JP3547830B2 - 排水管継手 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、コンクリート建物の屋上等に降った雨水を竪樋に排水するために用いられ、特に、排水管と竪樋との接続に使用される排水管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の排水管継手としては、例えば、実開平2−143426号公報に記載されているようなものが知られている。
【0003】
この排水管継手は、平面形状が正方形の筒状に形成されている主管部ならびにその主管部の管壁に設けられている分岐部を備え、前記主管部の上端の対向位置2箇所に嵌合孔が形成されている継手本体と、平面形状が前記継手本体の平面形状とほぼ同一の正方形に形成されていて、4つ側縁部の各中央に設けられている挿入片を前記主管部の上端内面に当接させると共に、前記4つの挿入片のうちの対向する2つに設けられている嵌合突起を前記嵌合孔に嵌合させた状態で前記上部開口に装着されている蓋体と、で構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の排水管継手にあっては、蓋体を継手本体から取り外す時には、蓋体を一方の嵌合突起の方に引き寄せることによって他方の嵌合突起を継手本体の嵌合孔から外し、その後、まだ嵌合したままの嵌合突起を嵌合孔から抜き取るようにして行なっているので、後から取り外す方の嵌合突起が設けられている挿入片を大きく変形させる必要があり、非常に力を要するという問題があった。また、変形させた挿入片に大きな負担がかかり、破損の虞もあるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記のような問題に着目し、蓋体を小さな力で簡単に継手本体から取り外すことができる排水管継手を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の排水管継手は、筒状に形成されていて下部開口が竪樋と接続される主管部ならびに、その主管部の管壁に設けられていて排水管と接続される分岐部を備えている継手本体と、挿入片を前記主管部の上部開口から挿入させて前記主管部の上端内面に当接させた状態で前記上部開口に装着されている蓋体と、で構成され、前記主管部の上端と前記蓋体の挿入片に互いに嵌合可能な嵌合部が設けられている排水管継手において、前記挿入片が、前記主管部の上端を所定の向きに押し潰す妨げにならない4隅に配置されていると共に、前記蓋体の嵌合部が、前記主管部の上端を押し潰し可能な向きとは90度異なる向きに対向している2箇所に設けられている構成とした。
【0007】
【作用】
継手本体から蓋体を取り外す場合には、まず、主管部の上端を所定の向きに押し潰す。そうすると、押し潰した向きとは90度異なる向きに対向している2箇所がやや外側に膨らむことにより、継手本体の嵌合部と蓋体の嵌合部との間の嵌合強度が弱まる。従って、この時に蓋体を引き上げると、蓋体は小さな力で簡単に継手本体から外れる。
【0008】
【実施例】
まず、図1〜図4に基づいて、本発明第1実施例の排水管継手の構成を説明する。図1は本実施例の排水管継手を示す縦断面図、図2は本実施例の排水管継手を示す斜視図で、図中1は継手本体、2は蓋体である。また、図3は前記蓋体2を表側から見た斜視図、図4は前記蓋体2を裏側から見た斜視図でである。
【0009】
前記継手本体1は、平面形状が長方形の筒状に形成されている主管部11ならびに、その主管部11の管壁に設けられている断面形状が長方形の分岐部12で構成されており、前記主管部11の下部開口11aが竪樋と接続され、前記分岐部12の先端が排水管と接続されるようになっている。なお、前記分岐部12と接続した排水管から継手本体1への雨水の流れがスムーズに行われるように、前記分岐部12には所定の勾配θが設けられている。また、前記主管部11には、長方形の短辺に対応する一対の管壁の上端中央に、それぞれ嵌合孔111が設けられている。すなわち、前記嵌合孔111は、主管部11の上端の対向位置2箇所に設けられていることになる。
【0010】
前記蓋体2は、断面形状が前記主管部11の平面形状とほぼ同一の長方形に形成されており、一対の中央挿入片21ならびに4つのコーナー挿入片22を主管部11の上部開口11bから挿入させて主管部11の上端内面に当接させると共に、前記中央挿入片21に設けられている嵌合突起23を前記主管部11の嵌合孔111に嵌合させることによって前記主管部11の上部開口11bに装着されている。
【0011】
前記中央挿入片21は、長方形の短辺に対応する一対の側縁部下面の中央、すなわち、蓋体2の周縁部下面の対向位置2箇所に設けられており、前記コーナー挿入片22は、蓋体2の4隅下面のそれぞれに設けられている。即ち、前記コーナー挿入片22は、中央挿入片21の嵌合突起23と継手本体1の嵌合孔111とを嵌合させる時には、嵌合突起23と嵌合孔111の位置を合わせるためのガイドとなり、それらを嵌合させた後は、外から衝撃が中央挿入片21に伝わる度合を小さくするための補強材となる。
【0012】
また、前記蓋体2の周縁部上面には周壁24が設けられ、前記蓋体2の中央部には貫通孔25が設けられており、蓋体2の上面に溜った雨水が、前記貫通孔25を通して継手本体1の内部に流れ込むようになっている。これにより、蓋体2の上面に付着した塵や埃によって継手本体1や竪樋の外面が汚されることが無くなる。また、前記貫通孔25は、雨水排水時の空気取り入れ口でもある。
