JP6411796B2 - 振分装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を振り分ける振分装置に関するものである。
従来、例えば下記の特許文献1に記載された振分装置が知られている。
この従来の振分装置は、コンベヤの搬入部で例えば1列状態に配置された物品をコンベヤの配列部で所定列数、例えば各列10個の4列の物品列に振り分けるものである。
この従来の振分装置は、機台に左右移動可能に設けられたトラバーサ本体と、このトラバーサ本体に設けられた固定ガイド部材と、搬入部とトラバーサ本体との間に設けられた導入ガイド部材と、トラバーサ本体に前後移動可能に設けられた可動ガイド部材とを含み、コンベヤの搬入部上で1列状態に配置された物品をコンベヤの配列部で各列10個の4列の物品列となるように振り分ける。
特開平10−77114号公報(図1)
そして、この種の振分装置においては、物品が安定的に振り分けられることが求められている。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、物品を安定的に振り分けることができる振分装置を提供することを目的とする。
求項記載の振分装置は、物品を搬送方向に搬送する搬送手段と、この搬送手段にて搬送中の物品を振り分ける振分手段と、この振分手段によって振り分けられた物品が通る複数の物品通路とを備え、前記振分手段は、前記搬送方向に沿った方向に移動可能な移動体と、この移動体に前記搬送方向と交差する方向に回動可能に設けられ、物品を案内する回動案内体と、前記移動体に設けられ、前記回動案内体からの物品を受け入れ、この受け入れた物品を案内して前記物品通路に向けて排出する複数の固定案内体とを有するものである。
請求項記載の振分装置は、請求項記載の振分装置において、移動体の搬送方向への前進および目標とする固定案内体側に向けた回動案内体の回動が完了した後に、前記回動案内体の回動角度を維持したまま前記移動体が後退するものである。
請求項記載の振分装置は、請求項または記載の振分装置において、固定案内体に設けられ、物品の通過個数をカウントするカウント手段を備えるものである。
請求項記載の振分装置は、請求項1ないしのいずれか一記載の振分装置において、移動体は、搬送手段の搬送速度に同調した速度で搬送方向に前進し、回動案内体は、前記移動中の移動体の前進が完了と同時又は完了する前に回動を完了するものである。
請求項記載の振分装置は、請求項1ないしのいずれか一記載の振分装置において、搬送手段の下流に配設され、前記搬送手段からの複数列の物品を受け入れて搬送する下流搬送手段と、この下流搬送手段の状態に応じて、前記搬送手段の搬送速度を変更するとともに前記移動体の移動速度を変更する制御手段とを備えるものである。
請求項記載の振分装置は、請求項1ないしのいずれか一記載の振分装置において、搬送手段は、立ち姿勢の物品の底面が載置される搬送面を有し、立ち姿勢の物品の底面を前記搬送面に対して空気吸引により固定する空気吸引手段を備えるものである。
請求項記載の振分装置は、請求項1ないしのいずれか一記載の振分装置において、移動体の反搬送方向への移動時に、物品への流体噴射により物品と回動案内体との間の摩擦を減少させる摩擦減少手段を備えるものである。
請求項8記載の振分装置は、物品を搬送方向に搬送する搬送手段と、この搬送手段にて搬送中の物品を振り分ける振分手段と、この振分手段によって振り分けられた物品が通る複数の物品通路とを備え、前記振分手段は、前記搬送方向に沿った方向に移動可能な移動体と、この移動体に前記搬送方向と交差する方向に回動可能に設けられ、物品を案内する回動案内体とを有し、前記移動体の前記搬送方向への前進および目標とする前記物品通路側に向けた前記回動案内体の回動が完了した後に、前記回動案内体の回動角度を維持したまま前記移動体が後退する振分装置であって、前記移動体の反搬送方向への移動時に、物品への流体噴射により物品と前記回動案内体との間の摩擦を減少させる摩擦減少手段を備えるものである。
本発明によれば、物品を安定的に振り分けることができる。
本発明の一実施の形態に係る振分装置の概略平面図である。 同上振分装置の概略側面図である。 同上振分装置の振分手段の側面図である。 同上振分手段の平面図である。 同上振分手段の正面図である。 図3におけるA−A断面図である。 図3におけるB−B断面図である。 同上振分装置の空気吸引手段を示す部分平面図である。 同上振分手段の動作フローチャート図である。 図9に続く動作フローチャート図である。 (a)ないし(f)は同上振分手段の動作説明図である。 (g)ないし(l)は図11に続く動作説明図である。 (m)ないし(r)は図12に続く動作説明図である。 本発明の他の実施の形態に係る振分装置の概略平面図である。 同上振分装置の要部側面図である。 同上振分装置の要部正面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る振分装置の要部正面図である。 同上振分装置の要部平面図である。 同上振分装置の要部側面図である。 同上振分装置の要部側面図である。
