JP3549297B2 - 電子写真用感光体の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子写真用感光体の製造方法に関し、詳しくは円筒状導電性支持体上に被着され主として有機系材料からなる感光層塗膜を有する円筒状電子写真感光体の支持体端部上の感光層を除去するための製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真用感光体(以下、単に感光体とも称する)としては、感光材料としてセレン,セレン合金,酸化亜鉛あるいは硫化カドミウムなどの無機系光導電性物質を用いた無機系感光体が広く用いられてきた。一方、可とう性,熱安定性,膜形成性,低価格などの利点に着目して、有機系光導電性物質を用いた有機材料からなる有機感光体も開発され実用化が進められてきた。この有機感光体は前述の利点を有するにもかかわらず、感度,特性の安定性,耐久性の点で無機感光体に劣るために広く用いられなかったが、近年、優れた帯電性,感度を有する感光体材料が開発されると共に、他のスプレー塗布,ワイヤーバーなどの成膜方法に較べて量産性に優れ安価に生産できる浸漬塗布法によって成膜される有機感光体が多くなってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
円筒状感光体は、複写機やレーザープリンターなどにおいて使用される場合、複写機やレーザープリンターなどの機構上、その感光体の端部周面に回転ローラーなどを接触させる必要が生じる場合がある。そのような場合感光体の周面上に形成された感光層の塗布膜の上から接触させると、その接触が原因で塗布膜にキレツや剥がれが生じることが多い。そのような場合はキレツや剥離を防ぐために感光体の端部周面上には感光層塗膜がないことが必要となる。
【0004】
しかしながら、前述の浸漬塗布法により、アルミニウムなどの金属や導電性処理をされた樹脂製の円筒状支持体上に感光層塗膜を形成する際には、円筒状支持体の一端を支持体の上下移動機構に備わるチャック端子により支持体の円筒軸を塗布液面に垂直になるように保持して、浸漬塗布して感光層塗膜を形成するので、少なくとも一方の支持体端部は端部まで塗膜が付着してしまうことになる。従って支持体の両端周面部に未塗膜部を形成するためには感光層塗膜の形成後に塗膜を一部除去しなければならない。
【0005】
いままでもそのような未塗膜部形成のためにいろいろな方法が試みられている。例えば、感光層の塗布液に使用された溶剤に浸した金属製又は樹脂製のブラシで剥離する方法(特開昭60−97361) 。ポリテトラフルオロエチレンの柔軟性のある板を支持体端部の未塗膜形成部に当てて、支持体を回転させて除去する方法( 特開昭60−170858)。また、感光層を溶解する溶剤を含浸させたクリーニングテープを、支持体の回転方向と逆方向に移動させながら支持体端部にあてて剥離する方法( 特開昭60−192951)。さらに剥離用テープとしてアクリル繊維の綾織り構造のテープを用いた方法( 特開平6−138670) がある。
【0006】
前述の特開昭60−97361号公報に記載のブラシによる方法は未塗膜部の境界端がきれいにならなかったり、支持体に傷が付いたりすることがあり。特開昭60−170858 号公報に記載の樹脂の板を使う方法では感光層の塗膜によっては一様に剥離できずムラになることがあった。また、特開昭60−192951 号公報に記載のクリーニングテープによる方法では、クリーニングテープの材質によってはやはり未塗膜部の境界がきれいにならなかったりすることがあった。またさらに特開平6−138670号公報に記載のアクリル繊維の綾織り構造のテープを用いた方法では未塗膜部の境界を正確に一定幅にわたって除去するためにテープの表面の毛羽焼き処理をすると材料の費用が高くなりすぎるということの他、仕上がりの点でもまだ充分よいとは必ずしも言えなかった。
【0007】
これらの課題を解決するクリーニングテープとしてアクリル繊維を用いたスパンレース法の不織布テープが優れた拭き取り性能を有していることが分かった。しかし、この不織布テープには、繊維の伸縮による長さ方向の伸びがあり、この伸びに伴いテープの幅方向が縮み、この縮み量に比例して未塗布部の幅が少なくなる方向に変化し、結果として所定の未塗布部幅が所定の寸法どおりに得られないという問題のあることが分かった。
【0008】
