JP3551305B2 - コネクタ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、端子金具を抜止めするためのリテーナを備えたコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
リテーナを備えたコネクタとしては、端子収容空間を有するコネクタハウジングに、ヒンジを介してリテーナを一体成形したものがある。リテーナは、その抜止め突起をコネクタハウジングの進入口から端子収容空間内に進入させて端子金具に係止させることでその端子金具を抜止め状態とする係止位置と、抜止め突起を端子収容空間外へ退避させることで端子収容空間に対する端子金具の挿入・抜取りを許容する係止解除位置との間でヒンジを支点として傾動する。尚、ヒンジタイプのリテーナを備えたコネクタは、特開平10−312847号などに開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにヒンジを介して傾動するリテーナを備えたコネクタの場合、リテーナを係止位置にロックする手段が設けられるが、従来のロック手段としては、リテーナの自由端(ヒンジと反対側の端部)にロック突起を形成し、それを進入口の開口に対して内側から係止させる構造がとられていた。ところが、進入口の内側は端子収容空間となっているため、ロック突起を大きくすると端子金具と干渉する虞があり、ロック突起を比較的小さいものとせざるを得ない。そのため、ロック突起と進入口の開口縁との係止代が小さくなり、ロック機能の信頼性の低下が懸念される。
【0004】
本願発明は上記事情に鑑みて創案され、ロック機能の信頼性向上を図ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、コネクタハウジングにヒンジを介して一体成形したリテーナを、前記ヒンジを中心として係止解除位置と係止位置との間で回動し得るようにし、前記係止解除位置では前記コネクタハウジングに対する端子金具の挿抜が許容されるとともに、前記係止位置では、前記リテーナが前記コネクタハウジングに挿入された前記端子金具に係止してその端子金具を抜止め状態とするようになっているものにおいて、前記リテーナの両側縁部にはロック孔を有する弾性ロック片が形成され、前記コネクタハウジングの両外壁面には、前記リテーナが係止位置に変位した状態において前記ロック孔に嵌合されるロック突起が形成されており、前記ロック突起と前記ロック孔は、前記ヒンジを中心とする円弧状部を有する略扇形に形成されている構成とした。
【0006】
請求項2の発明は、コネクタハウジングにヒンジを介して一体成形したリテーナを、前記ヒンジを中心として係止解除位置と係止位置との間で回動し得るようにし、前記係止解除位置では前記コネクタハウジングに対する端子金具の挿抜が許容されるとともに、前記係止位置では、前記リテーナが前記コネクタハウジングに挿入された前記端子金具に係止してその端子金具を抜止め状態とするようになっているものにおいて、前記リテーナの両側縁部にはロック孔を有する弾性ロック片が形成され、前記コネクタハウジングの両外壁面には、前記リテーナが係止位置に変位した状態において前記ロック孔に嵌合されるロック突起が形成されており、前記弾性ロック片の内側面には、前記リテーナの前記係止位置側への回動方向先端縁から前記ロック孔側に向かって傾斜した誘導斜面が形成されており、前記誘導斜面が、前記ロック孔の円弧状部と同心、同径の円弧状部を有する略扇形に形成されている構成とした。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記弾性ロック片の内側面には、前記リテーナの前記係止位置側への回動方向先端縁から前記ロック孔側に向かって傾斜した誘導斜面が形成されている構成とした。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記誘導斜面が、前記ロック孔の前記円弧状部と同心、同径の円弧状部を有する略扇形に形成されている構成とした。
【0007】
【発明の作用及び効果】
[請求項1の発明]
リテーナが係止位置に変位すると、ロック孔とロック突起の嵌合によりリテーナが遊動規制された状態にロックされる。ロック突起は、他部材との干渉に起因するスペース的な制約の少ないコネクタハウジングの外壁面に配置されていることから、比較的大きいものとすることが可能である。したがって、ロック突起とロック孔との係止代を大きく確保し、ロック機能の信頼性向上を図ることができる。
また、回動中のリテーナが係止位置に至る直前では、ロック突起とロック孔が部分的に嵌合する状態となるが、このときにロック突起とロック孔の円弧状部同士が摺接することによってリテーナの回動経路が安定し、ロック突起とロック孔が確実に嵌合することができる。
【0008】
