JP3546025B2 - 2相ハイブリッド形ステッピングモータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は2相ハイブリッド形ステッピングモータに係り、特にコギングトルクを減少させることができる固定子構造を有する2相ハイブリッド形ステッピングモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から実施されている2相ハイブリッド形ステッピングモータの1例の構造は、図1A、図1B及び図1Cに示すように円環状ヨーク1の内周に8個の磁極2を等間隔に配置し、該磁極2の夫々に巻線3を巻装して2相巻線を形成し、該磁極2の先端に複数の小歯4を設けた固定子5と、その外周に複数の小歯6を等ピッチで設けた2個の回転子磁極7を、前記小歯6の配設ピッチの1/2ピッチずらせて、軸方向にNS2極に磁化した永久磁石8の端面に固着した回転子9とより成り、上記回転子9を回転自在に軸支し、上記固定子5と空隙を介して対向したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この種のステッピングモータにおいては、巻線3に通電しない時にコギングトルクが発生し、このため出力トルクが変動して回転ムラ、振動、騒音等を発生する問題があった。
【0004】
従来からこのコギングトルクを低減するために、固定子の小歯と回転子の小歯のピッチを不等にするバーニア方式が検討されていたが未だ充分な検討がなされず充分な効果が得られていなかった。そこで本発明においては、このバーニア方式の理論を解明し、更に自由度の高い有効なバーニア方式を得るのが目的である。
【0005】
本発明の解析をするに当たりステッピングモータの等価磁気回路について検討すると、図1A〜図1Cに示す最も一般的な2相ハイブリッド形ステッピングモータの磁気的な等価回路で示すと図2となる。図2において、FA とFB はA、B相巻線極(以後巻線を巻装した固定子磁極を呼称する)の起磁力、Piはi番目巻線極のN又はS極側パーミアンス(ここで、iは1〜4)、Fm とPm は磁石の起磁力と内部パーミアンスである。
【0006】
なお、軸対称位置にある巻線極のパーミアンスは互いに等しい。またA相巻線はN1、N5極は正方向に、N3、N7極は逆方向に直列接続されており、S極側ではN極側と反対の関係にあるため、FA とFBは図示の極性になる。たとえば、N1とN5は夫々が同じパーミアンスP1と同じ起磁力FAを持っており、その裏側のSサイドにあるS1とS3の起磁力は逆極性の−FA、パーミアンスは逆位相のP3になっている。
【0007】
図2を見ると4個の枝を持つ同じ回路群(サブ回路)が2個並列になり、さらにこれが2個直列に並んでいるので、回路理論により1個のサブ回路に等価置換することができる。これを図3に示す。
【0008】
ここで、まず固定子の巻線極の総合パーミアンスの検討をし、巻線極の先端に設けられた小歯が回転子磁極の小歯と異なったピッチと歯幅を持つ構造のコギングトルクを検討する。
【0009】
通常の8巻線磁極を持つ2相ハイブリッド型ステッピングモータについて、トルクTの一般式は数1のようになる。また、励磁を含む空隙の起磁力降下(図3の上下両極間起磁力降下に対応)Fo は数2のようになる。ここで、NR は回転子の歯数、2Sは巻線極の数(図の場合S=4)、θe は電気角である。
【0010】
【数1】
【0011】
【数2】
【0012】
又、各パーミアンスPiはそれぞれ90度の位相差を持ち数3のように表される。
【0013】
【数3】
【0014】
ここで外1は数4で示される。
【0015】
【外1】
【0016】
【数4】
【0017】
たとえば、P1は数5のようになる。
【0018】
【数5】
【0019】
コギングトルクは、数1で巻線起磁力がゼロ(FA=FB=0)の場合に相当する。これを数6と数7で示す。
【0020】
【数6】
【0021】
【数7】
【0022】
これよりコギングトルクをなくすためには、Piの各次数での和がゼロとなれば良い。それぞれの成分とその和をi=1から4まで求めると表1のようになる。
【0023】
【表1】
【0024】
これによると8巻線極構成では第3次以下のコギングトルクはゼロとなり、第4次成分のみが残ることになる。通常、コギングトルクに第4次成分が現れるのはこのためである。従って、このトルクを無くすためには、各磁極パーミアンスPiの第4次成分Pi4を単独でゼロにする必要がある。
【0025】
そこで巻線極の先端に設けられた各小歯ごとのパーミアンスを検討し、各小歯ごとのパーミアンスの第4次成分の和をゼロとするための条件を検討する。
【0026】
磁束の流れは固定子と回転子の各小歯の相対位置関係で異なる。その様子の一部を図4に示す。ここで、2Tはロータ小歯の繰り返しピッチ、αはステータ小歯幅のロータ歯ピッチに対する比、βはロータ小歯幅のロータ小歯ピッチに対する比、xはステータ小歯中心とロータ小歯中心の回転に伴う変位である。図4を詳細に取扱うのはかなり複雑になるので、空隙寸法が極めて小さいことを考慮して、両方の小歯が対向する平面部(1)のパーミアンスのみを考慮することにする。 パーミアンスは一般的に数8により計算される。
