JP3052602B2 - インチャネルシグナリング伝送装置 - Google Patents

インチャネルシグナリング伝送装置

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JP3052602B2
JP3052602B2 JP4243571A JP24357192A JP3052602B2 JP 3052602 B2 JP3052602 B2 JP 3052602B2 JP 4243571 A JP4243571 A JP 4243571A JP 24357192 A JP24357192 A JP 24357192A JP 3052602 B2 JP3052602 B2 JP 3052602B2
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典明 河野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は高能率音声符号化装置
において、ダイヤルパルス信号等のシグナリング信号を
別途シグナリング伝送用チャネルを設けることなく、音
声符号化データ伝送用チャネルでシグナリング信号を伝
送することができるインチャネルシグナリング伝送装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、図7、図8
に示すようなものがあった。この図は特開平2−290
40号公報に示されたもので、図7において、1はAP
L−MLQ方式による16kbit/s音声符号器、2はシグナ
リング信号符号器、3はシグナリング信号変化点検出
器、4はシグナリング情報合成部、4wは符号化データ
とシグナリング情報挿入フラグの切換器、4xは符号化
データとシグナリングサンプルデータの切換器、4yは
シグナリング情報挿入フラグ発生器、4zはシグナリン
グサンプルデータ蓄積器、5は符号化装置、図8におい
て、6はシグナリング情報分離部、6xはシグナリング
サンプルデータ抽出および蓄積、6yは無音符号化デ
ータ発生器、6z音声符号化データと無音符号化デー
タの切換器、7はシグナリング情報挿入フラグ検出器、
8はAPL−MLQ方式による16kbit/s音声復号器、9
はシグナリング信号復号器、10は復号装置である。
【0003】次に動作について説明する。音声符号器
1、音声復号器8の符号化方式は音声のサンプリング周
波数を6.4kHzとする16kbit/sAPC−MLQ方式である
とする。APL−MLQ方式の符号化フレームフォーマ
ットを図9に示す。フレームの先頭4ビットが補助情報
用で残りのビットが音声符号化データである。まず符号
化装置5の動作について説明する。入力音声信号線10
0を介して音声信号が音声符号器1に入力されると、音
声符号器1はこの音声信号を20msecのフレームを単位と
して316bitに符号化し及び付加ビットを4bitくわえ、16
kbit/sの速度で信号線102に出力する。
【0004】また、シグナリング入力信号線101を介
してシグナリング信号符号器2にシグナリング信号が入
力されると、シグナリング信号符号器2はこの信号を8
00Hzでサンプリングし、このサンプルデータを信号
線103を介してシグナリングサンプルデータ蓄積器
zに入力する。シグナリングサンプルデータ蓄積器4z
は1符号化フレーム期間の16サンプルのシグナリング
サンプルデータを蓄積する。上記サンプルデータは同じ
く信号線103を介してシグナリング信号変化点検出器
3に入力される。シグナリング信号変化点検出器3は、
1符号化フレーム期間の16サンプルのシグナリングサ
ンプルデータを蓄積し、かつ前符号化フレーム期間の1
6サンプルのシグナリングサンプルデータ中の最も新し
いサンプル分のシグナリングサンプルデータを合わせ、
計17サンプルのシグナリングサンプルデータ中で変化
点(“0”から“1”または“1”から“0”の変化)
を検出する。シグナリング信号変化点検出器3はもし変
化点を検出した場合、変化点があったという情報を制御
信号線104を介してシグナリング情報挿入フラグ発生
器4y、切換器4wに出力する。シグナリング情報挿入
フラグ発生器4yはシグナリング情報挿入フラグに相当
する2ビットを信号線106を介して切換器4wに出力
