JP3561067B2 - ゲーム装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、秤装置を用いたゲーム装置、特に景品を獲得する景品獲得ゲーム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、景品を獲得するゲーム装置として種々の形式のものが提案されている。その代表的なものとして、回転するターンテーブル上の景品をクレーン先端に設けたシャベルですくい上げて往復動テーブル上に載せると、往復動テーブルの動きによって景品が既に往復動テーブルや取り出しテーブルに載っている景品を順次に押し、獲得口へ落ちた景品が獲得できるというゲームや、景品の上方にてクレーンから吊るした掴み手をX,Y方向へ移動させ、その掴み手が降下して景品を掴み動作を行うゲームなどがよく知られている。
【0003】
前者のゲームでは、シャベルですくった景品を一旦往復動テーブル上にタイミングを合わせて載せ、往復動テーブルの動きによって既に往復動テーブルに載置されている景品が押し出されて取り出しテーブルに落ち、その景品が既に取り出しテーブルに載っている景品をさらに押すことで、取り出しテーブルから獲得口へ落ちた景品が獲得できるように構成されている。よって、このゲームで上手に景品を獲得しようとする場合、往復動テーブルや取り出しテーブル上に景品獲得口へ落ち易そうな景品があることと、シャベル操作のタイミングを取ることが必要とされている。また、後者のゲームでは掴み手が掴みやすい景品を見つけ出し、その景品に合わせて掴み手を移動させることが景品を獲得する上で必要とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の前者のゲーム装置では落ちそうな景品が少なかったり、欲しい景品が落ち易い状態にないと、プレイヤのプレイ意欲が湧きにくいという問題があった。また、後者のゲーム装置では景品が掴みやすい状態になっているか否か判断するのにある程度の経験と勘が必要であり、誰でも容易に獲得することができないという問題があった。
【0005】
また、従来のゲーム装置において秤を使用するものは存在していない。
本発明は、上記した従来の問題に鑑み、プレイヤの経験が少なくとも景品を獲得できる確率が高く、しかも秤装置を用いるという新規なゲーム装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、測定部に載置された物品の重量を測定する秤装置と、種々の重さの物品が多数載置されている物品載置部と、プレイヤが操作して前記物品載置部の物品を前記測定部へ移送する物品移送手段と、プレイヤに対して前記秤装置の測定部に載置させる物品の重さを範囲で表示し、表示後に前記物品移送手段のプレイヤ操作によって前記秤装置の測定部へ物品を載置後、載置された物品の重量が前記表示した重さの範囲内であるか否かを判断する制御装置と、プレイヤが物品を獲得可能な物品獲得部とを有し、前記制御装置はゲームの開始合図を発してから所定時間経過後、前記測定部に載置した物品の重量が前記重さの範囲内であれば前記測定部に載置した物品を前記物品獲得部へ送り、物品の重量が前記重さの範囲外であれば前記測定部に載置した物品を前記物品載置部に戻すことを特徴としている。
【0007】
さらに、本発明は上記目的を達成するために、測定部に載置された物品の重量を測定する秤装置と、種々の重さの物品が多数載置されている物品載置部と、プレイヤが操作して前記物品載置部の物品を前記測定部へ移送する物品移送手段と、プレイヤが前記測定部に載置された物品の重さを入力する重量入力手段と、プレイヤが物品の重さを入力し、入力された重さを含む重さ範囲を決定し、入力後にプレイヤが前記物品移送手段を操作して前記測定部に載置すると、載置された物品の実際重量が前記重さの範囲内であるか否かを判断する制御装置と、プレイヤが物品を獲得可能な物品獲得部とを有し、前記制御装置はゲームの開始合図を発してから所定時間経過後、前記測定部に載置した物品の重量が前記重さの範囲内であれば前記測定部に載置した物品を前記物品獲得部へ送り、物品の重量が前記重さの範囲外であれば前記測定部に載置した物品を前記物品載置部に戻すことを特徴としている。
