JP3561065B2 - 原動機制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械に設けられ、原動機の回転数を制御するのに好適に用いられる原動機制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、油圧ショベル等の建設機械にあっては、ディーゼルエンジン等からなる原動機と、該原動機に付設され、ガバナレバーの回動角に応じて該原動機の回転数を増減させるガバナと、該ガバナのガバナレバーを回動させるステッピングモータ等の電動モータと、前記ガバナレバーの回動角を検出し検出信号を出力する回動角検出手段と、前記原動機の目標回転数を指令する回転数指令手段と、該回転数指令手段からの指令信号と前記回動角検出手段からの検出信号とに基づいて、前記電動モータに駆動信号を出力し該電動モータを駆動制御するコントローラと、前記原動機を始動,停止させるために閉成,開成される始動スイッチとからなる原動機制御装置が設けられている。
【0003】
この種の従来技術による原動機制御装置では、例えば原動機の始動時にオペレータが前記始動スイッチを閉成(ON)させると、外部の電源からコントローラに電力供給が行われることにより、まずコントローラは前記回動角検出手段からの検出信号に基づきガバナレバーの回動位置(現在位置)を認識する。
【0004】
そして、コントローラはガバナレバーの回動位置(現在位置)を認識した状態で、前記回転数指令手段からの指令信号と回動角検出手段からの検出信号とを比較しつつ、両者の信号がほぼ一致するように電動モータに駆動信号を出力し、該電動モータでガバナレバーを回動させることにより、原動機の回転数が目標回転数に対応した回転数となるように原動機制御を行う。
【0005】
一方、原動機の停止時にはオペレータが始動スイッチを開成(OFF)させると、ガバナレバーが原動機の停止位置に達するまで電動モータでガバナレバーを減速方向に回動させると共に、コントローラへの電力供給を遮断させることにより、ガバナレバーを原動機の停止位置に回動させた状態で原動機を停止させるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術では、オペレータが原動機の始動スイッチを開成(OFF)操作し原動機を停止させたときに、ガバナレバーが原動機の停止位置まで減速方向に大きく回動された状態となっているから、次なる原動機の始動時には始動スイッチを閉成(ON)操作すると共に、例えば原動機のアイドル回転数よりも高い回転数(原動機が始動しやすい回転数)まで回転数指令手段によって原動機の目標回転数を指令しつつ、原動機を始動させる必要があり、この場合には電動モータでガバナレバーを原動機の停止位置から、原動機が始動しやすい回転数位置まで増速方向に回動させるのに時間がかかり、エンジンの始動性を必ずしも良好にできないという問題がある。
【0007】
特に、通常のオペレータは原動機を大切に扱うように、例えばスロットルレバーやダイヤル等の回転数指令手段を原動機の停止時に最低の回転数位置まで戻して原動機を停止させるから、気温の低い地方や高地で原動機を始動させる場合、または粗悪燃料を使用している場合等には、回転数指令手段で原動機の回転数をアイドル回転数よりもさらに高い回転数とするように、回転数指令手段を最低の回転数位置から高回転数位置側に大きく操作しなければならない。
【0008】
このため、原動機の始動時に回転数指令手段を過剰に大きく操作し過ぎると、原動機の回転数が急激に増大して原動機を損傷させる原因となり、逆に回転数指令手段の操作量が小さいと、原動機を早期に始動させることができなくなり、原動機を安定させて良好に始動させることが難しいという問題がある。
【0009】
一方、特開平5−222961号公報には、ガバナを駆動するモータを原動機(エンジン)の停止時に常に定まった停止位置に停止させ、その後にリレー装置で制御装置を停止させる構成としたエンジン制御装置(以下、他の従来技術という)が記載されている。そして、この場合には、次回のエンジン始動時にガバナを駆動するモータを常に定まった停止位置から動作(回転)させることにより、エンジンの始動性等を向上させるようにしている。
【0010】
しかし、他の従来技術にあっては、ガバナを駆動するモータをエンジンの停止時に常に定まった停止位置に停止させる構成であるから、気温の低い地方や高地でエンジンを始動させる場合、または逆に気温の高い地方でエンジンを始動させる場合等には、次回のエンジン始動時にガバナを駆動するモータを前記停止位置から周囲温度等に応じて回転操作させる必要があり、必ずしも十分にはエンジン(原動機)の始動性を向上させることができないという問題がある。