し、切換器4wは信号線106を信号線108と接続す
るように切り換える。その結果シグナリング情報挿入フ
ラグに相当する2ビットが符号化データの替わりに挿入
されることになる。
【0005】同じくシグナリング信号変化点検出器3は
変化点を検出した場合、変化点が有ったという情報を制
御信号線105を介してシグナリングサンプルデータ
積器4z、切換器4xに出力する。シグナリングサンプ
ルデータ蓄積器4zは1フレームに対応する16サンプ
ルのシグナリングサンプルデータを信号線107を介し
て切換器4xに出力する。切換器4xは信号線107を
信号線109と接続するよう切り換える。その結果16
サンプルのシグナリングサンプルデータが符号化データ
の替わりに挿入されことになる。このときの符号化フレ
ームフォーマットを図10に示す。シグナリング信号変
化点検出器3にて変化点が検出されない場合は、シグナ
リング信号変化点検出器3は、変化点が無いという情報
を制御信号線104、制御信号線105に出力する。こ
の制御信号により、切換器4wは信号線102を信号線
108と、切換器4xは、信号線108を信号線109
に接続するよう切換る。これにより音声符号化データの
みが信号線109を介して、伝送路110に出力され
る。
【0006】次に、復号装置10の動作について説明す
る。符号化データは伝送路110、信号線111を介し
て復号装置10に入力される。符号化データは、符号化
フレーム中のシグナリング情報挿入フラグビットがシグ
ナリング情報挿入を示している場合、シグナリング情報
挿入フラグ検出器7にてフラグを検出する。シグナリン
グ情報挿入フラグ検出器7はフラグ検出情報を制御信号
線112を介して、シグナリングサンプルデータ抽出お
よび蓄積器6x、切替器6zに出力する。シグナリング
サンプルデータ抽出および蓄積器6xは、この場合信号
線111を介して入力される符号化データから図10の
シグナリングデータを抽出すると共に、蓄積し、信号線
113を介してシグナリング信号復号器9へ出力する。
シグナリング信号復号器9は、同データを800bit/s
信号線117を介して、シリアル出力しシグナリング
信号を復号する。この時符号化フレーム中の音声符号化
データは、シグナリング情報挿入フラグビット、シグナ
リングサンプルデータにより壊されているので、復号音
声は異常音を発生する。
【0007】そのためシグナリング情報挿入フラグ検出
器7にてシグナリング情報挿入フラグを検出し次第、制
御信号線112により1フレーム期間、切換器6zにお
いて信号線114を信号線115に接続するよう切り換
えられる。これにより無音符号化データ発生器からの符
号化データに切換られ、信号線115を介して音声復号
器8に入力され、信号線116を介して無音信号が出力
される。
【0008】一方シグナリング情報挿入フラグビットが
シグナリング情報挿入を示していない場合、シグナリン
グ情報挿入フラグ検出器7は非検出情報を信号線112
を介してシグナリングサンプルデータ抽出および蓄積器
6x、切替器6zに出力する。シグナリングサンプルデ
ータ抽出および蓄積器6xは、前シグナリング情報挿入
フラグビット検出時のシグナリングデータの16サンプ
ル中の最終サンプルのデータを保持し、次のシグナリン
グ情報挿入フラグビットを検出するまでは、このデータ
を信号線113を介して、シグナリング信号復号器9へ
出力する。シグナリング信号復号器9は同データを80
bit/s信号線117を介して、シリアル出力する。
また、切替器6zは信号線111を信号線115に接続
するよう切り換え、受信符号化データを音声復号器8に
入力する。受信符号化データを音声復号器8は復号し、
復号音声を信号線116を介して出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のインチャネルシ
グナリング伝送装置は以上のように構成されているの
で、次のような問題点があった。APC−MLQ方式のコーデ
ックでは、符号化データのフレーム構成を音声符号化デ
ータの他に、シグナリング情報挿入フラグビットを設け
ることができる構成になっているが、LD−CELP方式のコ
ーデック等のようにコーデックの伝送データとしてすべ
てのデータを符号化データとして使用する符号化方式の
コーデックにおいては、シグナリング情報挿入フラグビ
