JP2004206150A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 現像手段3にトナーを補給する経路内に設けられ、上記混合気を現像手段3内に吐出する吐出開口1、101と、上記現像手段3にトナーを補給する経路外に設けられ、上記吐出開口1、101から現像手段3内に吐出された混合気中の気体を吸引して現像手段外部に排出する吸引口2、102と、該吸引口2、102から吸引された気体をトナーとの混合気を得る上記気体として還流させる還流手段22、23とを備えた。
【選択図】 図5
Description
そこで本発明の課題は、電子写真方式における画像担持体上の潜像を顕像化してトナー像を形成するトナーを、気体との混合気として、現像装置から離れた位置より現像装置に供給しても現像装置内の内圧の上昇によるトナー飛散を防止することができ、その結果、エアーフィルターを用いることなく低コストでメンテナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することにある。
請求項2の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、還流手段は、吸引口に連通し新規トナー移送手段に気体を供給する気体吸引供給手段であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、還流手段は、吸引口に連通し回収トナー移送手段に気体を供給する気体吸引供給手段であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載の画像形成装置において、回収トナー移送手段の回収トナーは感光体クリーニング手段あるいは転写ベルトクリーニング手段の少なくとも一方の回収トナーであることを特徴とする。
請求項2及び3においては、還流手段は新規トナー移送手段に気体を供給する気体吸引供給手段であり、また回収トナー移送手段に気体を供給する気体吸引供給手段であることとし、新規トナーと回収トナーとを区別して気体の供給を行うようにした。
請求項4においては、回収トナー移送手段の回収トナーは感光体クリーニング手段あるいは転写ベルトクリーニング手段の少なくとも一方の回収トナーであることとして、回収トナーの種類の区別無く回収することとした。
上記のように構成された画像形成装置は、請求項1においては、現像手段にトナーを補給する経路内に設けられ上記混合気を現像手段内に吐出する吐出開口と、上記現像手段にトナーを補給する経路外に設けられ上記吐出開口から現像手段内に吐出された混合気中の気体を吸引して現像手段外部に排出する吸引口とにより、混合気の気体の吸引によって現像装置内の内圧上昇が無くなってトナーの飛散を防止でき、またエアーフィルターを用いるまでもなく浮遊トナーを含む気体を吸引することにより低コストでメンテナンス性の良い装置を得ることができ、結果的に高品質の画像が形成され、更に還流手段によって気体を循環させており吸引口より吸引した気体を現像装置から離れた位置まで還流させそして混合気を得るために用いることにより、上記効果に加えて浮遊トナーの回収と再使用、気体の循環に伴う混合気の円滑な流通ひいてはトナーの円滑な搬送を可能とした。
請求項2及び3においては、還流手段は新規トナー移送手段に気体を供給する気体吸引供給手段であり、また回収トナー移送手段に気体を供給する気体吸引供給手段であることとし、新規トナーと回収トナーとを区別して気体の供給を行うようにした。
請求項4においては、回収トナー移送手段の回収トナーは感光体クリーニング手段あるいは転写ベルトクリーニング手段の少なくとも一方の回収トナーであることとして、回収トナーの種類の区別無く回収することとした。
この静電潜像は、現像手段4から供給される2成分現像剤又は1成分現像剤によって現像して顕像化され、画像担持体5上にトナー像が形成されるようになっている。上記画像形成装置本体10の現像手段4と、現像位置から離れていた位置に配置された新規トナー(Tn)を供給するトナーバンク21は連結されており、トナーバンク21に内に貯留されている新規トナー(Tn)が、新規トナー移送手段8の通称モーノポンプとも呼ばれる粉体ポンプユニットによって送り出される。この新規トナー移送手段8である粉体ポンプユニットは、新規トナーを、混合気搬送経路8aのフレキシブルな管部材からなるトナー供給パイプを介して、流動化する空気との混合気として移送し、接続手段3としてのトナー吐出筒3aの端部に設けられた吐出開口1から、トナー吐出筒3aに着脱可能に接続された現像手段4内に吐出されて供給される。