【0011】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明は原動機の始動時にガバナレバーを特別に回動させることなく、原動機を短時間で円滑に始動させることができ、原動機の始動性を確実に向上できると共に、始動時の操作性や安全性等を大幅に高めることができるようにした原動機制御装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために本発明は、原動機と、該原動機に付設され、ガバナレバーの回動角に応じて該原動機の回転数を増減させるガバナと、該ガバナのガバナレバーを回動させる電動モータと、前記原動機の回転数を指令する回転数指令手段と、該回転数指令手段からの指令信号に基づき前記電動モータに駆動信号を出力し該電動モータを駆動制御するコントローラと、前記原動機を始動,停止させるために閉成,開成されるスイッチ手段とからなる原動機制御装置に適用される。
【0013】
そして、請求項1に記載の発明が採用する構成の特徴は、前記回転数指令手段を、前記原動機の暖気回転数を含めて原動機の回転数を可変に指令する第1の回転数指令器と、前記原動機のアイドル回転数を含めて原動機の回転数を予め決められた一定の回転数として指令する第2の回転数指令器とから構成し、前記コントローラには、前記スイッチ手段が開成されたときに前記ガバナレバーを減速方向に回動させるように、前記電動モータを駆動制御し前記原動機を停止させる原動機停止手段と、該原動機停止手段により原動機が停止された後に前記ガバナレバーを次回の始動位置へと駆動するため、前記第1,第2の回転数指令器から出力される指令信号のうち大きい方の指令信号に基づいて前記始動位置を演算する始動位置演算手段と、前記原動機が停止した状態で該始動位置演算手段による始動位置まで前記ガバナレバーを回動させるように前記電動モータを限定的に駆動制御する限定駆動手段と、該限定駆動手段によりガバナレバーを前記始動位置にまで回動した後に外部からの電力供給を遮断する給電遮断手段とを設ける構成としたことにある。
【0014】
このように構成することにより、原動機の停止時にスイッチ手段が開成されると、まず原動機停止手段でガバナレバーを減速方向に回動させるように電動モータを駆動制御し原動機を自動的に停止できると共に、コントローラは、このときに原動機の回転数を指令する第1,第2の回転数指令器から出力される指令信号のうち、大きい方の指令信号に基づき始動位置演算手段で前記ガバナレバーによる次回の始動位置を演算できる。そして、原動機が実際に停止したときには限定駆動手段で電動モータを限定的に駆動制御することにより、前記ガバナレバーを始動位置演算手段による始動位置まで自動的に回動でき、該ガバナレバーが始動位置にまで回動した状態で給電遮断手段によりコントローラへの外部からの電力供給を自動的に遮断できる。これにより、次なる原動機の始動時には、前記第1,第2の回転数指令器のうち大きい方の指令信号に対応した始動位置で原動機を始動させることができる。
【0015】
また、請求項2に記載の発明では、前記電動モータに、前記給電遮断手段により外部からの電力供給が遮断された後にも前記ガバナレバーを始動位置に保持する自己保持手段を設けてなる構成としている。
【0016】
これにより、コントローラへの電力供給が遮断された後にもガバナレバーを始動位置に保持し続けることができ、次なる原動機の始動時には特別な始動制御を行うことなく、この始動位置で原動機を確実に始動させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
【0020】
ここで、図1ないし図5は本発明の第1の実施例による原動機制御装置を、油圧ショベル等の建設機械に適用した場合を例に挙げて示している。
【0021】
図において、1は油圧ショベル等の建設機械に搭載される原動機としてのディーゼルエンジン(以下、エンジン1という)、2は該エンジン1に付設されたガバナを示し、該ガバナ2には図1に示すように、支軸3Aを中心にして増速H方向または減速L方向に回動されるガバナレバー3と、該ガバナレバー3の回動範囲を規制する上限ストッパ4,下限ストッパ5とが設けられ、該下限ストッパ5は停止側ストッパを構成している。
