3収納部102C)のところに、ボトルBを搬入した後の状態を示している。この状態で、所定個数のプラスチックボトルBが収納されたとき、第3収納部102Cの開閉ストッパ111は閉じ、他の収納部の開閉ストッパ111は開放された状態となっている。又、定量部102の前部の全開閉ストッパ112は閉じている。又、摺動ガイド108のストッパ109は閉じている。
【0008】
次に、図13(a)の矢印で示すように振分け装置101の先端ガイド部107が第4収納部102Dに向かって移動しながら摺動ガイド108が前進し、図13(b)に示す位置まで移動すると、ストッパ109が開放するとともに、摺動ガイド108がプラスチックボトルBをガイドしながら、減速、停止後、後退する(図13(c)参照)。この結果、コンベア104にてプラスチックボトルBが第4収納部102Dに向かって搬送される。又、この摺動ガイド108から搬送されたプラスチックボトルBの個数は、図示しないカウンタ装置にて、カウントされており、そのカウント値が第4収納部102の収納容量(個数)に達したときは、図示しない制御装置の制御により、ストッパ109が閉じられる(図13(d)参照)。又、前記第4収納部102Dに収納容量分のプラスチックボトルBが収納されると、開閉ストッパ111が閉鎖する。
【0009】
このようにして、第4収納部102DへのプラスチックボトルBの搬送が終了すると、次に図13(d)に示すように第1収納部102Aに向かって先端ガイド部107が移動しながら摺動ガイド108が前進する。以下、同様に残りの収納部に対して容器を振分けして搬入する。
【0010】
上記のようにして、先端ガイド部107は定量部102の全収納部102A〜102Dに対してプラスチックボトルBを振り分けて搬入した後、定量部102の全収納部102A〜102D内のプラスチックボトルBが搬出されるまで、ストッパ109を閉鎖保持することにより、プラスチックボトルBの搬出を停止して待機する。
【0011】
定量部102は、全収納部102A〜102D内にプラスチックボトルBの収納が完了すると、112の開閉ストッパ112を一斉に開放する。なお、前記開閉ストッパ112はX方向に沿って前進後退可能とされており、X方向へ前進しながら開放することにより、プラスチックボトルBの倒れを防止している。開閉ストッパ112の開放により、コンベア104にて、4列の容器群は次段のインフィード部103に搬出される。
【0012】
インフィード部103は、定量部102の4列分のプラスチックボトルBを収納するため、ガイド板113にて4列分の収納部が区画形成されており、各ガイド板113は互いに連結されている。又、各ガイド板113間においてX方向の端部側には、複数のストッパ114が配置されている。互いに隣接するストッパ114はX方向にずらして配置され、いわゆる千鳥状にして容器群を受入れる。同ガイド板113は図示しない昇降機構にて上下に移動自在とされ、かつ、昇降機構は図示しない走行機構により、Y方向に沿って往復移動自在とされている。又、各ガイド板113間において反X方向の端部側には、複数の開閉ストッパ115が配置されている。各開閉ストッパ115は、対応するX方向側のストッパ114同様に隣接する他の開閉ストッパ115とはX方向にずらして配置されている。
【0013】
インフィード部103は、定量部102で4列にまとめられたプラスチックボトルB群が定量部102から送出されたとき、開閉ストッパ115が開放された状態で容器群Bを受入た後、開閉ストッパ115を閉じる(図11参照)。
【0014】
次にインフィード部103は図11、図14(a)に示す位置から図14(b)に示す位置まで、Y方向に移動し、4列のプラスチックボトルB群をアキュームレートコンベア106に移載する。インフィード部103はその後、図14(c)及び図14(d)に示すように上昇し、反Y方向に戻った後、図14(a)に示す位置まで、復帰し、次のプラスチックボトルB群の搬入時まで待機する。
【0015】
アキュームレートコンベア106に移載された4列のプラスチックボトルB群は同コンベア106にてY方向に搬送され、コンベア106上の枠体(ワゴン)107内に搬入される。この枠体107は、図示しないパレットの1段分に載置可能な容量(個数)分(1段分載置個数という)の容器を収納可能とされている。そして、枠体107内に1段分段載置個数に達した後、図示しない移動機構にて、枠体がパレットに向かって移動される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなインフィード装置において、近年は、プラスチックボトルBの搬送速度の高速化が求められており、各部におけるプラスチックボトルBの搬送搬入時においては、急停止、急発進が頻繁に行われることになる。従来例では、コンベア104において、プラスチックボトルBはバキュームによってコンベア104に吸着保持された状態で、搬送されるが、搬送速度の上昇によって急発進、急停止が行われると、定量部102に搬入する場合や定量部102から搬出する場合、容器が倒れやすい問題(以下、倒ボトルの問題という)があった。
【0017】
特に、容器がプラスチックボトルの場合には、もともと軽いため、安定性が悪く、さらに、炭酸飲料用のプラスチックボトルの場合、底部周囲にリブ形成のための凹部が所定間隔で設けられているため、底部面積が狭くなり、さらに安定性を欠くものとなっている。倒ボトル問題の解決のために、開閉ストッパ111,112,115の開閉タイミングを調整する必要があるが、搬送速度が高速化されると、そのタイミングの調整には限界がある。
【0018】
又、倒ボトルがあると、人がその倒ボトルをラインから除去する必要があるため、24時間稼動での無人化を行なう場合には倒ボトルは障害となる。
この発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、倒ボトルの発生がなく、搬送速度の高速化ができるインフィード装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、少数列の容器群を搬送する搬送手段と、前記搬送手段に対して搬送手段の容器搬送方向を横切る方向に相対移動自在に配置され、前記搬送手段にて搬送された容器を、所定個数を列単位としたとき、複数列分の容器群を収納する複数の容器列収納部を備えた定量部と、前記定量部により所定列数に容器列がまとまった状態のとき、その所定列数分の容器群を下流に押出すプッシャ手段と、前記プッシャ手段にて押出された所定列数分の容器群を受け入れ、その列数分の容器群をアキュームレート領域に搬出するアキュームレートコンベア上に載置するインフィード部とを備えたインフィード装置において、前記定量部の容器列収納部には、容器の首を把持して吊り下げ支持する第1吊下げ手段を備え、前記インフィード部には、定量部からプッシャ手段にて押出された容器の首を把持して吊下げ支持する第2吊下げ手段を備え、前記定量部の容器列収納部は、プッシャ手段にて押出される所定列数よりも多く設けられ、プッシャ手段が所定列数分の容器群を押出し作動している間においても、そのときにプッシャ手段にて押出されていない容器列収納部には、搬送手段にて、容器が搬入されるインフィード装置を要旨とするものである。なお、本発明でいう少数列とは、定量部の所定列数よりも少ない数をいう。
