JP3546864B2 - 熱間圧延方法とその装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粗圧延機と仕上圧延機とで圧延された熱延鋼板の温度分布を長手方向に均一に制御するための熱間圧延方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
熱延鋼板は、被圧延材であるスラブを加熱炉にて加熱した後、粗圧延機で粗圧延して粗圧延材(以下、粗バーともいう)とし、次いで、この粗バーを複数のスタンドからなる仕上圧延機で仕上圧延することにより製造される。
【0003】
仕上圧延では、製品の機械的特性を確保するために、仕上圧延機の出口の被圧延材温度(以下、仕上温度ともいう)を目標値に制御することが重要である。
ところで、通常、スラブは加熱炉内において、スキッド上に保持された状態で加熱されるため、スキッドに接触している部分の温度が他の部分に比べ低下する加熱むらが発生する。この低温部分をスキッドマークと称するが、粗バーには加熱炉での加熱むらに起因するスキッドマークによる温度低下が長手方向に周期的に発生する。
【0004】
そこで、仕上圧延機の入側で被圧延材を加熱して仕上温度を一定の温度にする方法が提案されている。
例えば、特開2000−176525号公報には、粗圧延機と仕上圧延機との間に粗バーの上下面の表面温度を検出する温度計と誘導加熱装置とを設置し、仕上温度が長手方向に一定になるように粗バーを加熱制御する圧延方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特開2000−176525号公報に開示されているように、粗バーの温度から仕上温度を予測し、予測した仕上温度に基づき加熱パターンを決定して仕上圧延機の入側で粗バーを加熱することにより仕上温度を一定に制御するためには、仕上温度の制御精度とその制御精度を得るために必要とする制御系への投資額とのバランスが重要となる。
【0006】
仕上温度を長手方向に一定とする制御は、粗バーを長手方向に所定の間隔で分割して形成した複数の点(以下、制御点という)に対して行われる。制御精度を高めるためには、制御点の数が多いほど有効であるが、粗バーの長手方向の位置を高精度にトラッキングする装置や計算処理能力の高い制御系が必要となり、設備費が嵩むと言った問題がある。
【0007】
そこで、制御点数を少なくして計算機制御系への投資を抑制することが要求される。この場合、各制御点に投入する加熱出力は適切に決定されるため、各制御点では高い制御精度が得られる。しかしながら、各制御点間では必ずしも高い制御精度が得られない。
【0008】
したがって、仕上圧延機の入側で粗バーを加熱して仕上温度を一定に制御するためには、粗バーの長手方向に複数の制御点を設け、制御点の間の領域に投入する加熱出力を適正に設定することが重要となる。
【0009】
しかし、特開2000−176525号公報には、制御点の間隔や制御点間の領域に投入する加熱出力の設定の方法については何ら記載されていない。
本発明の課題は、仕上圧延機の入側で粗圧延材を加熱して仕上圧延する際の仕上温度を高精度に制御することができる熱間圧延方法とその装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、粗圧延機と仕上圧延機との間に設けた加熱装置で粗バーを加熱する際、粗バーの長手方向に設けた制御点の間の領域に投入する加熱出力の設定方法に関して検討した。
【0011】
通常、例えばN個の制御点のそれぞれに投入する加熱出力が設定されている場合、制御点の間の領域に投入する加熱出力は、計算処理の煩雑さを避けるために、次のように設定される。
【0012】