【0022】
ここで、該ガバナ2はガバナレバー3が後述のステッピングモータ8で増速H方向または減速L方向に回動されることにより、ガバナレバー3の回動角に応じてエンジン1の回転数を増大または減少させる。そして、ガバナレバー3が図5に例示するように最大回動位置θf まで回動して上限ストッパ4に当接したときに、ガバナ2はエンジン1の回転数を最高回転数(フル回転数Nf )に設定し、ガバナレバー3が下限ストッパ5に当接したときには、エンジン1を最低回転数(以下、停止位置N0 という)に設定して停止させる。
【0023】
なお、ガバナレバー3が停止位置N0 から図5に示すアイドル位置θia〜θibまで回動されるときには、エンジン1の回転数がアイドル回転数Nia〜Nib(例えば700〜900rpm程度)に設定され、ガバナレバー3が暖機位置θw まで回動されるときにはエンジン1の回転数が暖機回転数Nw に設定される。
【0024】
6はガバナレバー3を下限ストッパ5側に向けて常時付勢した付勢手段としてのばねを示し、該ばね6はステッピングモータ8の保持力よりも小さいばね力をもってガバナレバー3を減速L方向に向けて付勢する。そして、例えばエンジン1の組立時や運搬時等に、ばね6はガバナレバー3を下限ストッパ5に当接した状態にそのばね力で保持し、ガバナレバー3が増速H方向または減速L方向に振動して損傷されたりするのを防止するものである。
【0025】
7はガバナレバー3を回動させるモータ装置を示し、該モータ装置7は電動モータとしてのステッピングモータ8を備えると共に、外部からの電力供給が遮断されたときにも、該ステッピングモータ8の出力軸が外力(前記ばね6等)で強制的に回転されるのを規制する自己保持手段としてのセルフロック機構9を備えている。
【0026】
ここで、モータ装置7のステッピングモータ8にはその出力軸に回動レバー8Aが一体的に取付けられ、該回動レバー8Aはリンク10を介してガバナレバー3に連結されている。そして、該ステッピングモータ8は後述の制御装置17から駆動信号(パルス信号)が出力されることにより、この駆動信号のパルス数に応じて正転または逆転し、リンク10を介してガバナレバー3を増速H方向または減速L方向に回動させるものである。
【0027】
11はガバナレバー3の回動角を検出する回動角検出手段としてのガバナ角センサを示し、該ガバナ角センサ11は例えばポテンショメータ等によって構成され、その検出レバー11Aがガバナレバー3およびステッピングモータ8の回動レバー8Aにリンク12等を介して連結されている。そして、該ガバナ角センサ11はガバナレバー3の回動角を検出し、このときの検出信号(電圧信号)を制御装置17に出力するものである。
【0028】
13はエンジン1の回転数を外部から遠隔操作によって指令する回転数指令手段(第1の回転数指令器)としての指令装置を示し、該指令装置13は建設機械の運転室(図示せず)内に設けられた、例えば燃料レバー(スロットルレバー)、ダイヤルまたはアップダウンスイッチ等により構成されている。そして、該指令装置13は運転者の手動操作等により操作量に応じた回転数の指令信号を指令値Vx として制御装置17に出力し、これによってエンジン1の目標回転数を可変に指令するものである。
【0029】
14はエンジン1の回転数を遠隔操作で指令する第2の回転数指令器としての外部ターミナルを示し、該外部ターミナル14は建設機械のハンディーターミナルのような回転数設定器等により構成され、予め決められた回転数を指令出力するためのテンキー(図示せず)等を備えている。そして、外部ターミナル14はアイドル回転数Nia〜Nib(例えば700〜900rpm程度)の調整範囲のうち、任意の回転数を前記テンキーで入力設定することにより、この設定回転数Nioに対応した指令信号を制御装置17に出力するものである。
【0030】
15はエンジン1を始動,停止させるためのスイッチ手段として始動スイッチを示し、該始動スイッチ15はエンジン1の始動時等に運転者によって手動で閉成(ON)操作され、例えば直流電源となるバッテリ16からの電圧をスタータ(図示せず)に給電することによってエンジン1を起動(始動)させるものである。
【0031】
17はステッピングモータ8を駆動制御するコントローラとしての制御装置を示し、該制御装置17は演算処理部18、記憶部19、後述の電源スイッチ24およびOR回路25等によって構成されている。ここで、制御装置17はその入力側がガバナ角センサ11、指令装置13、外部ターミナル14および始動スイッチ15等に接続され、出力側がステッピングモータ8等に接続されている。そして、制御装置17は記憶部19内に図4に示すプログラム等を格納し、後述の停止時制御処理を含むエンジン1の回転数制御処理等を行うものである。
