JP3550227B2 - 音声復号装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声復号装置に関し、特に、同期はずれを検出した時の再生信号の処理を改良した音声復号装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
“0”,“1”のディジタルデータに符号化された音声データ(符号化データ)と同期検出用の情報データ(同期信号)とを多重化して伝送する音声符号化装置と、伝送路を介して受信したディジタルデータに含まれる同期信号を検出して符号化データの復号を行う同期検出機能を有する音声復号装置においては、同期保持検出している時には音声復号処理部からの再生音声を出力し、かつ、モニタ用LEDを点灯し、同期信号が検出されなかったときは音声復号処理部からの再生音声出力の代わりに白色雑音を切替え出力し、モニタ用LEDを消灯するという処理が一般的である。
【0003】
図3は送信側音声符号化装置のブロック図であり、音声符号化処理部1では、入力音声aを時間的にある長さに区切って(以降この区切りをフレームと称する)、そのフレーム毎に音声符号化処理が行われる。音声符号化処理部1から出力された符号化データbとバッファメモリ2に記憶されている同期検出用データ(同期信号)cを、多重化器3により1フレーム毎に多重化して通信路へ送出する。
【0004】
図5は従来の音声復号装置のブロックである。同期検出器4で、通話路より入力される受信データに含まれる同期検出用データを検索し、同期信号の位置をフレーム位置dとしてデータ分離器5に入力する。データ分離器5では、フレーム位置dに従い、受信したデータストリームから符号化データgを取り出す。符号化データgは音声復号処理部6でそれぞれ処理される。これらの処理のタイミングは、同期検出器4から出力されるフレーム信号fにより与えられ、1フレーム毎に処理が行われる。
【0005】
同期検出器4から出力される同期はずれ信号eはスイッチ(SW)8を切替え制御し、同期はずれのとき音声復号処理部6から出力される再生音声hを遮断し、再生音声hの代わりに雑音発生器7にて生成される白色雑音iを復号装置の出力jとして出力する。同時に、同期はずれ信号eを使用してモニタ用LEDを消灯する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来装置では、同期検出器4で同期はずれと判断した場合、即座に復号音声データを遮断するため、通話中に突然音声が途切れることがあり、また、その時に誤りを含むデータで音声復号処理が行われるために、再生音声に異常音が生じ、また、同期はずれ処理の一つである再生音声の遮断時に使用するスイッチ8の切替えによる雑音を生じることもあり、受話者に不快感を与えるという欠点がある。
【0007】
本発明の目的は、従来技術の問題点であった同期はずれのときの通話中の再生音声の突然の遮断、その時の異常音の発生を解決し、受話者に不快感を与えることの少ない再生音声を出力することのできる音声復号装置を提供することある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の音声復号装置は、音声符号化データと同期検出用データとが多重化された受信データからフレーム位置を検出してフレーム位置信号を出力するとともにフレーム信号と同期はずれ信号とを出力する同期検出器と、前記フレーム信号に従い前記フレーム位置信号によって前記音声符号化データを分離して出力するデータ分離器と、前記フレーム信号に従い前記符号化データを復号して再生音声を出力する音声復号処理部と、前記同期はずれ信号が同期はずれを示すとき前記再生音声の代わりに白色雑音を出力させる雑音発生器とを備えた音声復号装置において、
前記同期検出器からの前記同期はずれ信号が入力され、前記フレーム信号がカウント用のクロックとして入力され、前記同期はずれ信号及び前記フレーム信号によって同期はずれが起きたフレーム数をカウントして加重係数切替信号を出力するフレーム数カウンタと、前記音声復号処理部から出力される再生音声に対して前記フレーム数カウンタのカウント値である同期はずれ数カウント値が0のとき最大値となり、同期はずれが確定した後から同期引き込みが完了するまでの間は最小値となるように作成された徐々に大又は小の変化をさせる加重係数が前記加重係数切替信号をアドレスとして記憶された第1のバッファメモリと、 前記雑音発生器から出力される白色雑音に対して前記フレーム数カウンタのカウント値である同期はずれ数カウント値が0のとき最小値となり、同期はずれが確定した時最大値となるように作成された徐々に大又は小の変化をさせる加重係数が前記加重係数切替信号をアドレスとして記憶された第2のバッファメモリと、前記フレーム数カウンタから出力される加重係数切替信号が前記第1,第2のバッファメモリにアドレスとして与えられ、指定された該アドレスによって前記第1,第2それぞれのバッファメモリから出力される前記加重係数と前記再生音声,前記白色雑音とをそれぞれ乗算する第1,第2の乗算器と、該第1,第2の乗算器の出力を加算して再生出力とする加算器とが備えられたことを特徴とするものである。