【0021】
請求項2に記載の発明は、請求項1において、プッシャ手段は、複数個のプッシャ機構が設けられ、定量部の搬送手段に対する相対移動によって、各プッシャ機構に所定列数分の容器列収納部が対応する毎に、各プッシャ機構が所定列数分の容器群を下流に押出すインフィード装置を要旨とするものである。
【0022】
請求項3の発明は、請求項2において、インフィード部は、各プッシャ機構に対向して複数個設けられた、インフィード機構を備えるインフィード装置を要旨とするものである。
【0023】
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のうちいずれかにおいて、プッシャ手段は、容器の上部を押圧するインフィード装置を要旨とするものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のうちいずれかにおいて、インフィード部は、第2吊下げ手段を昇降する昇降機構を備え、前記第2吊下げ手段は、プッシャ手段にて押出された容器を把持する把持位置と、同容器を解放する解放位置間で開閉する一対の把持部材と、前記把持部材を前記両位置の間で駆動する駆動手段を備えたインフィード装置を要旨とするものである。
【0024】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、定量部の容器列収納部には、容器の首を把持して吊り下げ支持する第1吊下げ手段を備え、前記インフィード部には、定量部からプッシャ手段にて押出された容器の首を把持して吊下げ支持する第2吊下げ手段を備えることにより、第1吊下げ手段から第2吊下げ手段に容器が移動するときは、吊下げ支持されているため、容器が倒れることがない。
【0025】
また、前記定量部の容器列収納部は、プッシャ手段にて押出される所定列数よりも多く設けられ、プッシャ手段が所定列数分の容器群を押出し作動している間においても、そのときにプッシャ手段にて押出されていない容器列収納部には、搬送手段にて、容器が搬入される。
【0026】
請求項2に記載の発明によれば、定量部の搬送手段に対する相対移動によって、各プッシャ機構に所定列数分の容器列収納部が対応する毎に、各プッシャ機構が所定列数分の容器群を下流に押出す。
【0027】
請求項3の発明によれば、複数のインフィード機構が、定量部の各プッシャ機構に対応して設けられているため、定量部から個別に送出されてくる所定列数分の容器群を受け入れることができ、各インフィード機構の作動によって、アキュームレートコンベアに対して複数列の容器群をそれぞれ載置できる。
【0028】
請求項4の発明によれば、容器は上部にて吊下げ支持されているため、容器が支持箇所に近い部分にてプッシャ手段にて押圧されることから、容器がプッシャ手段にて大きく傾動することがなく、円滑に容器を移動することができる。
【0029】
請求項5の発明によれば、インフィード部の昇降機構は、第2吊下げ手段を昇降する。前記第2吊下げ手段は、駆動手段により、一対の把持部材をプッシャ手段にて押出された容器を把持する把持位置と、同容器を解放する解放位置間で開閉する。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を具体化した一実施形態を図1〜図9を参照して説明する。
図1はインフィード装置の概略側面図、図2は同じく概略平面図、図3は定量部の正面図、図4はインフィード部の正面図、図5は同じくインフィード部の要部断面図である。図6及び図7は同じく開閉ハンガー機構の作用を示す説明図、図8はインフィード部の作用を示す説明図、図9は定量部のマガジン部の断面図である。
【0031】
本実施形態のインフィード装置1は、1列状態で搬送されてくる容器としてのプラスチックボトルBをパレットに段積みするために、まず、プラスチックボトルBを、所定個数(この実施形態では、20個)を列単位として、所定列数(この実施形態では4列)に配置し、その所定列数を、後記するアキュームレートコンベア95に載置するものである。なお、アキュームレートコンベア95は、載置された所定列数の容器群をアキュームレート領域で蓄積し、パレット1段分の列数(この実施形態では、20列)にする。このパレット1段分の列数に達すると、図示しないワゴンにてパレット1段分の容器群はパレット上に搬送される。
【0032】
図1に示すように、インフィード装置1は、搬送装置10に対向して設けられた定量部20と、インフィード部60とを備えている。
搬送装置10は、従来公知であるエアーコンベア11から構成され、一列状に並んだプラスチックボトルBに対してエアーを吹き付けることにより搬送する。この搬送装置10は継続して搬送方向に駆動される。又、搬送装置10は互いに離間した一対のガイド板13が搬送方向に沿って配置され、プラスチックボトルBを1列状態に保持するようにされている。搬送装置10は搬送手段を構成する。 搬送装置10の容器搬送方向(X方向)側端部において、前記ガイド板13の開口部(以下、ゲート部という)Gには、開閉ストッパ12が設けられている。同開閉ストッパ12は、図示しないソレノイド(或いは、空圧シリンダ等の駆動源)によって開閉駆動される。同開閉ストッパ12が開放することにより、搬送装置10からプラスチックボトルBが送出され、開閉ストッパ12が閉鎖することにより、プラスチックボトルBの送出が停止する。
【0033】
前記搬送装置10に対向して、インフィード装置1の定量部20が配置されている。
定量部20は、図3に示すように機枠21に対して設けられ、マガジン部30と、マガジン部移動機構40とを備えている。
【0034】
マガジン部30は、後記するマガジン部移動機構40によって移動する移動枠体39上に設けられている。移動枠体39上には、図1に示すように複数の連結部材39aがX方向に亘り所定間隔をおいて固定されている。連結部材39a上には、図9に示すようにY方向において複数の板状をなす支持部材37が等間隔に立設され、同支持部材37は、X方向に向かって延出されている。各支持部材37上端には、ネックハンガー36が固定されている。ネックハンガー36は板状に形成され、その係合端部は隣接する他のネックハンガー35の係合端部と所定間隔を隔てて対向配置されている。この所定間隔は、プラスチックボトルBの首部が通過可能であって、プラスチックボトルBの首部周縁に形成されたフランジBaが係止可能な間隔とされている。プラスチックボトルBはフランジBaがネックハンガー36にて係止された状態では、図9に示すように吊下げ支持される。前記ネックハンガー36のX方向長さは、この実施形態では、20本のプラスチックボトルBが一列状に並ぶことができる長さとされている。
【0035】
前記ネックハンガー36は第1吊下げ手段を構成する。
前記支持部材37にて区画された空間にて、Y側から第1列収納部31〜第5列収納部35が区画形成されている。第1列収納部31〜第5列収納部35は容器列収納部を構成する。
【0036】