本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。尚、本明細書においては、上下、前後、左右等の記載は、物品Wの搬送面及び搬送方向を基準とする方向、位置関係を示すものとする。
図1および図2において、1は振分装置で、この振分装置1は、複数の物品Wを搬送しながら、それら複数の物品Wを第1列数(例えば1列)の列状態から第2列数(例えば3列)の列状態になるように振り分けるものである。
つまり、振分装置1は、例えばパレット(図示せず)への積付けのために、物品Wを水平な搬送方向に搬送しながら1列の状態から3列(複数列)の状態にするものである。なお、物品Wは、例えば合成樹脂製の容器であるペットボトルである。
振分装置1は、図1および図2に示されるように、物品Wを搬送面2aに載せて搬送方向に搬送する搬送手段2と、この搬送手段2の下流に配設され、搬送手段2からの複数列、すなわち例えば3列の物品Wを受け入れて搬送面3aに載せて搬送方向に搬送する下流搬送手段3とを備えている。
なお、下流搬送手段3は、ストッパ4が閉状態の場合にストッパ4より上流に物品Wが貯留される上流側物品貯留部分と、ストッパ4が開状態の場合に上流側物品貯留部分から搬出された所定個数の物品Wが物品押出手段(図示せず)によって下流搬送手段3の側方に位置するパレット(図示せず)上に押し出されて積み付けられる下流側物品送出部分とにて構成されている。
搬送手段2は、第1モータ6の作動に基づいて回行して物品Wを搬送する無端状の複数の第1搬送体7と、第2モータ8の作動に基づいて回行して物品Wを搬送する無端状の複数の第2搬送体9とを有している。中間の第1搬送体7の搬送方向長さ寸法は、残りの他の搬送体7,9よりも長く、1列の物品Wを搬送方向に搬送する幅狭状の搬送部10を有している。
下流搬送手段3は、それぞれ個別のモータ11の作動に基づいて回行して物品Wを搬送する無端状の複数の下流搬送体12を有している。これら下流搬送体12の搬送始端側は、搬送手段2の第1搬送体7の搬送終端側とラップしており、複数列の物品Wが第1搬送体7上から下流搬送体12上に乗り移る。なお、下流搬送手段3の搬送速度は、搬送手段2の搬送速度よりも遅くなるように設定される。
そして、物品(例えばペットボトル)Wは、これら搬送手段2および下流搬送手段3にて、立ち姿勢のまま載置搬送される。つまり、搬送手段2は立ち姿勢の物品Wの底面が載置される水平な搬送面2aを有し、下流搬送手段3は立ち姿勢の物品Wの底面が載置される水平な搬送面3aを有している。これら搬送面2a,3aには、多数の空気吸引用孔13が形成されている。
ここで図8に示すように、振分装置1は、物品Wが搬送途中で転倒しないように、立ち姿勢の物品Wの底面を搬送面2a,3aに対して空気吸引用孔13からの空気吸引により固定(吸着固定)する空気吸引手段15を備えている。
空気吸引手段15は、搬送面2a,3aの下方に配設された吸引ボックス16を有し、この吸引ボックス16には接続管17を介して空気吸引用の送風機(ブロワー)18が接続されている。
また、振分装置1は、図1および図2等に示されるように、搬送手段2上でこの搬送手段2にて搬送中の物品Wを1列から複数列、すなわち例えば3列に振り分ける振分手段21と、この振分手段21による振分後の物品Wを搬送方向に沿って案内する複数、すなわち例えば3つの案内手段22と、振分手段21による振分前の1列の物品Wを搬送方向に沿って案内する単一の単一案内手段23とを備えている。
なお、上流側固定案内手段である単一案内手段23は振分手段21よりも搬送方向上流に配設され、下流側固定案内手段である案内手段22は振分手段21よりも搬送方向下流に配設されている。
単一案内手段23は、物品Wを介して互いに離間対向する前後方向長手状で左右対をなす案内部(ガイド棒)26を有している。互いに平行な両案内部26は、物品Wを両側から挟むようにして案内するもので、案内部26の内面と物品Wの側面との接触により物品Wの立ち姿勢(搬送姿勢)が維持される。さらに、案内部26の前端には、回動案内体43の後端の上下の案内部63の間に挿入された突起状の物品導入部である導入ガイド25が設けられている。また、両案内部26間の距離は、物品Wの幅寸法に対応できるように、調整手段27によって自動調整可能となっている。調整手段27は、例えばモータ28、シャフト29および案内部取付板30等にて構成されている。
