JP3565540B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真式の複写機、普通紙ファクシミリ装置、プリンタあるいはこれらの複合機等の画像形成装置に関し、更に詳しくは、電子写真方式の画像担持体上の潜像を顕像化するトナーを、気体との混合気として現像装置から離れた位置から現像装置に供給する構成を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真式の画像形成装置においては、画像担持体上の潜像に対して現像装置からトナーを供給することにより得たトナー像を転写紙上に転写、定着することによって画像形成を行っている。
ところで、画像形成装置の現像装置の小型化、構成の簡素化を図ると共に、トナー補給等のメンテナンス時における操作性を向上させるために、現像装置にトナーを供給する際に、空気との混合気として現像位置から離れた位置より現像装置に供給して、その空気をエアーフィルターを介して空気抜き孔より外部へ排出させることによりトナー飛散を防止するようにした技術は公知である(特開平7−219329号の公報を参照)。
然し、従来のこのような現像装置に用いられるエアーフィルターは、長期間の使用によりトナー等による目詰まりが発生して内圧の圧抜きの効果が薄れ、内圧の上昇によりトナーの飛散が発生して感光体や転写紙に飛散トナーが付着して画像品質が低下するという欠点があった。また、トナーの飛散を防止して画像品質を維持するためには、定期的にエアーフィルターを交換又は清掃する必要があり、メンテナンス時間の長時間化やメンテナンスコストの上昇等と言う不具合が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の画像形成装置は、画像形成装置の現像装置の小型化、構成の簡素化を図ると共に、トナー補給等のメンテナンス時における操作性を向上させるために、現像装置にトナーを供給する際に、空気との混合気として現像位置から離れた位置より現像装置に供給して、その空気をエアーフィルターを介して空気抜き孔より外部へ排出させることによりトナー飛散を防止するようにしていたが、このような現像装置に用いられるエアーフィルターは、長期間の使用によりトナー等による目詰まりが発生して内圧の圧抜きの効果が薄れ、内圧の上昇によりトナーの飛散が発生して感光体や転写紙に飛散トナーが付着して画像品質が低下し、更にトナーの飛散を防止して画像品質を維持するためには、定期的にエアーフィルターを交換又は清掃する必要があり、メンテナンス時間の長時間化やメンテナンスコストの上昇等と言う不具合が生じていた。
そこで本発明の課題は、電子写真方式における画像担持体上の潜像を顕像化してトナー像を形成するトナーを、気体との混合気として、現像装置から離れた位置より現像装置に供給しても現像装置内の内圧の上昇によるトナー飛散を防止することができ、その結果、エアーフィルターを用いることなく低コストでメンテンナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、画像担持体上の潜像を顕像化するトナーを気体との混合気として現像手段から離れた位置より現像手段に供給して画像を形成する電子写真方式の画像形成装置において、上記現像手段にトナーを補給する経路内に設けられ、上記混合気を現像手段内に吐出する吐出開口と、上記現像手段にトナーを補給する経路外に設けられ、上記吐出開口から現像手段内に吐出された混合気中の気体を吸引して現像手段外部に排出する吸引口と、上記吐出開口と上記吸引口を保持し且つ現像手段に着脱される接続手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、上記吐出開口を、回収トナー移送手段に連通接続したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、吐出開口を、新規トナー移送手段に連通接続したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1、2又は3記載の画像形成装置において、上記接続手段は、吐出開口を有するトナー吐出筒と、吸引口を有する気体吸引筒とからなることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1、2、3又は4記載の画像形成装置において、上記接続手段は、現像手段に対してシール部材を介して着脱可能であることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1、2、3、4又は5記載の画像形成装置において、上記接続手段により現像手段に接続された吐出開口は、吸引口よりも下方位置に配置されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5又は6記載の画像形成装置において、上記吐出開口から上記混合気の吐出を停止した後に、上記吸引口からの気体の吸引を停止することを特徴とする。
【0005】
【作用】