図9に示すように各列収納部31〜35において、連結部材39aには、一対のガイド板38が固定され、互いに対向する支持部材37側面に沿って配置されている。同ガイド板38の内側面には、複数の突条38aがX方向に向かって延出され、同突条38aにより、ネックハンガー36にて吊下げされたプラスチックボトルBの側部をガイドする。
【0037】
又、前記マガジン部30のX方向側には、図1に示すようにストッパ装置24が設けられている。ストッパ装置24は、搬送装置10の正面位置にのみ配置され、図示しない空圧シリンダ等の駆動によって、図1に示す閉鎖位置と、二点鎖線で示す、開放位置との間を前後に移動する。ストッパ装置24が閉鎖位置に位置するときには、列収納部31〜35のうち、そのときに搬送装置10から搬入を許容された1つの列収納部内に搬入されたプラスチックボトルBのX方向への移動を阻止し、開放位置に位置するときには、その移動を許容する。
【0038】
すなわち、ストッパ装置24は、列収納部31〜35にプラスチックボトルBが搬送装置10にて収納される時には、閉鎖位置に位置する。又、収納されたプラスチックボトルBがマガジン部移動機構40にてY方向に移動するときには、開放位置に位置する。この位置制御は、前記図示しない空圧シリンダに空圧を供給する制御バルブを、図示しない制御装置が開閉制御することにより行われる。
【0039】
次に、マガジン部移動機構40を説明する。
図3に示すように機枠21の下部にはY方向に伸びる一対の梁材22が設けられ、同梁材22上には、同じくY方向に延びたレール48が固定されている。同レール48上には、スライダ49を介して前記移動枠体39がY、反Y方向に移動自在に摺動可能とされている。前記機枠21の下部には図1に示すように駆動モータ41が固定され、同駆動モータ41の出力軸は、減速ギヤボックス42に連結されている。減速ギヤボックス42の出力軸には駆動プーリ43が固定されている。又、前記梁材22間を連結する連結材23上には、被動プーリ44が回転自在に支持されている。駆動プーリ43と被動プーリ44間には無端状のタイミングベルト47aが巻回されている。
【0040】
前記被動プーリ44の回転軸には、第1プーリ45が一体に固定され、被動プーリ44と一体回転可能とされている。又、第1プーリ45と同一高さにおいて、機枠21には、図3に示すように第2プーリ46が回転自在に支持されている。前記第1プーリ45と第2プーリ46間には無端状のタイミングベルト47bが巻回されている。同タイミングベルト47bの上行部は、前記移動枠体39に連結されている。そして、前記駆動モータ41の正逆回転により、駆動プーリ43、被動プーリ44、タイミングベルト47a、第1プーリ45、第2プーリ46、タイミングベルト47bを介して移動枠体39は、図3に示す最Y側位置α1と最反Y側位置α2の間において、Y方向、反Y方向を往復移動する。なお、図3において、α1及びα2は、図3においては、移動枠体39の右側縁部の位置を示している。
【0041】
又、図示しない制御装置の制御により、駆動モータ41が断続的に駆動停止を繰り返すことにより、マガジン部30の第1列収納部31〜第5列収納部35がそれぞれ前記搬送装置10のゲート部Gに対向配置可能とされている。
【0042】
次にプッシャ部50について説明する。
プッシャ部50は、第1プッシャ機構50Aと第2プッシャ機構50Bとにより構成されている。プッシャ部50はプッシャ手段を構成する。
【0043】
第1プッシャ機構50Aと第2プッシャ機構50Bとは図3において、左右対称に構成されているところが異なるのみで基本的構成は同一のため、第1プッシャ機構50Aを中心に説明する。そして、第2プッシャ機構50Bの各構成部材は、第1プッシャ機構50Aの構成部材と同一符号を付してその説明を省略する。
【0044】
図3に示すように前記梁材22の上方において、機枠21を構成する上部梁材21aにはX方向に延びた機構部ケース51が設けられている。又、同機構部ケース51に近接した機枠21の上部には駆動モータ52が固定され、同駆動モータ52の出力軸は、減速ギヤボックス53に連結されている。減速ギヤボックス53の出力軸には駆動プーリ54が固定されている。
【0045】
一方、機構部ケース51の下方はX方向に延びた開口部51aが形成されている。機構部ケース51内には、図1に示すようにX方向において離間された一対のプーリ56a,56bが回動自在に支持されている。一方のプーリ56aは、前記第1列収納部31〜第5列収納部35の反X方向側端部の位置よりも反X方向寄りに位置し、他方のプーリ56bはX方向側端部の位置よりもX方向寄り位置に位置している。両プーリ56a,56b間には、図1に示すように無端状のタイミングベルト57bが巻回されている。又、プーリ56aの回転軸には、被動プーリ55が固定されている。そして、前記駆動プーリ54と被動プーリ55間には、無端状のタイミングベルト57aが巻回されている。
【0046】
前記タイミングベルト57bの下行部にはプッシャ取付部材58が固定されて、機構部ケース51の開口部51aから下方に突出されている。プッシャ取付部材58の下部は、Y方向に張り出し形成され、その張出し部には等間隔に4個のプッシャバー59が固定されている。各プッシャバー59は、前記第1列収納部31〜第5列収納部35のネックハンガー36間の間隙を通過可能な幅を有している。又、各プッシャバー59の間隔(ピッチ)は、前記ネックハンガー36同士が形成する間隙間の距離(ピッチ)と同じとされ、いずれのプッシャバー59も前記ネックハンガー36間を支障無く通過できる間隔とされている。
【0047】
そして、前記定量部20のマガジン部30が図3に示す最Y側位置α1に位置している場合には、第1列収納部31〜第4列収納部34が対応位置するようにプッシャバー59は配置されている。
【0048】
なお、第2プッシャ機構50Bのプッシャバー59は、前記定量部20のマガジン部30が図3に示す最反Y側位置α2に位置している場合には、第2列収納部32〜第5列収納部35が対応位置するように配置されている。
【0049】
又、前記プッシャバー59は、図1に示すように駆動モータ52の停止時には、待機位置β1又はプッシュ作動後位置β2の位置に位置する。なお、プッシャバー59が待機位置β1に位置するときは、列収納部31〜35のうち、搬送装置10のゲート部Gに対向配置されて搬送装置10からのプラスチックボトル搬入を許容された1つの列収納部と、プッシャバー59とはY方向において離間しているため、搬送装置10から搬入されるプラスチックボトルBとプッシャバー59とが干渉することはない。
【0050】
又、プッシュ作動後位置β2にプッシャバー59が位置するときには、後記するインフィード部60にプッシャバー59が干渉しない位置である。
そして、第1プッシャー機構50Aのプッシャバー59は、図示しない制御装置の制御により駆動モータ52が正転されると、減速ギヤボックス53、駆動プーリ54、被動プーリ55、プーリ56a,56b、タイミングベルト57a,57bを介して待機位置β1から、プッシュ作動後位置β2まで移動する。と同時に、プッシュ作動後位置β2に位置した第2プッシャ機構50Bのプッシャバー59は、図示しない制御装置の制御により、同位置β2から待機位置β1に復帰するように、駆動モータ52が逆転される。