ットを設けることができない。従来のインチャネルシグ
ナリング伝送装置は、シグナリング情報挿入フラグとし
て2ビットのみ、シグナリング情報として1組のシグナ
リングサンプルデータのみを伝送する方式であったの
で、伝送路にて伝送誤りが発生した場合、シグナリング
情報を伝送するのに誤る確率が高い
【0010】高能率音声符号化方式では、過去の信号デ
ータを用いて符号化を行うので、シグナリングを伝送し
たフレームのみを無音にするのでは十分でなく、その後
のフレームにおいても異常音がさらに発生されるなどの
問題点があった。この発明は上記のような問題点を解決
するためになされたもので、以下のようなインチャネル
シグナリング伝送装置を得ることを目的とする。
【0011】LD−CELP方式のコーデック等のよう
にコーデックの伝送データとしてすべてのデータを符号
化データとして使用する符号化方式のコーデックにおい
てもシグナリング情報挿入フラグを復号器側に伝送でき
ることができるインチャネルシグナリング伝送装置であ
る。伝送路の誤りがあっても正確にシグナリング情報を
伝送できるインチャネルシグナリング伝送装置である。
シグナリングを伝送した時でも極力異常音が発生しない
インチャネルシグナリング伝送装置である。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るインチャ
ネルシグナリング伝送装置は、符号化装置と復号装置と
の間で音声符号化データとシグナリングサンプルデータ
とを単位として送受信するインチャネルシグナリング伝
送方式において、前記符号化装置には、音声信号を符号
化する音声符号器と、シグナリング信号をサンプリング
するシグナリング信号符号器と、所定の時間単位内での
シグナリング信号の変化点を検出するシグナリング変化
点検出器と、前記検出出力に基づいて発生確率の低い規
定数の符号化データからなるデータ列を発生するシグナ
リング情報挿入フラグ発生器と、前記検出された変化点
を有するシグナリングサンプルデータを蓄積し規定数の
シグナリングサンプルデータを出力するシグナリングサ
ンプルデータ蓄積器とを備え、シグナリング信号に変化
があった場合、前記音声符号器が出力する符号化データ
の代わりに、フレームの先頭から前記データ列とこのデ
ータ列に続き前記シグナリングサンプルデータとを合わ
せて送出し、前記復号装置には、符号化データを復号す
る音声復号器と、フレーム中の規定数の符号化データか
らなるデータ列を検出するシグナリング情報挿入フラグ
検出器と、前記検出器出力から規定数のシグナリングサ
ンプルデータを抽出し蓄積するシグナリングサンプルデ
ータ抽出および蓄積器と、前記抽出されたシグナリング
サンプルデータをシグナリング信号に復号するシグナリ
ング信号復号器とを備え、前記データ列を検出したとき
のみシグナリングサンプルデータを抽出し、検出しない
ときは前回抽出したシグナリングサンプルデータを保持
する。
【0013】また、この発明に係わるインチャネルシグ
ナリング伝送装置は、符号器側で挿入する変化点を含む
シグナリングデータを伝送する手段として、複数回連続
送信し、復号器側では、受信した数個のシグナリングデ
ータのそれぞれ対応する各ビットを多数決方式により決
定する。 さらに、シグナリングサンプル挿入を示す規定
数の符号化データで構成されるデータ列に関して、復号
装置側では、伝送誤りを考慮し、少数のビット違いを許
容する。
【0014】また、この発明に係わるインチャネルシグ
ナリング伝送装置は、復号装置側においてシグナリング
サンプルデータが挿入されていることを検出後、ハング
オーバー付加回路により、一定時間、音声復号器に無音
符号化コードを挿入し出力信号を無音にする。さらに、
符号化装置において、シグナリングサンプルデータを送
信した次のフレームの先頭で、符号器内の内部パラメー
タおよびデータを初期化状態にし、同様に復号装置にお
いてシグナリングサンプルデータを受信した次のフレー
ムの先頭で、復号器内の内部パラメータおよびデータを
初期化状態にする。
【0015】
【作用】この発明においては、特別にシグナリング情報
挿入フラグ用ビットを符号化フレームに設けなくてもシ
グナリング情報挿入フラグを伝送することができる。ま
た、伝送路で誤りが発生しても正確にシグナリングデー
