JP3561787B2 - 音響振動体感付与方法ならびにその装置 - Google Patents

音響振動体感付与方法ならびにその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3561787B2
JP3561787B2 JP17178394A JP17178394A JP3561787B2 JP 3561787 B2 JP3561787 B2 JP 3561787B2 JP 17178394 A JP17178394 A JP 17178394A JP 17178394 A JP17178394 A JP 17178394A JP 3561787 B2 JP3561787 B2 JP 3561787B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
sensation
extension
fingertip
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17178394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0819078A (ja
Inventor
和通 藤原
Original Assignee
和通 藤原
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP17178394A priority Critical patent/JP3561787B2/ja
Application filed by 和通 藤原 filed Critical 和通 藤原
Priority to EP95923550A priority patent/EP0722260A1/en
Priority to US08/602,865 priority patent/US6001072A/en
Priority to PCT/JP1995/001303 priority patent/WO1996001031A1/ja
Priority to CA002170382A priority patent/CA2170382A1/en
Priority to KR1019960701029A priority patent/KR960705469A/ko
Priority to AU28069/95A priority patent/AU2806995A/en
Publication of JPH0819078A publication Critical patent/JPH0819078A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3561787B2 publication Critical patent/JP3561787B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R5/00Stereophonic arrangements
    • H04R5/02Spatial or constructional arrangements of loudspeakers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、音響周波数の電気信号に応答する電気機械振動変換器により得られる振動を、聴覚によらず皮膚や骨などを通して人体に感応を付与する(この発明において、「体感を付与する」という)ための音響振動体感付与方法およびその装置に関するものであり、特に、人体中の感覚鋭敏な指先に振動を伝達することにより、付与される体感を増強するように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】
こうした音響振動体感付与方法およびその装置としては、主として、聴覚で音楽を楽しむ傍ら、その音楽によるリズム感を体感で味わうことにより、音楽による快感をより強くすることを目的とするもののほか、聾唖者が会話発声におけるイントネーションを体感的に習得することを目的とするものなどかある。
【0003】
さらに、電気機械振動変換器100としては、図8のようなスピーカボイスコイル型の構成(以下、第1従来技術という)が実開昭52−75430によって、また、図9のようなソレノイドアクチェータ型の構成(以下、第2従来技術という)の構成が実開昭57−171371によって開示されている。
【0004】
図8において、円筒状の可動コイル51は、永久磁石52による磁気を帯びた界磁体53内に設けられた断面が長溝状で平面が円環状の間隙54の中に出没自在に配置してある。可動コイル51に固定された振動体55は、弾性材の保持板56を介して、界磁体53側に保持してある。そして、可動コイル51に音響周波数の電気信号を印加することにより、可動コイル51が電気信号の周波数と振幅とに対応して機械的に振動するようにし、界磁体53と振動体55との間の相対振動から振動源を得るように構成してある。
【0005】
図8の構成は、可動コイル51と界磁体53との配置形態がスピーカーにおけるボイスコイルと界磁ヨークとに対応する構成なっているので、スピーカボイスコイル型と呼ばれている。
【0006】
図9において、励磁コイル61は、界磁体62の中に埋め込んであり、また、磁性材の振動体63は、界磁体62の解放端側に対向して配置するとともに弾性材の保持板64を介して界磁体62側に保持してある。そして、励磁コイル61に音響周波数の電気信号を印加することにより、振動体63が電気信号の周波数と振幅とに対応して機械的に振動するようにし、界磁体62と振動体63との間の相対振動から振動源を得るようにしてある。
【0007】
図9の構成における構成の可動側と固定側とを逆にした構成として、振動体63を永久磁石にして固定側に配置するとともに、励磁コイル61と界磁用磁心62とを弾性体の保持板で保持して可動側に配置した構成(以下、第3従来技術という)が特開平5−14996によって開示されている。
