JP3555195B2 - カップホルダ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、自動車等の車室内に装備されて、カップや缶などの飲料容器を保持するカップホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のカップホルダは、例えば図7に示すように、本体1の下部と上部にそれぞれ底枠2及び上枠3を形成し、飲料容器の下部を底枠2で支持すると共に上部を上枠3で保持して倒れないようにしている。飲料容器には250CC缶や350CC缶など直径が異なるものがあるので、上枠3内に突出する調整板4を起倒自在に設けて、直径が異なっても上枠3で保持される部分のガタが大きくならないようにしている。また、本体1は、高さが低い飲料容器に合わせて高さを定め、取り出しにくくなることがないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来技術のカップホルダでは、500CC缶など高さの大きい缶では、下半部しか保持できないので不安定で、自動車等の揺れにより倒れて飲料が車室内にこぼれるおそれがある。また、ストローを使用する紙パックは横幅が広いのでこのようなカップホルダには入らず、使用できないという問題がある。
【0004】
本発明は高さが大きい缶も、横幅が広いストロータイプの紙パックも確実に収納できるカップホルダを提供して、このような各問題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によるカップホルダは本体と底板と1対の側板よりなり、本体は、下枠とこの下枠の前縁及び後縁から立ち上がる前壁及び後壁を一体成形してなり、かつ前壁と後壁の間となる両側に上側が解放された大きなコ字状の切欠きを有しており、底板は、下枠に設けた孔に上下方向移動可能に挿入された複数の支持柱の下端に固定されて、下枠の下側に当接される最上昇位置と支持柱上端のストッパ部が下枠の上側に当接される最下降位置の間で昇降可能に設けられると共に、ロック機構により最上昇位置に係脱可能に保持され、1対の側板は、本体の各切欠きの下部となる位置に水平なヒンジピンを介して下端部が枢支され、ほゞ鉛直に立ち上がって切欠きを閉じる閉位置と外側にほゞ水平となる開位置の間で開閉可能で、係止機構により閉位置に保持されるようになっている。
【0006】
【作用】
ロック機構により底板を最上昇位置に係止し、各側板により本体両側の切欠きを閉じた状態では、通常の大きさのカップや缶は底部が底板により支持され、上部は本体と側板により形成されるカップホルダ上部の開口により保持される。ロック機構を離脱して底板を最下降位置とし、各側板を閉じた状態では、カップや缶などの高さが大きい場合でも、その上部がカップホルダ上部の開口に保持され、その底部は底板により支持される。底板を最上昇位置とし、各側板を開いた状態では、ストロータイプの紙パックの幅の狭い側を各切欠きの間に入れ、底部を下枠の上面または開いた各側板により支持する。
【0007】
【実施例】
以下に図1〜図6に示す一実施例により本発明の説明をする。
本実施例のカップホルダは主として本体10、底板20、側板30よりなり、更に底板20を保持するロック機構25、側板30を保持する係止機構35、調整板17、挟着片40などを備えている。
【0008】
本体10は、図1〜図3に示すように、支持すべきカップまたは缶を挿入できる程度の大きい開口11aが中央部に形成された下枠11と、この下枠11の前縁及び後縁から立ち上がる前壁12及び後壁13を合成樹脂により一体成形したもので、下枠11の平面外形は四隅が丸められた略正方形である。前壁12と後壁13の間となる本体10の両側には、上側が解放されたコ字状の大きな切欠き14が形成され、両壁12,13の各上縁からはフランジ部12a,13aが内方に延びている。切欠き14の幅は通常のストロータイプの紙パックの狭い方の幅よりやや大きく(例えば45mm)、各フランジ部12a,13aもこれと同じ幅の位置で切断されている。前壁12の下部両側には後述するロック機構25を設ける切欠き穴15が形成され、後壁13には大きな窓穴13b及び後述する挟着片40を取り付ける水平な1対のスリット13cが形成されている。下枠11の四隅には後述する底板20の支持柱21を通す孔11b(図6参照)が形成されている。
【0009】
