JP3556106B2 - グランドピアノ及びその大屋根突揚棒取付金具 - Google Patents
グランドピアノ及びその大屋根突揚棒取付金具 Download PDFInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、グランドピアノ及びその大屋根突揚棒取付金具に関し、特に大屋根を本体に固定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のグランドピアノは、図3の斜視図にその一例を示すように、側板20で囲まれた本体30を覆う大屋根10を有している。この大屋根10は、大屋根前10aと大屋根後10bとで構成されており、大屋根前10aは、大屋根蝶番11によって大屋根後10bに回動自在に結合されている。更に、大屋根後10bは、蝶番40によって側板20に回動自在に結合されている。これにより、大屋根10全体として本体30に開閉可能になっている。
【0003】
また、側板20の所定部位には、大屋根突揚棒取付金具21が取り付けられている。この大屋根突揚棒取付金具21は、図4に示すように、大屋根突揚棒(大)22及び大屋根突揚棒(小)23を軸24によって回動自在に支持する。また、上記大屋根後10bの所定部位には上記大屋根突揚棒(大)22及び大屋根突揚棒(小)23の先端部を受け入れるための凹部が形成された大屋根突揚棒受12が設けられている。
【0004】
以上の構成において、大屋根10を上に持ち上げて大屋根突揚棒(大)22の先端部を大屋根突揚棒受12の凹部に挿入することにより、大屋根10を大きく開いた状態に設定できる。同様に、大屋根10を上に持ち上げて大屋根突揚棒(小)23の先端部を大屋根突揚棒受12の凹部に挿入することにより、大屋根10を小さく開いた状態に設定できる。この大屋根10の開き角度によって反射音の量を調整することにより、細かなニュアンスの音色変化を実現できるようになっている。
【0005】
ところで、グランドピアノの輸送は、脚及びペダルを取り外して梱包し、低音弦側が下になるように本体30を立てた状態で行われる。従って、大屋根10の全重量が蝶番40に直接かかることになり、大屋根10及び側板20の蝶番40がねじ止めされている部分或るいは蝶番40自体が壊れるという問題がある。
【0006】
このような問題を避けるために、従来のグランドピアノでは、図3に示すように、大屋根後10bの所定部分に大屋根受金具(大)13が、側板20に大屋根受金具(小)24がそれぞれ取り付けられている。大屋根受金具(大)13は、例えば図5に示すように、突起部130が設けられた金属の円形板で構成されている。この大屋根受金具(大)13の平板部には複数の孔が形成されており、これらの孔を介してねじ止めされることにより大屋根後10bに取り付けられている。
【0007】
また、大屋根受金具(小)24は、図6に示すように、直角に折り曲げられた金属板で構成されている。この大屋根受金具(小)24の一方の面(図6中の水平面)は半円形に成形されており、この面には上記大屋根受金具(大)13の突起部130を受け入れるための孔240が形成されている。また、上記大屋根受金具(小)24の他方の面(図6中の垂直面)も半円形に成形されており、この面には複数の孔が形成されている。大屋根受金具(小)24は、垂直面の孔を介してねじ止めされることにより側板20に取り付けられている。
【0008】
上記のように構成されるグランドピアノでは、大屋根10が閉じられることにより大屋根受金具(大)13の突起部130が大屋根受金具(小)24の孔240に挿入される。これにより、大屋根10が本体30に固定される。従って、輸送の際も大屋根10の重量が蝶番40と大屋根受金具(大)13及び大屋根受金具(小)24とに分散してかかるので、上述した問題は解消される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、グランドピアノに設けられた大屋根受金具(大)13及び大屋根受金具(小)24といった部品は、輸送時だけ有効に機能するものであり、通常は使用されない。従って、部品点数を少なくし、材料コスト及び組立コストを低減するという観点からも、これらの部品を可能な限り除去したいという要望がある。
【0010】
本発明は、このような要望に応えるためになされたものであり、部品点数を極力少なくして材料コスト及び組立コストを低減できるグランドピアノ及びその大屋根突揚棒取付金具を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様に係るグランドピアノの大屋根突揚棒取付金具は、上記目的を達成するために、
