JP2009069511A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】補給制御が互いに影響を受けず個別の補給量制御が可能な2系統以上のトナー補給経路を有するトナー補給装置を具備した画像形成装置及び最大トナー補給量を確保すると共に少量トナー補給時でのばらつきを低減することが可能なトナー補給装置を具備した画像形成装置を提供する。
【解決手段】1つの供給先に対してトナーを補給するトナー補給装置18を有する画像形成装置1において、トナー補給装置18として並列に接続された複数の吸引型1軸偏心ねじポンプ32,33が用いられ、前記供給先をが現像装置6とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、プロッタ、複合機等の画像形成装置に関し、詳しくはトナー補給装置として1軸偏心ねじポンプを用いる画像形成装置に関する。
複写機等の画像形成装置において、現像装置へのトナー補給装置として1軸偏心ねじポンプを用いるものが知られている。このトナー補給装置は、現像装置側に1軸偏心ねじポンプを、トナーが充填されたトナーカートリッジ側にチューブをそれぞれ配置し、1軸偏心ねじポンプのロータを駆動することによりトナーカートリッジ内のトナーを直接吸引するものである。このトナー補給装置を用いることにより、画像形成装置の省スペース化を図ることができると共に使用後のトナーカートリッジの取り扱い性を向上することができる。
上述のトナー補給装置に求められる特性としては、画像上必要とされる最大トナー消費量に対応する最大トナー補給量、制御ステップに対するトナー補給量の直線性、補給量のばらつきの小ささ等が挙げられる。現像装置の現像剤容量が少ない場合に画像濃度安定性を向上させるためには、現像装置内における現像剤のトナー濃度を安定させることが重要であり、トナー補給はより細かいステップでの補給量制御を行うことが望ましい。特に、現像装置の小型化に伴い現像剤容量が少ない場合には、細かくばらつきの少ないトナー補給制御を行うことが重要となる。
1軸偏心ねじポンプを用いて現像装置内へのトナー補給制御を行う場合、少量補給時におけるトナー補給量のばらつきを小さくするために有効な手段として、搬送チューブ径を小さくして負圧上昇速度を上げる、最小ステップ補給での1回当たりの駆動時間を大きくする、ロータ回転数を大きく設定する、ロータ長さを長くしステータへの食い込み量を大きくしポンプのシール性を向上する等が挙げられる。
また、現像装置へのトナー補給経路が2系統以上ある場合、例えば画像形成装置本体内部に複数のトナーボトルを収容可能であり本体動作中にトナーエンドとなった場合でも他のトナーボトルからのトナー排出に切替が可能な装置構成、あるいはトナーボトルからのトナー供給以外に転写残トナーをクリーニング装置から回収してリサイクルトナーとして現像装置に供給する装置構成等の場合において、スクリュやコイルを用いたトナー補給装置では、補給経路に対して急な上方への搬送が行えない、補給経路が屈曲する場合には特殊な搬送コイル形状が必要であり急激な屈曲では擦れによりトナーへのストレスがかかる、補給量を確保するための経路断面が大きいといった各種の問題点が発生する。
上述の問題点を解決すべく、吐出型の1軸偏心ねじポンプを使用し、トナー補給経路の途中から他のトナー補給経路を合流させてチューブ内の空気流に乗せたトナー搬送を行う技術が例えば「特許文献1」に、吸引型の1軸偏心ねじポンプを使用し、1軸偏心ねじポンプの手前の地点において各トナー補給経路を合流させる技術が例えば「特許文献2」にそれぞれ開示されている。
特開2005−195659号公報 特開2003−302838号公報
上述のトナー補給装置に求められる特性のうち最大トナー補給量を確保するという前提では上述した調整が困難であり、特に作像線速が速く最大トナー補給量が大きい画像形成装置の場合にはロータ径を大きくする必要がある。これにより、上述した少量補給時におけるトナー補給量のばらつきを小さくするために有効な手段を採用すると、トナー補給量が多い場合に搬送チューブ径が小さいとトナー詰まりが発生する虞がある、1軸偏心ねじポンプのサイズが大きくなると最小ステップでも多量のトナーが送られる、大径ロータの方が小径ロータよりも周速が大きく発熱や摩耗に影響する、ポンプ負荷トルクが増大するといった問題点が生じる。
また、上述したポンプ側でのばらつき要因とは別に、ポンプ駆動側においてもばらつきを発生させる要因がある。トナー補給制御としてポンプのオン・オフを行う場合、クラッチあるいは専用モータを用いた駆動機構が挙げられるが、大径のポンプに対して、クラッチ制御の場合にはクラッチ容量及び負荷側のイナーシャが大きくなるに連れて接離に要する時間が長くなりばらつきが大きくなる傾向にあるという問題点があり、モータ制御の場合にはブラシモータやブラシレスモータでは起動に時間がかかり少量駆動やばらつきには不利となるといった問題点がある。ステッピングモータでは脱調を回避するために負荷余裕度を大きく取る必要があり、さらに細かいオン・オフ制御に使用する場合のようにスローアップ時間を十分に取れない場合にはさらにモータが大型化し、必要となる供給電流も大きくなってしまう。
このように大径ポンプにおいては、レスポンスが速くばらつきを小さくするには困難な課題がある。
一方、上述した「特許文献1」に開示された技術では、途中に位置するトナーカートリッジに逆流防止機構が必要であると共に、1軸偏心ねじポンプが吐出型であるためトナー飛散防止のために現像装置の内圧上昇防止機構が必要である。さらに「特許文献2」に開示された技術では、トナーで充填される経路中に切替弁を設けなくてはならず信頼性に問題があると共に、合流後の経路は通常トナーがフルに充填されており別系統側からの供給量を速いレスポンスでコントロールすることができないといった問題点がある。
本発明は上述の問題点を解決し、補給制御が互いに影響を受けず個別の補給量制御が可能な2系統以上のトナー補給経路を有するトナー補給装置を具備した画像形成装置及び最大トナー補給量を確保すると共に少量トナー補給時でのばらつきを低減することが可能なトナー補給装置を具備した画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、1つの供給先に対してトナーを補給するトナー補給装置を有する画像形成装置において、前記トナー補給装置として並列に接続された複数の吸引型1軸偏心ねじポンプが用いられ、前記供給先が現像装置であることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、さらに前記供給先がトナー供給装置であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の画像形成装置において、さらに前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプはそのトナー吐出部が垂直方向に並ぶように配置されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の画像形成装置において、さらに前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプから吐出されたトナーを吐出する1つの排出口を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3または4記載の画像形成装置において、さらに複数の色にそれぞれ対応したトナー供給装置を有する