JP3558238B2 - 印刷条件指定装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、印刷出力装置(この明細書では印刷には複写を含み、印刷出力装置にはプリンタのほか複写機などを含む)により印刷用紙の表裏両面に印刷出力するに先立ち、その印刷条件を指定するための印刷条件指定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の両面印刷可能な印刷出力装置、例えばプリンタに用いられる印字用コントローラは、印字回転角度を、0°、90°、180°、270°と種々に選択して印字を実行できる機能を備えている。これにより、プリンタは、用紙の両面に印刷ができるだけでなく、当該両面印刷モードにおいて、用紙にどのように印刷イメージが形成されるかの印刷レイアウトと、綴じ位置との組み合わせに応じた印刷ができるようになっている。そして、例えば、特開平4−47972号公報に示されたプリンタでは、指定した向きの用紙がセットされていない場合にも、印字回転角度を適切に制御することで、綴じ方向に応じた印刷ができるようになっている。
【0003】
この両面印刷モードにおける綴じモード指定は、例えばアドビ(Adobe )社のポストスクリプト(PostScript)ページ記述言語では、タンブル(Tumble)ページデバイスパラメータの真偽により指定され、用紙の長辺を綴じたり、短辺を綴じたり指定することができる(「ページ記述言語 PostScriptリファレンス・マニュアル第2版」 1991/12/21 株式会社アスキー発行)。
【0004】
また、ISOより提案されているDPAでは、「plex」と呼ばれるアトリビュート値が、「duplex」になるか、「tumble」になるかで、用紙の長辺を綴じたり、短辺を綴じたり指定することができる(ISO/IEC 10175−1 Final Editor’ s Draft 9.3.2.16.2 Plex P172−174参照)。
【0005】
さらに、前記特開平4−47972号公報に示されたプリンタでは、形成されたイメージを縦方向に綴じたり、横方向に綴じたりできる。これは、例えば横書きの文字列が両面印刷された用紙を、文字列に対して上下方向で綴じるのか、横方向で綴じるのかの指定となる。
【0006】
一方、増大する大量の印刷用紙を削減するために、1枚の用紙に複数ページを印刷する機能(Number−up 機能と呼ばれている。以下、これをNup機能と呼ぶ)が広く用いられるようになっている(例えば、特開平2−194977号、特開平5−177899号、ISO/IEC 10175−1 Final Editor’ s Draft 9.3.2.16.29.3.2.16.1 Number−up P168−172 参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したような技術を用いて両面印刷の各種綴じモードとNup機能とを組み合わせると共に、印字回転角度を種々に選択して印字を行なえる機能をも備えるようにして、例えば横置きや縦置きなど、指定された用紙の方向に応じ、指定された印刷条件に合致した印刷が行なえるようにする印刷出力装置も構成可能である。その場合に、その印刷条件の指定は、アプリケーションや、ウインドウシステムにおけるプリンタドライバにより構成される印刷条件指定装置を通じて行なわれる。
【0008】
図20は、両面印刷における綴じモードの例である。図20Aに示す両面左綴じモードは、用紙の縦、横の方向に関係なく、印字文字列などの印刷イメージに対して左横で綴じるモードである。また、図20Bに示す両面上綴じモードは、用紙の縦、横の方向に関係なく、印刷イメージに対して上位置で綴じるモードである。
【0009】
そして、図20Cおよび図20Dに示す両面長辺綴じモードと、図20Eおよび図20Fに示す両面短辺綴じモードは、用紙の置き位置に応じた綴じ位置になるもので、図20C,Dの両面長辺綴じモードの例では、縦置きの用紙では左綴じ、横置きの用紙では上綴じとなり、また、図20E,Fの両面短辺綴じモードの例では、縦置きの用紙では上綴じ、横置きの用紙では左綴じとなる。
【0010】
また、Nupのモード指定の種類の例は、図21に示す通りである。この図21に示したものは、2upモードと、4upモードである。例えば、2upモードでは、図21Aに示すように、用紙方向が縦の場合と横の場合のそれぞれで、順方向モードと逆方向モードがあり、紙送り方向が縦の場合には、1枚の用紙の左右に2ページ分が、図示のように割り付けられる。また、紙送り方向が横の場合には、1枚の用紙の上下に、図示のように2ページ分が割り付けられる。
【0011】
4upモードでは、図21Bに示すように、順縦方向、順横方向、逆縦方向、逆横方向の4モードがあり、1枚の用紙に、図示のように、4ページが割り付けられる。
【0012】