第j番目の制御点と第j+1番目の制御点との間の領域では、第j番目の制御点に対して設定された加熱出力で一定に保持し、第j+1番目の制御点が到達した時点で第j+1番目の制御点に対して設定された加熱出力に切り替えるという方法がとられる。しかし、この方法は、構成が非常に簡単であるが十分な制御精度が得られないことがある。この方法で制御精度を十分に高めるためには、多数の制御点を設け、制御点間の距離を十分小さくすれば良いが、このためには膨大な計算処理が必要となり大規模な計算機への投資が必要になると言う問題がある。
【0013】
そこで、本発明者らは、制御点間の領域に投入する加熱装置の加熱出力の設定方法に関し、鋭意検討し、以下の知見を得た。
(a)制御点間の領域に投入する加熱装置の加熱出力を粗圧延材の長手方向位置の関数で表し、この関数で表された加熱出力に基づき粗圧延材を加熱するに際し、複数の制御点の間の領域において連続で、かつ、複数の制御点のそれぞれに設定された加熱出力を充足するように関数を決定することにより、簡単な計算処理で十分な制御精度が得られる。
【0014】
(b)例えば、制御点間の領域に投入する加熱装置の加熱出力は被圧延材の長手方向位置の1次関数として表すことができる。
(c)複数の制御点の間隔はスキッドマーク温度変動波長の1/4以下とするのが望ましい。
【0015】
本発明は上記知見に基づき完成されたもので、その要旨は以下の通りである。(1)スラブを粗圧延機で粗圧延材に粗圧延し、該粗圧延機の下流に配置した加熱装置で前記粗圧延材を加熱後、仕上圧延機に供給して仕上圧延材に仕上圧延する方法において、前記粗圧延材の長手方向に所定の間隔で複数の制御点を設け、前記粗圧延機の出側の前記複数の制御点における粗圧延材の温度を測定あるいは計算し、測定あるいは計算された前記粗圧延材の温度に基づき仕上圧延機の出口における前記複数の制御点に対応するそれぞれの部位の仕上圧延材の温度を予測し、予測された該仕上圧延材の温度が目標温度になるように前記複数の制御点に投入する前記加熱装置の加熱出力を計算し、計算された前記加熱出力から前記複数の制御点の間の領域に投入する加熱装置の加熱出力を粗圧延材の長手方向位置の関数で表し、該関数で表された前記加熱出力に基づき、前記加熱装置で前記粗圧延材を加熱する熱間圧延方法であって、前記関数が前記複数の制御点の間の領域において連続で、かつ、前記複数の制御点のそれぞれにおいて、計算された前記加熱出力を充足するように決定されていることを特徴とする熱間圧延方法。
【0016】
(2)前記関数が被圧延材の長手方向位置の1次式で表されることを特徴とする上記(1)項に記載の熱間圧延方法。
(3)前記複数の制御点の間隔がスキッドマーク温度変動波長の1/4以下であることを特徴とする上記(1)項または(2)項に記載の熱間圧延方法。
【0017】
(4) スラブを粗圧延材に粗圧延する粗圧延機と、粗圧延材を仕上圧延材に仕上圧延する仕上圧延機と、前記粗圧延機と該仕上圧延機の間で前記粗圧延材を加熱する加熱装置とを備える熱間圧延装置であって、前記粗圧延材の長手方向に所定の間隔で複数の制御点を設け、前記粗圧延機の出側の前記複数の制御点における粗圧延材の温度を測定あるいは計算し、測定あるいは計算された前記粗圧延材の温度に基づき仕上圧延機の出口における前記複数の制御点に対応するそれぞれの部位の仕上圧延材の温度を予測し、予測された該仕上圧延材の温度が目標温度になるように前記複数の制御点に投入する前記加熱装置の加熱出力を計算する温度計算系と、計算された前記加熱出力から前記複数の制御点の間の領域に投入する加熱装置の加熱出力を、前記複数の制御点の間の領域において連続で、かつ、前記複数の制御点のそれぞれにおいて、計算された前記加熱出力を充足するように決定された関数で表し、該関数で表される加熱出力に基づき前記加熱装置で前記粗圧延材を加熱する温度制御系とを備えることを特徴とする熱間圧延装置。
【0018】
