JP3289969B2 - 音声復号方法及び復号器 - Google Patents

音声復号方法及び復号器

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JP3289969B2 JP30413792A JP30413792A JP3289969B2 JP 3289969 B2 JP3289969 B2 JP 3289969B2 JP 30413792 A JP30413792 A JP 30413792A JP 30413792 A JP30413792 A JP 30413792A JP 3289969 B2 JP3289969 B2 JP 3289969B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同期チェックデータ付
符号化音声の、同期はずれ対策を行った復号方法及び復
号器に関する。
【0002】
【従来の技術】図2及び図3に従来の音声符復号器の処
理ブロック図の一例を示す。図2の音声符号化器は、音
声符号化処理部1において入力音声aをある長さのフレ
ームに区切ってそのフレーム毎に符号化し、音声符号化
処理部1から出力された符号化データbとバッファメモ
リ2に記憶されている同期チェック用データcをデータ
多重器3により、1フレーム毎に多重化して通信路に送
出する。同期チェックコードと符号化データとの関係は
図4に示してある。同期チェックコードとは例えば1ビ
ットより成るものである。図3の音声復号器では、通信
路を介して送られてくる音声入力はデータ分離器4によ
り符号化データeと同期チェック用データdとに分離さ
れ、音声復号処理部6と同期保持検出器5でそれぞれ処
理される。同期保持検出器5からの出力であるデータ切
替パルスfをスイッチ6Aの切替に使用して、音声復号
処理部6から出力された復号音声gを、同期はずれの場
合のみ遮断するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】音声復号器の処理で同
期の保持の有無をチェックするために、音声符号器で、
一定周期毎に特定のデータを送信する音声符復号器にお
いて、同期が保持されている時LEDを点灯し、同期は
ずれ状態の時は消灯するという視覚による報知処理が一
般的である。
【0004】一方、従来の方法では同期はずれによって
突然異常音声が出力されたり、音声出力が切れる等の現
象が発生する。故障と同期はずれとでは聴感上ほぼ同一
の動作をするため、その原因を瞬時に判断することは難
しく、その結果、製品の信頼性の低下を招く。又、同期
の保持のチェックでは、回線不良等の原因で、同期保持
のチェックに使用されるデータに誤りが入った場合、同
期はずれと誤判定してしまい、回線の状況によっては、
頻繁に通話が切れる場合がある。
【0005】更に、同日付で、本件出願人は、同期はず
れを故障等と区別して使用者に報知可能とする音声復号
化方法及び復号器を出願した。この同日日付出願になる
実施例を図5に示す。
【0006】図6は、そのタイムチャートである。図5
で新しく設けたものは、同期はずれ数カウンタ7、フレ
ーム数カウンタ8、スイッチ11、白色雑音発生器9、
バッファメモリ10である。
【0007】同期はずれ数カウンタ7は、同期はずれが
同期はずれを認定するに足る時間(第1の基準値)継続
しているか否かを判定するカウンタであり、同期保持検
出器5で検出した同期はずれパルスfを計数し、その計
数値が同期はずれ判定用の第1の基準値以上の時に、同
期フラグkを発生する。フレーム数カウンタ8は、同期
はずれが上記第1の基準値以上で第2の基準値未満の継
続時間を判定するカウンタである。この第2の基準値と
は、同期はずれが発生したことを知らせるに足る充分な
時間である。カウンタ8は、同期フラグkが立っている
状態のもとで、データ分離器4からのフレームパルスj
を計数し、この計数値がフレーム数判定用の第2の基準
