JP2530796Y2 - グロメットによるコネクタの保持構造 - Google Patents

グロメットによるコネクタの保持構造

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ホースの端部にそれ
ぞれ装着されるコネクタと、各コネクタを保持してホー
スを複数本集束させ、各コネクタと結合させる所定の配
管の配置部位に、集束させたコネクタを配設固定させる
グロメットと、の関係において、コネクタを容易に保持
できるグロメットによるコネクタの保持構造に関するも
のである。
【0002】具体的に述べれば、自動車の燃料タンクに
接続される複数本の燃料ホースに、所定の燃料配管と接
続できるように、それぞれ、コネクタを装着させた場
合、それらのコネクタを、集束させ、かつ、燃料配管の
配設部位である車体板金に固定するためのグロメットに
対し、各コネクタを容易に保持させることができる構造
に関する。
【0003】なお、本明細書においては、自動車の燃料
タンク回りの燃料ホースに装着されるコネクタと、これ
らのコネクタを保持して車体板金に固定するグロメット
と、について説明するが、勿論、本願考案は、この技術
分野に限定されるものではない。
【0004】
【従来の技術とその課題】従来、自動車の燃料タンクに
は、エンジンに燃料を供給するメイン流路と、エンジン
側から燃料を戻すリターン流路と、燃料タンク内の燃料
蒸気をキャニスタへ送るエバポ流路と、が配設されてい
た。
【0005】メイン流路は、燃料タンクに接続されるメ
インホースと、メインホースに接続されるとともに、エ
ンジン側へ接続されるメイン配管と、を備えて構成され
ていた。
【0006】リターン流路は、燃料タンクに接続される
リターンホースと、リターンホースに接続されるととも
に、エンジン側に接続されるリターン配管と、を備えて
構成されていた。
【0007】エバポ流路は、燃料タンクに接続されるエ
バポホースと、エバポホースに接続されるとともに、キ
ャニスタ側へ接続されるエバポ配管と、を備えて構成さ
れていた。
【0008】また、メインホースには、燃料タンク側と
メイン配管とに対する接続が容易なように、両端に、ワ
ンタッチで接続できる所謂ワンタッチ式コネクタ(実開
平2−128889号公報等参照)が装着されているも
のがあった。
【0009】ところで、従来の燃料タンク回りでは、メ
イン配管・リターン配管・エバポ配管が、それぞれ、離
れた位置に配置されていた。
【0010】そのため、各ホースを燃料タンク回りの所
定の配管に接続させる場合には、それぞれのホースを、
コネクタ等を利用して、燃料タンク側と所定の配管と
に、別々に、接続させていた。
【0011】しかしながら、3本のホースを、それぞれ
別位置に配置された配管に接続させる態様であると、燃
料タンク回りの各ホースの接続作業に手間がかかってし
まう。また、3本のホースが、それぞれ違った場所を通
るため、スペースを有効に活用できなくなってしまう。
【0012】そのため、メイン配管等の3本の配管を、
1箇所に集め、3本のホースを接続し易くすることが考
えられ、その場合には、3本のホースを集束させるグロ
メットを利用することが望ましい。
【0013】しかしながら、このグロメットとして、単
に、3本のホースを挿通させる孔を設けた構成のもので
は、グロメットに各ホースを保持させた後に、各ホース
の両端にコネクタを装着することとなり、その場合、各
ホース又はコネクタ相互が干渉し、さらに挿通されたグ
ロメットがコネクタの装着作業の邪魔をし、実用的でな
い。
【0014】なお、グロメットに各ホースを保持させた
後に、各ホースの両端にコネクタを装着する理由は、つ
ぎの理由による。
【0015】すなわち、所謂ワンタッチ式コネクタは、
元部側に、ホースに嵌合するニップル部を配置させ、ニ
ップル部から先端側にかけては、ホースの端面を当接さ
せる小筒部と、さらに、弾性変形して配管を止めるばね
片を内蔵させた小筒部より半径方向の外形を大きくする
大筒部と、が配置される構成としている。
【0016】そのため、ホースにコネクタを装着した後
では、既述の3つのホースに対応した孔を設けたグロメ
ットに、コネクタ近傍を保持させることができなくなっ
てしまうからである。
【0017】この考案は、上述の課題を解決するもので
あり、所謂ワンタッチ式のコネクタの形状を利用して、
複数本のホースの端部にそれぞれ装着されたコネクタを
容易に保持でき、複数本のホースを集束させることがで
きる、グロメットによるコネクタの保持構造を提供する
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この考案に係る1番目の
保持構造は、コネクタが、順次半径方向の外形を大きく
する小筒部と大筒部とを備えるとともに、複数本のホー
スの端部に、それぞれ、装着され、グロメットが、複数
本のホースの各コネクタを、並列させるように保持して
前記複数本のホースを集束させ、かつ、前記各コネクタ
と結合される配管の配置部位に配設させるために、前記
