JP3564686B2 - ブラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方法およびその転送方式 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信端末が内蔵するブラウザを利用してメールサーバに保管される受信メールのうちメールに添付される音声ファイルを受けるブラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方法およびその転送方式に関し、特に、ブラウザを利用した通信端末が個別指定された音声ファイルを再生音声で受け、ユーザがこれを聴取することができるという音声メール転送方法およびその転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ブラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方式では、パーソナルコンピュータ(以後、PCと略称する)のように、ブラウザ等のインターネットに接続する通信機能しか持たない端末が、指定した受信メールに添付された音声ファイルを再生する場合、この音声ファイルを、ブラウザ等の通信機能を介して端末にダウンロードし、端末側に有する音声ファイルを音声情報に変換する機能を利用して受信メールに添付された音声ファイルを再生していた。
【0003】
例えば、図3に示されるように、PC端末110では、入力部111から所定のメール受信要求を受けた際、制御部114がインターネットのためのブラウザ112を用いて通信機能部115からネットワーク130を介しPC端末110への受信用メールサーバ(POPサーバ)120を駆動する。メールサーバ120では制御部122が、通信機能部121で受けた情報に基づきメールDB(データベース)から該当するメールを一覧表およびその内容と共に取り出し、通信機能部121からネットワーク130を介してPC端末110に返送する。PC端末110では、制御部114が、受けたメールのうち一覧表のみを表示部113に画面表示し、入力部111からユーザにより指定された一つのメールのみの内容を表示部113に画面表示する。このメールに添付ファイルがある場合、制御部114は、入力部111からユーザによる指示を受けて、文字/画像ファイルの場合にはファイル内容を表示部113に画面表示し、音声ファイルの場合には音声変換部116によりファイルデータを再生音声に変換してスピーカなどの音声出力部117により再生音声を聴取できる。
【0004】
一方、近年では、携帯電話端末がインターネット接続のためのブラウザを内蔵し電子メールの授受を行なっている。しかし、携帯電話端末では、小型化、軽量化、および原価の低減化を図り、端末に、音声ファイルを音声情報に変換する機能を持たないものが多い。このように音声変換機能を持たない通信端末の場合では、電子メールを受け取ることができても音声ファイルを再生することができない。
【0005】
他方、ブラウザを持たず音声送受信機能しか持たない電話端末の場合、音声ファイルを音声に変換する機能を持つサーバにアクセスし、受信する音声ファイルを再生する技術が、例えば特開平10−303969号公報に開示されている。この技術では、例えば、図4に示されるように、電話端末210が所定の手順でネットワーク230を介してメールサーバ220にアクセスした際、メールサーバ220では音声応答装置221が音声により自動応答する。また、音声認識装置222が音声応答装置221を介して電話端末210から受ける音声を認識する。メールサーバ220は、発呼電話端末210を認識することができるので、所定の手順に従って、音声メール装置223に蓄積された電話端末210宛ての音声メールを取出し、音声変換装置224を介して音声メールを音声情報に再生変換し、音声応答装置221からネットワーク230の音声回線により電話端末210へ転送している。
【0006】
ブラウザを内蔵する通信端末がこの機能を併合した場合、通信端末は、音声メールを音声変換する機能を持つことなく、音声メールを音声変換可能なメールサーバから受けて再生音声により聴取することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、小型化、軽量化、および経済化のため、PC端末および携帯電話端末を含む通信端末には音声メールの音声再生変換機能を持たせることができない。
【0008】
従って、従来のブラウザを利用した通信端末の音声メール受信方式では、メールサーバ側に音声ファイルの音声再生変換機能を持ち、ブラウザを内蔵する通信端末で音声メールを再生音声により受け、ユーザがこれを聴取するという構成を採用できるが、次のような問題点がある。
【0009】
すなわち、複数の音声ファイルがある場合に、通信端末のユーザが再生する音声ファイルを予め指定できないことである。このため、通信端末では、メールサーバで受信済みの全ての音声ファイルを連続して順次聴取する必要がある。この結果、受信する多数のメールに対して音声ファイルがある場合、その中の一つのみを選択することができない。特に、重要案件が後半に位置する場合、これを取出すまでの時間が問題となる。
