JP2002344631A - ブラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方法およびその転送方式 - Google Patents

ブラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方法およびその転送方式

Info

Publication number
JP2002344631A
JP2002344631A JP2001147251A JP2001147251A JP2002344631A JP 2002344631 A JP2002344631 A JP 2002344631A JP 2001147251 A JP2001147251 A JP 2001147251A JP 2001147251 A JP2001147251 A JP 2001147251A JP 2002344631 A JP2002344631 A JP 2002344631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
communication terminal
voice
file
telephone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001147251A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3564686B2 (ja
Inventor
Toshiaki Zen
敏晃 善
Koji Fujimura
幸司 藤村
Takafumi Hayashi
崇文 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
NEC Infrontia Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Nippon Telegraph and Telephone West Corp, Nippon Telegraph and Telephone East Corp, NEC Infrontia Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2001147251A priority Critical patent/JP3564686B2/ja
Publication of JP2002344631A publication Critical patent/JP2002344631A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3564686B2 publication Critical patent/JP3564686B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信端末が電子メールを受信する際の音声変
換機能を内蔵することなく、ユーザが指定する音声ファ
イルを再生音声で聴取することができる。 【解決手段】 ブラウザ12によりネットワーク30を
介して通信端末10に接続されるメールサーバ20は、
通信端末10から所定の受信メール要求を受けた際にメ
ールに添付される音声ファイルの一覧を含むメール情報
を返送し、この音声ファイルの一覧から音声ファイルの
個別指定を受ける。メールサーバ20は、音声ファイル
変換部22により個別指定された音声ファイルを再生音
声に変換すると共に、電話番号メモリ26から抽出され
た要求元の通信端末10の電話番号により確立した電話
回線を介して要求元の通信端末10へ再生音声を送信し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末が内蔵す
るブラウザを利用してメールサーバに保管される受信メ
ールのうちメールに添付される音声ファイルを受けるブ
ラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方法
およびその転送方式に関し、特に、ブラウザを利用した
通信端末が個別指定された音声ファイルを再生音声で受
け、ユーザがこれを聴取することができるという音声メ
ール転送方法およびその転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブラウザを利用する通信端末に対
する音声メール転送方式では、パーソナルコンピュータ
(以後、PCと略称する)のように、ブラウザ等のイン
ターネットに接続する通信機能しか持たない端末が、指
定した受信メールに添付された音声ファイルを再生する
場合、この音声ファイルを、ブラウザ等の通信機能を介
して端末にダウンロードし、端末側に有する音声ファイ
ルを音声情報に変換する機能を利用して受信メールに添
付された音声ファイルを再生していた。
【0003】例えば、図3に示されるように、PC端末
110では、入力部111から所定のメール受信要求を
受けた際、制御部114がインターネットのためのブラ
ウザ112を用いて通信機能部115からネットワーク
130を介しPC端末110への受信用メールサーバ
(POPサーバ)120を駆動する。メールサーバ12