タを受信できる。シグナリング伝送時に復号器側での異
常音の発生する時間を極力少なくできる等の作用があ
る。
【0016】
【実施例】図1、2はこの発明の一実施例を示すインチ
ャネルシグナリング伝送装置図であり、1〜6、8〜9
は図7、8に示した従来装置と機能が同一のものである
が、内部の構成は異なる。図1において、1はLD−C
ELP方式による16kbit/sの音声符号器、4はシグナリ
ング情報合成部、4aは符号化データとシグナリング情
報挿入フラグの切換器、4bは符号化データとシグナリ
ングデータの切換器、4cはシグナリング情報挿入フラ
グを生成するための12進カウンタ、4dは最も連続
発生する確率の少ない10ビットの符号化データを発
生するシグナリング情報挿入フラグ発生器、4eはシグ
ナリングサンプルデータを3回発生させるための3進カ
ウンタ、4fはシグナリングサンプルデータ蓄積器であ
る。図2において、6はシグナリング情報分離部6a
は音声符号化データと無音符号化データの切換器、6b
は無音符号化データ発生器、6cはシグナリング情報挿
入フラグの後に続いて符号化データを3個カウントする
カウンタ、6dはシグナリング情報挿入フラグの後に続
いてシグナリングサンプルデータを抽出及び蓄積する
グナリングサンプルデータ抽出及び蓄積、6eはシグ
ナリング情報挿入フラグ検出時の制御信号208を数フ
レームにわたり延長させるハングオーバ付加回路、11
はフレームの先頭から符号化データを12データ分カウ
ントする12進カウンタ、12は最も連続して発生する
確率の少ない10ビットの符号化データが12回連続検
出できるかをチェックするシグナリング情報挿入フラグ
検出器である。
【0017】次に動作について説明する。音声符号器
1、音声復号器8の符号化方式はCCITT勧告G.7
28に準拠したLD−CELP方式である。同期周期を
10msecとし、この10msecを1フレームとす
る。LD−CELP方式の符号化フレームフォーマット
を図5に示す。フレーム内がすべて音声符号化データで
構成される。
【0018】まず符号化装置5の動作について説明す
る。入力音声信号線100を介して音声信号が音声符号
器1に入力されると、音声符号器1はこの音声信号を0.
625msec単位を単位として10bitに符号化し、16
kbit/sの速度で信号線102に出力する。同期周
期は10msecであるので、1フレームは160ビッ
トで構成される。またシグナリング入力信号線101を
介してシグナリング信号符号器2にシグナリング信号が
入力されると、シグナリング信号符号器2はこの信号を
1kHzまでサンプリングし、このサンプルデータを信
号線103を介してシグナリングデータ蓄積器4fに入
力する。シグナリングデータ蓄積器4fは1フレーム期
間の10サンプルのシグナリングサンプルデータを蓄積
する。
【0019】上記サンプルデータは同じく信号線103
を介してシグナリング信号変化点検出器3に入力され
る。シグナリング信号変化点検出器3は1フレーム期間
の10サンプルのシグナリングサンプルデータを蓄積
し、かつ前フレーム期間の10サンプルのシグナリング
データ中のシグナリングサンプルデータ中の最新サンプ
ルのシグナリングデータを合わせ、計11サンプルのシ
グナリングサンプルデータ中で変化(“0”から“1”
または“1”から“0”の変化)を検出する。シグナリ
ング信号変化点検出器3はもし変化点を検出した場合、
次フレームの先頭に同期させて変化点があったという
報を制御信号線201介してシグナリング情報挿入フ
ラグ発生器4d、12カウンタ4c,切換器4aに出
力する。12カウンタ4cは、フレームの先頭から、
符号化処理単位時間0.625msec間隔で12のカウントを
行いそのカウント値を信号線205を介してシグナリン
グ情報挿入フラグ発生器4dに入力する。シグナリング
情報挿入フラグ発生器4dはこのカウント値にしたがっ
て、最も連続して発生する確率の少ない10ビットの符
号化データを信号線203を介して切換器4aに出力す
る。つまり、シグナリング情報挿入フラグ発生器4dは
切換器4aに12個の符号化データを連続して出力す
る。切換器4aは前記符号化データが発生されている
間、信号線203を信号線204と接続するよう切り換
える。
【0020】その結果シグナリング情報挿入フラグに相