(5)前記関数が被圧延材の長手方向位置の1次式で表されることを特徴とする上記(4)項に記載の熱間圧延装置。
(6)前記複数の制御点の間隔がスキッドマーク温度変動波長の1/4以下であることを特徴とする上記(4)項または(5)項に記載の熱間圧延装置。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、粗圧延機の出側で粗バーの温度が測定される場合を例にとる。
【0020】
図1は、本実施形態の熱間圧延装置の構成を模式的に示す説明図である。同図に示すように、この熱間圧延装置は、粗圧延機10、仕上圧延機20、加熱装置30、温度計算系40および温度制御系50を備える。以下、これらの構成要素について、順次説明する。
【0021】
粗圧延機:粗圧延機10は複数の粗スタンド(図では最終スタンドのみ示す)から構成され、加熱炉で所定の温度に加熱されたスラブを複数の粗スタンドで所定の厚さと幅とを有する粗バー1に粗圧延する。
【0022】
仕上圧延機:仕上圧延機20は複数の仕上スタンド(図では7基の仕上げスタンド:F1〜F7)から構成され、粗圧延機10により得られる粗バー1を複数の仕上スタンドで所定の厚さと幅を有する仕上圧延材に仕上圧延する。
【0023】
加熱装置:加熱装置30はソレノイドコイルを備える複数のユニットから構成され、粗圧延機10と仕上圧延機20との間に配置され、後述する温度制御系からの加熱指令に基づいて粗バーを誘導加熱する。なお、加熱装置は粗バーの加熱効率の点から仕上圧延機に近接して、例えば仕上圧延機から上流側に約30m以内の範囲に設けるのがよい。
【0024】
温度計算系:温度計算系40は、粗圧延機10の出口に設けられた粗圧延機出口温度計41、サンプリング装置42、温度計算装置43および記憶装置44を備える。サンプリング装置42には、所定の制御点の間隔がサンプリング間隔として予め設定される。
【0025】
図2は、粗圧延機出口の粗バー温度と仕上温度の長手方向分布の一例を示すグラフである。
図2に示すように、粗圧延機出口の粗バーには、加熱炉での加熱むらに起因するスキッドマークによる長手方向の温度変動が正弦波状に生じる。この長手方向の温度変動の間隔Lrをスキッドマーク温度変動波長と呼ぶ。長手方向に温度変動を有する粗バーを仕上圧延機で仕上圧延すると、仕上温度は長手方向に変動する。制御点の間隔が粗圧延機出口の粗バーのスキッドマーク温度変動波長Lrの4分の1を超えると、仕上温度の変動が大きく、製品の機械的特性の長手方向のばらつきが大きくなり、部分的に機械的特性の許容範囲を超えることがある。したがって、制御点の間隔は、スキッドマーク温度変動波長の4分の1以下に設定するのが望ましい。
【0026】
図1において、粗圧延機出口温度計41で連続的に測定された粗バー1の温度はサンプリング装置42に出力され、所定のサンプリング間隔に基づいてサンプリング処理される。サンプリング装置42でサンプリング処理された各制御点の粗バーの実績温度は温度計算装置43に出力される。
【0027】
温度計算装置:温度計算装置43には、下記式(1)〜(3)が予め設定されており、サンプリング装置42でサンプリング処理された粗バーの実績温度(以下、粗出口温度ともいう)と、圧延ラインの全体を監視・統括する圧延ライン総括計算機(図示無し)から得た粗圧延機と仕上圧延機との間の搬送テーブル速度パターンと仕上圧延機の仕上速度パターンとに基づき、粗出口温度を初期値とし、式(1)〜(3)を用いて仕上温度が予測される。
【0028】
T=T0−ΔT (1)
ΔT=ΔTw+ΔTa+ΔTr−ΔTq−ΔTBH (2)
P=ΔTBH・c・ρ・H・B・V (3)
