JP3553240B2 - パネル、ポールの連結金具 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
パネル、ポールを連結して種々のオフィス空間を自由に創出するにつき、パネル対パネル、パネル対ポールの上辺コーナー部同志を連結するのに用いる連結金具に係り、特に、パネル、ポールの上辺コーナー部同志を強く引き寄せ合い乍ら密着状態に連結して該連結状態を保持することによって、連結後に隙間、がたつき等の生じる恐れがない、パネル、ポールの連結金具を提供する。
【0002】
【従来の課題】
近時、各種のパネル(間仕切パネル、パーテーション)でオフィス内を自在に区切って種々の機能的なオフィス空間を自由に創出することが盛んに行われている。
【0003】
これらはオフィスに搬入し、現場作業でパネル対パネル、パネル対ポールを連結組み立てて行っており、その連結は図12の(イ)に示すようにパネル対パネルを直線的に連結する他、ポールを介在してL形(ロ)、T形(3方)(ハ)、Y形(3方)(ニ)、X形(4方)(ホ)、及び、段違い(へ)等の種々の連結を行って、目的とする形状スペースを自在に形成するものであり、この点においては本発明も同じである。
【0004】
しかして、上記パネル対パネル、パネル対ポールの連結は、従来最も一般的な手段として、パネルの下辺コーナー部に備えたフックでパネル対パネル、パネル対ポールの下辺コーナー部同志を連結したのち(この点は本発明も同じ)、パネルA対パネルA、パネルA対ポールBの上辺コーナー部同志を長方形板片101、L形板片102等の連結板片をねじ103止めして行っている。(図13、14参照)
【0005】
ところが、上記従来の連結板片のねじ止めによる連結は、ねじ止め位置が製作上、作業上等の理由から必ずしも精密ではなく、また、調節機能もないため、連結後に隙間やがたつきを生じることが多々あって、その改良が強く要望されていた。
【0006】
そこで、近時はパネル対パネル、パネル対ポールの各上辺コーナー部を連結するにつき、連結する上辺コーナー部同志を強く引き寄せあって密着した状態に連結し該連結状態を保持する有効な手段の提供が大きな課題とされてきたものであり、本発明はその課題を有効に解決したものである。
【0007】
【課題を解決する手段】
即ち本発明は、下面にコ形溝を形成し、該コ形溝の左右側板の、先端部に係合突起を突設すると共に、略中央部に凹部を切設してその内縁左端部に係合突起を突設した鞘金を設ける一方、
【0008】
先端部の左右側縁に係合凹部を形成し、後端部を係合突片とし、後部寄りにカム孔をあけた連結板を設け、
【0009】
上記鞘金のコ形溝内に連結板を、その係合凹部を有する先端部を鞘金の先端部から設定寸法前方に突出すると共に後端部の係合突片を凹部の右端部に位置した状態に嵌挿し、底板で支持して取付け、
【0010】
回転ノブの回転軸に固定した偏心カム板を上記連結板のカム孔に嵌合した状態で回転軸を鞘金の天板と底板に軸支して設けた連結金具であり、
【0011】
該連結金具の回転ノブの設定角度回転で連結板を偏心カム板で押して後退摺動し、その係合凹部を後退すると同時に係合突片を凹部右端部内方へ突出することによって、パネル対パネル、またはパネル対ポールを連結して該連結状態を保持し、また、回転ノブの設定角度復帰回転で連結板を原位置に前進復帰して前記連結状態を解くように備えた、パネル、ポールの連結金具によって課題を解決したものである。
【0012】
【実施例】
次に、本発明の実施例を図面につき説明すると、下面にコ形溝2を形成し、該コ形溝2の左右側板3の、先端部に係合突起aを突設すると共に、略中央部に凹部4を切設してその内縁左端部に係合突起bを突設した鞘金1を設ける一方、
【0013】
先端部の左右側縁に係合凹部cを形成し、後端部を係合突片dとし、後部寄りにカム孔5をあけた連結板6を設け、
【0014】
上記鞘金のコ形溝内に連結板6を、その係合凹部cを有する先端部を鞘金1の先端部から設定寸法前方に突出すると共に、後端部の係合突片dを凹部4の右端部に位置した状態に嵌挿し、底板7で支持して取付け、
【0015】