値以上か否かを判定する。カウンタ8は判定結果によっ
て切替信号m(m1とm2より成る)を発生する。
【0008】雑音発生器9は、白色雑音nを発生するも
のであり、バッファメモリ10は、同期はずれ検出信号
pを発生するものである。このいずれも、同期はずれ発
生時の、同期はずれを意味する音声信号となるが、同期
はずれ検出信号pは初期の同期はずれ識別用に使い、白
色雑音は同期はずれの期間が長いときの識別用に使用す
る。
【0009】スイッチ11は、復号音声gと白色雑音
n、同期はずれ検出信号pのいずれかをカウンタ8の判
定出力である切替信号m(m1とm2)の内容によって
選択して出力する。
【0010】動作を図6に従って説明する。第1の基準
値は、“5”、第2の基準値は“50”に設定する。
(あくまで数値は一例である)。同期はずれが発生して
いない状態では、スイッチ11は、復号音声gを出力h
として出力している。この状態のもとで、同期はずれが
発生すると、その同期はずれをしている間にあっては、
同期保持検出器5は、フレームパルスjに同期した同期
はずれパルスfを発生する。カウンタ7は、パルスfを
計数し計数値が第1の基準値“5”よりも同じ又は大き
くなった時に、同期フラグkを発生する。この同期フラ
グkは同期はずれが発生している間、継続する。
【0011】同期フラグkが発生している間、カウンタ
8は、フレームパルスjを計数し、その計数値が第2の
基準値“50”よりも小さい時に第1の切替信号m1、
基準値“50”と同じかそれ以上の時に第2の切替信号
m2を発生する。第1の切替信号m1でスイッチ11
は、側から側へと切替られ、バッファメモリ10に
格納してある同期はずれ検出信号pを、復号音声gに代
わって、出力する。第2の切替信号m2が発生すると、
スイッチ11は、側から側へと切替られ、同期はず
れ検出信号pに代わって、雑音発生器9からの白色雑音
nを出力する。
【0012】かくして、復号器出力hとしては、同期は
ずれが発生していない間は復号音声gを出力するが、同
期はずれが発生すると、第1の基準値“5”に達するま
では復号音声gをそのまま出力する。そして、第1の基
準値“5”に達すると、第1の切替信号m1が発生し、
復号音声gに代わって、同期はずれ検出信号pを出力h
として出る。更に第2の基準値に達するまではそのまま
同期はずれ検出信号pが出力するが、第2の基準値に達
すると第2の切替信号m2を発生し、同期はずれ検出信
号pに代わって、白色雑音nが出力hとして出る。白色
雑音は、同期はずれがなくなり同期が回復するまで、又
は同期はずれの対策がなされるまで続く。
【0013】尚、同期はずれ検出信号Pは、復号音声と
識別できる音を示す信号であればよく、例えば1KHz
の正弦波を使用した。
【0014】本回路によれば、同期はずれが発生する
と、同期はずれ検出信号の音声(例えば1KHzの正弦
波音声)が先ず発生し、次いで白色雑音が発生すること
になり、使用者は同期はずれであることを確実に知るこ
とができる。従って、回線故障や機器故障と区別できる
ことになった。又、従来の如き異常音声の発生もなくな
った。
【0015】この回路によれば、同期はずれが発生した
場合、同期はずれを示す特有の音声信号を出力させるこ
ととしたため、同期はずれの発生を使用者は、正しく認
識できるようになった。
【0016】然るに、しきい値(第1の基準値)を設定
しているために、同期フラグkが同期はずれを示す値に
切替られるには、実際に同期はずれが発生してから第1
の基準値に達するまでに、図6に示すように遅延T0
避けられない。その遅延のために、第1の基準値に満た
ない誤りフレーム数(即ち“5”未満)の時に、異常音
声の出力が起こる。しかし、このしきい値を設定しない
と通信回線の状態等で、頻繁に復号音声が切れる可能性
があり、しきい値としての第1の基準値の設定は必要で
ある。そこで、しきい値としての第1の基準値未満の誤
りフレーム数の場合の異常音声出力への対策が必要であ
る。
【0017】又、音声復号処理部において、同期はずれ