当する前記12個の符号化データが音声符号化データの
代わりに挿入されることになる。また、シグナリング信
号変化点検出器3は、フレーム先頭から12進カウンタ
4cの1周期期間遅らせた変化点があったという情報を
制御信号線202を介してシグナングサンプルデータ
積器4f、3進カウンタ4e、切換器4bに出力する。
すなわち、3進カウンタ4eは、12進カウンタ4cの
カウントが終了してからカウントを開始し、カウント間
隔は12進カウンタ4cと同一として3のカウントを行
い、そのカウント値を信号線206を介してシグナリン
グサンプルデータ蓄積器4fに出力する。シグナリング
サンプルデータ蓄積器4fはカウント値にしたがって、
信号線207を介して1フレームに対応する3個分の1
0サンプルのシグナリングデータを切換器4bに連続し
て出力する。切換器4bは前記シグナリングデータが発
生されている間、信号線207を信号線109と接続す
るよう切り換える。
【0021】その結果、前記シグナリング情報挿入フラ
グの後に3個のシグナリングデータが音声符号化データ
の代わりに挿入されることになる。この時の符号化フレ
ームフォーマットを図6に示す。
【0022】シグナリング信号変化点検出器3にて変化
点が検出されない場合は、シグナリング信号変化点検出
器3は変化点が無いという情報を制御信号線201、制
御信号線202に出力する。この信号線により切換器4
aは信号線102を信号線204と、切換器4bは信号
線204と信号線109を接続するよう切り換える。こ
れにより音声符号化データのみが信号線109を介して
伝送路110に出力される。
【0023】次に復号装置10の動作について説明す
る。符号化データは伝送路110、信号線111を介し
て復号装置10に入力される。まずシグナリング情報挿
入フラグが、挿入されている場合の動作について説明す
る。12進カウンタ11はフレームの先頭から、符号化
処理単位時間0.624msec 間隔で12のカウントを行いそ
のカウント値を信号線211を介してシグナリング情報
挿入フラグ検出器12に入力する。シグナリング情報挿
入フラグ検出器12は信号線111からの符号化データ
を前記カウンタ値にしたがって、フレームの先頭から1
0ビットの符号化データを取り込み、図6に示すように
12個の各データが規定のデータであればシグナリング
情報挿入フラグを検出したと判断する。
【0024】ここで伝送路による誤りに対する耐性を備
えるため、伝送路の誤り特性にしたがって、ビット誤り
を許容するような構成にしてある。フレームの先頭から
12個連続して規定のデータを受信したらシグナリング
情報挿入フラグ検出と判断する方式をとっているが実際
は数ビットの違いを許容する。規定の10ビット×12
個の計120ビット中、3ビットの違いまでは許容し、
シグナリング情報挿入フラグを検出したと判断するよう
な構成にしてある。
【0025】シグナリング情報挿入フラグ発生器12は
フラグ検出情報を制御信号線208を介して3進カウン
タ6c、シグナリングサンプルデータ抽出および蓄積器
6d、ハングオーバ付加回路6cに出力する。3進カウ
ンタ6cのカウントは12進カウンタ11が終了しかつ
シグナリング情報挿入フラグ検出時に開始される。この
カウンタのカウント開始は12進カウンタ11と同じく
符号化処理単位時間0.625msecであり、カウント値
は信号線209を介してシグナリングサンプルデータ抽
出および蓄積器6dに入力される。シグナリングサンプ
ルデータ抽出および蓄積器6dは、図6に示すようにシ
グナリング情報挿入フラグの後に挿入されている10ビ
ットのシグナリングサンプルデータを前記カウンタ値に
したがって抽出する。シグナリングサンプルデータ抽出
および蓄積器6dは、伝送路による誤りに対する耐性を
備えるため、前記抽出した3つのシグナリングサンプル
データの各対応するビットを多数決方式により決定し、
1つのシグナリングサンプルデータとして蓄積し、信号
線113を介してシグナリング信号復号器9に出力す
る。シグナリング信号復号器9は同データを1kbit/s
信号線117を介してシリアル出力し、シグナリング
信号を復号する。
【0026】この時符号化フレーム中の音声符号化デー
タは、シグナリング情報挿入フラグビット、シグナリン
グサンプルデータにより壊されているので、復号音声は