[請求項2の発明]
リテーナが係止位置に変位すると、ロック孔とロック突起の嵌合によりリテーナが遊動規制された状態にロックされる。ロック突起は、他部材との干渉に起因するスペース的な制約の少ないコネクタハウジングの外壁面に配置されていることから、比較的大きいものとすることが可能である。したがって、ロック突起とロック孔との係止代を大きく確保し、ロック機能の信頼性向上を図ることができる。
また、リテーナが係止位置側へ回動するときには、弾性ロック片がその回動方向先端縁をロック突起に当接させることによって外側へ弾性撓みするのであるが、この外側への弾性撓みは誘導斜面によって円滑に行われる。
しかも、弾性ロック片がロック突起に乗り上がると、ロック突起と誘導斜面の円弧状部同士が摺接することによってリテーナの回動経路が安定する。
[請求項3の発明]
リテーナが係止位置側へ回動するときには、弾性ロック片がその回動方向先端縁をロック突起に当接させることによって外側へ弾性撓みするのであるが、この外側への弾性撓みは誘導斜面によって円滑に行われる。
【0009】
[請求項4の発明]
弾性ロック片がロック突起に乗り上がると、ロック突起と誘導斜面の円弧状部同士が摺接することによってリテーナの回動経路が安定する。
【0010】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図7を参照して説明する。
本実施形態のコネクタは、合成樹脂製のコネクタハウジング10の下面にヒンジ11を介して一体成形したリテーナ12を、ヒンジ11を中心として係止解除位置と係止位置との間で回動し得るようにしたものである。
【0011】
コネクタハウジング10は、内部に複数の端子収容空間13を左右方向に所定ピッチで形成したものであり、各端子収容空間13内には後方から端子金具14が挿入される。また、コネクタハウジング10の下面においては、前後方向におけるほぼ中央の領域がそれよりも前方領域及び後方領域に対して段差状に凹んだ下面側凹部15となっている。この下面側凹部15には、各端子収容空間13に連通する複数の進入口16が形成されている。また、コネクタハウジング10の左右両外壁面には、下面側凹部15に連なる側面側凹部17が形成され、この側面側凹部17は、それよりも前方領域及び後方領域に対して段差状に凹んだ形態となっている。
【0012】
リテーナ12は、方形をなす板状の本体18と、この本体18の上面に左右方向に所定ピッチで配列した複数の抜止め突起19と、本体18の左右両側縁部から上方へ突成した一対の弾性ロック片20とを一体成形したものである。かかるリテーナ12は、その本体18の後端縁(図1〜図6における右端縁)においてヒンジ11によりコネクタハウジング10に連なっていて、自由端(前端)側を上下動させるようにしつつヒンジ11を中心に回動する。このヒンジ11は、下面側凹部15の開口縁のうちの後縁、及び、本体18の下面における後端縁に沿って設けられている。
【0013】
リテーナ12が係止解除位置に変位した状態では、本体18がその自由端(前端)を下向きにした斜め姿勢になるとともに、抜止め突起19がコネクタハウジング10の下面よりも下方へ退避している。したがって、コネクタハウジング10内に形成されている端子収容空間13に対する端子金具14の挿入及び抜取りが許容される。また、この係止解除位置からリテーナ12を係止位置に回動させると、抜止め突起19が、コネクタハウジング10の下面の進入口16から端子収容空間13内に進入し、正規挿入されている端子金具14に係止してその端子金具14の抜け方向の遊動を規制する。また、本体18は水平姿勢となって下面側凹部15内に収容され、本体18の下面がコネクタハウジング10の下面と面一状となる。
【0014】
次に、リテーナ12を係止位置にロックするための手段を説明する。
コネクタハウジング10の左右両側面側凹部17には、夫々、ロック突起21が形成されている。この両ロック突起21は弾性ロック片20及びそのロック孔22と協動してリテーナ12を係止位置にロックするものである。ロック突起21の側方から視た形状は、全体としてヒンジ11を中心とする略扇形をなし、その扇形における外側(前側)の周面及び内側(後側)の周面は、いずれも、ヒンジ11(リテーナ12の回動中心)を中心とする円弧状部21a,21bとなっている。また、ロック突起21の下縁は、側面側凹部17の下縁と同じ高さ(位置)となっている。さらに、ロック突起21の外面には、ヒンジ11を中心とする周方向において下端から上端に向かって(=リテーナ12が係止解除位置から係止位置に向かって回動するときに弾性ロック片20が変位する方向)次第に側面側凹部17からの突出高さが高くなるように傾斜したガイド斜面21cが形成されている。また、ロック突起21の上端面は、周方向(弾性ロック片20の変位方向)に対して直交する係止面21dとされている。