複数の現像装置を有し、前記複数の現像装置またはトナー供給装置のうちの少なくとも1つに他の現像装置またはトナー供給装置とは異なる個数の吸引型1軸偏心ねじポンプが接続されることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、求項5記載の画像形成装置において、さらに前記トナー吐出部と連通する前記現像装置の開口部または前記トナー供給装置の開口部が各色においてそれぞれ同一の形状であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1または2記載の画像形成装置において、さらに前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプはそれぞれ別の供給元に接続していることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置において、さらに前記供給元は複数のトナー貯容手段であることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置において、さらに前記供給元はトナー貯容手段及びリサイクルトナー供給経路であることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置において、さらに前記供給元はトナー貯容手段及び現像剤供給手段であることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置において、さらに前記供給元はトナー貯容手段及び潤滑剤供給手段であることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、1つの供給元から1つの供給先に対してトナーを補給するトナー補給装置を有する画像形成装置において、さらに前記トナー補給装置として並列に接続された複数の吸引型1軸偏心ねじポンプが用いられることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項12記載の画像形成装置において、さらに前記供給元がトナー貯容手段であり前記供給先が現像装置であることを特徴とする。
請求項14記載の発明は、請求項12記載の画像形成装置において、さらに前記供給元がトナー貯容手段であり前記供給先がトナータンクであることを特徴とする。
請求項15記載の発明は、請求項12記載の画像形成装置において、さらにトナーを搬送するチューブを有し、該チューブの内径は前記トナー補給装置が1つの吸引型1軸偏心ねじポンプを有する場合に使用されるチューブの内径よりも小さいことを特徴とする。
請求項16記載の発明は、請求項12記載の画像形成装置において、さらに前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプのうちの少なくとも1つは他とはサイズが異なることを特徴とする。
請求項17記載の発明は、請求項16記載の画像形成装置において、さらに前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプにそれぞれ接続されトナーを搬送するチューブを複数有し、前記各チューブは前記吸引型1軸偏心ねじポンプのサイズが異なる場合にその内径が異なることを特徴とする。
請求項18記載の発明は、請求項12ないし17の何れか1つに記載の画像形成装置において、さらに前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプは互いに同期して駆動可能であることを特徴とする。
請求項19記載の発明は、請求項12ないし17の何れか1つに記載の画像形成装置において、さらに前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプはその少なくとも1つが独立して駆動可能であることを特徴とする。
請求項20記載の発明は、請求項19記載の画像形成装置において、さらに必要なトナー搬送量に応じて前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプの駆動を選択可能であることを特徴とする。
請求項21記載の発明は、請求項20記載の画像形成装置において、さらに1回の補給量が所定値以下の場合には1つの吸引型1軸偏心ねじポンプのみを駆動し、所定値以上の場合には複数の吸引型1軸偏心ねじポンプを駆動することを特徴とする。
請求項22記載の発明は、請求項19ないし21の何れか1つに記載の画像形成装置において、さらに前記吸引型1軸偏心ねじポンプの動作時間検知手段を有し、動作時間の積算結果に基づいて最初に駆動する吸引型1軸偏心ねじポンプを切り替えることを特徴とする。
請求項23記載の発明は、請求項21記載の画像形成装置において、さらに最初に駆動する前記吸引型1軸偏心ねじポンプを随時切り替えることを特徴とする。
請求項24記載の発明は、請求項21記載の画像形成装置において、さらに前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプはその少なくとも1つが他よりも小型であり、該小型の吸引型1軸偏心ねじポンプを最初に駆動させることを特徴とする。
請求項25記載の発明は、請求項19記載の画像形成装置において、さらに前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプを駆動する互いに独立した複数のクラッチを有することを特徴とする。
請求項26記載の発明は、請求項25記載の画像形成装置において、さらに前記複数のクラッチはその少なくとも1つの容量が他よりも小さいことを特徴とする。
請求項27記載の発明は、請求項19記載の画像形成装置において、さらに前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプはその少なくとも1つが独立したステッピングモータにより駆動されることを特徴とする。
請求項28記載の発明は、請求項27記載の画像形成装置において、さらに前記ステッピングモータにより駆動される吸引型1軸偏心ねじポンプは他よりも小型であることを特徴とする。
本発明によれば、従来のトナー補給に用いられるスクリュ搬送方式と比較して補給経路の自由度を高くすることができる共に補給がチューブにより行われるため補給経路に要する専有面積を小さくすることができ、複数の補給経路を現像装置に接続することが容易となる。さらに独立した吸引型1軸偏心ねじポンプを複数設けることにより、相互に影響を受けない個別の搬送量制御が可能となると共に、補給経路の密閉性を容易に確保することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態を採用した画像形成装置を示している。同図においてレーザプリンタである画像形成装置1は、装置本体2のほぼ中央に感光体ドラム3を有しており、感光体ドラム3は図示しない駆動手段によって時計回り方向に回転駆動される。感光体ドラム3は、その周面近傍に設けられた帯電ローラ4によってその表面を一様に帯電され、その上方に配設されたレーザ書き込み装置5から出射される光変調されたレーザビームLによってその表面に静電潜像を形成される。感光体ドラム3上に形成された静電潜像は、感光体ドラム3の周面近傍に設けられた2成分現像剤を使用する現像装置6から供給されるトナーによってトナー像へと可視像化される。