回転ノブ8の回転軸9に固定した偏心カム板10を上記連結板6のカム孔5に嵌合した状態で回転軸9を鞘金1の天板11と底板7に軸支して設けた連結金具Cであり、
【0016】
該連結金具Cの回転ノブ8の設定角度(例、180°)回転で連結板6を偏心カム板10で押して後退摺動し、その係合凹部cを後退すると同時に係合突片dを凹部4右端内方へ突出することによって、パネルA対パネルA、またはパネルA対ポールBを連結して該連結状態を保持し、また、回転ノブ8の設定角度(例、180°)復帰回転で連結板6を原位置に前進復帰して前記連結状態を解くように備えた、
パネル、ポールの連結金具Cである。
【0017】
なお、本発明は、上記連結金具を設ける他、パネルAの上辺の左、右コーナー部に、三角形の係合溝eを有する係合部12を予じめ形成しておくものであり、
【0018】
上記連結金具Cの鞘金1の凹部4は、パネルA対パネルAを連結するときに、パネルA、Aの相対する係合部12、12を一緒に嵌入するように形成した略長方形の凹部である。
【0019】
ポールBは金属4角柱材の4面に縦溝13を形成し、該縦溝の左右辺を係合リムfとした横断面X字変形のポールであり、(図11参照)
【0020】
該ポールBの縦溝13の左右の係合リムfに、連結金具Cの連結板6の係合凹部cを係合するように備えたものである。
【0021】
【作用】
「パネルA対パネルAの連結の場合」(図6、図7参照)
パネルA、Aの下辺コーナー部相互を、一方のパネルAのフック15を他方のパネルAの小軸に引っ掛ける等によって、連結したのち、上辺のカバー14のコーナー部をあけて、本発明連結金具Cを挿入し、その鞘金1の凹部4にパネルA、Aの係合部12、12を嵌入し、左側のパネルAの係合溝eに凹部4の係合突起bを係合する一方、右側のパネルAの係合溝eに連結板6の係合突片dを相対せしめる。
【0022】
次いで、回転ノブ8を180°回転すると、その偏心カム板10が180°回転し連結板6のカム孔5の内周面を押して、連結板6を偏心カム板10の偏心寸法分後退摺動し、
【0023】
よって、連結板6の係合突片dが右側のパネルAの係合溝eに係合すると同時に左側のパネルAの方向へ押圧動して右側のパネルAを左側のパネルAに押し付けて、換言すれば、パネルA、Aが互いに強く引き寄せ合って密着した状態に連結して、該連結状態を保持する。
【0024】
また、回転ノブ8を上記と逆方向に180°回転すると、連結板6が原位置に前進復帰してその係合突片dも前進復帰するため、パネルA、Aの前記連結状態が解かれる。
【0025】
「パネルAとポールBの連結の場合」(図8、図9参照)
連結金具Cの連結板6の係合凹部cを斜めにしてポールBの縦溝13内に挿入したのち、水平に戻して縦溝の左右の係合リムfに係合凹部cを係合し、次いでパネルAの係合部12の係合溝eに鞘金1の先端の係合突起aを係合する。
【0026】
回転ノブ8を180°回転すると、その偏心カム板10が180°回転し連結板6のカム孔5の内周面を押して、連結板6を偏心カム板10の偏心寸法分後退摺動し、
【0027】
前記の如く連結板6の先端の係合凹部cをポールBの係合リムfに係合してあるため、ポールBをパネルAの方向へ引き寄せて、換言すれば、パネルAとポールBが互いに強く引き寄せ合って密着した状態に連結して該連結状態を保持する。
【0028】
また、回転ノブ8を上記と逆方向に180°回転すると、連結板6が原位置に前進復帰し、パネルAの係合溝eと鞘金1の係合突起aの係合が外れるので、連結金具を斜方向に回してポールBの係合リムfと係合凹部cの係合を外して、パネルAとポールBの前記連結状態を解くものである。
【0029】
【効果】
一方のパネルAの係合溝eに連結金具cの係合突起bを係合する一方、連結金具Cの係合突片dを他方のパネルAの係合溝eに係合するか、または連結板の係合凹部cをポールBの係合リムfに係合して、回転ノブを設定角度回転するだけで、パネルA対パネルA、またはパネルA対ポールBを相互に強く引き寄せ密着した状態に簡単強固に連結して該連結状態を保持でき、また、回転ノブを逆回転するだけで上記連結状態を簡単に解き得る、構造簡単で極めて使い易い連結金具を提供して、パネルの現場連結組み立てを高能率化し得る秀れた効果がある。
