JP3565120B2 - 浴槽アダプタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は浴槽アダプタに関し、詳しくは浴槽の側壁に貫通して取り付けられ、浴槽外からの給湯水を受け入れたり、浴槽水を外部に循環させたりするための接続口となる浴槽アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に従来の浴槽アダプタの縦断面図を示す。浴槽アダプタは、浴槽内ユニット1と浴槽外ユニット2とからなり、浴槽側壁Wに設けられた貫通穴Wに対してパッキン3、4を介して両側から螺合して結合するようになされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが上記従来の浴槽アダプタの場合、浴槽内ユニット1と浴槽外ユニット2とを締め上げる際、ネジ込み回転を行うユニット1又は2側のパッキン3又は4がねじれ、シール不良を起こす原因となっていた。
【0004】
そこで本発明は上記従来の浴槽アダプタにおける欠点を解消し、浴槽側壁への螺合取り付けの際にパッキンがねじれることなく、確実に締め上げることができ、安定したシール力を発揮することができる浴槽アダプタの提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の浴槽アダプタは、略2つのユニットからなり、浴槽側壁に設けられた貫通穴に対して内外両面側からパッキンを介して両ユニットを螺合させて固定し、給湯器或いは風呂釜と接続することにより浴槽への給湯或いは浴槽水の循環加熱を行うことができるようにした浴槽アダプタであって、螺合のために回転させる少なくとも片方のユニットと浴槽側壁面との間に、浴槽側壁面に対してパッキンを配すると共に、該パッキンとユニットとの間には摺動抵抗の小さな滑らし板を配し、該滑らし板とユニットの間は別のパッキンにより気密性を保持してあることを特徴としている。
【0006】
上記本発明の特徴によれば、少なくとも螺合のために回転させるユニットには、該ユニットとパッキンとの間に滑らし板を配しているので、ユニットを回転させても、回転によるねじれの力がパッキンにまで到達せず、パッキンがねじれたりすることが防止される。よってパッキンと浴槽側壁との間からの水漏れや、またパッキンと滑らし板との間からの水漏れを、安定して防止することができる。滑らし板とユニットとの間の水漏れは別に設けたパッキンで防止される。
以上より、本発明の特徴によれば、浴槽側壁への取り付けの際にパッキンがねじれたりせず、確実に締め上げることができ、安定したシール力を発揮することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る浴槽アダプタの縦断面図、図2は第1の実施形態に係る浴槽アダプタの分解斜視図、図3は第2の実施形態に係る浴槽アダプタの縦断面図である。
【0008】
図1、図2を参照して、先ず第1の実施形態を説明する。
浴槽アダプタは、浴槽内ユニット10と浴槽外ユニット20との略2つのユニットからなる。この浴槽内ユニット10と浴槽外ユニット20とが、浴槽側壁Wに設けられた貫通穴Wを介して両側から結合されて浴槽アダプタが完成する。
【0009】
前記浴槽内ユニット10は、浴槽ボルト11と、仕切り板セット12と、フィルターセット13とからなる。
前記浴槽ボルト11と仕切り板セット12とはネジ14で結合される。またフィルターセット13は仕切り板セット12に被せて回転させることにより、仕切り板セット12の固定溝15にフィルターセット13の図示しない内面側への凸部が嵌まり込み固定されるべく構成されている。
一方、前記浴槽外ユニット20は、二重筒のような形状をしている。
【0010】
前記浴槽内ユニット10と浴槽外ユニット20との結合の仕方について説明する。先ず、浴槽側壁Wの貫通穴Wの外面に外面パッキン40をフランジ部20aに嵌め込んだ浴槽外ユニット20を当てがい、これに対して貫通穴Wの内面に内面パッキン30を当てがい、その上から滑らし板50を当てがい、更にその上から浴槽ボルト11のフランジ部11aを当てがってねじ込み回転させていく。これによって浴槽ボルト11の筒状部11bが浴槽外ユニット20の外筒部20b内に螺合されて締め付けられていく。この時、滑らし板50を内面パッキン30と浴槽ボルト11との間に介在させることで、浴槽ボルト11だけが回転し、滑らし板50と内面パッキン30とは回転することなく済む。よって内面パッキン30のねじれが防止された状態で確実に締め上げることができ、安定したシール力を発揮することができる。
【0011】
固定体である前記滑らし板50と回転体である浴槽ボルト11との間の気密性は、浴槽ボルト11の筒状部11bに取り付けた別のパッキンであるOリング60と、滑らし板50の中心穴の周囲に軸方向に構成した穴フランジ50aの部分との周方向の接触により達成している。
前記滑らし板50は、ステンレス鋼等の金属或いはフッ素樹脂等の低摺動抵抗のプラスチック等からなる浴槽ボルト11の材質に対して滑りやすい材質のものが選ばれる。
また前記Oリング60はVリングであってもよい。要するに、滑らし板50と浴槽ボルト11との間の気密性を保持できるパッキンであればよい。