0では制御部122が、通信機能部121で受けた情報
に基づきメールDB(データベース)から該当するメー
ルを一覧表およびその内容と共に取り出し、通信機能部
121からネットワーク130を介してPC端末110
に返送する。PC端末110では、制御部114が、受
けたメールのうち一覧表のみを表示部113に画面表示
し、入力部111からユーザにより指定された一つのメ
ールのみの内容を表示部113に画面表示する。このメ
ールに添付ファイルがある場合、制御部114は、入力
部111からユーザによる指示を受けて、文字/画像フ
ァイルの場合にはファイル内容を表示部113に画面表
示し、音声ファイルの場合には音声変換部116により
ファイルデータを再生音声に変換してスピーカなどの音
声出力部117により再生音声を聴取できる。
【0004】一方、近年では、携帯電話端末がインター
ネット接続のためのブラウザを内蔵し電子メールの授受
を行なっている。しかし、携帯電話端末では、小型化、
軽量化、および原価の低減化を図り、端末に、音声ファ
イルを音声情報に変換する機能を持たないものが多い。
このように音声変換機能を持たない通信端末の場合で
は、電子メールを受け取ることができても音声ファイル
を再生することができない。
【0005】他方、ブラウザを持たず音声送受信機能し
か持たない電話端末の場合、音声ファイルを音声に変換
する機能を持つサーバにアクセスし、受信する音声ファ
イルを再生する技術が、例えば特開平10−30396
9号公報に開示されている。この技術では、例えば、図
4に示されるように、電話端末210が所定の手順でネ
ットワーク230を介してメールサーバ220にアクセ
スした際、メールサーバ220では音声応答装置221
が音声により自動応答する。また、音声認識装置222
が音声応答装置221を介して電話端末210から受け
る音声を認識する。メールサーバ220は、発呼電話端
末210を認識することができるので、所定の手順に従
って、音声メール装置223に蓄積された電話端末21
0宛ての音声メールを取出し、音声変換装置224を介
して音声メールを音声情報に再生変換し、音声応答装置
221からネットワーク230の音声回線により電話端
末210へ転送している。
【0006】ブラウザを内蔵する通信端末がこの機能を
併合した場合、通信端末は、音声メールを音声変換する
機能を持つことなく、音声メールを音声変換可能なメー
ルサーバから受けて再生音声により聴取することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、小型
化、軽量化、および経済化のため、PC端末および携帯
電話端末を含む通信端末には音声メールの音声再生変換
機能を持たせることができない。
【0008】従って、従来のブラウザを利用した通信端
末の音声メール受信方式では、メールサーバ側に音声フ
ァイルの音声再生変換機能を持ち、ブラウザを内蔵する
通信端末で音声メールを再生音声により受け、ユーザが
これを聴取するという構成を採用できるが、次のような
問題点がある。
【0009】すなわち、複数の音声ファイルがある場合
に、通信端末のユーザが再生する音声ファイルを予め指
定できないことである。このため、通信端末では、メー
ルサーバで受信済みの全ての音声ファイルを連続して順
次聴取する必要がある。この結果、受信する多数のメー
ルに対して音声ファイルがある場合、その中の一つのみ
を選択することができない。特に、重要案件が後半に位
置する場合、これを取出すまでの時間が問題となる。
【0010】本発明の課題は、このような問題点を解決
し、通信端末が、ブラウザを利用して電子メールを受信
する際に、音声再生変換機能を内蔵することなく、かつ
電子メールに添付の音声ファイルを個別に指定し再生さ
れた音声で受け取ることにより、ユーザが音声ファイル
の再生音声を希望する順序で聴取することができるブラ
ウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方法お
よびその転送方式を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるブラウザを
利用する通信端末に対する音声メール転送方法は、ブラ
ウザを内蔵する通信端末と、ブラウザにより該通信端末
と通信網を介して接続されると共に接続される通信端末
の電話番号をメモリに予め保持するメールサーバとを備
えている。このメールサーバは、前記通信端末からブラ
ウザを用いて所定の受信メール要求を受けた際に保管メ
ールに添付される音声ファイルの一覧を含むメール情報
を返送し、前記通信端末から前記一覧に含まれる音声フ
ァイルの個別指定を受けた際には指定された音声ファイ
ルを再生音声に変換すると共に要求元の通信端末の電話
番号を前記メモリから抽出して電話網に発信し、該電話
網で確立された電話回線を介して要求元の通信端末へ前
記再生音声を送出することを特徴としている。
【0012】具体的な音声メール転送方法は、通信端末
が、内蔵するブラウザを利用して、メールサーバに保管
される受信メールのうちメールに添付される音声ファイ
ルを前記メールサーバから再生音声により受ける音声メ
ールの転送方法である。かつ、前記メールサーバは、そ