この発明は円筒状支持体端部の周面上の感光層塗膜を確実にきれいに除去できかつ経済的に効率よく剥離できると共に、未塗布部の幅寸法が所定どおりにできる方法を含む円筒状電子写真用感光体の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、この発明によれば、円筒状導電性基体上に感光層塗膜を形成したのち、基体端部周面上の塗膜を溶解する溶剤を含ませたクリーニングテープを圧接移動させながら除去することを含む電子写真用感光体の製造方法において、クリーニングテープとして複数枚の不織布を積層融着して形成される積層不織布を用いた電子写真用感光体の製造方法とすることにより解決される。また、クリーニングテープとして100mm2当たり1箇所以上ピン状の超音波端子による融着スポットを形成して積層融着してなる積層不織布テープを用いることが望ましい。また、クリーニングテープとしてアクリル繊維を用いたスパンレース法の不織布テープを用いることも望ましい。さらに、感光体の周速度は1.0 cm /秒〜30cm/秒、テープの移動速度は1cm /秒〜10cm/秒にしてクリーニングテープを基体端部周面上に圧接移動させながら、塗膜を除去することが望ましい。
【0010】
さらにクリーニングテープとして、前述のアクリル繊維を用いたスパンレース法の不織布テープに溶融繊維を混ぜて熱融着させて伸縮率を小さく、引っ張り強度を大きくしたものが望ましい。
次に作用について説明する。この発明は浸漬塗布により端部まで形成された感光層を備える円筒状導電性支持体の端部周面上に、この感光層塗膜形成後に未塗膜形成部を設けるための塗膜除去工程において、クリーニングテープにアクリルなどの極細の短繊維を水力を用いて絡ませたいわゆるスパンレース法よりなる不織布テープを用いるものである。しかもテープの引っ張り強度を増大させ、伸縮度を少なくするために、複数枚の不織布を点状に超音波融着して積層融着するとテープにした場合に引っ張り強度が一層大きくなることが分かり、その結果テープにテンションを掛けた場合にも、テープの形状に寸法変化が生じにくくなることがわかった。さらに前記点状の融着箇所が凹状にへこみテープの表面に凹凸が形成されるため、塗膜の拭き取り性能にも好ましい影響がみられる。
【0011】
スパンレース法よりなる不織布テープに熱融着繊維が混ぜられているので、引っ張り強度が高く、伸縮率が小さいテープが得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下この発明の一実施例について詳細に説明する。
まず、この発明の製造方法について、図1を用いて詳細に説明する。図1はこの発明の製造方法に使われる積層不織布テープ又は融着法不織布テープによる感光層塗膜の端部除去装置である。円筒状電子写真用感光体1はその軸を中心として、図示しないモーターにより矢印方向に回転される。別途供給用テープリール2に巻き付けられたスパンレース法アクリル繊維不織布をベースにして複数枚を超音波により点状に積層融着させたテープ3(または溶融法不織布テープ)を、塗膜の溶剤9を溶剤供給用ノズル8からテープ3に含ませるように供給しながら、前記感光体1の軸方向の一方の端部周面に圧接移動させて未塗膜形成部となる塗膜を溶解し除去する。塗膜を除去し終わったテープ3は巻き取りリール4に巻き取られることになる。供給用および巻き取り用テープリール2,4と感光体1とのそれぞれの間のテープは適切なテンションをテープに掛けるためのテープ張り調整用コア5,テープ送り駆動コア6,テープ押さえコア7が施されている。前述の感光体1の回転方向はテープ3の移動方向とは逆の方向に回転させると塗膜除去の効率が良い。感光体1の周速度は1cm /秒〜30cm/秒、テープ3の移動速度は1cm /秒〜10cm/秒から塗膜の材質によって最適な条件を選ぶことができる。
【0013】
電子写真用感光体試料Aの作成
直径30mmの円筒状アルミニウム合金ドラムの軸方向の一方の端部を保持して垂直にし、別途作成したポリアミド系樹脂(東レ製「アミランCM8000」)4.5部をメタノール150部に溶解した塗布液槽に浸漬塗布し、塗布後、温度90℃で20分間乾燥して膜厚0.2μm の下引き層を設けた。
【0014】
