JP3558875B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はファクシミリ装置に関し、より詳細には、受信文書をPC上で閲覧でき、かつリムーバブルディスクに十分な空きがない場合でも継続してFAX受信を行うことができるファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
多くのファクシミリ装置には、受信したファクシミリ文書が用紙切れで紙に出力できない場合、代わりに内部メモリに保存しておき、用紙補充後、用紙に出力する機能がある。これはメモリ代行受信と呼ばれ、多くのファクシミリ装置で用いられている。しかし、(イ)内部メモリがフルになると、これ以上記憶できなくなるため、ファクシミリの受信を行うことができなくなる、(ロ)メモリ上で文書が電子化されているにもかかわらず、紙に出力する以外に受信内容を確認することができない、(ハ)メモリに記憶された内容は他のシステムで利用することが出来ないなどの問題点があった。
【0003】
そこで、PC−FAXと称される、FAXモデムとコンピュータ(PC)をシリアルケーブルで接続し、PC上の文書データをFAX送信したり、FAXを受信し、その文書データをPCに転送し、内部ディスクに保存するものがある。
これにより、受信文書の内容はPCのディスプレイに表示させることにより確認することができるが、この場合は、FAX受信待機中は常にPCの電源をONにしておかなければならず、効率が悪かった。
【0004】
そこで、特開平6−164766号公報などでは、受信したデータはPCでアクセスできるようにフロッピーディスクに保存している。このフロッピーディスクに記録されたデータはPCで読み込ませることができ、PCのディスプレイで受信文書の内容が確認でき、しかも、FAX受信待機中はPCは、立ち上げておく必要はない。
しかしながら、この発明によれば、フロッピーディスクに記録されたデータはそのままにしておくと、やがていっぱいとなり、記録できなくなるという問題点を生じることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
請求項1の発明の目的は、FAX受信した文書を、PCでデータの確認ができるよう電子化し、そのための記憶装置がフルになった場合でも受信を継続して行えるようにすること、及び、FAX受信した文書の電子化できる割合を向上させることである。請求項2の発明の目的は、請求項1の発明において、FAX受信文書の記憶のためのディスク用補助メモリの利用効率を改善することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、受信したFAX文書を記憶する取り外し可能なリムーバルディスクと、該リムーバルディスクの残容量を得る残容量出力部と、印刷を行うか或いは行わないかを選択する機能を有する前記受信したFAX文書を印刷する画像印刷部とを有し、もって、前記残容量出力部から出力される値により、前記リムーバルディスクの残容量が十分でないと判断された場合に、前記画像印刷部で選択された設定によらず印刷を行うファクシミリ装置において、更に、受信したFAX文書を記憶する補助メモリを有し、もって、前記残容量出力部からの出力により、前記リムーバルディスクの残容量が十分でないと判断された場合に、受信したFAX文書を前記補助メモリに記憶し、リムーバルディスクの交換後、前記補助メモリの内容を、交換されたリムーバルディスクへ移動することを特徴とするものである。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記補助メモリは、送信するFAX文書を記憶するためのメモリと受信したFAX文書を記憶するためメモリの共有メモリとし、もって、該共有メモリが受信FAX文書で占有されている場合に、前記リムーバルディスクを交換し、前記共有メモリの内容をリムーバブルディスクに移動することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は本発明が適用されるファクシミリ装置の一例を説明するための要部概略構成図であり、図中、1は内蔵されるモデムであり、電話回線につながれ、回線からの信号を変調する。2はリムーバルディスクユニットであり、図示しないリムーバルディスクが挿入される。リムーバルディスクとしては、フロッピーディスクが代表的であるが、その他大容量の磁気ディスクなど、取り外し可能でPCからアクセスできるメディアが含まれる。3は残容量出力部であり、リムーバルディスクユニット2に挿入されたリムーバルディスクの残容量を出力する。4は画像印刷部であり、受信したFAX画像を用紙へ印刷することができる。これは、受信した画像を直接印刷することもできるし、リムーバルディスクに記憶された画像を印刷することもできる。また、用紙への出力を行うか否かを外部から指定して選択できる機能を有する。5は画像読み取り部であり、FAX送信をするとき使用され、原稿を読み取り電子化する。6はコントローラであり、全体の装置を制御する。
【0010】
受信されたFAX画像はまずリムーバルディスクユニット2にそのデータが転送され、挿入されているリムーバルディスクに記録される。リムーバルディスクのファイルシステムは使用するコンピュータのそれと同一にする。
この場合、受信されたFAX画像は、直接ディスクに記録しても良いし、他の画像フォーマットにしてもよい。
このリムーバルディスクは図示しないコンピュータ上で参照できる。コンピュータ上での画像表示ソフトウェアは、ディスクに保存された画像のフォーマットをディスプレイに表示できるように、フォーマット変換を行う。一般の他のディスクと同様、ファイルの削除が行える。
一方、ファクシミリ装置に設けられた画像印刷部4から記憶された受信FAX画像を印刷することができる。
基本的には受信画像はリムーバルディスクユニット2に挿入されたリムーバルディスクに記憶し、用紙への出力は行わない。
しかし、画像印刷部4では、用紙への出力を行うか否かを選択できるため、ファクシミリ受信直後に受信内容を確認したいような場合、用紙に出力することができる。