【0008】
図9の構成は、励磁コイル61と界磁体62とによって生ずる磁力により、振動体63が吸引・離脱する構成がソレノイドアクチェータにおけるソレノイド界磁とアクチェータに対応する構成になっているので、ソレノイドアクチェータ型と呼ばれている。
【0009】
一方、体感を付与するための構成としては、振動体63に設けられた接触部分を耳骨などの体骨部分に当てて、体骨部分から体感を付与する構成(以下、第4従来技術という)があり、また、図10のように、上記の第1従来技術の構成を変形した界磁体側71と可動コイルに固定された振動体側72との各外側に、半球状の殻体73・74を取り付けておき、両方のの殻体の外面を両方の手のひら75・76で包み込んで、手のひらから体感を付与する構成(以下、第5従来技術という)が特開平5−300943によって開示されている。
【0010】
さらに、上記の第1従来技術・第3従来技術・第4従来技術などによる電気機械振動変換器100により、人体の臀部や足裏から体感を付与する構成(以下、第6従来技術という)が実開昭52−103910・特開平5−14996によって開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記の第4従来技術による体感付与方法では、聴覚による音感と振動による体感とが人体の同一部位で受けるため、音響と体感とが混同してしまい、目的とする快感が得られにくいという不都合がある。
【0012】
また、上記の第5従来技術〜第6従来技術によって、より強い体感を付与するためには、電気機械振動変換器に供給される電気信号の電力を増強する必要があるが、そのようにすると、装置が大型化するほか、電気機械振動変換器の振動が強くなるので、電気機械振動変換器自体または電気機械振動変換器が設置された椅子や床などから直接的に発生する振動音が強くなり、その結果、この振動音が雑音として、逆に聴覚上の不快感を与えてしまうという不都合がある。
【0013】
このため、こうした不都合のない方法により体感を付与する方法と装置との提供が望まれているという課題がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記のような体感付与方法において、電気機械振動変換器に付設された竿状の延長体から得られる振動を直接的に人体の指先に伝達することにより、強度の体感を付与する方法と、この方法を用いた装置のほか、上記の延長体に対する人体の手の接触と非接触とにより切換動作する切換器経由で、手の接触時にのみ電気信号を電気機械振動変換器に供給する構成を提供することにより、上記の課題を解決するようにしたものである。
【0015】
【作用】
人体における指先の感覚は、体感に対して臀部・足裏・手のひらなどによる感覚よりも敏感であり、この敏感な指先に直接的に振動を伝達しているので、電気信号の電力が比較的小さくても、十分に強い体感が付与されるように作用する。この作用は、多くの場合、左手の指先に振動を伝達すると、より効果的に現れる。
【0016】
また、電気信号の電力を小さくできるので、電気機械振動変換器自体または電気機械振動変換器が設置されれ椅子や床などから直接的に発生する振動音を無くし、または、小さくして、そのような周辺からの振動音による不快感を軽減するように作用する。
【0017】
さらに、電気機械振動変換器の延長体に人体の手が接触しているときにのみ電気信号を電気機械振動変換器に供給しているので、体感付与動作中でないときに、電気機械振動変換器を載置した場所付近の構造物の振動による雑音発生を防止するように作用する。
【0018】
【実施例】
以下、図1〜図5により実施例を説明する。図1〜図5において、図8〜図10の符号と同一符号の部分は、図8〜図10で説明した同一符号の部分と同一機能をもつ部分である。
【0019】
〔方法の実施例〕
まず、図1・図2により方法の実施例を説明する。図1において、ステレオオーディオセット200は、左右のスピーカ201・202と、プレイヤー203、例えば、CD(コンパクトディスク)プレイヤーとをもつ市販のステレオオーディオセットであり、スピーカ201・202から人体300の聴覚に音響、例えば、音楽演奏音を与えている。
【0020】
リード204は、プレイヤー203の増幅回路からの外部出力端子に相当する出力端子205から音響周波数の電気信号を電気機械振動変換器100に供給しており、また、電気機械振動変換器100の発生する振動を電気機械振動変換器100に付設された延長体101から、人体300の左手の指先301に直接的に伝達することにより、人体300に対して、上記の音楽演奏音に対応する振動による体感を付与している。
【0021】
図1の実施例による構成を要約すると、音響周波数の電気信号を電気機械振動変換器100に供給して得られる振動を体感させるための方法において、電気機械振動変換器100に付設された延長体101から得られる振動を直接的に人体300の指先301に伝達することにより、
体感を付与する音響振動体感付与方法を構成しているということである。
【0022】
図2は、図1における人体300の手310の部分を示し、延長体101は、固体、例えば、アルミニウムの丸管またはアルミニウムの丸棒で形成してあり、また、人体300の手310の親指301Aの断面よりも小さい断面をもつ竿状になっている。
【0023】
延長体101は、親指301Aの指先301の部分と、人指指302Aの第2節部分302、つまり、第1関節と第2関節との間に位置するの部分とに挟み、親指301Aの指先301で強く押しながら保持することにより、電気機械振動変換器100の振動を親指301Aの指先301と人指指302Aの第2節部分302とに直接的に伝達している。この保持状態においては、親指301Aの指先301と人指指302Aの第2節部分に神経が集中するので、体感を鋭敏に感じとることができる。
【0024】