また、音声符号化データと同期検出用データとが多重化された受信データからフレーム位置を検出してフレーム位置信号を出力するとともにフレーム信号と同期はずれ信号とを出力する同期検出器と、前記フレーム信号に従い前記フレーム位置信号によって前記音声符号化データを分離して出力するデータ分離器と、前記フレーム信号に従い前記符号化データを復号して再生音声を出力する音声復号処理部と、前記同期はずれ信号が同期はずれを示すとき前記再生音声の代わりに白色雑音を出力させる雑音発生器とを備えた音声復号装置において、
前記同期検出器からの前記同期はずれ信号が入力され、前記フレーム信号がカウント用のクロックとして入力され、前記同期はずれ信号及び前記フレーム信号によって同期はずれが起きたフレーム数をカウントして加重係数切替信号を出力するフレーム数カウンタと、同期はずれを知らせる可聴音の同期はずれ検出信号を発生させる同期はずれ検出信号発生器と、前記音声復号処理部から出力される再生音声に対して前記フレーム数カウンタのカウント値である同期はずれ数カウント値が0のとき最大値となり、同期はずれが確定した後から同期引き込みが完了するまでの間は最小値となるように作成された徐々に大又は小の変化をさせる加重係数が前記加重係数切替信号をアドレスとして記憶された第1のバッファメモリと、前記雑音発生器から出力される白色雑音に対して前記フレーム数カウンタのカウント値である同期はずれ数カウント値が0のとき最小値となり、同期はずれ検出信号が最小になった時最大値となるように作成された徐々に大又は小の変化をさせる加重係数が前記加重係数切替信号をアドレスとして記憶された第2のバッファメモリと、前記同期はずれ検出信号発生器から出力される同期はずれ検出信号に対して同期はずれが確定した時ある一定時間だけ最大値となるように作成された徐々に大又は小の変化をさせる加重係数が前記加重係数切替信号をアドレスとして記憶された第3のバッファメモリと、前記フレーム数カウンタから出力される加重係数切替信号が前記第1,第2,第3のバッファメモリにアドレスとして与えられ、指定された該アドレスによって前記第1,第2,第3それぞれのバッファメモリから出力される前記加重係数と前記再生音声,前記白色雑音 、前記同期はずれ検出信号とをそれぞれ乗算する第1,第2,第3の乗算器と、該第1,第2,第3の乗算器の出力を加算して再生出力とする加算器とが備えられたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施例を示すブロック図である。
図において、同期検出器4,データ分離器5,音声復号処理部6,雑音発生器7は図5の従来のものと同じである。10は同期はずれ検出信号発生器、11はフレーム数カウンタ、12,13,14はバッファメモリ、15,16,17は乗算器、18は加算器である。同期はずれ検出信号発生器10は、同期はずれを受話者に知らせるための可聴音(トーン)の発生器であるので、一定のトーン信号を記憶させたメモリでもよい。
【0010】
通話路を介して伝送された受信データは、同期検出器4とデータ分離器5に入力される。同期検出器4は同期検出用データを検出し、同期を確立する。同期確立後、フレーム位置dをデータ分離器5に与える。データ分離器5はフレーム位置dをもとに同期検出用データと符号化データgとを分離する。分離された符号化データgは音声復号処理部6に入力されて再生音声hが出力される。
【0011】
同期検出器4はフレーム信号fを生成し、音声復号処理部6,データ分離器5はこの信号を基準に動作する。また、フレーム信号fはカウント用のクロックとしてフレーム数カウンタ11に入力される。同期検出器4は、1フレーム毎に同期はずれ信号eを出力する。同期はずれ信号eはフレーム数カウンタ11で計数され、同期はずれを生じたフレーム数が測定される。同時に、同期はずれ信号eによってモニタ用LEDを消灯する。
【0012】
