JP3110802B2 - フアクシミリ装置 - Google Patents

フアクシミリ装置

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JP3110802B2
JP3110802B2 JP03167909A JP16790991A JP3110802B2 JP 3110802 B2 JP3110802 B2 JP 3110802B2 JP 03167909 A JP03167909 A JP 03167909A JP 16790991 A JP16790991 A JP 16790991A JP 3110802 B2 JP3110802 B2 JP 3110802B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフアクシミリ装置に関
し、例えばフロツピデイスク装置のような大容量補助記
憶装置を具備したフアクシミリ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ポーリング送信原稿を画像メモリ
に蓄積しておき、送信すべき相手先よりの送信要求着信
があつた時点でこの送信先に送信するいわゆるポーリン
グ送信機能を備えるフアクシミリ装置も登場してきてい
る。この従来の原稿1ページをポーリング送信するプロ
トコルを図6に示す。図6に掲載してある信号はCCI
TT勧告T30における手順信号である。6−aに示す
様に、発呼局よりの着信があると、被呼局はNSF,C
SI,DIS信号を送信する。そして、この時DIS信
号内の情報フイールドに「送信する原稿有り」を宣言す
る。この信号を受信した発呼局は、6−bでNSC,C
IG,DTC信号を送信してポーリング要求を送信す
る。これを受けた被呼局は、6−cでNSS,TSI,
DCS信号を送信する。そして、6−dで発呼局のCF
R信号を認知した後、6−eで画像信号(PIX)を送
信する。この画像信号(PIX)の送信が終了すると6
−f〜6−hで後手順(EOP信号,MCF信号,DC
N信号)を行って終了する。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来はポーリング送信画像は被呼局装置内にある画像メモ
リに常駐していた。ところが、この画像メモリは他の用
途、例えば送信用や代行受信にも使用しているため、ポ
ーリング送信画像が常時ある量のメモリ領域を使用して
いると、他の用途に使用することができず、メモリの使
用効率という点で好ましくなかつた。特に日中、装置の
使用頻度の多いときに、さして緊急度の高くないポーリ
ング送信画像が画像メモリの大半を占めていては、装置
の使い勝手も良くない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的として成されたもので、上述の課題を
解決する一手段として以下の構成を備える。即ち、主画
像メモリを備え、該主画像メモリに記憶した画像データ
を送信可能なフアクシミリ装置において、前記主画像メ
モリのほかに補助画像メモリと、前記補助画像メモリに
保管されているポーリング送信画像を前記主画像メモリ
側に記憶させる記憶制御手段と、前記記憶制御手段が前
記補助メモリ内のポーリング送信画像を前記主画像メモ
リ側に読み出す時刻を指定する時刻指定手段とを備える
ことを特徴とする
【0005】そして例えば、前記時刻指定手段は、前記
記憶制御手段がポーリング送信画像を前記主画像メモリ
から消去する時刻を更に指定することを特徴とする
るいは、ポーリング着信時に前記記憶制御手段がポーリ
ング送信画像を主画像メモリに記憶させている場合には
発呼局に対して送信する原稿有ることを通知し、主画像
メモリに記憶されていない増合には発呼局に対して送信
する原稿無いことを通知するポーリング制御手段を備え
ることを特徴とするまた例えば、時刻指定手段での指
定時刻を指示入力する操作ユニツトを備え、該操作ユニ
ツトよりの指示入力により任意の時刻を指示入力可能と
することを特徴とする
【0006】
【作用】以上の構成において、ポーリング送信画像デー
タを主画像メモリに常駐させることを防止し、主画像メ
モリの有効利用を図ることができる。そして、例えば、
ポーリング送信画像を補助画像メモリから主画像メモリ
に読み出す時刻を指定することができ、時間帯ごとの主
画像メモリの使用状況に応じてポーリング送信画像を主
