JP3554404B2 - 燃料タンクにおける燃料チューブの接続構造 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、燃料タンクの上面に、該タンク内に内部が連通する金属製接続筒を突設し、この接続筒に、エンジン側に延びる燃料チューブの基端に設けた接続部材を油密に接続するようにした、燃料タンクにおける燃料チューブの接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記燃料チューブの接続構造としては、例えば図6に示すように燃料チューブCの基端に設けた合成樹脂製接続部材J′の被覆部10′により、燃料タンクTの上面から突出する接続筒Jpの先端部だけを嵌合被覆し、その被覆部10′に付設したリテーナRを、接続筒Jpの先部外周に設けた環状係止突起aに係脱可能に係止させることで、接続部材J′を接続筒Jpに接続・固定するようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが斯かる従来構造では、上記リテーナRが接続部材J′の開放端eより張り出して設けられていて、そのリテーナRを接続筒Jpに係脱させるために接続部材J′の開放端eと燃料タンクT上面との間に少なからずスペースを確保する必要があり、それだけ取付自由度が低下する問題がある。その上、燃料タンクT上面より突出する金属製の接続筒Jpが接続部材J′によっては被覆されず、即ち外部に露出した状態となってしまうため、その接続筒Jpの露出部分Xに錆が発生し易い問題もある。
【0004】
本発明は斯かる実情に鑑みてなされたもので、従来構造の上記問題を解決できるようにした、燃料タンクにおける燃料チューブの接続構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、燃料タンクの上面に、該タンク内に内部が連通する複数の金属製接続筒を突設し、この接続筒に、エンジン側に延びる複数の燃料チューブの基端にそれぞれ設けた複数の接続部材を油密に接続するようにした、燃料タンクにおける燃料チューブの接続構造において、複数の接続部材の各々は、対応する接続筒を上方より抜差可能に嵌合被覆する筒状の被覆部と、この被覆部の外周に連設されるフランジ部とを備え、燃料タンク上に、複数の接続部材に対し共通の固定プレートを設けると共に、その固定プレートに、複数の接続部材の被覆部外周をそれぞれ挟入する複数の切欠状凹部を設け且つその複数の切欠状凹部の周縁部を対応する接続部材のフランジ部上面にそれぞれ圧接させて、該接続部材の被覆部の開放端を燃料タンク上面に圧接させることを特徴としている。
【0006】
また請求項2の発明は、前記特徴に加えて、各々の接続部材の被覆部の外周には、該接続部材のフランジ部との間で固定プレートを挟持するように該プレートと係合し得るリップ部が突設され、各々の切欠状凹部は、これに挟入される接続部材の被覆部の外径と略同一の内径の円形孔部と、この円形孔部の内径よりも小さく且つリップ部の被覆部接線方向の長さと同じか又はそれもより大きい開口幅を有して該円形孔部を固定プレートの側縁に開放する開口部とより構成されることを特徴とし、また請求項3の発明は、前記各特徴に加えて、切欠状凹部は、固定プレートの一方と他方とにそれぞれ設けられ、その一方の凹部の円形孔部は真円に、また他方の凹部の円形孔部は、両凹部の配列方向に長い長円形にそれぞれ形成されていて、それら切欠状凹部にそれぞれ挟入される接続部材の被覆部相互の軸間距離の誤差を吸収し得るようにしたことを特徴とする。
【0007】
【作 用】
上記各請求項の発明の特徴によれば、燃料チューブ基端に設けた接続部材の被覆部により接続筒を嵌合被覆すると共に、その被覆部外周のフランジ部に燃料タンク上の固定プレートを係合(具体的にはフランジ部上面に固定プレートの切欠状凹部の周縁部を圧接)させて、該被覆部の開放端を燃料タンク上面に圧接させるようにしたから、該被覆部により金属製接続筒の露出部分を全部被覆できるようになり、また、接続部材の開放端側にリテーナを特別に設けずとも接続部材を接続筒に的確に接続固定できるようになる。しかも複数の燃料チューブ基端の複数の接続部材が共通の固定プレートにより纏めて固定できるようになるから、固定構造の簡素化と取付作業能率の向上とが図られる。
【0008】
また特に請求項2の発明の特徴によれば、被覆部外周に突設したフランジ部とリップ部との間で固定プレートを挟持することにより、固定プレートを燃料タンク上にセットする前から、該プレートを燃料チューブ基端の接続部材に仮止めして、その両者を分離しにくくすることができる。
【0009】