同期はずれを起こしたフレーム数をもとに、例えば、バッファメモリから加重係数を出力させ、音声復号処理部11からの再生音声h,雑音発生器7からの白色雑音i,同期はずれ検出信号発生器10からの同期はずれ信号mに加重係数をそれぞれ乗算する。加重係数の算出はフレーム数カウンタ11からの加重係数切替信号kをもとに行う。その具体例として、バッファメモリを使用した方法を示す。フレーム数カウンタ11での同期はずれフレームの計数結果を加重係数切替信号kとして、バッファメモリ1(12),バッファメモリ2(13)および、バッファメモリ3(14)のそれぞれのアドレスバスに出力する。
【0013】
バッファメモリ1(12)には、音声復号処理部6からの再生音声hに対する加重係数が各アドレスに記憶されている。同様にバッファメモリ2(13)には雑音発生器7からの色色雑音iに、バッファメモリ3(14)には同期はずれ信号発生器10からの同期はずれ信号mに対するそれぞれの加重係数が各アドレスに記憶されている。バッファメモリ12,13,14は、加重係数切替信号kで与えられるアドレスに記憶されている加重係数を出力する。出力された加重係数は、それぞれ再生音声h,白色雑音i,同期はずれ信号mに各乗算器15,16,17によって乗算され、その結果を加算器18で加算して復号装置の出力rとする。
【0014】
バッファメモリ1(12)の加重係数は、同期はずれフレーム数が0の時、大きさが最大となり、同期はずれが確定した後から同期引き込みが完了するまでの間、最小になるように作成されている。また、バッファメモリ2(13)の加重係数は、同期検出用データに誤りがない時、大きさが最小で、同期はずれ確定した時、最大になるように作成されている。また、バッファメモリ3(14)は同期はずれが確定した時、ある一定時間だけ最大となるように作成されている。
【0015】
次に、具体的な動作例を述べる。図4は同期検出用データ(同期信号)が“1”の時の伝送データのフレーム構成例である。同期検出用データの最も簡単な例は、1フレーム毎の音声符号化データに1ビットだけ“1”または“0”といった一定のデータを多重化するものである。同期検出用データは定期的に伝送される。受信側では一定周期で“1”となる部分を検索し、その位置から符号化データの位置を求めた後、符号化データを抽出し、音声復号処理を行う。
【0016】
図2は本発明の加重係数の具体例を示すタイムチャートである。この例は、同期はずれが3フレーム連続して起こったとき、同期はずれ状態と判定する場合の例である。以降で述べる各加重係数についてはその一例を挙げたものであり、その組合せは種々存在する。
フレーム数カウンタ11で同期はずれ信号eの数(同期はずれの生じたフレーム数)を計数し、その計数結果(同期はずれ数カウント値)をもとに加重係数切替信号kを出力する。同期はずれ信号eは、同期検出用データの誤りの有無で出力が切り替わる信号であり、図2では、誤りがあるときは、“0”を、誤りがないときは“1”をフレーム信号のパルスが“0”の時に出力している例である。
【0017】
同期はずれが無い(同期はずれ数カウント値が0)の場合には、図2の区間Aに示すように、再生音声hに対する加重係数を1.0にし、白色雑音iと同期はずれ検出信号mの加重係数を0.0とする。この時の復号装置の出力rは再生音声hのみとなる。
【0018】
図2の区間Bに示すように、同期検出用データに誤りがあり、かつ、同期はずれ確定前、すなわち、同期はずれ数カウント値が0と3以外の1または2のとき、同期はずれ数カウント値によって再生音声hに対する加重係数を0.7,0.5と徐々に小さくし、同時に、同期はずれ検出信号mの加重係数を0.3,0.5と徐々に大きくする。この時の復号装置の出力rは減衰された再生音声hに同期はずれ検出信号mが合成されている。
【0019】
次の区間Cに示すように、同期はずれが確定(同期はずれ数カウント値が3)し、かつ、ダウンカウンタであるフレーム数カウンタの計数結果(加重係数切替信号k)が0より大きいとき、再生音声h及び、白色雑音iの加重係数は0.0、同期はずれ検出信号mの加重係数は1.0として合成する。この時の復号装置の出力rは同期はずれ検出信号mのみとなる。
【0020】
次に、区間D,Eに示すように、同期はずれが確定(同期はずれ数カウント値が3)し、フレーム数カウンタ(加重係数切替信号k)が0に近づくにつれ、同期はずれ検出信号mの加重係数は徐々に小さくなり、白色雑音iの加重係数が徐々に大きくなり、フレーム数カウンタ(加重係数切替信号k)が0になった時、同期はずれ検出信号mの加重係数が0.3となり、白色雑音iに対する加重係数が0.7となる。この時の復号装置の出力rは、同期はずれ検出信号mと白色雑音iが合成されて出力され、時間が経つにつれ、徐々に白色雑音iのレベルが大きくなり(区間D)、最終的には白色雑音iのみ(区間E)になる。