3つの各案内手段22は、単一案内手段23と同様、物品Wを介して互いに離間対向する前後方向長手状で左右対をなす案内部(ガイド棒)31をそれぞれ有している。互いに平行な両案内部31は、物品Wを両側から挟むようにして案内するもので、案内部31の内面と物品Wの側面との接触により物品Wの立ち姿勢(搬送姿勢)が維持される。また、両案内部31間の距離は、物品Wの幅寸法に対応できるように、調整手段32によって自動調整可能となっている。調整手段32は、例えばモータ33、シャフト34および案内部取付板35等にて構成されている。
これにより、これら3つの各案内手段22の左右の両案内部31間の空間部が、搬送手段2によって搬送される振分後の物品Wが通る物品通路であるレーン40(40a,40b,40c)となっている(図4参照)。つまり、左側の案内手段22の両案内部31間の空間部がレーン40aであり、右側の案内手段22の両案内部31間の空間部がレーン40cであり、左右方向中央側の案内手段22の両案内部31間の空間部がレーン40bである。
一方、振分手段21は、図3ないし図7に示すように、フレーム体41と、このフレーム体41に搬送方向に沿った前後方向に移動可能に設けられた移動体(台車)42と、この移動体42に後端側の上下方向の回動中心軸線Xを中心として搬送方向と交差する左右方向(搬送方向と直交する方向)に回動可能に設けられ、物品Wを案内する回動案内体(回動ガイド)43と、移動体42に案内手段(レーン40)22と対応するように固定的に設けられ、前方の案内手段22と対向して位置し、回動案内体43からの物品Wを受け入れ、この受け入れた物品Wを搬送方向に沿って案内して前方の案内手段(レーン40)22に向けて排出する複数、すなわち例えば3つの固定案内体(固定ガイド)44とを有している。
また、振分手段21は、移動体42をフレーム体41に対して前後方向に移動させる移動駆動体46と、回動案内体43を移動体42に対して左右方向に回動させる回動駆動体47とを有している。移動駆動体46は、例えば電動アクチュエータからなるもので、アクチュエータ本体部48と、このアクチュエータ本体部48に対して前後方向に移動するロッド部49とを有している。回動駆動体47は、例えば電動アクチュエータからなるもので、アクチュエータ本体部50と、このアクチュエータ本体部50に対して左右方向にスライド移動するスライド部53とを有している。
そして、この振分手段21では、複数の固定案内体44のうちの一の固定案内体44から対応する案内手段(レーン40)22に向けて物品Wが排出される一の状態から、それら複数の固定案内体44のうちの他の固定案内体44から対応する案内手段(レーン40)22に向けて物品Wが排出される他の状態に変更する際(レーン変更時)に、移動体42が移動駆動体46の作動に基づいて搬送手段2の搬送速度と同じ速度(略同じ速度を含む)で基準位置から前進位置まで前方(搬送方向)に移動し、回動案内体43が回動駆動体47の作動に基づいてその移動中の移動体42に対して一の固定案内体44側から他の固定案内体44側に向かって回動し、その後、移動体42が移動駆動体46の作動に基づいて前進位置から基準位置まで後方(搬送方向とは反対の反搬送方向)に移動する。
移動体42は、フレーム体41の左右1対のガイドレール部55に前後方向にスライド移動可能に設けられた平面視矩形状の移動本体部56を有している。移動本体部56の前後方向中間部から突出板部57が上方に向かって突出し、この突出板部57には、伸縮可能な移動駆動体46のロッド部49の先端が取り付けられている。
そして、移動駆動体46の伸び動作により移動体42が基準位置から前進位置まで搬送手段2の搬送速度と同じ速度で前方に移動し、また、移動駆動体46の縮み動作により移動体42が前進位置から基準位置まで後方に移動する。
回動案内体43は、移動体42の移動本体部56の後端部に回動支点部60を介して回動中心軸線Xを中心として左右方向に回動可能に設けられた前後方向長手状の回動板部61を有している。回動案内体43は、回動駆動体47の駆動により、移動体42の前進(搬送方向への移動)の完了と同時又は完了よりも前に目的のレーン40側への回動を完了する。回動板部61から取付板部62が下方に向かって突出し、この取付板部62の下部には、物品Wを介して互いに離間対向する前後方向長手状で左右対をなす案内部(ガイド棒)63が取付具64を介して取り付けられている。
互いに平行な両案内部63は、物品Wを両側から挟むようにして案内するもので、後端部に後方向左右外側に開く平面視ハ字状をなす物品受入部である受入ガイド59を有しており、案内部63の内面と物品Wの側面との接触により物品Wの立ち姿勢(搬送姿勢)が維持される。また、両案内部63間の距離L1は、物品Wの幅寸法に対応できるように、取付具64の操作によって手動で調整可能となっている(図7参照)。なお、例えば両案内部63間の距離L1を自動調整可能な調整手段を設けるようにしてもよい。