装置本体2の下方には転写紙Pを貯容した給紙装置7が配設されており、給紙ローラ8の回転により給紙装置7から給送された転写紙Pは、装置本体3に設けられた搬送ローラ対9によって搬送されてレジストローラ対10へと送られる。レジストローラ対10へと送られた転写紙Pは、レジストローラ対10によって初手のタイミングを取られた後、表面にトナー像が形成された感光体ドラム3とこれに当接する転写ローラ11との間に向けて給送される。そして、転写ローラ11に対して感光体ドラム3上のトナー像とは逆極性の電圧が印加されることにより、感光体ドラム3上のトナー像が転写紙P上に転写される。転写紙Pに転写されず感光体ドラム3上に残った残留トナーは、感光体ドラム3の周面近傍に設けられたクリーニング装置12によって除去される。クリーニング装置12によってクリーニングされた感光体ドラム3は、その周面近傍に設けられた除電装置13によって方面に残留した電荷を除去されて次の画像形成に備えられる。クリーニング装置12と現像装置6との間には、クリーニング装置12において回収したトナーをリサイクルトナーとして現像装置6に補給するリサイクルトナー補給経路が設けられている。
転写ローラ11によってその表面にトナー像が転写された転写紙Pは、転写ローラ11の転写紙搬送方向下流側に配設された転写紙搬送部材14によってさらに下流へと送られ、定着装置15へと至る。定着装置15は加圧ローラと加熱ローラとを有しており、転写紙Pの表面に転写されたトナー像を熱と圧力とによって定着させる。定着装置15で画像を定着された転写紙Pは、排出ローラ対16によって装置本体3の外部に配設された排紙トレイ17上に排出積載される。
上述の画像形成装置1は、現像装置6内のトナーが消費されると現像装置6に対して消費分のトナーを補給するトナー補給装置を有している。図2は、本発明の第1の実施形態に用いられるトナー補給装置を示している。本実施形態において、トナー補給装置18はトナー貯容手段としての2個のトナーカートリッジ19A,19Bに貯容されたトナーを現像装置6に補給している。以下、トナーカートリッジ19A,19Bについて説明するが、各トナーカートリッジ19A,19Bは同一の構成であるのでトナーカートリッジ19Aの関連部分のみを説明し、トナーカートリッジ19Bの関連部分については詳細な説明を省略して図2中に符号のみを示すこととする。なお符号は、トナーカートリッジ19Aについて説明した符号の末尾に付したAをBに変更したものを示す。
内部にトナーを貯容するトナーカートリッジ19Aは、トナーを貯容するボトル状のボトル部20Aと円筒状のホルダ部21Aとを有している。トナーカートリッジ19Aがトナー補給装置18の図示しないカートリッジ載置台にセットされると、ホルダ部21Aに設けられたノズル挿入部22Aの挿入通路23A内に、トナー補給装置18に固定されている吸引ノズル24Aが挿入される。このとき挿入通路23A内では連通路25Aの直下に位置していたシャッタ部材26Aが、挿入通路23A内に差し込まれた吸引ノズル24Aの先端に押されて図中右から左へとスライド移動する。そして、連通路25Aの直下から退避すると共に、吸引ノズル24Aの先端部に設けられたトナー受け入れ口が連通路25Aの直下に位置する。これにより、トナー貯容部27A内と吸引ノズル24A内とがノズル挿入部22Aの連通路を介して連通する。
吸引ノズル24A及びシャッタ部材26Aがスライド移動可能な挿入通路23Aの内周面には、非通気性材料であるゴムからなる2個のOリング29Aが固定されている。吸引ノズル24A及びシャッタ部材26Aは、各Oリング29Aのリング内部を貫くようにして挿入通路23A内をスライド移動する。各Oリング29Aのうちの一方は、挿入通路23Aの内壁における連通路25Aよりもノズル受入口側の箇所に固定されており、この箇所で挿入通路23Aと吸引ノズル24Aとの間をシールしている。これにより挿入通路23Aの入口と吸引ノズル24Aとの隙間から挿入通路23A内への空気流入を阻止している。他方のOリング29Aは、挿入通路23Aの内壁における連通路25Aよりも出口側の箇所に固定されており、この箇所で挿入通路23Aと吸引ノズル24Aとの間をシールしている。これにより挿入通路23Aの出口と吸引ノズル24Aとの隙間から挿入通路23A内への空気流入を阻止している。
トナー補給装置18にセットされたトナーカートリッジ19Aは、ボトル部20Aの先端部に形成されたギヤ部28Aをトナー補給装置18に固定されたギヤ30Aに噛合させる。図示しない駆動手段によりギヤ30Aが回転駆動されると、ギヤ30Aとギヤ部28Aとの噛合によりボトル部20Aがホルダ部21Aに保持されながら回転する。この回転により、ボトル部20A内のトナーがボトル後端側から先端側に向けて搬送されホルダ部21Aのトナー貯容部27A内に流入し、トナー貯容部27Aの底部に設けられた連通路25A上に堆積する。吸引ノズル24Aに連結する搬送管31Aには後述するポンプが接続されており、このポンプの作動によって搬送管31A内のトナー及び空気が吸引される。この吸引力は搬送管31A内及び吸引ノズル24A内を介して連通路25A内及びトナー貯容部27A内に伝播し、トナー貯容部27A内及び連通路25A内のトナーが吸引ノズル24A内へと吸引される。
装置本体2にセットされたトナーカートリッジ19A,19Bはトナー補給経路を介して現像装置6に接続され、トナー補給経路には吸引ノズル24A,24Bに連結される搬送管31A,31B、トナーカートリッジ19A,19B内のトナーを吸引力により現像装置6に移送させる2個の吸引型1軸偏心ねじポンプ32,33、トナーカートリッジ19Aと吸引型1軸偏心ねじポンプ33とを接続する柔軟なトナー移送用のチューブ34、トナーカートリッジ19Bと吸引型1軸偏心ねじポンプ32とを接続するチューブ35等が設けられている。
現像装置6の内部には搬送オーガと呼ばれる螺旋状のフィンを有するスクリュ36,37が矢印C,D方向に回転自在に設けられており、この部分にはトナーとキャリアとを混合した2成分現像剤が貯容されている。スクリュ36は現像剤を図2において手前から奥へと搬送し、スクリュ37は逆に現像剤を図2において奥から手前へと搬送するように構成されており、奥側と手前側とには各スクリュ36,37を隔てる仕切り38に切欠部が設けられていることにより、現像剤が撹拌されながら循環するように構成されている。この循環する現像剤の一部が現像ローラ39の内部に設けられた磁石の磁力によって吸い上げられて現像ローラ39の周面上に吸着され、ドクタブレード40によって層厚を均一化された後に感光体ドラム3の表面に接することにより、感光体ドラム3上に形成された静電潜像が可視像化される。この現像時に感光体ドラム3に付着するのはトナーのみであり、現像装置6内において循環する現像剤中のトナーの割合を一定に保つため、トナーカートリッジ19A,19Bよりトナーが少量ずつ補給されつつ現像動作が行われる。
吸引型1軸偏心ねじポンプ32はロータ41とステータ42とを有しており、吸引型1軸偏心ねじポンプ33はロータ43とステータ44とを有している。ロータ41,43は硬質な断面円形状の軸状部材を螺旋状にねじって構成されており、それぞれユニバーサルジョイント45,46及びクラッチ47C,48Cを介してモータ47,48に連結されている。ステータ42,44はゴム等の柔軟な材質からなり長円形の断面が螺旋状にねじれた形状の穴を有しており、ステータ42,44の螺旋ピッチはロータ41,43の螺旋ピッチの2倍となるように構成されている。ロータ41,43を回転駆動することにより、ロータ41とステータ42との間及びロータ43とステータ44との間に形成される空間に入ったトナーを移送する。この構成により、モータ47,48が駆動するとロータ41,43が回転し、トナーカートリッジ19A,19B内に貯容されたトナーがトナー吸引口49,50から1軸偏心ねじポンプ32,33内に入り、図2において左方から右方へと吸引搬送されてトナー排出口51からトナー供給装置であるサブホッパ52を介して下方の現像装置6に補給される。なお、この構成においてトナー補給装置18からのトナーを直接現像装置6に補給する構成としてもよい。