【0013】
次に、図5ならびに図6に基づいて、本実施例の作用を説明する。
【0014】
継手本体1から蓋体2を取り外す場合には、まず、図5の矢印で示した位置(長方形の長辺に対応する一対の管壁の中央)に力を加えて、主管部11の上端を押し潰す。この矢印で示した位置は、蓋体2の中央挿入片21ならびにコーナー挿入片22によって弾性変形が妨げられることがないので、この位置を押すことにより、比較的容易に主管部11の上端を押し潰すことができる。
【0015】
このようにして主管部11の上端を押し潰すと、主管部11の、押し潰した向きとは90度異なる向きに対向している2箇所、すなわち、長方形の短辺に対応する一対の管壁の上端がやや外側に膨らむことにより、継手本体1の嵌合孔111と蓋体2の嵌合突起23との間の嵌合強度が弱まる。従って、この時に蓋体2を引き上げると、蓋体2は小さな力で簡単に継手本体1から外れる。蓋体2を引き上げる時には、図6に示すように、貫通孔25に指を入れると、指が滑ることなく楽に引き上げることができる。
【0016】
つまり、本実施例の排水管継手にあっては、上述のようにして蓋体2の取り外しを容易に行なうことができるので、竪樋の内部を点検したり掃除したりする場合に非常に便利である。
【0017】
次に、図7に基づいて、本発明第2実施例の排水管継手について説明する。
【0018】
本実施例の排水管継手は、継手本体5の主管部51の断面形状ならびに蓋体6の平面形状が、円と長方形を組み合わせた三味胴状になっていると共に、継手本体5の分岐部52の断面形状が円形になっており、更に、前記継手本体5ならびに蓋体6の側面には、それぞれ対向位置の2箇所に溝50,60が上下方向に連続して形成されている点が第1実施例の排水管継手と異なっている。
【0019】
また、本実施例は、前記蓋体6を前記主管部51の上部開口51bに装着させる場合に、一対の中央挿入片61ならびに4つのコーナー挿入片62を、前記継手本体5の主管部51の上部開口51bから挿入させて主管部51の上端内面に当接させると共に、前記中央挿入片61に設けられている嵌合突起63を前記主管部51の嵌合孔511に嵌合させる点は第1実施例の排水管継手と同様であるが、前記嵌合孔511が継手本体5の溝50に形成されていることにより、嵌合孔511自身と、その嵌合孔511に嵌合させた嵌合突起63が外観で目立たないようになっている点に特徴がある。
【0020】
なお、周壁64と貫通孔65によって、蓋体6の上面に溜った雨水が継手本体5の内部に流れ込むようになっている点は第1実施例と変わりない。
【0021】
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、継手本体の主管部ならびに分岐部の断面形状や蓋体の平面形状は、実施例で示した以外の形状(正方形や八角形など)であってもよい。また、実施例では、蓋体に貫通孔が形成されている例を示したが、継手本体の上端に貫通孔を設けてもよい。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の排水管継手にあっては、挿入片が、前記主管部の上端を所定の向きに押し潰す妨げにならない4隅に配置されていると共に、前記蓋体の嵌合部が、前記主管部の上端を押し潰し可能な向きとは90度異なる向きに対向している2箇所に設けられているので、主管部の上端を外側から押すなどして所定の向きに押し潰した後、蓋体を引き上げることにより、蓋体を小さな力で簡単に継手本体から取り外すことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の排水管継手を示す縦断面図である。
【図2】第1実施例の排水管継手を示す斜視図である。
【図3】蓋体を表側から見た斜視図である。
【図4】蓋体を裏側から見た斜視図である。
【図5】蓋体の取り外し方を説明するための平面図である。
【図6】蓋体の取り外し方を説明するための断面図である。
【図7】第2実施例の排水管継手を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 継手本体
11 主管部
11a 下部開口
11b 上部開口
111 嵌合孔
12 分岐部
2 蓋体
21 中央挿入片
22 コーナー挿入片
23 嵌合突起
排水管
竪樋

Claims (1)

  1. 筒状に形成されていて下部開口が竪樋と接続される主管部ならびに、その主管部の管壁に設けられていて排水管と接続される分岐部を備えている継手本体と、挿入片を前記主管部の上部開口から挿入させて前記主管部の上端内面に当接させた状態で前記上部開口に装着されている蓋体と、で構成され、前記主管部の上端と前記蓋体の挿入片に互いに嵌合可能な嵌合部が設けられている排水管継手において、
    前記挿入片が、前記主管部の上端を所定の向きに押し潰す妨げにならない4隅に配置されていると共に、前記蓋体の嵌合部が、前記主管部の上端を押し潰し可能な向きとは90度異なる向きに対向している2箇所に設けられていることを特徴とする排水管継手。
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