但し、T:仕上温度、T0:粗出口温度、ΔT:被圧延材の温度降下量、ΔTw:水冷による温度降下量、ΔTa:空冷による温度降下量、ΔTr:ロール接触による温度降下量、ΔTq:加工発熱による温度上昇量、ΔTBH:加熱装置による温度上昇量、c:被圧延材の比熱、ρ:被圧延材の密度、H:被圧延材の板厚、P:加熱装置の加熱出力、B:被圧延材の幅、V:加熱装置を通過する被圧延材の移動速度である。
【0029】
また、温度計算装置43には、仕上圧延機の出口における被圧延材の温度の目標値が予め設定されており、仕上温度が目標値に一致するように前記式(1)、(2)で加熱装置30の温度上昇量ΔTBH(昇温量ともいう)が算出され、この昇温量から前記式(3)を用い、それぞれの制御点において投入される加熱装置の加熱出力Pが演算され、この加熱出力Pが記憶装置44に格納される。
【0030】
更に、温度計算装置43では、それぞれの制御点における加熱出力Pから、制御点間の領域に投入される加熱出力が粗バーの長手方向位置の関数で表され、この関数が記憶装置に格納される。この際、関数は、それぞれの制御点の間の領域において連続したものであり、かつ、式(3)で計算されるそれぞれの制御点の加熱出力を充足するように決定される。
【0031】
次に、関数の例を具体的に説明する。以下の説明では、制御点1〜Nに投入する加熱出力をP〜Pとし、各制御点の間隔をLとする。
最初に、制御点間の領域に投入される加熱出力が長手方向位置の1次関数で表される場合を説明する。この場合、第j番目の制御点と第j+1番目の制御点の間の領域に投入される加熱出力は、長手方向位置をxとし、第j番目の制御点と第j+1番目の制御点のそれぞれの長手方向位置をx=0、x=Lとすると、下記式(4)に示す関数P(x)で表される。
【0032】
【数1】
Figure 0003546864
【0033】
次に、制御点間の領域に投入される加熱出力が長手方向位置のN−1次関数で表される場合を説明する。この場合、第1番目の制御点と第N番目の制御点の間の領域に投入される加熱出力は、長手方向位置をxとし、第1番目の制御点と第N番目の制御点におけるそれぞれの長手方向位置をx=0、x=(N−1)Lとすると、下記式(5)に示す関数P(x)で表される。
【0034】
【数2】
Figure 0003546864
【0035】
ここで係数a(i=0〜N−1)は、下記式(6)の連立方程式の解として得られる。
【0036】
【数3】
Figure 0003546864
【0037】
但しj=1〜N
温度制御系:図1に示すように、温度制御系50は、加熱装置30の入側に設けたメジャリングロール51、トラッキング装置52および加熱制御装置53を備える。
【0038】
メジャリングロール51では、メジャリングロールを通過した粗バーの先端からの長さが計測され、トラッキング装置52に送られる。トラッキング装置52では、メジャリングロール51からの出力に基づき、粗バーの長手方向の位置情報を加熱制御装置53に出力する。
【0039】
加熱制御装置では、トラッキング装置52からの粗バーの長手方向位置の情報に基づき、予め設定された関数のモード、すなわち1次式かN−1次式かに応じて、以下のように制御が行われる。
【0040】
すなわち、関数が長手方向位置のN−1次式とされる場合、加熱制御装置53は、粗バー先端部が加熱装置に到達した時点から一定の時間間隔ごとに、粗バー先端から加熱装置までの距離の情報をトラッキング装置52から受け取り、記憶装置に記憶された関数の式(5)に基づき、加熱装置30に加熱指令を与える。加熱装置は、一定の時間間隔ごとに与えられる加熱指令に基づいて、粗バーを誘導加熱する。
【0041】
関数が長手方向位置の1次式とされる場合、加熱制御装置53は、各制御点が加熱装置に到達するタイミングをトラッキングし、例えば、第j番目の制御点が加熱装置に到達した時点から一定の時間間隔ごとに、第j番目の制御点から加熱装置までの距離の情報をトラッキング装置52から受け取り、記憶装置に記憶された関数の式(4)に基づき、加熱装置30に加熱指令を与える。加熱装置は、一定の時間間隔ごとに与えられる加熱指令に基づいて、粗バーを誘導加熱する。