図1・図2の実施例による構成を要約すると、電気機械振動変換器100の振動を人体300の親指301Aの指先301と人指指302Aの第2節部分302とに直接的に伝達することにより、体感を付与する音響振動体感付与方法を構成するとともに、固体で形成され、人体300の親指301Aの断面よりも小さい断面をもつ竿状の延長体101により人の指先に振動を直接的に伝達するようにした音響振動体感付与方法を構成してということである。
【0025】
〔装置の実施例〕
次に、図3〜図5により装置の実施例を説明する。図3〜図5において、図1・図2の符号と同一符号の部分は、図1・図2で説明した同一符号の部分と同一機能をもつ部分である。
【0026】
図3の断面図において、電気機械振動変換器100は、上記の第1従来技術と同様のスピーカボイスコイル型の構成のものであって、全体が、覆体102の中に収納されている。貫通孔102Aと延長体101の外径との間の隙間103の部分を除き、各部品の図上で接触している部分は、全て接着剤で固定して一体化してあり、また、全ての部品は平面から見た形状が円形になっている。
【0027】
永久磁石104とヨーク105とが界磁体53を形成しており、ヨーク105を、薄い金属板、例えば、ブルーイング処理した薄いステンレス鋼板のばね板107を介して、覆体102の内部に固定してある。
【0028】
可動コイル51は、振動板を兼ねた薄い合成樹脂板、例えば、FRP、つまり、繊維強化プラスチック材の薄い板で形成した保持板56上に固定してあり、保持板56とこの保持板56に固定された間座106とで振動体55を形成している。
【0029】
間座106は、金属、例えば、アルミニウム材で形成しある。また、電気機械振動変換器100に付設される延長体101を間座106に固定することにより、延長体101に対して、覆体102を含む界磁体53側の質量との相対で振動する可動コイル51側の振動エネルギーを伝達するようにしてある。
【0030】
延長体101は、外径が人体300の親指301Aの断面よりも小さい断面、例えば、直径1cm以下の断面をもつ金属管又は金属棒、例えば、直径0.8cmで長さが20cm以上のアルミニウムの丸管又は丸棒による竿状体にしてあり、親指301Aの指先301を当てるべき箇所を示すための所定のマーク101A、例えば、帯状の塗装またはテープを施してあり、丸管による延長体101の外側の凸曲面を、図2のように、指先301に押し当てることによって、人体300に振動の体感を付与する与えるなっている。
【0031】
このマーク101Aを施す箇所は、所定の周波数、例えば、150Hzにおいて、指先301に伝達される振動が最も強い箇所を選択して施すようにする。多くの場合、そのような箇所として、選択された所望の周波数において、延長体101に乗った振動の「腹」の位置を選定するのが好適である。
【0032】
ケーブル110は、音響の電気信号を電気機械振動変換器100に供給するためのリード111と、延長体101に対する人体300の手310の接触・非接触を検出するためのリード112とを含んでおり、リード111の方は可動コイル51に接続し、リード112の方は、間座106に取り付けることにより、間座106を介して延長体101に電気的に接続してある。そして、可動コイル51へのもう1つのリードとしてはアース側、つまり、ケーブル110のシールド側導体を用いている。そして、リード111は、図1のリード204に相当するものである。
【0033】
覆体102は、合成樹脂材、例えば、繊維強化プラスチック材で形成してあって、ばね板107の箇所で上下に2分してあり、下側部分に電気機械振動変換器100を組み付けたのちに、上側部分を乗せて固定することにより一体化してある。
【0034】
図4において、音響周波数信号S1は、音楽演奏音の周波数をもつ信号、例えば、CDプレイヤーから得られる電気信号を所要の増幅回路により増幅した電気信号であって、この音響周波数信号S1に応答して、バッファ用増幅回路401で増幅した聴覚用電気信号401aとその分岐信号401bとが、切換回路402と聴覚用出力端子403とに供給される。聴覚用出力端子403は、図1におけるスピーカ201・202またはヘッドホーン210などの電気音響変換器に出力信号を供給するためのものであり、これら電気音響変換器から発生する音響により人体300に聴覚を通して音感を与えるものである。
【0035】
切換回路402は、図5に基づいて後に説明する接触検出回路410が、人体300の手310が延長体101に接触していることを検出したときには、分岐信号401bを次段の低域濾波回路404に供給し、一方、接触検出回路410が、人体300の手310が延長体101に接触していないことを検出したときには、分岐信号401bを低域濾波回路404に供給しないように切換接続するためのものであって、例えば、リレーまたはトランジスタによる切換回路である。そして、分岐信号401bを低域濾波回路404に供給しないときには、低域濾波回路404の入力端子をアース側に接続してオープンインピーダンスにならないようにしている。
【0036】
低域濾波回路404は、分岐信号401bに含まれる周波数成分のうちから、人体300に体感を付与するのに適している低域側の周波数、例えば、300Hz以下の周波数のみを通過させるような濾波を行って得られる体感用信号404aを次段の電力増幅回路405に供給する。また、必要に応じて、濾波周波数を変更する素子、例えば、可変コンデンサ404bを設けて濾波周波数を変更可能にし、あるいは、分岐信号401bをそのままの周波数で体感用信号404aとして出力するようにしてある。
【0037】
電力増幅回路405は、体感用信号404aを、図3の電気機械振動変換器100によって人体300の指先301に所要の体感を付与するのに適した振幅の信号出力405aに増幅して、体感用出力端子406経由で出力する。
【0038】
体感用出力端子406は、図1の出力端子205に相当するものであり、図3の電気機械振動変換器100のケーブル110のリード111を介して可動コイル51に接続するための端子であり、アース側のリードは、ケーブル110のシールド側導体を用いている。