の時も、同期保持の場合と同様な処理を行うことは非常
に無駄なことであり、低消費電力化の妨げになり、更
に、装置の小型化の妨げとなる。
【0018】同様に、音声復号器と音声符号化器におけ
る動作クロックは共通の周波数のものを使用することが
多く、処理の少ない音声復号器では、データの受信待の
状態が長くなる。これは、符号化処理が複雑となる低ビ
ットレート音声符号化方式で顕著な差が生じる。この受
信待の状態でも消費電力は通常と変わらず、消費電力の
無駄な部分となる。
【0019】本発明の目的は、同期はずれ状態の不安定
な初期状態での異常音声の出力を抑え、更に、消費電力
の低減を行える音声復号方法及び復号器を提供すること
にある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、同期チェック
データの付加された符号化された音声入力から、同期チ
ェックデータと符号化された音声とを分離し、該分離し
た同期チェックデータから同期はずれの有無を検出し、
同期はずれの検出時には、復号音声に代わって同期はず
れの初期段階では復号音声を減衰させてこれを音声用に
出力し、それ以降においては同期はずれを示す事前に設
定した音声信号を出力してユーザにその旨を知らせる、
こととした(請求項1)。
【0021】更に本発明は、同期チェックデータが付加
された符号化された音声入力から、同期チェックデータ
と符号化された音声とを分離する分離手段と、分離した
符号化された音声を復号する復号手段と、分離した同期
チェックデータから同期はずれの有無を検出する検出手
段と、同期はずれを検出しない状態では、上記復号音声
を音声用に出力し、同期はずれ検出時には、同期はずれ
の継続時間が第1の同期はずれ判定用基準値に達するま
では上記復号音声を減衰させた減衰音声を音声用に出力
し、同期はずれの継続時間が第1の基準値に達してから
第2の同期はずれ判定用基準値に達するまでは事前に定
めた同期はずれ検出信号を、上記復号音声に代わって、
音声用に出力し、同期はずれの継続時間が第2の同期は
ずれ判定用基準値に達した以降にあっては事前に定めた
白色雑音を、上記同期はずれ検出信号に代わって、音声
用に出力する出力手段と、より成る(請求項2)。
【0022】更に、本発明によれば、上記継続時間が第
1及び第2の基準値に達したか否かの判定は、上記分離
手段から得られるフレームパルスを計数し、この計数値
と、第1、第2の基準値と比較することで判定すること
とした(請求項3)。
【0023】更に、本発明は、上記第1の基準値に達し
て同期はずれが訂正されるまでの間は、上記復号手段を
パワーダウンモードに制御することとした(請求項
4)。更に、本発明は、上記復号手段で1フレーム分の
復号処理が終わった場合、次フレームの音声データの受
信終了まで上記復号手段をパワーダウンモードに制御す
ることとした(請求項5)。
【0024】
【作用】本発明によれば、同期はずれの検出時には、こ
の検出から第1の基準値に達するまでの初期継続時間に
あっては、復号そのものではなく、これを減衰した復号
音声を出力することになり、更に、それ以降にあっては
事前に定めた同期はずれを示す音声信号を出力する(請
求項1)。初期段階での不快音の発生がなくなる。
【0025】更に本発明によれば、同期はずれの検出時
には、第1の基準値に達するまでの初期継続時間にあっ
ては、復号音声を減衰した音声を出力し、それ以降にあ
っては同期はずれ検出信号及び白色雑音を相次いで発生
する(請求項2)。更に同期はずれの判定はフレームパ
ルスを計数することで行う(請求項3)。
【0026】更に本発明によれば、復号手段を、パワー
ダウンモードに制御することで、電力消費の低減をはか
る(請求項4、5)。
【0027】
【実施例】図1は本発明の復号器の実施例図である。本
実施例が、図5と異なる点は、スイッチ13、減衰器1
2を設けたこと、更に、この出力をスイッチ11の側
に接続したこと、にある。更に、スイッチ13の切り替