異常音を発生する。そのためシグナリング情報挿入フラ
グ検出器12にてシグナリング情報挿入フラグを検出し
次第、制御信号線208がハングオーバ付加回路6e
入力され、信号線210により、5フレーム期間、切換
器6aにおいて信号線114を信号線115に接続する
ように切り換えられる。これにより無音符号化データ発
生器6bからの符号化データに切換られ、信号線115
を介して音声復号器8に入力され、信号線116を介し
て無音信号が出力される。
【0027】次にシグナリング情報挿入フラグが、挿入
されていない場合の動作について説明する。符号化デー
タは信号線111を介してシグナリング情報挿入フラグ
検出器12に入力される。シグナリング情報挿入フラグ
検出器12は前記したような動作により、シグナリング
情報挿入フラグを検出しない。シグナリング情報挿入フ
ラグ検出器12は非検出情報を信号線208を介して3
進カウンタ6c、シグナリングサンプルデータ抽出およ
び蓄積器6d、ハングオーバ付加回路6cに出力する。
この場合シグナリングサンプルデータ抽出および蓄積器
6dは前シグナリング情報挿入フラグ検出時に蓄積して
いたシグナリングデータの10サンプル中の最終サンプ
ルのデータを保持し、次のシグナリング情報挿入フラグ
を検出するまでは、このデータを信号線113を介し
て、シグナリング信号復号器9へ出力する。シグナリン
グ信号復号器9は同データを1kbit/s信号線117
を介して、シリアル出力する。また、ハングオーバ回路
6eは切替器6aに信号線111を信号線115に接続
するよう切り換え信号を信号線210を介して出力す
る。音声復号器8には信号線115を介して音声符号化
データが入力され、音声符号化データを復号し、信号線
116を介して復号音声信号が出力される。
【0028】なお、上記実施例では、符号化器・復号器
をLD−CELP方式により構成したが、規定された伝
送路たとえば16kbit/s等をすべて音声符号化デ
ータで使用する符号化方式ならば、その方式より構成し
ても上記実施例と同様の効果がある。
【0029】上記実施例では、符号化フレーム長を10
msecとしたが、そのフレーム周波数がシグナリング
をサンプリングする周波数の整数倍ならば上記実施例と
同様の効果がある。
【0030】上記実施例では、LD−CELP方式の符
号化データの同一符号化データの連続データ列をシグナ
リング情報挿入フラグとして使用しているが、同一符号
化データの連続でなくてもよく、あるデータ列が使用す
る符号化方式で発生する確率の少ないデータ列ならばど
のようなデータ列でも良く、上記実施例と同様の効果が
ある。
【0031】上記実施例では、シグナリング情報挿入フ
ラグに誤りに対する耐性を持たせるため、規定のデータ
列中3ビットまでの違いを許容したが、これは伝送路の
誤り率で決定すれば良く、何ビットでも良く、上記実施
例と同様の効果がある。
【0032】上記実施例では、シグナリングデータに、
誤りに対する耐性を持たせるため、3個シグナリングデ
ータを送り多数決方式により受信シグナリングデーダを
決定していたが、3個以上の奇数個でも良く、上記実施
例と同様の効果がある。
【0033】上記実施例では、シグナリング情報が挿入
されているフレーム以後、5フレーム期間を無音とする
場合を示したが、何フレーム期間でも良く、上記実施例
と同様の効果がある。
【0034】また、図3,図4は発明の他の実施例を示
すもので、符号化装置において、シグナリング挿入フラ
グ及びシグナリングサンプルデータにより、音声符号化
データが異なるデータと入れ替えられ、復号装置にて、
極力異常音を発生しないようにするこの発明の一実施例
を示す。構成はほとんど図1、図2の実施例と同一であ
り、その相違は、符号化装置5内においては、シグナリ
ング信号変化点検出器3から音声符号器1に入力する
号線213の追加、復号装置10内では切換器6a、無
音符号データ発生器6b、ハングオーバ付加回路6e、
信号線114、115、210の削除およびシグナリン
グ情報挿入フラグ検出器12から音声復号器8へ入力す
る信号線211の追加である。
【0035】図において動作について説明する。符号化
装置内の動作は1つの機能追加以外について図1、2で
説明した動作と同一である。追加機能の動作について説