上述の構成により、従来のトナー補給に用いられるスクリュ搬送方式と比較して吸引型1軸偏心ねじポンプを用いたトナー補給では補給経路の自由度が高いと共に補給がチューブにより行われるため補給経路に要する専有面積が小さく、複数の補給経路を現像装置に接続することが容易となる。さらに独立した吸引型1軸偏心ねじポンプを複数設けることにより、相互に影響を受けない個別の搬送量制御が可能となると共に、補給経路の密閉性を容易に確保することが可能となる。
また、上述の構成では吸引型1軸偏心ねじポンプ32,33のトナー吐出部が垂直方向に並ぶように配置されているので、補給経路内のトナーを現像装置6に送り込む場合に、トナーの落下方向に対して複数の吸引型1軸偏心ねじポンプ32,33を積み重ねる構成とすることにより、現像装置6側で要する接続部の面積を小さくでき、装置の小型化を図ることが可能となると共に、上下に配置された吸引型1軸偏心ねじポンプ32,33の何れが作動しているかによらず現像装置6側から見たトナー補給位置を近接できるので、補給されたトナーの現像装置6内での撹拌及び分散条件に差が生じにくくなり安定した画像形成を行うことができる。
また、上述の構成では吸引型1軸偏心ねじポンプ32,33から吐出されたトナーをサブホッパ52に吐出する1つのトナー排出口51を有するので、上下に配置された吸引型1軸偏心ねじポンプ32,33のトナー排出経路を共通化することにより部品構成を簡略化することができると共に、現像装置6側で要する接続部の面積を最小とすることができる。さらに、吸引型1軸偏心ねじポンプ32,33の何れが作動しているかによらず現像装置6側から見たトナー補給位置を同一とすることができるので、補給されたトナーの現像装置6内での撹拌及び分散条件に差が生じにくくなり安定した画像形成を行うことができる。さらに、スクリュ搬送のトナーと比較して吸引型1軸偏心ねじポンプ32,33から吐出されるトナーは流動性が高い状態となっているため、上段に配置された吸引型1軸偏心ねじポンプ32からのトナー補給時に下段に配置された吸引型1軸偏心ねじポンプ33の構成部品がトナー落下の妨げとならず、良好なトナー補給を行うことができる。
また、上述の構成ではトナー補給装置18がそれぞれ別の供給元であるトナーカートリッジ19A,19Bに接続されているので、吸引型1軸偏心ねじポンプ32,33を個々に制御することにより使用しないトナーカートリッジ側における密閉性を気にすることなく連続稼働時におけるカートリッジ交換可能な装置構成を構築することができる。また、途中にスクリュ補給経路を有していないので、トナーに与える凝集ストレスを低減可能な補給システムを構成することができる。
上述した第1の実施形態では、トナー補給装置18として吸引型1軸偏心ねじポンプ32,33を有する構成を示したが、トナー補給装置として3個以上の吸引型1軸偏心ねじポンプを有するものを用いてもよい。
図3は、本発明の第2の実施形態を示している。この第2の実施形態は第1の実施形態と比較すると、トナー補給装置18の吸引型1軸偏心ねじポンプ32がクリーニング装置12からのリサイクルトナー補給経路に接続されている点においてのみ相違しており、他の構成は同一である。リサイクルトナー補給経路には、クリーニング装置12と吸引型1軸偏心ねじポンプ32とを接続するチューブ53が設けられている。
上述の構成により、トナー補給装置18としてスクリュ搬送を用いる場合と比較して吸引型1軸偏心ねじポンプ32,33から吐出されるトナーは流動性は高い状態であるため、トナーカートリッジ19Aとは別に現像装置6内にリサイクルトナーを直接的に補給する構成であっても補給後における現像装置6内での現像剤の分散が良好に行われ、良好な画像形成を行うことができる。この第2の実施形態においても第1の実施形態と同様に、さらに吸引型1軸偏心ねじポンプを追加して複数のトナーカートリッジからトナーを補給する構成としてもよい。
図4は、本発明の第3の実施形態を示している。この第3の実施形態は第1の実施形態と比較すると、トナー補給装置18の吸引型1軸偏心ねじポンプ32が現像剤供給手段としての現像剤カートリッジ54からの現像剤供給経路に接続されている点においてのみ相違しており、他の構成は同一である。現像剤カートリッジ54はトナーカートリッジ19Bと同様に構成されており、トナーに代えて現像剤が貯容されているのでその説明は省略する。現像剤供給経路には、現像剤カートリッジ54と吸引型1軸偏心ねじポンプ32とを接続するチューブ55が設けられており、現像装置6と現像剤カートリッジ54との間には図示しないリサイクル現像剤補給経路が設けられている。
上述の構成により、現像装置6に対してトナーと混合して現像剤を供給する際に発生する分散のばらつきを、吸引型1軸偏心ねじポンプ32,33を個別に駆動して別々に供給することにより防止することができる。上記実施形態の変形例として、現像剤カートリッジ54に代えて内部にステアリン酸亜鉛等の潤滑剤を貯容した潤滑剤供給手段としての潤滑剤カートリッジ56を用いても同様の作用効果を得ることができる。この第3の実施形態においてもトナー補給装置として3個以上の吸引型1軸偏心ねじポンプを有するものを用いてもよい。
図5は、本発明の第4の実施形態を採用した画像形成装置を示している。同図においてカラー複写機である画像形成装置57は、中央に装置本体58を、装置本体58の下方に給紙部59を、装置本体58の上方にスキャナ60を、スキャナ60の上方にADF61を有している。
装置本体58の内部には、複数のローラ62,63,64に巻き掛けられた可撓性を有する無端ベルトにより構成された中間転写ベルト65が配設されている。中間転写ベルト65はローラ62が図示しない駆動手段により回転駆動されることにより図5において時計回り方向に走行し、中間転写ベルト65の走行に伴い他のローラ63,64が従動回転する。
中間転写ベルト65の上方には、イエロ(黄色)、マゼンタ(赤色)、シアン(青色)、ブラック(黒色)の各色の作像ユニット66Y,66M,66C,66Kが並列して配置されており、タンデム画像形成ユニット67を構成している。各作像ユニット66は、中間転写ベルト65に接する感光体ドラム68をそれぞれ有している。各感光体ドラム68の周囲には、帯電装置、現像装置、クリーニング装置、除電装置等がそれぞれ配置され、中間転写ベルト65を介して各感光体ドラム68と接触する位置には1次転写ローラ69がそれぞれ設けられている。本実施形態において、各作像ユニット66はそれぞれ同一の構造であるが、各現像装置内にはそれぞれイエロ、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーが貯容されている。各作像ユニット66の上方には、光変調されたレーザ光を各感光体ドラム68の表面に照射して各感光体ドラム68に静電潜像を形成する露光装置70が配設されている。
中間転写ベルト65の下方には2次転写装置71が配設されている。2次転写装置71はローラ72間に巻き掛けられた無端ベルトからなる2次転写ベルト73を有しており、2次転写ベルト73が中間転写ベルト65を介してローラ64に圧接する態様で配置されている。2次転写装置71の左方には転写紙上に2次転写されたトナー像を定着する定着装置74が配設され、2次転写装置71の下方には転写紙の両面に画像を形成すべく転写紙を反転する反転装置75が配設されている。