次に、電荷発生層として下記〔化1〕構造式のジスアゾ顔料2部,バインダー樹脂としてポリエステル樹脂(東洋紡製「バイロン200」)2部,シクロヘキサノン90部を混合し、サンドグラインダーで6時間分散した。この分散液にテトラヒドロフラン60部を加えて希釈して塗布液とし、前記下引き層を形成したドラムを下引き層塗布の場合と同様に一端を保持して浸漬塗布し、塗布後、温度90℃で20分間乾燥して、膜厚0.4μm の電荷発生層を形成した。
【0015】
続いて、電荷輸送物質としての下記〔化2〕構造式のインドール化合物1.5部と下記〔化3〕構造式のベンジジン加工物1.5部を、バインダー樹脂としてビスフェノールZ型ポリカーボネート樹脂(数平均分子量5万)3部と共にテトラヒドロフラン30部に溶解して塗布液とし、この液を電荷発生層上に浸漬塗布して乾燥厚み20μm の電荷輸送層を形成した。
【0016】
【化1】
Figure 0003549297
【0017】
【化2】
Figure 0003549297
【0018】
【化3】
Figure 0003549297
【0019】
電子写真用感光体試料Bの作成
直径30mmの円筒状アルミニウム合金ドラムの一方の端部を保持して垂直にし、メラミン樹脂(三井東圧:商品名ユーバン62)100部、無水フタール酸20部、ヨウ素6部をキシレンとブタノール1:1重量部の混合溶媒126部を用いた塗布液を作成し、15μm の下引き層を設けた。
【0020】
次に、前述の下引層を設けたドラム上に、X型無金属フタロシアニン(大日本インキ化学工業製:商品名「ファーストゲーンブルー8120B」)1重量部、塩ビ系共重合樹脂(日本ゼオン製:商品名「MR−110」)1重量部を100部のメチレンクロライドと共にペイントシェーカーで分散した塗布液を用いて浸漬塗布し、乾燥厚み0.2μm の電荷発生層を形成した。
【0021】
続いて、この上にポリカーボネート樹脂(三菱瓦斯化学製:商品名「ユーピロンPCZ−300」)10重量部、N,Nジエチルアミノベンズアルデヒドジフェニルヒドラゾン10重量部をテトラヒドロフラン80重量部に溶解した塗布液を用いて浸漬塗布し、乾燥厚み20μmの電荷輸送層を形成した。
このようにして形成された円筒状電子写真用感光体試料AとBの感光層塗膜は浸漬塗布時のドラムの保持部側の上端部には未塗膜形成部があるが、他端(下端)側は感光層塗膜によりすべて被覆されている状態である。この他端側に未塗膜形成部を形成するため、この発明の製造方法を実施するための図1に示す装置に、クリーニングテープとして、超多孔質のアクリル繊維を抄造機によりシートを作り、高圧水により表面繊維を分割させながら絡ませるスパンレース法により形成された不織布の二枚をピン状の超音波端子にて1か所以上/100 mm 2 複数箇所で点状に融着して、引っ張り強度を増大させると共に拭き取り能力は低下させないようにした積層不織布テープ(実施例1)とポリエステル繊維からなる熱融着繊維を混ぜてスパンレース法で不織布シートを作り、その後加熱して繊維を熱融着した熱融着法不織布テープ(実施例2)と、比較例としてスパンレース不織布に目付量25g/m2のスパンボンド不織布テープを裏打ちして引っ張り強度を増大させた(比較例1)ものと、単層のスパンレース不織布テープ(比較例2)を使用し、それぞれ厚み0.5mmで、幅2.0cmのテープ状に加工して、未塗膜形成用の前記電子写真用感光体ドラム試料A続いてBをセットして、感光体A,Bの溶剤としてそれぞれジクロロメタンを使って、それぞれドラムの周速度1cm /秒〜30cm/秒、テープの移動速度1cm /秒〜10cm/秒の範囲で適宜条件を振って塗膜の除去状態を確かめたところ、〔表1〕に示すようにこの発明の製造方法にかかるスパンレース法による積層不織布のテープを用いた場合(実施例1)及び熱融着法不織布テープ(実施例2)の場合、拭き取りに必要なテープ長さが少なく、未塗膜形成部の境界がきれいで、塗膜側の境界に塗膜のふくれなどもほとんど見られなかった。実施例1では引っ張り強度的には1か所以上/100 mm 2 の超音波による融着スポットがあれば十分であることが確認された。いずれの場合もテープの寸法は厚み0.5mm、幅2.0cmのものを用いたが、幅をこれ以上広くして引っ張り強度を上げても塗膜除去の程度には影響ないが、コストがかかるので3.0cm以下で充分である。また、また狭いと強度的に不足するので、1.0cm以上必要である。厚みは溶液の吸収容量の程度から0.3mm以上必要で、2.0mm以上では吸収容量が大きすぎて塗膜に悪影響がある。テープ速度10cm/秒以上ではテープの消費が大きすぎて経済性が悪い。同じく1cm/秒ではテープが遅すぎて塗膜の除去能力が不足する。ドラムの周速度は1cm/秒以下では遅すぎて効率が悪く、30cm/秒より早いと境界線の仕上がり状態が悪いことが多い。また、除去時間は少なくとも5秒以上は必要だが、終了時間は塗膜の材質によってもことなるが、おおよそ5〜20秒くらいである。これ以上長いと経済性が悪いばかりでなく、次第に仕上がりも悪くなることが多い。