また、同期はずれ検出信号mには、1kHzの正弦波等を使用している。
なお、同期はずれ検出信号mを省略することもある。その場合、図2に示したタイムチャートは再生音声hの後に白色雑音iが続く例となる。
【0021】
【発明の効果】
本発明を実施することにより、同期はずれ時に発生する異常音の発生数を抑え、受話者に対して不快感を与えることが少なく、また、同期はずれ時に周波数一定のトーンによる同期はずれ信号を出力することで、再生音声の瞬断が、同期はずれによって起こったことが容易に判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の処理を説明するタイムチャートである。
【図3】送信側音声符号化装置の構成例図である。
【図4】伝送データのフレーム構成例である。
【図5】従来の音声復号装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 音声符号化処理部
2 バッファメモリ
3 多重化器
4 同期検出器
5 データ分離器
6 音声復号処理器
7 雑音発生器
8 切替器
10 同期はずれ検出信号発生器
11 フレーム数カウンタ
12,13,14 バッファメモリ
15,16,17 乗算器
18 加算器
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声復号装置に関し、特に、同期はずれを検出した時の再生信号の処理を改良した音声復号装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
“0”,“1”のディジタルデータに符号化された音声データ(符号化データ)と同期検出用の情報データ(同期信号)とを多重化して伝送する音声符号化装置と、伝送路を介して受信したディジタルデータに含まれる同期信号を検出して符号化データの復号を行う同期検出機能を有する音声復号装置においては、同期保持検出している時には音声復号処理部からの再生音声を出力し、かつ、モニタ用LEDを点灯し、同期信号が検出されなかったときは音声復号処理部からの再生音声出力の代わりに白色雑音を切替え出力し、モニタ用LEDを消灯するという処理が一般的である。
【0003】
図3は送信側音声符号化装置のブロック図であり、音声符号化処理部1では、入力音声aを時間的にある長さに区切って(以降この区切りをフレームと称する)、そのフレーム毎に音声符号化処理が行われる。音声符号化処理部1から出力された符号化データbとバッファメモリ2に記憶されている同期検出用データ(同期信号)cを、多重化器3により1フレーム毎に多重化して通信路へ送出する。
【0004】
図5は従来の音声復号装置のブロックである。同期検出器4で、通話路より入力される受信データに含まれる同期検出用データを検索し、同期信号の位置をフレーム位置dとしてデータ分離器5に入力する。データ分離器5では、フレーム位置dに従い、受信したデータストリームから符号化データgを取り出す。符号化データgは音声復号処理部6でそれぞれ処理される。これらの処理のタイミングは、同期検出器4から出力されるフレーム信号fにより与えられ、1フレーム毎に処理が行われる。
【0005】
同期検出器4から出力される同期はずれ信号eはスイッチ(SW)8を切替え制御し、同期はずれのとき音声復号処理部6から出力される再生音声hを遮断し、再生音声hの代わりに雑音発生器7にて生成される白色雑音iを復号装置の出力jとして出力する。同時に、同期はずれ信号eを使用してモニタ用LEDを消灯する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来装置では、同期検出器4で同期はずれと判断した場合、即座に復号音声データを遮断するため、通話中に突然音声が途切れることがあり、また、その時に誤りを含むデータで音声復号処理が行われるために、再生音声に異常音が生じ、また、同期はずれ処理の一つである再生音声の遮断時に使用するスイッチ8の切替えによる雑音を生じることもあり、受話者に不快感を与えるという欠点がある。
【0007】