配管の配置部位近傍の取付部位に固定される構成の、グ
ロメットによるコネクタの保持構造であって、前記グロ
メットが、2つの分割体から構成され、該分割体の相互
の対向面に、分割体相互の接合時、前記各コネクタの小
筒部の外形と対応した突条が、形成されていることを特
徴とする。
【0019】さらに、この考案に係る2番目の保持構造
は、前記各コネクタの小筒部に、前記大筒部との間で前
記突条を位置規制する突起が形成されていることを特徴
とする。
【0020】
【考案の作用・効果】この考案に係る1番目の保持構造
では、グロメットが2つの分割体から構成され、各ホー
スの端部に装着したコネクタを間にして、分割体相互を
接合させれば、分割体相互の突条が、各コネクタの小筒
部を嵌合させる態様となり、各コネクタの大筒部側の抜
けを防止して、グロメットが各コネクタを保持すること
ができることとなる。
【0021】したがって、この考案に係る1番目の保持
構造では、分割体を接合させるだけで、接合されたグロ
メットが、複数本のホースの端部に装着されるコネクタ
を容易に保持でき、複数本のホースを集束することがで
きる。
【0022】さらに、この考案に係る2番目の保持構造
では、各コネクタの小筒部に、大筒部との間でクロメッ
トの突条の位置を規制する突起が形成されている。
【0023】そのため、各ホースの端部に装着したコネ
クタを間にして、分割体相互を接合させれば、分割体相
互の突条が、各コネクタにおける小筒部の突起と大筒部
との間に挿入される態様となり、グロメットが、各コネ
クタを軸方向に位置ずれを生じさせることなく保持する
ことができることとなる。
【0024】したがって、この考案に係る2番目の保持
構造では、分割体を接合させるだけで、接合されたグロ
メットが、複数本のホースの端部に装着されたコネクタ
を、軸方向の位置ずれを防止して、容易に保持できる。
【0025】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0026】実施例の保持構造は、図1〜4に示すよう
に、グロメット40が、燃料タンク1側から延びる3本
のホース22・23・24の端部に装着されたコネクタ
31を、保持する構造である。
【0027】各ホース22・23・24は、耐燃料油性
の良好なポリアミド等の合成樹脂から形成され、22
が、エンジンに燃料を供給するメイン流路の一部を構成
するメインホース、23が、エンジン側から燃料を戻す
リターン流路の一部を構成するリターンホース、24
が、燃料タンク1内の燃料蒸気をキャニスタへ送るエバ
ポ流路の一部を構成するエバポホースとなる。
【0028】また、燃料タンク1には、それぞれ両端に
コネクタ31を装着させた各ホース22・23・24と
接続するための、金属製細管のノズル2・3・4が所定
位置に配設されている。
【0029】さらに、燃料タンク1の下方には、メイン
ホース22と接続されることとなる金属製細管のメイン
配管12、リターンホース23と接続されることとなる
金属製細管のリターン配管13、及び、エバポホース2
4と接続されることとなる金属製細管のエバポ配管1
4、が配置されて、それらのノズル部12a・13a・
14aが、車体板金11の挿通孔11aから上方へ突出
するように構成されている。
【0030】なお、車体板金11の挿通孔11a周縁
は、グロメット40の取付部位となる部位であり、挿通
孔11a周縁には、2つの取付孔11bが形成されてい
る。
【0031】また、燃料タンク1には、表面の所定の2
箇所に、ブラケット5が固着されている。これらのブラ
ケット5は、各ホース22・23・24相互が干渉しな
いようにするためのクランプ70を、ボルト6止めして
固定するものである。
【0032】さらに、26は、各ホース22・23・2
4に外装され、燃料タンク1との干渉やホース相互の干
渉を防止する筒状のゴム片である。
【0033】各ホース22・23・24の両端に装着す
るコネクタ31は、耐燃料油性の良いポリアミド等の硬
質合成樹脂から略円筒状に構成され、図2〜4に示すよ
うに、元部側にニップル部32を備えるとともに、ニッ
プル部32から先端側にかけて、順次、半径方向の外形
を大きくする小筒部33と大筒部34とを備えて構成さ
れている。
【0034】小筒部33は、ニップル部32に外装され
る各ホース22・23・24の端面が当接する部位とな
り、その外周面には、大筒部34との距離L1を空け
て、2つの突起33aが形成されている。この距離L1
は、後述するグロメット40を構成する分割体50・6
0の突条51・61の厚さ寸法L2と略等しい寸法とし
てある。
【0035】大筒部34は、第1筒部34aと、先端側
にかけてさらに外形を大きくする第2筒部34bと、を
備えて構成され、第2筒部34b内に、ポリアミド等の
合成樹脂から形成された略円筒状のばね片35が配設さ
れている。
【0036】このばね片35は、第2筒部34bの半径
方向へ撓み可能な2つの係止片35aを備えている。な
お、第2筒部34bには、各係止片35aが筒部34b