【0032】
また、制御装置17の記憶部19内には、図2に示す指令値Vx に対する回転数Nx の変換マップと、図3に示す回転数Nr に対する始動位置θs の算定マップ等とが格納されている。そして、図2に示す変換マップでは指令装置13から指令値Vx が入力されると、このときの指令値Vx に対応した回転数Nx がアイドル回転数Niaからフル回転数Nf の範囲内で特性線20に沿って算出される。
【0033】
一方、制御装置17の演算処理部18には選択回路21が設けられ、該選択回路21は前記変換マップからの回転数Nx (指令信号)と外部ターミナル14からの設定回転数Nio(指令信号)のうち、より大きい方の指令信号を目標回転数Nr の制御信号としてステッピングモータ8に出力する。そして、図3に示す始動位置θs の算定マップではエンジン1の停止時にこの回転数Nr に対応したガバナレバー3の始動位置θs を算定する。
【0034】
ここで、図3に示す算定マップは周囲温度が低い場合の特性線22と周囲温度が高い場合の特性線23とを備え、例えば寒冷地等では予め特性線22を選択しておくことにより、エンジン1の停止時に指令装置13で回転数Nr が暖機回転数Nw となるように指令値Vx を設定しておけば、次回のエンジン始動時用にガバナレバー3の始動位置θs は暖機位置θw として算定される。また、気温が高い地方等では予め特性線23を選択しておくことにより、エンジン1の停止時に指令装置13で回転数Nr がアイドル回転数Nibとなるように指令値Vx を設定しておけば、エンジン1の次なる始動時のためにガバナレバー3の始動位置θs はアイドル位置θibとして算定される。
【0035】
24は制御装置17内に設けた電源スイッチ、25は該電源スイッチ24と共に給電遮断手段を構成したOR回路を示し、該OR回路25はエンジン1の始動時等に始動スイッチ15が一旦閉成(ON)されると、電源スイッチ24を閉成(ON)状態としてバッテリ16から演算処理部18(制御装置17)に給電を行わせる。
【0036】
そして、OR回路25は、その後にエンジン1を停止すべく始動スイッチ15を開成(OFF)したときにも、演算処理部18からOFF信号が出力されるまでは電源スイッチ24を閉成(ON)状態に保持して演算処理部18への給電を続行させ、演算処理部18からOFF信号が出力されると、演算処理部18への給電を遮断させるものである。
【0037】
本実施例による原動機制御装置は上述の如き構成を有するもので、次に制御装置17によるエンジン1の停止時制御処理を含む回転数制御処理について図4を参照して説明する。
【0038】
まず、処理動作がスタートすると、ステップ1で始動スイッチ15が開成(OFF)されたか否かを判定し、「NO」と判定する間はエンジン1が運転(作動中)状態にあるから、ステップ2に移って図2に示す選択回路21からの目標回転数Nr に基づき駆動信号のパルス数を演算すると共に、このときのパルス数に相当する駆動信号をステッピングモータ8に出力してステッピングモータ8を駆動制御し、ガバナレバー3を回転数Nr に対応した回動位置へと回動させる。
【0039】
次に、前記ステップ1で「YES」と判定したときには始動スイッチ15が開成(OFF)され、エンジン1を停止させようとした場合であるから、ステップ3に移ってエンジン1が実際に停止しているか否かを判定する。そして、ステップ3で「NO」と判定する間は、ステップ4に移ってガバナレバー3を減速L方向に回動させるべくステッピングモータ8に駆動信号を出力することによって、該ステッピングモータ8でガバナレバー3を図5に示す停止位置N0 へと回動させ、前記選択回路21からの目標回転数Nr にかかわりなくエンジン1の停止処理を実行する。
【0040】
次に、前記ステップ3で「YES」と判定しエンジン1が実際に停止したときには、ステップ5に移って図3に示す始動位置θs の算定マップを読出し、例えば気温の低い地方(現場)等ではこのときの回転数Nr に基づき特性線22からガバナレバー3の始動位置θs を算定する。
【0041】