【0042】
なお、関数のモード(1次関数、N−1次関数)は予め選択されるが、関数のモードは粗バーの温度変動の周波数などをもとに決定するとよい。すなわち、次数が大きくなるにしたがって、計算処理も複雑になるので、関数のモードと制御効果との関係を、オフライン計算などの手段を使って検証し、粗バーの温度変動抑制により効果的な関数を選ぶのが望ましい。
【0043】
本実施形態の熱間圧延装置は以上のように構成される。
次に、図1に示す熱間圧延装置で熱間圧延する方法を説明する。
図1において、粗圧延機10の上流に設けられた加熱炉(図示無し)で所定温度に加熱されたスラブ(図示無し)は粗圧延機10で粗バー1に粗圧延され、粗バー1は加熱装置30で加熱された後、複数の仕上スタンド(F1〜F7)からなる仕上圧延機20に供給され、所期の板厚と板幅の仕上圧延材に仕上圧延される。仕上圧延材は、ホットラン冷却装置(図示無し)が設置されているランアウトテーブル60に送出され、ホットラン冷却装置で所定の温度に水冷却されて、ダウンコイラ70で巻き取られる。
【0044】
仕上温度の予測と加熱装置の昇温量・加熱出力の計算:粗圧延機10の出口で粗バーの温度を連続的に測定してサンプリング装置42に出力し、スキッドマーク温度変動波長や加熱装置のユニット長さに基づき決定される制御点の間隔でサンプリング処理する。サンプリング処理で得られる各制御点の粗バーの実績温度を温度計算装置43に出力する。ここで、制御点の間隔は、たとえば、スキッドマーク温度変動波長の4分の1以下とするのが望ましい。制御点の間隔をスキッドマーク温度変動波長の4分の1以下とすることにより、仕上温度の長手方向変動が小さくなり、製品の機械的性質の長手方向のばらつきを小さくすることができる。
【0045】
次に、温度計算装置43で、粗出口温度すなわち各制御点の粗バーの実績温度を初期値として、前記式(1)、(2)を用いて、仕上温度が目標値に一致するように加熱装置30での昇温量を求め、この昇温量から前記式(3)を用いて各制御点に対する加熱装置の加熱出力を求める。このようにして求めた加熱出力を記憶装置44に格納する。更に、それぞれの制御点の加熱出力から、制御点間の領域に投入される加熱出力を粗バーの長手方向位置の関数として設定し、この関数を記憶装置に格納する。この際、関数は、それぞれの制御点の間の領域において連続したものであり、かつ、式(3)で演算されるそれぞれの制御点の加熱出力を充足するように設定される。
【0046】
粗バーの加熱:加熱装置30の入側に設けたメジャリングロール51とトラッキング装置52で粗バーの長手方向位置をトラッキングし、加熱制御装置53に出力する。加熱制御装置53では、粗バーの長手方向位置の情報から、式(4)または式(5)で表される関数に基づき、加熱装置30に加熱指令を与える。加熱装置では、加熱指令に基づいて、粗バーを誘導加熱する。
【0047】
すなわち、関数が長手方向位置のN−1次式とされる場合、加熱制御装置53は、粗バー先端部が加熱装置に到達した時点から一定の時間間隔ごとに、粗バー先端から加熱装置までの距離の情報をトラッキング装置52から受け取り、記憶装置に記憶された関数の式(5)に基づき、加熱装置30に加熱指令を与える。加熱装置は、一定の時間間隔ごとに与えられる加熱指令に基づいて、粗バーを誘導加熱する。
【0048】
また、関数が長手方向位置の1次式とされる場合、加熱制御装置53は、各制御点が加熱装置に到達するタイミングをトラッキングし、例えば、第j番目の制御点が加熱装置に到達した時点から一定の時間間隔ごとに、第j番目の制御点から加熱装置までの距離の情報をトラッキング装置52から受け取り、記憶装置に記憶された関数の式(4)に基づき、加熱装置30に加熱指令を与える。加熱装置は、一定の時間間隔ごとに与えられる加熱指令に基づいて、粗バーを誘導加熱する。