【0030】
特に、パネル対パネル、またはパネル対ポールを連結金具の作用で相互に強く引き寄せ合い密着した状態に連結して該連結状態を保持するようにしたので、パネル対パネル、パネル対ポールの間に隙間やがたつきの生じる恐れなく精密強固に連結して該連結状態を保持し得て、従来の課題を有効に解決し得た。
【0031】
連結金具を鞘金、連結板、及び回転ノブの3点で構成できて、強固な製品を安価に提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例連結金具の正面図。
【図2】平面図。
【図3】右側面図。
【図4】図2のG−G線矢視断面図。
【図5】図1のH−H線矢視断面図。
【図6】連結金具CによるパネルA対パネルAの連結の説明断面図で、連結前の図。
【図7】図6の連結後を示す説明断面図。
【図8】連結金具CによるパネルA対ポールBの連結の説明断面図で、連結前の図。
【図9】図8の連結後を示す説明断面図。
【図10】パネルAとポールBの構成概略及び配置を示す正面図。
【図11】ポールの拡大横断面図。
【図12】パネルとポールの連結実施例を示す一部斜視図で、(イ)はパネル対パネルを直線的連結、(ロ)はポールを介在したL形連結、(ハ)はポールを介在したT形(3方)連結、(ニ)は三角ポールを介在したY形(3方)連結、(ホ)はポールを介在したX形(4方)連結、(ヘ)はポールを介在し、高さの異なるパネルを段違いに連結したL形連結の図である。
【図13】従来の連結板片のねじ止めによるパネル対パネルの連結手段を示す一部斜視図。
【図14】従来の連結板片のねじ止めによるパネル対ポールの連結手段を示す一部斜視図。
【符号の説明】
A パネル
B ポール
C 本発明連結金具
a 係合突起(鞘金先端部)
b 係合突起(凹部内左端部)
c 係合凹部(連結板の先端部)
d 係合突片(連結板の後端部)
e 係合溝(パネルの係合部)
f 係合リム(ポールの縦溝)
1 鞘金
2 コ形溝
3 左右側板
4 凹部
5 カム孔
6 連結板
7 底板
8 回転ノブ
9 回転軸
10 偏心カム板
11 天板
12 係合部(パネル)
13 縦溝(ポール)
14 トップカバー
15 フック

Claims (4)

  1. 下面にコ形溝を形成し、該コ形溝の左右側板の、先端部に係合突起を突設すると共に、略中央部に凹部を切設してその内縁左端部に係合突起を突設した鞘金を設ける一方、
    先端部の左右側縁に係合凹部を形成し、後端部を係合突片とし、後部寄りにカム孔をあけた連結板を設け、
    上記鞘金のコ形溝内に連結板を、その係合凹部を有する先端部を鞘金の先端部から設定寸法前方に突出すると共に後端部の係合突片を凹部の右端部に位置した状態に嵌挿し、底板で支持して取付け、
    回転ノブの回転軸に固定した偏心カム板を上記連結板のカム孔に嵌合した状態で回転軸を鞘金の天板と底板に軸支して設けた連結金具であり、
    該連結金具の回転ノブの設定角度回転で連結板を偏心カム板で押して後退摺動し、その係合凹部を後退すると同時に係合突片を凹部右端部内方へ突出することによって、パネル対パネル、またはパネル対ポールを連結して該連結状態を保持し、また、回転ノブの設定角度復帰回転で連結板を原位置に前進復帰しで前記連結状態を解くように備えた、
    パネル、ポールの連結金具。
  2. パネルAの上辺の左、右コーナー部に、三角形の係合溝を有する係合部を予じめ形成しておくものである、
    請求項1のパネル、ポールの連結金具。
  3. 連結金具の鞘金の左右側板の凹部は、パネル対パネルを連結するときに、両パネルの相対する係合部を一緒に嵌入するように形成した略長方形の凹部である、
    請求項1のパネル、ポールの連結金具。
  4. ポールは金属4角柱材の4面に縦溝を形成し、該縦溝の左右辺を係合リムとした横断面X字変形のポールであり、該ポールの縦溝の左右の係合リムに、連結金具の連結板先端の係合凹部を係合するように備えたものである、
    請求項1のパネル、ポールの連結金具。
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