図1、図2及び図5に示すように、後壁13のフランジ部13aの中央部に形成されたコ字状の切欠き16には、調整板17が起倒自在に設けられている。切欠き16の両側の後壁13とフランジ部13aの間の内隅部には、接着などにより止め板16aが固着され、この止め板16aを介して後壁13に両持ち支持された枢支ピン17aにより、調整板17は実線で示す倒した状態と二点鎖線17Aで示す起こした状態の間で起倒可能に枢支されている。調整板17の先端縁は、凹円弧状に形成されている(図1参照)。
【0010】
底板20は、図1〜図3に示すように、下枠11とほゞ同じ平面外形で、その四隅には支持柱21の下端がそれぞれ一体的に固着され、各支持柱21は下枠11の孔11bを上下方向移動可能に貫通して上方に延びている。底板20と各支持柱21は合成樹脂により一体成形され、支持柱21の上端にはストッパ部21aが一体的に設けられている。これにより底板20は、実線に示すように下枠11の下側の当接されて開口11aをふさぐ最上昇位置と、二点鎖線Aに示すようにストッパ部21aが下枠11の上側に当接される最下降位置の間で昇降可能である。底板20の両側には、後述のように開いた各側板30をほゞ水平に支持する開き止め部20aが形成されている。
【0011】
図6に示すように、前壁12側の2本の支持柱21には複数のノッチ21bが形成され、前述の切欠き穴15はこの2本の各支持柱21と対向する位置の前壁12に設けられている。各ロック機構25のロックレバー26は、切欠き穴15の両外側に形成したボス部15aに両持ち支持された枢支軸27により中央部が揺動自在に支持され、ロックレバー26の先端部26aは、切欠き穴15の底部との間に介装した捩りばね28により、支持柱21に向けて付勢されている。図示のようにロックレバー26の先端部26aが最下部のノッチ21bに係合した状態では、底板20は図3の実線で示す最上昇位置に係止され、指掛け部26bを押し捩りばね28に抗して先端部26aをノッチ21bから離脱した状態では、底板20は昇降可能である。この離脱状態で底板20を図3の二点鎖線Aで示す最下降位置とすれば各支持柱21のストッパ部21aが下枠11に当接してそれ以上の下降は阻止される。最上昇位置と最下降位置との間で捩りばね28により各ロックレバー26の先端部26aをノッチ21bに係合すれば、底板20はその位置で係止される。
【0012】
合成樹脂製の1対の側板30は、図1〜図4に示すように、各切欠き14の間に丁度入る幅で、その下端部は、切欠き14の下部両側となる本体10に両端が支持された水平なヒンジピン31により枢支され、ほゞ鉛直に立ち上がって切欠き14を閉じる閉位置(図3の実線参照)とほゞ水平となる開位置(図3の二点鎖線B参照)の間で開閉可能である。各側板30の上縁からは、フランジ部12a,13aと同じ幅のフランジ部30aが、閉位置で内方となる向きに延びている。各側板30には、フランジ部30aと同じ幅で中間部から内方に突出する突出部30bを形成してもよい。なお、側板30の突出部30bより先の部分は省略してもよく、その場合は次に述べる係止機構35は、側板30と突出部30bの境界部に設ければよい。
【0013】
各側板30のフランジ部30aの両端面には球面状の突起36が形成され、本体10側の各フランジ部12a,13aの両端面には突起36と弾性的に係合離脱可能な凹部37が形成されている。この突起36と凹部37が、側板30を閉位置に離脱可能に保持する係止機構35を形成している。両側板30が閉じられた状態では、カップホルダの上面には、図1に示すように、調整板17を設ける部分を除き、各フランジ部12a,13a,30aにより、下枠11の開口11aとほゞ同じ大きさの四隅が丸められた四角な開口が形成される。開位置に開かれた各側板30は、最上昇位置に係止された底板20の開き止め部20aによりほゞ水平に保持され、その内面は下枠11の上面とほゞ一致する。
【0014】
挟着片40は、主として図3及び図5に示すように、後壁13の各スリット13cに内側から挿入したハット形断面形状の受金具41の中央先端にリベット42により固定することにより、多少距離水平方向位置調整可能に後壁13に取り付けられる。各挟着片40は後方に延びる上下1対のばね板40a,40bを有し、このばね板40a,40bの間にエアコンの吹き出し口のガイド板を挟むことにより自動車の車室内に取り付けられる。上側のばね板40aの先端部40cは、外れにくくするため折曲されている。
【0015】