【0008】
さらにまた、本発明は上記目的を達成するために、測定部に載置された物品の重量を測定する秤装置と、種々の重さの物品が多数載置されている物品載置部と、プレイヤによるスイッチオンにより前記物品載置部の物品を前記秤装置の測定部に載置する自動載置手段と、プレイヤが前記測定部に載置された物品の重さを入力する重量入力手段と、プレイヤがスイッチオンして前記測定部に物品が載置された後、プレイヤが入力した重さを含む重さ範囲を決定し、前記測定部に載置された物品の実際重量が前記重さの範囲内であるか否かを判断する制御装置と、プレイヤが物品を獲得可能な物品獲得部とを有し、前記制御装置はゲームの開始合図を発してから所定時間経過後、前記測定部に載置した物品の重量が前記重さの範囲内であれば前記測定部に載置した物品を前記物品獲得部へ送り、物品の重量が前記重さの範囲外であれば前記測定部に載置した物品を前記物品載置部に戻すことを特徴としている。
【0009】
なお、本発明は、前記物品移送手段の動きを規制する規制手段を設け、該規制手段はゲームの開始合図を発してから所定時間経過後、前記物品移送手段を規制すると、効果的である。
【0011】
さらにまた、本発明は前記物品載置部が手動により回転または自動的に回転するターンテーブルであり、前記物品移送手段が先端に物品把持部を設けたアーム部材であると、効果的である。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の実施例に添付図面に従って説明する。
図1は、本発明に係るゲーム装置の一実施例の概略を示す斜視図、図2はその平面図である。
【0014】
図1及び図2において、ゲーム装置はアップライト型であって、装置本体1の前面に操作盤面2に続いて透明なプラスチック等で作られたカバー3が設けられ、該カバー3内には物品載置部としてのターンテーブル4が設けられている。このターンテーブル4は、後述する回転伝達手段を介して操作盤面2に設けた回転操作ハンドル5に連結されており、プレイヤによる回転操作ハンドル5の操作で左右任意の方向に回転することができる。このターンテーブル4上には、多数の物品としての景品Pが載置され、景品Pはそれぞれ重さの異なる種類のものが多数載置されている。さらに、ゲーム装置のカバー3内には測定部としての測定皿21に載置した景品Pの重量を測定する秤装置20が設けられ、秤装置20はプレイヤから見てターンテーブル4よりやや上方で右方側に配置されている。そして、ゲーム装置にはターンテーブル4上の景品Pを選択して測定皿21に載せるための物品移送手段として景品移送部材40が設けられている。なお、ターンテーブル4と景品移送部材40とで本実施例の選択載置手段を構成している。また、図1において符号5は回転操作ハンドル、6はコイン投入口、7は表示部、8は景品取り出し口、9はボタンスイッチである。
【0015】
秤装置20は、図3に示すように、測定皿21を有する秤ユニット部22と、該秤ユニット部22を回動する回動駆動部30とから構成され、秤ユニット部22は図3の左端側で支軸23を中心として装置本体1の機枠1aに回動可能に装着され、その右端側は機枠1aの着座部24に着座される。この秤ユニット部22は、測定皿21の裏面に溶接等で固定された固定板25が設けられ、固定板25は一端が秤ユニット部22のユニットケーシング22aにネジ等で固定されたセンサレバー26の他端にネジ等で取り付けられている。このセンサレバー26の他端側には、ロードセル等の重量センサ(図示せず)が設けられ、測定皿21に載せられた景品Pの重さを検知し、これをデジタルの電気信号に変換して重量を数字で表示することができる。なお、固定板25、センサレバー26は本実施例の場合図示していないが、測定皿21の2か所に設けている。しかし、固定板25、センサレバー26は測定皿21の大きさによっては1か所だけであってもよい。また、測定皿21はユニットケーシング22aとの間で隙間が生ずるように固定板25、センサレバー26を介してユニットケーシング22aに支持されている。
【0016】
