JP3549255B2 - 電池ケース供給装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は電池ケース供給装置に係り、特に電池ケースの搬送・供給にていおける安全対策を改善した電池ケース供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯型電子機器類においては、駆動電源として電池が使用されており、また、電池の需要増大に伴って、品質面が重視されるばかりでなく、量産性の向上もしくは製造ラインのスピードアップが要求されつつある。すなわち、電池の需要増大や,電池のコストダウンなどに対応して、所要の性能を確保しながら一方では、良好な歩留まりに立っての多量生産体制が望まれている。ところで、電池の製造は、電池ケース(電池外装缶)に、起電要素の挿入・装着,封口体の装着封止などが連続的に行われている。
【0003】
そして、前記製造工程においては、たとえば図3に概略構成を平面的に示すような、電池ケース取り入れダイヤル(電池ケース供給装置)によって、電池ケースを供給している。なお、図3において、1は、たとえばモータを駆動源として一定の方向に回転する電池ケース取り入れダイヤル本体、2は前記電池ケース取り入れダイヤル本体1の外周縁部に設けられた電池ケース装着部、3は前記電池ケース装着部2に装着された電池ケース4をガイドする電池ケースガイドである。ここで、電池ケース装着部2は、たとえば永久磁石を内蔵し、電池ケース4を着脱可能に装着する構成採っており、さらに電池ケースガイド3は電池ケース取り入れダイヤル本体1の外周に沿って配置されている。
【0004】
また、電池ケース供給装置による電池ケースの供給において、電池ケース4が正常に装着されていない場合など、電池ケースガイド3に過剰な負荷がかかり、電池ケース4の損傷や電池ケース4の供給に支障を招いたりするので、安全対策も採られている。たとえば、 (a)電池ケース取り入れダイヤル本体1側に、回転方向の過負荷がかかると、駆動軸との間のトルクを遮断する機械的な方式、 (b)前記電池ケースガイド3の一端を支点で、他端をスプリングでそれぞれ支持し、過負荷がかかったときは、前記支点を介して電池ケースガイド3を開かせ(移動)、この移動をセンサで検知する方式が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記電池ケース供給装置の安全対策は、生産性や効率などに問題があって、量産性の上で満足し得ない。すなわち、電池ケース供給の供給過程で、電池ケース装着部2に対する不正常な電池ケース4の装着、もしくは装着された電池ケース4に対する不正常な電池ケースガイド3のガイド作用に伴って発生した過負荷によって、始めて安全対策が機能する。換言すると、時間的にある程度送れた(後追い)形で、前記過負荷に対応することになるため、電池ケース4の変形や電池ケース取り入れダイヤル本体1もしくは電池ケースガイドの破損などを十分に回避(解消)し得ないのが実情であり、少なくともこの分、生産性,歩留まり,生産コストなどの面で、その改善が要望されている。
【0006】
本発明はこのような事情に対処してなされたもので、電池の生産性の向上や歩留まりの向上などに大きく寄与する電池ケースの供給装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電池ケース供給装置は、外側縁部に電池ケースの着脱可能な電池ケース装着部を備え、かつ一定方向に回転もしくは走行する電池ケース供給機構本体と、
前記電池ケース供給機構本体の外側縁部に沿って配置され、電池ケース装着部に装着された電池ケースをガイドする電池ケースガイドと、
前記電池ケースガイドの負荷による離脱をセンサで検知し、電池ケース供給機構本体の駆動を停止する制御機構とを具備して成り、
前記電池ケースガイドが、磁石によって着脱可能に配置され、かつ供給される電池ケースによる過分な負荷で離脱するよう制御されていることを特徴とする。本発明において、電池ケース供給機構本体は、一般的に、ダイヤル型(もしくはターンテーブル型)が好ましいが、エンドレス型のコンベアなどでもよい。また、前記電池ケース供給機構本体が備える電池ケース装着部は、一般的に電池ケースをより容易に装着し得るように、永久磁石を内蔵する構成とすることが望ましく、さらに電池ケース装着部の設置位置は、順調な供給を行うため同一ピッチが好ましい。
【0008】
【作用】
本発明に係る電池ケース供給装置においては、電池ケースガイドが、磁石によって着脱可能に配置され、かつ供給される電池ケースによる過分な負荷で離脱するよう制御されている。つまり、電池ケースガイドに、その電池ケースガイドを保持する磁石の保持力よりも大きい負荷がかかると、電池ケースガイドを離脱する方向に作用し、この作用に伴って電池ケースガイドが離脱し始まると、前記磁石による保持力が順次弱まる。そして、結果的に、前記負荷が容易に吸収・解消され、電池ケースの変形,電池ケース供給機構本体および電池ケースガイドの損傷など全面的に回避しながら、一方では、前記電池ケースガイドの離脱検知により、電池ケース供給機構本体の駆動が停止されるので安全が確保されることになる。
【0009】
【実施例】
以下図1および図2を参照して本発明の実施例を説明する。
【0010】
図1は、本発明に係る電池ケース供給装置の要部構成例を、一部を切り欠いて断面的に示したもので、5は外側縁部に電池ケースの着脱可能な電池ケース装着部6を備え、かつ図示されていないモータを駆動源とし、一定方向に回転する電池ケース供給機構本体、たとえば断面横倒しH型の電池ケース取り入れダイヤルである。ここで、前記電池ケース装着部6は、電池ケース取り入れダイヤル5の外周側に延設する両凸部5a,5bの一部を切り欠き、その端面部に電池ケース保持用磁石5cを内蔵させた構成を成している。そして、前記電池ケース取り入れダイヤル5は、支持台7にボルト7a締めで垂直的に植立された支柱8で支えられ,この支柱8に装着された回転軸9で、一定方向への回転が可能に支持されている。また、10は前記電池ケース取り入れダイヤル(電池ケース供給機構本体)5の外側縁部に沿って配置され、前記電池ケース装着部6に装着された電池ケース11をガイドする電池ケースガイドである。ここで、電池ケースガイド10は、前記支持台7にボルト7b締めで固定された固定ブラケット12に、たとえばボルト 12aによって装着され、かつこのボルト 12aの締め具合で、任意に位置を設定し得る磁石13の保持力により保持される構成を採っている。つまり、前記電池ケースガイド10は、一定の負荷において、磁石13によって着脱可能に配置され、かつ供給される電池ケース11による過分な負荷で離脱するよう制御されている。さらに、14は前記電池ケースガイド10の負荷による離脱をセンサ15で検知して、電池ケース取り入れダイヤル5の駆動を停止する制御機構である。なお、図1において、 15aはセンサ検出用板、 15bは前記センサ検出用板 15aを電池ケースガイド10に固定するボルト、16は電池ケースガイド10用のストッパである。