また特に請求項3の発明の特徴によれば、固定プレートの一方と他方とにそれぞれ設けられた切欠状凹部にそれぞれ挟入される接続部材の被覆部相互の軸間距離の誤差を無理なく吸収することができる。
【0010】
【実施例】
以下、図1〜図5を参照して本発明の一実施例について説明する。図1は、本発明の一実施例に係る燃料タンクの全体斜視図、図2は、図1の2矢視拡大平面図、図3は、図2の3−3線に沿う縦断面図、図4は、図3の4−4線に沿う拡大平断面図、図5は、図4の5−5線に沿う縦断面図である。
【0011】
図1〜図3において、自動車の車体フロア下方に配設固定される金属製燃料タンクTは、そのタンク本体1の上壁隆起部1aに燃料ポンプPの取付孔2が開口されており、この取付孔2の開口縁部には、該孔2の蓋(従って燃料タンクTの上壁の一部)を兼ねるポンプブラケットBが複数組のボルト3・ナット4により着脱可能に、且つ環状シール部材S1 を挟んで被着される。そのポンプブラケットBの下面には、燃料ポンプP及び燃料ストレーナStを支持する取付板5の上端部が斜め下方に垂設され、また同ブラケットBの上面には、燃料ポンプPのための通電用コード6を接続し得るコネクタCoと、燃料タンクT内とキャニスタ(図示せず)間を開閉し得るバルブVの取付用ステー7が突設される。尚、図1において、符号20は、図示しない給油口に連なる給油パイプであり、タンク本体1に一体に突設されている。
【0012】
前記ポンプブラケットBには、該ブラケットBを上下に貫通する金属製の第1及び第2接続パイプ11,12の各中間部が溶接等の固着手段により一体に固着されており、第1接続パイプ11の下端は燃料ポンプPの吐出部8に接続され、また第2接続パイプ12の下端は燃料タンクT内に直接開放される。第1接続パイプ11の、ポンプブラケットB上面より直線状に突出する上方延出部11aは本発明の接続筒を構成するものであって、これには、供給用燃料チューブC1 の基端に設けた接続部材としての第1接続具J1 が油密に接続され、また第2接続パイプ12の、ポンプブラケットB上面より直線状に突出する上方延出部12aもまた本発明の接続筒を構成するものであって、これには、還流用燃料チューブC2 の基端に設けた接続部材としての第2接続具J1 が油密に接続される。
【0013】
それら燃料チューブC1 ,C2 の先端側は、図示しない内燃機関の燃料被供給部としての燃料噴射弁にそれぞれ接続されており、機関運転中は、燃料ポンプPから吐出された燃料が第1接続パイプ11及び供給用燃料チューブC1 を経て燃料噴射弁に供給され、余剰の燃料は、還流用燃料チューブC2 及び第2接続パイプ12を経て燃料タンクT内に戻される。
【0014】
次に図4,5を併せて参照して、各接続パイプ11,12の上方延出部11a,12a(即ち接続筒)と、対応する燃料チューブC1 ,C2 基端の接続具J1 ,J2 (接続部材)との間の接続構造を具体的に説明する。各接続具J1 ,J2 は、対応する燃料チューブC1 ,C2 の基端内周に一端部がシールリングS2 を介して油密に嵌合連結される小径円筒状の接続部9と、この接続部9の他端部に連設されて対応する接続パイプ11,12の上方延出部11a,12aを嵌合被覆する大径円筒状の被覆部10とを備えていて、その全体が合成樹脂材より一体成形される。前記被覆部10の内周面には、その開放端に連なる大径孔部13と、この大径孔部13に段差を介して隣接する小径孔部14とが形成され、その小径孔部14は、前記接続部9の内部空間と直接連通しており、また大径孔部13には、その奥よりシールリングS3 、環状スペーサ15、第2シールリングS4 及び環状ブッシュ16が順次嵌装されている。
【0015】
前記被覆部10の開放端部10e(即ち下端部)外周には、その全周に亘ってポンプブラケットB上面に当接する環状のフランジ部Fと、そのフランジ部Fより上方に一定間隔、即ち後述する固定プレートPfの厚み相当間隔を存して並ぶリップ部Lとが一体に突設されており、図4に示すようにリップ部Lは、被覆部10の、接続部9に対応した外周面にだけ形成される。
【0016】
ポンプブラケットB上には、該ブラケットBの上面に沿う1枚の平板状固定プレートPfが着脱可能に取付けられており、この固定プレートPfには、該プレートPfの左右両側縁にそれぞれ開口して各接続具J1 の被覆部10外周を挟入し得ると共に同接続具J1 のフランジ部Fと係合し得る第1及び第2切欠状凹部21,22と、その両凹部21,22の中間に位置するボルト挿通孔17とが設けられている。
【0017】