れぞれを識別する識別情報を付与された受信メールおよ
びこれに添付されるファイルを保管するメールデータベ
ースと保管する受信メールの宛先となる通信端末の電話
番号を予め格納する電話番号メモリとを有している。こ
の転送方法は、前記通信端末がブラウザにより通信網を
介して接続された前記メールサーバに所定の受信メール
要求をした際には保管する受信メールに添付される音声
ファイルの一覧と前記識別情報とを含むメール情報を前
記メールサーバから前記通信端末へ転送し、前記通信端
末で前記一覧に含まれる音声ファイルの個別指定を受け
た際には該個別指定を前記通信端末から前記メールサー
バへ転送し、該メールサーバで個別指定された音声ファ
イルを再生音声に変換すると共に要求元の通信端末の電
話番号を前記電話番号メモリから抽出して電話網に呼接
続要求し、かつ前記再生音声を該電話網で確立された電
話回線を介して前記メールサーバから要求元の通信端末
へ送出することを特徴としている。
【0013】また、別の表現をすれば、通信端末が、内
蔵するブラウザを利用して、メールサーバに保管される
受信メールのうちメールに添付される音声ファイルを前
記メールサーバから再生音声により受ける方式である。
【0014】具体的に言えば、この通信端末は、ブラウ
ザを利用してネットワークにアクセスし前記メールサー
バに受信メールの一覧表を含むメール情報の送付を要求
する手段と、この要求の返答として受けたメール情報を
画面表示する手段と、一覧表の中からユーザにより選択
された添付ファイルを個別指定して前記メールサーバに
送付を要求する手段と、前記メールサーバから電話回線
を介し呼出しを受けて指定した音声ファイルを再生音声
により受信する手段とを備えている。
【0015】また、メールサーバは、保管する受信メー
ルの宛先となる通信端末の電話番号を予め保管する電話
番号メモリを有し、前記通信端末から受信メール情報の
送信要求を受けた際に要求元ユーザへの受信メールに対
する添付ファイルの有無を含む所定情報をまず送信する
手段と、添付ファイルの個別指定を受けた際に指定され
たファイルが音声ファイルの場合には前記電話番号メモ
リから前記通信端末の電話番号を抽出する手段と、該電
話番号により電話網に発信する手段と、前記通信端末と
の電話回線が確立された際に指定された音声ファイルを
再生音声に変換し該電話回線を介して送出する手段とを
備えている。
【0016】また、上述した音声変換されたファイルを
転送する電話回線は、例えば、VOIP(Voice
Over Internet Protocol)技術
を使用するなどのネットワークに対する通信インタフェ
ース機能を備えることにより前記通信端末のブラウザが
前記メールサーバとの間に設定する通信回線を共用する
ことができる。
【0017】上述した構成によれば、通信端末による受
信メールの送信に、少なくとも音声ファイルの添付を表
示するメールの一覧表が通信端末に画面表示され、音声
ファイルの個別転送が指定できる。更に、メールサーバ
では、電話番号メモリから転送先の通信端末の電話番号
が抽出できるので、電話網における電話回線を確立する
ことができ、転送される音声ファイルを音声に再生され
音声回線を介して要求元の通信端末へ送信することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0019】図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブ
ロック図である。図では、本発明を明確に説明するた
め、本発明に関する主要部分を示しており、機能上の必
要部分でも省略されている構成要素がある。
【0020】図1に示されたブラウザを利用した通信端
末の音声メール受信方式では、通信端末10がメールサ
ーバ20とネットワーク30を介して接続する。通信端
末10は、入力部11、ブラウザ12、表示部13、送
受話部14、制御部15、通信機能部16、および電話
機能部17を備える。メールサーバ20は、通信機能部
21、音声ファイル変換部22、電話機能部23、制御
部24、メールDB(データベース)25、および電話
番号メモリ26を備える。ネットワーク30は、データ
網および電話網、並びにインターネットなどの全てのネ
ットワークを含むものである。
【0021】本発明の特徴は、メールサーバ20に音声
ファイル変換部22および電話番号メモリ26を備え、
メールサーバ20が電話回線を介して音声メールの要求
元通信端末を呼び出し、音声ファイルを再生音声に変換
して送信する点にある。
【0022】通信端末10は、例えば、音声メールの音
声再生ソフトウェアを有しないPC端末、または電子メ
ール可能な携帯電話機の構成とほぼ同等である。すなわ
ち、入力部11は、タッチパネル等のユーザによる入力
のためのインタフェース部であり、PC端末であれば更
にキーボード、マウス等により構成される。ブラウザ1
2は、メールサーバ20との相互接続を確立すると共
に、メールサーバ20から送られてきた情報を表示部1
3に表示させるためにデータ変換する。表示部13は、
液晶パネル、発光ダイオードなど、文字、画像などの各
種情報を可視表示出力するためのユーザとのインタフェ
