JPH0229273Y2 - - Google Patents

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JPH0229273Y2
JPH0229273Y2 JP1984031843U JP3184384U JPH0229273Y2 JP H0229273 Y2 JPH0229273 Y2 JP H0229273Y2 JP 1984031843 U JP1984031843 U JP 1984031843U JP 3184384 U JP3184384 U JP 3184384U JP H0229273 Y2 JPH0229273 Y2 JP H0229273Y2
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motor
link
cord wire
rear frame
mounting
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JP1984031843U
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、頭部カバー内に、前・後フレーム結
合形のモータ及び首振機構を備えた扇風機の改良
に関する。
(従来の技術) 従来より扇風機には、前フレームと後フレーム
とを結合して成るモータを頭部カバー内に配設す
ると共に、該頭部カバー内に、リンクを前記モー
タのほぼ最下部近傍に位置して有する首振機構を
設け、前記モータへ給電するコード線を、モータ
を支持したネツクピース側から前記頭部カバーと
モータとの間のうち該モータのほぼ最下部の横方
向部位(モータ中心軸からみると斜め下方)を通
してモータに接続する構成としたものが供されて
おり、而して上記モータにおける前フレームと後
フレームとは、夫々の開口縁部の左、右の斜め下
部と左、右の斜め上部との4箇所に夫々径方向に
突設した取付片部をねじ締めすることにより結合
されている。又、斯かる扇風機では、首振時に誤
つて扇風機頭部に外力を加えた場合でも首振機構
のリンクが許容された回動範囲から逸脱しない様
に、該リンクを移動限度位置で止める異常回動防
止用のストツパを形成している。
(考案が解決しようとする課題) ところで扇風機では、首振り時これに伴つてコ
ード線がモータのほぼ最下部の横方向の部位で撓
み動く事情にあるが、上記従来のものでは、その
撓み動くコード線がモータの斜め下部に存する取
付片部に当接したり延いては該取付片部と頭部カ
バーと間に挾まつたりし、該コード線が傷付く虞
れがあり、又、リンクに強い外力が加わつたとき
に該リンクを受け止めたストツパが変形したり後
フレームの開口縁部が変形する懸念があつた。
従つて本考案の目的は、首振り時にコード線が
傷付く様な虞れがなく、しかもリンクに強い力が
加わつた場合でもモータのフレームにおけるスト
ツパや開口縁部が変形する懸念もない扇風機を提
供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、頭部カバー内に設けられ前フレーム
と後フレームとをそれらの開口縁部に径方向に突
設した複数の取付片部で結合して成るモータと、
リンクを有して前記頭部カバー内に設けられた首
振機構と、前記カバーと前記モータとの間を通さ
れるコード線とを備えたものにおいて、前記前フ
レーム及び後フレームの取付片部を夫々その一つ
が前記モータのほぼ最下部に位置する3点配置形
もしくは4点配置形に配して形成し、該ほぼ最下
部に位置する取付片部と前記首振機構のリンクと
が横方向で並び合う配置関係として該取付片部に
より該リンクの異常回動を阻止し得る様にすると
共に、前記コード線を前記ほぼ最下部に位置する
取付片部の横方向であつて前記リンクと反対側の
部位を通す様にしたところに特徴を有する。
(作用) 上記手段によれば、前フレーム及び後フレーム
の取付片部を夫々その一つが前記モータのほぼ最
下部に位置する3点配置形もしくは4点配置形に
配して形成し、該ほぼ最下部に位置する取付片部
と前記首振機構のリンクとが横方向で並び合う配
置関係として該取付片部により該リンクの異常回
動を阻止し得る様にしたことで、そのモータのほ
ぼ最下部の取付片部をストツパとして兼用するこ
とができ、もつて、専用のストツパを設けずにリ
ンクの異常回動を防止できる。
また、各取付片部を上記配置形で形成したこと
で、モータのほぼ最下部の横方向のうちのリンク
とは反対側の部位にスペースが形成され、そのス