即ち、指令装置13で図2に示す変換マップの特性線20による回転数Nx が暖機回転数Nw となるように指令値Vx を出力した場合を例に挙げると、外部ターミナル14からの設定回転数Nioはアイドル回転数Nia〜Nib(例えば700〜900rpm程度)の調整範囲で設定されているから、選択回路21では目標回転数Nr として暖機回転数Nw を出力することになる。
【0042】
そして、選択回路21から暖機回転数Nw が出力されるときにはステップ5で図3に示す算定マップの特性線22により、次回のエンジン始動時用にガバナレバー3の始動位置θs が暖機位置θw として算定されることになる。
【0043】
次に、ステップ6では始動スイッチ15が開成(OFF)状態に維持されているか否かを判定し、「YES」と判定したときにはステップ7に移ってガバナ角センサ11から検出信号等に基づきガバナレバー3が前記始動位置θs (例えば図5に示す暖機回転数Nw の暖機位置θw )に達しているか否かを判定する。そして、ステップ7で「NO」と判定する間はステップ8に移ってステッピングモータ8に限定制御用の駆動信号を出力し、ガバナレバー3を図5に示す停止位置N0 から次回の始動位置θs (例えば暖機回転数Nw の暖機位置θw )へと増速H方向に回動制御する。
【0044】
次に、ステップ7で「YES」と判定したときにはガバナレバー3が、次回のエンジン始動に備えて始動位置θs (例えば図5に示す暖機回転数Nw の暖機位置θw )まで回動された場合であるから、ステップ9に移ってガバナレバー3の回動を停止させる。そして、次なるステップ10では制御装置17の演算処理部18からOR回路25にOFF信号を出力することにより、電源スイッチ24を開成(OFF)させて演算処理部18への給電を遮断させると共に、モータ装置7に設けたセルフロック機構9でステッピングモータ8の出力軸をロックすることにより、次なるエンジン1の始動時までガバナレバー3を始動位置θs に保持し続けるようにする。
【0045】
かくして、本実施例によれば、エンジン1の停止時に始動スイッチ15を開成すれば、選択回路21からの目標回転数Nr (指令装置13からの指令値Vx )にかかわりなくエンジン1の停止処理を実行すると共に、このときの回転数Nr (指令装置13からの指令値Vx )に基づき図3に示す算定マップから次回のエンジン始動時におけるガバナレバー3の始動位置θs を算定し、実際にエンジン1が停止した後にガバナレバー3を始動位置θs まで回動しておき、その後に制御装置17への給電を遮断する構成としたから、下記のような作用効果を得ることができる。
【0046】
即ち、エンジン1の停止時に始動スイッチ15を開成させると共に、このときに指令装置13を手動操作して、例えば選択回路21から暖機回転数Nw が出力されるような指令値Vx を指令装置13から制御装置17に出力しておけば、エンジン1が実際に停止した後に次なるエンジン始動時に備えて、ガバナレバー3を予め始動位置θs としての暖機位置θw に回動しておくことができ、この状態で制御装置17への給電を遮断させた後にも、モータ装置7に設けたセルフロック機構9でステッピングモータ8の出力軸をロックすることにより、次なるエンジン1の始動時までガバナレバー3を始動位置θs (図5に示す暖機回転数Nw の暖機位置θw )に保持しておくことができる。
【0047】
そして、次回のエンジン始動時に始動スイッチ15を閉成(ON)させたときには、ガバナレバー3を図5に示す暖機回転数Nw の暖機位置θw に予め回動させた状態でエンジン1をスタータ等で起動できるから、気温の低い現場等でもエンジン1を短時間で円滑に始動させることができ、エンジン1の始動性を確実に向上させることができる。
【0048】
また、周囲温度が比較的高い地方(現場)等では、図3に示す始動位置θs の算定マップのうち予め特性線23を選択するようにすれば、例えばエンジン1の停止時に指令装置13で回転数Nr がアイドル回転数Nibとなるように指令値Vx を設定しておくことにより、エンジン1の次なる始動時のためにガバナレバー3を始動位置θs としてのアイドル位置θib(図5に示すアイドル回転数Nibの位置)まで回動でき、次回の始動時にはガバナレバー3をアイドル位置θibとした状態でエンジン1を良好に始動させることができる。
【0049】