えを同期はずれフラグfによって行うこと、及び音声復
号処理部6のパワーダウンモードへの移行を同期フラグ
kによって行わせたこと、の二点も異なる。図7は、図
1のタイムチャートである。
【0028】動作を図7のタイムチャートを利用して説
明する。データ分離器4によって符号化音声データeと
同期チェック用データdとの分離をはかる。同期保持検
出器5は、同期チェックデータdから同期はずれの有無
を検出する。同期はずれが発生していない状態では、ス
イッチ13は側にONし、スイッチ11は側にON
し、音声復号処理部6からの復号音声gが復号器出力h
となる。
【0029】同期保持検出器5で同期はずれを検出する
と、同期はずれフラグfが出力される。このフラグfが
発生すると、スイッチ13は、側にONとなり、復号
音声gは減衰器12へ入力し、復号音声gを低レベルに
減衰させ、この減衰出力が復号器出力hとなる。一方、
フラグfは同期はずれ数カウンタ7へも入力し、フラグ
fが立っている状態で、フレームパルスjを計数する。
この計数値が同期はずれの第1の基準値“5”に達する
と、同期フラグkが発生する。同期はずれが発生(フラ
グfが立った時)してから同期フラグkが発生するまで
(即ち第1の基準値に達するまで)は、スイッチ13は
側にON、スイッチ11は側にONしており、この
間、復号器出力hは減衰器出力を継続して出力すること
になる。
【0030】第1の基準値に達すると、同期フラグkが
発生し、フレーム数カウンタ8へ入力し、このフラグk
が立っている間のフレームパルスjを計数する。一方、
フラグkは音声復号処理部6へも入力し、これを受けて
音声復号処理部6はパワーダウンモードに移行する。こ
こでパワーダウンモードとは、音声復号処理部6の電源
がほとんど消費されない状態であり、この状態では次の
フレームのデータの受信待ち状態となっている。かくし
て、音声復号処理部6の音声復号処理部は、パワーダウ
ンモードが立っている間(即ち、フラグkの立っている
間)は、復号音声処理は停止となり、電力の消費は少な
い。
【0031】一方、フレーム数カウンタ8では、同期フ
ラグkが立っている間に入力してくるフレームパルスj
を計数しており、この計数値が第2の基準値“50”に
達したか否かの判別を行っている。フレーム数カウンタ
8は、同期フラグkが立った時点から、第2の基準値に
計数値が達するまでの間、第1の切り替え信号m1を発
生し続け、この間スイッチ11を側にONし続ける。
側でのONにより、同期はずれ検出信号pが復号器出
力hとして出力する。
【0032】第2の計数値に達したあとにおいては、カ
ウンタ8は第2の切替信号m2を発生し、スイッチ11
を側にONし、白色雑音を復号器出力hとして出力す
る。
【0033】かくして、復号器出力hは、図7に示すよ
うに、同期はずれが発生してから第1の基準値に達する
までは、復号音声を減衰処理した減衰復号音声が出力す
ることになり、異常音の発生はなくなる。第1の基準値
から第2の基準値に達するまでは同期はずれ検出信号
(1KHzの正弦波信号)が出力し、第2の基準値以降
にあっては、白色雑音を出力する。同期はずれ検出信号
及び白色雑音は、回線等の故障による音と明確に区別で
き、かくして、同期はずれが発生した場合、その同期は
ずれから正常状態に回復するまでの間、同期はずれが使
用者にとってはっきり識別でき、且つ不快音でない音声
を受信できる。また、同期フラグが立っている間にあっ
ては、復号音声処理部6の電源はパワーダウンモードで
あるため、無駄な電力の消費は少ない。
【0034】次に、具体的な数値を述べる。第1、第2
の基準値“5”、“50”とは、それぞれ連続5回、連
続50回との意である。同期はずれ信号は1KHzの正
弦波を出力するようにバッファメモリに書き込んだ。減
衰器での減衰量の設定値は、6.0dbとした。
【0035】又、通常の処理での消費電力が、約0.3
5Wに対し、パワーダウンモードでの消費電力は約0.