画像メモリに記憶させることができる。また、予め時刻
を指定しておけば、オペレータの手を煩わすことなく自
動的にポーリング送信画像を補助画像メモリから主画像
メモリへ読み出すオペレーションを実行させることがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。図1は本発明に係る一実施例のフア
クシミリ装置を示すブロツク図である。図1において、
1はマイクロプロセツサ,プログラムメモリ用ROM,
ワークエリア用RAM等により構成され、内蔵するプロ
グラムメモリ用ROMに記憶された制御手順、例えば後
述する図2〜図5に示す如き制御手順に従い本実施例装
置全体の動作を制御する主制御部である。
【0008】2はCCDイメージセンサや原稿搬送機構
等により構成される送信原稿等を読み取る読取部、3は
感熱プリンタもしくはレーザプリンタ等により構成され
る記録部、4はモデム,NCU(網制御装置)等により
構成される通信制御部、5はキーボード等により構成さ
れる操作部、6はLCD等により構成される表示部であ
る。
【0009】7は計時手段として用いる時計、10は補
助記憶装置を形成する大容量の外部記憶装置であるフロ
ツピデイスクドライブであり、FD20の着脱状態を検
知して着脱信号を発生する着脱検出センサ10sを有す
る。主制御部1はこの着脱検出センサ10sからの着脱
信号によつて、FD20の着脱状態を判断する。20は
フロツピデイスクドライブ10にセツトされているフロ
ツピデイスクメデイア(以下、「FD」と称す)であ
る。
【0010】30は主画像メモリである画像データ蓄積
用メモリ(以下、「画像メモリ」と称する)でありダイ
ナミツクRAM等で構成される。40は画像データの管
理を行う画像管理情報記憶用メモリ(以下、「管理情報
メモリ」と称する)であり、スタテツクRAM等で構成
される。50は制御データ記憶用メモリ、60は時刻デ
ータを記憶するメモリであり、共にスタテツクRAM等
で構成される。以上の各メモリ間の関係を図2に示す。
【0011】画像メモリ30は所定の大きさの複数のメ
インブロツク(=レコード)で構成されており、さら
に、各メインブロツクは、所定の大きさの複数のサブブ
ロツクで構成されている。1での通信分の画像データ
(=フアイル)の第1ページは、メインブロツクの先頭
(サブブロツク番号0の先頭)から蓄積され、また、フ
アイル内の各ページは、サブブロツクの先頭から蓄積さ
れる。また、FD20とのデータ転送は、サブブロツク
単位に行われる。
【0012】情報メモリ40に蓄積されている画像管理
データには、各フアイルの管理を行うフアイル管理情報
45、画像メモリ30の各レコードの管理を行うレコー
ドチエーン46等がある。フアイル管理情報45は、画
像メモリ30内やFD20内でのフアイルの使用状態、
フアイル内各ページの蓄積開始位置,終了位置(画像メ
モリ30内のブロツク番号や、FD20内のFAT番
号)等のページ情報、その画像データが蓄積されたFD
20に付けられた名称(以下、ボリユーム名)、FD2
0内でのフアイル名等を記憶している。
【0013】レコードチエーン46は、画像メモリ30
内の各レコードに対応し、各レコードの使用状態、次レ
コードの有無、次レコードの番号等を記憶している。F
D20は、FD画像データ21、および該FD画像デー
タ21の管理を行うFDフアイル管理情報25を蓄積す
る記憶媒体であり、FD20内でFDフアイル管理情報
25を蓄積する領域は、FD画像データ21を蓄積する
領域とは別に、あらかじめ確保されているものとする。
また、これらのFDフアイル管理情報25は、FD20
の内容が変更される毎に、フアイル管理情報45をもと
に更新される。
【0014】制御データ記憶用メモリ50は、転送用ポ
インタ51、画像データ蓄積ポインタ52、蓄積可能サ
ブブロツク数53、転送用サブブロツク数54、および
装着FDボリユーム名55等を記憶するメモリである。
転送用ポインタ51は、画像メモリ30からFD20へ
の転送の際に使用される。これは、画像メモリ30内の
転送中もしくは転送待ちのサブブロツクを示し、そのブ
ロツクの転送が終了すると、次のサブブロツクに更新さ
れる。
【0015】画像データ蓄積ポインタ52は、画像メモ
リ30内に蓄積中の画像データ31の最終アドレスの次
のアドレス、つまり、次に画像データ31が蓄積される
べきアドレスを示す。また、蓄積中以外にはダミーデー