以上のように、両面綴じモードは種々存在し、用紙の置き方により、閉じ位置が変わり、また、Nupモードも、図示のように多態様を有する。このため、両面綴じモードとNupモードを組み合わせた時に、どのような印刷出力のレイアウトになるかを即座に認識することは困難である。これに、縦置き、横置きの用紙方向の指定が組み合わされると、さらに印刷レイアウトを利用者が思い浮かべることは難しくなる。
【0013】
そして、印刷出力結果がどのようになるかは、従来は、実際に印刷を実行して排出させてみないと分からず、印刷ジョブ(印刷データと印刷指定条件情報を含む印刷要求)を発行する前の印刷条件設定時に印刷出力の形式がどのようになるかを知る術が無かった。このため、印刷出力装置の操作に関して未熟な初心者等にとっては、自分が意図した通りに印刷をするのが非常に困難であるという欠点があった。
【0014】
また、前述したように、綴じモードの指定に関しても、前述した「duplex」や「tumble」などの特殊なパラメータで指定するようにする場合、両面印刷モードにおいてNup機能と組み合わせた時に、実際の印刷レイアウトがどのようになるかは、にわかには認識しずらいという不都合がある。
【0015】
この発明は、以上の点にかんがみ、複雑な印刷出力結果を実際の印刷前に利用者が知ることができるようにして、印刷指定条件の設定操作の簡易化を計ることができるようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、後述の実施例の参照符号を対応させると、
印刷条件の指定を表示画面を通じて行なう印刷条件指定装置であって、
前記表示画面に前記印刷条件の指定用の画面(31,32,33)を表示する手段(2)と、
前記印刷条件の指定用の画面において、前記印刷条件を使用者が指定入力するための印刷条件指定入力手段(1)と、
前記印刷条件指定入力手段が用いられて指定入力された印刷条件を解析する解析手段(21)と、
前記解析手段で解析された印刷条件のうち、少なくとも、1枚の用紙にNページ(Nは2以上の整数)を印刷する機能に関する指定値と、両面印刷における綴じモードの指定値とを格納する指定値保持手段(22,23,24)と、
前記指定値保持手段の指定値に基づいて、印刷出力のレイアウトを、両面印刷における用紙の表面および裏面の印刷状態と綴じられた状態における見開き状態との関係が識別可能な状態である見開きレイアウトの模式図として、前記印刷条件の指定用の画面に表示する表示制御手段(25)と
を備える。
【0017】
請求項2の発明は、前記請求項1の印刷条件指定装置において、
前記表示制御手段が、
前記表示画面に表示された印刷出力のレイアウトの模式図に関連して、利用者からの前ページ指定ないし後ページ指定を受ける手段と、
前記前ページ指定あるいは前記後ページ指定に応じて前記模式図を変更する手段とを備えることを特徴とする。
【0018】
【作用】
上記の構成の請求項1の印刷条件指定装置において、利用者がNup機能のN値を含むモード指定値と、両面綴じモードの指定値とを含む印刷条件指定の入力をすると、解析手段で、前記のNupモード指定値、両面モード指定値の各値が解析され、指定値保持手段に格納される。そして、表示制御手段では、この指定値保持手段の各指定値に基づいて、その指定値により実際に印刷されるときの印刷レイアウトの模式図の表示データが生成され、模式図が表示画面に表示される。
【0019】
請求項2の印刷条件指定装置の場合には、利用者が、現在表示されている模式図のページの前ページ指定あるいは後ページの指定を行なうと、この指定を受けて、表示制御手段は、指定された前ページあるいは後ページの印刷レイアウトを表す模式図を画面に表示するように、模式図が変更されて表示される。
【0020】
したがって、利用者は、表示画面の印刷レイアウトの模式図から、自分が指定した印刷条件により、どのような両面印刷出力態様で印刷が行なわれるかを容易に認識できる。
【0021】
【実施例】
以下、この発明による印刷条件指定装置の実施例を図を参照しながら説明する。
【0022】
図1および図2は、この発明による印刷条件指定装置をアプリケーションにより実現した場合の第1の実施例のブロック図である。すなわち、この例のアプリケーション2は、図2に示すように、マウスやキーボードなどの印刷条件指定入力部1を通じて利用者により設定入力された印刷条件に応じた印刷結果をプリンタ4に出力するものである。そして、このアプリケーション2は、文書の作成、編集等を行なうもので、プリンタ4による文書の印刷実行に先立ち、利用者により設定入力された印刷条件の各設定値を表示装置3に表示すると共に、設定入力された印刷条件における印刷レイアウトを表示装置3に表示するようにする。
【0023】
この例のアプリケーション2は、両面印刷の綴じモードとして、前述の図20に示した左綴じモード、上綴じモード、長辺綴じモード、短辺綴じモードを備えると共に、Nupのモードとして、図21に示した、2up順方向モード、2up逆方向モード、4up順横方向モード、4up順縦方向モード、4up逆横方向モード、4up逆縦方向モードを有する。利用者は、これらの中から指定するモードの設定を印刷条件指定入力部1を通じて行なう。
【0024】