【0051】
又、第2プッシャー機構50Bのプッシャバー59は、図示しない制御装置の制御により駆動モータ52が正転されると、減速ギヤボックス53、駆動プーリ54、被動プーリ55、プーリ56a,56b、タイミングベルト57a,57bを介して待機位置β1から、プッシュ作動後位置β2まで移動する。と同時に、プッシュ作動後位置β2に位置した第2プッシャ機構50Aのプッシャバー59は、図示しない制御装置の制御により、同位置β2から待機位置β1に復帰するように、駆動モータ52が逆転される。
【0052】
次にインフィード部60について説明する。
インフィード部60は、第1インフィード機構60Aと第2インフィード機構60Bとにより構成されている。
【0053】
第1インフィード機構60Aと第2インフィード機構60Bとは図4に示すように、同一構成であるため、第1インフィード機構60Aを中心に説明する。なお、第2インフィード機構60Bは、特に断らない限り、その各構成部材は、第1インフィード機構60Aの構成部材と同一符号を付してその説明を省略し、作用的に相違のある部分についてのみ適宜説明する。
【0054】
第1インフィード機構60Aは、昇降機構61と開閉ハンガー機構73とにより構成されている。
昇降機構61について説明すると、インフィード部60の機枠(図示しない)に設けられた上部横架材62はX方向に延びて配置されている。上部横架材62は一対のガイド筒69が固定されている。各ガイド筒69には、スライド棒70が上下方向に摺動自在に内嵌されている。両スライド棒70の上下両端部は連結部材71a,71bにて連結されている。
【0055】
前記上部横架材62には図1に示すように駆動モータ63が固設されている。駆動モータ63の出力軸は、図示しない減速ギヤボックスに接続されている。減速ギヤボックスの出力軸は上部横架材62上の一対の軸受65にて回動自在に支持された回転軸64に連結されている(図1参照)。回転軸64の両端には一対の駆動プーリ66が固定されている。又、上部横架材62には、軸受板72が固設され、同軸受板72には上下に一対の方向転換プーリ67が回動自在に支持されている。
【0056】
前記連結部材71a,71b間には、タイミングベルト68の両端がそれぞれ固定され、同タイミングベルト68は、図4に示すように前記駆動プーリ66、一対の方向転換プーリ67に巻装されている。そして、前記駆動モータ63が正逆回転することにより、回転軸64、駆動プーリ66等が回転され、タイミングベルト68を介してスライド棒70が上昇下降する。
【0057】
そして、後記する開閉ハンガー機構73は、前記駆動モータ63の正逆回転駆動により、図4に示す上昇位置γ1と下降位置γ2との間を移動する。なお、図示されている上昇位置γ1及び下降位置γ2は、連結板80L,80Rのそれぞれの位置を示している。ここで、上昇位置γ1は、後記する開閉ハンガー機構73の収納部のネックハンガー片81R,81Lの高さが定量部20のマガジン部30の各列収納部31〜35のネックハンガー36と同一高さとなる位置である。又、下降位置γ2とは、後記する開閉ハンガー機構73の収納部のネックハンガー片81R,81Lにより吊下げ支持されたプラスチックボトルBが、アキュームレートコンベア95に載置できる高さとされている。
【0058】
次に、開閉ハンガー機構73について説明する。
図4に示すように前記連結部材71bの下面両側には一対のブラケット75が対向して固設されている。同ブラケット75の前端部(X方向側端部)及び後端部(反X方向側端部)間には、それぞれ一対のガイド棒77R,77Lが互いにY方向に向かって平行に並んで固設されている(図1参照)。
【0059】
又、連結部材71bには、一対の空圧シリンダ74R,74Lが固設されている(なお、図6,図7においては、空圧シリンダ74R,74Lのみ図示され、連結部材71bは省略されている。)。両空圧シリンダ74R,74Lのシリンダロッドは互いに反対方向(Y方向及び反Y方向)に駆動される。
【0060】
同空圧シリンダ74R,74Lにより左ハンガー部76R,76Lが同期して互いに反対方向にそれぞれ駆動される。空圧シリンダ74L,74Rは駆動手段を構成する。
【0061】
なお、左ハンガー部76Lと右ハンガー部76Rとは同様な構成であるため、以後は左ハンガー部76Lの構成を中心に説明する。そして、特に断らない限り右ハンガー部76Rの構成部材は、同一の形状、大きさを備えているものとし、右ハンガー部76Rを構成する各部材には、左ハンガー部76Lの各構成部材の符号に付される「L」の代わりに「R」の符号を付す。
【0062】
前記ガイド棒77Lには図5に示すようにスライドブロック78Lが摺動可能に嵌合され、Y、反Y方向に移動可能である。前記スライドブロック78Lの両端面には図6、図7に示すように一対の支持板79Lが固設されている。連結板80Lは前記各支持板79Lの下部に固定支持されている。
【0063】
又、支持板79Lのうち、一方の支持板79Lの上部は上方に延出され、空圧シリンダ74Lのシリンダロッドに連結されている。同空圧シリンダ74Lの作動により、スライドブロック78Lはガイド棒77Lに沿ってガイドされて往復移動可能である。
【0064】
前記連結板80L下面には、図6、図7に示すようにY方向において等間隔に4つのネックハンガー片81Lが固設されている。同ネックハンガー片81Lは、断面L字状に形成され、そのX方向長さは、この実施形態では、20本のプラスチックボトルBが一列状に並ぶことができる長さとされている。なお、右ハンガー部76Rのネックハンガー片81Rは断面逆L字状に形成されている。
【0065】
前記空圧シリンダ74L,74Rは、互いにシリンダロッドを収縮作動させたとき、両ネックハンガー片81L,81Rを把持位置にそれぞれ位置させて、プラスチックボトルBの首部を把持可能としている。この把持位置とは、両ネックハンガー片81L,81Rの互いに対抗する端部が、プラスチックボトルBの首部の直径よりも若干長い距離であって、かつ首部のフランジBaよりも短い距離の間隙を介して離間した位置である。
【0066】
そして、この間隙の距離(長さ)は、前記定量部20のネックハンガー35の係合端部間の所定間隔と略同一とされている。すなわち、把持位置のネックハンガー片81L,81Rは、プラスチックボトルBのフランジBaが係止して吊下げ支持可能とされ、かつその対抗端部間の間隙がプラスチックボトルBの首部が通過可能とされている。
【0067】
前記ネックハンガー片81L,81Rは第2吊下げ手段及び把持部材を構成する。
又、前記空圧シリンダ74L,74Rは、互いにシリンダロッドを伸張作動させたとき、両ネックハンガー片81L,81Rを解放位置にそれぞれ位置させて、プラスチックボトルBの首部を解放可能としている。この解放位置とは、両ネックハンガー片81L,81Rの互いに対抗する端部が、プラスチックボトルB首部のフランジBaよりも若干長い距離にて離間した位置である。