【0039】
図5において、図4の符号と同一符号の部分は、図4で説明した同一符号の部分と同一機能をもつ部分である。図5の〔回路構成図〕は、図4の接触検出回路410を、人体300の静電容量により回路定数が変化したことを検出する回路、つまり、ボデイエフェクトにより動作する検出回路により構成したものである。
【0040】
図5の〔回路構成図〕において、端子411は、図3のリード112を介して延長体101に接続するための端子であり、また、端子412は、図4の切換回路402に切換用の入力を印加するための端子であって、回路各部の動作信号は〔信号波形図〕のようになる。
【0041】
矩形波発生回路413は、矩形波信号413aを可変抵抗器414の可変端子に印加する。そして、可変抵抗器414の一方の端子側を第1の波形整形回路415経由でフリップフロップ回路418のクロック入力端子CLに接続するとともにコンデンサ416経由でアース側に接続してある。さらに、可変抵抗器414の他方の端子側を第2の波形整形回路417経由でフリップフロップ回路418のデータ入力端子に接続するとともに入力端子411に接続してある。そして、フリップフロップ回路418の正相出力端子を出力端子412に接続してある。
【0042】
ここで、入力端子411に接続された延長体101に人体300の手301が接触していないときには、第2の波形整形回路417の出力417aは、遅延を起こさずに、矩形波信号413aと同位相になっているが、一方、第1の波形整形回路415への入力416aは、可変抵抗器414の可変端子より図中で下側の抵抗値とコンデンサ416の静電容量とを主体にして定まる時定数により積分されるので、第1の波形成形回路415により所定レベルA1を敷居値として波形整形すると、基準波形出力415aのように、矩形波信号413aに対して常に一定値の位相遅れD1をもった信号になって現れるので、フリップフロップ回路418の出力がHレベル出力418aに維持される。
【0043】
フリップフロップ回路418の出力がHレベル出力418aになっているときは、延長体101には人体300の手301が接触していないので、切換回路402は、出力端子412からのHレベル出力に応答して、分岐信号401bを低域濾波回路404に供給しない状態に切換接続する。したがって、電気機械振動変換器100には、信号出力405aが供給されない。
【0044】
そして、入力端子411に接続された延長体101に人体300の手301が接触しているときには、人体300の静電容量が接続されたことになり、第2の波形整形回路417への入力414aは、可変抵抗器414の可変端子より図中で上側の抵抗値と人体300の静電容量とを主体にして定まる相対的に大きな時定数により積分されて信号414bのようになるので、第2の波形整形回路418により所定レベルA2を敷居値として波形整形すると、検出波形出力417bのように、基準波形出力415aに対して、D2−D1だけの位相遅れをもった信号になって現れることになり、フリップフロップ回路418のクロック入力端子CLがLレベルからHレベルに反転するクロック時点で、データ入力端子DがLレベルに維持されることになるので、フリップフロップ回路418の出力がLレベル出力418bに反転して維持される。
【0045】
フリップフロップ回路418の出力がLレベル出力418bになっているときは、延長体101には人体300の手301が接触しているので、切換回路402はLレベル出力に応答して、分岐信号401bを低域濾波回路404に供給する状態に切換接続する。したがって、電気機械振動変換器100には信号出力405aが供給される。
【0046】
位相遅れD1と位相遅れD2とにより、上記機能を好適に達成するように、可変抵抗器414の可変端子の位置と、レベルA1と、レベルA2とを適切に調整できるようにしてある。
【0047】
図3〜図4から図5の構成部分を除いた構成を要約すると、音響周波数の電気信号405aを電気機械振動変換器100に供給して得られる振動を体感させるための装置において、電気機械振動変換機器100に付設された延長体101には、直接的に人体300の指先301を押し当てる凸曲面、例えば、丸管の外側の凸曲面を設けた構成になっているということである。
【0048】
また、図3〜図5による実施例の構成を要約すると、第1には、図3の延長体101のように、延長体101を直径1cm以下の長さ20cm以上の固体、例えば、アルミニウムの丸管による竿状体とし、この竿状体の外面を凸曲面とした音響振動体感付与装置を構成しており、
【0049】
第2には、図4・図5の切換回路402・接触検出回路410のように、電気機械振動変換機器100に供給する電気信号405aを、延長体101に対する人体300の手310の接触と非接触とにより切換動作する切換回路402を介して、手310の接触時にのみ電気信号405aを電気機械振動変換器100に供給するようにした音響振動体感付与装置を構成しており、
【0050】
第3には、図3のマーク101Aのように、延長体101を形成する竿状体中の、指先301に伝達される振動が最も強い個所に所定のマーク101Aを施すようにした音響振動体感付与装置を構成しているということである。
【0051】
〔変形実施〕
この発明は次のように変形して実施することを含むものである。
【0052】
(1)電気機械振動変換機器100の覆体102を、図6のように、中央部分が凹んだ形にして両面の中央に孔131・132を設けて形成しておき、間座106の中央部分に先端を丸くした突起121を設けるとともに、この背面側に当たるヨーク105の中央部分にも突起122を設けて構成し、この2つの突起121・122を2つの指先、例えば、親指の指先と中指の指先とで、摘むようして、直接的に指先に押し付けることにより体感を得るように構成する。
【0053】
(2)電気機械振動変換機器100の覆体102を、図7のように、中央部分が凹んだ形にして両面の中央に孔131・132を設けて形成するとともに、間座106の外側面を平面状にして形成しておき、間座106の外表面とヨーク105の外表面とを、2つの指先、例えば、親指の指先と中指の指先とで、摘むようして、直接的に指先に押し付けることにより体感を付与するように構成する。