ース部である。送受話部14は、マイクロホン、スピー
カ、イヤホンなど音声により可聴信号を入出力するユー
ザとのインタフェース部である。
【0023】更に、制御部15は、プロセッサがプログ
ラムを実行して通信端末10の各機能を制御する。通信
機能部16は通信端末10がブラウザ12によりネット
ワーク30と接続した際にネットワーク30と接続する
各種サーバとデータ網を介して通信を行なうネットワー
クとのインターフェース部である。また電話機能部17
は、着呼の際に呼出し信号を受けて、ネットワーク30
と接続することにより電話回線を確立して音声信号を授
受する電話網とのインタフェース部である。電話機能部
17は、メールサーバからの着信に応答し受信した音声
情報を送受話部14に送り、ユーザに聴取させる音声情
報に変換する機能を持つ。
【0024】メールサーバ20は、インターネットまた
はイントラネット上で電子メールサービスに提供される
サーバである。通信機能部21は、上述したネットワー
ク30のデータ網とのインタフェース部であり、ネット
ワーク30を介して通信端末10の通信機能部16と接
続される。音声ファイル変換部22は、本発明のために
必要とされるものであり、メールDB25に格納された
音声ファイルを通信端末10からの要求により再生し電
話機能部23に渡す。電話機機能部23は、上述したネ
ットワーク30の電話網とのインタフェース部であり、
ネットワーク30を介して通信端末10の電話機能部1
7と接続される。
【0025】更に、制御部24は、プロセッサがプログ
ラムを実行してメールサーバ20の各機能を制御する。
メールDB25は、受信メールをユーザ毎に一覧表と共
に格納し、ユーザの通信端末10から受信メール要求を
受けた際に、制御部24の制御を受けて要求元の通信端
末10へ送出する。本発明では、受信メールの個別指定
に対して、ユーザ毎にメールを識別する識別情報である
メールID(識別子)および添付ファイルを識別するフ
ァイルIDが、例えば、メールの受信順序に従って付与
されている。
【0026】電話番号メモリ26は、本発明の特徴とし
て設けられるものであり、メールサーバ20が管理する
受信メールの宛先となるユーザの通信端末10の電話番
号を予め格納してある。本実施例では、ユーザを識別す
るユーザIDに対応する電話番号が格納されている。こ
の電話番号は、通信端末10から送られたユーザIDに
基づいて制御部24により抽出される。
【0027】ネットワーク30は、図示される例では、
通信機能部16,21のためのデータ網と、電話機能部
17,23のための電話網とを有し、通信端末10とメ
ールサーバ20との通信路を確立している。通信端末お
よびメールサーバがIP(Internet Prot
ocol)に基づくVOIP(Voice OverI
P)技術を用いる場合、データ網であるIPに基づくネ
ットワークに通信端末およびメールサーバそれぞれが直
接接続して、音声情報もこのインターネットまたはイン
トラネットを介して送受できる構成となる。
【0028】次に、図1に図2を合せ参照して、本発明
による音声メール受信方式の主要動作手順について説明
する。
【0029】まず、ユーザにより、通信端末10の入力
部が、メールサーバのURLアドレスおよびユーザを識
別するユーザIDを含む所定の受信メール要求の入力を
受付け(手順S1)する。従って、通信端末10では、
制御部15が、ブラウザ12を用い入力部11から受け
たURLアドレスに基づいて通信機能部16を介しネッ
トワーク30に接続するメールサーバ20にアクセス
し、メールサーバ20に入力データを送信(手順S2)
する。
【0030】メールサーバ20では制御部24が、通信
機能部21で受けた受信データを解析(手順S3)して
ユーザIDにより要求元の通信端末10に対応するメー
ルDB25にアクセスし、ユーザに対応するメールの一
覧、メールの内容、添付ファイルの有無などの該当メー
ル情報を抽出(手順S4)する。抽出された情報は、通
信機能部21およびネットワーク30を介し通信端末1
0に返送(手順S5)される。
【0031】通信端末10では、通信機能部16が返送
情報を受信し、制御部15がブラウザ12によりこの受
信情報を表示部13に表示(手順S6)する。ユーザが
表示部13の表示画面の一覧表から再生を希望するメー
ルを選択し入力部11により指定する。PC端末では、
例えば、表示部が入力部を兼ね、画面上でマウスのポイ
ンタまたはカーソルによりメールを指定することができ
る。
【0032】制御部15は、入力部11から添付ファイ
ルの指定を受付け(手順S7)した際、添付ファイルの
指定情報を、通信機能部16から接続中のネットワーク
30を介してメールサーバ20に送信(手順S8)す
る。
【0033】メールサーバ20では、制御部24が、指
定を受けたファイルをチェック(手順S9)する。
【0034】この手順S9で制御部24が指定されたフ
ァイルを音声ファイル(手順S10)と判断した場合に
は、制御部24は、メールDB25から指定されたメー
ルのメールIDおよび添付ファイルIDを取得(手順S
11)する。また制御部24は、予め設定された電話番
号メモリ26から手順S2で通信端末10から入力され