つまり、現像手段4には、混合気としてのトナーを現像手段内に供給する為のトナー吐出筒3aと、吐出された混合気中の空気を現像手段外に導出する気体吸引筒3b(吸引口2)が接続されている。この部分の詳細な構成については後述する。画像担持体5上に形成されたトナー像は、給紙部14から給紙され、レジストローラ16を介して画像担持体5と転写手段6としての転写ベルトとのニッブ部に給紙される転写紙(P)上に転写され、トナー像が転写された転写紙(P)は転写ベルトにより定着手段18に搬送され、定着手段18でトナー像が転写紙(P)に定着される。定着を受けた後の転写紙(P)は、排紙ローラ19を介して排紙トレイ20上に排紙されて収納される。
尚、感光体クリーニング手段17及び転写ベルトクリーニング手段6aのクリーニング方式としては、ブレードクリーニング方式、ローラクリーニング方式、ブラシクリーニング方式等があるが、いずれの方式を採用してもよい。現像手段4内に供給される新規トナー又は回収トナーの流動化のために混合気として供給されて新規トナー又は回収トナーと共に吐出された気体の空気は、後述する還流手段により還流されて次工程の新規トナー又は回収トナーを流動化するために再使用される気体の空気として、接続手段3の気体吸引筒3bの吸引口2から吸引されて再使用される。従って、画像担持体5上の潜像を顕像化してトナー像を形成するトナーを、気体(空気)との混合気として、現像手段4から離れた位置より現像手段4に供給したとしても、現像手段4内の内圧の上昇によるトナー飛散を防止して、エアーフィルターが無くても現像手段が着脱可能な低コストでメンテナンス性の良い高品質の画像が形成される画像形成装置を提供することが出来るようになった。
上記パドルホイール4dによって現像剤が汲み上げられる位置には、画像担持体5に近接させて複数の現像ローラ4f、現像ローラ4gが設けられている。現像ローラ4fと現像ローラ4gは、画像担持体5の回動方向に沿って上流側及び下流側に配置されており、上流側に位置するものが第1の現像ローラ4fとされ、下流側に位置するものが第2の現像ローラ4gとされている。これら第1の現像ローラ4fと第2の現像ローラ4gは、図示しない駆動部により図中、反時計方向に回転可能なスリーブとこのスリーブの内部に固定されているマグローラとを主要部として備えている。このスリーブは、アルミニウムあるいは、ステンレスの非磁性体で構成され、マグローラは、フェライト磁石あるいはゴム磁石さらにはナイロン粉末とフェライト粉末とを混練して成形したプラスチック磁石等からなり、磁極が周方向に沿って複数配置された構成を有している。現像容器部4b内においては、上記バドルホイール4dの回転時に発生する遠心力によって現像剤が汲み上げられ、第1の現像ローラ4fに向け放出される。放出された現像剤の一部は、直接、第1の現像ローラ4fに供給されて第1の現像ローラ4fの表面に担持される。放出される現像剤の残りの一部は、第2の現像ローラ4gに突き当たることにより跳ね返ると、第1の現像ローラ4f側の磁力により第1の現像ローラ4fの表面に担持される。
第1の現像ローラ4fと第2の現像ローラ4gに設けられているマグローラは、第1の現像コーラ4fと第2の現像ローラ4g同士の最も接近している位置の間に同極同士による反発磁界が形成できる磁極の配置が設定され、現像剤の移送方向が第2の現像ローラ4gに向かう方向に強制的に設定されるようになっている。これにより、現像剤は、第2の現像ローラ4g側の磁極の磁力によって第2の現像ローラ4gに受け渡される。現像容器部4b内の上記攪拌ローラ4cの近傍には、トナーとキャリアとの混合比を検出するためのトナー濃度検出手段4kをなすトナー濃度センサが配置されている。トナー濃度検出手段4kのトナー濃度センサとしては、現像剤中に位置するコイルのインダクタンス変化を利用して、現像剤中のトナーの含有量からトナー濃度を検出する方式が一例として用いられている。尚、上記においては現像手段4の形態例として、2成分磁気ブラシ現像方式で説明したが、1成分現像方式を用いることも出来る。
新規トナー補給部4l内の新規トナーの量は、減少するとトナーバンク21から、新規トナー移送手段8の移送により混合気搬送経路8aからの新規トナーが補給されて所定量が維持されるようになっている。次に、回収トナー移送手段7の移送により混合気搬送経路7aからの回収トナーの補給について説明する。トナー補給部4aの側壁に配置されたトナー検知センサ4a1がトナーが無いことを検知すると、トナー補給命令が上記制御手段24のCPUから回収トナー移送手段7に対して出され、回収トナー移送手段7は回収トナー(T)の移送を開始する。補給された回収トナー(T)は、螺旋状の上記アジテータ4mの回転により図示の矢印C方向の上記本体10内の奥方向に順次搬送され、やがてトナー検知センサ4a1がトナー(T)で満たされたことを検知すると、上記制御手段24のCPUによりトナー補給命令は取り消され、回収トナー移送手段7の回収トナー(T)のトナー補給は停止する。