前記各凹部21,22は、各接続具J1 ,J2 の被覆部10の外径dと略同一の内径の円形孔部21c,22cと、この円形孔部21c,22cの内径よりも小さく且つ前記リップ部Lの接線方向長さtと同じか又はそれもより大きい開口幅t′を有して該円形孔部21c,22cを固定プレートPfの側縁に開放する開口部21o,22oとより構成される。しかも一方の凹部(図示例では還流側の第2凹部22)の円形孔部22cは真円に、また他方の凹部(図示例では供給側の第1凹部21)の円形孔部21cは、両凹部21,22の配列方向(図4で上下方向)に多少長い長円形にそれぞれ形成されていて、両接続パイプ11,12の上方延出部11a,12a(従ってそれらを被覆する被覆部10,10)相互の軸間距離の誤差を無理なく吸収し得るようになっている。
【0018】
ポンプブラケットBには、前記ボルト挿通孔17に対応して該ブラケットB上面に突出する固定ボルト18が溶接等の固着手段を以て一体に植設されており、従ってこのボルト18を前記ボルト挿通孔17に挿通させた状態で、該ボルト18にナット19を螺合して締め付けることにより、固定プレートPfをポンプブラケットB側に押し付けるように固定することができる。
【0019】
次に前記実施例の作用について説明する。各燃料チューブC1 ,C2 を燃料タンクTの対応する接続パイプ11,12に接続するに当たっては、予め各接続具J1 ,J2 の接続部9を対応する燃料チューブC1 ,C2 の基端に接続しておくと共に、その各接続具J1 ,J2 の被覆部10内周にシールリングS3 、スペーサ15、シールリングS4 及びブッシュ16を順次嵌装しておく。
【0020】
そしてこれら接続具J1 ,J2 の被覆部10を自由状態の固定プレートPfの対応する凹部21,22にそれぞれ取付けるようにするが、その取付けに際しては、先ず、各接続具J1 ,J2 の被覆部10の外周リップ部Lを固定プレートPfの対応する凹部21,22の開口部21o,22oに合致させつつ、その各被覆部10を該凹部21,22内に、固定プレートPfと直交する方向(図4で紙面と直交する方向)より嵌め込むことにより、各被覆部10のフランジ部Fを該凹部21,22の円形孔部21c,22cの周縁部に当接させ、次いで各被覆部10をその軸線回りに所定角度(図示例では略90度)回動させることによってリップ部Lを、それとフランジ部Fとの間で該凹部21,22の円形孔部21c,22cの周縁部を挟持するように該周縁部に係合させる。これにより、固定プレートPfを燃料タンクT上にセットする前から、該プレートPfを両接続具J1 ,J2 に仮止めしておくことができるから、取付作業性が頗る良好である。
【0021】
このようにして両接続具J1 ,J2 を仮止めした固定プレートPfのボルト挿通孔17にポンプブラケットB上の固定ボルト18を挿通させると共に、各接続具J1 ,J2 の被覆部10を対応する接続パイプ11,12の上方延出部11a,12aにそれぞれ嵌合被覆させ、その状態で該ボルト18にナット19を螺合してこれを締め付けると、固定プレートPfをポンプブラケットB側に強く押し付けるように固定することができ、これと同時に、同プレートPfが各接続具J1 ,J2 のフランジ部FをポンプブラケットB側に押圧して、各接続具J1 ,J2 の被覆部10の開放端10e及びフランジ部F下面を該ブラケットB上面に圧接させることができ、これにより、各接続具J1 ,J2 を接続パイプ11,12の上方延出部11a,12aに的確に接続固定できる。
【0022】
斯かる接続固定状態においては、各接続具J1 ,J2 の被覆部10により金属製接続パイプ11,12の露出部分(即ち上方延出部11a,12a)を全部被覆することができるため、その露出部分の発錆を効果的に防止することができ、その上、接続具J1 ,J2 の開放端10e側にリテーナを特別に設けずとも各接続具J1 ,J2 を接続パイプ11,12の上方延出部11a,12aに的確に接続固定できるから、その接続固定のためのタンク上スペースを極力小さくすることができて取付自由度を高めることができる。しかも2本の燃料チューブC1 ,C2 の基端にそれぞれ設けられる2個の接続具J1 ,J2 を共通1個の固定プレートPfにより纏めて同時固定することができるから、固定構造の簡素化と取付作業能率の向上とが図られる。