上記のように構成された画像形成装置は、請求項1においては、現像手段にトナーを補給する経路内に設けられトナーと気体との混合気を現像位置から離れた位置より現像手段に供給する吐出開口と現像手段にトナーを補給する経路外に設けられトナーを流動化する気体を吸引する吸引口とを有する接続手段を、現像手段に着脱可能に接続したので、混合気を現像手段から離れた位置より現像手段に供給しても現像手段内の内圧の上昇によるトナー飛散を防止する必要が無くなり、エアーフィルターを使用しなくても現像手段が着脱可能な低コストでメンテンナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することが出来る。
請求項2においては、上記接続手段により保持された吐出開口を、回収トナー移送手段(モーノポンプ等)に接続し、吐出された混合気中の気体のみを回収トナー移送手段に供給するようにしたので、回収トナーを含んだ混合気を現像手段から離れた位置より現像手段に供給しても現像手段内の内圧の上昇によるトナー飛散を防止する必要が無くなり、エアーフィルターを使用しなくても現像手段が着脱可能な低コストでメンテンナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することが出来る。
請求項3においては、上記接続手段により保持された吐出口を、新規トナー移送手段(モーノポンプ等)に接続し、吐出された混合気中の気体のみを新規トナー移送手段に供給するようにしたので、新規トナーを含んだ混合気を現像手段から離れた位置より現像手段に供給しても現像手段内の内圧の上昇によるトナー飛散を防止する必要が無くなり、エアーフィルターを使用しなくても現像手段が着脱可能な低コストでメンテンナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することが出来る。
請求項4においては、前記接続手段は、回収トナー又は新規トナー移送手段からの混合気を現像手段に供給する吐出開口を備えたトナー吐出筒と、現像手段内に吐出された混合気中の気体だけを吸引する吸引口を備えた気体吸引筒と、を備えているので、現像手段を画像形成装置本体から引出し自在に構成した場合に、接続手段を現像手段の引き出し方向に着脱可能に接続することができる。その結果、電子写真方式における画像担持体上の潜像を顕像化してトナー像を形成するトナーを、気体との混合気として、現像手段から離れた位置より現像手段に供給しても現像手段内の内圧の上昇によるトナー飛散を防止して、エアーフィルターを使用しなくても現像手段が簡単な構成で容易に着脱可能な低コストでメンテンナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することが出来る。
【0006】
請求項5においては、上記接続手段は、現像手段に対して、シール部材を介して着脱可能であるので、現像手段を画像形成装置本体から引出し自在に構成した場合に、接続手段を現像手段の引き出し方向に着脱可能に接続することができる。その結果、電子写真方式における画像担持体上の潜像を顕像化してトナー像を形成するトナーを、気体との混合気として、現像手段から離れた位置より現像手段に供給しても現像手段内の内圧の上昇によるトナー飛散を防止して、エアーフィルターを使用しなくても現像手段が簡単な構成で容易に着脱可能な低コストでメンテンナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することが出来る。
請求項6においては、現像手段内に混合気を吐出する吐出開口を、吸引口よりも下方位置に配置して、吐出された混合気中のトナーが吸引されにくいようにしたので、トナー吐出筒から吐出された回収トナー又は新規トナーが気体吸引筒で再び吸引されることを防止して回収トナー又は新規トナーの吸引は最小限に規制され、僅かに吸引される回収トナー又は新規トナーは浮遊している小粒径のトナーのみで、気体の空気を吸引して供給する回収トナー気体吸引供給手段又は新規トナー気体吸引供給手段のエアーポンプに堆積することもなく、気体の空気と一緒に回収トナー移送手段又は新規トナー移送手段に供給され、エアーフィルターを使用しなくても現像手段が着脱可能な低コストでメンテンナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することが出来る。その他の作用は、上記他の請求項の場合と同等である。
請求項7においては、吐出開口からの混合気の吐出停止タイミングを、吸引口からの気体吸引停止タイミングよりも早めたので、混合気搬送経路のフレキシブルな管部材からなるトナー供給パイプ内にはトナーの残存が防止され、エアーフィルターを使用しなくても現像手段が着脱可能な低コストでメンテンナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することが出来る。その他の作用は、上記他の請求項の場合と同等である。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の画像形成装置の一例としての複写機の全体構成を示す略図であり、本体10は、自動原稿送り部(ADF)11と、従来公知の電子写真方式による画像形成を行うための露光部(読取り光学系)12、画像形成部13、給紙部14等から溝成されている。