上述した画像形成装置57の動作を説明する。オペレータは、ADF61の原稿台76上に原稿をセットするか、若しくはADF61を上方に持ち上げてスキャナ60のコンタクトガラス77上に原稿をセットしADF61を下降させて原稿を押さえた後、図示しないスタートキーを押下する。スタートキーが押下されると、ADF61上に原稿をセットした場合には原稿を搬送してコンタクトガラス77へと移動させた後、コンタクトガラス77上に原稿をセットした場合には直ちに、スキャナ60内の第1走行体78及び第2走行体79が走行を開始する。第1走行体78の走行に伴い光源から光を照射すると共に原稿面からの反射光をさらに反射して第2走行体79に向け、第2走行体79のミラーで反射して結像レンズ80を介して読取センサ81により原稿内容を読み取る。
またスタートキーの押下に伴い中間転写ベルト65が走行し、これと同時に各作像ユニット66において感光体ドラム68が回転し、各感光体ドラム68上にイエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの単色画像がそれぞれ形成される。そして中間転写ベルト65の走行と共に各1次転写ローラ69が作動して各単色画像が中間転写ベルト65上に重畳転写され、転写ベルト65上に合成カラー画像が形成される。
一方、スタートキーが押下されると、給紙部59内に設けられた給紙ローラ82の1つが選択されて回転し、ペーパバンク83に複数設けられた給紙カセット84の1つから転写紙が給送される。給送された転写紙は分離ローラ85により1枚ずつに分離されて給紙路86に送られ、搬送ローラ87で搬送されて装置本体58内の給紙路88を介してレジストローラ対89に送られて一時停止される。手差し給紙の場合には、給紙ローラ90が回転して手差しトレイ91上の転写紙が給送され、給送された転写紙は分離ローラ92により1枚ずつに分離された後に給紙路93に給送され、レジストローラ対89に送られて一時停止される。
中間転写ベルト65上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ対89が回転することにより、転写紙は中間転写ベルト65と2次転写装置71との間に給送される。そして2次転写装置71が作動することにより、中間転写ベルト65上の合成カラー画像が転写紙上に一括転写される。合成カラー画像が転写された転写紙は定着装置74に送られ、定着装置74において熱と圧力とにより合成カラー画像が定着された後、切替爪94に案内されて排出ローラ95により排紙トレイ96上に排出積載される。転写紙の両面に画像を形成する場合には切替爪95が切り替えられ、定着後の転写紙は切替爪に案内されて反転装置75に導かれ、反転されて裏面に画像形成された後に排出ローラ95により排紙トレイ96上に排出される。画像転写後の中間転写ベルト65はクリーニング装置97によって表面の残留トナーを除去され、タンデム画像形成ユニット67による次の画像形成に備えられる。
上述した画像形成装置57においても、各作像ユニット66に配置された現像装置内のトナーが消費されると現像装置に対して消費分のトナーを補給するトナー補給装置を有している。図6に黒色トナーの補給を行うトナー補給装置98を、図7に他の黄色トナー、赤色トナー、青色トナーの補給を行うトナー補給装置99をそれぞれ示す。トナー補給装置98は装置本体58の内部に1個のみ設けられており、トナー補給装置99は黄色トナー、赤色トナー、青色トナーに応じて各1個ずつ計3個設けられている。
トナー補給装置98は、第1の実施形態で示したトナー補給装置18と比較すると、トナー貯容手段として黒色トナーを貯容した2個のトナーカートリッジ19AK,19BKに接続されている点、現像装置として作像ユニット66Kに設けられた現像装置100Kに接続される点においてのみ相違しており、他の構成は同一である。トナー補給装置99は、トナー補給装置98と比較すると、トナー貯容手段として黄色トナー(または赤色トナーまたは青色トナー)を貯容した1個のトナーカートリッジ19AY(またはトナーカートリッジ19AMまたはトナーカートリッジ19AC)に接続されている点、現像装置として作像ユニット66Y(または作像ユニット66Mまたは作像ユニット66C)に設けられた現像装置100Y(または現像装置100Mまたは現像装置100C)に接続される点、吸引型1軸偏心ねじポンプ33のみを有する点において相違しており、他の構成は同一である。図7は黄色トナーを補給するトナー補給装置99Yを示しており、赤色トナーを補給するトナー補給装置99M、青色トナーを補給するトナー補給装置99Cも同様に構成されている。
上述の構成により、通常使用において動作回数及びトナー消費量の大きな黒色トナー用のトナー補給装置として吸引型1軸偏心ねじポンプを2個有する構成とすることにより、トナー消費量の大きなトナーカートリッジ19AK,19BKとして消費量の小さなトナーカートリッジ19AY,19AM,19ACと同じものを使用できるので、部品共通化によるコスト低減及び管理上のメリットが生じると共に、現像装置100側のレイアウトに対してトナー補給装置の制約を小さくすることができ、コストダウンを図ることができる。
また、上述の構成ではトナー補給装置98及びトナー補給装置99のトナー吐出部より吐出されたトナーが吐出されるトナー排出口51に連通する各現像装置100K,100Y,100M,100Cのサブホッパ52の開口部形状が同一であるので、現像装置として共通のものを使用できコストダウンを図ることができる。本実施形態においても第1の実施形態と同様に、トナー補給装置98,99からのトナーを直接現像装置6に補給する構成としてもよく、またトナー補給装置98として3個以上の吸引型1軸偏心ねじポンプを有するものを用いてもよい。
上述した第1ないし第4の各実施形態において、トナー補給装置18,98の吸引型1軸偏心ねじポンプ32,33は図8(a)に示すように鉛直方向に直列した態様であるが、図8(b)に示すようにトナーの落下経路に影響しないようにオフセットして配置されたもの、図8(c)に示すように完全に影響を与えないように別室に構成されたものを用いてもよい。上述した各実施形態では、補給経路の終端側にポンプを設置しなくてはならない吸引型1軸偏心ねじポンプを用いたトナー補給装置に接続される現像装置側におけるレイアウト制約条件を小さくするために上下方向に複数の吸引型1軸偏心ねじポンプを配置する構成としたが、レイアウトに余裕がある装置構成であればこれに限られず、複数の吸引型1軸偏心ねじポンプを並列に配置してもよい。
図9は、本発明の第5の実施形態を示している。この第5の実施形態は第1の実施形態と比較すると、トナーカートリッジ19Aのみを用いる点、トナーカートリッジ19Aに2個の搬送管31Aが接続されている点、トナー補給装置18に代えてトナー補給装置101を用いる点においてのみ相違しており、他の構成は同一である。トナー補給装置101は、第1の実施形態で示したトナー補給装置18と比較すると、各ロータ41,43を回転させる各ユニバーサルジョイント45,46を1つのモータ102によって同期して回転させている点においてのみ相違しており、他の構成は同一である。モータ102の駆動軸には駆動ギヤ103が取り付けられており、この駆動ギヤ103は装置本体2に取り付けられたクラッチ104の一端に設けられた第1ギヤ105に噛合している。クラッチ104の他端には第2ギヤ106が設けられており、第2ギヤ106はユニバーサルジョイント45に接続されたギヤ107及びユニバーサルジョイント46に接続されたギヤ108にそれぞれ噛合している。トナー補給装置101を構成する吸引型1軸偏心ねじポンプ32,33のトナー吸引口49,50は、チューブ109,110によって各搬送管31Aに接続されている。なお、この第5の実施形態においてもサブホッパ52を介さずにトナー補給装置111からのトナーを直接現像装置6に補給する構成としてもよい。