ペースにコード線を通すようにしたから、コード
線が撓み動いたとしても該コード線の移動領域外
に取付片部が位置することになり、コード線が傷
付く様な虞れはない。
(実施例) 以下本考案の第一実施例につき第1図乃至第4
図を参照して説明する。1は支柱2を立設した基
台、3は支柱2上端部に設けられたネツクピー
ス、4はネツクピース3にスタツド5(第2図参
照)を介して支持された扇風機頭部で、該扇風機
頭部4は頭部カバー6内に設けられた羽根駆動用
のモータ7及び首振機構8と、モータ7の回転軸
に直結された羽根9と、この羽根9を囲繞するガ
ード10とを有して成る。さて第2図及び第3図
に示す様に、前記モータ7は、前記スタツド5に
よつて前記ネツクピース3に首振り可能に支承さ
れており、又、前記首振機構8は、モータ7後部
に取着された駆動部11と、この駆動部11から
突出された出力ピニオン12と、これに噛合する
平歯車13と、この平歯車13に一端部が枢着さ
れ且つ他端部が前記ネツクピース3のボス部14
に枢着されたリンク15とを有して成り、このリ
ンク15はモータ7のほぼ最下部の横方向この場
合右方の部位に位置する。尚この首振機構8はモ
ータ7によつて駆動されるものである。さて前記
モータ7は、ともに鋼板をプレス成形した前フレ
ーム16と後フレーム17とを結合して成るもの
であり、即ち前フレーム16の開口縁部及び後フ
レーム17の開口縁部にはフランジ16a及び1
7aが夫々形成されており、このフランジ16a
及び17aには、夫々、取付片部18及び19を
一つがモータ7のほぼ最下部に位置する3点配置
形に配して径方向に突設している。而してこの前
フレーム16における取付片部18と後フレーム
17における取付片部19とをねじ20によつて
締付け結合している。ここで、第3図に示す如
く、上記各取付片部18及び19にあつてモータ
7のほぼ最下部に位置するものと、前記首振機構
8のリンク15とは並び合う配置関係にあり、そ
してその取付片部18及び19の右側部には垂直
状の受け部18a及び19a(第4図参照)が
夫々形成されている。一方、第2図において、2
1はモータ7に給電するコード線で、これはネツ
クピース3側から頭部カバー6とモータ7との
間、特には前記モータ7のほぼ最下部に位置する
取付片部18,19の横方向であつて前記リンク
15と反対側の部位(左方の部位)を通して該モ
ータ7の後側上部に接続されている。
さて上記構成において、首振機構8の動作によ
る扇風機頭部4の首振時には、これに伴いコード
線21が第3図に示す如き領域R内で撓み動く
が、この場合、モータ7における取付片部18及
び19を夫々その一つがモータ7のほぼ最下部に
位置する3点配置形に設けていることから、上記
モータ7のほぼ最下部の左方の部位には上記コー
ド線21の移動領域Rを余裕をもつて含め得るス
ペースが形成されるようになり、そのスペース
(モータ7のほぼ最下部の左方の部位)にコード
線21を通す様にしたから、結果的に各取付片部
18及び19はコード線21の移動領域R外に存
し、従つて、コード線21が取付片部18及び1
9に当接することもなければ該取付片部18及び
19と頭部カバー6との間に挾まれたりすること
もなく、よつてコード線21が傷付く様な虞れは
全くない。
一方、首振時において第4図の如く首振機構8
は角度位置aと角度位置bとの範囲α内で首振運
動するが、例えば、該首振機構8が矢印A方向側
の角度位置a(許容範囲限度位置)に達した状態
で、使用者が不注意で扇風機頭部4をさらに矢印
A方向へ外力を加えた場合、リンク15が許容範
囲を超えて異常回動する虞れがあるが、リンク1
5とモータ7のほぼ最下部の取付片部18及び1
9とを横方向で並び合う配置関係としていること
で、この最下部の取付片部18及び19の受け部
18a及び19aによつてリンク15が受けられ
て該リンク15の異常回動が阻止され、もつて別
の専用ストツパを要さずにリンク15の異常回動
を防止できる。この場合、リンク15を受け止め
る取付片部18と取付片部19とをねじ20にて
締結して一体化していることから極めて堅牢であ
り、従つて異常回動阻止用のストツパを兼用する
ほぼ最下部の取付片部18及び19が変形するこ
ともなければ前フレーム16及び後フレーム17
の開口縁部(フランジ16a及び17a)が変形
する虞れも全くない。又、下部の取付片部18及
び19がストツパを兼用する構成であるので、前
フレーム16及び後フレーム17にストツパを形
設せずに済み、よつて製作性の向上も図り得る。
次に第5図は本考案の第二実施例を示し、この