【0054】
(3)上記(1)(2)の構成において、接触検出回路410における延長体101と手310との接触に代えて、間座106と指先との接触によるボデイエフェクトを利用して接触検出を行うように構成する。
【0055】
(4)延長体101を、金属以外の固体、例えば、硬質合成樹脂材などの丸管または丸棒の竿状体を用いて構成する。
【0056】
(5)切換回路402の切換動作を、接触検出回路410によらず、延長体101の途中に設けたマイクロスイッチを、体感に直接使用しない指、例えば、薬指などで押して切換操作するように構成する。
【0057】
(7)図1の構成において、聴覚による音感を付与する部分を、ヘッドホーン210で構成するようにし、ヘッドホーン210に対する電気信号を、もう1つの外部出力端子205Aから得るように構成する。
【0058】
(8)図4・図5の構成部分を単体の箱体内に収納するとともに、独立の電源回路を設けて構成し、図1のようなステレオオーディオセット200または携帯用のプレイヤーに、アダプタとして付設するように構成する。
【0059】
(9)図4・図5の構成部分を、図1のようなステレオオーディオセット200の内部に一体にして設けるように構成する。
【0060】
(10)図3の構成において、延長体101の指先301を当てる位置の振動振幅を調整するための錘体101Xを、延長体101の手310で握らない箇所、例えば、上方側または下方側に、延長体101沿いに摺動可能に嵌挿するとともに、延長体101上の所望の位置に該錘体を固定するための停止具101V、例えば、ねじを設けて構成する。
【0061】
(11)電気機械振動変換機器100の部分を、図8のような第1従来技術のものに変更して構成する。また、図8の構造における取付ねじ57の部分に延長体101をねじ込み固定して構成する。
【0062】
(12)電気機械振動変換機器100の部分を、図9のような第2従来技術のものに変更して構成する。
【0063】
(13)図3における〔突起付の場合〕のように、延長体101の指先301で摘む位置に突起101Bを設けて構成する。この突起は、片側突起101B1、または、瘤状の膨らみ部分101B2などによって形成することができる。また、この構成による場合には、突起101Bを除く部分の断面を凸曲面を有しない形状、例えば、六角形などの形状にして形成することができる。
【0064】
(14)延長体101が形成する凸曲面を曲率の変化をもつ曲面、例えば、楕円形などにして、曲率の異なる箇所を摘むことにより、異なる体感強度が得られるように構成する。
【0065】
上記の〔変形実施〕による構成を要約すると、上記(1)(2)による構成では、電気機械振動変換器100の一部、つまり、間座106とヨーク102とから得られる振動を直接的に人体300の指先301に伝達することにより、体感を付与する音響振動体感付与方法と、
【0066】
電気機械振動変換器100の一部、つまり、間座106とヨーク102とに人体300の指先301を押し当てる突起121・122を設けるようにした音響振動体感付与装置とを構成しているということである。
【0067】
上記(4)による構成では、延長体101を直径1cm以下の長さ20cm以上の固体の丸棒による竿状体とし、この竿状体の外面を丸棒の外面による凸曲面とした音響振動体感付与装置を構成しており、
【0068】
上記(10)による構成では、延長体101の指先301を当てる箇所における振幅を調整するための延長体101の長手方向に摺動固定可能に嵌挿された錘体101Xを設けた音響振動体感付与装置を構成しているということである。
【0069】
上記(13)による構成では、前記電気機械振動変換器に付設された延長体101には、直接的に前記人体の指先を押し当てる突起101Bを設けた音響振動体感付与装置を構成していることである。
【0070】
【発明の効果】
請求項1〜8記載の発明によれば、上記のように、電気機械振動変換器に付設された竿状の延長体の凸曲面に指先を押し付けることで体感を付与しているので、敏感な体感を得られ、その結果、電気信号の電力が比較的小さくても、十分大きな体感を得ることができるという効果が奏される。
【0071】
また、電気信号の電力を小さくし得ることにより、電気機械振動変換器や電気機械振動変換器が設けられた椅子や床などの物体から直接的に発生する振動音による不快感を大幅に軽減することができるという効果が奏される。
【0072】
さらに、請求項6記載の発明によれば、接触検出回路により電気機械振動変換器に付設された竿状の延長体に対する人体の接触を検知して電気機械振動変換器の振動を断続制御しているので、不使用時に置場所からの不快な雑音発生を自動的に防止しできるという効果も奏される。
【図面の簡単な説明】
図面中、図1〜図7はこの発明の実施例を、また、図8〜図10は従来技術を示し、各図の内容は次のとおりである。
【図1】総体構成斜視図
【図2】要部構成斜視図
【図3】要部構成縦断面図
【図4】要部ブロック構成図
【図5】要部ブロック構成・信号波形図
【図6】要部構成縦断面図
【図7】要部構成縦断面図
【図8】要部構成縦断面図
【図9】要部構成縦断面図
【図10】要部構成正面図
【符号の説明】
51 可動コイル
52 永久磁石
53 界磁体
54 間隙
55 振動体
56 保持板
61 界磁コイル
62 界磁体
63 振動体
64 保持板
71 界磁体側
72 振動体側
73 殻体
74 殻体
75 手のひら
76 手のひら
100 電気機械振動変換器
101 延長体
101A マーク
101B 突起
101B1 片側突起
101B2 瘤状の膨らみ部分
101V 停止具
101X 錘体
102 覆体
102A 貫通孔
103 間隙
104 永久磁石
105 ヨーク
106 間座
107 ばね板
110 ケーブル
111 リード