【0015】
一方、弾性ロック片20は本体18の自由端側に位置して形成され、本体18に対して直角上向きに突出している。弾性ロック片20の内面は、コネクタハウジング10の側面側凹部17の側面に摺接し得るようになっているとともに、下方から視ると弾性ロック片20の外側面はコネクタハウジング10の外壁面と面一状となっている。また、リテーナ12が係止解除位置にあるときには、弾性ロック片20の上端部が側面側凹部17の側面に当接しているため、係止解除位置から係止位置へ回動する際に、弾性ロック片20が下面側凹部15の側縁に突き当たる虞はない。
【0016】
かかる弾性ロック片20には、リテーナ12が係止位置に変位したときにロック突起21と嵌合するロック孔22が形成されている。ロック孔22の側面から視た形状は、ロック突起21と同じく、全体としてヒンジ11を中心とする略扇形をなし、その扇形における外側(前側)の周面及び内側(後側)の周面は、いずれも、ヒンジ11(リテーナ12の回動中心)を中心とする円弧状部22a,22bとなっている。このロック孔22の各円弧状部22a,22bとロック突起21の円弧状部21a,21bとは互いに同心で且つ同径の関係にある。また、ロック孔22の上端面は、周方向(弾性ロック片20の変位方向)に対して直交する係止面22cとされていて、リテーナ12が係止位置になると、ロック突起21の係止面21dとロック孔22の係止面22cとが周方向に係止するようになる。尚、ロック孔22の下端面は、係止位置のときにロック突起21の下端縁と同じ高さとなる。
【0017】
次に、本実施形態の作用、効果を説明する。
リテーナ12が係止位置に変位すると、ロック孔22とロック突起21が嵌合して双方の係止面21d,22c同士が周方向、即ちリテーナ12の係止解除位置側への回動を規制する方向に係止し合う。これにより、テーナが係止位置にロックされる。ロック突起21は、他部材との干渉に起因するスペース的な制約がほとんどないコネクタハウジング10の外壁面に配置されているので、突出寸法、即ちロック孔22との係止代を比較的大きく確保することが可能である。よって、ロック機能の信頼性向上を図ることができる。
【0018】
また、リテーナ12が係止位置に至る直前では、図7(b)に示すように、弾性ロック片20の上端がロック突起21に乗り上がりつつも弾性ロック片20全体としては内側へしなってロック孔22の上端部がロック突起21と嵌合する状態となる。このとき、ロック突起21とロック孔22の円弧状部21a,21b,22a,22b同士が摺接することによってリテーナ12の回動経路が安定する。即ち、円弧状部21a,21b,22a,22b同士の当接によって弾性ロック片20の径方向(ヒンジ11に対して接近・離間する方向)への遊動が規制される。そして、この円弧状部21a,21b,22a,22b同士の摺接及び当接の状態は、ロック突起21とロック孔22が嵌合されるまで継続するので、ロック突起21とロック孔22が確実に嵌合することができる。
【0019】
また、ロック突起21とロック孔22が嵌合する過程では、弾性ロック片20がロック突起21に乗り上がるようにして外側へ弾性撓みするのであるが、ロック突起21にはガイド斜面21cが形成されているので、弾性ロック片20の上端縁はロック突起21に突き当たったり引っ掛かったりすることがなく、ロック突起21に対する弾性ロック片20の乗り上がり動作が円滑に行われる。
[実施形態2]
次に、本発明を具体化した実施形態2を図8乃至図12を参照して説明する。
本実施形態2は、実施形態1の弾性ロック片20に誘導斜面23を形成したものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
【0020】
弾性ロック片20の内側面には、リテーナ12の係止位置側への回動方向先端縁からロック孔2側に向かって傾斜した誘導斜面23が形成されている。この傾斜方向は、周方向即ちヒンジ11を中心とするリテーナ12の回動方向となっている。また、側方から視たときの誘導斜面23の形成領域は、ロック突起21及びロック孔22と同様に、全体としてヒンジ11を中心とする略扇形をなし、その扇形における外側(前側)の周面及び内側(後側)の周面は、いずれも、ヒンジ11(リテーナ12の回動中心)を中心とする円弧状部23a,23bとなっている。この誘導斜面23の各円弧状部23a,23bとロック突起21及びロック孔22の円弧状部21a,21b,22a,22bとは互いに同心で且つ同径の関係にある。
【0021】
ロック突起21とロック孔22が嵌合する過程では、図12(b)に示すように、弾性ロック片20がロック突起21に乗り上がるようにして外側へ弾性撓みするのであるが、このとき、弾性ロック片20の誘導斜面23による誘導作用とロック突起21のガイド斜面21cによる誘導作用とにより、弾性ロック片20の上端縁はロック突起21に突き当たったり引っ掛かったりせずに済み、ロック突起21に対する弾性ロック片20の乗り上がり動作が円滑に行われる。