露光部12は、自動原稿送り部(ADF)11による自動給紙により、あるいは手差しにてコンタクトガラス12a上に載置された原稿(O)に光を照射するための光源12bと、原稿(O)からの反射光像を画像形成部13の画像担持体5(感光体ドラム)上に露光するためのミラー群12c及びレンズ12dからなる露光光学系によって構成されている。
画像形成部13は、画像担持体5としての感光体ドラムとその周囲に配設された帯電手段15、現像手段(現像装置)4、レジストローラ16、転写手段6、クリーニング手段17、定着手段18、排紙ローラ19などによって構成されている。
また、上記給紙部14には各種サイズの転写紙(P)が収納された複数の給紙カセットが設置されている。
尚、図示した露光部12はアナログ式の露光光学系の例であるが、露光部12としてレーザ光源と偏向器を用いたレーザ走査光学系を用いて画像信号に応じて、画像担持体5の感光体ドラム上に光書き込みを行う方式にすればレーザプリンタとして機能させることができ、更に、自動原稿送り部(ADF)11と露光部12の間に原稿読取装置を設置すればデジタル複写機やファクシミリの構成となる。
画像形成動作が開始されると、画像担持体5が帯電手段15により帯電され、露光部12からの原稿像が露光され静電潜像が形成される。
【0008】
この静電潜像は、現像手段4から供給される2成分現像剤又は1成分現像剤によって現像して顕像化され、画像担持体5上にトナー像が形成されるようになっている。
上記画像形成装置本体10の現像手段4と、現像位置から離れていた位置に配置された新規トナー(Tn)を供給するトナーバンク21は連結されており、トナーバンク21に内に貯留されている新規トナー(Tn)が、新規トナー移送手段8の通称モーノポンプとも呼ばれる粉体ポンプユニットによって送り出される。粉体ポンプユニット8は、新規トナーを、混合気搬送経路8aのフレキシブルな管部材からなるトナー供給パイプを介して、流動化する空気との混合気として移送し、接続手段3としてのトナー吐出筒3aの端部に設けられた吐出開口1から、トナー吐出筒3aに着脱可能に接続された現像手段4内に吐出されて供給される。つまり、現像手段4には、混合気としてのトナーを現像手段内に供給する為のトナー吐出筒3aと、吐出された混合気中の空気を現像手段外に導出する気体吸引筒3b(吸引口2)が接続されている。この部分の詳細な構成については後述する。
画像担持体5上に形成されたトナー像は、給紙部14から給紙され、レジストローラ16を介して画像担持体5と転写手段6としての転写ベルトとのニッブ部に給紙される転写紙(P)上に転写され、トナー像が転写された転写紙(P)は転写ベルトにより定着手段18に搬送され、定着手段18でトナー像が転写紙(P)に定着される。
定着を受けた後の転写紙(P)は、排紙ローラ19を介して排紙トレイ20上に排紙されて収納される。
【0009】
他方、転写紙(P)にトナー像を転写した後の画像担持体5上に残留したトナーは、クリーニング手段17により回収されるが、この回収トナーは、回収トナー移送手段7(通称モーノポンプと呼ばれる粉体ポンプユニット)によって、混合気搬送経路7aのフレキシブルな管部材からなるトナー供給パイプを介して流動化する気体との混合気として移送されて、連通した接続手段3としてのトナー吐出筒3aの端部に設けられた上記吐出開口1から、トナー吐出筒3aに着脱可能に接続された現像手段4内に吐出されてリサイクルトナーとして供給される。混合気搬送経路7a及び混合気搬送経路8aを構成するトナー供給パイプは、フレキシブルでかつ耐トナー性に優れた管材料であり、例えば、ナイロン、テフロン等を用いることが非常に有効であり、現像手段4との接続状態がフレキシブルになるので各部材の設置場所等についての制約がなくなり、レイアウトの有効活用が図れる。
又、転写紙(P)を搬送した後の転写手段6の転写ベルト上に残留するトナーも転写ベルトクリーニング手段6aにより回収され、この回収トナーが、同様に、流動化する気体との混合気として回収トナー移送手段7により移送されて連通した接続手段3のトナー吐出筒3aの吐出開口1から着脱可能に接続される現像手段4内に吐出されてリサイクルトナーとして供給される。
【0010】
尚、クリーニング手段17及び転写ベルトクリーニング手段6aのクリーニング方式としては、ブレードクリーニング方式、ローラクリーニング方式、ブラシクリーニング方式等があるが、いずれの方式を採用してもよい。
現像手段4内に供給される新規トナー又は回収トナーの流動化のために混合気として供給されて新規トナー又は回収トナーと共に吐出された気体の空気は、次工程の新規トナー又は回収トナーを流動化するために再使用される気体の空気として、接続手段3の気体吸引筒3bの吸引口2から吸引されて再使用される。