本発明の目的は、従来技術の問題点であった同期はずれのときの通話中の再生音声の突然の遮断、その時の異常音の発生を解決し、受話者に不快感を与えることの少ない再生音声を出力することのできる音声復号装置を提供することある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の音声復号装置は、音声符号化データと同期検出用データとが多重化された受信データからフレーム位置を検出してフレーム位置信号を出力するとともにフレーム信号と同期はずれ信号とを出力する同期検出器と、前記フレーム信号に従い前記フレーム位置信号によって前記音声符号化データを分離して出力するデータ分離器と、前記フレーム信号に従い前記符号化データを復号して再生音声を出力する音声復号処理部と、前記同期はずれ信号が同期はずれを示すとき前記再生音声の代わりに白色雑音を出力させる雑音発生器とを備えた音声復号装置において、
前記同期検出器からの前記同期はずれ信号が入力され、前記フレーム信号がカウント用のクロックとして入力され、前記同期はずれ信号及び前記フレーム信号によって同期はずれが起きたフレーム数をカウントして加重係数切替信号を出力するフレーム数カウンタと、前記音声復号処理部から出力される再生音声に対して前記フレーム数カウンタのカウント値である同期はずれ数カウント値が0のとき最大値となり、同期はずれが確定した後から同期引き込みが完了するまでの間は最小値となるように作成された徐々に大又は小の変化をさせる加重係数が前記加重係数切替信号をアドレスとして記憶された第1のバッファメモリと、 前記雑音発生器から出力される白色雑音に対して前記フレーム数カウンタのカウント値である同期はずれ数カウント値が0のとき最小値となり、同期はずれが確定した時最大値となるように作成された徐々に大又は小の変化をさせる加重係数が前記加重係数切替信号をアドレスとして記憶された第2のバッファメモリと、前記フレーム数カウンタから出力される加重係数切替信号が前記第1,第2のバッファメモリにアドレスとして与えられ、指定された該アドレスによって前記第1,第2それぞれのバッファメモリから出力される前記加重係数と前記再生音声,前記白色雑音とをそれぞれ乗算する第1,第2の乗算器と、該第1,第2の乗算器の出力を加算して再生出力とする加算器とが備えられたことを特徴とするものである。
また、音声符号化データと同期検出用データとが多重化された受信データからフレーム位置を検出してフレーム位置信号を出力するとともにフレーム信号と同期はずれ信号とを出力する同期検出器と、前記フレーム信号に従い前記フレーム位置信号によって前記音声符号化データを分離して出力するデータ分離器と、前記フレーム信号に従い前記符号化データを復号して再生音声を出力する音声復号処理部と、前記同期はずれ信号が同期はずれを示すとき前記再生音声の代わりに白色雑音を出力させる雑音発生器とを備えた音声復号装置において、
前記同期検出器からの前記同期はずれ信号が入力され、前記フレーム信号がカウント用のクロックとして入力され、前記同期はずれ信号及び前記フレーム信号によって同期はずれが起きたフレーム数をカウントして加重係数切替信号を出力するフレーム数カウンタと、同期はずれを知らせる可聴音の同期はずれ検出信号を発生させる同期はずれ検出信号発生器と、前記音声復号処理部から出力される再生音声に対して前記フレーム数カウンタのカウント値である同期はずれ数カウント値が0のとき最大値となり、同期はずれが確定した後から同期引き込みが完了するまでの間は最小値となるように作成された徐々に大又は小の変化をさせる加重係数が前記加重係数切替信号をアドレスとして記憶された第1のバッファメモリと、前記雑音発生器から出力される白色雑音に対して前記フレーム数カウンタのカウント値である同期はずれ数カウント値が0のとき最小値となり、同期はずれ検出信号が最小になった時最大値となるように作成された徐々に大又は小の変化をさせる加重係数が前記加重係数切替信号をアドレスとして記憶された第2のバッファメモリと、前記同期はずれ検出信号発生器から出力される同期はずれ検出信号に対して同期はずれが確定した時ある一定時間だけ最大値となるように作成された徐々に大又は小の変化をさせる加重係数が前記加重係数切替信号をアドレスとして記憶された第3のバッファメモリと、前記フレーム数カウンタから出力される加重係数切替信号が前記第1,第2,第3のバッファメモリにアドレスとして与えられ、指定された該アドレスによって前記第1,第2,第3それぞれのバッファメモリから出力される前記加重係数と前記再生音声,前記白色雑音 、前記同期はずれ検出信号とをそれぞれ乗算する第1,第2,第3の乗算器と、該第1,第2,第3の乗算器の出力を加算して再生出力とする加算器とが備えられたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施例を示すブロック図である。