上記回動駆動部30は、モータ31によって回転される回転アーム32が設けられ、回転アーム32の先端にはコロ33が取り付けられている。回転アーム32の後端側には、フォトインタラプタ等のセンサ35,36を遮る遮蔽板34が固定され、遮蔽板34はセンサ35,36が回転するコロ33に当たらない位置まで折り曲げられている。モータ31が駆動されて回転アーム32が反時計方向に回転すると、コロ33がユニットケーシング22aを押し上げ、秤ユニット部22が支軸23を中心として反時計方向に回動される。これにより、測定皿21に載せられた景品がターンテーブル4に戻されるかもしくは景品獲得口へ送られる。そして、センサ35,36はアーム32は実線で示すホームポジション位置、及び鎖線で示す秤ユニット部22を最も傾斜させた位置とでそれぞれ遮蔽板34を検知するように配置されている。
【0017】
秤ユニット部22の傾倒方向下側になる位置には、図4に示すように、開閉扉37が設けられ、該開閉扉37が図示していない駆動装置によって開くと、図1に示す景品取り出し口8に通じる景品通路が開放される。従って、開閉扉37が開いた状態で秤ユニット部22が傾倒すると、測定皿21上の景品が滑り落ちるようにして景品通路を介して景品取り出し口8へ送られる。また、開閉扉37が閉じた状態で秤ユニット部22が傾倒すると、測定皿21上の景品が開閉扉37に案内されてターンテーブル4に戻される。
【0018】
上記景品移送部材40は、図5に示すように、カバー3の内外を跨るようにしてアーム41が設けられ、アーム41のプレイヤ側端部には操作グリップ42が、カバー3内側端部には把持部材43がそれぞれ設けられている。アーム41は、縦長箱状のケーシング40a内において、支持部材45に回転自在に設けられた軸44に回動可能に装着され、支持部材45は機枠に垂直に立てて設けられた支持軸46に回転可能に装着されている。従って、アーム41は矢印A及びB方向に回転可能である。また、把持部材43は固定ハンド47と該固定ハンド47に接離可能な可動ハンド48からなり、可動ハンド48の作動はグリップ42の近傍に設けられた作動レバー49を操作することによって行われる。この場合、作動レバー49が回転自在な軸50に固定され、該軸50にはギヤ51が固定されている。ギヤ51は上記軸44に固定されたギヤ52と噛み合い、軸44にはプーリ53が回転可能に設けられており、またアーム41の把持部材43側にもプーリ54が設けられている。上記軸44には、レバー55が固定され、また可動ハンド48はアーム41に回転自在な軸56に固定されたレバー57の一端に取り付けられている。そして、レバー55の先端に一端が固定されたワイヤー58がプーリ53、54を介してレバー57の他端に固定されている。ワイヤー58は、プーリ53、54で必要に応じて一回以上巻かれ、またワイヤー58には遊びを作るためのスプリング59が介在されている。可動ハンド48が取り付けられたレバー57の他端には該レバー57に時計方向の回動力を常時付勢するスプリング60の一端が係止され、該スプリング60の他端はアーム41の先端側に係止されている。
【0019】
この景品移送部材40は、作動レバー49を矢印C方向に引くと、軸50を介してギヤ51を時計方向に回転させ、この回転はギヤ52、軸44を介してレバー55を反時計方向に回転させることにより、ワイヤー58が引っ張られる。このワイヤー58が引っ張られると、レバー57が軸56を中心としてスプリング60の作用に抗して反時計方向に回動し、可動ハンド48が固定ハンド47に接する方向に動かされ、これによって把持部材43で景品Pを掴むことができる。
【0020】
ところで、上記秤装置20はその重量センサとしてロードセルを用いているため、測定皿21にアーム41の把持部材43を当てて衝撃や大きな力を与えると、ロードセルが破損する恐れがある。また、ゲーム中において特に重量測定時に景品以外のアームの重量や外力を加えると測定に支障を来す。このため、景品移送部材40には図6に示すように、アーム41の移動範囲を規制するガイド61が設けられている。また、ゲーム中以外においてアーム41の把持部材43で景品Pに叩いたり押したりすると、景品P及びその一部が破損してしまう。そこで、プレイ中以外はアーム41の把持部材43が景品に届かないように規制するストッパ62が設けられており、該ストッパ62は図示していない駆動手段によってアーム41を規制する位置と解除する位置との間で上下方向に移動可能となっている。