【0068】
そして、各ネックハンガー片81L,81Rにて、収納部90が4列分形成され、各収納部90にて定量部20の列収納部から送り出されてきたプラスチックボトルBを受入可能とされている。
【0069】
すなわち、開閉ハンガー機構73が図4に示す上昇位置γ1に位置しているときには、両ネックハンガー片81L,81Rは、図1に示すように前記定量部20のネックハンガー36と同じ高さに位置するように設定されている。そして、第1インフィード機構60Aの開閉ハンガー機構73が上昇位置γ1に位置し、かつ、第1インフィード機構60Aの各列毎に対応した両ネックハンガー片81L,81Rが把持位置に位置しているときにおいては、最Y側位置α1に位置した定量部20における第1列収納部31〜第4列収納部34のネックハンガー36に吊り下げ支持されたプラスチックボトルBを受入可能とされている。
【0070】
なお、第2インフィード機構60Aの開閉ハンガー機構73が上昇位置γ1に位置し、かつ、第2インフィード機構60Aの各列毎に対応した両ネックハンガー片81L,81Rが把持位置に位置しているときにおいては、Y側位置α1に位置した定量部20における第2列収納部32〜第5列収納部35のネックハンガー36に吊り下げ支持されたプラスチックボトルBを受入可能とされている。
【0071】
次に、両インフィード機構60A,60Bのそれぞれに付設されるストッパ83について説明する。
ストッパ83は、各インフィード機構60A,60Bの各収納部90において、X方向側端部側にそれぞれ配置されている。同ストッパ83は、連結部材71bに対して図示しないブラケットを介して固定された空圧シリンダ84と、同空圧シリンダ84のシリンダロッドに固定されたストッパ板84aとを備えている。そして、4つの空圧シリンダ84のうち、1つ置きに位置する空圧シリンダ84のシリンダロッドは、隣接する他の空圧シリンダ84のシリンダロッドよりもプラスチックボトルBの半径分伸長量を長くして保持されている。このことにより、収納部90に移動されたプラスチックボトルB列は、隣接する他の収納部90に対して図2に示すように千鳥状に配置される。なお、これらの空圧シリンダ84の伸長量は、プラスチックボトルBの容器の径に応じて変更され、そのストッパ板84aの位置が変位する。
【0072】
又、各収納部90には、一対の側部ガイド85が連結部材71bに対して図示しないブラケットを介して固定されている。同各収納部90の側部ガイド85は、図7に示すように各収納部90にて吊下げ支持されたプラスチックボトルBの両側部をガイドする。
次に、インフィード部60の第1インフィード機構60A、第2インフィード機構60Bの下方には、アキュームレートコンベア95が設けられている。アキュームレートコンベア95はY方向に延びており、第1インフィード機構60A、第2インフィード機構60Bから送出されたプラスチックボトルBをY方向に搬出する。すなわち、アキュームレートコンベア95は、従来例と同様に、4列分のプラスチックボトルB群をアキュームレート領域に搬出する。なお、アキュームレート領域では、コンベア上の枠体(図示しない)内に搬入される。この枠体は、図示しないパレットの1段分に載置可能な容量(個数)分(1段分載置個数という)の容器を収納可能とされている。そして、枠体内に1段分段載置個数に達した後、図示しない移動機構にて、枠体がパレットに向かって移動される。
【0073】
なお、前記各部における駆動モータ41,52,63、空圧シリンダ74L,74Rは図示しない制御装置(シーケンサ、又はCPU等)により好適に制御される。
【0074】
(実施形態の作用)
次に上記のように構成されたインフィード装置1の作用について説明する。なお、以下の各部の作動は特段の断りがなくても図示しない制御装置により制御されているものとする。
【0075】
又、説明の便宜上、定量部20の第1列収納部31〜第5列収納部35には、プラスチックボトルBが収納されていないものとし、第1列収納部31が、搬送装置10のゲート部Gに対向するように移動枠体39が位置しているものとする。又、ゲート部Gを介してプラスチックボトルBが搬入される列収納部に相対するストッパ装置24は、図1の実線で示す閉鎖位置に位置している。又、インフィード部60の第1インフィード機構部60A,第2インフィード機構部60BにもプラスチックボトルBが収納されていないものとする。
【0076】
(定量部20、プッシャ部50の作動)
まず、以下には、定量部20及びプッシャ部50の1サイクル分について説明する。
【0077】
さて、開閉ストッパ12を開放状態にして、搬送装置10により搬送されてくるプラスチックボトルBは、ゲート部Gを介して定量部20の第1列収納部31に収納される。このとき、プラスチックボトルBは、首部のフランジBaがネックハンガー36に係止されることにより、吊下げ支持される。又、先頭のプラスチックボトルBは、後ろから搬入されるプラスチックボトルBに押圧されて、ストッパ装置24に当接係止されるまで、移動する。そして、この第1列収納部31に対して、第1列収納部31の所定容量分(この実施形態では、20本)のプラスチックボトルBが収納されると、ゲート部Gが開閉ストッパ12にて閉じられ、プラスチックボトルBの搬送装置10からの搬入が停止される。又、ストッパー装置24は開放位置に移動する。この開閉ストッパ12の閉成作動は、第1列収納部31に納入されたプラスチックボトルBのうち、最後尾のプラスチックボトルBが所定位置に位置しているか否かを、図示しないフォトセンサ等によって検出し、その時の検出信号に基づいて、図示しない制御装置が開閉ストッパ12を閉成制御することにより行われる。
【0078】
次に、駆動モータ41が駆動されることにより、マガジン部移動機構40が作動され、搬送装置10のゲート部Gに対して第2列収納部32が対向するように移動枠体39がY方向に所定量移動された後、停止される。このとき、ストッパ装置24と第2列収納部32とが対向する。この後、ストッパ装置24が閉鎖位置に移動され、搬送装置10のゲート部Gの開閉ストッパ12が開放され、前記第1列収納部31と同様にして、1列状態で搬送されてくるプラスチックボトルBを、ゲート部Gを介して第2列収納部32に収納する。
【0079】
以下、同様にして、第2列収納部32に対してプラスチックボトルBを所定容量収納すると、開閉ストッパ12を閉成作動し、ストッパー装置24が閉鎖位置から開放位置へ移動する。なお、以後の説明では、ストッパ装置24は、上記と同様に列収納部がゲートGに対向配置される前後において、特段の説明がなくても開放位置及び閉鎖位置を移動するものとし、説明の便宜上、ストッパ装置24の作動の説明は省略する。
【0080】
以後、同様に、前の列収納部に対してプラスチックボトルBが収納を完了すると、マガジン部移動機構40の作動により、移動枠体39がY方向に移動されて第3列収納部33、第4列収納部34、及び第5列収納部35に対してもプラスチックボトルBが収納される。又、開閉ストッパ12、及びストッパ装置24も対向した列収納部毎に同様に開閉作動、及び、所定位置(開放位置、閉鎖位置)への往復作動を行なう。なお、以後の説明では、ストッパ装置24は上記と同様に列収納部がゲートGに対向配置される前後において、開放位置及び閉鎖位置を移動するものとし、説明の便宜上、ストッパ装置24の作動の説明は省略する。