【0023】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば固定プレートに設けるべき切欠状凹部は、図示例の個数に限定されず、1つでも3つ以上でもよい。またフランジ部は、図示例のように被覆部の開放端部外周に必ずしも設ける必要はなく、被覆部の開放端面より多少離れた外周面に突設してもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上のように各請求項の発明によれば、燃料チューブ基端に設けた接続部材の被覆部により接続筒を嵌合被覆すると共に、その被覆部外周のフランジ部に燃料タンク上の固定プレートを係合(具体的にはフランジ部上面に固定プレートの切欠状凹部の周縁部を圧接)させて、該被覆部の開放端を燃料タンク上面に圧接させるようにしたから、該被覆部により金属製接続筒の露出部分を全部被覆することができて、該接続筒の発錆を効果的に防止することができ、その上、接続部材の開放端側にリテーナを特別に設けずとも接続部材を接続筒に的確に接続固定できるから、その接続固定のためのタンク上スペースを極力小さくすることができて取付自由度を高めることができる。しかも複数の燃料チューブ基端の複数の接続部材を共通の固定プレートにより纏めて固定することができるから、固定構造の簡素化と取付作業能率の向上が図られる。
【0025】
また特に請求項2の発明によれば、被覆部外周に突設したフランジ部とリップ部との間で固定プレートを挟持することにより、固定プレートを燃料タンク上にセットする前から、該プレートを燃料チューブ基端の接続部材に仮止めしておくことができ、これにより取付作業性を高めることができる。
【0026】
また特に請求項3の発明によれば、固定プレートの一方と他方とにそれぞれ設けられた切欠状凹部にそれぞれ挟入される接続部材の被覆部相互の軸間距離の誤差を無理なく吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る燃料タンクの全体斜視図
【図2】図1の2矢視拡大平面図
【図3】図2の3−3線に沿う縦断面図
【図4】図3の4−4線に沿う拡大平断面図
【図5】図4の5−5線に沿う縦断面図
【図6】従来構造を示す、図5と同様の縦断面図
【符号の説明】
C1 ,C2 燃料チューブ
F フランジ部
J1 ,J2 接続部材としての接続具
L リップ部
T 燃料タンク
10 被覆部
10e 開放端
11a 接続筒としての上方延出部
12a 接続筒としての上方延出部
21,22 切欠状凹部
Claims (3)
- 燃料タンク(T)の上面に、該タンク(T)内に内部が連通する複数の金属製接続筒(11a,12a)を突設し、この接続筒(11a,12a)に、エンジン側に延びる複数の燃料チューブ(C1 ,C2 )の基端にそれぞれ設けた複数の接続部材(J1 ,J2 )を油密に接続するようにした、燃料タンクにおける燃料チューブの接続構造において、
複数の接続部材(J1 ,J2 )の各々は、対応する接続筒(11a,12a)を上方より抜差可能に嵌合被覆する筒状の被覆部(10)と、この被覆部(10)の外周に連設されるフランジ部(F)とを備え、
燃料タンク(T)上に、複数の接続部材(J 1 ,J 2 )に対し共通の固定プレート(Pf)を設けると共に、その固定プレート(Pf)に、複数の接続部材(J 1 ,J 2 )の被覆部(10)外周をそれぞれ挟入する複数の切欠状凹部(21,22)を設け且つその複数の切欠状凹部(21,22)の周縁部を対応する接続部材(J 1 ,J 2 )のフランジ部(F)上面にそれぞれ圧接させて、該接続部材(J 1 ,J 2 )の被覆部(10)の開放端(10e)を燃料タンク(T)上面に圧接させることを特徴とする、燃料タンクにおける燃料チューブの接続構造。 - 各々の接続部材(J 1 ,J 2 )の被覆部(10)の外周には、該接続部材(J 1 ,J 2 )のフランジ部(F)との間で固定プレート(Pf)を挟持するように該プレート(Pf)と係合し得るリップ部(L)が突設され、
各々の切欠状凹部(21,22)は、これに挟入される接続部材(J 1 ,J 2 )の被覆部(10)の外径(d)と略同一の内径の円形孔部(21c,22c)と、この円形孔部(21c,22c)の内径よりも小さく且つリップ部(L)の被覆部接線方向の長さ(t)と同じか又はそれもより大きい開口幅(t′)を有して該円形孔部(21c,22c)を固定プレート(Pf)の側縁に開放する開口部(21o,22o)とより構成されることを特徴とする、請求項1に記載の燃料タンクにおける燃料チューブの接続構造。 - 切欠状凹部(21,22)は、固定プレート(Pf)の一方と他方とにそれぞれ設けられ、その一方の凹部(22)の円形孔部(22c)は真円に、また他方の凹部(21)の円形孔部(21c)は、両凹部(21,22)の配列方向に長い長円形にそれぞれ形成されていて、それら切欠状凹部(21,22)にそれぞれ挟入される接続部材(J 1 ,J 2 )の被覆部(10,10)相互の軸間距離の誤差を吸収し得るようにしたことを特徴とする、請求項2に記載の燃料タンクにおける燃料チューブの接続構造。
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