大屋根に取り付けられた大屋根受金具に形成された突起部が挿入される孔が形成された板状部と、前記大屋根を開いた状態に支持するための大屋根突揚棒を回動自在に支持する支持部材、とを備えている。
【0012】
また、本発明の第2の態様に係るグランドピアノは、
開閉自在な大屋根と、
該大屋根に取り付けられた、突起部を有する大屋根受金具と、
前記大屋根を開いた状態に支持するための大屋根突揚棒を回動自在に支持すると共に、前記大屋根が閉じられた状態で前記大屋根受金具の突起部が挿入される孔が形成された板状部を有する大屋根突揚棒取付金具、とを備えている。
【0013】
本発明によれば、グランドピアノの大屋根突揚棒取付金具は、大屋根突揚棒を回動自在に支持すると共に、大屋根に取り付けられた大屋根受金具に形成された突起部が挿入される孔が形成されているので、従来の技術の欄で説明した大屋根突揚棒取付金具21と大屋根受金具(小)24の機能を併せ持つことになる。従って、従来の大屋根受金具(小)24は不要になるので、部品点数を減らすことができると共に、取付工数の削減及びコストダウンを図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、従来の技術の欄で説明した部分と同一又は相当部分には同一の符号を付して説明する。
【0015】
図1は、本発明の実施の形態に係るグランドピアノの構造を示す斜視図である。このグランドピアノは、従来の技術の欄で説明したと同様に、側板20で囲まれた本体30を覆う大屋根10を有している。この大屋根10は、大屋根前10aと大屋根後10bとで構成されており、大屋根前10aは、大屋根蝶番11によって大屋根後10bに回動自在に結合されている。更に、大屋根後10bは、蝶番40によって側板20に回動自在に結合されている。これにより、大屋根10全体として本体30に開閉可能になっている。
【0016】
また、側板20の所定部位には、大屋根突揚棒取付金具50が取り付けられている。この大屋根突揚棒取付金具50は、図2に示すように、大屋根突揚棒(大)22及び大屋根突揚棒(小)23を軸24によって回動自在に支持する。また、この大屋根突揚棒取付金具50の上面を形成する板状部51には舌部52が形成されており、この舌部52の略中央に孔53が形成されている。この大屋根突揚棒取付金具50は、その側面に設けられた複数の孔を介して側板20にねじ止めにより取り付けられている。
【0017】
また、上記大屋根後10bの所定部位には、従来の技術の欄で説明したと同様の上記大屋根突揚棒(大)22及び大屋根突揚棒(小)23の先端部を受け入れるための凹部が形成された大屋根突揚棒受12が設けられている。更に、この大屋根後10bの他の所定部分には、大屋根受金具(大)13が取り付けられている。この大屋根受金具(大)13は、図5を参照しながら従来の技術の欄で説明したと同様のものであり、突起部130が設けられた金属の円形板で構成されている。この大屋根受金具(大)13の平板部には複数の孔が形成されており、これらの孔を介してねじ止めにより大屋根後10bに取り付けられている。
【0018】
以上の構成において、大屋根10を上に持ち上げて大屋根突揚棒(大)22の先端部を大屋根突揚棒受12の凹部に挿入することにより、大屋根10を大きく開いた状態に設定できる。同様に、大屋根10を上に持ち上げて大屋根突揚棒(小)23の先端部を大屋根突揚棒受12の凹部に挿入することにより、大屋根10を小さく開いた状態に設定できる。
【0019】
一方、大屋根10が閉じられることにより大屋根受金具(大)13の突起部130が大屋根突揚棒取付金具50に設けられた孔53に挿入される。これにより、大屋根10は本体30に固定される。従って、輸送の際も大屋根10の重量は蝶番40と大屋根受金具(大)13及び大屋根突揚棒取付金具50とに分散してかかるので、上述した大屋根10及び側板20の蝶番40がねじ止めされている部分或るいは蝶番40自体が壊れるという問題は解消される。
【0020】
なお、上記実施の形態はグランドピアノについて説明したが、これに限らず、例えばチェンバロ等といった大屋根を有するあらゆる楽器に適用できる。
【0021】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、部品点数を極力少なくして材料コスト及び組立コストを低減できるグランドピアノ及びその大屋根突揚棒取付金具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るグランドピアノの構造を概略的に示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るグランドピアノで使用される大屋根突揚棒取付金具の構造を概略的に示す斜視図である。