【0081】
移動枠体39が最Y側位置α1に位置したとき、すなわち第5列収納部35が搬送装置10のゲート部Gに対向したとき、第1列収納部31〜第4列収納部34が収納しているプラスチックボトルBの吊下げされた首部が第1プッシャ機構50Aの各プッシャバー59の移動軌跡線上に位置する。
【0082】
なお、このとき、インフィード部60の第1インフィード機構60Aは上昇位置γ1に位置し、且つ、第1インフィード機構60Aの各列毎に対応した両ネックハンガー片81L,81Rが把持位置に位置している。
【0083】
そして、前記第5列収納部34においてプラスチックボトルBが収納している間に、図3に示す第1プッシャ機構50Aの駆動モータ52が正転されて、待機位置β1に位置していたプッシャバー59がプッシュ作動位置β2迄移動する。この結果、第1列収納部31〜第4列収納部34の各列のプラスチックボトルBは、インフィード部60の第1インフィード機構60Aの各列の収納部に収納される。すなわち、第1インフィード機構60Aのネックハンガー片81L,81Rにて、各列のプラスチックボトルB群は吊下げ支持される。なお、各列のプラスチックボトルB群は、先頭のプラスチックボトルBが、第1インフィード機構60Aのストッパ板84aに当接されることにより、停止する。
【0084】
上記のように第1列収納部31〜第4列収納部34の各列のプラスチックボトルBが搬出されると同時に、図3に示す第2プッシャ機構50Bの駆動モータ52が逆転されて、プッシュ作動位置β2に位置していたプッシャバー59が待機位置β1迄移動する。
【0085】
この後、駆動モータ41が前記とは逆転駆動されることにより、マガジン部移動機構40が反Y方向に作動され、搬送装置10のゲート部Gに対して第4列収納部32が対向するように移動枠体39が反Y方向に所定量移動された後、停止される。
【0086】
この後、搬送装置10のゲート部Gの開閉ストッパ12が開放され、前記第5列収納部35と同様にして、1列状態で搬送されてくるプラスチックボトルBを、ゲート部Gを介して第4列収納部34に収納する。以下、同様にして、第4列収納部32に対してプラスチックボトルBを所定容量収納すると、開閉ストッパ12を閉成作動し、ストッパー装置24が開放される。
【0087】
以後、同様に、前の列収納部に対してプラスチックボトルBが収納を完了すると、マガジン部移動機構40の作動により、移動枠体39が反Y方向に移動されて第3列収納部33、第2列収納部32、及び第1列収納部31に対してもプラスチックボトルBが収納される。
【0088】
そして、今度は移動枠体39が最反Y側位置α2に位置したとき、すなわち第1列収納部35が搬送装置10のゲート部Gに対向したとき、第2列収納部32〜第5列収納部35が収納しているプラスチックボトルBの吊下げされた首部が第2プッシャ機構50Bの各プッシャバー59の移動軌跡線上に位置する。
【0089】
なお、このとき、インフィード部60の第2インフィード機構60Bは上昇位置γ1に位置し、且つ、第2インフィード機構60Bの各列毎に対応した両ネックハンガー片81L,81Rが把持位置に位置している。
【0090】
この後、図3に示す第2プッシャ機構50Bの駆動モータ52が正転されて、待機位置β1に位置していたプッシャバー59がプッシュ作動位置β2迄移動する。この結果、第2列収納部32〜第5列収納部35の各列のプラスチックボトルBは、インフィード部60の第2インフィード機構60Bの各列の収納部に収納される。すなわち、第2インフィード機構60Bのネックハンガー片81L,81Rにて、各列のプラスチックボトルB群は吊下げ支持される。なお、各列のプラスチックボトルB群は、先頭のプラスチックボトルBが、第2インフィード機構60Bのストッパ板84aに当接されることにより、停止する。
【0091】
上記のように第2列収納部32〜第5列収納部35の各列のプラスチックボトルBが搬出されると同時に、図3に示す第1プッシャ機構50Aの駆動モータ52が逆転されて、プッシュ作動位置β2に位置していたプッシャバー59が待機位置β1迄移動する。
【0092】
以上のようにして、定量部20及びプッシャ部50の1サイクル分が終了する。
(インフィード部60の作動)
次に、前記のようにして定量部20及びプッシャ部50の1サイクル分の作動中において、インフィード部60の作動を図8(a)〜図8(d)を参照して説明する。
【0093】
さて、上記のようにしてプッシャ部50の第1プッシャ機構50Aにて押出されたプラスチックボトルBが、第1インフィード機構60Aの各列の収納部に収納されると(図8(a)参照)、次に第1インフィード機構60bの各列の収納部にプラスチックボトルBが収納されるまで待機する。
【0094】
次に、プッシャ部50の第2プッシャ機構50Bにて押出されたプラスチックボトルBが、第2インフィード機構60Bの各列の収納部に収納される(図8(b)参照)。
【0095】
両インフィード機構60A,60Bの各列収納部にプラスチックボトルBが収納されると、両インフィード機構60A,60Bの上昇位置γ1に位置していた開閉ハンガー機構73は駆動モータ63が作動することにより、下降位置γ2に移動される(図8(c)参照)。
【0096】
そして、両インフィード機構60A,60Bの開閉ハンガー機構73が下降位置γ2に位置すると、空圧シリンダ74L,74Rのシリンダロッドを伸長作動されて、ネックハンガー片81L,81Rが解放位置に位置する。この結果、両ネックハンガー片81L,81Rにて把持されていたプラスチックボトルBが解放される。このため両インフィード機構60A,60Bからそれぞれリリース(解放)された4列のプラスチックボトルBはアキュームレートコンベア95の作動により、Y方向へ移動し、図示しないアキュームレート領域へ搬出される(図8(d)参照)。
【0097】
又、プラスチックボトルBを解放した両インフィード機構60A,60Bの昇降機構61は駆動モータ63が逆転駆動されて、再び上昇位置γ1まで移動される。この上昇移動時において、空圧シリンダ74L,74Rが伸縮作動されることにより、ネックハンガー片81L,81Rが把持位置に復帰位置される。
【0098】
又、アキュームレートコンベア95は、各インフィード機構60A,60Bからリリースされたそれぞれの4列のプラスチックボトルB群をY方向に搬送し、コンベア95上の図示しない枠体(ワゴン)内に搬入する。なお、この枠体は、図示しないパレットの1段分に載置可能な容量(個数)分(1段分載置個数という)の容器を収納可能とされている。そして、枠体内に1段分段載置個数に達した後、図示しない移動機構にて、枠体がパレットに向かって移動される。
【0099】
次に、上記のように構成した実施形態の効果を以下に述べる。