【0049】
図3は、本発明に係る加熱装置の各制御点の昇温量を求める要領を示すフローチャートである。この図に従って更に詳述する。
S1:鋼板の材料情報、圧延情報として、粗バー及び製品の厚み、幅、目標温度や圧延速度パターンを圧延ライン総括計算機から温度計算装置に入力する。
【0050】
S2:粗バーを長手方向に、ユニット長さおよび/または粗圧延機出口における粗バーのスキッドマーク温度変動波長に基づきN個の制御点に分割する。
S3:粗バー長手方向全長に渡って粗圧延機出口温度を測定し、各制御点の温度をサンプリングする。この粗出口温度を初期温度とする。
【0051】
S4:圧延速度パターンに基づき、それぞれの制御点の粗圧延機出口から仕上圧延機出口までの速度パターンを時間の関数として与える。
S5:第1番目の制御点から計算を開始する。
【0052】
S6:第K番目の制御点に対し、粗出口温度TR(K)を設定する。
S7:加熱装置の昇温量(操作量)を0とする。
S8、S9:式(1)、式(2)に基づいて、粗出口から仕上出口までの温度降下量ΔT(K)を計算し、TR(K)から減算して仕上温度TF(K)を求める。
【0053】
S10:S9で求めた仕上温度TF(K)が仕上温度の目標値TFaimに一致したかどうか(差が十分小さければ一致とする)を判断し、一致していればS13に進む。
【0054】
S11:仕上温度TF(K)が目標値より低い場合には、S12に進み、高い場合にはS13に進む。
S12:加熱装置の昇温量(操作量)を修正する。
【0055】
S13:S8からS12の計算をK=1〜Nで実施し、N個の制御点における昇温量、加熱出力を決定する。
なお、加熱装置の昇温量、加熱出力は、温度計算モデルを活用して繰り返し計算にて、あるいは昇温量と仕上温度との方程式を作成し、この方程式を解くことにより求めることができる。
【0056】
次に、制御点間に投入する加熱出力の計算要領について詳述する。
図4は、本発明に係る加熱装置の、制御点間に投入する加熱出力を求める要領を示すフローチャートである。
【0057】
S21:図3のS13で決定された制御点1〜Nの加熱出力を入力する。
S22:制御点間の加熱出力の計算に用いる関数のモード(1次式、N−1次式)を決定する。
【0058】
S23:関数のモードを選択をする。モード選択のフラグが温度計算装置43から加熱制御装置53に送信される。そして、モード1(1次式)の場合はS24に、モード2(N−1次式)の場合はS25に進む。
【0059】
S24:粗バーの長手方向位置の情報に基づき、粗バーの長手方向位置のそれぞれに投入する加熱出力を式(4)で計算する。
S25:粗バーの長手方向位置の情報に基づき、粗バーの長手方向位置のそれぞれに投入する加熱出力を式(5)で計算する。
【0060】
S26:式(4)または式(5)で算出された加熱出力に基づいて、加熱装置30で加熱する。
本実施形態の説明では、粗圧延機の出側で粗バーの温度を測定する場合を例にとった。しかし、本発明は、この形態には限定されず、粗圧延機出側の粗バーの温度を計算にて求める場合にも同様に適用される。この場合、例えば、加熱炉抽出から粗圧延機出側までの被圧延材の温度降下量を計算し、加熱温度と温度降下量とから粗圧延機出側の粗バーの温度を計算することができる。
【0061】
【実施例】
次に、本発明方法による効果を、図1に示す装置を前提として、板厚:36mmの粗バーを板厚:4.37mmで板幅:1150mmの仕上圧延材に仕上圧延する際の仕上温度をシミュレーション解析した結果に基づいて説明する。
【0062】