第二実施例では、取付片部18及び19(取付片
部18のみ図示)を、一つがモータ7のほぼ最下
部に位置する4点配置形に配して突設した点が前
記第一実施例と異なるも、この第二実施例におい
ても、取付片部18及び19はコード線21の移
動範囲Rを外れて位置するところとなるので、前
記第一実施例と同様の効果を奏する。
尚、上記各実施例では、前フレーム16及び後
フレーム17を鋼板のプレス成形にて形成した
が、これはダイキヤストによる成形等でもよく、
又これ以外でもよい。さらに首振機構8の駆動源
としては羽根駆動用のモータ7によらず専用のモ
ータを用いてもよいし、又、取付片部18及び1
9の結合はねじ20でなくリベツトでもよい。
その他本考案は上記し且つ図面に示す各実施例
に限定されず、要旨を逸脱しない範囲内で種々変
更して実施できる。
[考案の効果] 本考案は以上の記述にて明らかな様に、頭部カ
バー内に設けられ前フレームと後フレームとをそ
れらの開口縁部に径方向に突設した複数の取付片
部で結合して成るモータと、リンクを有して前記
頭部カバー内に設けられた首振機構と、前記カバ
ーと前記モータとの間を通されるコード線とを備
えたものにおいて、前記前フレーム及び後フレー
ムの取付片部を夫々その一つが前記モータのほぼ
最下部に位置する3点配置形もしくは4点配置形
に配して形成し、該ほぼ最下部に位置する取付片
部と前記首振機構のリンクとが横方向で並び合う
配置関係として該取付片部により該リンクの異常
回動を阻止し得る様にすると共に、前記コード線
を前記ほぼ最下部に位置する取付片部の横方向で
あつて前記リンクと反対側の部位を通す様にした
ことを特徴とするものであり、これにて、コード
線が撓み動く領域から取付片部を外して位置させ
ることができて該コード線の傷付き防止を図り
得、しかもモータのほぼ最下部にて堅牢な二重構
造となる取付片部を異常回動防止用のストツパに
兼用させることができ、よつてストツパたる取付
片部の変形を防止できると共に前フレーム及び後
フレームの開口縁部の変形も確実に防止でき、さ
らにはモータのほぼ最下部の取付片部にてストツ
パを兼用するので、別途ストツパを形成せずに済
み、よつて製作性の向上も図り得る等、優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の第一実施例を示
し、第1図は全体の側面図、第2図は要部の拡大
縦断側面図、第3図は同要部の正面図、第4図は
第2図の−線に沿う下面図であり、第5図は
本考案の第二の実施例を示す第3図相当図であ
る。 図中、4は扇風機頭部、5はスタツド、6は頭
部カバー、7はモータ、8は首振機構、15はリ
ンク、16は前フレーム、17は後フレーム、1
8及び19は夫々取付片部、21はコード線であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頭部カバー内に設けられ前フレームと後フレー
    ムとをそれらの開口縁部に径方向に突設した複数
    の取付片部で結合して成るモータと、リンクを有
    して前記頭部カバー内に設けられた首振機構と、
    前記カバーと前記モータとの間を通されるコード
    線とを備えたものにおいて、前記前フレーム及び
    後フレームの取付片部を夫々その一つが前記モー
    タのほぼ最下部に位置する3点配置形もしくは4
    点配置形に配して形成し、該ほぼ最下部に位置す
    る取付片部と前記首振機構のリンクとが横方向で
    並び合う配置関係として該取付片部により該リン
    クの異常回動を阻止し得る様にすると共に、前記
    コード線を前記ほぼ最下部に位置する取付片部の
    横方向であつて前記リンクと反対側の部位を通す
    様にしたことを特徴とする扇風機。
JP3184384U 1984-03-05 1984-03-05 扇風機 Granted JPS60143194U (ja)

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JP3184384U JPS60143194U (ja) 1984-03-05 1984-03-05 扇風機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818597A (ja) * 1982-03-01 1983-02-03 Sanyo Electric Co Ltd 扇風機

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