【0010】
本発明の課題は、このような問題点を解決し、通信端末が、ブラウザを利用して電子メールを受信する際に、音声再生変換機能を内蔵することなく、かつ電子メールに添付の音声ファイルを個別に指定し再生された音声で受け取ることにより、ユーザが音声ファイルの再生音声を希望する順序で聴取することができるブラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方法およびその転送方式を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明によるブラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方法は、ブラウザを内蔵する通信端末と、ブラウザにより該通信端末と通信網を介して接続されると共に接続される通信端末の電話番号をメモリに予め保持するメールサーバとを備えている。このメールサーバは、前記通信端末からブラウザを用いて所定の受信メール要求を受けた際に保管メールに添付される音声ファイルの一覧を含むメール情報を返送し、前記通信端末から前記一覧に含まれる音声ファイルの個別指定を受けた際には指定された音声ファイルを再生音声に変換すると共に要求元の通信端末の電話番号を前記メモリから抽出して電話網に発信し、該電話網で確立された電話回線を介して要求元の通信端末へ前記再生音声を送出することを特徴としている。
【0012】
具体的な音声メール転送方法は、通信端末が、内蔵するブラウザを利用して、メールサーバに保管される受信メールのうちメールに添付される音声ファイルを前記メールサーバから再生音声により受ける音声メールの転送方法である。かつ、前記メールサーバは、それぞれを識別する識別情報を付与された受信メールおよびこれに添付されるファイルを保管するメールデータベースと保管する受信メールの宛先となる通信端末の電話番号を予め格納する電話番号メモリとを有している。この転送方法は、前記通信端末がブラウザにより通信網を介して接続された前記メールサーバに所定の受信メール要求をした際には保管する受信メールに添付される音声ファイルの一覧と前記識別情報とを含むメール情報を前記メールサーバから前記通信端末へ転送し、前記通信端末で前記一覧に含まれる音声ファイルの個別指定を受けた際には該個別指定を前記通信端末から前記メールサーバへ転送し、該メールサーバで個別指定された音声ファイルを再生音声に変換すると共に要求元の通信端末の電話番号を前記電話番号メモリから抽出して電話網に呼接続要求し、かつ前記再生音声を該電話網で確立された電話回線を介して前記メールサーバから要求元の通信端末へ送出することを特徴としている。
【0013】
また、別の表現をすれば、通信端末が、内蔵するブラウザを利用して、メールサーバに保管される受信メールのうちメールに添付される音声ファイルを前記メールサーバから再生音声により受ける方式である。
【0014】
具体的に言えば、この通信端末は、ブラウザを利用してネットワークにアクセスし前記メールサーバに受信メールの一覧表を含むメール情報の送付を要求する手段と、この要求の返答として受けたメール情報を画面表示する手段と、一覧表の中からユーザにより選択された添付ファイルを個別指定して前記メールサーバに送付を要求する手段と、前記メールサーバから電話回線を介し呼出しを受けて指定した音声ファイルを再生音声により受信する手段とを備えている。
【0015】
また、メールサーバは、保管する受信メールの宛先となる通信端末の電話番号を予め保管する電話番号メモリを有し、前記通信端末から受信メール情報の送信要求を受けた際に要求元ユーザへの受信メールに対する添付ファイルの有無を含む所定情報をまず送信する手段と、添付ファイルの個別指定を受けた際に指定されたファイルが音声ファイルの場合には前記電話番号メモリから前記通信端末の電話番号を抽出する手段と、該電話番号により電話網に発信する手段と、前記通信端末との電話回線が確立された際に指定された音声ファイルを再生音声に変換し該電話回線を介して送出する手段とを備えている。
【0016】
また、上述した音声変換されたファイルを転送する電話回線は、例えば、VOIP(Voice Over Internet Protocol)技術を使用するなどのネットワークに対する通信インタフェース機能を備えることにより前記通信端末のブラウザが前記メールサーバとの間に設定する通信回線を共用することができる。
【0017】
上述した構成によれば、通信端末による受信メールの送信に、少なくとも音声ファイルの添付を表示するメールの一覧表が通信端末に画面表示され、音声ファイルの個別転送が指定できる。更に、メールサーバでは、電話番号メモリから転送先の通信端末の電話番号が抽出できるので、電話網における電話回線を確立することができ、転送される音声ファイルを音声に再生され音声回線を介して要求元の通信端末へ送信することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0019】