たユーザIDに基づいて要求元の通信端末10の電話番
号を取得(手順S12)し、この電話番号によりネット
ワーク30の電話網を駆動する。この結果、メールサー
バ20の電話機能部23と通信端末10の電話機能部1
7との電話回線が確立(手順S13)される。
【0035】通信端末10が着呼を受け電話機能部17
で呼出しを受付け(手順S14)した際、メールサーバ
20では電話機能部23が電話応答を受付け(手順S1
5)する。制御部24は、電話機能部23の電話応答に
より、上記手順S11で取得したメールIDおよびファ
イルIDに対応する音声ファイルをメールDB25から
抽出して音声ファイル変換部22により音声ファイルを
音声情報に変換(手順S16)する。変換された音声情
報は、上記手順S13で確立されたネットワーク30の
電話回線を介して、電話機能部23から通信端末10へ
送信(手順S17)される。
【0036】通信端末10では、電話機能部17が音声
情報により受けた音声ファイルを送受話部14のスピー
カで発声(手順S18)するので、ユーザは指定した音
声メールをスピーカからの再生音声により聴取すること
ができる。
【0037】因みに、上記手順S9で指定ファイルが、
例えば画像によるデータファイルの場合(手順S20)
では、確立中のデータ網を用いて、メールDB25から
抽出されたデータファイルを通信機能部21から通信端
末10へ送信(手順S21)する。通信端末10では、
受けた受信データは表示部13に画面表示(手順S2
2)されるので、ユーザは画面により画像データファイ
ルを見ることができる。
【0038】上記説明では、通信機能部と電話機能部と
を分けて説明したが、上述したように、VOIP技術を
用いてネットワークに単一回線で接続して、通信端末と
メールサーバとをインターネットにより相互接続するこ
ともできる。
【0039】上記説明では、図示された機能ブロックお
よび手順を参照しているが、機能の分離併合による配分
または手順の前後入替えなどの変更は上記機能を満たす
限り自由であり、上記説明が本発明を限定するものでは
なく、更に、通信端末としては、PC端末でも、また携
帯電話機のような小形通信端末にも適用可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ブ
ラウザにより通信網を介して通信端末に接続されるメー
ルサーバが、メールIDと添付ファイルIDとにより識
別される個別の音声ファイルを要求された際に、要求す
る通信端末の電話番号を抽出するための電話番号メモリ
と、指定された音声ファイルを読み出して音声に変換す
る音声ファイル変換部とを有している。
【0041】この構成により、メールサーバは、通信端
末からブラウザを用いて所定の受信メール要求を受けた
際にメールに添付される音声ファイルの一覧を含むメー
ル情報を返送し、音声ファイルの一覧から音声ファイル
の個別指定を受けた際には指定された音声ファイルを音
声ファイル変換部により再生音声に変換すると共に要求
元の通信端末の電話番号を電話番号メモリから抽出して
電話回線を確立し、この電話回線を介して要求元の通信
端末へ再生音声を送信することができる。
【0042】すなわち、ブラウザを利用した通信端末
が、音声メールの再生変換機能を有することなしで、個
別に要求された音声ファイルを再生された音声で受けて
ユーザにより聴取することができるという効果が得られ
る。
【0043】更に、メール一覧表によりユーザが通信端
末からメールサーバへ音声ファイルを個別指定できるこ
とにより、ユーザは音声ファイルの取出し順序を緊急度
に応じて自分で決めることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】図1における主要動作手順の実施の一形態を示
すフローチャートである。
【図3】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【図4】図3とは別の従来の一例を示す機能ブロック図
である。
【符号の説明】
10 通信端末 11 入力部 12 ブラウザ 13 表示部 14 送受話部 15、24 制御部 16、21 通信機能部 17、23 電話機能部 22 音声ファイル変換部 25 メールDB 26 電話番号メモリ 30 ネットワーク
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 H04M 11/00 302 (72)発明者 善 敏晃 神奈川県川崎市高津区北見方二丁目6番1 号 日通工株式会社内 (72)発明者 藤村 幸司 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 林 崇文 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K015 AA06 GA02 5K024 AA72 BB04 CC11 FF05 5K030 GA18 HA01 HA07 HB01 HC01 HC02 HD01 HD05 JT01 JT03 KA01 KA06 KA13 LD11 MB18 5K101 KK02 LL12 MM07 NN15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラウザを内蔵する通信端末と、ブラウ