【0021】
上記ターンテーブル4は、図2に示すように、裏面中央に設けた回転軸部70を介して機枠に回転可能に装着されており、回転軸部70にはベルト車71が固定されている。また、ゲーム装置の操作盤面2にはプレイヤによって操作される回転操作ハンドル5が設けられており、回転操作ハンドル5の支軸72にもベルト車73が固定されている。そして、ベルト車71,73にはベルト74が巻きかけられている。
【0022】
この構成により、プレイヤが回転操作ハンドル5を回すことで、ベルト車73ベルト74、ベルト車71を介してターンテーブル4を左右何れの方向にも回転でき、プレイヤは景品を自由に選んで景品移送部材40により、秤装置20の測定皿21上に載せることができる。
【0023】
上記の構成のゲーム装置は制御装置によってゲームの進行が制御され、図7はそのフローチャートである。次に、図7を用いてゲーム装置のゲーム態様を説明する。
【0024】
本ゲーム装置は、図1に示すコイン投入口6に所定のコインを投入するとゲームが開始されるが、まず、表示部7に表示されるスロット(図示せず)が回り、プレイヤが操作盤面2上のボタンスイッチ9を押すか、もしくは所定の時間が経過すると、スロットが停止して例えば100gから120gのように指定重量範囲が決定される(ステップ1)。次に、合成音声等でゲーム開始合図が発せられ、制御装置内のタイマーがONしてゲームが開始される(ステップ2)。なお、ゲーム開始に先立ち秤ユニット部22を傾倒させ、前回プレイで載せた景品が測定皿21上に残ることがないように作動する。このとき、回転アーム32の遮蔽板34がセンサ36を遮る位置で回転アーム32の回転を止める等により、景品が測定皿21上に残ることが確実に防止される。
【0025】
ゲームが開始されると、プレイヤは景品移送部材40のアーム41を操作することによってターンテーブル4上の景品Pを秤装置20の測定皿21に載せ(ステップ3)、この操作を必要に応じて繰り返し行う。そして、ゲーム開始時から所定時間に達したかが判断され(ステップ4)、所定時間に達すれば測定皿21に載せられた景品Pの重量を検出する(ステップ6)。また、ゲーム開始時から所定時間に達していないとき、ボタンスイッチ9をONしたかが判断され(ステップ5)、ボタンスイッチ9をONすれば、ステップ6の測定皿21に載せられた景品Pの重量を検出される。従って、プレイヤは測定皿21上に載せた景品Pが指定された重量分に達した推定してボタンスイッチ9を押せば、待ち時間なく景品重量を検出が開始される。
【0026】
次に、検出された景品重量が指定重量の範囲内であるかが判断される(ステップ7)。また、プレイヤに対しては景品の検出重量が表示部7内の例えば指定重量表示と並んで表示され、そして検出重量の数字がカウントアップされて検出重量数値で停止する。そして、検出重量が指定重量の範囲内であれば、開閉扉37が開き、秤ユニット部22が傾倒して測定皿21上の景品が滑り落ちるようにして景品通路を介して景品取り出し口8へ送られるという景品払い出し動作が行われる(ステップ8)。
【0027】
かくして、本実施例ではプレイヤが選んだ景品がもらえるため、ゲームへの参加意欲がかき立てられる。また、検出重量が指定重量の範囲外であれば、開閉扉37が閉じたままで秤ユニット部22が傾倒され、測定皿21上の景品がターンテーブル4に戻されるので、プレイヤは希望する景品に対して何度も挑戦することができる。
【0028】
図8は、上記ゲーム装置を用いる別の実施例の制御装置のフローであり、その説明をする。