また、回動板部61の前端部上面には、前後方向にやや細長い直方体状をなす左右1対のコロガイド部65が取り付けられ、これら両コロガイド部65間に回動駆動体47のスライド部53とL型のブラケット51を介して結合されたコロ52が収納配設されている。このコロ52がコロガイド部65を押すことで回動案内体43が移動体42に対して回動支点部60の回動中心軸線Xを中心として回動する。
さらに、回動板部61の前後方向中間部の上面には立設板部66が立設され、この立設板部66には、回動中心軸線Xを中心とする円弧状の円弧ガイドレール部58にて案内される凹溝状の被ガイド部67が取り付けられている。円弧ガイドレール部58は、移動体42の移動本体部56の上面に取り付けられている。なお、これら円弧ガイドレール部58および被ガイド部67を設ける代わりに、例えば移動本体部56の上面を走行可能なタイヤ等の走行車輪を立設板部66に設けるようにしてもよい。
そして、回動駆動体47のスライド部53の一方向である左方向への移動により回動案内体43が回動中心軸線Xを中心として所定角度だけ左方向に回動し、また、回動駆動体47のスライド部53の他方向である右方向への移動により回動案内体43が回動中心軸線Xを中心として所定角度だけ右方向に回動する。
各固定案内体44は、移動体42の移動本体部56の前端部に下方に向かって突設された取付板部68を有している。取付板部68の下部には、物品Wを介して互いに離間対向する前後方向長手状で左右対をなす案内部(ガイド棒)70が取り付けられている。つまり、各固定案内体44が、物品Wを搬送方向に沿って案内する左右対をなす案内部70を有している。
ここで、固定案内体44の案内部70は、物品Wが案内手段22のレーン40へ直進するよう方向付けて排出できれば良いため、その前後方向長さ寸法は、回動案内体43の案内部63の前後方向長さ寸法よりも短く、例えば半分以下にすることができる。なお、実施の態様によっては、取付板部68にカウンターを残したまま案内部70を取り除くこともできる。
そして、この各固定案内体44の互いに平行な両案内部70は、物品Wを両側から挟むようにして案内するもので、案内部70の内面と物品Wの側面との接触により物品Wの立ち姿勢(搬送姿勢)が維持される。また、両案内部70間の距離L2は、物品Wの幅寸法に対応できるように、移動本体部56の長孔69を利用して取付板部68の左右位置を調整することによって手動で調整可能となっている(図5参照)。
なお、例えば両案内部70間の距離L2を自動調整可能な調整手段を設けるようにしてもよい。また、案内方向に長手状のガイド棒等のガイド部材からなる各案内部26,31,63,70は、物品Wの高さ寸法に対応できるように上下位置調整可能となっている。
さらに、振分装置1は、図2に示すように、搬送される物品Wの有無を検知する満杯検知用の複数の検知手段、すなわち例えば第1検知手段71、第2検知手段72および第3検知手段73を備えている。
各検知手段71,72,73は、例えば検知光を利用して物品Wの有無を検知してオンオフする回帰反射型の光電センサである。また、第3検知手段73は、各レーン40の案内手段22ごとに設けられた上下対をなす物品検知部73a,73bにて構成されている。上側の物品検知部73aが転倒検知用のものであり、下側の物品検知部73bが満杯検知用のものである。
また、振分装置1は、搬送される物品Wの有無を検知する検知手段74と、搬送される物品Wの有無を検知してこの検知結果に基づいて物品Wの通過個数をカウントするカウント手段75とを備えている。
検知手段74は、検知手段71,72,73と同様、例えば回帰反射型の光電センサで、振分手段21の回動案内体43の前端側に設けられている。その一方、カウント手段75は、振分手段21の固定案内体44の後端側に設けられている。
カウント手段75は、図5に示されるように、例えば検知光を利用して物品Wの首部の有無を検知してオンオフするとともに首部有りの検知によりオンして物品Wの通過個数をカウントする上側のカウント部75aと、検知光を利用して物品Wの胴部の有無を検知してオンオフする下側の転倒検知部75bとから構成されている。
上側のカウント部75aは、例えば回帰反射型の光電センサ等からなるもので、検知光の投光および受光をする投・受光器78と、検知光を反射する反射板79とを有している。投・受光器78は一方側である右側の固定案内体44に設けられ、反射板79は他方側である左側の固定案内体44に設けられている。
下側の転倒検知部75bも、カウント部75aと同じように、投・受光器88および反射板89とを有しているが、これら投・受光器88および反射板89は、カウント部75aとは配置が左右逆で、投・受光器88が左側の固定案内体44に設けられ、反射板89が右側の固定案内体44に設けられている。