また、この例の場合、アプリケーション2は、利用者による印刷条件の設定に際して、利用者のマウス操作などにより、後述する図3に示すような用紙設定画面31、図4に示すようなその他設定画面32、図5に示すような印刷画面33を、表示装置3の表示画面に表示する機能を備えている。
【0025】
利用者は、用紙設定画面31において用紙サイズの項目41の指定、用紙方向の項目42の指定、拡大/縮小率の項目43の指定を行なう。用紙方向の項目42は、縦置きか、横置きかの指定である。指定終了後、例えば、画面の「OK」ボタン34をマウスでクリックすると、図4のその他設定画面32に移る。
【0026】
利用者は、その他設定画面32において、2upモードの項目44の指定、4upモードの項目45の指定、両面印刷の綴じモードの項目46の指定、その他項目の指定を行なう。この場合、2upモードの項目44の指定は、順方向か、逆方向かの指定である。また、4upモードの項目45の指定は、順横方向、順縦方向、逆横方向、逆縦方向のうちのいずれかの選択指定である。さらに、両面印刷の綴じモードの項目の指定は、上綴じ、左綴じ、長辺綴じ、短辺綴じのうちのいずれかを選択する指定である。指定終了後、画面の「OK」ボタン34をマウスでクリックすると、図5の印刷画面33に移る。なお、例えば「キャンセル」ボタン35をマウスでクリックすれば、当該画面32の前の画面31に戻る。
【0027】
印刷画面33においては、利用者は拡張機能の項目47として両面/片面およびNupの組み合わせの指定を行なうと共に、印刷部数、印刷ページ数、その他の設定を行なう。そして、この印刷画面33には、印刷レイアウト表示領域50が設定されており、この領域50に、そのときの印刷条件で印刷出力されるときの印刷レイアウトが模式図として表示される。
【0028】
印刷レイアウトの模式図としてどのような態様のものを表示するかは、この例の場合、
▲1▼画面31で設定される用紙方向の指定値と、
▲2▼画面32で設定される2upモードおよび4upモードの指定値と、画面33で設定される拡張機能の指定値との組み合わせにより指定される1up印刷/2up順方向印刷/2up逆方向印刷/4up順横方向印刷/4up順縦方向印刷/4up逆横方向印刷/4up逆縦方向印刷と、
▲3▼画面32の両面印刷の綴じモードの指定値と、画面33の拡張機能の指定値との組み合わせにより指定される片面印刷/両面左綴じ印刷/両面上綴じ印刷/両面長辺綴じ印刷/両面短辺綴じ印刷と
により決定される。
【0029】
この印刷画面33において、プリントボタン36をマウスでクリックすると、プリンタ4に対して、利用者によって設定された印刷条件と印刷データとからなる印刷ジョブが発行され、印刷が実行される。
【0030】
この例のアプリケーション2のレイアウト表示に関する要部の機能ブロックは図1に示すようなものとなる。すなわち、アプリケーション2は、印刷指定解析手段21と、Nup指定値保持手段22と、用紙方向指定値保持手段23と、両面印刷の綴じモード指定値保持手段24と、表示制御手段としてのレイアウト表示手段25とを備える。
【0031】
印刷指定解析手段21は、印刷条件指定入力部1から前述のようにして指定入力された印刷条件の解析を行ない、前述のようにして利用者により設定された2upモードおよび4upモードの指定値を保持手段22に、設定された用紙方向指定値を保持手段23に、設定された両面印刷の綴じモード指定値を保持手段24に、それぞれ格納する。
【0032】
レイアウト表示手段25は、保持手段22、23、24に保持されている指定値に基づいて、画面33のレイアウト表示領域50に表示する印刷レイアウトを決定する。すなわち、前述した▲1▼〜▲3▼の条件に基づいて印刷レイアウトを決定する。表示装置3は、印刷画面33の印刷レイアウト表示領域50において、その印刷レイアウトを表示する。
【0033】
この例の場合、レイアウト表示手段25は、前記▲1▼〜▲3▼の条件の組み合わせに応じた各種レイアウトの表示パターンの表示用ビットマップデータを格納している表示データテーブルDTと、レイアウトテーブルLTとを備える。レイアウトテーブルLTは、表示データテーブルDTの各種レイアウト表示パターンのインデックスと、そのインデックスが対応するレイアウト表示パターンの表示用ビットマップデータが格納されている表示データテーブルDTにおける番地(以下、表示テーブル番地という)との対応が保存されている。
【0034】
これらテーブルDT、LTは、独立のメモリとして用意してもよいし、1つのメモリのうちの一部のアドレス領域を、それぞれのテーブル用に割り当てるようなものであってもよい。
【0035】
図6および図7は、表示データテーブルDTに用意される各種レイアウト表示パターンの例を説明するための表である。このうち、図6は、縦置き用紙の場合の前記▲1▼〜▲3▼の条件の組み合わせに応じた各種レイアウト表示パターンの例であり、図7は、横置き用紙の場合の前記▲1▼〜▲3▼の条件の組み合わせに応じた各種レイアウト表示パターンの例である。
【0036】