(1) 本実施形態では、定量部20の第1列収納部31〜第5列収納部35には、プラスチックボトルBの首を把持して吊り下げ支持するネックハンガー36を備え、インフィード部60には、定量部20からプッシャ部50にて押出されたプラスチックボトルBの首を把持して吊下げ支持するネックハンガー片81L,81Rを形成した。この結果、定量部20からインフィード部60に搬送されたプラスチックボトルBが倒れることがなく、確実に定量部20からインフィード部60にプラスチックボトルBを搬出することができる。従って、プラスチックボトルBが倒れることがないため、高速化を図ることができる。
【0100】
(2) 本実施形態では、定量部20には第1列収納部31〜第5列収納部35を備えて、列収納部をプッシャ部50のプッシャバー59にて押出される列数よりも多くした。このため、プッシャ部50が列数分のプラスチックボトルB群を押出し作動している間においても、そのときにプッシャバー59にて押出されていない容器列収納部には、搬送装置10にて、プラスチックボトルBが搬入され、定量部20へのプラスチックボトルBの収納作業の効率化を図ることができる。
【0101】
(3) 本実施形態では、プッシャ部50は、第1プッシャ機構50Aと、第2プッシャ機構50Bとを備え、マガジン部移動機構40の作動により、移動枠体39の搬送装置10に対する相対移動によって、各プッシャ機構50A,50Bに所定列数分の列収納部が対応する毎に、各プッシャ機構50A,50Bが所定列数分のプラスチックボトルB群をそれぞれ下流に押出すようにした。この結果、第1プッシャ機構50Aと第2プッシャ機構50Bとを交互に作動させることによって、それぞれにおいて、所定列数のプラスチックボトルB群をインフィード部60に送出することができる。
【0102】
(4) 本実施形態では、インフィード部60は、各プッシャ機構50A,50Bに対向して、第1インフィード機構60A,及び第2インフィード機構60Bを設けた。この結果、各インフィード機構60A,60Bにより、定量部20の各プッシャ機構に対応して設けられているため、定量部20から個別に送出されてくる4列分のプラスチックボトルB群を受け入れることができ、このインフィード機構60A,60Bの個々の作動によって、アキュームレートコンベア95に対して複数列のプラスチックボトルB群をそれぞれ載置でき、高速化を図ることができる。
【0103】
(5) 本実施形態では、プッシャ部50のプッシャバー59は、プラスチックボトルBの上部を押圧するようにした。この結果、プラスチックボトルBは上部である首部のフランジBaにて吊下げ支持されているため、プラスチックボトルBが支持箇所に近い部分にて押圧されることから、プラスチックボトルBのプッシャバー59によって大きく傾動することがなく、円滑にプラスチックボトルB群を移動することができる。
【0104】
(6) 本実施形態では、インフィード部60は、開閉ハンガー機構73を昇降する昇降機構61を備え、開閉ハンガー機構73は、プッシャ部50のプッシャバー59にて押出されたプラスチックボトルBを把持する把持位置と、同容器を解放する解放位置間で開閉する一対のネックハンガー片81L,81Rと、前記ネックハンガー片81L,81Rを前記両位置の間で駆動する駆動手段である空圧シリンダ74L,74Rを備えるようにした。
【0105】
この結果、両ネックハンガー片81L,81RにてプラスチックボトルBを把持するときは、把持位置に位置させ、解放位置に位置させることによって、プラスチックボトルBをアキュームレートコンベア95に載置することができる。
【0106】
なお、本発明の実施の形態は前記実施の形態に限定されるものではなく下記のように実施してもよい。
(1) 前記実施形態では、搬送装置10は1列状態のプラスチックボトルbを搬送して、定量部20に送出したが、2列以上であってもよい。この場合、定量部20のマガジン部30では、4列の列収納部に限定するものではなく、5列、6列にしてもよい。
【0107】
(2) 前記実施形態では、プッシャ部50は第1プッシャ機構50A,及び第2プッシャ機構50Bから構成したが、3つ以上のプッシャ機構から構成してもよい。
【0108】
(3) 前記実施形態では、搬送装置10をエアーコンベアにて構成したが、ベルトコンベア、チェーンコンベア等の他のコンベアにて構成してもよい。
(4) 前記実施形態のインフィード部60の作動に変えて、下記インフィード部60の作動にしてもよい。このインフィード部60では、第1インフィード機構60Aと第2インフィード機構60Bとが交互に作動するものである。
【0109】
すなわち、プッシャ部50の第1プッシャ機構50Aにて押出されたプラスチックボトルBが、第1インフィード機構60Aの各列の収納部に収納されると、上昇位置γ1に位置していた開閉ハンガー機構73は駆動モータ63が作動することにより、下降位置γ2に移動される(図10(a)及び図10(b)参照)。
【0110】
そして、開閉ハンガー機構73が下降位置γ2に位置すると、空圧シリンダ74L,74Rのシリンダロッドを伸長作動されて、ネックハンガー片81L,81Rが解放位置に位置する。この結果、両ネックハンガー片81L,81Rにて把持されていたプラスチックボトルBが解放される。このため、第1インフィード機構60Aからリリース(解放)された4列のプラスチックボトルBはアキュームレートコンベア95の作動により、Y方向へ移動し、図示しないアキュームレート領域へ搬出される(図10(c)参照)。
【0111】
又、プラスチックボトルBを解放した第1インフィード機構60Aの昇降機構61は駆動モータ63が逆転駆動されて、再び上昇位置γ1まで移動される(図10(d)参照)。この上昇移動時において、空圧シリンダ74L,74Rが伸縮作動されることにより、ネックハンガー片81L,81Rが把持位置に復帰位置される。
【0112】
又、第2インフィード機構60Bにおいては、第1インフィード機構60Aの作動とは位相がずれた状態で、第1インフィード機構60Aと同様に収納部に収納したプラスチックボトルBをアキュームレートコンベア95に載置する。
【0113】
すなわち、図10(a)では、第2インフィード機構60Bにて、既にプラスチックボトルBがリリースされた状態であって、昇降機構61にて、開閉ハンガー機構73が既に上昇位置γ1に位置した状態を示している。
【0114】
そして、図10(b)では、第2インフィード機構60Bにて、解放された4列のプラスチックボトルBがアキュームレートコンベア95にてY方向に移動され、図10(c)では、定量部20からプラスチックボトルBを受け入れた状態を示している。
【0115】
そして、図10(d)では、昇降機構61により、下降位置γ2に移動した後、受け入れたプラスチックボトルBを解放する。
このようにして、第2インフィード機構60Bがアキュームレートコンベア95上に解放したプラスチックボトルBが、第1インフィード機構60Aの作動(特に下降時)に支障が無いように、第1インフィード機構60Aの下降作動以前に、第2インフィード機構60BによるプラスチックボトルBの解放が行われる。
【0116】
そして、第1インフィード機構60A及び第2インフィード機構60Bとが交互に4列のプラスチックボトルB群をアキュームレートコンベア95上に載置する。