図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図である。図では、本発明を明確に説明するため、本発明に関する主要部分を示しており、機能上の必要部分でも省略されている構成要素がある。
【0020】
図1に示されたブラウザを利用した通信端末の音声メール受信方式では、通信端末10がメールサーバ20とネットワーク30を介して接続する。通信端末10は、入力部11、ブラウザ12、表示部13、送受話部14、制御部15、通信機能部16、および電話機能部17を備える。メールサーバ20は、通信機能部21、音声ファイル変換部22、電話機能部23、制御部24、メールDB(データベース)25、および電話番号メモリ26を備える。ネットワーク30は、データ網および電話網、並びにインターネットなどの全てのネットワークを含むものである。
【0021】
本発明の特徴は、メールサーバ20に音声ファイル変換部22および電話番号メモリ26を備え、メールサーバ20が電話回線を介して音声メールの要求元通信端末を呼び出し、音声ファイルを再生音声に変換して送信する点にある。
【0022】
通信端末10は、例えば、音声メールの音声再生ソフトウェアを有しないPC端末、または電子メール可能な携帯電話機の構成とほぼ同等である。すなわち、入力部11は、タッチパネル等のユーザによる入力のためのインタフェース部であり、PC端末であれば更にキーボード、マウス等により構成される。ブラウザ12は、メールサーバ20との相互接続を確立すると共に、メールサーバ20から送られてきた情報を表示部13に表示させるためにデータ変換する。表示部13は、液晶パネル、発光ダイオードなど、文字、画像などの各種情報を可視表示出力するためのユーザとのインタフェース部である。送受話部14は、マイクロホン、スピーカ、イヤホンなど音声により可聴信号を入出力するユーザとのインタフェース部である。
【0023】
更に、制御部15は、プロセッサがプログラムを実行して通信端末10の各機能を制御する。通信機能部16は通信端末10がブラウザ12によりネットワーク30と接続した際にネットワーク30と接続する各種サーバとデータ網を介して通信を行なうネットワークとのインターフェース部である。また電話機能部17は、着呼の際に呼出し信号を受けて、ネットワーク30と接続することにより電話回線を確立して音声信号を授受する電話網とのインタフェース部である。電話機能部17は、メールサーバからの着信に応答し受信した音声情報を送受話部14に送り、ユーザに聴取させる音声情報に変換する機能を持つ。
【0024】
メールサーバ20は、インターネットまたはイントラネット上で電子メールサービスに提供されるサーバである。通信機能部21は、上述したネットワーク30のデータ網とのインタフェース部であり、ネットワーク30を介して通信端末10の通信機能部16と接続される。音声ファイル変換部22は、本発明のために必要とされるものであり、メールDB25に格納された音声ファイルを通信端末10からの要求により再生し電話機能部23に渡す。電話機機能部23は、上述したネットワーク30の電話網とのインタフェース部であり、ネットワーク30を介して通信端末10の電話機能部17と接続される。
【0025】
更に、制御部24は、プロセッサがプログラムを実行してメールサーバ20の各機能を制御する。メールDB25は、受信メールをユーザ毎に一覧表と共に格納し、ユーザの通信端末10から受信メール要求を受けた際に、制御部24の制御を受けて要求元の通信端末10へ送出する。本発明では、受信メールの個別指定に対して、ユーザ毎にメールを識別する識別情報であるメールID(識別子)および添付ファイルを識別するファイルIDが、例えば、メールの受信順序に従って付与されている。
【0026】
電話番号メモリ26は、本発明の特徴として設けられるものであり、メールサーバ20が管理する受信メールの宛先となるユーザの通信端末10の電話番号を予め格納してある。本実施例では、ユーザを識別するユーザIDに対応する電話番号が格納されている。この電話番号は、通信端末10から送られたユーザIDに基づいて制御部24により抽出される。
【0027】
ネットワーク30は、図示される例では、通信機能部16,21のためのデータ網と、電話機能部17,23のための電話網とを有し、通信端末10とメールサーバ20との通信路を確立している。通信端末およびメールサーバがIP(Internet Protocol)に基づくVOIP(Voice OverIP)技術を用いる場合、データ網であるIPに基づくネットワークに通信端末およびメールサーバそれぞれが直接接続して、音声情報もこのインターネットまたはイントラネットを介して送受できる構成となる。
【0028】
次に、図1に図2を合せ参照して、本発明による音声メール受信方式の主要動作手順について説明する。
【0029】