また、振分装置1は、ストッパ4、モータ6,8,11,28,33および電動アクチュエータ46,47等を制御する制御手段77を備え、この制御手段77に検知手段71,72,73,74およびカウント手段75等が電気的に接続されている。
そして、第1検知手段71および第2検知手段72の両方のオン(物品Wの有りの検知)によりストッパ4が開状態となり、その結果、所定個数(例えば各列20個の3列の物品列)の物品Wが、図示しない物品押出手段側へ向けて搬送される。なお、物品Wの品種等によっては、第1検知手段71のみのオンでストッパ4が開状態となるようにしてもよい。
また、第3検知手段73の上下の物品検知部73a,73bの両方がオンの場合は正常であるが、上がオフで下がオンの場合は物品Wの転倒異常であり、この転倒異常発生時には制御手段77は搬送手段2を停止させる。
同様に、カウント手段75の上下のカウント部75aおよび転倒検知部75bの両方がオンの場合は正常であるが、上がオフで下がオンの場合は物品Wの転倒異常であり、この転倒異常発生時には制御手段77は搬送手段2を停止させる。
なお、カウント部75aが物品Wの首部付近に検知光を走らせて通過個数をカウントする理由は、物品Wの胴部付近では搬送方向に互いに隣り合う物品W間の距離が短くなり(例えば詰めて搬送される場合等)、誤検知を引き起こす場合があり、このような誤検知を回避するためである。また、カウント手段75は、カウント部75aおよび転倒検知部75bからなるものには限定されず、例えば転倒検知部75bを有さず、カウント部75aのみからなるものでもよい。
次に、振分装置1の作用等を説明する。
図9および図10は、振分手段21の動作フローチャート図であり、この図を参照して振分手段21の動作を説明する。
なお、搬送手段2の搬送速度(以下、適宜「コンベヤ速度」という)と、振分手段21の移動体42の前方移動速度(以下、適宜「移動体前進速度」という)の関係については、コンベヤ速度は、操作手段であるタッチパネルの操作によって、「1」〜「5」の5段階で速度切り替えが可能である。例えば「1」=18m/min〜「5」=22m/minである。移動体前進速度は、コンベヤ速度が設定されることで、同速の18〜22m/minとなる。
ただし、コンベヤ速度を「7」に設定した場合には、12m/min(高速)と10m/min(低速)の2速自動切り替えモードになり、下流搬送手段3の停止中は、低速の10m/minとなるので、この場合において、移動体42が前進するときには、その移動体前進速度は同速の10m/minである。このように、制御手段77は、下流搬送手段3の状態に応じて、コンベヤ速度を変更するとともに移動体前進速度を変更する。
図9に示すように、物品Wが振分手段21からレーンn(40a,40b,40cのいずれか一のレーン)に搬入供給される場合(ステップ1)、カウント手段(カウントセンサ)75は、物品Wの有りの検知(例えば首部有りの検知)によりオンして物品Wの通過個数をカウントする(ステップ2)。
そして、レーンnの下流側で物品Wが満杯か否かが判断され(ステップ3)、満杯でないと判断された場合には、カウント手段75のカウントによる通過個数が設定個数以上になったか否かが判断される(ステップ4)。
通過個数が設定個数以上になったと判断された場合には、カウント手段75による物品有りの検知後(カウント部75aのオン後)、設定時間(タイマ時間)経過したか否かが判断される(ステップ5)。なお、前記ステップ3で満杯と判断された場合には、本ステップ5に進む。
設定時間経過したと判断された場合には、移動体42がコンベヤ速度と同じ移動体前進速度での前方移動(前進)を開始すると同時に、回動案内体43がレーンn´(40a,40b,40cのいずれか他のレーン)側への回動を開始する(ステップ6)。なお、回動案内体43に設けた検知手段74による物品有りの検知を条件に、回動案内体43が回動を開始するようにしてもよい。
そして、コンベヤ速度が「7」に設定されているか否かが判断され(ステップ7)、「7」に設定されていると判断された場合には、下流搬送手段3が停止中か否かが判断される(ステップ8)。
下流搬送手段3が停止中であると判断された場合には、移動体前進速度が低速(例えば10m/min)となる(ステップ9)。
そして、レーンn´側への回動案内体43の回動が完了すると(ステップ10)、カウント手段75がカウントをクリアする(ステップ11)。なお、前記ステップ7で、コンベヤ速度が「7」でなく、「1」〜「5」のいずれかに設定されている場合は、前記ステップ10に進む。