これら図6および図7に示したレイアウト表示パターンは、レイアウト表示としてレイアウト表示領域50に最初に表示される表示パターンである見開きレイアウトIMG1であるが、この例の場合には、表示データテーブルDTには、図9に示すように、この見開きレイアウトIMG1よりも前のページの表示パターンである前ページレイアウトIMG0と、見開きレイアウトIMG1よりも後のページの表示パターンである後ページレイアウトIMG2の表示用ビットマップデータを合わせて用意している。
【0037】
図9に示した表示パターンは、横置き2up順方向両面上綴じレイアウト表示パターンの例で、表示データテーブルDTに格納されている前ページレイアウトIMG0、見開きレイアウトIMG1、後ページレイアウトIMG2は、それぞれ図示の通りである。
【0038】
すなわち、この例の場合には、見開きレイアウトIMG1は、綴じ部分61の上側(左綴じの場合には左側)に前ページ側の用紙の裏面の印刷レイアウト表示62を備え、綴じ部分61の下側(左綴じの場合には右側)に後ページ側の用紙の表面の印刷レイアウト表示63を備える。そして、前ページレイアウトIMG0は、綴じ部分61の下側(左綴じの場合には右側)に、印刷レイアウト表示62が裏面に施される用紙の表面の印刷レイアウト表示64を備えるものである。また、後ページレイアウトIMG2は、綴じ部分61の上側(左綴じの場合には左側)に、印刷レイアウト表示63が表面に施される用紙の裏面の印刷レイアウト表示65を備えるものである。
【0039】
つまり、見開きレイアウトIMG1の前ページ側をめくると、前ページレイアウトIMG0になり、後ページ側をめくると後ページレイアウトIMG2になるという関係になっている。
【0040】
そして、この例の場合には、レイアウト表示手段25は、最初は、印刷レイアウト表示領域50に見開きレイアウトIMG1を表示し、印刷画面33における利用者の操作に応じて、前ページレイアウトIMG0、あるいは後ページレイアウトIMG2に、レイアウト表示領域50のレイアウト表示を変更するようにする。
【0041】
このため、この例の場合には、レイアウト表示領域50は、その上側の前ページ指定領域51と下側の後ページ指定領域52とに分けられており、利用者が前ページ指定領域51でマウスをクリックしたときには、レイアウト表示手段25は、前ページレイアウトIMG0の表示要求と判断し、また、利用者が後ページ指定領域52でマウスをクリックしたときには、レイアウト表示手段25は、後ページレイアウトIMG2の表示要求と判断して、それぞれのレイアウト表示を行なうようにする。動作の詳細は後述する。
【0042】
図8は、レイアウトテーブルLTの例の概略を示すもので、このレイアウトテーブルLTの左側の値LAYOUT[i](iは正の整数)は、各種レイアウト表示パターンのインデックスであり、また、右側の値は、当該インデックスのレイアウト表示パターンのビットマップデータの表示データテーブルDTでの格納番地を示している。
【0043】
そして、この例の場合、前述したように、表示パターンデータとしては、表示データテーブルDTに、見開きレイアウトIMG1、前ページレイアウトIMG0、後ページレイアウトIGM2が用意されているので、レイアウトテーブルLTの詳細は、図9に示すようなものとなる。
【0044】
すなわち、図9の例は、前述もしたように、レイアウトテーブルLTのインデックスがLAYOUT[15](i=15)の横置き2up順方向両面上綴じレイアウト表示のテーブル番地の部分の詳細例で、テーブル番地としては、前ページレイアウト番地ADD0、見開きレイアウト番地ADD1、後ページレイアウト番地ADD2の3つの番地データを備えている。そして、これら前ページレイアウト番地ADD0、見開きレイアウト番地ADD1、後ページレイアウト番地ADD2の3つの番地データで、表示データテーブルDTから読み出される前ページレイアウトIMG0、見開きレイアウトIMG1、後ページレイアウトIMG2は、それぞれ図示の通りになる。
【0045】
以上のような構成において、利用者により印刷条件設定が行なわれると、レイアウト表示手段25は、前述した▲1▼〜▲3▼の条件、この例の場合には、用紙の縦置き/横置きの指定と、片面印刷/両面左綴じ/両面上綴じ/両面長辺綴じ/両面短辺綴じのいずれかの指定と、1up/2up順方向/2up逆方向/4up順横方向/4up順縦方向/4up逆横方向/4up逆縦方向のいずれかの指定とから、レイアウトテーブルLTのインデックスのi値を算出して、そのインデックスに対応する表示データテーブルDTの番地を得る。
【0046】
そして、レイアウト表示手段25は、まず最初に、表示データテーブルDTの、その番地の見開きレイアウトIMG1を読み出して、レイアウト表示領域50に表示する。その後、利用者が前ページ指定領域51あるいは後ページ指定領域52のいずれかでマウスをクリックすると、その番地の前ページレイアウトIMG0あるいは後ページレイアウトIMG2が読み出されて、レイアウト表示領域50のレイアウト表示が、読み出された前ページレイアウトIMG0あるいは後ページレイアウトIMG2に変更される。