【図3】従来のグランドピアノの構造を概略的に示す斜視図である。
【図4】従来のグランドピアノで使用される大屋根突揚棒取付金具の構造を概略的に示す斜視図である。
【図5】従来のグランドピアノで使用される大屋根受金具(大)の構造を概略的に示す斜視図である。
【図6】従来のグランドピアノで使用される大屋根受金具(小)の構造を概略的に示す斜視図である。
【符号の説明】
10 大屋根
10a 大屋根前
10b 大屋根後
11 大屋根蝶番
12 大屋根突揚棒受
20 側板
22 大屋根突揚棒(大)
23 大屋根突揚棒(小)
24 軸
30 本体
40 蝶番
50 大屋根突揚棒取付金具
51 板状部
52 舌部
53 孔
【発明の属する技術分野】
本発明は、グランドピアノ及びその大屋根突揚棒取付金具に関し、特に大屋根を本体に固定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のグランドピアノは、図3の斜視図にその一例を示すように、側板20で囲まれた本体30を覆う大屋根10を有している。この大屋根10は、大屋根前10aと大屋根後10bとで構成されており、大屋根前10aは、大屋根蝶番11によって大屋根後10bに回動自在に結合されている。更に、大屋根後10bは、蝶番40によって側板20に回動自在に結合されている。これにより、大屋根10全体として本体30に開閉可能になっている。
【0003】
また、側板20の所定部位には、大屋根突揚棒取付金具21が取り付けられている。この大屋根突揚棒取付金具21は、図4に示すように、大屋根突揚棒(大)22及び大屋根突揚棒(小)23を軸24によって回動自在に支持する。また、上記大屋根後10bの所定部位には上記大屋根突揚棒(大)22及び大屋根突揚棒(小)23の先端部を受け入れるための凹部が形成された大屋根突揚棒受12が設けられている。
【0004】
以上の構成において、大屋根10を上に持ち上げて大屋根突揚棒(大)22の先端部を大屋根突揚棒受12の凹部に挿入することにより、大屋根10を大きく開いた状態に設定できる。同様に、大屋根10を上に持ち上げて大屋根突揚棒(小)23の先端部を大屋根突揚棒受12の凹部に挿入することにより、大屋根10を小さく開いた状態に設定できる。この大屋根10の開き角度によって反射音の量を調整することにより、細かなニュアンスの音色変化を実現できるようになっている。
【0005】
ところで、グランドピアノの輸送は、脚及びペダルを取り外して梱包し、低音弦側が下になるように本体30を立てた状態で行われる。従って、大屋根10の全重量が蝶番40に直接かかることになり、大屋根10及び側板20の蝶番40がねじ止めされている部分或るいは蝶番40自体が壊れるという問題がある。
【0006】
このような問題を避けるために、従来のグランドピアノでは、図3に示すように、大屋根後10bの所定部分に大屋根受金具(大)13が、側板20に大屋根受金具(小)24がそれぞれ取り付けられている。大屋根受金具(大)13は、例えば図5に示すように、突起部130が設けられた金属の円形板で構成されている。この大屋根受金具(大)13の平板部には複数の孔が形成されており、これらの孔を介してねじ止めされることにより大屋根後10bに取り付けられている。
【0007】
また、大屋根受金具(小)24は、図6に示すように、直角に折り曲げられた金属板で構成されている。この大屋根受金具(小)24の一方の面(図6中の水平面)は半円形に成形されており、この面には上記大屋根受金具(大)13の突起部130を受け入れるための孔240が形成されている。また、上記大屋根受金具(小)24の他方の面(図6中の垂直面)も半円形に成形されており、この面には複数の孔が形成されている。大屋根受金具(小)24は、垂直面の孔を介してねじ止めされることにより側板20に取り付けられている。
【0008】
上記のように構成されるグランドピアノでは、大屋根10が閉じられることにより大屋根受金具(大)13の突起部130が大屋根受金具(小)24の孔240に挿入される。これにより、大屋根10が本体30に固定される。従って、輸送の際も大屋根10の重量が蝶番40と大屋根受金具(大)13及び大屋根受金具(小)24とに分散してかかるので、上述した問題は解消される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、グランドピアノに設けられた大屋根受金具(大)13及び大屋根受金具(小)24といった部品は、輸送時だけ有効に機能するものであり、通常は使用されない。従って、部品点数を少なくし、材料コスト及び組立コストを低減するという観点からも、これらの部品を可能な限り除去したいという要望がある。