【0022】
また、この実験ではこの発明の不織布の繊維としてはアクリル繊維を用いたが、スパンレース法に適した繊維であれば、他の繊維にも適用できる。
また、感光体試料A,B共溶剤としてそれぞれ前記した溶剤以外に、他の溶剤としてテトラヒドロフランやジオキサンなどの使用もできる。ただし、感光体Bの場合の下引き層についてはこの下引き層の塗膜形成後の90℃で20分の乾燥前にジクロルメタンを溶剤として前もって同じ塗膜除去装置にかけ、除去してから電荷発生層、電荷輸送層を塗布した後に除去するというように2度の除去をする必要があった。
【0023】
これらの結果より、表1に示すようにクリーニングテープとして実施例1の積層融着させたスパンレース法の不織布テープと同様に実施例2の熱融着繊維を混ぜた不織布テープが拭き取り性、拭き取り外観、テープ縮み量の観点から良い結果が得られることが分かる。
【0024】
【表1】
Figure 0003549297
【0025】
【発明の効果】
この発明の製造方法によれば、円筒状導電性基体上に感光層塗膜を形成した後、一方の基体端部周面上の塗膜の溶剤を含ませたクリーニングテープを圧接移動させながら除去することを含む電子写真用感光体の製造方法において、クリーニングテープとしてスパンレース法よりなる積層不織布テープ又はスパンレース法よりなる不織布テープに熱融着繊維を混ぜて引っ張り強度を高めたテープを用いるようにしたので、円筒状支持体端部の周面上の感光層塗膜を確実にきれいに除去できかつ経済的に効率よく剥離できるようになった。平成15年11月7日付けで出願人名義変更届(一般承継)を提出済みです。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の感光体の製造方法の装置の一実施例の概念的断面図
【符号の説明】
1 円筒状電子写真用感光体
2 供給用テープリール
3 不織布テープ
4 巻き取り用テープ
5 張り調整用コア
6 テープ送り駆動コア
7 テープ押さえコア
8 溶剤供給ノズル
9 塗膜の溶剤

Claims (6)

  1. 円筒状導電性基体上に感光層塗膜を形成したのち、基体端部周面上にスパンレース法により作成された不織布からなるクリーニングテープを塗膜可溶性溶剤を含ませながら圧接移動させて感光層塗膜を除去し、未塗膜形成部を設けることを含む電子写真用感光体の製造方法において、クリーニングテープが複数枚の不織布を積層融着して形成されていることを特徴とする電子写真用感光体の製造方法。
  2. 円筒状導電性基体上に感光層塗膜を形成したのち、基体端部周面上にスパンレース法により作成された不織布からなるクリーニングテープを塗膜可溶性溶剤を含ませながら圧接移動させて感光層塗膜を除去し、未塗膜形成部を設けることを含む電子写真用感光体の製造方法において、クリーニングテープに熱融着繊維が混ぜられたスパンレース法の不織布を用いることを特徴とする電子写真用感光体の製造方法。
  3. クリーニングテープとしてアクリル繊維を用いたスパンレース法の不織布テープを用いたことを特徴とする請求項1記載の電子写真用感光体の製造方法。
  4. クリーニングテープとしてアクリル繊維を用いたスパンレース法の不織布テープを用いたことを特徴とする請求項2記載の電子写真用感光体の製造方法。
  5. 積層融着するために、テープとして100mm2当たり1箇所以上の超音波融着スポットを形成した積層不織布テープを用いたことを特徴とする請求項1または3に記載の電子写真用感光体の製造方法
  6. 感光体の周速度は1.0cm /秒〜30cm/秒、テープの移動速度は1cm /秒〜10cm/秒にしてクリーニングテープを基体端部周面上に圧接移動させながら、塗膜を除去することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電子写真用感光体の製造方法。
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