図において、同期検出器4,データ分離器5,音声復号処理部6,雑音発生器7は図5の従来のものと同じである。10は同期はずれ検出信号発生器、11はフレーム数カウンタ、12,13,14はバッファメモリ、15,16,17は乗算器、18は加算器である。同期はずれ検出信号発生器10は、同期はずれを受話者に知らせるための可聴音(トーン)の発生器であるので、一定のトーン信号を記憶させたメモリでもよい。
【0010】
通話路を介して伝送された受信データは、同期検出器4とデータ分離器5に入力される。同期検出器4は同期検出用データを検出し、同期を確立する。同期確立後、フレーム位置dをデータ分離器5に与える。データ分離器5はフレーム位置dをもとに同期検出用データと符号化データgとを分離する。分離された符号化データgは音声復号処理部6に入力されて再生音声hが出力される。
【0011】
同期検出器4はフレーム信号fを生成し、音声復号処理部6,データ分離器5はこの信号を基準に動作する。また、フレーム信号fはカウント用のクロックとしてフレーム数カウンタ11に入力される。同期検出器4は、1フレーム毎に同期はずれ信号eを出力する。同期はずれ信号eはフレーム数カウンタ11で計数され、同期はずれを生じたフレーム数が測定される。同時に、同期はずれ信号eによってモニタ用LEDを消灯する。
【0012】
同期はずれを起こしたフレーム数をもとに、例えば、バッファメモリから加重係数を出力させ、音声復号処理部11からの再生音声h,雑音発生器7からの白色雑音i,同期はずれ検出信号発生器10からの同期はずれ信号mに加重係数をそれぞれ乗算する。加重係数の算出はフレーム数カウンタ11からの加重係数切替信号kをもとに行う。その具体例として、バッファメモリを使用した方法を示す。フレーム数カウンタ11での同期はずれフレームの計数結果を加重係数切替信号kとして、バッファメモリ1(12),バッファメモリ2(13)および、バッファメモリ3(14)のそれぞれのアドレスバスに出力する。
【0013】
バッファメモリ1(12)には、音声復号処理部6からの再生音声hに対する加重係数が各アドレスに記憶されている。同様にバッファメモリ2(13)には雑音発生器7からの色色雑音iに、バッファメモリ3(14)には同期はずれ信号発生器10からの同期はずれ信号mに対するそれぞれの加重係数が各アドレスに記憶されている。バッファメモリ12,13,14は、加重係数切替信号kで与えられるアドレスに記憶されている加重係数を出力する。出力された加重係数は、それぞれ再生音声h,白色雑音i,同期はずれ信号mに各乗算器15,16,17によって乗算され、その結果を加算器18で加算して復号装置の出力rとする。
【0014】
バッファメモリ1(12)の加重係数は、同期はずれフレーム数が0の時、大きさが最大となり、同期はずれが確定した後から同期引き込みが完了するまでの間、最小になるように作成されている。また、バッファメモリ2(13)の加重係数は、同期検出用データに誤りがない時、大きさが最小で、同期はずれ確定した時、最大になるように作成されている。また、バッファメモリ3(14)は同期はずれが確定した時、ある一定時間だけ最大となるように作成されている。
【0015】
次に、具体的な動作例を述べる。図4は同期検出用データ(同期信号)が“1”の時の伝送データのフレーム構成例である。同期検出用データの最も簡単な例は、1フレーム毎の音声符号化データに1ビットだけ“1”または“0”といった一定のデータを多重化するものである。同期検出用データは定期的に伝送される。受信側では一定周期で“1”となる部分を検索し、その位置から符号化データの位置を求めた後、符号化データを抽出し、音声復号処理を行う。
【0016】
図2は本発明の加重係数の具体例を示すタイムチャートである。この例は、同期はずれが3フレーム連続して起こったとき、同期はずれ状態と判定する場合の例である。以降で述べる各加重係数についてはその一例を挙げたものであり、その組合せは種々存在する。
フレーム数カウンタ11で同期はずれ信号eの数(同期はずれの生じたフレーム数)を計数し、その計数結果(同期はずれ数カウント値)をもとに加重係数切替信号kを出力する。同期はずれ信号eは、同期検出用データの誤りの有無で出力が切り替わる信号であり、図2では、誤りがあるときは、“0”を、誤りがないときは“1”をフレーム信号のパルスが“0”の時に出力している例である。
【0017】
同期はずれが無い(同期はずれ数カウント値が0)の場合には、図2の区間Aに示すように、再生音声hに対する加重係数を1.0にし、白色雑音iと同期はずれ検出信号mの加重係数を0.0とする。この時の復号装置の出力rは再生音声hのみとなる。
【0018】