まず、ユーザにより、通信端末10の入力部が、メールサーバのURLアドレスおよびユーザを識別するユーザIDを含む所定の受信メール要求の入力を受付け(手順S1)する。従って、通信端末10では、制御部15が、ブラウザ12を用い入力部11から受けたURLアドレスに基づいて通信機能部16を介しネットワーク30に接続するメールサーバ20にアクセスし、メールサーバ20に入力データを送信(手順S2)する。
【0030】
メールサーバ20では制御部24が、通信機能部21で受けた受信データを解析(手順S3)してユーザIDにより要求元の通信端末10に対応するメールDB25にアクセスし、ユーザに対応するメールの一覧、メールの内容、添付ファイルの有無などの該当メール情報を抽出(手順S4)する。抽出された情報は、通信機能部21およびネットワーク30を介し通信端末10に返送(手順S5)される。
【0031】
通信端末10では、通信機能部16が返送情報を受信し、制御部15がブラウザ12によりこの受信情報を表示部13に表示(手順S6)する。ユーザが表示部13の表示画面の一覧表から再生を希望するメールを選択し入力部11により指定する。PC端末では、例えば、表示部が入力部を兼ね、画面上でマウスのポインタまたはカーソルによりメールを指定することができる。
【0032】
制御部15は、入力部11から添付ファイルの指定を受付け(手順S7)した際、添付ファイルの指定情報を、通信機能部16から接続中のネットワーク30を介してメールサーバ20に送信(手順S8)する。
【0033】
メールサーバ20では、制御部24が、指定を受けたファイルをチェック(手順S9)する。
【0034】
この手順S9で制御部24が指定されたファイルを音声ファイル(手順S10)と判断した場合には、制御部24は、メールDB25から指定されたメールのメールIDおよび添付ファイルIDを取得(手順S11)する。また制御部24は、予め設定された電話番号メモリ26から手順S2で通信端末10から入力されたユーザIDに基づいて要求元の通信端末10の電話番号を取得(手順S12)し、この電話番号によりネットワーク30の電話網を駆動する。この結果、メールサーバ20の電話機能部23と通信端末10の電話機能部17との電話回線が確立(手順S13)される。
【0035】
通信端末10が着呼を受け電話機能部17で呼出しを受付け(手順S14)した際、メールサーバ20では電話機能部23が電話応答を受付け(手順S15)する。制御部24は、電話機能部23の電話応答により、上記手順S11で取得したメールIDおよびファイルIDに対応する音声ファイルをメールDB25から抽出して音声ファイル変換部22により音声ファイルを音声情報に変換(手順S16)する。変換された音声情報は、上記手順S13で確立されたネットワーク30の電話回線を介して、電話機能部23から通信端末10へ送信(手順S17)される。
【0036】
通信端末10では、電話機能部17が音声情報により受けた音声ファイルを送受話部14のスピーカで発声(手順S18)するので、ユーザは指定した音声メールをスピーカからの再生音声により聴取することができる。
【0037】
因みに、上記手順S9で指定ファイルが、例えば画像によるデータファイルの場合(手順S20)では、確立中のデータ網を用いて、メールDB25から抽出されたデータファイルを通信機能部21から通信端末10へ送信(手順S21)する。通信端末10では、受けた受信データは表示部13に画面表示(手順S22)されるので、ユーザは画面により画像データファイルを見ることができる。
【0038】
上記説明では、通信機能部と電話機能部とを分けて説明したが、上述したように、VOIP技術を用いてネットワークに単一回線で接続して、通信端末とメールサーバとをインターネットにより相互接続することもできる。
【0039】
上記説明では、図示された機能ブロックおよび手順を参照しているが、機能の分離併合による配分または手順の前後入替えなどの変更は上記機能を満たす限り自由であり、上記説明が本発明を限定するものではなく、更に、通信端末としては、PC端末でも、また携帯電話機のような小形通信端末にも適用可能である。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ブラウザにより通信網を介して通信端末に接続されるメールサーバが、メールIDと添付ファイルIDとにより識別される個別の音声ファイルを要求された際に、要求する通信端末の電話番号を抽出するための電話番号メモリと、指定された音声ファイルを読み出して音声に変換する音声ファイル変換部とを有している。
【0041】
この構成により、メールサーバは、通信端末からブラウザを用いて所定の受信メール要求を受けた際にメールに添付される音声ファイルの一覧を含むメール情報を返送し、音声ファイルの一覧から音声ファイルの個別指定を受けた際には指定された音声ファイルを音声ファイル変換部により再生音声に変換すると共に要求元の通信端末の電話番号を電話番号メモリから抽出して電話回線を確立し、この電話回線を介して要求元の通信端末へ再生音声を送信することができる。
【0042】
すなわち、ブラウザを利用した通信端末が、音声メールの再生変換機能を有することなしで、個別に要求された音声ファイルを再生された音声で受けてユーザにより聴取することができるという効果が得られる。