図10は、従来の吸引型1軸偏心ねじポンプを1個のみ使用したトナー補給装置を示している。同図においてトナー補給装置111は、吸引型1軸偏心ねじポンプ32よりも大型の吸引型1軸偏心ねじポンプ112を有しており、単一の吸引型1軸偏心ねじポンプ112によってトナー補給装置101と同等のトナー補給能力を発揮するように構成されている。吸引型1軸偏心ねじポンプ112の構成は、各部材のサイズが大きいことを除いて吸引型1軸偏心ねじポンプ32と同様であるので、各符号の最後にLの文字を付して示し、詳細な説明は省略する。また、トナー補給装置111を構成する吸引型1軸偏心ねじポンプ112のトナー吸引口49Lは、チューブ113によって搬送管31Aに接続されている。このチューブ113もトナー補給装置101と同等のトナー補給能力を発揮すべく、チューブ109,110よりも内径の大きなものが使用される。
上述の構成により、小型小径の吸引型1軸偏心ねじポンプを複数有するトナー補給装置を用いることにより、最大トナー補給量を確保すると共にポンプの摩擦トルクやイナーシャを小さくし、駆動開始時のレスポンスやばらつきを小さくして少量トナー補給時におけるばらつきを低減することができ、良好な画像形成を行うことが可能となる。また、作像速度が速くトナー消費量の大きい画像形成装置においても作像速度の遅い画像形成装置と部品の共通化を図ることができ、コストダウンを図ることができる。
また、トナーの供給先を現像装置とすることにより細かなトナー濃度制御を必要とする現像装置へのトナー直接補給の際に効果が高く、トナーの供給先をトナータンクとすることにより現像装置ほどの細かな補給制御は要求されないもののコストダウンを図ることが可能となる。
また、従来のトナー補給装置に比してトナーを搬送するチューブの内径を小さくできるので、ポンプ動作開始時における補給レスポンス及び少量トナー補給時でのばらつき低減効果をより大きくすることができるとともに、小型のポンプを使用することで大型のポンプを使用した場合に比してトナー詰まりの発生を低減することができる。
また、複数のポンプを互いに同期して駆動することにより、構成を簡素化することによりコストの低減及び装置の小型化を図ることが可能となる。この第5の実施形態においてもトナー補給装置として3個以上の吸引型1軸偏心ねじポンプを有するものを用いてもよい。
図11は、本発明の第6の実施形態を示している。この第6の実施形態は第5の実施形態と比較すると、トナー補給装置101に代えてトナー補給装置18を用いる点においてのみ相違しており、他の構成は同一である。
上述の構成により、作動するポンプを何れか一方に限定することができ、ポンプの耐久性に応じて負荷の軽減を図ることができる。この第6の実施形態においてもトナー補給装置として3個以上の吸引型1軸偏心ねじポンプを有するものを用いてもよい。
図12は、本発明の第6の実施形態の変形例を示している、この変形例は第6の実施形態と比較すると、トナーカートリッジ19Aに代えてトナー貯容手段としてトナーカートリッジ113を用いる点においてのみ相違しており、他の構成は同一である。
トナーカートリッジ113は、トナー貯容部であるトナー収納体114と1つのトナー排出部を有する口金部材115とを有している。トナー収納体114は軟包材と呼ばれる厚さ50〜300μm程度のフィルム状の樹脂を溶着して袋状に形成したものであり、フィルム状の樹脂は材質の異なる複数の樹脂フィルムを積層して1枚のフィルムを構成している。袋状としたときに内側となる層には比較的低温で溶解する材質、例えばポリエチレン等が用いられ、外側あるいは中間の層には内容物の種類(固体、液体、粉体等)や目的(食品、医薬品等)に合わせてポリエチレンテレフタラート(PET)、ナイロン、アルミニウム、紙等が用いられる。本例において、トナー収納体114は外側からPET、ナイロン、ポリエチレンの3つの材質の複合材で構成されている。このようにトナー収納体114はフィルムで形成されているため、内容物の形や量の多少等に応じて変形可能であり、使用後のトナーカートリッジ113は小さく丸めて回収することができる。口金部材115は剛性の高い樹脂で形成されており、上側部材116、内側部材117、外側部材118を有している。上側部材116にはトナー収納体114が固着されると共に外側部材118が結合され、外側部材118には内側部材117が装着される。内側部材117と外側部材118とには円筒状のシャッタ部材119が差し込まれる孔が形成されており、上側部材116と内側部材117とはシール部材によって機密性が保たれている。トナーカートリッジ113はトナー補給経路を介して現像装置6に接続され、トナー補給経路には口金部材115に連結されるノズル120、ノズル120に接続する二股ジョイント121、チューブ109,110が設けられている。
上述の構成によっても第6の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。この変形例においてもトナー補給装置として3個以上の吸引型1軸偏心ねじポンプを有するものを用いてもよい。
図13は、本発明の第7の実施形態を示している。この第7の実施形態は第6の実施形態と比較すると、トナー補給装置18に代えてトナー補給装置122を用いる点においてのみ相違しており、他の構成は同一である。
トナー補給装置122は、吸引型1軸偏心ねじポンプ33と吸引型1軸偏心ねじポンプ32よりも小型の吸引型1軸偏心ねじポンプ123を有している。吸引型1軸偏心ねじポンプ123の構成は、各部材のサイズが小さいことを除いて吸引型1軸偏心ねじポンプ32と同様であるので、各符号の最後にSの文字を付して示し、詳細な説明は省略する。また、吸引型1軸偏心ねじポンプ123のトナー吸引口49Sは、チューブ124によって搬送管31Aに接続されている。このチューブ124はチューブ109よりも内径の小さなものが使用される。
上述の構成により、1つのポンプを小型とすることによりポンプ動作開始時における補給レスポンス及び少量トナー補給時におけるばらつきの低減効果をより大きくすることが可能となる。また、立ち上がりの早さにより微量補給を行う場合に有利であり、これは各ポンプ123,33を独立して駆動する場合に効果的である。さらに、ポンプに接続されるチューブのサイズを異ならせ、小型のポンプ123に接続されるチューブ124の内径をポンプ33に接続されるチューブ109の内径よりも小さくすることにより、上述した作用効果を増大することができる。
次に、第6の実施形態で示したトナー補給装置18を用い、必要なトナー搬送(補給)量に応じて各吸引型1軸偏心ねじポンプ32,33の駆動を切り替える実施形態を第8の実施形態として説明する。この実施形態では、図14に示す、第7の実施形態で示した各ポンプ123,33のトナー搬送量に応じた動作時間の制御テーブルを用いており、図中小ポンプはポンプ123を指し大ポンプはポンプ33を指す。この第8の実施形態において、各クラッチ47C,48Cの動作時間の制御テーブルは、図14において大ポンプ=小ポンプ(2個のポンプサイズが同じ)である場合の補給量直線から決定する。第8の実施形態ではにおける各クラッチ47C,48Cの動作のフローチャートを図15に示す。図15において、クラッチ1はクラッチ48Cを、クラッチ2はクラッチ47Cをそれぞれ示しており、各クラッチ47C,48Cの動作時間のカウントは図示しないタイマ等の動作時間検知手段により行われる。