【0010】
本発明は、このような要望に応えるためになされたものであり、部品点数を極力少なくして材料コスト及び組立コストを低減できるグランドピアノ及びその大屋根突揚棒取付金具を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様に係るグランドピアノの大屋根突揚棒取付金具は、上記目的を達成するために、
大屋根に取り付けられた大屋根受金具に形成された突起部が挿入される孔が形成された板状部と、前記大屋根を開いた状態に支持するための大屋根突揚棒を回動自在に支持する支持部材、とを備えている。
【0012】
また、本発明の第2の態様に係るグランドピアノは、
開閉自在な大屋根と、
該大屋根に取り付けられた、突起部を有する大屋根受金具と、
前記大屋根を開いた状態に支持するための大屋根突揚棒を回動自在に支持すると共に、前記大屋根が閉じられた状態で前記大屋根受金具の突起部が挿入される孔が形成された板状部を有する大屋根突揚棒取付金具、とを備えている。
【0013】
本発明によれば、グランドピアノの大屋根突揚棒取付金具は、大屋根突揚棒を回動自在に支持すると共に、大屋根に取り付けられた大屋根受金具に形成された突起部が挿入される孔が形成されているので、従来の技術の欄で説明した大屋根突揚棒取付金具21と大屋根受金具(小)24の機能を併せ持つことになる。従って、従来の大屋根受金具(小)24は不要になるので、部品点数を減らすことができると共に、取付工数の削減及びコストダウンを図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、従来の技術の欄で説明した部分と同一又は相当部分には同一の符号を付して説明する。
【0015】
図1は、本発明の実施の形態に係るグランドピアノの構造を示す斜視図である。このグランドピアノは、従来の技術の欄で説明したと同様に、側板20で囲まれた本体30を覆う大屋根10を有している。この大屋根10は、大屋根前10aと大屋根後10bとで構成されており、大屋根前10aは、大屋根蝶番11によって大屋根後10bに回動自在に結合されている。更に、大屋根後10bは、蝶番40によって側板20に回動自在に結合されている。これにより、大屋根10全体として本体30に開閉可能になっている。
【0016】
また、側板20の所定部位には、大屋根突揚棒取付金具50が取り付けられている。この大屋根突揚棒取付金具50は、図2に示すように、大屋根突揚棒(大)22及び大屋根突揚棒(小)23を軸24によって回動自在に支持する。また、この大屋根突揚棒取付金具50の上面を形成する板状部51には舌部52が形成されており、この舌部52の略中央に孔53が形成されている。この大屋根突揚棒取付金具50は、その側面に設けられた複数の孔を介して側板20にねじ止めにより取り付けられている。
【0017】
また、上記大屋根後10bの所定部位には、従来の技術の欄で説明したと同様の上記大屋根突揚棒(大)22及び大屋根突揚棒(小)23の先端部を受け入れるための凹部が形成された大屋根突揚棒受12が設けられている。更に、この大屋根後10bの他の所定部分には、大屋根受金具(大)13が取り付けられている。この大屋根受金具(大)13は、図5を参照しながら従来の技術の欄で説明したと同様のものであり、突起部130が設けられた金属の円形板で構成されている。この大屋根受金具(大)13の平板部には複数の孔が形成されており、これらの孔を介してねじ止めにより大屋根後10bに取り付けられている。
【0018】
以上の構成において、大屋根10を上に持ち上げて大屋根突揚棒(大)22の先端部を大屋根突揚棒受12の凹部に挿入することにより、大屋根10を大きく開いた状態に設定できる。同様に、大屋根10を上に持ち上げて大屋根突揚棒(小)23の先端部を大屋根突揚棒受12の凹部に挿入することにより、大屋根10を小さく開いた状態に設定できる。
【0019】
一方、大屋根10が閉じられることにより大屋根受金具(大)13の突起部130が大屋根突揚棒取付金具50に設けられた孔53に挿入される。これにより、大屋根10は本体30に固定される。従って、輸送の際も大屋根10の重量は蝶番40と大屋根受金具(大)13及び大屋根突揚棒取付金具50とに分散してかかるので、上述した大屋根10及び側板20の蝶番40がねじ止めされている部分或るいは蝶番40自体が壊れるという問題は解消される。
【0020】