112 リード
121 突起
122 突起
131 孔
132 孔
200 ステレオオーディオセット
201 スピーカ
202 スピーカ
203 プレイヤー
204 リード
205 外部出力端子
205A 外部出力端子
210 ヘッドホーン
300 人体
301 指先
301A 親指
302 第2節部分
302A 人指指
310 手
401 バッファ用増幅回路
401a 聴覚用電気信号
401b 分岐信号
402 切換回路
403 聴覚用出力端子
404 低域濾波回路
404a 体感用信号
404b 可変コンデンサ
405 電力増幅回路
405a 信号出力
406 体感用出力端子
410 接触検出回路
411 端子
412 端子
413 矩形波発生回路
413a 矩形波信号
414 可変抵抗器
414a 入力
414b 信号
415 波形整形回路
415a 基準波形信号
416 コンデンサ
416a 入力
417 波形整形回路
417a 出力
418 フリップフロップ回路
418a Hレベル出力
414b Lレベル出力
A1 所定レベル
A2 所定レベル
CL クロック端子
D データ入力端子
D1 位相遅れ
D2 位相遅れ
S1 音響周波数信号

Claims (8)

  1. 音響周波数の電気信号に応答する電気機械振動変換器により得られる振動の体感を付与させるための方法であって、前記電気機械振動変換器に付設された竿状の延長体から得られる前記振動を直接的に人体の指先に伝達することにより、前記体感を付与することを特徴とする音響振動体感付与方法。
  2. 前記振動を前記人体の親指の指先と人指指の第2節部分とに直接的に伝達することにより前記体感を付与する請求項1記載の音響振動体感付与方法。
  3. 固体で形成され、前記人体の親指の断面よりも小さい断面をもつ前記竿状の延長体により前記伝達を行う請求項1または請求項2記載の音響振動体感付与方法。
  4. 音響周波数の電気信号に応答する電気機械振動変換器により得られる振動の感応を付与させるための装置であって、前記電気機械振動変換器に竿状の延長体を付設し、前記竿状の延長体の凸曲面に直接的に人体の指先を押し当てる構成であることを特徴とする音響振動体感付与装置。
  5. 延長体を直径1cm以下の長さ20cm以上の固体の丸棒または丸管による竿状体とし、前記竿状体の外面を前記凸曲面とした請求項4記載の音響振動体感付与装置。
  6. 前記延長体に対する前記人体の手の接触と非接触とにより切換動作する切換回路経由で、前記電気信号を前記手の接触時にのみ前記電気機械振動変換器に供給する請求項4または請求項5記載の音響振動体感付与装置。
  7. 前記竿状体の前記指先を当てる個所に所定のマークが施された請求項4ないし6記載の音響振動体感付与装置。
  8. 前記延長体の前記指先を当てる箇所における振動の振幅を調整するための錘体を前記延長体の長手方向に沿いに摺動固定可能に嵌挿した請求項4ないし7記載の音響振動体感付与装置。
JP17178394A 1994-06-30 1994-06-30 音響振動体感付与方法ならびにその装置 Expired - Fee Related JP3561787B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17178394A JP3561787B2 (ja) 1994-06-30 1994-06-30 音響振動体感付与方法ならびにその装置
US08/602,865 US6001072A (en) 1994-06-30 1995-06-30 Apparatus for imparting acoustic vibrational bodily sensation
PCT/JP1995/001303 WO1996001031A1 (fr) 1994-06-30 1995-06-30 Procede et dispositif permettant de percevoir les vibrations acoustiques
CA002170382A CA2170382A1 (en) 1994-06-30 1995-06-30 Method and device for feeling acoustic vibration
EP95923550A EP0722260A1 (en) 1994-06-30 1995-06-30 Method and device for feeling acoustic vibration
KR1019960701029A KR960705469A (ko) 1994-06-30 1995-06-30 음향진동체감 부여방법 및 그 장치
AU28069/95A AU2806995A (en) 1994-06-30 1995-06-30 Method and device for feeling acoustic vibration

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17178394A JP3561787B2 (ja) 1994-06-30 1994-06-30 音響振動体感付与方法ならびにその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0819078A JPH0819078A (ja) 1996-01-19
JP3561787B2 true JP3561787B2 (ja) 2004-09-02

Family

ID=15929608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17178394A Expired - Fee Related JP3561787B2 (ja) 1994-06-30 1994-06-30 音響振動体感付与方法ならびにその装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6001072A (ja)
EP (1) EP0722260A1 (ja)