前記浴槽ボルト11と浴槽外ユニット20との結合が完了した後、仕切り板セット12のフランジ部12aをネジ14で浴槽ボルト11に結合し、更にフィルターセット13を仕切り板セット12に被せて回転させ、固定することで、浴槽アダプタの浴槽側壁Wへの取り付けが完了する。
【0012】
前記浴槽外ユニット20に対しては、浴槽水循環のための配管P、Pが接続される。この配管P、Pは給湯器付風呂釜等の熱源機に接続して、浴槽水の循環加熱ができるようになっている。
前記配管Pの通路は、浴槽外ユニット20の内筒部20c内の通路S、仕切り板セット12の筒状部12b内の通路S、仕切り板セット12に構成された通路S、及びフィルターセット13の側部の開口13cを経て浴槽内に通じている。
また配管Pの通路は、浴槽ボルト11の筒状部11bと仕切り板セット12の筒状部12bとの間の通路Sから仕切り板セット12の図示しない通路を通って、仕切り板セット12の前面の通路Sに通じ、フィルターセット13の前面の開口13dを経て浴槽内に通じている。
前記フィルターセット13は内側のフィルター部13aと、外側のケース部13bとが接合された状態に形成されている。
【0013】
図3に本発明の別の実施形態を示す。この実施形態においては、固定体である滑らし板50と回転体である浴槽ボルト11との間の気密性は、浴槽ボルト11のフランジ部11aに取り付けた別のパッキンであるOリング60と、滑らし板50との軸方向の接触により達成している。
その他の構成は上記図1、2に示す既述の実施形態と同じであるので、説明を省略する。図3において、既述のものと同じ機能を果たす部材、部品、要素については、同じ符号を付している。
【0014】
なお上記の実施形態においては、2本の配管P、Pを接続し、浴槽水を熱源機に往復循環させることによって浴槽水の循環加熱ができるようにした浴槽アダプタを示したが、本発明の浴槽アダプタはこの循環加熱用のものに限定されるものではない。本発明の浴槽アダプタは、給湯器の熱源機からの温水を浴槽内に一方的に供給する場合にも用いることができる。即ち、例えば浴槽を配管を介して給湯器に接続し、浴槽内への高温差し湯を行うようにした風呂設備の場合にも本発明の浴槽アダプタを用いることができる。
要するに本発明において重要なことは、浴槽内ユニット10と浴槽外ユニット20との結合において、回転させるユニット側においては、浴槽側壁Wとの間にパッキン30の他に滑らし板50を設けたという構成である。その一方、浴槽内外の通路構成を2本として循環用とするか、1本として給湯を受けるだけにするかについては、自由に設計することができるのである。
上記において、1本の配管により温水を受けるだけの場合に用いる浴槽アダプタにあっては、図1又は図3に示す構成において、一方の配管Pが不要となるので、該配管Pとの接続口や通路Sが構成されない構造とされる。即ち1個の配管Pが接続され、1本の通路S、S、Sが浴槽内に連通する浴槽アダプタの構成となる。勿論、その具体的な1本の通路構成については上記配管Pから通路S、S、Sで示す構成に限るものではない。
【0015】
【発明の効果】
本発明は以上の構成、作用からなり、請求項1に記載の浴槽アダプタによれば、略2つのユニットからなり、浴槽側壁に設けられた貫通穴に対して内外両面側からパッキンを介して両ユニットを螺合させて固定し、給湯器或いは風呂釜と接続することにより浴槽への給湯或いは浴槽水の循環加熱を行うことができるようにした浴槽アダプタであって、螺合のために回転させる少なくとも片方のユニットと浴槽側壁面との間に、浴槽側壁面に対してパッキンを配すると共に、該パッキンとユニットとの間には摺動抵抗の小さな滑らし板を配し、該滑らし板とユニットの間は別のパッキンにより気密性を保持してあるので、
浴槽側壁への取り付けの際にパッキンがねじれたりせず、確実に締め上げることができ、安定したシール力を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る浴槽アダプタの縦断面図である。
【図2】第1の実施形態に係る浴槽アダプタの分解斜視図である。
【図3】第2の実施形態に係る浴槽アダプタの縦断面図である。
【図4】従来の浴槽アダプタの縦断面図である。
【符号の説明】
W 浴槽側壁
貫通穴
配管
配管
〜S、S〜S 通路
10 浴槽内ユニット
11 浴槽ボルト
11a フランジ部
11b 筒状部
12 仕切り板セット
13 フィルターセット
20 浴槽外ユニット
20a フランジ部
20b 外筒部
20c 内筒部
30 内面パッキン
40 外面パッキン
50 滑らし板
60 Oリング

Claims (1)

  1. 略2つのユニットからなり、浴槽側壁に設けられた貫通穴に対して内外両面側からパッキンを介して両ユニットを螺合させて固定し、給湯器或いは風呂釜と接続することにより浴槽への給湯或いは浴槽水の循環加熱を行うことができるようにした浴槽アダプタであって、螺合のために回転させる少なくとも片方のユニットと浴槽側壁面との間に、浴槽側壁面に対してパッキンを配すると共に、該パッキンとユニットとの間には摺動抵抗の小さな滑らし板を配し、該滑らし板とユニットの間は別のパッキンにより気密性を保持してあることを特徴とする浴槽アダプタ。
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