なお、上記実施の形態はグランドピアノについて説明したが、これに限らず、例えばチェンバロ等といった大屋根を有するあらゆる楽器に適用できる。
【0021】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、部品点数を極力少なくして材料コスト及び組立コストを低減できるグランドピアノ及びその大屋根突揚棒取付金具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るグランドピアノの構造を概略的に示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るグランドピアノで使用される大屋根突揚棒取付金具の構造を概略的に示す斜視図である。
【図3】従来のグランドピアノの構造を概略的に示す斜視図である。
【図4】従来のグランドピアノで使用される大屋根突揚棒取付金具の構造を概略的に示す斜視図である。
【図5】従来のグランドピアノで使用される大屋根受金具(大)の構造を概略的に示す斜視図である。
【図6】従来のグランドピアノで使用される大屋根受金具(小)の構造を概略的に示す斜視図である。
【符号の説明】
10 大屋根
10a 大屋根前
10b 大屋根後
11 大屋根蝶番
12 大屋根突揚棒受
20 側板
22 大屋根突揚棒(大)
23 大屋根突揚棒(小)
24 軸
30 本体
40 蝶番
50 大屋根突揚棒取付金具
51 板状部
52 舌部
53 孔
Claims (2)
- 大屋根に取り付けられた大屋根受金具に形成された突起部が挿入される孔が形成された板状部と、
前記大屋根を開いた状態に支持するための大屋根突揚棒を回動自在に支持する支持部材、
とを有するグランドピアノの大屋根突揚棒取付金具。 - 開閉自在な大屋根と、
該大屋根に取り付けられた、突起部を有する大屋根受金具と、
前記大屋根を開いた状態に支持するための大屋根突揚棒を回動自在に支持すると共に、前記大屋根が閉じられた状態で前記大屋根受金具の突起部が挿入される孔が形成された板状部を有する大屋根突揚棒取付金具、
とを有するグランドピアノ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30380798A JP3556106B2 (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | グランドピアノ及びその大屋根突揚棒取付金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30380798A JP3556106B2 (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | グランドピアノ及びその大屋根突揚棒取付金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000132159A JP2000132159A (ja) | 2000-05-12 |
JP3556106B2 true JP3556106B2 (ja) | 2004-08-18 |
Family
ID=17925546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30380798A Expired - Fee Related JP3556106B2 (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | グランドピアノ及びその大屋根突揚棒取付金具 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3556106B2 (ja) |
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JP3772789B2 (ja) * | 2002-05-10 | 2006-05-10 | ヤマハ株式会社 | 突上棒の回動機構 |
US7267316B2 (en) | 2002-05-10 | 2007-09-11 | Yamaha Corporation | Brace rotating mechanism |
-
1998
- 1998-10-26 JP JP30380798A patent/JP3556106B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2000132159A (ja) | 2000-05-12 |
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