【0011】
次に、図2を併せて参照して、前記電池ケース供給装置による電池ケースの供給について説明する。
【0012】
この電池ケース供給装置、換言すると、電池ケース取り入れダイヤル5の電池ケース装着部6に、電池ケース11が正常な状態で装着されている場合は、図1に図示したように、電池ケースガイド10と装着されている電池ケース11とが一定の離隔を保っているため、両者の間で負荷の問題は発生しない。つまり、電池ケース11が変形を起こしたり、あるいは電池ケースガイド10などが破損したりすることなく、電池ケース11の供給が正常に行われる。
【0013】
しかしながら、電池ケース取り入れダイヤル5の電池ケース装着部6に、電池ケース11が不正常な状態で装着されている場合は、図2に模式的に図示したように、不正常な状態で装着された電池ケース11が、電池ケースガイド10の設置領域を通過する際、電池ケースガイド10および電池ケース11の両者に負荷がかかることになる。このとき、電池ケースガイド10は、固定ブラケット12に装着されている磁石13の保持力のみで保持されていため、容易に離脱する。つまり、電池ケースガイド10に、その電池ケースガイド10を保持する磁石13の保持力よりも大きい負荷がかかると、電池ケースガイド10が固定ブラケツト12から離脱する方向に作用する。そして、この作用に伴って、電池ケースガイド10が離脱を開始すると、前記磁石13による保持力も必然的に低下するので、容易に固定ブラケツト12から離脱して、前記負荷は容易に吸収・解消されることになる。したがって、電池ケース11の変形,電池ケース供給機構本体5および電池ケースガイド10の損傷など全面的に回避される。一方、前記電池ケースガイド10の離脱は、センサ15によって検知され、制御機構14を介して電池ケース取り入れダイヤル5の駆動が停止されるので安全も確実に確保されることになる。
【0014】
なお、本発明は上記例示の手段に限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲でいろいろの変形を採り得る。
【0015】
【発明の効果】
上記説明から分かるように、本発明に係る電池ケース供給装置によれば、過負荷による電池ケースの変形発生、および電池ケースガイドの破損などを全面的に回避もしくは解消しながら、確実に安全を確保し得る。そして、前記安全確保に当たっては、供給系などに何等の支障も起こらないため、一旦停止させた駆動も容易に原状に復帰し得る。つまり、電池ケースの供給において、信頼性を確保しながら、電池製造のスピードアップ(量産性の向上)や、コストダウンに大きく寄与するといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電池ケース供給装置の要部構成例を示す一部切り欠き断面図。
【図2】図1に図示する電池ケース供給装置による電池ケース供給時の態様例を模式的に示す一部切り欠き断面図。
【図3】電池ケース供給装置の概略構成を示す平面図。
【符号の説明】
1,5…電池ケース取り入れダイヤル本体(電池ケース供給機構本体) 2,6…電池ケース装着部 3,10…電池ケースガイド 5c…電池ケース保持磁石 13…電池ケースガイド保持磁石 14…駆動制御機構 15…センサ
Claims (1)
- 外側縁部に電池ケースの着脱可能な電池ケース装着部を備え、かつ一定方向に回転もしくは走行する電池ケース供給機構本体と、
前記電池ケース供給機構本体の外側縁部に沿って配置され、電池ケース装着部に装着された電池ケースをガイドする電池ケースガイドと、
前記電池ケースガイドの負荷による離脱をセンサで検知し、電池ケース供給機構本体の駆動を停止する制御機構とを具備して成り、
前記電池ケースガイドが、磁石によって着脱可能に配置され、かつ供給される電池ケースによる過分な負荷で離脱するよう制御されていることを特徴とする電池ケース供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19545594A JP3549255B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 電池ケース供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19545594A JP3549255B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 電池ケース供給装置 |
Publications (2)
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JPH0864184A JPH0864184A (ja) | 1996-03-08 |
JP3549255B2 true JP3549255B2 (ja) | 2004-08-04 |
Family
ID=16341358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP19545594A Expired - Fee Related JP3549255B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 電池ケース供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3549255B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP19545594A patent/JP3549255B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0864184A (ja) | 1996-03-08 |
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