上述の構成により、必要なトナー搬送量に応じて複数の吸引型1軸偏心ねじポンプ32,33の駆動を選択可能であるので、1回の補給量が所定値以下の場合には1つのポンプのみを駆動し、所定値以上の場合には複数のポンプを駆動することにより、レスポンスに優れ補給ばらつきの少ない方のポンプを少量補給の際に作動させ大量補給時には複数のポンプを作動させることで、現像装置内における細かなトナー濃度制御を重視したトナー補給装置を提供することができる。
また、ポンプの動作時間検出手段により各ポンプの動作時間の積算結果に基づいて最初に駆動するポンプを切り替えることにより、動作時間が多いこととなる最初に単独で動作するポンプを切り替えることができ、長時間作動による経時のステータ摩耗に起因する性能低下を抑制することができる。
次に本発明の第9の実施形態を説明する。この第9の実施形態では、複数のポンプのうち最初に駆動するポンプをポンプの動作回数に基づいて切り替えている。第9の実施形態ではにおける各クラッチ47C,48Cの動作のフローチャートを図16に示す。図16において、クラッチ1はクラッチ48Cを、クラッチ2はクラッチ47Cをそれぞれ示しており、各クラッチ47C,48Cの動作回数のカウントは図示しないカウンタ等により行われる。
上述の構成により、各ポンプの動作回数に基づいて最初に駆動するポンプを切り替えることにより、動作時間が多いこととなる最初に単独で動作するポンプを切り替えることができ、長時間作動による経時のステータ摩耗に起因する性能低下を抑制することができる。また、画像リピートの多い画像形成装置の性質上、少ない回数で最初に駆動するポンプを切り替えることにより、各ポンプの動作時間及び動作回数が確率的に近似したものとなるため、動作時間検知手段を要することなく第8の実施形態と同様の作用効果を得ることができ、装置構成及び制御を単純化でき、コストダウンを図ることができる。
上述した第8及び第9の実施形態に示したように、複数のポンプのうち最初に駆動するポンプを切り替える構成において、第7の実施形態に示したトナー補給装置122のように1つのポンプが他のポンプよりも小型である場合に、最初に駆動するポンプを小型のポンプとする構成を採用してもよい。
上述の構成により、レスポンスに優れ補給ばらつきの少ない小型のポンプを少量補給の際に作動させ、大量補給時に他の大型のポンプを作動させることにより、細かな現像装置内におけるトナー濃度制御を重視したトナー補給装置を提供することができる。また、多量トナー消費画像の少ない使用状況の画像形成装置においては、動作トルク及び起動トルクが大きい大型のポンプを作動させる頻度が少なくなるので、消費エネルギを低減することができる。
上述した各実施形態では、複数のポンプを用いこれらを互いに独立した複数のクラッチにより作動制御しているので、大型のポンプを単独で用いる際に必要な容量の大きなクラッチに比して小型のポンプに必要な容量の小さなクラッチを使用でき、接離時間が短くばらつきの小さい制御を行うことが可能となり、トナー少量補給時における安定性を確保することができる。また、大容量のクラッチに比して用途が広く選択の幅が大きい小容量のクラッチを2個使用する方がコスト低減に寄与する場合がある。
第7の実施形態に示したトナー補給装置122のように1つのクラッチの容量が他のクラッチの容量よりも小さい場合には、小型のポンプにおける駆動レスポンスを向上することができると共にばらつきを低減することができる。
上記各実施形態で示したトナー補給装置において、複数のポンプのうちの少なくとも1つを独立したステッピングモータで駆動することにより、クラッチでの接続に比して駆動立ち上がりが速く細かなオン・オフ制御を行うことが可能であり、トナー少量補給時における現像装置内での細かなトナー濃度制御を重視したトナー補給装置を提供することができる。また、他のモータと比較してステッピングモータは励磁のため電流消費は大きくなるものの小型のものを使用することができ、最大トナー補給量の確保とトナー少量補給時の安定性を両立しつつ消費電力の小さなトナー補給装置を提供することができる。
上述したステッピングモータによって他のものよりも小型のポンプを駆動することにより、小型のポンプにおける駆動レスポンスを向上することができると共にばらつきを低減することができる。また、想定される一般的なトナー消費量に合わせた小型のポンプサイズ及びステッピングモータのサイズを選択することにより、消費電力をより効率よく低減することが可能となる。
上記各実施形態では、画像形成装置としてレーザプリンタ及びカラー複写機を用いた例を示したが、本発明が適用可能な画像形成装置はこれらに限られず、プリンタ、プロッタ、ファクシミリ、これらの複合機等の他の画像形成装置に本発明を適用してもよい。
本発明の第1の実施形態を採用した画像形成装置の概略正面図である。 本発明の第1の実施形態に用いられるトナー補給装置の概略図である。 本発明の第2の実施形態に用いられるトナー補給装置の概略図である。 本発明の第3の実施形態に用いられるトナー補給装置の概略図である。 本発明の第4の実施形態を採用した画像形成装置の概略正面図である。 本発明の第4の実施形態に用いられる黒色トナー補給装置の概略図である。 本発明の第4の実施形態に用いられる黄色または赤色または青色トナー補給装置の概略図である。 本発明の第1ないし第4の各実施形態における変形例を示す概略図である。 本発明の第5の実施形態に用いられるトナー補給装置の概略図である。 従来のトナー補給装置の概略図である。 本発明の第6の実施形態に用いられるトナー補給装置の概略図である。 本発明の第6の実施形態の変形例に用いられるトナー補給装置の概略図である。 本発明の第7の実施形態に用いられるトナー補給装置の概略図である。 本発明の第7の実施形態に用いられる各ポンプのトナー搬送量に応じた動作時間の制御テーブルを示す概略図である。 本発明の第8の実施形態を説明するフローチャートである。 本発明の第9の実施形態を説明するフローチャートである。
符号の説明
1,57 画像形成装置
6,100 現像装置
18,98,99,101,111,122 トナー補給装置
19,113 トナー貯容手段(トナーカートリッジ)
32,33,112,123 吸引型1軸偏心ねじポンプ
34,35,53,55,109,124 チューブ
47C,48C,104 クラッチ
51 トナー排出口
52 トナー供給装置(サブホッパ)
54 現像剤供給手段(現像剤カートリッジ)
56 潤滑剤供給手段(潤滑剤カートリッジ)

Claims (28)

  1. 1つの供給先に対してトナーを補給するトナー補給装置を有する画像形成装置において、
    前記トナー補給装置として並列に接続された複数の吸引型1軸偏心ねじポンプが用いられ、前記供給先が現像装置であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記供給先がトナー供給装置であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2記載の画像形成装置において、