従って、本実施例によれば、エンジン1の始動時に指令装置13を特別に手動操作する必要もなく、エンジン1を早期に安定させて始動でき、例えば指令装置13をエンジン1の始動時に過剰に大きく操作し過ぎて、エンジン1の回転数が急激に増大しエンジン1を損傷させる原因となったり、逆に操作量が小さ過ぎてエンジン1を早期に始動させることができなくなったりする等の問題を解消できる。そして、エンジン1の始動時にはガバナレバー3を特別に回動させることなく、エンジン1を短時間で円滑に始動させることができるから、エンジン1の始動性を確実に向上できると共に、始動時の操作性や安全性等を大幅に高めることができる。
【0050】
また、エンジン1の停止時にオペレータが指令装置13からの指令値Vx を最小に設定し、図2に示す変換マップの特性線20による回転数Nx が最小のアイドル回転数Niaとなっている場合でも、この場合には外部ターミナル14からの設定回転数Nioがアイドル回転数Nia〜Nibの調整範囲で所望の回転数に設定されているから、選択回路21で目標回転数Nr として外部ターミナル14からの設定回転数Nioを選択でき、次なるエンジン始動時には図3に示すアイドル位置θia〜θibの所望位置に予めガバナレバー3を回動しつつ、短時間でエンジン1を始動させることができる。
【0051】
次に、図6は本発明の第2の実施例を示し、本実施例の特徴は、電動モータの自己保持手段としてウォームギヤ式の減速機をモータ装置に設ける構成としたことにある。なお、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0052】
図中、31はガバナレバー3を回動させる本実施例のモータ装置を示し、該モータ装置31は、電動モータとしてのステッピングモータ32と、後述の減速機33とから構成されている。そして、該モータ装置31のステッピングモータ32は前記第1の実施例で述べたステッピングモータ8と同様に構成され、制御装置17から出力される駆動信号により正,逆回転されるものである。また、ステッピングモータ32は出力軸32Aを有し、該出力軸32Aには後述のウォーム34が固定して設けられている。
【0053】
33はステッピングモータ32の回転をガバナレバー3に伝える自己保持手段としての減速機を示し、該減速機33は、円筒形のウォーム34および鼓形のウォームホイール35からなるウォームギヤ36と、ウォームホイール35の中心軸となる回転軸37と、基端側が該回転軸37に連結(固着)され、先端側がリンク10を介してガバナレバー3に連結された回動レバー38とから構成されている。
【0054】
ここで、前記ウォーム34はステッピングモータ32の出力軸32Aに一体回転するように連結され、進み角γをもってウォームホイール35に噛合することにより、該ウォームホイール35を矢示C,D方向に回転させる。そして、該ウォームホイール35はウォーム34の回転をウォームギヤ36のギヤ比に基づいて減速しつつ矢示C,D方向に回転することにより、回動レバー38を回転軸37を介して増速H,減速L方向に回動させるようになっている。
【0055】
また、ウォームギヤ36はウォーム34の進み角γを小さく(例えば10〜15度以下の角度)することにより、比較的大きな逆転止め(セルフロック)作用を有し、例えばステッピングモータ32への電力供給が遮断され、該ステッピングモータ32の保持トルクが低下しても、ウォームホイール35側(例えばばね6)からのトルクでウォーム34が強制的に回転されるのを規制し、ウォーム34(ステッピングモータ32の出力軸32A)を停止状態に保持するセルフロック機能を発揮する。
【0056】
かくして、このよに構成される本実施例でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが、特に本実施例では、ウォームギヤ36からなる減速機33でステッピングモータ32の自己保持手段を構成したから、エンジン1の停止後に制御装置17への給電を遮断したときでも、ガバナレバー3を始動位置θs に確実に保持しておくことができ、回転数制御装置としての信頼性や耐久性を大幅に向上できる等、種々の効果を奏する。
【0057】
次に、図7は本発明の第3の実施例を示し、本実施例では前記第2の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとするに、本実施例の特徴は、ガバナ2のガバナレバー3とステッピングモータ32の出力軸32Aとの間に設ける減速機41に、鼓形のウォーム42と円筒形または鼓形のウォームホイール43とからなるウォームギヤ44を用いたことにある。
【0058】