ただし、残容量出力部3が保持する残容量が、決められた値以下であると判定された場合、データ量はフルであるとされ、印刷する/しないの選択によらず、必ず用紙に出力するようにする。このようにして、リムーバルディスクに十分の空きが無いときでも、FAX受信が継続して行える。
【0011】
図2は本発明の一実施例を説明するためのファクシミリ装置の要部概略構成図で、図中、7は補助メモリであり、受信したFAX画像を記憶することができる。その他、モデム1乃至コントローラ6は、図1に示したモデム1乃至コントローラ6と同様の作用をする。本発明ではリムーバルディスクの容量がフルになった場合、新たに受信した文書は補助メモリ7に一旦蓄えておき、リムーバルディスク交換後、補助メモリに蓄えられている文書データを新規リムーバルディスクに記憶し、補助メモリの内容を消去する。最近の多くのファクシミリ機器では、受信データの保存には機器の電源がoffである時や停電時でも、データが記憶されるようにDRAMに比べ高価なフラッシュメモリが用いられている。それに対し、本発明では受信データは磁気ディスクに記憶するため、受信用のメモリ用には、電源off時はデータを保持することができないが安価である、DRAMを用いることができる。リムーバルディスクも補助メモリも共にフルとなった場合は、受信文書は用紙に出力される。
【0012】
図3は請求項2の発明の実施例を説明するためのファクシミリ装置の要部概略構成図で、図中、8は送信用メモリと共有する補助メモリである。請求項2の発明では請求項1の発明において、補助メモリを送信用メモリと共有する。
【0013】
一般に多くのファクシミリ機器では、ファクシミリ送信時、相手局が回線使用中などで、送信できない場合、一旦送信文書を内部メモリに蓄え、通信の可能な時に送信する、いわゆるメモリ送信という機能がある。このためのメモリにはDRAMが用いられる。また、前述のように最近の多くのファクシミリ機器では、受信データの記憶にはフラッシュメモリが用いられるため、受信用のメモリと送信用のメモリは別に用意している。これに対して、請求項2の発明では、請求項1の発明において、送信のための内部メモリと受信用のメモリを共有することでメモリの有効利用ができる。
【0014】
ファクシミリ利用者はファクシミリ送信時にメモリ送信を行いたい場合、もし、共有メモリ8が受信文書で占有されている場合、リムーバルディスクを交換し、共有メモリ8の内容をそのディスクに移動して、共有メモリ8の空きを増やせば良い。
【0015】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、リムーバルディスクに受信画像を記憶するファクシミリ装置において、リムーバルディスクの残容量がフルの場合、用紙に強制的に出力することで、ファクシミリ受信を継続して行うことができる。更には、リムーバルディスクがフルである場合、受信文書はそのための補助メモリに記憶させておくため、受信文書の電子化は中断されず継続して行うことができる。
【0017】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、補助メモリを、FAX送信用メモリと共有することにより、メモリを有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるファクシミリ装置の一例を説明するための要部概略構成図である。
【図2】本発明の実施例を説明するためのファクシミリ装置の要部概略構成図である。
【図3】本発明の実施例を説明するためのファクシミリ装置の要部概略構成図である。
【符号の説明】
1…モデム、2…リムーバルディスクユニット、3…残容量出力部、4…画像印刷部、5…画像読み取り部、6…コントローラ、7…補助メモリ、8…共有メモリ。
Claims (2)
- 受信したFAX文書を記憶する取り外し可能なリムーバルディスクと、該リムーバルディスクの残容量を得る残容量出力部と、印刷を行うか或いは行わないかを選択する機能を有する前記受信したFAX文書を印刷する画像印刷部とを有し、前記残容量出力部から出力される値により、前記リムーバルディスクの残容量が十分でないと判断された場合に、前記画像印刷部で選択された設定によらず印刷を行うファクシミリ装置において、受信したFAX文書を記憶する補助メモリを有し、前記残容量出力部からの出力により、前記リムーバルディスクの残容量が十分でないと判断された場合に、受信したFAX文書を前記補助メモリに記憶し、リムーバルディスクの交換後、前記補助メモリの内容を、交換されたリムーバルディスクへ移動することを特徴とするファクシミリ装置。
- 前記補助メモリは、送信するFAX文書を記憶するためのメモリと受信したFAX文書を記憶するためメモリの共有メモリとし、該共有メモリが受信FAX文書で占有されている場合に、前記リムーバルディスクを交換し、前記共有メモリの内容をリムーバブルディスクに移動することを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
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JP14836098A JP3558875B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | ファクシミリ装置 |
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JPH11331456A JPH11331456A (ja) | 1999-11-30 |
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1998
- 1998-05-12 JP JP14836098A patent/JP3558875B2/ja not_active Expired - Fee Related
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