【0047】
この例の場合、インデックスのi値の算出は、前述のように、利用者により入力設定された▲1▼〜▲3▼の印刷条件の指定値に基づいて次のようにして行なわれる。図10およびその続きである図11は、この例の場合のインデックス算出処理ルーチンを示すフローチャートである。
【0048】
すなわち、まず、ステップS1で指定された紙送り方向が縦置きか否か判別され、縦置きでなく横置きであればステップS2に進んで、i値を算出するために用意する値kを「0」とし、また、縦置きであればステップS3に進んで、値kを「1」とする。
【0049】
次に、ステップS4に進み、指定が片面印刷であるか否か判断し、片面印刷であればステップS8に進んで、値mを「0」にする。また、片面印刷でなければステップS5に進んで、指定が両面印刷の左綴じモードであるか否か判別する。そして、指定が左綴じモードであればステップS9に進んで、i値を算出するために用意する値mを「1」にする。左綴じモードでなければ、ステップS6に進んで、指定が両面印刷の上綴じモードであるか否か判別する。
【0050】
そして、ステップS6で判別の結果、指定が上綴じモードであればステップS10に進んで、値mを「2」にする。左綴じモードでなければ、ステップS7に進んで、指定が両面印刷の長辺綴じモードであるか否か判別する。このステップS7で判別の結果、指定が長辺綴じモードであればステップS11に進んで、値mを「3」にする。指定が長辺綴じモードでなければ、ステップS12に進んで、値mを「4」にする。
【0051】
次に、ステップS13に進み、指定が1upであるか否か判別し、1upであれば、ステップS19に進んで、i値を算出するために用意する値nを「0」にし、1upでなければステップS14に進んで、2up順方向であるか否か判別する。そして、ステップS14の判別の結果、2up順方向であれば、ステップS20に進んで、値nを「1」にし、2up順方向でなければ、ステップS15に進んで、指定が2up逆方向であるか否か判別する。
【0052】
そして、ステップS15での判別の結果、2up逆方向であれば、ステップS21に進んで、値nを「2」にし、2up逆方向でなければ、ステップS16に進んで、指定が4up順横方向であるか否か判別する。このステップS16での判別の結果、4up順横方向であれば、ステップS22に進んで、値nを「3」にし、4up順横方向でなければ、ステップS17に進んで、指定が4up順縦方向であるか否か判別する。このステップS17での判別の結果、4up順縦方向であれば、ステップS23に進んで、値nを「4」にし、4up順縦方向でなければ、ステップS18に進んで、指定が4up逆横方向であるか否か判別する。このステップS18での判別の結果、4up逆横方向であれば、ステップS24に進んで、値nを「5」にし、4up逆横方向でなければ、ステップS25に進んで、値nを「6」にする。
【0053】
次に、ステップS26に進んで、インデックスのi値を、次の式
i=k×35+m×7+n
から算出する。次に、ステップS27に進んで、算出したインデックスのi値をレイアウト表示処理ルーチンに渡す。
【0054】
このようにして算出したインデックスのi値を用いて、レイアウト表示手段25は、次のようにして、レイアウト表示のためのビットマップデータを表示データテーブルDTから読み出して、前述のようなレイアウト表示を行なう。図12およびその一部である図13、図14は、このときのレイアウト表示処理ルーチンの一例のフローチャートである。
【0055】
まず、ステップS31で、図10および図11に示したインデックスのi値の算出ルーチンにより算出されたi値を取得する。次に、ステップS32に進んで、表示データテーブルDTから、該当するテーブル番地の見開きレイアウトIMG1を読み出して、印刷画面33において表示する。
【0056】
次に、ステップS33に進み、印刷画面33において前ページ指定領域51でマウスがクリックされたか否か判断し、クリックされなかったと判断されたときにはステップS34に進んで、後ページ指定領域52でマウスがクリックされたか否か判断する。そして、後ページ指定領域52でもマウスがクリックされなかったと判断したときには、ステップS35に進んで、印刷画面33でプリントボタン36が押されたか否か判断する。そして、プリントボタン36が押されなかったときには、ステップS32に戻り、見開きレイアウトIMG1の表示を継続する。また、ステップS35でプリントボタン36が押されたと判断したときには、このレイアウト表示処理を終了し、印刷ジョブの発行処理に移る。
【0057】
また、ステップS33で前ページ指定領域51でマウスがクリックされたと判別されたときには、図13のステップS36に進み、表示データテーブルDTから前ページレイアウトIMG0のビットマップデータを読み出し、印刷画面33のレイアウト表示領域50に、前ページレイアウトIMG0を表示する。
【0058】