粗バーの温度(粗出口温度)は、実際の粗バー温度を想定し、スキッドマークによる周期的な温度変動を考慮した。仕上速度は、先端部の圧延速度が560m/分で、その後加速して720m/分の最高速度で仕上圧延する速度パターンとした。また、仕上温度の目標値は910℃とした。
【0063】
(実施例1)
制御点間の位置の加熱出力を1次関数として与える場合を説明する。
まず粗出口温度と仕上速度に基づき、図3に示すフローチャートに従い、各制御点の仕上温度を予測し、予測した各制御点の仕上温度が目標の仕上温度となるように各制御点における加熱装置の昇温量(操作量)を算出し、次いで、図4に示すフローチャートに従い、これら制御点間の領域に投入する加熱出力(投入電力ともいう)を式(4)に示す1次関数で計算した。このように算出した投入電力で被圧延材を加熱した際の仕上温度の長手方向分布を計算した。なお、制御点の間隔はスキッドマーク温度変動波長の1/4とした。
【0064】
図5は、実施例1における粗出口温度、仕上速度、加熱装置のソレノイドコイルへの投入電力および仕上温度の変化をそれぞれ経時的に示すグラフで、図5(a)は粗バー温度(粗出口温度)と仕上温度、図5(b)は加熱装置の投入電力、図5(c)は仕上速度(F7速度)である。
【0065】
図5(a)に示すように、最先端部と最後端部を除き、仕上温度の最高値と最低値はそれぞれ911.9℃と902.4℃であり、仕上温度変動は9.5℃で高い制御精度が得られた。
(比較例1)
投入電力の設定方法として、制御点間の領域に投入する投入電力を次の制御点が到達するまで前の制御点の投入電力に保持した場合で仕上温度をシミュレーション解析した。
【0066】
実施例1と同様にして加熱装置の昇温量・投入電力を算出し、仕上温度の長手方向分布を計算した。なお、制御点の間隔は実施例1と同様にスキッドマーク温度変動波長の1/4である。
【0067】
図6は、比較例1における粗出口温度、仕上速度、加熱装置の投入電力および仕上温度の変化をそれぞれ経時的に示すグラフで、図6(a)は粗バー温度(粗出口温度)と仕上温度、図6(b)は加熱装置の投入電力、図6(c)は仕上速度(F7速度)である。
【0068】
図6(a)に示すように、比較例1では、最先端部と最後端部を除き、仕上温度の最高値と最低値はそれぞれ916.8℃と898.6℃であり、仕上温度変動は18.2℃であった。
【0069】
(比較例2)
比較のため、加熱装置による粗バーの加熱を実施しない条件にて仕上温度の長手方向分布を計算した。
【0070】
図7は、比較例2における粗出口温度、仕上速度および仕上温度のそれぞれを経時的に示すグラフで、図7(a)は粗出口温度と仕上温度、図7(b)は仕上速度(F7速度)である。
【0071】
図7に示すように、最先端部と最後端部を除き、仕上温度の最高値と最低値はそれぞれ909.2℃と887.2℃であり、仕上温度変動は22℃でスキッドマークに対応した大きな温度変動が生じた。
【0072】
以上のように、実施例1は、比較例1、2に比べ、仕上温度変動が小さく、高い制御精度が得られた。
【0073】
【発明の効果】
本発明によれば、仕上温度を高精度に制御することができ、かつ、仕上温度を高精度に制御するために必要な制御系の設備費を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の熱間圧延装置の構成を模式的に示す説明図である。
【図2】粗圧延機出口の粗バー温度と仕上温度の長手方向分布の一例を示すグラフである。
【図3】本発明に係る加熱装置の昇温量を求める要領を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る加熱装置の制御点間の加熱出力を求める要領を示すフローチャートである。
【図5】実施例1における粗出口温度、仕上速度、加熱装置のソレノイドコイルへの投入電力および仕上温度のそれぞれを経時的に示すグラフで、図5(a)は粗バー温度と仕上温度、図5(b)は加熱装置の投入電力、図5(c)は仕上速度である。