その後、図10に示すように、移動体42が前進位置に到着して移動体42の前進が完了すると(ステップ12)、この移動体42の前進完了後、設定時間(タイマ時間)経過したか否かが判断される(ステップ13)。
設定時間経過したと判断された場合には、移動体42が後方移動(後退)を開始し(ステップ14)、その後、移動体42が基準位置に到着して移動体42の後退が完了する(ステップ15)。なお、移動体42の後退時において、回動案内体43は、レーンn´側を向いたまま、つまり回動案内体43の回動角度を維持したまま、その移動体42と一体となって後退する。
次いで、図11ないし図13は、振分手段21の動作説明図であり、この図を参照して振分手段21の動作を説明する。
図11(a)に示す状態では、移動体42が基準位置に位置し、回動案内体43が搬送方向に対して左側に傾斜してレーン40a(以下、適宜「第1レーン」といい、同様に、レーン40bを「第2レーン」といい、レーン40cを「第3レーン」という)側を向いた状態となっており、物品Wは、左側(図示上側)の固定案内体44からそれに対応する案内手段22に向けて排出されて、第1レーンに搬入供給されている。
そして、設定個数の物品Wが第1レーンに搬入されると、図11(b)および(c)に示すように、移動体42が基準位置から前進位置まで前方に移動するとともに、回動案内体43がその前方移動中の移動体42に対して右方向へ回動する。その結果、移動体42が前進位置に位置し、回動案内体43が搬送方向に沿って位置して目標とする第2レーン側を向いた状態となる。
このとき、移動体42は、基準位置から前進位置まで搬送手段2の搬送速度と同じ速度で前方に移動するため、回動案内体43内の物品Wは、この回動案内体43内に位置したままこの回動案内体43とともに第2レーン側へ回動する。また、固定案内体44内の物品Wは、この固定案内体44内に位置したままである。
その後、図11(d)、(e)および(f)に示すように、移動体42は、前進位置から基準位置まで後方に移動することで、後退を完了する。
このとき、回動案内体43は、移動体42に対して回動せず、第2レーン側を向いたままであるため、物品Wは、中央側の固定案内体44からそれに対応する案内手段22に向けて排出されて、第2レーンに搬入される。こうして、第1レーンから第2レーンへのレーン変更が行われる。
そして、設定個数の物品Wが第2レーンに搬入されると、上記と同様に、図12(g)〜(j)に示すように、第2レーンから第3レーンへのレーン変更が行われる。
その後、設定個数の物品Wが第3レーンに搬入されると、上記と同様に、図12(k)〜図13(n)に示すように、第3レーンから第2レーンへのレーン変更が行われる。
続いて、設定個数の物品Wが第2レーンに搬入されると、上記と同様に、図13(o)〜(r)に示すように、第2レーンから第1レーンへのレーン変更が行われる。
このように、この例では、「レーン1→2→3→2→1」の順でレーン変更が行われて、物品Wが各レーンに所定個数ずつ振り分けられる。
なお、例えば移動体42が基準位置から前進位置まで前方に移動する間に、回動案内体43が第3レーン側から第1レーン側に回動するようにすれば、レーン変更の順を「レーン1→2→3→1→2→3」とすることも可能である。
ここで、図11ないし図13において、移動体42の移動の際に単一案内手段23と回動案内体43との間にガイド棒等で案内されない状態で搬送される物品Wが存在することになるが、これらの物品Wは移動体42の後退時に回動案内体43に収容される。
これは、本実施の形態において、回動案内体43へ物品Wを導入する単一案内手段23の案内部26の前端部左右の間隔の中心と搬送方向が直行する延長線上に回動案内体43の回動中心軸線Xがあるため、物品Wの中心(略中心を含む)が案内部26を通過した後、回動案内体43の回動中心軸線Xの中心を通ることになり、その結果、回動中心軸線Xを介して左右に等間隔に設けられた回動案内体43の受入ガイド59および案内部63へ進入することによる。
つまり、物品Wは、単一案内手段23の案内部26の左右間隔の中心から回動案内体43の回動中心軸線Xまで、左右方向に乱れることなく搬送方向に沿って搬送されて直進し、移動体42が後退する際に回動案内体43の案内部63が搬送方向と平行な場合は回動案内体43の受入ガイド59および案内部63の左右間隔の中心を通るように収容され、回動案内体43の案内部63が搬送方向に対して左右いずれかに傾いている場合は受入ガイド59および案内部63によって、回動案内体43内へ方向付けられて収容されるからである。
上記の通り、単一案内手段23と回動案内体43との間に案内体を設けなくても本効果を得ることができるが、単一案内手段23と回動案内体43の間に伸縮可能な案内体を設けても良い。