タを入れておく。蓄積可能サブブロツク数53は、FD
20内のFD画像データ21の蓄積に使用可能な領域
(上記の通り、FDフアイル管理情報25を蓄積する領
域はあらかじめ除かれている)のうち、未使用の領域を
サブブロツクの大きさで割った数である。これは例え
ば、オペレーテイング・システムの一つであるMS−D
OS(登録商標)フオーマツトのFDの場合には、管理
情報であるフアイル・アロケーシヨン・テーブル(FA
T)より算出される。FATは、FD20の記憶領域を
ある単位のブロツクに分け、各単位ブロツクの使用状態
や次の単位ブロツク番号を記憶している。また、蓄積可
能サブブロツク数53は、代行受信、代行受信画像出
力、メモリ送信画像の蓄積、メモリ画像の送信等による
FD20の内容変更、もしくは、FD20の挿入、脱却
によるFD20自身の変更にともない更新される。
【0016】転送用サブブロツク数54は、画像メモリ
30に蓄積中であり、FD20に転送されるべき画像デ
ータ31のサブブロツク数である。これは、この画像デ
ータ31が画像メモリ30に蓄積されている間、サブブ
ロツクが更新される毎に増加する。つまり、蓄積中の画
像データ31が、何個のサブブロツクに蓄積したかを示
している。
【0017】装着FDボリユーム名55は、装着されて
いるFD20のボリユーム名が記憶されている。これ
は、FD20が挿入されると更新される。時刻データ記
憶用メモリ60は、ポーリング送信画像が画像メモリ3
0側に存在し得る時刻範囲を記憶するメモリであり、ポ
ーリング送信画像を画像メモリ30側にロードし、ロー
ド完了フラグ63を「オン」にする開始時刻61、ポー
リング送信画像を画像データ蓄積用メモリ30から消去
し、ロード完了フラグ63を「オフ」にする終了時刻、
及びポーリング送信画像を画像メモリ30側にロードし
ているか否かを示すロード完了フラグ63などよりな
る。
【0018】以上の構成を備える本実施例における外部
記憶装置であるFDシステム20,20を用いたポーリ
ング送信用画像データの処理の動作を以下図3〜図5の
フローチヤートを参照して以下に説明する。ポーリング
送信用画像データの処理の概略は以下の通りである。 (a)読取部2よりポーリング送信用の原稿を読み取
り、画像メモリ30に蓄積する。 (b)画像メモリ30からFD20へデータを転送す
る。 (c)FD20への転送終了後、画像メモリ30のデー
タをクリアする。 (d)所定時刻になるとポーリング送信用データをFD
20から画像メモリ30へロードする。 (e)画像メモリ30内の送信用データを送信する。 (f)所定時刻に画像メモリ30のデータをクリアす
る。 上述の概略動作中の動作(a)を説明したのが図3に示
すフローチヤートであり、画像メモリ30への1フアイ
ル分の画像データ31の蓄積処理を示している。
【0019】図3において、まずステツプS3−1でフ
アイル管理情報45を参照し、未使用フアイル管理情報
の有無を判断する。未使用フアイル管理情報がなけれ
ば、エラー終了する。一方、未使用フアイル管理情報が
あればステツプS3−2に進み、レコードチエーン46
を参照し、未使用レコードの有無を判断する。未使用レ
コードがなければ画像メモリ30のメモリオーバとなる
ためステツプS3−10に進み、読取蓄積データを消去
し、続くステツプS3−11で管理データを開放してエ
ラー終了する。なお、エラー終了となつた場合は、蓄積
できなかつたことを表示部6に表示してオペレータに警
告する。この時、同時に警告音を出力するように制御し
てもよい。
【0020】一方、ステツプS3−2で未使用レコード
があればステツプS3−3に進み、そのレコードの先頭
アドレスを画像データ蓄積ポインタ52にセツトする。
また、同時にフアイル管理情報45内の蓄積開始位置、
レコードチエーン46内の該当レコードの使用状態等、
画像管理データ41に各々の値をセツトする。続いてス
テツプS3−4で画像データ31の蓄積(1レコード
分)が開始され、蓄積とともに画像データ蓄積ポインタ
52が更新され、また、サブブロツクが更新される毎に
転送用サブブロツク数54も更新される。ここで、画像
データは圧縮された(例えばCCITT勧告T4におけ
るMH,MR,MMR方式等で圧縮された)形で画像メ
モリ30に蓄積される。
【0021】そしてステツプS3−5で転送用サブブロ
ツク数54が、蓄積可能サブブロツク数53を越えたか
どうかを判断する。蓄積可能サブブロツク数53を越え