07Wと小さく、パワーダウンモードを使用する音声復
号処理は全体の処理量の約50%を占めており、パワー
ダウンモードを使用することで通常の約60%の消費電
力となり、同期はずれ時の消費電力の低減ができる。更
に、全体の処理量のうち、約30%が、データの入力待
であるために、この時にパワーダウンモードを使用する
(即ち、1フレーム分の復号処理が終わった場合、次フ
レームの伝送データの受信終了まで復号器をパワーダウ
ンモードに制御する)と約80%の消費電力で済む。
【0036】これらを組み合わせると、同期保持状態で
約80%、同期はずれ状態で、約40%の消費電力で済
み、低消費電力化、装置の小型が可能となる。
【0037】尚、これらの数値例は、一例であり、又、
白色雑音の代わりに、他の耳ざわりのない雑音を発生さ
せるようにしてもよい。又、同期はずれの区間(第1の
基準値以上の状態)においては、同期はずれを意味する
他の音声やトーンであってもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、同期はずれに起因する
音声復号器からの異常音声の出力による不快感が軽減
し、更に、消費電力の低減が可能となる音声復号器が実
現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声復号器の実施例図である。
【図2】音声符号化器の構成図である。
【図3】従来の音声復号器の構成図である。
【図4】同期チェックデータの付加例である。
【図5】音声復号器の構成図である。
【図6】図5の音声復号器のタイムチャートである。
【図7】本発明の音声復号器のタイムチャートである。
【符号の説明】
4 データ分離器 5 同期保持検出器 6 音声復号処理部 7 同期はずれ数カウンタ 8 フレーム数カウンタ 9 雑音発生器 10 バッファメモリ 11、13 スイッチ 12 減衰器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−14899(JP,A) 特開 昭60−49399(JP,A) 特開 昭60−117293(JP,A) 特開 昭62−145300(JP,A) 特開 昭62−285538(JP,A) 特開 昭63−298297(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10L 13/00,19/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期チェックデータの付加された符号化
    された音声入力から、同期チェックデータと符号化され
    た音声とを分離し、 該分離した同期チェックデータから同期はずれの有無を
    検出し、 同期はずれの検出時には、復号音声に代わって同期はず
    れの初期段階では復号音声を減衰させてこれを音声用に
    出力し、それ以降においては同期はずれを示す事前に設
    定した音声信号を出力してユーザにその旨を知らせる、 こととした音声復号方法。
  2. 【請求項2】 同期チェックデータが付加された符号化
    された音声入力から、同期チェックデータと符号化され
    た音声とを分離する分離手段と、 分離した符号化された音声を復号する復号手段と、 分離した同期チェックデータから同期はずれの有無を検
    出する検出手段と、 同期はずれを検出しない状態では、上記復号音声を音声
    用に出力し、同期はずれ検出時には、同期はずれの継続
    時間が第1の同期はずれ判定用基準値に達するまでは上
    記復号音声を減衰させた減衰音声を音声用に出力し、同
    期はずれの継続時間が第1の基準値に達してから第2の
    同期はずれ判定用基準値に達するまでは事前に定めた同
    期はずれ検出信号を、上記復号音声に代わって、音声用
    に出力し、同期はずれの継続時間が第2の同期はずれ判
    定用基準値に達した以降にあっては事前に定めた白色雑
    音を、上記同期はずれ検出信号に代わって、音声用に出
    力する出力手段と、 より成る音声復号器。
  3. 【請求項3】 上記継続時間が第1及び第2の基準値に
    達したか否かの判定は、上記分離手段から得られるフレ
    ームパルスを計数し、この計数値と、第1、第2の基準
    値と比較することで判定することとした請求項2の音声
    復号器。
  4. 【請求項4】 上記第1の基準値に達して同期はずれが
    訂正されるまでの間は、上記復号手段をパワーダウンモ
    ードに制御することとした請求項2の音声復号器。
  5. 【請求項5】 上記復号手段で1フレーム分の復号処理
    が終わった場合、次フレームの音声データの受信終了ま
    で上記復号手段をパワーダウンモードに制御することと
    した請求項2の音声復号器。
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