従って、画像担持体5上の潜像を顕像化してトナー像を形成するトナーを、気体(空気)との混合気として、現像手段4から離れた位置より現像手段4に供給したとしても、現像手段4内の内圧の上昇によるトナー飛散を防止して、エアーフィルターが無くても現像手段が着脱可能な低コストでメンテンナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することが出来るようになった。
【0011】
図2は現像手段を中心とした要部の断面図であり、この現像手段4は、上部に位置して外部からトナーを受入れるトナー補給部4aと、現像容器部4bとで構成されており、現像容器部4bは、図示矢印A方向に回転可能に保持された画像担持体5である感光体ドラムの近傍に配置され、そして、トナー補給部4aは現像容器部4b上に搭載されている。
現像容器部4bの内部には、攪拌ローラ4c及びパドルホイール4dが設けられており、上記攪拌ローラ4cにより攪拌混合されて互いに逆極性に摩擦帯電させられた磁性あるいは非磁性のトナーと磁性キャリアとからなる2成分系現像剤が上記パドルホイール4dにより汲み上げられるようになっている。
トナー補給部4aは、画像担持体5に供給されるトナーの濃度が低下した場合に、トナー補給ローラ4eを回転させてトナー(T)を攪拌ローラ4cに向け送り出すようになっている。
【0012】
上記パドルホイール4dによって現像剤が汲み上げられる位置には、画像担持体5に近接させて複数の現像ローラ4f、現像ローラ4gが設けられている。現像ローラ4fと現像ローラ4gは、画像担持体5の回動方向に沿って上流側及び下流側に配置されており、上流側に位置するものが第1の現像ローラ4fとされ、下流側に位置するものが第2の現像ローラ4gとされている。
これら第1の現像ローラ4fと第2の現像ローラ4gは、図示しない駆動部により図中、反時計方向に回転可能なスリーブとこのスリーブの内部に固定されているマグローラとを主要部として備えている。
このスリーブは、アルミニウムあるいは、ステンレスの非磁性体で構成され、マグローラは、フェライト磁石あるいはゴム磁石さらにはナイロン粉末とフェライト粉末とを混練して成形したプラスチック磁石等からなり、磁極が周方向に沿って複数配置された構成を有している。
現像容器部4b内においては、上記バドルホイール4dの回転時に発生する遠心力によって現像剤が汲み上げられ、第1の現像ローラ4fに向け放出される。放出された現像剤の一部は、直接、第1の現像ローヲ4fに供給されて第1の現像ローラ4fの表面に担持される。
放出される現像剤の残りの一部は、第2の現像ローラ4gに突き当たることにより跳ね返ると、第1の現像ローラ4f側の磁力により第1の現像ローラ4fの表面に担持される。
【0013】
第1の現像ローラ4fへの現像剤の供給を第2の上記ローラ4g側からも行うようにするためには、第2の現像ローラ4gからの跳ね返り量を多くする目的で上記バドルホイール4dの回転速度を比較的高速化し、遠心力を増大させておく必要がある。
第1の現像ローラ4fに担持された現像剤は、現像スリーブの回転に伴ってローラ表面を移動し、ドクタブレード4hによって層厚を規制された上で、第1の現像ローラ4fと画像担持体5とが対向する第1の現像領域(D1)に達する。現像領域(D1)に達した現像剤は、第1の現像ローラ4f側の磁力の作用が弱まる位置に移動すると、第2の現像ローラ4g側の回転及びマグローラからの磁力によって、図示の波線で示すように第2の現像ローラ4gと画像担持体5との第2の現像領域(D2)に向け移送される。
そして、第2の現像ローラ4gの磁力が作用しなくなる位置で現像容器部4bの底部に落下し、再度、上記バドルホイール4dにより攪拌される。
上記ドクタブレード4hによって掻き取られた現像剤は、セパレータ4iによってその延長方向他端に位置する搬送スクリュ4jに向け案内され、上記搬送スクリュ4jにより上記攪拌ローラ4c上に降り落とされるようになっている。このため、上記セパレータ4iにおける延長方向他端には、現像剤を落下させるためのスリットが上記攪拌ローラ4cと対向する位置に形成されている。
【0014】
第1の現像ローラ4fと第2の現像ローラ4gに設けられているマグローラは、第1の現像コーラ4fと第2の現像ローラ4g同士の最も接近している位置の間に同極同士による反発磁界が形成できる磁極の配置が設定され、現像剤の移送方向が第2の現像ローラ4gに向かう方向に強制的に設定されるようになっている。これにより、現像剤は、第2の現像ローラ4g側の磁極の磁力によって第2の現像ローラ4gに受け渡される。
現像容器部4b内の上記攪拌ローラ4cの近傍には、トナーとキャリアとの混合比を検出するためのトナー濃度検出手段4kをなすトナー濃度センサが配置されている。
トナー濃度検出手段4kのトナー濃度センサとしては、現像剤中に位置するコイルのインダクタンス変化を利用して、現像剤中のトナーの含有量からトナー濃度を検出する方式が一例として用いられている。
尚、上記に於ては現像手段4の形態例として、2成分磁気ブラシ現像方式で説明したが、1成分現像方式を用いることも出来る。
【0015】