ている場合にはステツプS3−10に進む。一方、蓄積
可能サブブロツク数53を越えていなければステツプS
3−6に進み、現在蓄積中のレコードが蓄積データで一
杯になつたか否かを判断する。現在蓄積中のレコードが
蓄積データで一杯になつていればS3−2に戻り、次レ
コードがあればレコードチエーン46を更新する。
【0022】一方、現在蓄積中のレコードが蓄積データ
で一杯でなければステツプS3−7に進み、1ページ分
の原稿の蓄積が終了したか否かを判断する。1ページ分
の原稿終了の判断は、読取部2の原稿後端検知センサ等
を用いて判断され、原稿1ページの読み取りが終了した
か否かを基にして判断される。1ページ分の原稿の蓄積
が終了していなければS3−5に戻り、蓄積を続ける。
【0023】ここで、1ページ分の原稿の蓄積が終了し
ていればステツプS3−8に進み、次原稿の有無を判断
する。次原稿有無の判断は、原稿先端検知センサ等を用
いて判断する。次原稿があればS3−3に戻り、フアイ
ル管理情報45内のページ情報を更新する。一方、次原
稿がなければステツプS3−9に進み、フアイル管理情
報45内の画像メモリ上有効フラグ、蓄積終了位置等を
セツトし、画像管理データ41を確定してフアイルの蓄
積処理を正常終了する。なお、この時、蓄積可能サブブ
ロツク数53から転送用サブブロツク数54を減算した
結果を蓄積可能サブブロツク数53にセツトし、転送用
サブブロツク数54をクリアする。
【0024】上述の概略動作中の動作(b)を説明した
のが図4に示すフローチヤートであり、画像メモリ30
からFD20への1フアイル分の画像データの転送処理
を示している。まずステツプS4−1で、転送したいフ
アイルの先頭レコードの先頭サブブロツクを転送用ポイ
ンタ51にセツトする。次に、ステツプS4−2で転送
用ポインタ51の示すサブブロツクが転送可能か否かを
監視する。転送用ポインタ51の示すサブブロツクが転
送可能でなければ転送可能になるまで待つ。そして転送
用ポインタ51の示すサブブロツクが転送可能状態とな
るとステツプS4−3に進み、画像メモリ30からFD
20への画像データ31のブロツク転送を行う。なお、
画像データ蓄積ポインタ52が蓄積中でないことを示す
ダミーデータである時、もしくは、転送用ポインタ51
の示すサブブロツク内に画像データ蓄積ポインタ52が
無い時に、サブブロツク転送可能と判断される。
【0025】ステツプS4−3でサブブロツクの転送
後、ステツプS4−4で転送するべき画像データ31の
転送が全て終了したか否かを判断する。これは、フアイ
ル管理情報45、レコードチエーン46により示される
画像データ31の蓄積された最終レコード、最終サブブ
ロツクと、今転送したサブブロツクとが一致するかどう
かにより判断される。転送画像データ31が終了してい
なければステツプS4−5に進み、1レコード分のデー
タがすべて転送されたか否かを判断する。これは、今転
送したサブブロツクがレコード内の最終サブブロツクか
どうかにより判断される。レコード内に転送画像データ
が残っていればステツプS4−1に戻り、転送用ポイン
タ51を更新する。
【0026】一方、1レコード分のデータがすべて転送
されていればステツプS4−6に進み、レコードチエー
ン46を参照して次のレコードに更新してステツプS4
−1に戻る。この場合にはそのレコードの先頭サブブロ
ツクを転送用ポインタ51にセツトすることになる。ま
た、ステツプS4−4で転送する画像データ31が終了
していればステツプS4−7に進み、フアイル管理情報
45内のFD上有効フラグ、FD20のボリユーム名、
フアイル名等をセツトし、画像管理データ41が確定す
るまで待つ。画像管理データ41が確定すればステツプ
S4−7よりステツプS4−8に進み、フアイル管理情
報45をもとに、FD20内のフアイル管理情報25を
更新して画像データ31の転送処理を終了する。
【0027】以上説明した様に本実施例においては、画
像データ31、および画像管理データ41は、FD20
に転送された後も、消去されることなく保存されてい
る。また、本実施例においては、図3に示した蓄積処理
と、図4に示した転送処理とは、別タスク処理であり、
それぞれ別々に動作する事も、同時に動作することも可
能である。
【0028】上述した概略動作(c)(f)では、消去
したいフアイルのフアイル情報、レコードチエーン46
をもとに、蓄積された画像データ31を消去し、その