    ザにより該通信端末と通信網を介して接続されると共に
    接続される通信端末の電話番号をメモリに予め保持する
    メールサーバとを備え、該メールサーバが、前記通信端
    末からブラウザを用いて所定の受信メール要求を受けた
    際に保管メールに添付される音声ファイルの一覧を含む
    メール情報を返送し、前記通信端末から前記一覧に含ま
    れる音声ファイルの個別指定を受けた際には指定された
    音声ファイルを再生音声に変換すると共に、要求元の通
    信端末の電話番号を前記メモリから抽出して電話網に発
    信し、該電話網で確立された電話回線を介して要求元の
    通信端末へ前記再生音声を送出することを特徴とするブ
    ラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方
    法。
  2. 【請求項2】 通信端末が、内蔵するブラウザを利用し
    て、メールサーバに保管される受信メールのうちメール
    に添付される音声ファイルを前記メールサーバから再生
    音声により受ける音声メールの転送方法であって、前記
    メールサーバは、それぞれを識別する識別情報を付与さ
    れた受信メールおよびこれに添付されるファイルを保管
    するメールデータベースと保管する受信メールの宛先と
    なる通信端末の電話番号を予め格納する電話番号メモリ
    とを有し、 前記通信端末がブラウザにより通信網を介して接続され
    た前記メールサーバに所定の受信メール要求をした際に
    は保管する受信メールに添付される音声ファイルの一覧
    と前記識別情報とを含むメール情報を前記メールサーバ
    から前記通信端末へ転送し、前記通信端末で前記一覧に
    含まれる音声ファイルの個別指定を受けた際には該個別
    指定を前記通信端末から前記メールサーバへ転送し、該
    メールサーバで個別指定された音声ファイルを再生音声
    に変換すると共に要求元の通信端末の電話番号を前記電
    話番号メモリから抽出して電話網に呼接続要求し、前記
    再生音声を該電話網で確立された電話回線を介して前記
    メールサーバから要求元の通信端末へ送出するそれぞれ
    の手順を有することを特徴とするブラウザを利用する通
    信端末に対する音声メール転送方法。
  3. 【請求項3】 通信端末が、内蔵するブラウザを利用し
    て、メールサーバに保管される受信メールのうちメール
    に添付される音声ファイルを前記メールサーバから再生
    音声により受ける方式であって、 前記通信端末は、ブラウザを利用してネットワークにア
    クセスし前記メールサーバに受信メールの一覧表を含む
    メール情報の送付を要求する手段と、この要求の返答と
    して受けたメール情報を画面表示する手段と、一覧表の
    中からユーザにより選択された添付ファイルを個別指定
    して前記メールサーバに送付を要求する手段と、前記メ
    ールサーバから電話回線を介し呼出しを受けて指定した
    音声ファイルを再生音声により受信する手段とを備え、
    かつ前記メールサーバは、保管する受信メールの宛先と
    なる通信端末の電話番号を予め保管する電話番号メモリ
    を有し、前記通信端末から受信メール情報の送信要求を
    受けた際に要求元ユーザへの受信メールに対する添付フ
    ァイルの有無を含む所定情報をまず送信する手段と、添
    付ファイルの個別指定を受けた際に指定されたファイル
    が音声ファイルの場合には前記電話番号メモリから前記
    通信端末の電話番号を抽出する手段と、該電話番号によ
    り電話網に発信し呼接続を要求するする手段と、前記通
    信端末との電話回線が確立された際に指定された音声フ
    ァイルを再生音声に変換し該電話回線を介して送出する
    手段とを備えることを特徴とするブラウザを利用する通
    信端末に対する音声メール転送方式。
  4. 【請求項4】 請求項3において、音声変換されたファ
    イルを転送する電話回線は、前記通信端末のブラウザが
    前記メールサーバとの間に設定する通信回線を共用する
    ことを特徴とするブラウザを利用する通信端末に対する
    音声メール転送方式。
JP2001147251A 2001-05-17 2001-05-17 ブラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方法およびその転送方式 Expired - Lifetime JP3564686B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001147251A JP3564686B2 (ja) 2001-05-17 2001-05-17 ブラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方法およびその転送方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001147251A JP3564686B2 (ja) 2001-05-17 2001-05-17 ブラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方法およびその転送方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002344631A true JP2002344631A (ja) 2002-11-29