まず、図1に示すコイン投入口6に所定のコインを投入してゲームが開始合図が発せられるとタイマーがONし(ステップ1)、プレイヤは景品移送部材40のアーム41を操作することによってターンテーブル4上の景品Pを秤装置20の測定皿21に載せる操作を行う(ステップ2)。そして、ゲーム開始時から所定時間に達すると(ステップ3)、ストッパ62がアーム41を規制するとともに、測定皿21に載せられた景品Pの重量が検出される(ステップ4)。次に、プレイヤは測定皿21に載せた景品Pの総重量を推定してキー操作等の入力手段(図示せず)により予想重量を入力する(ステップ5)。そして、景品重量と入力した予想重量とが比較され(ステップ6)、景品重量が入力した予想重量とほぼ一致、例えば±5g等の範囲内であれば、開閉扉37が開いて景品払い出し動作が行われる(ステップ7)。また、検出重量が入力した重量の±5gの範囲外であれば、開閉扉37が閉じたままで秤ユニット部22が傾倒され、測定皿21上の景品がターンテーブル4に戻される。
【0029】
なお、本例の制御装置において景品重量が入力した予想重量とほぼ一致するかの判断は±5gの範囲に限らず任意の幅でよく、この場合幅は予想重量が大きくなるほどほぼ一致する幅を狭くする如き、段階的な格差を付けることもできる。
【0030】
図9は、本発明の別の実施例を示す斜視説明図であり、本例では収容した回転するターンテーブル81上の景品Pを自動的にショベル82ですくい上げて秤装置83に載せる自動載置手段を備えている。この場合、プレイヤがボタンスイッチ84を操作することにより、ショベル82が作動して景品Pをすくい上げて秤装置83に載せる。なお、符号85は景品取り出し口(図示せず)に通ずる開口である。
【0031】
また、図10は本発明のさらに別の実施例を示す斜視説明図であり、本例も自動載置手段としての押出し装置92を備え、押出し装置92は回転載置部材91に載置された景品Pを押すことで、景品が秤装置93上に載せられる。この場合もプレイヤがボタンスイッチ94を操作することにより、押出し装置92が作動を開始して景品Pを秤装置93上に載せる。なお、符号95は景品取り出し口(図示せず)に通ずる開口であり、この開口95には開閉蓋を取り付けてもよい。
【0032】
次に、図9及び図10の自動載置手段を備えたゲーム装置のゲーム態様を図11はそのフローチャートを用いて説明する。
ゲーム開始合図が発せられると、タイマーがONし(ステップ1)、プレイヤは希望する景品が秤装置83,93に載るタイミングを見計らって、ボタンスイッチ84,94を操作すると、ショベル82または押出し装置92によって景品Pが自動的に秤装置83,93に載せられる(ステップ2)。そして、ゲーム開始時から所定時間に達すると(ステップ3)、ショベル82または押出し装置92が操作不能となるとともに、秤装置83,93に載せられた景品Pの重量が検出される(ステップ4)。次に、プレイヤは秤装置83,93に載せた景品Pの総重量を推定してキー操作等の入力手段(図示せず)により予想重量を入力する(ステップ5)。そして、景品重量と入力した予想重量とが比較され(ステップ6)、景品重量が入力した予想重量とほぼ一致する範囲内であれば、景品払い出し動作が行われる(ステップ7)。
【0033】
上記ゲーム装置では、プレイヤによるボタンスイッチ84,94操作でショベル82または押出し装置92の作動が開始されるため、希望する景品を秤装置83,93に載せられる確率が高いが、希望する景品が載らずに他の景品が載ることも十分起こり得る。従って、上記ゲーム装置は図1に示す実施例のゲーム装置のように、プレイヤが景品を選んで載せるものと比べ、希望する景品が載らなかったり、載っても他の景品も同時に載ってしまったりするので、このような不確定要素を含めて景品の重量を予想するという別の面白さが得られる。なお、上記ゲーム装置においてショベル82または押出し装置92の作動開始タイミングを機械がランダムに行い、それによって秤装置83,93に載せられた景品Pの総重量を予想してキー操作等の入力手段により入力するようなゲームにすることもできる。
【0035】
【発明の効果】
請求項1ないし3の構成によれば、秤を用いるという今までにない新しいゲーム装置が提供することができた。
【0036】
請求項4の構成によれば、いたずら等により秤装置や景品が破損することを防止できる。
請求項5の構成によれば、プレイヤが選んだ景品を獲得することでき、ゲームへの参加意欲がかき立てられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゲーム装置の一実施例の概略を示す斜視図である。
【図2】図1の実施例を示す平面図である。
【図3】秤装置を示す断面説明図である。