ここで、減速機41のウォーム42はステッピングモータ32の出力軸32Aに一体回転するように連結され、進み角γをもってウォームホイール43に噛合することにより、該ウォームホイール43を回転軸37と共に矢示C,D方向に回転させる。そして、該ウォームホイール43はウォーム42の回転をウォームギヤ44のギヤ比に基づいて減速しつつ矢示C,D方向に回転することにより、回動レバー38を回転軸37を介して増速H,減速L方向に回動させる。
【0059】
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
【0060】
次に、図8は本発明の第4の実施例を示し、本実施例では前記第2の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとするに、本実施例の特徴は、ガバナ2のガバナレバー3とステッピングモータ32の出力軸32Aとの間に設ける減速機51に、円錐形のウォーム52とこれに噛合する特殊形のウォームホイール53とからなるウォームギヤ54を用いたことにある。
【0061】
ここで、減速機51のウォーム52はステッピングモータ32の出力軸32Aに一体回転するように連結され、進み角γをもってウォームホイール53に噛合することにより、該ウォームホイール53を回転軸37と共に矢示C,D方向に回転させる。そして、該ウォームホイール53はウォーム52の回転をウォームギヤ54のギヤ比に基づいて減速しつつ矢示C,D方向に回転することにより、回動レバー38を回転軸37を介して増速H,減速L方向に回動させる。
【0062】
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
【0063】
なお、前記各実施例では、図4に示すプログラムのうち、ステップ4が本発明の特徴事項である原動機停止手段の具体例を示し、ステップ5が始動位置演算手段の具体例であり、ステップ8が限定駆動手段の具体例であり、さらにステップ10が給電遮断手段の具体例を示すものである。
【0064】
また、前記各実施例では、始動位置の算定マップに図3に示す如く、周囲温度が低い場合の特性線22と周囲温度が高い場合の特性線23とを備えるものとして述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図3中に一点鎖線で示す特性線61と二点鎖線で示す特性線62とを追加する構成としてもよく、この場合には周囲温度等に応じて特性線22,23,61,62のいずれか一の特性線を選択し、エンジン1の停止時に選択回路21からの回転数Nr に対応した始動位置θs を算定するようにすればよい。
【0065】
さらに、前記各実施例では、ガバナレバー3を付勢手段としてのばね6により減速L方向に常時付勢するものとして述べたが、本発明はこれに限るものではなく、例えば付勢手段としてのばね6等を省略し、エンジン1の停止時等にステッピングモータ32の回転をセルフロック機構9(減速機33,41,51)で規制するようにしてもよい。
【0066】
一方、前記各実施例では、ガバナ角センサ11を用いてガバナレバー3の回動角を検出するものとして述べたが、本発明はこれに限るものではなく、例えば制御装置17からの駆動信号(パルス信号)でステッピングモータ32を正,逆回転することにより、オープンループ制御でエンジン1の回転数を制御する構成としてもよい。
【0067】
【発明の効果】
以上詳述した通り、請求項1に記載の発明によれば、原動機を停止すべくスイッチ手段を開成したときに、原動機停止手段でガバナレバーを減速方向に回動させるように電動モータを駆動制御して原動機を停止させ、このときに回転数指令手段からの指令信号に基づき始動位置演算手段で前記ガバナレバーによる次回の始動位置を演算すると共に、原動機が停止したときには限定駆動手段で電動モータを限定的に駆動制御することにより、前記ガバナレバーを始動位置演算手段による始動位置まで回動し、該ガバナレバーが始動位置にまで回動した状態で給電遮断手段によりコントローラへの電力供給を遮断する構成としているから、原動機の始動時にはガバナレバーを特別に回動させることなく、前記始動位置で原動機を早期に始動させることができ、例えば気温の低い寒冷地等でも原動機の始動性を確実に向上できると共に、始動時の操作性や安全性等を大幅に高めることができる。