図3は現像手段の引出し構造を説明する為の外観斜視図であり、現像手段4は、メンテンナンスを容易にするために、画像形成装置本体10内に収納された収納状態から外部に引出し可能に構成されており、引き出し手段10aのコロ上を図示の矢印B方向に引き出し可能になっている。トナー補給部4aも現像手段4に取り付けられているが、メンテナンスを容易にするため現像手段から着脱可能になっている。
現像手段4にトナーを補給する経路には、上記新規トナー移送手段8の混合気搬送経路8aからの新規トナーの補給経路と、回収トナー移送手段7の混合気搬送経路7aからの回収トナー(リサイクルトナー)の補給経路の2つの経路がある。
まず、新規トナー移送手段8の混合気搬送経路8aからの新規トナーの補給について説明する。トナー補給部4aの側壁に配置されたトナー検知センサ4a1がトナーが無いことを検知すると、制御手段24のCPUによりトナー補給命令が新規トナー補給部4lに対して出され、新規トナー補給部4lは新規トナーの補給を開始する。
補給された新規トナー(Tn)は、螺旋状のアジテータ4mの回転により図示の矢印C方向の上記本体10内の奥方向に順次搬送され、やがてトナー検知センサ4a1がトナーで満たされたことを検知すると、上記制御手段24のCPUでトナー補給命令は取り消され、新規トナー補給部4l内へのトナー補給は停止する。
【0016】
新規トナー補給部4l内の新規トナーの量は、減少するとトナーバンク21から、新規トナー移送手段8の移送により混合気搬送経路8aからの新規トナーが補給されて所定量が維持されるようになっている。
次に、回収トナー移送手段7の移送により混合気搬送経路7aからの回収トナーの補給について説明する。トナー補給部4aの側壁に配置されたトナー検知センサ4a1がトナーが無いことを検知すると、トナー補給命令が上記制御手段24のCPUから回収トナー移送手段7に対して出され、回収トナー移送手段7は回収トナー(T)の移送を開始する。
補給された回収トナー(T)は、螺旋状の上記アジテータ4mの回転により図示の矢印C方向の上記本体10内の奥方向に順次搬送され、やがてトナー検知センサ4a1がトナー(T)で満たされたことを検知すると、上記制御手段24のCPUによりトナー補給命令は取り消され、回収トナー移送手段7の回収トナー(T)のトナー補給は停止する。
【0017】
図4はトナー移送手段を中心とした構成図であり、感光体クリーニング手段17及び転写ベルトクリーニング手段6aからの回収トナーを搬送する混合気搬送経路7a、又はトナーバンク21からの新規トナー(Tn)を搬送する混合気搬送経路8aは、フレキシブルな管部材からなるトナー供給パイプから成り、これらのトナー供給パイプは、回収トナー移送手段7又は新規トナー移送手段8のモーノポンプとも呼ばれる粉体ポンプユニットに夫々の一端を連通接続されており、他端は接続手段3又は接続手段30としてのトナー吐出筒3a又はトナー吐出筒30aの端部に連通接続されている。
接続手段3又は接続手段30としてのトナー気体吸引筒3b又はトナー吸引筒30bの端部に一方が接続されている気体吸引管22a又は気体吸引管23aのフレキシブルな管部材からなる気体供給パイプは、回収トナー移送手段7又は新規トナー移送手段8(モーノポンプとも呼ばれる粉体ポンプユニット)から移送されるトナーの流動性を良くするために気体の空気を供給する回収トナー気体吸引供給手段(混合気吸引供給手段)22又は新規トナー気体吸引供給手段(混合気吸引供給手段)23のエアーポンプの気体吸引口22b又は気体吸引口23bに他方が接続されている。
【0018】
回収トナー移送手段7又は新規トナー移送手段8(粉体ポンプユニット)と移送されるトナーの流動性を良くするために気体の空気を供給する回収トナー気体吸引供給手段22又は新規トナー気体吸引供給手段23のエアーポンプは、上記制御手段24のCPUにより、画像形成動作が開始されると同時に動作を開始するようになっている。
然し、画像形成動作が終了する際は、上記制御手段24のCPUにより、回収トナー移送手段7又は新規トナー移送手段8の動作が停止して、吐出開口1及び吐出開口101からの回収トナー又は新規トナーと気体との混合気の吐出を停止した後に、回収トナー気体吸引供給手段22又は新規トナー気体吸引供給手段23のエアーポンプの動作が停止して上記吸引口2又は上記吸引口102からの吸引も停止するようにしてあるから、混合気搬送経路7a又は混合気搬送経路8aのフレキシブルな管部材からなるトナー供給パイプ内には、トナーの残存が防止される。
【0019】
次に、図5は混合気搬送経路と引出し可能な現像手段との接続部の構成(現像手段の収納状態)を示す断面図であり、図示のように現像手段4は画像形成装置本体10内に収納された状態から、メンテンナンスを容易にするために、上記引き出し手段10aのコロ上を図示の矢印B方向に引き出し可能になっている。トナー補給部4aも現像手段4に取り付けられているが、メンテナンスを容易にするため着脱可能になっている。