後、該当するレコードチエーン46を解放し、該当フア
イル情報内の画像メモリ30上フアイル有効フラグをク
リアする。更に、上述の概略動作中の動作(d)を説明
したのが図5に示すフローチヤートであり、送信時にF
D20から画像メモリ30へのポーリング送信画像1フ
アイルの読み出し処理を示している。
【0029】まず、ステツプS5−1でFDフアイル管
理情報25から該当FDフアイル管理情報を読みとる。
そして続くステツプS5−2でフアイル管理情報45を
参照し、未処理フアイル管理情報の有無を判断する。未
使用フアイル管理情報がなければ未転送終了となる。一
方、未使用フアイル管理情報があればステツプS5−3
に進み、FD20から画像メモリ30への転送を行な
う。そしてステツプS5−4に進む。この転送処理は、
FDフアイル管理情報22とFATの情報によりFD画
像データ21が順次読み出され、これをサブブロツク単
位で転送して画像メモリ30に蓄積して行く処理であ
る。画像メモリ30への蓄積は、上述した図3のステツ
プS3−2からステツプS3−9の処理と同様に行なわ
れる。ただし、本処理では、転送用サブブロツク数54
は更新されず、また、ステツプS3−5の判断は行わな
い。更に、ステツプS3−9でフアイル管理情報45内
の画像メモリ30上フアイル有効フラグとともにFD上
有効フラグもセツトする。
【0030】ここで、ステツプS3−2で未使用レコー
ドが無く、画像メモリ30がメモリオーバーした時は、
図5のステツプS5−4の判定で転送エラーと判断さ
れ、ステツプS5−5で当該フアイルの画像データを消
去して未転送終了となる。なお、ステツプS5−4で転
送エラーがなければそのまま終了となる。上述の概略動
作(e)では、送信したいフアイルの先頭レコードの先
頭サブブロツクを、制御データ記憶用メモリ内にある送
信用ポインタにセツトする。そして、ポインタを順次イ
ンクリメントしながらポインタの指すデータを送信可能
な形式(たとえば、CCITT勧告T4におけるMH,
MR,MMR方式等でのデータ圧縮形式等)に変換して
通信制御部4にセツトして行く。通信制御部4はデータ
を所定の形式に変調して回線に送出する。
【0031】レコード内の最終ブロツクのデータがすべ
てセツトし終わったら、レコードチエーン46を参照し
て次レコードをアクセスする。主制御部1はデータのセ
ツトを行いながら、データの終わりをチエツク(たとえ
ばCCITT勧告T4におけるRTC信号を検知するこ
とによりデータの終わりをチエツク)し、終わりを検出
したら1ページの送信を終わる。
【0032】なお、実際のポーリング送信に先立ち、オ
ペレータは図1における操作部5にてポーリング送信画
像が主画像メモリ側に存在し得る時刻範囲をメモリ60
に設定する処理を実行しなければならない。そして、ポ
ーリング送信画像をFD20内に蓄積する(前記の動作
(a)(b)(c))。この時、ポーリング送信画像は
FD20内にのみ存在し、画像メモリ30内には存在し
ていな状態となる。この結果、主制御部1はポーリング
送信要求の着信があつた場合において、ポーリング送信
送信原稿が有るか無いかをロード完了フラグ63が「オ
ン」か「オフ」かで判定し、ロード完了フラグ63が
「オフ」の場合には「送信する原稿無し」を宣言したD
IS信号を送信することになる。
【0033】そして、時計7の計時時刻が開始時刻63
での設定時刻になつたらポーリング送信画像を主画像メ
モリ30側にロードし(前記の動作(d))、ロード完
了フラグ63を「オン」にする。その後にポーリング送
信要求の着信があつたら「送信する原稿有り」を宣言し
たDIS信号を送信し、DTC信号を受信したら図3の
プロトコルに従つて送信を行う(前記の動作(e))。
【0034】また、ポーリング送信画像を主画像メモリ
30側にロードした状態で時計7の計時時刻が終了時刻
62での設定時刻になつた場合には、ポーリング送信画
像を主画像メモリ30から消去し(前記の動作
(e))、ロード完了フラグ63を「オフ」にする。以
上説明したように本実施例によれば、DRAM等で構成
される主画像メモリのほかに、フロツピイデイスク装置
等で構成される補助画像メモリを設け、通常はポーリン
グ送信画像を当該補助画像メモリに蓄積しておく。さら
に、ポーリング送信画像を補助画像メモリから主画像メ
モリ側にロードする時刻と、ポーリング送信画像を主画
像メモリから消去する時刻を設けて、1日の内ある限ら