次に、ステップS37に進み、後ページ指定領域52でマウスがクリックされたか否か判断する。そして、後ページ指定領域52でマウスがクリックされたと判別されたときには、ステップS32に戻り、見開きレイアウトIMG1の表示に戻り、以下、前述と同様の処理を繰り返す。
【0059】
また、ステップS37で、後ページ指定領域52でもマウスがクリックされなかったと判断されたときには、ステップS38に進んで、印刷画面33でプリントボタン36が押されたか否か判断する。そして、プリントボタン36が押されなかったときには、ステップS37に戻り、また、プリントボタン36が押されたときには、このレイアウト表示処理を終了する。
【0060】
また、ステップS34で後ページ指定領域52でマウスがクリックされたことが判別されたときには、図14のステップS39に進み、表示データテーブルDTから後ページレイアウトIMG2のビットマップデータを読み出し、印刷画面33のレイアウト表示領域50に、後ページレイアウトIMG2を表示する。
【0061】
次に、ステップS40に進み、前ページ指定領域51でマウスがクリックされたか否か判断する。そして、前ページ指定領域51でマウスがクリックされたと判別されたときには、ステップS32に戻り、見開きレイアウトIMG1の表示に戻り、以下、前述と同様の処理を繰り返す。
【0062】
また、ステップS40で、前ページ指定領域51でもマウスがクリックされなかったと判断されたときには、ステップS41に進んで、印刷画面33でプリントボタン36が押されたか否か判断する。そして、プリントボタン36が押されなかったときには、ステップS40に戻り、また、プリントボタン36が押されたときには、このレイアウト表示処理を終了する。
【0063】
次に、以上のレイアウト表示処理動作による印刷画面33におけるレイアウト表示の具体例を説明する。
【0064】
今、例えば、利用者が、図3に示すように、用紙設定画面31において紙送り方向を縦置きに指定し、また、図4に示すように、その他設定画面32において2upモードを順方向に指定すると共に、両面印刷の綴じモードを上綴じに指定し、さらに、印刷画面33において拡張機能を両面2upと指定したとする。
【0065】
このときには、レイアウト表示手段25は、保持手段22、23、24の各指定値から、印刷レイアウトを、「横置き2up順方向両面上綴じレイアウト」と判断することになる。つまり、前記の指定値からインデックスのi値によりレイアウトテーブルLT中の「横置き2up順方向両面上綴じレイアウト」の表示テーブル番地が読み出され、その表示テーブル番地により表示データテーブルDTの読み出し番地が指示される。この結果、印刷画面33のレイアウト表示領域50には、図15に示すように、「横置き2up順方向両面上綴じレイアウト」の見開きレイアウトIMG1が表示される。
【0066】
そして、この印刷画面33において、例えば利用者がマウスにより前ページ指定領域51をクリックしたときには、印刷画面33のレイアウト表示領域50のレイアウト表示は、図16に示すように、前ページレイアウトIMG0に変更される。そして、この図16の印刷画面において、後ページ指定領域52を利用者がマウスでクリックすると、レイアウト表示領域50のレイアウト表示は、図15に示す見開きレイアウトIMG1の状態に戻る。
【0067】
また、図15の印刷画面33において、利用者がマウスで後ページ指定領域52をクリックすると、印刷画面33のレイアウト表示領域50のレイアウト表示は、図17に示すように、後ページレイアウトIMG2に表示変更される。そして、この図17の印刷画面33において、前ページ指定領域51を利用者がマウスでクリックすると、レイアウト表示領域50のレイアウト表示は、図15に示す見開きレイアウトIMG1の状態に戻る。
【0068】
以上のようにして、両面印刷の綴じモードやNupの順逆方向の指定など、印刷出力レイアウトがどのようになるかが印刷条件指定の段階では分かり難くても、実際の印刷出力に先立ち、印刷条件の指定画面において、その印刷レイアウトが模式図により表示されるので、利用者は自分の希望通りの印刷出力を誤りなく得ることができる。
【0069】
特に、上述の例の場合には、前ページおよび後ページを利用者が指定すると、用紙を前ページ側に、あるいは後ページ側にめくった後のレイアウト表示に変更されるので、綴じモードとNupとを組み合わせた両面印刷であっても、用紙の裏面がどのように印刷されるかが非常に分かり易くなり、利用者の印刷条件指定の誤操作を、より確実に防止することができる。
【0070】
なお、上述のアプリケーションの例では、アプリケーション2は、印刷対象文書の全ページ数が分かるので、全ページを出力する場合には、出力ページ数の指定なしで出力ページを把握できるが、印刷画面33で所望の出力ページ数(範囲)を指定することにより、指定された出力ページ数を把握できる。
【0071】