明する。シグナリング信号変化点検出器3において、変
化点を検出すると信号線211を介して、音声符号器1
にその情報を伝えると音声符号器1は次のフレームの最
初の符号化処理が開始される前に符号器内の総てのフィ
ルタ係数を初期化し、すべての信号用メモリをクリアす
る。復号装置内の動作も無音処理を削除した点と1つの
機能を追加した点以外については、図1、2で説明した
動作と同一である。追加機能の動作について説明する。
シグナリング情報挿入フラグ検出器12において、挿入
フラグを検出すると信号線213を介して音声復号器8
にその情報をつたえる。すると音声復号器8は次のフレ
ームの最初の復号処理が開始される前に復号器内の総て
のフィルタ係数を初期化し、すべての信号用メモリをク
リアする。これらの動作により、シグナリング情報が挿
入されたフレームの次のフレームからは符号器・復号器
内の総てのフィルタ係数およびすべての信号用メモリが
同一となり、異常音がシグナリング情報が挿入されたフ
レーム以降のフレームまで発生されることがなくなる。
【0036】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、たとえ
ばLD−CELP方式のコーデックのように、625μ
secを処理単位として10ビットの符号化データを伝
送し、フレーム長を10msecとし、フレームを符号
化データのみで構成する符号化方式において、最も連続
して発生する確率の少ない符号化データ10ビットの連
続データをフレームの先頭から本来の符号化データの
代わりに伝送し、これをシグナリング情報挿入フラグと
する。これにより、特別にシグナリング情報挿入フラグ
用ビットを符号化フレームに設けなくてもシグナリング
情報挿入フラグを伝送することができるという効果があ
る。
【0037】シグナリング情報挿入フラグとする連続符
号化データに、受信側で数ビットの誤りを許容し、かつ
伝送するシグナリングデータを数回伝送し、受信側で各
シグナリングデータの各ビットを多数決方式により受信
シグナリングデータを決定する。これにより、伝送路で
誤りが発生しても正確にシグナリングデータを受信でき
る効果がある。
【0038】シグナリング情報挿入フラグを検出すると
この時から数フレームは出力音声を無音にする。また
は、符号器側で、シグナリング情報挿入フラグを挿入し
た次のフレームの符号化開始時に符号器内をすべて初期
状態とし、復号器側で、シグナリング情報挿入フラグを
検出すると、次のフレームの復号開始時に復号器内をす
べて初期状態とする。これによりシグナリング伝送時に
復号器側での異常音の発生する時間を極力少なくできる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインチャネルシグナリング伝送装
置(符号化装置側)の一実施例を示す図である。
【図2】本発明によるインチャネルシグナリング伝送装
置(復号装置側)の一実施例を示す図である。
【図3】本発明によるインチャネルシグナリング伝送装
置(符号化装置側)の別の実施例を示す図である。
【図4】本発明によるインチャネルシグナリング伝送装
置(復号装置側)の別の実施例を示す図である。
【図5】本発明による(実施例:LD−CELP方式)
1フレームの符号化フォーマット図である。
【図6】本発明による(実施例:LD−CELP方式)
による、シグナリング信号の変化点を検出した時の1フ
レームの伝送フォーマット図である。
【図7】従来例によるインチャネルシグナリング伝送装
置(符号化装置側)の実施例を示す図である。
【図8】従来例によるインチャネルシグナリング伝送装
置(復号装置側)の実施例を示す図である。
【図9】従来例(APC−MLQ方式)による1フレー
ムの符号化フォーマット図である。
【図10】従来例(APC−MLQ方式)による、シグ
ナリング信号の変化点を検出した時の1フレームの伝送
フォーマット図である。
【符号の説明】