【図6】比較例1における粗出口温度、仕上速度、加熱装置の投入電力および仕上温度のそれぞれを経時的に示すグラフで、図6(a)は粗バー温度と仕上温度、図6(b)は加熱装置の投入電力、図6(c)は仕上速度である。
【図7】比較例2における粗出口温度、仕上速度および仕上温度のそれぞれを経時的に示すグラフで、図7(a)は粗バー温度と仕上温度、図7(b)は仕上速度である。
【符号の説明】
1:粗バー、
10:粗圧延機、
20:仕上圧延機、
30:加熱装置、
40:温度計算系、41:粗圧延機出口温度計、
42:サンプリング装置、43:温度計算装置、
44:記憶装置、
50:温度制御系、51:メジャリングロール、
52:トラッキング装置、53:加熱制御装置、
60:ランアウトテーブル、70:ダウンコイラ、

Claims (6)

  1. スラブを粗圧延機で粗圧延材に粗圧延し、該粗圧延機の下流に配置した加熱装置で前記粗圧延材を加熱後、仕上圧延機に供給して仕上圧延材に仕上圧延する方法において、前記粗圧延材の長手方向に所定の間隔で複数の制御点を設け、前記粗圧延機の出側の前記複数の制御点における粗圧延材の温度を測定あるいは計算し、測定あるいは計算された前記粗圧延材の温度に基づき仕上圧延機の出口における前記複数の制御点に対応するそれぞれの部位の仕上圧延材の温度を予測し、予測された該仕上圧延材の温度が目標温度になるように前記複数の制御点に投入する前記加熱装置の加熱出力を計算し、計算された前記加熱出力から前記複数の制御点の間の領域に投入する加熱装置の加熱出力を粗圧延材の長手方向位置の関数で表し、該関数で表された前記加熱出力に基づき、前記加熱装置で前記粗圧延材を加熱する熱間圧延方法であって、前記関数が前記複数の制御点の間の領域において連続で、かつ、前記複数の制御点のそれぞれにおいて、計算された前記加熱出力を充足するように決定されていることを特徴とする熱間圧延方法。
  2. 前記関数が粗圧延材の長手方向位置の1次式で表されることを特徴とする請求項1に記載の熱間圧延方法。
  3. 前記複数の制御点の間隔がスキッドマーク温度変動波長の1/4以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の熱間圧延方法。
  4. スラブを粗圧延材に粗圧延する粗圧延機と、粗圧延材を仕上圧延材に仕上圧延する仕上圧延機と、前記粗圧延機と該仕上圧延機の間で前記粗圧延材を加熱する加熱装置とを備える熱間圧延装置であって、前記粗圧延材の長手方向に所定の間隔で複数の制御点を設け、前記粗圧延機の出側の前記複数の制御点における粗圧延材の温度を測定あるいは計算し、測定あるいは計算された前記粗圧延材の温度に基づき仕上圧延機の出口における前記複数の制御点に対応するそれぞれの部位の仕上圧延材の温度を予測し、予測された該仕上圧延材の温度が目標温度になるように前記複数の制御点に投入する前記加熱装置の加熱出力を計算する温度計算系と、計算された前記加熱出力から前記複数の制御点の間の領域に投入する加熱装置の加熱出力を、前記複数の制御点の間の領域において連続で、かつ、前記複数の制御点のそれぞれにおいて、計算された前記加熱出力を充足するように決定された関数で表し、該関数で表される加熱出力に基づき前記加熱装置で前記粗圧延材を加熱する温度制御系とを備えることを特徴とする熱間圧延装置。
  5. 前記関数が被圧延材の長手方向位置の1次式で表されることを特徴とする請求項4に記載の熱間圧延装置。
  6. 前記複数の制御点の間隔がスキッドマーク温度変動波長の1/4以下であることを特徴とする請求項4または5に記載の熱間圧延装置。
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