JP3547044B2 - ホログラムの露光装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車などの窓ガラスに雨滴が付着したことを検出してワイパーなどを自動的に駆動させるための雨滴検出用検出光の導入用ホログラムと導出用ホログラムの露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、雨滴を検出する装置は、フロントガラスに向けて配された発光素子と、フロントガラスに向けて配されるとともに発光素子より発せられフロントガラス内を全反射した光を受光する素子とを有し、フロントガラス上の雨滴によって生じる受光素子における受光量の変化に基づき雨滴の存在を検出する装置(特開平10−62336号公報)などが出願されている。
【0003】
しかしながら、プリズムの形状、設置状況により検出装置全体の寸法が大きくなって運転者などにとって邪魔な存在になるばかりか、導入用、導出用プリズムを発光素子、受光素子との位置関係で正確に取り付ける必要がある。
【0004】
そこで本発明者らはホログラムを利用して検出光の導入と導出を行う検出装置を特願平10−312015号として提案しているが、その場合のホログラムを通常の方法により2種類別個に露光するのでは、2回の露光作業を行う必要があり、露光作業が増えるばかりでなく、別個に作製した2枚のホログラムを検出光の導入用、導出用として車両用のフロントガラスなどに配設する場合には、位置合わせが困難である。この問題を解決するために1枚のシートに2種類のホログラムを露光することが考えられるがこの場合には、作製中のホログラム領域に不要な光(特にガラス基板の臨界角を超える角度で入射するレーザー光による迷光)が照射されないような煩雑な減光処理、また同領域以外の領域に不要なホログラムが作製されないような煩雑なマスキング処理が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、光学系などのセッティングが容易であり、しかも露光作業が1回で済み、1枚のシートに露光する場合にも、煩雑な減光処理やマスキング処理なども不要であるホログラム露光装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のホログラムの露光装置は、2種類の透過型ホログラムを形成する場合には、基板に感光材を貼着して配置した乾板と、該乾板に物体光と参照光を入射させるレーザーを含む光学系とを少なくとも具備し、第1の物体光と第1の参照光により第1のホログラムを形成し、第2の物体光と第2の参照光により第2のホログラムを形成させるホログラムの露光装置において、前記光学系から第1の参照光として入射させる平面と、前記光学系から前記基板の臨界角以上の角度で第1の物体光として入射させる平面を少なくとも具備する第1のプリズムと、第2の物体光として出射させる平面と第2の参照光として出射させる平面を少なくとも具備する第2のプリズムを前記乾板の一方の面に密着させるとともに、前記第1の物体光を全反射させて第2の参照光として第2のプリズムの平面から出射させる第1の平面と、前記第1のプリズムおよび第2のプリズムにそれぞれ対向する位置であって、前記第1の平面の両側に形成された、前記第1の参照光を内部反射により導き第2の物体光として前記第2のプリズムの平面から出射させる第2の平面および第3の平面を少なくとも具備するガラスブロックを乾板の他方の面に密着させたことを特徴とする。
【0007】
また、前述のホログラムの露光装置において、物体光あるいは参照光のどちらかを逆向きに感光材に入射させるようにしたことを特徴とするホログラムの露光装置であり、2種類の反射型ホログラムを作製する。
【0008】
いずれの場合にも、平面あるいは曲率が小さくて平面に近い場合には第1のプリズムと第2のプリズムを一体化して1枚のプリズムとしておけば、セッティングが容易になる。
【0009】
本発明は、車両用のフロントガラスなどに設けた発光素子などから検出光を導入し、フロントガラスなどを全反射させるように回折する導入用のホログラムと、フロントガラスなどを全反射して進行する光を受光素子に導出するよう回折する導出用のホログラムを1回の露光作業で容易に作製することができ、しかも第1の参照光から第2の物体光への光路あるいは第2の物体光から第1の参照光への光路はガラスブロック中で行うので、ガラスブロックを使用しない場合にはミラーなどのセッティングが必要であるが、第1の参照光を第1のプリズムの平面からあるいは第2の物体光を第2のプリズムの平面から入射させるだけでよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