現像手段4にトナーを補給する経路には、新規トナー移送手段8の混合気搬送経路8aと接続された接続手段30から、接続部4oから補給される新規トナー(Tn)が補給される開口4a2へ向かう経路と、回収トナー移送手段7の混合気搬送経路7aと接続された接続手段3から、接続部4nから補給される回収トナー(T)が補給される開口4a3へ向かう経路がある。
現像手段4の接続部4nの開口4n1と開口4n2は、上記本体10に固定された接続手段3のトナー吐出筒3aとトナー吐出筒3aの上方位置に配置された上記気体吸引筒3bとの間に、隙間(洩れ穴)が生じてトナーの飛散が起こることを防止するために、弾性部材からなるシール部材9を介して気密的に接続され、現像手段4は図示の矢印B方向の着脱方向に移動可能に連通されている。
【0020】
即ち、シール部材9は、接続部4nに設けた穴4nA,4nBに夫々固定された弾性部材から成る弁体であり、シール部材9の中央に設けた穴内に各筒3a,3bを圧入することにより気密性が確実に確保されるように構成されている。また、筒3a,3bを抜き取った場合にはシール部材9の穴部分の原形復帰作用によって穴が塞がれるように構成してもよい。
同様に、現像手段4の接続部4oの開口4o1と開口4o2は、上記本体10に固定された接続手段30のトナー吐出筒30aとトナー吐出筒30aの上方位置に配置された気体吸引筒30bとの間に、隙間が生じてトナーの飛散が起こることを防止するために、弾性材料からなる上記シール部材9を介して、現像手段は図示の矢印B方向の着脱方向に移動可能に連通されている。シール部材9の構成、作用は、接続部4nについて説明したものと同様である。
従って、現像手段4又はトナー補給部4aをメンテナンスのために図示の矢印B方向に引き出す際には、上記本体10に固定された接続手段3のトナー吐出筒3aと気体吸引筒3b又は接続手段30のトナー吐出筒30aと気体吸引筒30bとが、接続部4nの開口4n1と開口4n2に設けた上記シール部材9又は接続部4oの開口4o1と開口4o2に設けたシール部材9から分離する形状になっているから、特段の作業をも必要とせずに、現像手段4又はトナー補給部4aを簡単に引き出すことが出来る。
【0021】
更に、各接続部4n,4o内に於ては、気体吸引筒3bがトナー吐出筒3aの上方位置に、気体吸引筒30bがトナー吐出筒30aの上方位置に配置されているから、トナー吐出筒3a又はトナー吐出筒30aから吐出された回収トナー(T)又は新規トナー(Tn)を気体吸引筒3b又は気体吸引筒30bにより再び吸引されることがなくなる。このため、回収トナー(T)又は新規トナー(Tn)の吸引は最小限に規制される。僅かに吸引されて現像手段外に排出される回収トナー(T)又は新規トナー(Tn)は、浮遊している小粒径のトナーのみであるため、気体の空気を吸引する回収トナー気体吸引供給手段22又は新規トナー気体吸引供給手段23のエアーポンプに堆積して不具合をもたらすこともなく、空気と一緒に回収トナー移送手段7又は新規トナー移送手段8に供給される。
クリーニング手段17及び転写ベルトクリーニング手段6aからの回収トナー又はトナーバンク21からの新規トナーは、回収トナー移送手段7又は新規トナー移送手段8(モーノポンプとも呼ばれる粉体ポンプユニット)により移送されて、回収トナー気体吸引供給手段22又は新規トナー気体吸引供給手段23から供給される空気との混合状態で搬送されて、接続手段3のトナー吐出筒3a又は接続手段30のトナー吐出筒30aの吐出開口1又は吐出開口101から吐出されて、接続部4n又は接続部40からトナー補給部4aに送られて、重力により螺旋状の上記アジテータ4mに落下する。
【0022】
アジテータ4mの回転により、回収トナー(T)と新規トナー(Tn)と混合され、図示の矢印C方向の奥方向に送られて現像手段4の現像容器部4b側に補給される。
接続手段3のトナー吐出筒3a又は接続手段30のトナー吐出筒30aの吐出開口1又は吐出開口101から接続部4n内又は接続部40内に吐出されたトナーと空気との混合気は、回収トナー気体吸引供給手段22又は新規トナー気体吸引供給手段23のエアーポンプにより気体吸引管22a又は気体吸引管23aを経由して吸引され、再び、回収トナー移送手段7又は新規トナー移送手段8の粉体ポンプユニット、混合気搬送経路7a又は混合気搬送経路8a、接続手段3又は接続手段30のトナー吐出筒3a又はトナー吐出筒30aの吐出開口1又は吐出開口101を経由しながら常に循環するようになっている。