の半径方向外方へ撓んだ際に干渉しないよう、挿通孔3
4cが形成されている。
【0037】そして、これらの各係止片35aが、例え
ば、リターン配管13のノズル部13aをコネクタ31
内に挿入した時、撓んだ後、ノズル部13aの外周面に
形成された略円錐台形状の環状膨大部13bを係止し、
コネクタ31を介してリターン配管13とリターンホー
ス23とを結合させることとなる。なお、このような環
状膨大部13bは、他の配管12・14のノズル部12
a・14aにも環状膨大部12b・14bとして形成さ
れ(図1参照)、同様に、燃料タンク1側のノズル2・
3・4にも形成されている。
【0038】グロメット40は、各コネクタ31を覆う
スリーブ部41と、スリーブ部41の下部に形成される
フランジ部42と、を備えた形状として、耐燃料油性の
良好なポリアセタール等の硬質合成樹脂から形成されて
いる。
【0039】スリーブ部41は、各コネクタ31を並列
的に収納するように、3つの収納筒部41aを並列させ
た形状に形成されている。このスリーブ部41は、各コ
ネクタ31を集束させて保持する役目の他、各コネクタ
31の各部位を保護する役目も果す。
【0040】フランジ部42には、所定の2箇所に、雌
ねじ部材44が設けられる取付孔43が形成されてお
り、各取付孔43を車体板金11の取付孔11bに一致
させ、車体板金11の下方から各雌ねじ部材44にボル
ト15等の雄ねじ部材を螺合させることにより、グロメ
ット40が車体板金11に固定されることとなる。
【0041】また、フランジ部42の下面には、車体板
金11の挿通孔11aの内周面と略一致した外周形状を
有する案内壁45が突設され、この案内壁45の所定の
2箇所には、ばね弾性的に変形可能な係止脚46が形成
されている。これらの係止脚46は、車体板金11の挿
通孔11a周縁に係着可能に構成され、グロメット40
を車体板金11にボルト15止めする前に、グロメット
40を挿通孔11a周縁に仮止めするために設けられて
いる。
【0042】なお、48は、挿通孔11a周縁をシール
するためのスポンジゴム等からなるガスケットである。
【0043】そして、このグロメット40は、2つの分
割体50・60を接合させて構成されている。分割体5
0・60は、分割体50にフランジ部42を接続させた
状態として、3つの収納筒部41aの並設方向に分割面
を配置させて、スリーブ部41を半分に分割した形状に
形成されている。
【0044】これらの分割体50・60には、3つの収
納筒部41aの内周面を構成する部位に、それぞれ突条
51・61が形成されている。これらの突条51・61
の先端の凹部形状52・62は、それぞれ、分割体50
・60を相互に接合させた際、コネクタ31の小筒部3
3における突起33aと大筒部34との間の外形と対応
した形状に構成されている。そして、各突条51・61
の厚さ寸法L2は、既述したように、コネクタ31の小
筒部33における突起33aと大筒部34との間の距離
L1と略等しく構成されている。
【0045】なお、49は、分割体50・60を接合さ
せた際の、分割体相互のシール性や各コネクタ31との
間のシール性を確保するために、各分割体50・60の
所定位置に固着されたシール部材である。
【0046】また、分割体50・60には、図2・4〜
7に示すように、スリーブ部41の先端側を構成する部
位と、スリーブ部41の側部を構成する部位とに、相互
の接合手段53・54・55・63・64・65が配設
されている。
【0047】53は、分割体50のスリーブ部41の先
端側の2箇所に形成された係止突起であり、分割体60
の対応する所定位置に形成された係止片63の係止孔6
3aと係合する。
【0048】54は、分割体50のスリーブ部41の側
部の2箇所に形成された係止突起であり、分割体60の
対応する所定位置に形成された係止脚64の鉤部64a
が係止することとなる。
【0049】55は、係止突起54と同様な断面形状と
した係止突起であって、分割体60の対応する所定位置
に形成された係止脚65の鉤部65aが係止することと
なる。
【0050】これらの分割体50・60の接合は、各係
止突起53に係止片63の係止孔63aを嵌めつつ、分
割体60のフランジ部42側部位を、係止孔63a付近
を中心として、分割体50に接近させるように回転さ
せ、各係止脚64・65の鉤部64a・65aを各係止
突起54・55に係止させれば、行なえる。
【0051】そして、実施例の保持構造では、分割体5
0・60を接合させる際に、予め、各ホース22・23
・24の端部に装着しておいた各コネクタ31を、それ
らの小筒部33における突起33aと大筒部34との間
の部位を各突条51の位置に配置させて、分割体50上
に載置させ、分割体50に対して、接合手段53・54
・55・63・64・65を利用して、分割体60を接
合させれば、分割体50・60の相互の突条51・52
が、各コネクタ31における小筒部33の突起33aと
大筒部34との間に挿入される態様となり、グロメット
40が、各コネクタ31を軸方向に位置ずれを生じさせ