そして、振分装置1によれば、物品Wを複数列に振り分ける振分手段21は、前後方向に移動可能な移動体42と、この移動体42に左右方向に回動可能に設けられた回動案内体43と、移動体42に固定的に設けられ回動案内体43からの物品Wを受け入れて案内して目標とする前方の案内手段(レーン40)22に向けて排出する複数の固定案内体44とを有するため、物品Wを安定的に振り分けることができ、よって、効率良くかつ安定した振分作業ができる。
また、従来のものに比べて、振分手段21の構成の簡素化、小型化を図ることができるとともに、コスト低減を図ることができる。
さらに、制御手段77による移動駆動体46および回動駆動体47の制御に基づいて、移動体42が搬送手段2の搬送速度に同調した速度で搬送方向に前進しながら、回動案内体43がその前進中の移動体42に対して回動するため、移動体42の前進開始時に回動案内体43内の先頭に位置した物品が、回動案内体47の前進と同調して移動する。これにより、物品がレーン変更動作中に回動案内体43よりも前方に飛び出すことを防止でき、ガイド先端にストッパを設けることなく、物品Wを安定的に振り分けることができる。
また、搬送される立ち姿勢の物品Wの底面を搬送面2a,3aに対して空気吸引用孔13からの空気吸引により固定する空気吸引手段15を備えるため、物品Wの転倒を防止でき、物品Wをより一層安定的に振り分けることができる。
なお、振分装置1は、例えば図14ないし図16に示すように、振分手段21の移動体42の後方への移動時に、搬送手段2の搬送面2a上の物品Wへの流体噴射、すなわち例えば搬送面2aにて搬送中の立ち姿勢の物品Wの左右両側面に対する複数の噴射孔82からの空気噴射により、物品Wの側面と回動案内体43の案内部63の内面との間の摩擦を減少させる摩擦減少手段81を備えるものでもよい。
この摩擦減少手段81は、物品Wを介して互いに離間対向する前後方向長手状でかつ角筒状の左右対をなすダクト83を有している。ダクト83は、回動案内体43の取付板部62に上下位置調整可能に取り付けられ、案内部63よりも上方に位置している。ダクト83の前後方向長さ寸法は、案内部63の前後方向長さ寸法と略同じである。
ダクト83の内側板部84には、このダクト83の長手方向に沿って1列で並ぶ複数の噴射孔82が形成されている。ダクト83の外側板部85には空気供給口部86が設けられ、この空気供給口部86には、ダクト83内に流体である空気を供給する流体供給部である空気供給部87が接続されている。空気供給部87は、例えば接続管および空気供給用の送風機(ブロワー)等にて構成されている。
そして、制御手段77による空気供給部87の制御に基づいて、移動体42の後方(反搬送方向)への移動時にのみ、左右両ダクト83の各噴射孔82から空気が物品Wに向けて噴射される。
すると、搬送手段2の搬送面2aにて搬送中の立ち姿勢の物品Wの両側面と両回動案内体43の案内部63の内面との間には若干の隙間90がそれぞれ生じ、その結果、物品Wと回動案内体43との間の摩擦が減少する。
したがって、移動体42の後方への移動時に、搬送手段2にて前方(搬送方向)へ移動中の物品Wが、回動案内体43の案内部63との接触によってこの案内部63から受ける力で後方へ戻されることを防止でき、物品Wをより一層安定的に振り分けることができる。
なお、上記いずれの実施の形態においても、1列を3列に振り分けるものには限定されず、例えば1列を4列以上に振り分けるものや、複数列をそれよりも多い複数列に振り分けるもの等でもよい。
また、例えば物品Wを案内する4つの案内部26,31,63,70に関し、これら案内部間の距離が互いに連動するようにしてもよい。
また、これら互いに離間対向する左右の両案内部26,31,63,70は、物品Wの側面から例えば左右に1mm程度、間隔を空けて設けられている。つまり、これら互いに平行な両案内部(ガイド棒)は、物品Wを左右両側から挟持した状態で案内するものではなく、物品Wの両側面が両案内部の内面に常に擦れながら物品Wが搬送手段2にて搬送されるものではない。もっとも、物品Wの種類等によっては、両案内部が物品Wを左右両側から挟持した状態で案内するようにしてもよい。
さらに、例えば図17ないし図20に示すように、検知光を利用して物品Wの通過個数をカウントする光学系のカウント手段75が、物品Wの高さ寸法に対応できるように固定案内体44に上下位置調整可能に設けられた構成でもよい。
このカウント手段75は、互いに離間対向する投・受光器78および反射板79を有するカウント部75aのみからなるものである。投・受光器78は、一方側である右側の固定案内体44の取付板部68に取り付けた支柱部91に上下位置調整可能に設けられ、操作レバー92の操作によって支柱部91に対して固定および固定解除可能となっている。また同様に、反射板79は、他方側である左側の固定案内体44の取付板部68に取り付けた支柱部93に上下位置調整可能に設けられ、操作レバー94の操作によって支柱部93に対して固定および固定解除可能となっている。