【0117】
又、アキュームレートコンベア95は、それぞれの4列のプラスチックボトルB群をY方向に搬送し、コンベア95上の図示しない枠体(ワゴン)内に搬入する。なお、この枠体は、図示しないパレットの1段分に載置可能な容量(個数)分(1段分載置個数という)の容器を収納可能とされている。そして、枠体内に1段分段載置個数に達した後、図示しない移動機構にて、枠体がパレットに向かって移動される。
【0118】
(5) 前記実施形態では、搬送装置10にて搬送される列数は単数(1列)であったが、定量部20が列収納部の数よりも少なければ、複数列、例えば、2列或いは3列等にしてもよい。この場合には定量部20に設けるストッパー装置24の数を搬送装置10にて搬送される数に対応した個数にするものとする。
【0119】
次に、上記実施の形態から把握できる特許請求の範囲に記載された発明以外の技術的思想をその効果とともに記載する。
(1) インフィード部(60)の各インフィード機構(60A,60B)に設けられた昇降機構(61)は、各々の第2吊下げ手段(81L,81R)を同時に昇降するものである請求項5に記載のインフィード装置。こうすることにより各インフィード機構が同時に昇降し、容器を同時期に開放することができる。
【0120】
【発明の効果】
請求項1乃至請求項5に記載の発明によれば、倒ボトルが生ずる問題がなく、この結果、搬送速度の高速化ができる。
【0121】
請求項1の発明によれば、プッシャ部が所定列数分の容器群を押出し作動している間においても、そのときにプッシャ部にて押出されていない容器列収納部には、搬送手段にて、容器が搬入されるため、定量部への容器の収納作業の効率化を図ることができる。
【0122】
請求項2の発明によれば、複数のプッシャ機構とを交互に作動させることによって、それぞれにおいて、所定列数の容器群をインフィード部に送出することができる。
【0123】
請求項3の発明によれば、各インフィード機構が、定量部の各プッシャ機構に対応して設けられているため、定量部から個別に送出されてくる所定列数分の容器群を受け入れることができ、このインフィード機構の個々の作動によって、アキュームレートコンベアに対して複数列の容器群をそれぞれ載置でき、高速化を図ることができる。
【0124】
請求項4の発明によれば、容器は上部にて吊下げ支持されているため、容器の支持箇所に近い部分にて押圧されることから、押圧時に大きく傾動することがなく、円滑に容器を移動することができる。
【0125】
請求項5の発明によれば、一対の把持部材にて容器を把持するときは、把持位置に位置させ、解放位置に位置させることによって、容器をアキュームレートコンベアに載置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化したインフィード装置の概略側面図。
【図2】同じく概略平面図。
【図3】定量部の正面図
【図4】インフィード部の正面図。
【図5】同じくインフィード部の要部断面図。
【図6】同じく開閉ハンガー機構の作用を示す説明図。
【図7】同じく開閉ハンガー機構の作用を示す説明図。
【図8】(a)〜(d)はインフィード部の作用を示す説明図。
【図9】定量部のマガジン部の断面図。
【図10】他の実施形態における(a)〜(d)はインフィード部の作用を示す説明図。
【図11】従来のインフィード装置の概略平面図。
【図12】コンベアの断面図。
【図13】(a)〜(d)は振分け装置の作用を示す説明図。
【図14】インフィード部の作用を示す説明図。
【符号の説明】
10…搬送装置(搬送手段を構成する。)、20…定量部、30…マガジン部、31〜35…第1列収納部〜第5列収納部(容器列収納部を構成する。)、
36…ネックハンガー(第1吊下げ手段を構成する。)、
40…マガジン部移動機構、50…プッシャ部(プッシャ手段を構成する。)
50A…第1プッシャ部、50B…第2プッシャ部、
60…インフィード部、60A…第1インフィード機構、
60B…第2インフィード機構、61…昇降機構、73…開閉ハンガー機構、
74L,74R…空圧シリンダ(駆動手段を構成する。)、
81L,81R…ネックハンガー片(第2吊下げ手段及び把持部材を構成する。)、90…収納部、B…プラスチックボトル(容器を構成する。)。
Claims (5)
- 少数列の容器(B)群を搬送する搬送手段(10)と、
前記搬送手段(10)に対して搬送手段(10)の容器搬送方向を横切る方向に相対移動自在に配置され、前記搬送手段(10)にて搬送された容器(B)を、所定個数を列単位としたとき、複数列分の容器(B)群を収納する複数の容器列収納部(31〜35)を備えた定量部(20)と、
前記定量部(20)により所定列数に容器列がまとまった状態のとき、その所定列数分の容器(B)群を下流に押出すプッシャ手段(50)と、
前記プッシャ手段(50)にて押出された所定列数分の容器(B)群を受け入れ、その列数分の容器(B)群をアキュームレート領域に搬出するアキュームレートコンベア(95)上に載置するインフィード部(60)とを備えたインフィード装置において、
前記定量部(20)の容器列収納部(31〜35)には、容器の首を把持して吊り下げ支持する第1吊下げ手段(36)を備え、
前記インフィード部(60)には、定量部(20)からプッシャ手段(50)にて押出された容器(B)の首を把持して吊下げ支持する第2吊下げ手段(81L,81R)を備え、
前記定量部(20)の容器列収納部(31〜35)は、プッシャ手段(50)にて押出される所定列数よりも多く設けられ、プッシャ手段(50)が所定列数分の容器群を押出し作動している間においても、そのときにプッシャ手段(50)にて押出されていない他の容器列収納部には、搬送手段(10)にて、容器(B)が搬入されることを特徴とするインフィード装置。 - プッシャ手段(50)は、複数個のプッシャ機構(50A,50B)が設けられ、
定量部(20)の搬送手段(10)に対する相対移動によって、各プッシャ機構(50A,50B)に所定列数分の容器列収納部(31〜35)が対応する毎に、各プッシャ機構(50A,50B)が所定列数分の容器群を下流に押出すものである請求項1に記載のインフィード装置。 - インフィード部(60)は、各プッシャ機構(50A,50B)に対向して複数個設けられた、インフィード機構(60A,60B)を備えることを特徴とする請求項2に記載のインフィード装置。
- プッシャ手段(50)は、容器の上部を押圧するものである請求項1乃至請求項3のうちいずれかに記載のインフィード装置。
- インフィード部(60)は、第2吊下げ手段(81L,81R)を昇降する昇降機構(61)を備え、
前記第2吊下げ手段は、プッシャ手段(50)にて押出された容器(B)を把持する把持位置と、同容器を解放する解放位置間で開閉する一対の把持部材(81L,81R)と、前記把持部材を前記両位置の間で駆動する駆動手段(74L,74R)を備えたものである請求項1乃至請求項4のうちいずれかに記載のインフィード装置。
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