ることなく保持することができて、既述の発明の作用・
効果の欄で述べたと同様な効果を奏する。
【0052】そしてその後、まず、予め各ホース22・
23・24に装着しておいたホース上部側のコネクタ3
1を、各ノズル2・3・4と結合させ、さらに、グロメ
ット40側の各コネクタ31に所定の配管12・13・
14を結合させるとともに、係止脚46・46を利用し
てグロメット40を車体板金11の挿通孔11a周縁に
係着させ、ボルト15・15を利用してグロメット40
を車体板金11に固定する。そしてさらに、予め各ホー
ス22・23・24に組み付けておいたクランプ70
を、ボルト6・6を利用してブラケット5・5に固定す
れば、燃料タンク1の回りの各ホース22・23・24
の配管作業を終了させることができる。
【0053】なお、実施例では、各コネクタ31の小筒
部33に突起33aを設けたものを示したが、勿論、こ
の突起33aが無くとも、分割体50・60を接合させ
れば、各突条51・61が、各コネクタ31の小筒部3
3を嵌合させる態様となり、各コネクタ31の大筒部3
4側の抜けを防止して、グロメット40が各コネクタ3
1を保持することができることとなる。
【0054】また、実施例では、グロメット40を構成
する分割体50・60の接合において、係止突起53・
54・55に係止片63や係止脚64・65を係止させ
て接合する構造を示したが、分割体50・60の接合
は、他に、ボルト・リベット等を利用したり、接着剤を
利用しても良い。
【0055】なお、実施例では、グロメット40のフラ
ンジ部42に突片47を形成し、クランプ70の両側に
フック72を形成しており、これらの突片47とフック
72は、ゴム等の紐69を、一方のフック72から突片
47を経て他方のフック72にかけるために使用する
(図2の二点鎖線参照)。
【0056】このような突片47等を形成している理由
は、通常、各ホース22・23・24の両端にコネクタ
31を装着させ、その後、一端側の各コネクタ31にグ
ロメット40を外装させ、さらに、クランプ70を各ホ
ース22・23・24に嵌めた状態のホースアセンブリ
ーを、予め多数準備しておき、そして、各ホースアセン
ブリーを、自動車の燃料タンク回りに配設させることか
ら、燃料タンク回りへの配設までの間、ホースアセンブ
リーからクランプ70が脱落せず、各ホース22・23
・24の配管作業が円滑に行なえるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に使用するグロメットが固
定される状態を示す分解斜視図である。
【図2】同実施例に使用するグロメットが固定される状
態を示す断面図である。
【図3】図2のIII −III 部位を示す断面図である。
【図4】同実施例のグロメットとコネクタとの分解斜視
図である。
【図5】図2のV−V部位を示す断面図である。
【図6】図2のVI−VI部位を示す断面図である。
【図7】図2のVII −VII 部位を示す断面図である。
【符号の説明】
11…(取付部位)車体板金、 12・13・14…配管、 22・23・24…ホース、 31…コネクタ、 33…小筒部、 33a…突起、 34…大筒部、 40…グロメット、 50・60…分割体、 51・61…突条。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタが、順次半径方向の外形を大き
    くする小筒部と大筒部とを備えるとともに、複数本のホ
    ースの端部に、それぞれ、装着され、 グロメットが、複数本のホースの各コネクタを、並列さ
    せるように保持して前記複数本のホースを集束させ、か
    つ、前記各コネクタと結合される配管の配置部位に配設
    させるために、前記配管の配置部位近傍の取付部位に固
    定される構成の、グロメットによるコネクタの保持構造
    であって、 前記グロメットが、2つの分割体から構成され、 該分割体の相互の対向面に、分割体相互の接合時、前記
    各コネクタの小筒部の外形と対応した突条が、形成され
    ていることを特徴とするグロメットによるコネクタの保
    持構造。
  2. 【請求項2】 前記各コネクタの小筒部に、前記大筒部
    との間で前記突条を位置規制する突起が形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のグロメットによるコネ
    クタの保持構造。
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DE202008005929U1 (de) * 2008-04-29 2009-09-03 Voss Automotive Gmbh Anschlussvorrichtung für Medienleitungen im Bereich einer Wandungsdurchführung sowie Wandungselement

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