従って、電子写真方式における画像担持体5上の潜像を顕像化してトナー像を形成するトナーを、気体との混合気として、現像手段4から離れた位置より現像手段4に供給しても現像手段4内の内圧の上昇によるトナー飛散は防止され、低コストでメンテンナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することが出来るようになった。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、現像手段にトナーを補給する経路内に設けられ回収トナー又は新規トナーと気体との混合気を現像位置から離れた位置より現像手段に供給する吐出開口と現像手段にトナーを補給する経路外に設けられトナーを流動化する気体を吸引する吸引口とを有する接続手段を、現像手段に着脱可能に接続したので、混合気を現像手段から離れた位置より現像手段に供給しても現像手段内の内圧の上昇によるトナー飛散を防止する必要が無くなり、エアーフィルターを使用しなくても現像手段が着脱可能な低コストでメンテンナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することが出来る。つまり、現像手段中に一旦吐出された混合気中の気体は、吸引口より回収されて回収トナー又は新規トナー移送手段に再供給されるので、現像手段の内圧の上昇、トナー飛散等を有効に防止できる。また、現像手段内の混合気中の気体をエアーフィルターを介して外部に排出する訳ではないので、エアーフィルターを使用することに伴う種々の不具合(目詰まりに起因した圧抜き効果の低減、トナー飛散、メンテナンスコスト、時間の増大)の発生を解消することが出来る。
請求項2においては、上記接続手段により保持された吐出開口を、回収トナー移送手段(モーノポンプ等)に接続し、吐出された混合気中の気体を回収トナー移送手段に供給するようにしたので、回収トナーを含んだ混合気を現像手段から離れた位置より現像手段に供給しても現像手段内の内圧の上昇によるトナー飛散を防止する必要が無くなり、エアーフィルターを使用しなくても現像手段が着脱可能な低コストでメンテンナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することが出来る。
【0024】
請求項3においては、上記接続手段により保持された吐出口を、新規トナー移送手段(モーノポンプ等)に接続し、吐出された混合気中の気体のみを新規トナー移送手段に供給するようにしたので、新規トナーを含んだ混合気を現像手段から離れた位置より現像手段に供給しても現像手段内の内圧の上昇によるトナー飛散を防止する必要が無くなり、エアーフィルターを使用しなくても現像手段が着脱可能な低コストでメンテンナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することが出来る。
請求項4においては、前記接続手段は、回収トナー又は新規トナー移送手段からの混合気を現像手段に供給する吐出開口を備えたトナー吐出筒と、現像手段内に吐出された混合気中の気体だけを吸引する吸引口を備えた気体吸引筒と、を備えているので、現像手段を画像形成装置本体から引出し自在に構成した場合に、接続手段を現像手段の引き出し方向に着脱可能に接続することができる。その結果、混合気中の気体を循環使用するタイプでありながら、現像手段を引出し可能に構成したタイプの画像形成装置に対して有効に適用されることが可能となる。また、電子写真方式における画像担持体上の潜像を顕像化してトナー像を形成するトナーを、気体との混合気として、現像手段から離れた位置より現像手段に供給しても現像手段内の内圧の上昇によるトナー飛散を防止して、エアーフィルターを使用しなくても現像手段が簡単な構成で容易に着脱可能な低コストでメンテンナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することが出来る。
【0025】
請求項5においては、上記接続手段は、現像手段に対して、シール部材を介して着脱可能であるので、現像手段を画像形成装置本体から引出し自在に構成した場合に、トナーや気体の洩れを有効に防止しながら、接続手段を現像手段の引き出し方向に着脱可能に接続することができる。また、電子写真方式における画像担持体上の潜像を顕像化してトナー像を形成するトナーを、気体との混合気として、現像手段から離れた位置より現像手段に供給しても現像手段内の内圧の上昇によるトナー飛散を防止して、エアーフィルターを使用しなくても現像手段が簡単な構成で容易に着脱可能な低コストでメンテンナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することが出来る。
請求項6においては、現像手段内に混合気を吐出する吐出開口を、吸引口よりも下方位置に配置して、吐出された混合気中のトナーが吸引されにくいようにしたので、トナー吐出筒から吐出された回収トナー又は新規トナーが気体吸引筒で再び吸引されることを防止して回収トナー又は新規トナーの吸引は最小限に規制される。また、僅かに吸引される回収トナー又は新規トナーは浮遊している小粒径のトナーのみで、気体の空気を吸引して供給する回収トナー気体吸引供給手段又は新規トナー気体吸引供給手段のエアーポンプに堆積することもなく、気体の空気と一緒に回収トナー移送手段又は新規トナー移送手段に供給され、エアーフィルターを使用しなくても現像手段が着脱可能な低コストでメンテンナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することが出来る。その他の作用は、上記他の請求項の場合と同等である。