そこで、上述の例のアプリケーションの場合には、例えば図5のレイアウト表示領域50に、横置き2up順方向上綴じ印刷時に出力ページ数が4以下の場合において、図9で示した見開きレイアウトIMG1を表示せずに、前ページレイアウトIMG0と後ページレイアウトIMG2のみを、利用者の後ページ指定、前ページ指定に応じて交互に表示するような出力ページ数に応じた最適なレイアウト表示を行なうようにしてもよい。
【0072】
プリンタドライバの場合の例では、印刷対象文書の全ページ数は分からないので、出力ページ数の指定があれば、同様のレイアウト表示ができる。
【0073】
図18および図19は、この発明による印刷条件指定装置の第2の実施例のブロック図で、この例は、ウインドウシステムに用いられるプリンタドライバにこの発明を適用した場合の例である。すなわち、図18はこの例の全体の概要を示すものであり、また、図19は、プリンタドライバの要部の機能ブロック図を示すものである。
【0074】
この例のプリンタドライバは、前述の第1の実施例と同様に、両面印刷の綴じモードとして、前述の図20に示した左綴じモード、上綴じモード、長辺綴じモード、短辺綴じモードを備えると共に、Nupのモードとして、図21に示した、2up順方向モード、2up逆方向モード、4up順横方向モード、4up順縦方向モード、4up逆横方向モード、4up逆縦方向モードを有する場合として、以下の説明を行なう。
【0075】
図18に示すように、プリンタドライバ7は、ウインドウシステム8に設けられるものであり、印刷条件設定画面を表示装置9に表示して、印刷指定条件入力部5を通じた利用者からの印刷条件の指定は、この画面を通じてプリンタドライバ7が受付ける。そして、ウインドウアプリケーション6により作成された印刷データを、指定された印刷条件に基づいてプリンタ10に出力可能なデータに変換する。プリンタドライバ7を、プリンタ10に応じたものとするだけで、ウインドウアプリケーション6はプリンタ10の機能や印刷データについてのフォーマットを考慮する必要がないものである。
【0076】
図19に示すように、この例のプリンタドライバ7は、プリンタデータ作成手段71、設定画面表示手段72、用紙方向指定値保持手段73、Nup指定値保持手段74、両面モード指定値保持手段75、レイアウト表示手段76を備える。
【0077】
設定画面表示手段72は、表示装置9に印刷条件設定画面を表示し、印刷指定条件入力部5からの利用者の印刷条件の指定入力を受け付ける。利用者は、印刷条件設定画面を通じて対話的に印刷条件の指定を行なう。そして、設定画面表示手段72は、利用者の前記の印刷条件の指定を解析して、設定された用紙方向指定値を保持手段73に、設定された2upモードおよび4upモードの指定値を保持手段74に、設定された両面印刷の綴じモード指定値を保持手段75に、それぞれ格納する。
【0078】
プリンタデータ作成手段71は、ウインドウアプリケーション6よりの印刷データを受け取り、保持手段73、74、75に保持された指定値を元にプリンタ10が判別可能なプリントデータに変換して、プリンタ10に、そのプリントデータを送信する。
【0079】
レイアウト表示手段76は、保持手段73、74、75に保持された指定値を元に、それら指定値により決まる態様の印刷レイアウトの表示イメージを作成する。そして、その表示イメージを、設定画面表示手段72を介して表示装置9の画面に表示する。
【0080】
この例のレイアウト表示手段76は、前述の例のレイアウト表示手段25と同様にして、表示データテーブルと、レイアウトテーブルとを備えると共に、インデックスのi値を算出する機能を備える。したがって、この例の場合にも、前述例と全く同様にして、利用者は、複雑な印刷条件の指定の場合であっても、その印刷出力のレイアウトを実際の印刷出力に先立ち、模式図により確認することができ、印刷条件の設定の誤りを防止することができる。
【0081】
また、この例の場合には、アプリケーションを変更することなく、プリンタ個々に応じたプリンタドライバの構成を、上述したようにすることにより、この発明の印刷条件指定装置を実現することができるというメリットがある。
【0082】
なお、以上の2つの実施例では、レイアウト表示を予めテーブルメモリに表示用ビットマップデータを用意して行なうようにしたが、このようなテーブルメモリを用意せずに、レイアウト表示イメージデータを、ソフトウエアによりその都度、作成するようにすることもできる。
【0083】
また、以上の例では、綴じモードは、上綴じ、左綴じ、長辺綴じ、短辺綴じの指定を行なう場合について説明したが、従来例の欄で説明した「duplex」や「tumble」などの特殊なパラメータで指定するようにする場合にも適用することができ、これらの分かりにくい用語を用いた指定であっても、レイアウト表示により事前に確認することができるので、利用者は、混乱を生じることなく、印刷条件指定を行なうことができる。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、両面印刷を行なう際に、用紙方向、綴じモード、Nupモードの印刷条件の指定値に応じた印刷出力のレイアウトが、模式図として表示画面に表示されるので、利用者は、自分が設定した印刷条件による印刷出力の状況を確実に把握することができ、分かりにくい印刷条件の指定を行なう場合にも、事前に印刷出力のレイアウトが把握でき、常に、意図した印刷を行なうようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による印刷条件指定装置の第1の実施例の要部の構成を説明するためのブロック図である。