ホログラムは透過型ホログラム、反射型ホログラムのいずれも使用可能であり、発光素子からの光を透明板状体に導入する際のホログラムは発光素子の光をフロントガラスなどの透明板状体中で全反射するように回折角を板ガラスの場合で41.1°以上とし、雨滴(屈折率1.33)と透明板状体と雨滴との界面で全反射しないように60.1°以下になるようなホログラムを使用する必要があり、透明板状体から受光素子へ導出する際のホログラムは逆に透明板状体中を全反射してきた光を受光素子に出射するようなホログラムを使用する必要がある。
【0011】
したがって、透過型ホログラムの作製は、レーザー光源を含む光学系から第1の参照光として入射させる平面と、前記光学系からガラス基板などの基板の臨界角以上の角度で第1の物体光として入射させる平面を少なくとも具備する第1のプリズムと、第2の物体光として出射させる平面と第2の参照光として出射させる平面を少なくとも具備する第2のプリズムを前記乾板の一方の面に密着させるとともに、前記第1の物体光を全反射させて第2の参照光として第2のプリズムの平面から出射させる第1の平面と、前記第1のプリズムおよび第2のプリズムにそれぞれ対向する位置であって、前記第1の平面の両側に形成された、前記第1の参照光を内部反射により導き第2の物体光として前記第2のプリズムの平面から出射させる第2の平面および第3の平面を少なくとも具備するガラスブロックを乾板の他方の面に密着させた状態で露光すれば、第1のホログラムが導入用ホログラムとして、第2のホログラムが導出用ホログラムとして1回の露光作業で作製することができる。
【0012】
反射型ホログラムの作製は、物体光あるいは参照光のどちらかを透過型ホログラムの場合と逆向きに感光材に入射させればよく、前記光学系から第1の参照光として出射させる平面と、前記光学系からガラス基板などの基板の臨界角以上の角度で第1の物体光として入射させる平面を少なくとも具備する第1のプリズムと、第2の物体光として入射させる平面と第2の参照光として出射させる平面を少なくとも具備する第2のプリズムを前記乾板の一方の面に密着させるとともに、前記第2のプリズムおよび第1のプリズムにそれぞれ対向する位置であって、前記第1の平面の両側に形成された、前記第2の物体光を内部反射により導き第1の参照光として前記第1のプリズムの平面から出射させる第3の平面と第2の平面を少なくとも具備するガラスブロックを前記乾板の他方の面に密着させた状態で露光すれば、第1のホログラムが導入用ホログラムとして、第2のホログラムが導出用ホログラムとして1回の露光作業で作製することができる。
【0013】
プリズムについて、表面平滑なガラスを使用して、レーザー光が入射及び出射する平面に相当する部分を切断、研磨して作製すればよく、ガラス基板が湾曲している場合には第1のプリズムと第2のプリズムは別個に密着させた方がよいが、ガラス基板の曲率が小さいか、あるいはフラットな場合には、第1のプリズムと第2のプリズムが一体化されたものを使用することができる。
【0014】
プリズムの斜面の角度について、図1の第1のプリズム3によって説明すると、ガラス基板1の屈折率をn1、プリズムの屈折率をn2とすると、β=θ°−sin−1(sinφ/n2)°、α=sin−1{sinβ・(n2/n1)}°が成り立つ。なお、φは図示しないが、第1のプリズム3の平面32への入射角である。
【0015】
ここでプリズムの屈折率はガラス基板の屈折率に等しいとしてよいので、n1=n2=nとしてα=βとなる。
【0016】
第1の物体光S1がガラス基板中を全反射して進むためには、sin−1(1/n)° ≦α<90°が成り立たなければならない。
【0017】
したがって、sin−1(1/n)° ≦θ°−sin−1(sinφ/n)°<90°となり、この結果からsin−1(1/n)°+sin−1(sinφ/n)°<θ≦90°+sin−1(sinφ/n)°が成り立つようにすればよい。
【0018】
θが90°を越える場合、すなわちガラス基板と接する面をその表面である31より短くした場合にも第1の物体光をガラス基板中で全反射させることは可能であるが、入射角が大きくなり好ましくない。
【0019】
なお、第1の参照光R1は、実際の露光の場合、表面での反射光がレーザー発振器に戻りレーザー光が不安定となるのを防ぐために法線からずらした方がよいが、ここでは便宜上第1の参照光R1を法線として扱った。
【0020】
また、プリズムの平面31は必ずしもガラス基板1の面と平行にする必要はなく、傾けてもよい。
【0021】