1 音声符号器 2 シグナリング信号符号器 3 シグナリング信号変化点検出器 4 シグナリング合成部 4a 切換器 4b 切換器 4c 12進カウンタ 4d シグナリング情報挿入フラグ発生器 4e 3進カウンタ 4f シグナリングサンプルデータ蓄積器 5 符号化装置 6 シグナリング分離部 6a 切換器 6b 無音符号化データ発生器 6c 3進カウンタ 6d シグナリングサンプルデータ抽出及び蓄積器 6e ハングオーバー付加回路 7 シグナリング情報挿入フラグ検出器 8 音声復号器 9 シグナリング信号復号器 10 復号装置 11 12進カウンタ 12 シグナリング情報挿入フラグ検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−70228(JP,A) 特開 平1−261941(JP,A) 特開 昭62−131636(JP,A) 特開 平4−123623(JP,A) 特開 昭56−34294(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 H04B 14/00 H04L 1/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化装置と復号装置との間で音声符号
    化データとシグナリングサンプルデータとをフレームを
    単位として送受信するインチャネルシグナリング伝送装
    置において、 前記符号化装置には、音声信号を符号化する音声符号器
    と、シグナリング信号をサンプリングするシグナリング
    信号符号器と、所定の時間単位内でのシグナリング信号
    の変化点を検出するシグナリング変化点検出器と、前記
    検出出力に基づいて発生確率の低い規定数の符号化デー
    タからなるデータ列を発生するシグナリング情報挿入フ
    ラグ発生器と、前記検出された変化点を有するシグナリ
    ングサンプルデータを蓄積し規定数のシグナリングサン
    プルデータを出力するシグナリングサンプルデータ蓄積
    器とを備え、シグナリング信号に変化があった場合、前
    記音声符号化器が出力する符号化データの代わりにフレ
    ームの先頭から前記データ列と、このデータ列に続き前
    記シグナリングサンプルデータと合わせて送出し、 前記復号装置には、符号化データを復号する音声復号器
    と、フレーム中の規定数の符号化データからなるデータ
    列を検出するシグナリング情報挿入フラグ検出器と、前
    記検出器出力から規定数のシグナリングサンプルデータ
    を抽出し蓄積するシグナリングサンプルデータ抽出およ
    び蓄積器と、前記抽出されたシグナリングサンプルデー
    タをシグナリング信号に復号するシグナリング信号復号
    器とを備え、前記データ列を検出したときのみシグナリ
    ングサンプルデータを抽出し、検出しないときは前回抽
    出したシグナリングサンプルデータを保持することを特
    徴とするインチャネルシグナリング伝送装置。
  2. 【請求項2】 符号化装置側で挿入する変化点を含むシ
    グナリングデータを伝送する手段として、複数回連続
    信し、復号装置側では、受信した数個のシグナリングデ
    ータのそれぞれ対応する各ビットを多数決方式により決
    定することを特徴とする請求項1記載のインチャネルシ
    グナリング伝送装置。
  3. 【請求項3】 シグナリングサンプル挿入を示す規定数
    の符号化データで構成されるデータ列に関して、復号装
    側では、伝送誤りを考慮し、少数のビット違いを許容
    することを特徴とする請求項1記載のインチャネルシグ
    ナリング伝送装置。
  4. 【請求項4】 復号装置側においてシグナリングサンプ
    ルデータが挿入されていることを検出後、ハングオーバ
    ー付加回路により、一定時間、音声復号器に無音符号化
    コードを挿入し出力信号を無音にすることを特徴とする
    請求項1記載のインチャネルシグナリング伝送装置。
  5. 【請求項5】 符号化装置において、シグナリングサン
    プルデータを送信した次のフレームの先頭で、符号器内
    の内部パラメータおよびデータを初期化状態にし、同様
    に復号装置においてシグナリングサンプルデータを受信
    した次のフレームの先頭で、復号器内の内部パラメータ
    およびデータを初期化状態にすることを特徴とする請求
    項1記載のインチャネルシグナリング伝送装置。
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