【図2】この発明による印刷条件指定装置の第1の実施例が適用されるシステムの全体の構成を説明するためのブロック図である。
【図3】この発明による印刷条件指定装置の第1の実施例において用いられる印刷条件設定入力画面の例を示す図である。
【図4】この発明による印刷条件指定装置の第1の実施例において用いられる印刷条件設定入力画面の例を示す図である。
【図5】この発明による印刷条件指定装置の第1の実施例において用いられる印刷条件設定入力画面の例を示す図である。
【図6】この発明による印刷条件指定装置の第1の実施例における各種レイアウト表示パターンの例を説明するための図である。
【図7】この発明による印刷条件指定装置の第1の実施例における各種レイアウト表示パターンの例を説明するための図である。
【図8】この発明による印刷条件指定装置の第1の実施例において使用するテーブルを説明するための図である。
【図9】この発明による印刷条件指定装置の第1の実施例において使用するテーブルを説明するための図である。
【図10】この発明による印刷条件指定装置の第1の実施例において印刷レイアウト表示の処理動作の説明のためのフローチャートである。
【図11】図10の続きのフローチャートである。
【図12】この発明による印刷条件指定装置の第1の実施例において印刷レイアウト表示の処理動作の一例のフローチャートである。
【図13】図12のフローチャートの一部を構成するフローチャートである。
【図14】図12のフローチャートの一部を構成するフローチャートである。
【図15】この発明による印刷条件指定装置の第1の実施例におけるレイアウト表示の例を説明するための図である。
【図16】この発明による印刷条件指定装置の第1の実施例におけるレイアウト表示の例を説明するための図である。
【図17】この発明による印刷条件指定装置の第1の実施例におけるレイアウト表示の例を説明するための図である。
【図18】この発明による印刷条件指定装置の第2の実施例のブロック図である。
【図19】この発明による印刷条件指定装置の第2の実施例のブロック図である。
【図20】両面印刷の各種綴じモードの例を説明するための図である。
【図21】Nup機能の各モードの例を説明するための図である。
【符号の説明】
1、5 印刷条件指定入力部
2 アプリケーション
3、9 表示装置
4、10 プリンタ
6 ウインドウアプリケーション
7 プリンタドライバ
8 ウインドウシステム
21 印刷指定解析手段
22、74 Nup指定値保持手段
23、73 用紙方向指定値保持手段
24、75 両面印刷の綴じモード指定値保持手段
25、76 レイアウト表示手段
72 設定画面表示手段
Claims (2)
- 印刷条件の指定を表示画面を通じて行なう印刷条件指定装置であって、
前記表示画面に前記印刷条件の指定用の画面を表示する手段と、
前記印刷条件の指定用の画面において、前記印刷条件を使用者が指定入力するための印刷条件指定入力手段と、
前記印刷条件指定入力手段が用いられて指定入力された印刷条件を解析する解析手段と、
前記解析手段で解析された印刷条件のうち、少なくとも、1枚の用紙にNページ(Nは2以上の整数)を印刷する機能に関する指定値と、両面印刷における綴じモードの指定値とを格納する指定値保持手段と、
前記指定値保持手段の指定値に基づいて、印刷出力のレイアウトを、両面印刷における用紙の表面および裏面の印刷状態と前記両面印刷された用紙が綴じられた状態における見開き状態との関係が識別可能な状態である見開きレイアウトの模式図として、前記印刷条件の指定用の画面に表示する表示制御手段と
を備える印刷条件指定装置。 - 前記表示制御手段は、
前記表示画面に表示された印刷出力の前記見開きレイアウトの模式図に対する利用者からの前ページ指定と、後ページ指定とを受ける手段と、
前記前ページ指定を受けたときには、前記見開きレイアウトの模式図により表示される複数ページの直前のページを含む用紙の印刷状態と前記両面印刷された用紙が綴じられた状態における見開き状態との関係が識別可能な状態である前ページレイアウトの模式図を前記見開きレイアウトの模式図に代えて表示し、前記後ページ指定を受けたときには、前記見開きレイアウトの模式図により表示される複数ページの直後のページを含む用紙の印刷状態と綴じられた状態における見開き状態との関係が識別可能な状態である後ページレイアウトの模式図を前記見開きレイアウトの模式図に代えて表示する手段と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷条件指定装置。
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