そして、この構成では、大きさが異なる種々の物品Wの高さ寸法に応じて、カウント手段75の上下位置を調整することができるため、カウント手段75にて物品Wの首部の有無を適切に検知でき、誤検知を防止できる。
なお、種々の物品Wの高さ寸法に応じた複数の検知手段を取り付けても良い。
また、いずれの実施の形態においても、検知手段71,72,73,74やカウント手段75等に用いる光電センサは、回帰反射型には限定されず、例えば透過型や拡散反射型等でもよい。
さらに、振分手段21は、固定案内体44を有するものには限定されず、例えば固定案内体44を有さず、回動案内体43が物品Wを案内して目標とするレーン40に向けて排出するもの等でもよい。
なお、本発明のいくつかの実施の形態およびその変形例について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、前記各実施の形態および各変形例を適宜組み合わせることも可能である。
1 振分装置
2 搬送手段
2a 搬送面
3 下流搬送手段
15 空気吸引手段
21 振分手段
40 物品通路であるレーン
42 移動体
43 回動案内体
44 固定案内体
75 カウント手段
77 制御手段
81 摩擦減少手段
W 物品

Claims (8)

  1. 物品を搬送方向に搬送する搬送手段と、
    この搬送手段にて搬送中の物品を振り分ける振分手段と、
    この振分手段によって振り分けられた物品が通る複数の物品通路とを備え、
    前記振分手段は、
    前記搬送方向に沿った方向に移動可能な移動体と、
    この移動体に前記搬送方向と交差する方向に回動可能に設けられ、物品を案内する回動案内体と、
    前記移動体に設けられ、前記回動案内体からの物品を受け入れ、この受け入れた物品を案内して前記物品通路に向けて排出する複数の固定案内体とを有する
    ことを特徴とする振分装置。
  2. 移動体の搬送方向への前進および目標とする固定案内体側に向けた回動案内体の回動が完了した後に、前記回動案内体の回動角度を維持したまま前記移動体が後退する
    ことを特徴とする請求項記載の振分装置。
  3. 固定案内体に設けられ、物品の通過個数をカウントするカウント手段を備える
    ことを特徴とする請求項または記載の振分装置。
  4. 移動体は、搬送手段の搬送速度に同調した速度で搬送方向に前進し、
    回動案内体は、前記移動中の移動体の前進が完了と同時又は完了する前に回動を完了する
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか一記載の振分装置。
  5. 搬送手段の下流に配設され、前記搬送手段からの複数列の物品を受け入れて搬送する下流搬送手段と、
    この下流搬送手段の状態に応じて、前記搬送手段の搬送速度を変更するとともに前記移動体の移動速度を変更する制御手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか一記載の振分装置。
  6. 搬送手段は、立ち姿勢の物品の底面が載置される搬送面を有し、
    立ち姿勢の物品の底面を前記搬送面に対して空気吸引により固定する空気吸引手段を備える
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか一記載の振分装置。
  7. 移動体の反搬送方向への移動時に、物品への流体噴射により物品と回動案内体との間の摩擦を減少させる摩擦減少手段を備える
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか一記載の振分装置。
  8. 物品を搬送方向に搬送する搬送手段と、
    この搬送手段にて搬送中の物品を振り分ける振分手段と、
    この振分手段によって振り分けられた物品が通る複数の物品通路とを備え、
    前記振分手段は、
    前記搬送方向に沿った方向に移動可能な移動体と、
    この移動体に前記搬送方向と交差する方向に回動可能に設けられ、物品を案内する回動案内体とを有し、
    前記移動体の前記搬送方向への前進および目標とする前記物品通路側に向けた前記回動案内体の回動が完了した後に、前記回動案内体の回動角度を維持したまま前記移動体が後退する振分装置であって、
    前記移動体の反搬送方向への移動時に、物品への流体噴射により物品と前記回動案内体との間の摩擦を減少させる摩擦減少手段を備える
    ことを特徴とする振分装置。
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