図2の区間Bに示すように、同期検出用データに誤りがあり、かつ、同期はずれ確定前、すなわち、同期はずれ数カウント値が0と3以外の1または2のとき、同期はずれ数カウント値によって再生音声hに対する加重係数を0.7,0.5と徐々に小さくし、同時に、同期はずれ検出信号mの加重係数を0.3,0.5と徐々に大きくする。この時の復号装置の出力rは減衰された再生音声hに同期はずれ検出信号mが合成されている。
【0019】
次の区間Cに示すように、同期はずれが確定(同期はずれ数カウント値が3)し、かつ、ダウンカウンタであるフレーム数カウンタの計数結果(加重係数切替信号k)が0より大きいとき、再生音声h及び、白色雑音iの加重係数は0.0、同期はずれ検出信号mの加重係数は1.0として合成する。この時の復号装置の出力rは同期はずれ検出信号mのみとなる。
【0020】
次に、区間D,Eに示すように、同期はずれが確定(同期はずれ数カウント値が3)し、フレーム数カウンタ(加重係数切替信号k)が0に近づくにつれ、同期はずれ検出信号mの加重係数は徐々に小さくなり、白色雑音iの加重係数が徐々に大きくなり、フレーム数カウンタ(加重係数切替信号k)が0になった時、同期はずれ検出信号mの加重係数が0.3となり、白色雑音iに対する加重係数が0.7となる。この時の復号装置の出力rは、同期はずれ検出信号mと白色雑音iが合成されて出力され、時間が経つにつれ、徐々に白色雑音iのレベルが大きくなり(区間D)、最終的には白色雑音iのみ(区間E)になる。
また、同期はずれ検出信号mには、1kHzの正弦波等を使用している。
なお、同期はずれ検出信号mを省略することもある。その場合、図2に示したタイムチャートは再生音声hの後に白色雑音iが続く例となる。
【0021】
【発明の効果】
本発明を実施することにより、同期はずれ時に発生する異常音の発生数を抑え、受話者に対して不快感を与えることが少なく、また、同期はずれ時に周波数一定のトーンによる同期はずれ信号を出力することで、再生音声の瞬断が、同期はずれによって起こったことが容易に判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の処理を説明するタイムチャートである。
【図3】送信側音声符号化装置の構成例図である。
【図4】伝送データのフレーム構成例である。
【図5】従来の音声復号装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 音声符号化処理部
2 バッファメモリ
3 多重化器
4 同期検出器
5 データ分離器
6 音声復号処理器
7 雑音発生器
8 切替器
10 同期はずれ検出信号発生器
11 フレーム数カウンタ
12,13,14 バッファメモリ
15,16,17 乗算器
18 加算器
Claims (2)
- 音声符号化データと同期検出用データとが多重化された受信データからフレーム位置を検出してフレーム位置信号を出力するとともにフレーム信号と同期はずれ信号とを出力する同期検出器と、前記フレーム信号に従い前記フレーム位置信号によって前記音声符号化データを分離して出力するデータ分離器と、前記フレーム信号に従い前記符号化データを復号して再生音声を出力する音声復号処理部と、前記同期はずれ信号が同期はずれを示すとき前記再生音声の代わりに白色雑音を出力させる雑音発生器とを備えた音声復号装置において、
前記同期検出器からの前記同期はずれ信号が入力され、前記フレーム信号がカウント用のクロックとして入力され、前記同期はずれ信号及び前記フレーム信号によって同期はずれが起きたフレーム数をカウントして加重係数切替信号を出力するフレーム数カウンタと、前記音声復号処理部から出力される再生音声に対して前記フレーム数カウンタのカウント値である同期はずれ数カウント値が0のとき最大値となり、同期はずれが確定した後から同期引き込みが完了するまでの間は最小値となるように作成された徐々に大又は小の変化をさせる加重係数が前記加重係数切替信号をアドレスとして記憶された第1のバッファメモリと、前記雑音発生器から出力される白色雑音に対して前記フレーム数カウンタのカウント値である同期はずれ数カウント値が0のとき最小値となり、同期はずれが確定した時最大値となるように作成された徐々に大又は小の変化をさせる加重係数が前記加重係数切替信号をアドレスとして記憶された第2のバッファメモリと、前記フレーム数カウンタから出力される加重係数切替信号が前記第1,第2のバッファメモリにアドレスとして与えられ、指定された該アドレスによって前記第1,第2それぞれのバッファメモリから出力される前記加重係数と前記再生音声,前記白色雑音とをそれぞれ乗算する第1,第2の乗算器と、該第1,第2の乗算器の出力を加算して再生出力とする加算器とが備えられたことを特徴とする音声復号装置。 - 音声符号化データと同期検出用データとが多重化された受信データからフレーム位置を検出してフレーム位置信号を出力するとともにフレーム信号と同期はずれ信号とを出力する同期検出器と、前記フレーム信号に従い前記フレーム位置信号によって前記音声符号化データを分離して出力するデータ分離器と、前記フレーム信号に従い前記符号化データを復号して再生音声を出力する音声復号処理部と、前記同期はずれ信号が同期はずれを示すとき前記再生音声の代わりに白色雑音を出力させる雑音発生器とを備えた音声復号装置において、