JP3564686B2 JP3564686B2 (ja) 2004-09-15

Family

ID=18992766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001147251A Expired - Lifetime JP3564686B2 (ja) 2001-05-17 2001-05-17 ブラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方法およびその転送方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3564686B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3564686B2 (ja) 2004-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6859451B1 (en) Server for handling multimodal information
WO2006025461A1 (ja) 通話を伴うプッシュ型情報通信システム
MXPA04012662A (es) Transmision de informacion auxiliar mientras el usuario esta en espera durante una teleconferencia de un dispositivo de telecomunicaciones.
EP1190537A1 (en) A thin multimedia communication device and method
KR20020028501A (ko) 통신망에서의 음성 데이터와 문자 데이터간의 변환 방법및 그 장치
US20050053202A1 (en) System for converting text data into speech output
JP2001251444A (ja) カスタム化できるスクリプトを基本とした電話システムと電話装置
US20090012888A1 (en) Text-to-speech streaming via a network
US8345664B2 (en) IP communication apparatus
JP3564686B2 (ja) ブラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方法およびその転送方式
JP3605760B2 (ja) ブラウザを利用する通信端末に対する音声メール転送方法およびその転送方式
JP2001008254A (ja) 地図情報出力方法及び携帯電話機
JP3276404B2 (ja) 端末データ入出力方法及び装置
JP4514343B2 (ja) 録音情報転送システム、録音情報送信装置、記録媒体及びプログラム
JP5410977B2 (ja) いくつかの端末間で通信する方法
KR20040039603A (ko) 링백톤제공시스템 및 그 방법
JP3245787B2 (ja) 電話接続システム
KR100598338B1 (ko) 인터넷과 전화를 동시에 이용한 음성 메시지 서비스 제공 시스템 및 그 제공 방법
JP2001145082A (ja) 音声応答型情報提供システム
JP2004328525A (ja) Ip電話システム及びその着信未応答時メッセージ報知方法
JPH08317364A (ja) テレビ会議システム、テレビ会議端末装置及びその制御方法
JP3484434B1 (ja) 画像音声対話支援方法ならびにそれを実施するためのプログラム、記録媒体およびサーバ・コンピュータ
KR20030012837A (ko) 통화중 배경정보제공시스템 및 그 방법
JP2001251437A (ja) 情報アクセス方法および装置
JP2000004307A (ja) データ通信装置および通信制御プログラムを記憶する媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040519

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040528

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3564686

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 9

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term