【0043】
更に、メール一覧表によりユーザが通信端末からメールサーバへ音声ファイルを個別指定できることにより、ユーザは音声ファイルの取出し順序を緊急度に応じて自分で決めることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図である。
【図2】図1における主要動作手順の実施の一形態を示すフローチャートである。
【図3】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【図4】図3とは別の従来の一例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
10 通信端末
11 入力部
12 ブラウザ
13 表示部
14 送受話部
15、24 制御部
16、21 通信機能部
17、23 電話機能部
22 音声ファイル変換部
25 メールDB
26 電話番号メモリ
30 ネットワーク
Claims (4)
- ブラウザを内蔵する通信端末と、ブラウザにより該通信端末と通信網を介して接続されると共に接続される通信端末の電話番号をメモリに予め保持するメールサーバとを備え、該メールサーバが、前記通信端末からブラウザを用いて所定の受信メール要求を受けた際に保管メールに添付される音声ファイルの一覧を含むメール情報を返送し、前記通信端末から前記一覧に含まれる音声ファイルの個別指定を受けた際には指定された音声ファイルを再生音声に変換すると共に、要求元の通信端末の電話番号を前記メモリから抽出して電話網に発信し、該電話網で確立された電話回線を介して要求元の通信端末へ前記再生音声を送出することを特徴とするブラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方法。
- 通信端末が、内蔵するブラウザを利用して、メールサーバに保管される受信メールのうちメールに添付される音声ファイルを前記メールサーバから再生音声により受ける音声メールの転送方法であって、前記メールサーバは、それぞれを識別する識別情報を付与された受信メールおよびこれに添付されるファイルを保管するメールデータベースと保管する受信メールの宛先となる通信端末の電話番号を予め格納する電話番号メモリとを有し、
前記通信端末がブラウザにより通信網を介して接続された前記メールサーバに所定の受信メール要求をした際には保管する受信メールに添付される音声ファイルの一覧と前記識別情報とを含むメール情報を前記メールサーバから前記通信端末へ転送し、前記通信端末で前記一覧に含まれる音声ファイルの個別指定を受けた際には該個別指定を前記通信端末から前記メールサーバへ転送し、該メールサーバで個別指定された音声ファイルを再生音声に変換すると共に要求元の通信端末の電話番号を前記電話番号メモリから抽出して電話網に呼接続要求し、前記再生音声を該電話網で確立された電話回線を介して前記メールサーバから要求元の通信端末へ送出するそれぞれの手順を有する
ことを特徴とするブラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方法。 - 通信端末が、内蔵するブラウザを利用して、メールサーバに保管される受信メールのうちメールに添付される音声ファイルを前記メールサーバから再生音声により受ける方式であって、
前記通信端末は、ブラウザを利用してネットワークにアクセスし前記メールサーバに受信メールの一覧表を含むメール情報の送付を要求する手段と、この要求の返答として受けたメール情報を画面表示する手段と、一覧表の中からユーザにより選択された添付ファイルを個別指定して前記メールサーバに送付を要求する手段と、前記メールサーバから電話回線を介し呼出しを受けて指定した音声ファイルを再生音声により受信する手段とを備え、かつ
前記メールサーバは、保管する受信メールの宛先となる通信端末の電話番号を予め保管する電話番号メモリを有し、前記通信端末から受信メール情報の送信要求を受けた際に要求元ユーザへの受信メールに対する添付ファイルの有無を含む所定情報をまず送信する手段と、添付ファイルの個別指定を受けた際に指定されたファイルが音声ファイルの場合には前記電話番号メモリから前記通信端末の電話番号を抽出する手段と、該電話番号により電話網に発信し呼接続を要求するする手段と、前記通信端末との電話回線が確立された際に指定された音声ファイルを再生音声に変換し該電話回線を介して送出する手段とを備える
ことを特徴とするブラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方式。 - 請求項3において、音声変換されたファイルを転送する電話回線は、前記通信端末のブラウザが前記メールサーバとの間に設定する通信回線を共用することを特徴とするブラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方式。
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