請求項7においては、吐出開口からの混合気の吐出停止タイミングを、吸引口からの気体吸引停止タイミングよりも早めたので、吐出開口から吐出された混合気中のトナーが、吸引口へ吸引される確率を更に大幅に低減できる。このため、混合気搬送経路のフレキシブルな管部材からなるトナー供給パイプ内にはトナーの残存が防止され、エアーフィルターを使用しなくても現像手段が着脱可能な低コストでメンテンナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することが出来る。その他の作用は、上記他の請求項の場合と同等である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の概略を説明する説明図である。
【図2】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の要部(現像手段)を説明する拡大図である。
【図3】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成装置の要部(現像手段の引出し構造)を説明する斜視図である。
【図4】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成装置の他の要部(混合気移送手段を中心とした構成)を説明する斜視図である。
【図5】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成装置の他の要部(接続手段を中心とした構成)を説明する拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 吐出開口、2 吸引口、3 接続手段、3a トナー吐出筒、3b 気体吸引筒、4 現像手段、4a トナー補給部 、4a1 トナー検知センサ、4a2 開口、4a3 開口、4b 現像容器部、4c 攪拌ローラ、4d パドルホイール、4e トナー補給ローラ、4f 現像ローラ、4g 現像ローラ、4h ドクタブレード、4i セパレータ、4j 搬送スクリュ、4k トナー濃度検出手段、4l 新規トナー補給部、4m アジテータ、4n 接続部、4n1 開口、4n2 開口、4o 接続部、4o1 開口、4o2 開口、5 画像担持体、6 転写手段、6a 転写ベルトクリーニング手段、7 回収トナー移送手段 7a 混合気搬送経路、8 新規トナー移送手段、8a 混合気搬送経路、9 シール部材、10 本体、10a 引き出し手段、11自動原稿送り部(ADF)、12 露光部、12a コンタクトガラス、12b 光源、12c ミラー群、12d レンズ、13 画像形成部、14給紙部、15 帯電手段、16 レジストローラ、17 クリーニング手段、18 定着手段、19 排紙ローラ、20 排紙トレイ、21トナーバンク、21a トナー容器、22 回収トナー気体吸引供給手段、22a 気体吸引管、22b 気体吸引口、23 新規トナー気体吸引供給手段、23a 気体吸引管、23b 気体吸引口、24 制御手段、30 接続手段、30a トナー吐出筒、30b 気体吸引筒、101 吐出開口、102 吸引口

Claims (7)

  1. 画像担持体上の潜像を顕像化するトナーを気体との混合気として現像手段から離れた位置より現像手段に供給して画像を形成する電子写真方式の画像形成装置において、上記現像手段にトナーを補給する経路内に設けられ、上記混合気を現像手段内に吐出する吐出開口と、上記現像手段にトナーを補給する経路外に設けられ、上記吐出開口から現像手段内に吐出された混合気中の気体を吸引して現像手段外部に排出する吸引口と、上記吐出開口と上記吸引口を保持し且つ現像手段に着脱される接続手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、上記吐出開口を、回収トナー移送手段に連通接続したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、上記吐出開口を、新規トナー移送手段に連通接続したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1、2又は3記載の画像形成装置において、上記接続手段は、吐出開口を有するトナー吐出筒と、吸引口を有する気体吸引筒とからなることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1、2、3又は4記載の画像形成装置において、上記接続手段は、上記現像手段に対してシール部材を介して着脱可能であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1、2、3、4又は5記載の画像形成装置において、上記接続手段により現像手段に接続された吐出開口は、吸引口よりも下方位置に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5又は6記載の画像形成装置において、上記吐出開口から上記混合気の吐出を停止した後に、上記吸引口からの気体の吸引を停止することを特徴とする画像形成装置。
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