本実施例のカップホルダは、通常の大きさの缶(250CC缶、350CC缶など)に使用する場合には、底板20をロック機構25により最上昇位置に係止し、各側板30により本体両側の切欠き14を閉じた状態とする。缶は、底部が底板20により支持され、上部は各フランジ部12a,13a,30aより多少上方に突出して各フランジ部により形成される四角い開口により保持され、倒れることは防止される。この場合において、図1に示すように、太い缶(350CC缶など)C1の場合は二点鎖線17Aに示すように調整板17を起こし、缶C1の一部を切欠き16内に入れて使用し、細い缶(250CC缶など)C2の場合は実線に示すように調整板17を倒し、調整板17の凹円弧状の先端縁により缶C2上部の保持部のガタが大きくならないようにしている。
【0016】
長い缶(500CC缶など)に使用する場合は、指掛け部26bを押してロック機構25を離脱させ、底板20を最下降位置とする。長い缶の太さは上記太い缶と同程度であるので、調整板17は起こした状態とする。缶は下枠11の開口11aを通って底部が底板20により支持され、上部は各フランジ部12a,13a,30aより多少上方に突出して各フランジ部により形成される四角い開口により保持される。このように長い缶の場合も上部が保持されるので、倒れることは防止される。なお、中間的長さの缶に使用する場合は、その長さに合わせて選択した支持柱21のノッチ21bにロック機構25のロックレバー26の先端部26aを係合させ、最上昇位置と最下降位置との間で底板20を係止した状態とし、調整板17の起倒は缶の太さに合わせて選択する。
【0017】
ストロータイプの紙パックC3に使用する場合は、底板20をロック機構25により最上昇位置に係止し、各側板30は開いて開き止め部20aにより水平に保持した状態とする。紙パックC3は、図1に示すように、幅の狭い側を各切欠き14の間に入れ、幅の広い側の両端の底部は下枠11または開いた側板30上に支持される。幅の狭い側における紙パックC3の倒れは切欠き14により防止され、幅の広い側における紙パックC1の移動はフランジ部30aまたは突出部30bにより防止される。
【0018】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、通常の大きさのカップや缶だけでなく、高さが大きいカップや缶も上部がカップホルダの上部により保持されて安定に支持されるので、自動車の揺れにより倒れて飲料が車室内にこぼれるおそれはなくなる。また、ストロータイプの紙パックも収納できるので、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカップホルダの一実施例を示す平面図である。
【図2】図1に示す実施例の側面図である。
【図3】図1の3−3断面図である。
【図4】図2の4−4断面図である。
【図5】図1の5−5断面図である。
【図6】図1の6−6断面図である。
【図7】従来技術によるカップホルダの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…本体、11…下枠、11a…開口、11b…孔、12…前壁、13…後壁、14…切欠き、20…底板、21…支持柱、21a…ストッパ部、25…ロック機構、30…側板、31…ヒンジピン、35…係止機構。

Claims (1)

  1. 中央部に大きな開口を形成した下枠と、この下枠の前縁及び後縁から立ち上がる前壁及び後壁を一体成形してなり、前記前壁と後壁の間となる両側に上側が解放された大きなコ字状の切欠きを有する本体と、
    前記下枠に設けた孔に上下方向移動可能に挿入されて上端にストッパ部を有する複数の支持柱の下端に固定されて、前記下枠の下側に当接される最上昇位置と前記ストッパ部が前記下枠の上側に当接される最下降位置の間で昇降可能に前記下枠に設けられた底板と、
    前記下枠に対し前記底板を少なくとも前記最上昇位置に係脱可能に保持するロック機構と、
    前記本体の前記各切欠きの下部となる位置に、水平なヒンジピンを介して下端部が枢支され、ほゞ鉛直に立ち上がって前記切欠きを閉じる閉位置と外側にほゞ水平となる開位置の間で開閉可能な1対の側板と、
    この側板を前記閉位置に離脱可能に保持する係止機構
    よりなるカップホルダ。
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