ガラスブロックについて、ほぼ平行な面を構成する一対の平面とその平面の両側にその平面と斜面をなす平面(第2の平面と第3の平面)を形成し、ほぼ台形状に形成するものであり、第1のプリズムに対向する位置の第2の平面は第1の参照光を全反射してガラスブロック中を進行するような角度に切断、研磨して形成し、第2のプリズムに対向する位置の第3のの平面はガラスブロック中を進行してきた光を全反射させて第2の物体光として前記第2のプリズムの平面から出射させるような角度に切断、研磨すればよい。また、第1の参照光および第2の物体光が感光材に入射する角度により、前記斜面以外の側面に相当する面や第1の物体光を反射により第2の参照光として導く面も有効に利用することができる。ガラス基板に密着させる表面部分は、ガラス基板の形状に合わせた形状が好ましく、したがって平面かあるいは曲率半径が大きくほとんど平面に近い形状が好ましい。また、ガラスブロックの第1の参照光を反射により第2の参照光として導く面も同様に平面か平面に近い形状が好ましいが、表面と平行にする必要はない。また、材質は通常の無機ガラスだけでなく、樹脂ガラスなどの透過率の高い透明な材料であってもよい。
【0022】
感材については、樹脂フィルムに厚さ25μmのフォトポリマーポリマー、例えばOmniDex−352(DuPont製)を塗布したものなどが好適であるが、フィルムに感材が塗布されたものであればよい。
【0023】
この発明の露光装置によって作製されたホログラムは、後述する実施例に示すように、雨滴検出用のホログラムとして好適に使用することができる。この場合には発光素子からの検出光を本発明の第1のホログラム(導入用ホログラム)を介して車両用のフロントガラスなどに入射させ、フロントガラスなどの透明板状体中を全反射させながら、雨滴などがフロントガラスに付着していなければ、フロントガラスから外に出射することはないので、透明板状体中を進行する検出光を本発明の第2のホログラム(導出用ホログラム)を介して受光素子に入力すれば雨滴の検出を的確に行うことができる。
【0024】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説明する。
【0025】
図1と図2は、それぞれ実施例1における露光装置を示す概略図と得られたホログラムを応用した雨滴検出装置を示す概略図、図3はそれぞれ実施例2における露光装置を示す概略図である。
【0026】
実施例1
図1に示すように、車両用のフロントガラスに設けて雨滴検出装置の導入用と導出用のホログラムを作製するために車両用フロントガラスの厚さ(普通は約4.8mm)の1/2(約2.4mm)の厚さを有するガラス基板に感光材を貼着として、第1の参照光と第2の物体光を独立して感光材に入射させる場合について例示する。
【0027】
まず、厚さが0.2mmのベースフィルムに厚さ25μmのフォトポリマーなどの感光材を塗布してカバーフィルムを貼り付けた、例えばOmniDex−352(DuPont製)のベースフィルムを剥がして厚さが車両用フロントガラスの1/2である2.4mmのガラス基板1にラミネータにより圧着により感光材2として配設して乾板とした。感光材に平行な平面31とこの感光材面とのなす角度が60.0°となるように切断して、研磨した斜面32とを少なくとも具備する第1のプリズム3と、感光材に平行な平面41と感光材面とのなす角度が60.0°になるように切断、研磨された斜面42を少なくとも具備する第2のプリズム4を前記乾板の一方の面である感光材2側表面に密着させる。さらに、感光材面の法線とのなす角度が45.0°となるように切断、研磨した第2の平面(斜面)53と第3の平面(斜面)54が両側に形成され、これらの斜面と第1の平面51と第4の平面52によって台形状であって、その高さが2.4mmに形成されたガラスブロック5を前記乾板の他方の面であるガラス基板1側表面に密着させる。
【0028】
次いで、図示しない532nmの光を発振するレーザー発振器、ビームスプリッター、凸レンズ、ミラーなどを組み合わせた光学装置によりレーザー光を2分割させて、第1の物体光S1を第1のプリズムの平面(斜面)32に、その法線方向から、第1の参照光R1を第1のプリズムの平面31に、その法線方向からそれぞれ入射させる。
【0029】
第1の物体光S1と第1の参照光R1とにより干渉縞が形成、記録された第1のホログラム21が得られ、感光材を透過した第1の物体光S1はさらにガラス基板1を透過し、ガラスブロック5の第1の平面51に到り、この面で全反射して感光材の部分22に第2の参照光として入射し、第2のプリズムの平面(斜面)42から空気中に出射する。このとき同じく感光材を透過した第1の参照光R1がさらにガラス基板1を透過しガラスブロック5の内部を進み、第2の平面(斜面)53および第3の平面(斜面)54での反射により第2の物体光S2として導かれ、感光材2中で第2の参照光R2と重なるように入射されるので、この部分にも干渉縞が形成され、第2のホログラム22が得られる。
【0030】
なお、それぞれのレーザー光は、第1のプリズム3の各平面の法線方向から入射させると説明したが、精密に法線方向から入射させるとそれぞれの入射面から反射した光がレーザー光源に戻ってしまい、レーザー光が不安定になる恐れがあるので、実際には法線方向から1°程度ずらして入射させたほうが望ましい。
【0031】