JP (1) JP3561787B2 (ja)
KR (1) KR960705469A (ja)
AU (1) AU2806995A (ja)
CA (1) CA2170382A1 (ja)
WO (1) WO1996001031A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5687244A (en) * 1996-03-28 1997-11-11 Stanton Magnetics, Inc. Bone conduction speaker and mounting system
GB9718878D0 (en) * 1997-09-06 1997-11-12 New Transducers Ltd Vibration Transducer
US6277085B1 (en) * 1998-06-09 2001-08-21 Michael P. Flynn Solenoidal skin vibrator energized by complex electric waveforms
KR100415652B1 (ko) * 2001-06-13 2004-01-24 주식회사 에스알티 음향 체감기
ATE443328T1 (de) * 2002-12-16 2009-10-15 Koninkl Philips Electronics Nv Verfahren und schaltung zum betrieb eines speichergeräts
US20190175895A1 (en) * 2003-09-04 2019-06-13 Parallel Biotechnologies, LLC Vibration system localized proximate a target artery
US20130281897A1 (en) * 2003-09-04 2013-10-24 Ahof Biophysical Systems Inc. Non-invasive reperfusion system by deformation of remote, superficial arteries at a frequency much greater than the pulse rate
JP2007006369A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Pioneer Electronic Corp リモコン及びそのリモコンを有する視聴システム
AU2007312871A1 (en) * 2006-10-20 2008-04-24 Universite De Montreal Method and system for improving a subject's sensory, reflex and/or motor mechanisms via auditory, tactile or visual stimulations
KR100807787B1 (ko) * 2007-04-02 2008-02-26 최성식 진동 스피커가 구비된 산모용 복대
EP2148642A1 (en) * 2007-04-18 2010-02-03 Koninklijke Philips Electronics N.V. Electro-mechanical massage device and wearable massage apparatus
WO2008129441A1 (en) * 2007-04-18 2008-10-30 Koninklijke Philips Electronics N.V. Electro-mechanical massage device and wearable massage apparatus
US20110166486A1 (en) * 2009-05-01 2011-07-07 Norio Kumanomido Compact and light weight portable transducer massager
KR101487323B1 (ko) * 2013-08-08 2015-01-29 (주)에보소닉 음향 압력을 이용하는 진동 장치 및 이를 구비하는 인체 자극 장치
US20150283019A1 (en) * 2014-04-07 2015-10-08 Kugona LLC Tactile transducer treatment system
JP6379075B2 (ja) * 2015-08-03 2018-08-22 日本電信電話株式会社 牽引力発生装置
US11190874B2 (en) 2017-07-10 2021-11-30 Sony Corporation Information processing device and information processing method

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US32785A (en) * 1861-07-09 Improvement in sewing-machines
US2661736A (en) * 1952-08-20 1953-12-08 Republic Electric & Mfg Corp Electric vibrator for massage purposes
US2830578A (en) * 1957-01-31 1958-04-15 Mark E Degroff Electro-sonic apparatus
GB1520153A (en) * 1976-02-06 1978-08-02 Gen Electric Co Ltd Digital relay systems
US4175552A (en) * 1977-09-01 1979-11-27 Johnson Brian G Vibration device