【0022】
しかも、このときに、ロック突起21と誘導斜面23の円弧状部21a,21b,23a,23b同士が摺接することによってリテーナ12の回動経路が安定する。即ち、円弧状部21a,21b,23a,23b同士の当接によって弾性ロック片20の径方向(ヒンジ11に対して接近・離間する方向)への遊動が規制される。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0023】
(1)上記実施形態ではロック突起とロック孔の円弧状部を内周側と外周側の双方に形成したが、本発明によれば、円弧状部は内周側と外周側のいずれか一方の側だけとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1においてリテーナが係止解除位置にある状態を示す側面図
【図2】リテーナが係止解除位置から係止位置へ回動する途中の状態を示す側面図
【図3】リテーナが係止位置へ回動した状態を示す側面図
【図4】リテーナが係止位置へ回動した状態を示す底面図
【図5】リテーナが係止解除位置にある状態を示す断面図
【図6】リテーナが係止位置に回動した状態を示す断面図
【図7】(a)ロック突起とロック孔が嵌合した状態を示す部分拡大断面図
(b)ロック突起とロック孔が嵌合する直前の状態を示す部分拡大断面図
【図8】実施形態2においてリテーナが係止解除位置にある状態を示す側面図
【図9】リテーナが係止解除位置から係止位置へ回動する途中の状態を示す側面図
【図10】リテーナが係止位置に回動した状態を示す側面図
【図11】リテーナが係止解除位置にある状態を示す断面図
【図12】(a)ロック突起とロック孔が嵌合した状態を示す部分拡大断面図
(b)ロック突起とロック孔が嵌合する直前の状態を示す部分拡大断面図
【符号の説明】
10…コネクタハウジング
11…ヒンジ
12…リテーナ
14…端子金具
20…弾性ロック片
21…ロック突起
21a…ロック突起の円弧状部
21b…ロック突起の円弧状部
22…ロック孔
22a…ロック孔の円弧状部
22b…ロック孔の円弧状部
23…誘導斜面
23a…誘導斜面の円弧状部
23b…誘導斜面の円弧状部

Claims (4)

  1. コネクタハウジングにヒンジを介して一体成形したリテーナを、前記ヒンジを中心として係止解除位置と係止位置との間で回動し得るようにし、前記係止解除位置では前記コネクタハウジングに対する端子金具の挿抜が許容されるとともに、前記係止位置では、前記リテーナが前記コネクタハウジングに挿入された前記端子金具に係止してその端子金具を抜止め状態とするようになっているものにおいて、
    前記リテーナの両側縁部にはロック孔を有する弾性ロック片が形成され、前記コネクタハウジングの両外壁面には、前記リテーナが係止位置に変位した状態において前記ロック孔に嵌合されるロック突起が形成されており、
    前記ロック突起と前記ロック孔は、前記ヒンジを中心とする円弧状部を有する略扇形に形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. コネクタハウジングにヒンジを介して一体成形したリテーナを、前記ヒンジを中心として係止解除位置と係止位置との間で回動し得るようにし、前記係止解除位置では前記コネクタハウジングに対する端子金具の挿抜が許容されるとともに、前記係止位置では、前記リテーナが前記コネクタハウジングに挿入された前記端子金具に係止してその端子金具を抜止め状態とするようになっているものにおいて、
    前記リテーナの両側縁部にはロック孔を有する弾性ロック片が形成され、前記コネクタハウジングの両外壁面には、前記リテーナが係止位置に変位した状態において前記ロック孔に嵌合されるロック突起が形成されており、
    前記弾性ロック片の内側面には、前記リテーナの前記係止位置側への回動方向先端縁から前記ロック孔側に向かって傾斜した誘導斜面が形成されており、
    前記誘導斜面が、前記ロック孔の円弧状部と同心、同径の円弧状部を有する略扇形に形成されていることを特徴とするコネクタ。
  3. 前記弾性ロック片の内側面には、前記リテーナの前記係止位置側への回動方向先端縁から前記ロック孔側に向かって傾斜した誘導斜面が形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  4. 前記誘導斜面が、前記ロック孔の前記円弧状部と同心、同径の円弧状部を有する略扇形に形成されていることを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
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