このようにして得られた第1のホログラム21と第2のホログラム22は、例えば図に示すように、厚さが2mmの車内側板ガラス61と車外側板ガラス62が厚さが約0.8mmポリビニールブチラールなどの中間膜63により接着された合わせガラス(合計厚さが約4.8mm)6の車内側表面に第1のホログラム21と第2のホログラム22が記録されたホログラムシートを貼り付け、第1のホログラム(導入用ホログラム)21の前面に発光素子7を、第2のホログラム(導出用ホログラム)22の前面に受光素子8を取り付け、自動車の前部開口部にフロントガラスとして装着する。
【0032】
このようにして得られた雨滴検出装置において、雨が降っていないときには、合わせガラスに発光素子6からの検出光が導入されると、検出光は車外側板ガラスの車外側面で全反射されて、1回全反射されて受光素子7によって受光されるが、この場合には合わせガラス中の光の減衰が若干あるだけでほぼ全量が受光される。雨滴が車外側板ガラスの車外側面に付着すると、雨滴に検出光の一部、あるいは全量が入射してこの雨滴によって散乱するので、受光素子8で受光される検出光はほとんど0になるか激減する。
【0033】
図示しない検出回路において、この受光量の絶対量を、雨が降ってない通常の量に相当する量を基準値として比較すれば雨滴を的確に検出することができる。なお、この場合に結露が貼り付けたホログラム表面に生じても検出光は車外側板ガラスの車外側面を1回(1往復)全反射するだけであり、ホログラムと空気との界面では反射されないので結露により誤検出することはない。
【0034】
この場合に、第1の物体光と第2の参照光のレーザー光の向きをそのままにして第1の参照光と第2の物体光のレーザー光の向きを逆向きにするか、あるいは第1の参照光と第2の物体光のレーザー光の向きをそのままにして第1の物体光と第2の参照光のレーザー光の向きを逆向きにすれば、第1のホログラム、第2のホログラムとも反射型ホログラムとすることができる。その場合には、合わせガラスの内部に配置して使用することができる。
【0035】
実施例2
図3に示すように、乾板のガラス基板1と感光材2の配置を逆にして、さらに第1のプリズム3と第2のプリズム4を一体化した以外は実施例1と同じ構成としたものである。図3には説明の都合上符号3と符号4を付与して点線で別のプリズムのように示しているが、同じ材質で一体化した一つのプリズムである。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、雨滴検出装置などに使用可能な2種類のホログラムの露光作業を1回で済ますことができ、しかも光学系のセッティングなども容易に行うことができ、さらに、1枚のシートに露光する場合にも、煩雑な減光処理やマスキング処理なども不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における露光装置を示す要部概略図である。
【図2】実施例1において得られたホログラムを応用した雨滴検出装置を示す要部概略図である。
【図3】実施例2における露光装置を示す要部概略図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板
2 感光材
21、22 ホログラム
3 第1のプリズム
4 第2のプリズム
5 ガラスブロック
6 合わせガラス
7 発光素子
8 受光素子

Claims (3)

  1. 基板に感光材を貼着して配置した乾板と、該乾板に物体光と参照光を入射させるレーザーを含む光学系とを少なくとも具備し、第1の物体光と第1の参照光により第1のホログラムを形成し、第2の物体光と第2の参照光により第2のホログラムを形成させるホログラムの露光装置において、前記光学系から第1の参照光として入射させる平面と、前記光学系から前記基板の臨界角以上の角度で第1の物体光として入射させる平面を少なくとも具備する第1のプリズムと、第2の物体光として出射させる平面と第2の参照光として出射させる平面を少なくとも具備する第2のプリズムを前記乾板の一方の面に密着させるとともに、前記第1の物体光を全反射させて第2の参照光として第2のプリズムの平面から出射させる第1の平面と、前記第1のプリズムおよび第2のプリズムにそれぞれ対向する位置であって、前記第1の平面の両側に形成された、前記第1の参照光を内部反射により導き第2の物体光として前記第2のプリズムの平面から出射させる第2の平面および第3の平面を少なくとも具備するガラスブロックを乾板の他方の面に密着させたことを特徴とするホログラムの露光装置。
  2. 物体光あるいは参照光のどちらかを、請求項1記載のホログラムの露光装置の場合と逆向きに感光材に入射させるようにしたことを特徴とするホログラムの露光装置。
  3. 第1のプリズムと第2のプリズムを一体化したことを特徴とする請求項1あるいは2に記載のホログラムの露光装置。
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