れた時間だけ画像が主画像メモリにあるようにし、その
間のみポーリング送信を行うように制御できる。
【0035】これにより、装置の使用頻度の多い時間帯
はポーリング送信画像は補助画像メモリ側にのみ存在す
ることになるので、主画像メモリを他の用途で有効に利
用できる。これは、ポーリング送信画像はポーリングと
いう機能の性質上、さして緊急度も高くないことに鑑み
た制御であり、フアクシミリの使用頻度の低い夜間に行
なつてもさほどの不具合が無いことによるものである。
そして、発呼局側ではタイマポーリング機能を用いて画
像を引き出せばよい。
【0036】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによつて達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、ポー
リング送信画像データを主画像メモリに常駐させること
を防止し、主画像メモリの有効利用を図ることができ
る。そして、例えば、ポーリング送信画像を補助画像メ
モリから主画像メモリに読み出す時刻を指定することが
でき、時間帯ごとの主画像メモリの使用状況に応じて
ーリング送信画像を主画像メモリに記憶させることがで
きる。また、予め時刻を指定しておけば、オペレータの
手を煩わすことなく自動的にポーリング送信画像を補助
画像メモリから主画像メモリへ読み出すオペレーション
を実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の構成ブロツク図であ
る。
【図2】本実施例における各メモリの関係を示した図で
ある。
【図3】本実施例の画像メモリへの1フアイル分の画像
データの蓄積処理を示すフローチヤートである。
【図4】画像メモリからFDへの1フアイル分の画像デ
ータの転送処理を示すフローチヤートである。
【図5】画像メモリからFDへの1フアイル分の画像デ
ータの転送処理を示すフローチヤートである。
【図6】従来のポーリング送受信プロトコルを示す図で
ある。
【符号の説明】
1 主制御部、 2 読取部、 3 記録部、 4 通信制御部、 5 操作部、 6 表示部、 7 時計、 10 フロツピデイスクドライブ、 20 フロツピデイスクメデイア(FD)、 30 画像データ蓄積用メモリ(画像メモリ)、 40 画像管理情報記憶用メモリ(管理情報メモ
リ)、 50 制御データ記憶用メモリ、 60 時刻データ記憶用メモリである。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主画像メモリを備え、該主画像メモリに
    した画像データを送信可能なフアクシミリ装置におい
    て、 前記主画像メモリのほかに補助画像メモリと、前記補助画像メモリに保管されているポーリング送信画
    像を前記主画像メモリ側に記憶させる記憶制御手段と、 前記記憶制御手段が前記補助メモリ内のポーリング送信
    画像を前記主画像メモリ側に読み出す時刻を指定する時
    刻指定手段と を備えることを特徴とするフアクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフアクシミリ装置におい
    て、前記時刻指定手段は、前記記憶制御手段がポーリング送
    信画像を前記主画像メモリから消去する時刻を更に指定
    する ことを特徴とするフアクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のフアクシミ
    リ装置において、 ポーリング着信時に前記記憶制御手段がポーリング送信
    画像を主画像メモリに記憶させている場合には発呼局に
    対して送信する原稿有ることを通知し、主画像メモリに
    記憶されていない増合には発呼局に対して送信する原稿
    無いことを通知するポーリング制御手段を備えることを
    特徴とするフアクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のフアクシミリ装置におい
    て、 時刻指定手段での指定時刻を指示入力する操作ユニツト
    を備え、該操作ユニツトよりの指示入力により任意の時
    刻を指示入力可能とすることを特徴とするフアクシミリ
    装置。
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