回収トナー移送手段7又は新規トナー移送手段8(粉体ポンプユニット)と移送されるトナーの流動性を良くするために気体の空気を供給する回収トナー気体吸引供給手段22又は新規トナー気体吸引供給手段23のエアーポンプは、上記制御手段24のCPUにより、画像形成動作が開始されると同時に動作を開始するようになっている。然し、画像形成動作が終了する際は、上記制御手段24のCPUにより、回収トナー移送手段7又は新規トナー移送手段8の動作が停止して、吐出開口1及び吐出開口101からの回収トナー又は新規トナーと気体との混合気の吐出を停止した後に、回収トナー気体吸引供給手段22又は新規トナー気体吸引供給手段23のエアーポンプの動作が停止して上記吸引口2又は上記吸引口102からの吸引も停止するようにしてあるから、混合気搬送経路7a又は混合気搬送経路8aのフレキシブルな管部材からなるトナー供給パイプ内には、トナーの残存が防止される。
Claims (4)
- 画像担持体上の潜像を顕像化するトナーを気体との混合気として現像手段から離れた位置より現像手段に供給して画像を形成する電子写真方式の画像形成装置において、上記現像手段にトナーを補給する経路内に設けられ、上記混合気を現像手段内に吐出する吐出開口と、上記現像手段にトナーを補給する経路外に設けられ、上記吐出開口から現像手段内に吐出された混合気中の気体を吸引して現像手段外部に排出する吸引口と、該吸引口から吸引された気体をトナーとの混合気を得る上記気体として還流させる還流手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1記載の画像形成装置において、還流手段は、吸引口に連通し新規トナー移送手段に気体を供給する気体吸引供給手段であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1記載の画像形成装置において、還流手段は、吸引口に連通し回収トナー移送手段に気体を供給する気体吸引供給手段であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項3記載の画像形成装置において、回収トナー移送手段の回収トナーは感光体クリーニング手段あるいは転写ベルトクリーニング手段の少なくとも一方の回収トナーであることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004113615A JP2004206150A (ja) | 2004-04-07 | 2004-04-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004113615A JP2004206150A (ja) | 2004-04-07 | 2004-04-07 | 画像形成装置 |
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JP24616397A Division JP3565540B2 (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 画像形成装置 |
Publications (1)
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ID=32822376
Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11106154B2 (en) | 2018-07-19 | 2021-08-31 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Developing devices including developing rollers and discharge channels |
-
2004
- 2004-04-07 JP JP2004113615A patent/JP2004206150A/ja active Pending
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