そして、原動機の回転数を指令する回転数指令手段は、前記原動機の暖気回転数を含めて原動機の回転数を可変に指令する第1の回転数指令器と、前記原動機のアイドル回転数を含めて原動機の回転数を予め決められた一定の回転数として指令する第2の回転数指令器とにより構成しているので、コントローラの始動位置演算手段は、これらの第1,第2の回転数指令器から出力される指令信号のうち、大きい方の指令信号に基づいて原動機の回転数を指令制御でき、次なる原動機の始動時にあっても前記第1,第2の回転数指令器のうち大きい方の指令信号に対応した始動位置で原動機を始動することができる。このため、例えば周囲温度が比較的高い地方において第1の回転数指令器による指令信号が最小値となっている場合でも、第2の回転数指令器からの指令信号によりガバナレバーの始動位置を演算でき、次回の始動時にはこの始動位置から原動機を早期に始動させることができる。
【0068】
また、請求項2に記載の発明では、前記給電遮断手段により外部からの電力供給が遮断された後にも前記ガバナレバーを始動位置に保持する自己保持手段を電動モータに設ける構成としているから、コントローラへの電力供給が遮断された後にもガバナレバーを始動位置に保持し続けることができ、次なる原動機の始動時には特別な始動制御を行うことなく、この始動位置で原動機を確実に始動でき、始動時の操作性や安全性等をより効果的に向上ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による原動機制御装置を示す全体構成図である。
【図2】図1に示す制御装置等による回転数の制御ブロック図である。
【図3】図1中の記憶部に格納された始動位置の算定マップを示す説明図である。
【図4】制御装置によるエンジンの回転数制御処理を示す流れ図である。
【図5】図1中のガバナレバーおよび各ストッパ等を拡大して示す始動位置の説明図である。
【図6】本発明の第2の実施例による原動機制御装置を示す構成図である。
【図7】本発明の第3の実施例による原動機制御装置の減速機を示す構成図である。
【図8】本発明の第4の実施例による原動機制御装置の減速機を示す構成図である。
【符号の説明】
1 エンジン(原動機)
2 ガバナ
3 ガバナレバー
4 上限ストッパ
5 下限ストッパ(停止側ストッパ)
6 ばね
7,31 モータ装置
8,32 ステッピングモータ
9 セルフロック機構(自己保持手段)
11 ガバナ角センサ(回動角検出手段)
13 指令装置(第1の回転数指令器)
14 外部ターミナル(第2の回転数指令器)
15 始動スイッチ(スイッチ手段)
16 バッテリ(電源)
17 制御装置(コントローラ)
18 演算処理部
19 記憶部
24 電源スイッチ(給電遮断手段)
25 OR回路
33,41,51 減速機(自己保持手段)
Vx 指令値(指令信号)
Nx ,Nr 回転数
θs 始動位置

Claims (2)

  1. 原動機と、該原動機に付設され、ガバナレバーの回動角に応じて該原動機の回転数を増減させるガバナと、該ガバナのガバナレバーを回動させる電動モータと、前記原動機の回転数を指令する回転数指令手段と、該回転数指令手段からの指令信号に基づき前記電動モータに駆動信号を出力し該電動モータを駆動制御するコントローラと、前記原動機を始動,停止させるために閉成,開成されるスイッチ手段とからなる原動機制御装置において、
    前記回転数指令手段は、前記原動機の暖気回転数を含めて原動機の回転数を可変に指令する第1の回転数指令器と、前記原動機のアイドル回転数を含めて原動機の回転数を予め決められた一定の回転数として指令する第2の回転数指令器とから構成し、
    前記コントローラには
    記スイッチ手段が開成されたときに前記ガバナレバーを減速方向に回動させるように、前記電動モータを駆動制御し前記原動機を停止させる原動機停止手段と
    原動機停止手段により原動機が停止された後に前記ガバナレバーを次回の始動位置へと駆動するため、前記第1,第2の回転数指令器から出力される指令信号のうち大きい方の指令信号に基づいて前記始動位置を演算する始動位置演算手段と
    前記原動機が停止した状態で該始動位置演算手段による始動位置まで前記ガバナレバーを回動させるように前記電動モータを限定的に駆動制御する限定駆動手段と
    限定駆動手段によりガバナレバーを前記始動位置にまで回動した後に外部からの電力供給を遮断する給電遮断手段とを設ける構成としたことを特徴とする原動機制御装置。
  2. 前記電動モータには、前記給電遮断手段により外部からの電力供給が遮断された後にも前記ガバナレバーを始動位置に保持する自己保持手段を設けてなる請求項1に記載の原動機制御装置。
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