【図4】景品振り分け部を示す説明図である。
【図5】景品移送部材を示す側面図である。
【図6】景品移送部材の一部を示す斜視図である。
【図7】制御装置による制御方法を示すフローチャートである。
【図8】別の例の制御装置による制御方法を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係るゲーム装置の別の実施例の概略を示す斜視図である。
【図10】本発明に係るゲーム装置のさらに別の実施例の概略を示す斜視図である。
【図11】自動載置手段を備えたゲーム装置における制御装置による制御方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 装置本体 4,81 ターンテーブル
20,83,93 秤装置 21 測定皿
40 景品移送部材 41 アーム 91 回転載置部材
Claims (5)
- 測定部に載置された物品の重量を測定する秤装置と、
種々の重さの物品が多数載置されている物品載置部と、
プレイヤが操作して前記物品載置部の物品を前記測定部へ移送する物品移送手段と、
プレイヤに対して前記秤装置の測定部に載置させる物品の重さを範囲で表示し、表示後に前記物品移送手段のプレイヤ操作によって前記秤装置の測定部へ物品を載置後、載置された物品の重量が前記表示した重さの範囲内であるか否かを判断する制御装置と、
プレイヤが物品を獲得可能な物品獲得部とを有し、
前記制御装置はゲームの開始合図を発してから所定時間経過後、前記測定部に載置した物品の重量が前記重さの範囲内であれば前記測定部に載置した物品を前記物品獲得部へ送り、物品の重量が前記重さの範囲外であれば前記測定部に載置した物品を前記物品載置部に戻すことを特徴とするゲーム装置。 - 測定部に載置された物品の重量を測定する秤装置と、
種々の重さの物品が多数載置されている物品載置部と、
プレイヤが操作して前記物品載置部の物品を前記測定部へ移送する物品移送手段と、
プレイヤが前記測定部に載置された物品の重さを入力する重量入力手段と、
プレイヤが物品の重さを入力し、入力された重さを含む重さ範囲を決定し、入力後にプレイヤが前記物品移送手段を操作して前記測定部に載置すると、載置された物品の実際重量が前記重さの範囲内であるか否かを判断する制御装置と、
プレイヤが物品を獲得可能な物品獲得部とを有し、
前記制御装置はゲームの開始合図を発してから所定時間経過後、前記測定部に載置した物品の重量が前記重さの範囲内であれば前記測定部に載置した物品を前記物品獲得部へ送り、物品の重量が前記重さの範囲外であれば前記測定部に載置した物品を前記物品載置部に戻すことを特徴とするゲーム装置。 - 測定部に載置された物品の重量を測定する秤装置と、
種々の重さの物品が多数載置されている物品載置部と、
プレイヤによるスイッチオンにより前記物品載置部の物品を前記秤装置の測定部に載置する自動載置手段と、
プレイヤが前記測定部に載置された物品の重さを入力する重量入力手段と、
プレイヤがスイッチオンして前記測定部に物品が載置された後、プレイヤが入力した重さを含む重さ範囲を決定し、前記測定部に載置された物品の実際重量が前記重さの範囲内であるか否かを判断する制御装置と、
プレイヤが物品を獲得可能な物品獲得部とを有し、
前記制御装置はゲームの開始合図を発してから所定時間経過後、前記測定部に載置した物品の重量が前記重さの範囲内であれば前記測定部に載置した物品を前記物品獲得部へ送り、物品の重量が前記重さの範囲外であれば前記測定部に載置した物品を前記物品載置部に戻すことを特徴とするゲーム装置。 - 請求項1または2に記載のゲーム装置において、前記物品移送手段の動きを規制する規制手段を設け、該規制手段はゲームの開始合図を発してから所定時間経過後、前記物品移送手段を規制することを特徴とするゲーム装置。
- 請求項1ないし3の1つに記載のゲーム装置において、前記物品載置部が手動により回転または自動的に回転するターンテーブルであり、前記物品移送手段が先端に物品把持部を設けたアーム部材であることを特徴とするゲーム装置。
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