US4310315A (en) * 1978-08-21 1982-01-12 Therapeople, Inc. Tactile learning device for the handicapped
US4187837A (en) * 1978-10-16 1980-02-12 Braun Joseph M Fingernail stimulating apparatus
JPS57171371A (en) * 1981-04-15 1982-10-21 Fuji Xerox Co Ltd Electrophotographic device
DE3208678A1 (de) * 1982-03-10 1983-09-22 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Sprechanbahnungsgeraet
JPS62231663A (ja) * 1986-04-01 1987-10-12 林原 健 振動刺激装置
JPH079186B2 (ja) * 1986-07-10 1995-02-01 マツダ株式会社 エンジンの吸気装置
JPS6318129U (ja) * 1986-07-21 1988-02-06
JPS63309093A (ja) * 1987-06-11 1988-12-16 Takano Kk 接触型振動体
US4905001A (en) * 1987-10-08 1990-02-27 Penner Henry C Hand-held finger movement actuated communication devices and systems employing such devices
US4989613A (en) * 1989-09-29 1991-02-05 Finkenberg John G Diagnosis by intrasound
JPH0761184B2 (ja) * 1990-11-30 1995-06-28 ボディソニック株式会社 体感音響装置
US5388992A (en) * 1991-06-19 1995-02-14 Audiological Engineering Corporation Method and apparatus for tactile transduction of acoustic signals from television receivers
JPH0761198B2 (ja) * 1991-06-27 1995-06-28 ボディソニック株式会社 電気・機械振動変換器
JPH05275430A (ja) * 1992-03-25 1993-10-22 Sanyo Electric Co Ltd 半導体素子の製造方法
JP2502434B2 (ja) * 1992-04-27 1996-05-29 オンキヨー株式会社 体感音響振動器
US5458119A (en) * 1993-10-25 1995-10-17 Texas Back Institute Vibrator for diagnosing joint disorders

Also Published As

Publication number Publication date
CA2170382A1 (en) 1996-01-11
WO1996001031A1 (fr) 1996-01-11
JPH0819078A (ja) 1996-01-19
AU2806995A (en) 1996-01-25
EP0722260A1 (en) 1996-07-17
US6001072A (en) 1999-12-14
KR960705469A (ko) 1996-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3561787B2 (ja) 音響振動体感付与方法ならびにその装置
KR0148085B1 (ko) 헤드폰
JP4069294B2 (ja) イヤフォン、音声伝達装置
JP2008148086A (ja) 軟骨伝導スピーカ
JP3766221B2 (ja) 音響機器
JP2009246954A (ja) 受話装置
WO2001078059A3 (en) Piezoelectric biological sounds monitor
US5125031A (en) Speaker system with focused vibration
EP1457181B1 (en) An audio information transmitting apparatus and the method thereof
JP2002300700A (ja) 超音波体伝導聴覚機
JP2001258095A (ja) 音響器具及び磁歪振動子の駆動方法
JP5155297B2 (ja) 電気機械発声補助器具
JP3835204B2 (ja) 可聴音および振動の発生装置
JP2004057261A (ja) 骨伝導スピーカー内蔵枕
WO2005006809A1 (ja) 圧電型振動発生器及びこれを用いた振動送音器
KR100769289B1 (ko) 귓바퀴를 진동시키는 진동 스피커 및 이를 구비한 이어셋
JPWO2003064982A1 (ja) 音・振動の共鳴分離装置
JP3554548B2 (ja) 肌に音の微妙な振動を伝える装置
CN114303185A (zh) 控制装置、扬声器装置和声音输出方法
CN111988696A (zh) 耳机
KR200221534Y1 (ko) 압전소자를 이용한 골도 전화기 및 보청기용 진동자
KR200382038Y1 (ko) 입체음향을 제공할 수 있는 소형스피커유닛
WO2024018967A1 (ja) 聴取装置
CN212572925U (zh) 耳机
JP4837461B2 (ja) 骨伝導レシーバ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040518

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees