JP3550115B2 - アナログ信号伝達回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源の異なる回路ブロック間においてアナログ信号を伝達するアナログ信号伝達回路に関し、特に両電源間の電圧変動の差に起因するノイズを除去する対策に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年では、LSIの分野において、システム全体をLSI上に実現するシステムLSIが主流となりつつある。そこで、LSI上に、アナログ回路ブロックと、デジタル回路ブロックとの両方を混載し、それら回路ブロック間でアナログ信号を伝達する必要に迫られている。
【0003】
これに対し、従来では、図6および図7に示すように、アナロググランド13とアナログ電源14とに接続されたアナログ回路ブロック10のアナログ信号を、デジタルグランド24とデジタル電源25とに接続されたデジタル回路ブロック20に伝達するようにしたアナログ信号伝達回路として、アナログ回路ブロック10の側に混載されていて、アナロググランド13とアナログ電源14とに接続されるようになされたもの(図6参照)と、デジタル回路ブロック20の側に混載されていて、デジタルグランド24とデジタル電源25とに接続されるようになされたもの(図7参照)とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、通常、アナロググランド13とデジタルグランド24とでは、電位の揺れが互いに異なり、このことから、上記従来のアナログ信号伝達回路では、両回路ブロック10,20との間で信号を伝達する際に、2つの電源間の電圧変動の差に起因するノイズを除去できないという問題がある。
【0005】
具体的には、図5の場合には、アナログ回路ブロック10から出力されてアナログ信号伝達回路に入力される信号に対し、また、図6の場合には、アナログ信号伝達回路から出力されてデジタル回路ブロック20に入力される信号に対し、それぞれ、アナロググランド13とデジタルグランド24との間の電位差ΔVの変動が、ノイズとして重畳されることになる。
【0006】
特に、システムLSIは、現在、巨大化する一方であり、基本的にデジタルノイズ量は増大する傾向にあると考えられる。したがって、これらのノイズが増大していくと、アナログ信号の伝達は、今後さらに難しくなると考えられる。
【0007】
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、電源の互いに異なる回路ブロック間におけるアナログ信号伝達回路として、異電源間の電圧変動に起因するノイズの影響を緩和できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成すべく、本発明では、アナログ回路ブロックの電圧出力であるアナログ信号を、一旦、電流出力に変換し、それをデジタル回路ブロック側で元の電圧出力に変換することにより、異電源間における電圧変動の差に起因するノイズの影響を緩和するようにした。
【0009】
具体的には、請求項1の発明では、電位の互いに異なる第1の電源および第2の電源に接続された第1の回路ブロックから出力されたアナログ信号を、電位の互いに異なる第3の電源および第4の電源に接続された第2の回路ブロックに伝達するようにしたアナログ信号伝達回路を前提としている。
【0010】
そして、第1回路ブロックの出力信号が入力されるとともに、該第1回路ブロックの出力端子と第1および第2電源のうちの一方との間の電位差に応じて第1回路ブロックからの入力信号を電圧−電流変換する電圧電流変換回路と、この電圧電流変換回路の出力信号が入力されるとともに、該電圧電流変換回路の出力端子と第3および第4電源のうちの一方との間の電位差に応じて電圧電流変換回路からの入力信号を電流−電圧変換する電流電圧変換回路とを備えるようにする。
【0011】
上記の構成において、第1回路ブロックから出力されてアナログ信号伝達回路に入力されたアナログ信号は、まず、電圧電流変換回路により電流出力に変換され、次いで、電流電圧変換回路により元の電圧出力に変換され、しかる後、第2回路ブロックに入力される。
【0012】
このとき、電圧電流変換回路の入力電圧は、第1回路ブロックの出力端子と第1および第2電源のうちの一方との間の電位差に応じて定まるものであるから、第2回路ブロック側の電圧変動の影響を受けない。さらに、電圧電流変換回路の出力は電流出力であるから、出力インピーダンスが高く、電圧変動の影響を受けにくい。よって、第3および第4電源間の電圧が変動しても、電圧電流変換回路の出力電流値は殆ど変化しない。
【0013】
また、電流電圧変換回路の出力電圧は、電圧電流変換回路の出力端子と第3および第4電源のうちの一方との間の電位差に応じて定まるものであるから、第1回路ブロック側の電圧変動の影響を受けない。
【0014】
これらにより、互いに電源の異なる回路ブロック間におけるアナログ信号の伝達は、異電源間の電圧変動の差の影響を殆ど受けずに行われることとなる。
【0015】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、電圧電流変換回路および電流電圧変換回路は、それぞれ、第1電圧電流変換回路および第1電流電圧変換回路とされており、それら第1電圧電流変換回路および第1電流電圧変換回路に加え、第1電流電圧変換回路の出力信号が入力されるとともに、該第1電流電圧変換回路の出力端子と第3および第4電源のうちの一方(第1電流電圧変換回路の場合の第3および第4電源のうちの一方と同じ電源)との間の電位差に応じて第1電流電圧変換回路からの入力信号を電圧−電流変換する第2の電圧電流変換回路と、この第2電圧電流変換回路の出力信号が入力されるとともに、該第2電圧電流変換回路の出力端子と第3および第4電源のうちの他方との間の電位差に応じて第2電圧電流変換回路からの入力信号を電流−電圧変換する第2の電流電圧変換回路とを備えているものとする。
【0016】
上記の構成において、第1電圧電流変換回路に入力されたアナログ信号としての入力電圧は、該第1電圧電流変換回路により出力電流に変換され、第1電流電圧変換回路により出力電圧に変換され、第2電圧電流変換回路により出力電流に変換された後、第2電流電圧変換回路により再び出力電圧に変換される。
【0017】
このとき、第1電圧電流変換回路の入力電圧は、第1回路ブロックの出力端子と第1および第2電源のうちの一方との間の電位差に応じて定まるものであり、これに対し、第2電流電圧変換回路の出力電圧は、第2電圧電流変換回路の出力端子と第3および第4電源のうちの他方との間の電位差に応じて定まるものである。よって、第1および第2電源のうちの前記一方と、第3および第4電源のうちの前記他方との間の電位変動の差に拘わらず、第1回路ブロックの出力信号と略同じ電圧値のアナログ信号が第2回路ブロックへの入力信号として再現されるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
【0019】
(実施形態1)
図3は、本発明の実施形態1に係るアナログ信号伝達回路を備えた位相同期回路の構成を示しており、この位相同期回路は、LSIチップ上にアナログ回路ブロック10とデジタル回路ブロック20とが混載されてなっている。
【0020】
位相同期回路において、アナログ回路ブロック10には、誤差信号を制御信号に変換するチャージポンプ回路11と、このチャージポンプ回路11から出力された制御信号を平滑化するLPF回路12とが設けられている。このアナログ回路ブロック10は、電源としてのアナロググランド13と、電源としてのアナログ電源14とに接続されていて、前記制御信号を出力するための出力端子15を備えている。
【0021】
一方、デジタル回路ブロック20には、LPF回路12から出力された制御信号に基づいてクロック信号を発振する電圧制御発振回路(VCO回路)21と、このVCO回路21から出力されたクロック信号の周波数をN倍にする可変分周器22と、この可変分周器22から出力された周波数がN倍であるクロック信号の位相と基準クロック信号の位相とを比較して前述の誤差信号を出力する位相比較器23とが設けられている。このデジタル回路ブロック20は、電源としてのデジタルグランド24と、電源としてのデジタル電源25とに接続されていて、前記制御信号が入力される入力端子26を備えている。
【0022】
アナログ信号伝達回路30は、アナログ回路ブロック10と、デジタル回路ブロック20との間に設けられていて、アナログ回路ブロック10の出力信号であるアナログの制御信号をデジタル回路ブロック20に伝達するようになされている。具体的には、アナログ信号伝達回路30には、アナログ回路ブロック10におけるLPF回路12の出力信号が該アナログ回路ブロック10の出力端子15から入力されるようになっており、一方、アナログ信号伝達回路30の出力信号は、デジタル回路ブロック20の入力端子26に入力されるようになっている。
【0023】
そして、本実施形態では、アナログ信号伝達回路30は、図1に示すように、アナログ回路ブロック10の出力信号が入力されるとともに、該アナログ回路ブロック10の出力端子15とアナロググランド13との間の電位差に応じてアナログ回路ブロック10からの入力信号を電圧−電流変換する電圧電流変換回路40と、この電圧電流変換回路40の出力信号が入力されるとともに、該電圧電流変換回路40の出力端子41とデジタル電源25との間の電位差が出力電圧となるように電圧電流変換回路40からの入力信号を電流−電圧変換する電流電圧変換回路50とを備えている。
【0024】
具体的には、図2に示すように、電圧電流変換回路40は、アナロググランド13に接続されたソース端子と、電圧電流変換回路40の出力端子41とされたドレン端子と、アナログ回路ブロック10の出力端子15に接続されたゲート端子とを有するNMOSトランジスタからなっている。
【0025】
電流電圧変換回路50は、ソース端子がデジタル電源25に接続されたソース端子と、電圧電流変換回路40の出力端子41に接続されたドレン端子と、電流電圧変換回路50の出力端子51とされていて、デジタル回路ブロック20の入力端子に接続されたゲート端子とを有するPMOSトランジスタからなっている。
【0026】
ここで、上記のように構成されたアナログ信号伝達回路の動作を説明する。
【0027】
上記のアナログ信号伝達回路において、アナログ回路ブロック10から出力されてアナログ信号伝達回路30に入力されたアナログ信号は、まず、電圧電流変換回路40により出力電流に変換され、次いで、電流電圧変換回路50により元の電圧出力に変換され、しかる後、デジタル回路ブロック20に入力される。
【0028】
このとき、電圧電流変換回路40の入力電圧は、アナログ回路ブロック10の出力端子15とアナロググランド13との間の電位差に応じて定まるものであるから、デジタル回路ブロック20側の電圧変動の影響を受けない。また、電圧電流変換回路40の出力は、電流出力であるから、出力インピーダンスが高く、電圧変動の影響を受けにくい。よって、デジタル電源25の電位が変動しても、電圧電流変換回路40の出力電流値は殆ど変化しない。
【0029】
また、電流電圧変換回路50の出力電圧は、デジタル電源25と電圧電流変換回路40の出力端子41との間の電圧値であるから、アナロググランド13の電位変動の影響を受けない。
【0030】
これらにより、アナログ回路ブロック10およびデジタル回路ブロック20間におけるアナログ信号の伝達は、異電源13,14および24,25間の電圧変動の差の影響を受けずに行われることとなる。
【0031】
したがって、本実施形態によれば、アナロググランド13とアナログ電源14とに接続されたアナログ回路ブロック10のアナログ信号を、デジタルグランド24とデジタル電源25とに接続されたデジタル回路ブロック20に伝達するようにしたアナログ信号伝達回路30として、アナログ回路ブロック10の出力信号が入力されるとともに、該アナログ回路ブロック10の出力端子15とアナロググランド13との間の電位差に応じてアナログ回路ブロック10からの入力信号を電圧−電流変換する電圧電流変換回路40と、この電圧電流変換回路40の出力信号が入力されるとともに、該電圧電流変換回路40の出力端子41とデジタル電源25との間の電位差が出力電圧となるように電圧電流変換回路40からの入力信号を電流−電圧変換する電流電圧変換回路50とを備えるようにしたので、アナロググランド13およびアナログ電源14間の電圧変動と、デジタルグランド24およびデジタル電源25間の電圧変動との差に起因するノイズの影響を受けることなく、アナログ信号の伝達を行うことができる。
【0032】
なお、上記の実施形態では、アナログ信号伝達回路30の電圧電流変換回路40および電流電圧変換回路50を、それぞれ、NMOSトランジスタおよびPMOSトランジスタにより構成するようにしているが、本発明における電圧電流変換回路および電流電圧変換回路は、適宜、任意に構成することができる。
【0033】
また、上記の実施形態では、位相同期回路に備えられたアナログ信号伝達回路の場合について説明しているが、本発明に係るアナログ信号伝達回路は、位相同期回路以外の種々の回路に備えさせることが可能である。
【0034】
(実施形態2)
図4は、本発明の実施形態2に係るアナログ信号伝達回路を備えた位相同期回路の構成を示しており、実施形態1の場合と同じ部分には同じ符号を付して示している。
【0035】
本実施形態では、アナログ信号伝達回路30の電圧電流変換回路40および電流電圧変換回路50は、それぞれ、第1電圧電流変換回路および第1電流電圧変換回路とされており、アナログ信号伝達回路30は、それら第1電圧電流変換回路40および第1電流電圧変換回路50に加え、第1電流電圧変換回路50の出力信号が入力されるとともに、該第1電流電圧変換回路50の出力端子51とデジタル電源25との間の電位差に応じて第1電流電圧変換回路50からの入力信号を電圧−電流変換する第2電圧電流変換回路60と、この第2電圧電流変換回路60の出力信号が入力されるとともに、該第2電圧電流変換回路60の出力端子61とデジタルグランド24との間の電位差が出力電圧となるように第2電圧電流変換回路60からの入力信号を電流−電圧変換する第2電流電圧変換回路70とを備えている。
【0036】
具体的には、図5に示すように、第2電圧電流変換回路60は、ソース端子がデジタル電源25に接続されたソース端子と、第2電圧電流変換回路60の出力端子61とされたドレン端子と、第1電流電圧変換回路50の出力端子51に接続されたゲート端子とを有するPMOSトランジスタからなっている。
【0037】
第2電流電圧変換回路70は、ソース端子がデジタルグランド24に接続されたソース端子と、ドレン端子が第2電圧電流変換回路の出力端子61に接続されたドレン端子と、第2電流電圧変換回路70の出力端子71とされていて、デジタル回路ブロック20の入力端子に接続されたゲート端子とを有するNMOSトランジスタからなっている。
【0038】
上記のように構成されたアナログ信号伝達回路30の動作について説明すると、第1電圧電流変換回路40に入力されたアナログ信号としての入力電圧は、該第1電圧電流変換回路40により出力電流に変換され、第1電流電圧変換回路50により出力電圧に変換され、第2電圧電流変換回路60により出力電流に変換された後、第2電流電圧変換回路70により再び出力電圧に変換される。
【0039】
このとき、第1電圧電流変換回路40の入力電圧は、アナログ回路ブロック10の出力端子15とアナロググランド13との間の電位差であり、これに対し、第2電流電圧変換回路70の出力電圧は、第2電圧電流変換回路60の出力端子61とデジタルグランド24との間の電位差である。よって、アナロググランド13デジタルグランド24との間の電位変動の差に拘わらず、アナログ回路ブロック10の出力信号と同じ電圧値のアナログ信号がデジタル回路ブロック20への入力信号として再現されるようになる。
【0040】
したがって、本実施形態によれば、実施形態1の場合と同様に、アナロググランド13およびアナログ電源14間の電圧変動と、デジタルグランド24およびデジタル電源25間の電圧変動との差に起因するノイズの影響を受けずにアナログ信号の伝達を行うことができる他、アナログ回路ブロック10から出力されたアナログ信号と同じ電圧値のアナログ信号を、デジタル回路ブロック20への入力信号として再現することができる。
【0041】
なお、上記の実施形態では、アナログ信号伝達回路30の第2電圧電流変換回路60および第2電流電圧変換回路70を、それぞれ、PMOSトランジスタおよびNMOSトランジスタにより構成するようにしているが、本発明における第2電圧電流変換回路および第2電流電圧変換回路は、適宜、任意に構成することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、電源の互いに異なる第1および第2回路ブロック間におけるアナログ信号伝達回路として、第1回路ブロックの電圧出力であるアナログ信号を、一旦、電流出力に変換し、それを第2回路ブロック側で元の電圧出力に変換するようにしたので、異電源間における電圧変動の差によるノイズの影響を受けずに、両回路ブロック間におけるアナログ信号の伝達を行うことができる。
【0043】
請求項2の発明によれば、第1回路ブロックから出力されたアナログ信号と略同じ信号を、第2回路ブロックへの入力信号として再現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るアナログ信号伝達回路を備えた位相同期回路の要部の構成を模式的に示す回路図である。
【図2】位相同期回路の全体構成を示す回路図である。
【図3】アナログ信号伝達回路の全体構成を示す回路図である。
【図4】本発明の実施形態2に係るアナログ信号伝達回路を備えた位相同期回路の要部の構成を模式的に示す図1相当である。
【図5】アナログ信号伝達回路の全体構成を示す図3相当図である。
【図6】デジタル回路ブロック側の電源に接続された従来のアナログ信号伝達回路の構成を示す図1相当図である。
【図7】アナログ回路ブロック側の電源に接続された従来のアナログ信号伝達回路の構成を示す図1相当図である。
【符号の説明】
10 アナログ回路ブロック(回路ブロック)
13 アナロググランド(電源)
14 アナログ電源(電源)
15 出力端子
20 デジタル回路ブロック(回路ブロック)
24 デジタルグランド(電源)
25 デジタル電源(電源)
30 アナログ信号伝達回路
40 電圧電流変換回路,第1電圧電流変換回路
41 出力端子
50 電流電圧変換回路,第1電流電圧変換回路
60 第2電圧電流変換回路
61 出力端子
70 第2電流電圧変換回路
Claims (2)
- 電位の互いに異なる第1の電源および第2の電源に接続された第1の回路ブロックから出力されたアナログ信号を、電位の互いに異なる第3の電源および第4の電源に接続された第2の回路ブロックに伝達するようにしたアナログ信号伝達回路であって、
前記第1回路ブロックの出力信号が入力されるとともに、該第1回路ブロックの出力端子と前記第1および第2電源のうちの一方との間の電位差に応じて前記第1回路ブロックからの入力信号を電圧−電流変換する電圧電流変換回路と、
前記電圧電流変換回路の出力信号が入力されるとともに、該電圧電流変換回路の出力端子と前記第3および第4電源のうちの一方との間の電位差に応じて前記電圧電流変換回路からの入力信号を電流−電圧変換する電流電圧変換回路とを備えていることを特徴とするアナログ信号伝達回路。 - 請求項1記載のアナログ信号伝達回路において、
電圧電流変換回路は、第1の電圧電流変換回路であり、
電流電圧変換回路は、第1の電流電圧変換回路であり、
前記第1電圧電流変換回路および前記第1電流電圧変換回路に加え、
前記第1電流電圧変換回路の出力信号が入力されるとともに、該第1電流電圧変換回路の出力端子と第3および第4電源のうちの一方との間の電位差に応じて前記第1電流電圧変換回路からの入力信号を電圧−電流変換する第2の電圧電流変換回路と、
前記第2電圧電流変換回路の出力信号が入力されるとともに、該第2電圧電流変換回路の出力端子と前記第3および第4電源のうちの他方との間の電位差に応じて前記第2電圧電流変換回路からの入力信号を電流−電圧変換する第2の電流電圧変換回路とを備えていることを特徴とするアナログ信号伝達回路。
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