    前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプはそのトナー吐出部が垂直方向に並ぶように配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3記載の画像形成装置において、
    前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプから吐出されたトナーを吐出する1つの排出口を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3または4記載の画像形成装置において、
    複数の色にそれぞれ対応したトナー供給装置を有する複数の現像装置を有し、前記複数の現像装置またはトナー供給装置のうちの少なくとも1つに他の現像装置またはトナー供給装置とは異なる個数の吸引型1軸偏心ねじポンプが接続されることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5記載の画像形成装置において、
    前記トナー吐出部と連通する前記現像装置の開口部または前記トナー供給装置の開口部が各色においてそれぞれ同一の形状であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1または2記載の画像形成装置において、
    前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプはそれぞれ別の供給元に接続していることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7記載の画像形成装置において、
    前記供給元は複数のトナー貯容手段であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項7記載の画像形成装置において、
    前記供給元はトナー貯容手段及びリサイクルトナー供給経路であることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項7記載の画像形成装置において、
    前記供給元はトナー貯容手段及び現像剤供給手段であることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項7記載の画像形成装置において、
    前記供給元はトナー貯容手段及び潤滑剤供給手段であることを特徴とする画像形成装置。
  12. 1つの供給元から1つの供給先に対してトナーを補給するトナー補給装置を有する画像形成装置において、
    前記トナー補給装置として並列に接続された複数の吸引型1軸偏心ねじポンプが用いられることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項12記載の画像形成装置において、
    前記供給元がトナー貯容手段であり前記供給先が現像装置であることを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項12記載の画像形成装置において、
    前記供給元がトナー貯容手段であり前記供給先がトナータンクであることを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項12記載の画像形成装置において、
    トナーを搬送するチューブを有し、該チューブの内径は前記トナー補給装置が1つの吸引型1軸偏心ねじポンプを有する場合に使用されるチューブの内径よりも小さいことを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項12記載の画像形成装置において、
    前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプのうちの少なくとも1つは他とはサイズが異なることを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項16記載の画像形成装置において、
    前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプにそれぞれ接続されトナーを搬送するチューブを複数有し、前記各チューブは前記吸引型1軸偏心ねじポンプのサイズが異なる場合にその内径が異なることを特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項12ないし17の何れか1つに記載の画像形成装置において、
    前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプは互いに同期して駆動可能であることを特徴とする画像形成装置。
  19. 請求項12ないし17の何れか1つに記載の画像形成装置において、
    前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプはその少なくとも1つが独立して駆動可能であることを特徴とする画像形成装置。
  20. 請求項19記載の画像形成装置において、
    必要なトナー搬送量に応じて前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプの駆動を選択可能であることを特徴とする画像形成装置。
  21. 請求項20記載の画像形成装置において、
    1回の補給量が所定値以下の場合には1つの吸引型1軸偏心ねじポンプのみを駆動し、所定値以上の場合には複数の吸引型1軸偏心ねじポンプを駆動することを特徴とする画像形成装置。
  22. 請求項19ないし21の何れか1つに記載の画像形成装置において、
    前記吸引型1軸偏心ねじポンプの動作時間検知手段を有し、動作時間の積算結果に基づいて最初に駆動する吸引型1軸偏心ねじポンプを切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  23. 請求項21記載の画像形成装置において、
    最初に駆動する前記吸引型1軸偏心ねじポンプを随時切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  24. 請求項21記載の画像形成装置において、
    前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプはその少なくとも1つが他よりも小型であり、該小型の吸引型1軸偏心ねじポンプを最初に駆動させることを特徴とする画像形成装置。
  25. 請求項19記載の画像形成装置において、
    前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプを駆動する互いに独立した複数のクラッチを有することを特徴とする画像形成装置。
  26. 請求項25記載の画像形成装置において、
    前記複数のクラッチはその少なくとも1つの容量が他よりも小さいことを特徴とする画像形成装置。
  27. 請求項19記載の画像形成装置において、
    前記複数の吸引型1軸偏心ねじポンプはその少なくとも1つが独立したステッピングモータにより駆動されることを特徴とする画像形成装置。
  28. 請求項27記載の画像形成装置において、
    前記ステッピングモータにより駆動される吸引型1軸偏心ねじポンプは他よりも小型であることを特徴とする画像形成装置。
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