前記同期検出器からの前記同期はずれ信号が入力され、前記フレーム信号がカウント用のクロックとして入力され、前記同期はずれ信号及び前記フレーム信号によって同期はずれが起きたフレーム数をカウントして加重係数切替信号を出力するフレーム数カウンタと、同期はずれを知らせる可聴音の同期はずれ検出信号を発生させる同期はずれ検出信号発生器と、前記音声復号処理部から出力される再生音声に対して前記フレーム数カウンタのカウント値である同期はずれ数カウント値が0のとき最大値となり、同期はずれが確定した後から同期引き込みが完了するまでの間は最小値となるように作成された徐々に大又は小の変化をさせる加重係数が前記加重係数切替信号をアドレスとして記憶された第1のバッファメモリと、前記雑音発生器から出力される白色雑音に対して前記フレーム数カウンタのカウント値である同期はずれ数カウント値が0のとき最小値となり、同期はずれ検出信号が最小になった時最大値となるように作成された徐々に大又は小の変化をさせる加重係数が前記加重係数切替信号をアドレスとして記憶された第2のバッファメモリと、前記同期はずれ検出信号発生器から出力される同期はずれ検出信号に対して同期はずれが確定した時ある一定時間だけ最大値となるように作成された徐々に大又は小の変化をさせる加重係数が前記加重係数切替信号をアドレスとして記憶された第3のバッファメモリと、前記フレーム数カウンタから出力される加重係数切替信号が前記第1,第2、第3のバッファメモリにアドレスとして与えられ、指定された該アドレスによって前記第1,第2,第3それぞれのバッファメモリから出力される前記加重係数と前記再生音声,前記白色雑音、前記同期はずれ検出信号とをそれぞれ乗算する第1,第2,第3の乗算器と、該第1, 第2,第3の乗算器の出力を加算して再生出力とする加算器とが備えられたことを特徴とする音声復号装置。
Priority Applications (1)
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JP25010395A JP3550227B2 (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 音声復号装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP25010395A JP3550227B2 (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 音声復号装置 |
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JPH0973300A JPH0973300A (ja) | 1997-03-18 |
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Family Applications (1)
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JP25010395A Expired - Fee Related JP3550227B2 (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 音声復号装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3550227B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-05 JP JP25010395A patent/JP3550227B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH0973300A (ja) | 1997-03-18 |
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