【0027】
【数8】
【0028】
ここで、μ0は真空透磁率、dAは微分対向面積、lは磁路長である。これより巻線極の1小歯あたりのパーミアンスPは数9の形で求められる。ここでtは鉄心積厚、wは対向幅、lgは空隙長である。
【0029】
【数9】
【0030】
パーミアンスPは鉄心の対向幅wで決まるから、回転子を回転させたときの固定子の小歯と回転子の小歯の対向幅の動きを知れば求めることができる。幅wは直線的に変化するので、図4を参照して考察すると、パーミアンスPは図5A及び図5Bに示す形になることがわかる。
【0031】
次に、図5A及び図5Bの形のパーミアンスをフーリエ級数で表すことを考える。図5A及び図5Bを一般的に書くと図6のようになる。ここで、A及びBはそれぞれ山頂部の高さ及び谷部の高さ、2γは山頂部の幅、2δは山裾の幅である。このような偶関数をフーリエ級数で表すと、sinの項はなくなり数10及び数11の形となる。なお、以下距離xに代わって角度θを用いる。従って、周期2T=2πとなる。
【0032】
【数10】
【0033】
【数11】
【0034】
図6の+角度側を関数として表示すると、数12のように区間を分けて定義することができる。
【0035】
【数12】
【0036】
数12のγ、δ、A、Bを図5A及び図5Bの関係より整理して示すと、表2のようになる。なお、min(α,β)はα、βのうち小さい方をとる関数である。
【0037】
【表2】
【0038】
不定積分公式数13と数14を考慮して、数11のフーリエ係数を求めると数15〜数18が得られる。
【0039】
【数13】
【0040】
【数14】
【0041】
区間1
【0042】
【数15】
【0043】
区間2
【0044】
【数16】
【0045】
【数17】
【0046】
区間3
【0047】
【数18】
【0048】
これら数15〜数17の和が小歯1個のパーミアンス変化f1(θ)のフーリエ係数であり数19のようになる。
【0049】
【数19】
【0050】
主トルクについてはn=1、コギングトルクに対してはn=4について集計すれば良い。通常(α+β)≦1であるから数18は0となり、数15と数17がフーリエ係数の主体となるが、これらは積厚tとロータ歯ピッチ2Tを除けば歯幅比率αとβによって値が決まることがわかる。
【0051】
以上をまとめると(1)小歯のパーミアンスは、回転子、固定子の歯幅比によって決まる。(歯幅によって係数が異なる点が重要である。)
【0052】
(2)省略計算でも複雑な式になるので、正確に小歯全体でバランスをとって、ΣPi=0を実現することは難しいことである。
【0053】
従って、以下各巻線極の小歯が複数個として、2個の対間でバランスをとる(パーミアンス変化を0にする)ことが考えられる。
【0054】
順序としてまず等ピッチバーニアの場合を検討する。1個の小歯についてのパーミアンスの第4次高調波成分は数20のようになる。
【0055】
【数20】
【0056】
巻線極の小歯は図7のように配置されているとすると、第4次高調波成分を0にするためには、数21が成立すれば良い。ここでθkは各小歯の位置(電気角)である。
【0057】
【数21】
【0058】
従来の等ピッチバーニアでは小歯tkが等歯幅かつ等間隔で分布し、不等ピッチバーニアでは不等歯幅、不等間隔で分布する形になっている。等ピッチバーニアの第4次高調波成分の角度配置を図8Aに示す。
【0059】
この場合には、各ベクトルVkが360度を6等分(360/6=60)して分布すればよいことになる。このときどのベクトルも必ず軸対称の位置に別のベクトルがあるので、それらが対になって打ち消し合う。この関係位置を保ちながら、各ベクトルが回転するので、回転中も常にバランスして0となり数22が成立する。ここでmは0を含む整数である。
【0060】
【数22】
【0061】
1例として回転子に設けられた歯の極対数50の場合には、第1項の電気角360度は7.2度に相当するので、これを基準にして第2項である0.3度おきに分布すれば良い。
【0062】
0.3度は0.3×50×4=60となり、対向する位置は60×3=180度になる。等ピッチバーニアでは、通常等歯幅であるが、対向する歯の幅が等しければ必ずしも全てが同一でなくても良い。
【0063】
次に不等ピッチバーニアの場合について検討する。小歯の配設ピッチが等ピッチでない不等ピッチの場合における各小歯間のベクトル関係の一例を図8Bに示す。
【0064】
図においてV1とV4、V2とV5、V3とV6という対応する2個のベクトル間でバランスをとれば、全体としてP4=0が成立しコギングトルクも0となり、数23で示される。ここで、Qは1巻線極の小歯数である。
【0065】
【数23】
【0066】
ベクトルは、各対内で相殺する関係(バランス条件)を満たせば、それら各対の配置は任意でよい。これがコギングトルクゼロ化の原理である。バランスさせるベクトルの対応関係は種々存在するが、通常次の3通りが考えられる。
【0067】
巻線極の小歯が図7に示すように配置されているとして、(1)隣接する小歯間では数24が得られる。
【0068】
【数24】
【0069】
(2)対角小歯間では数25が得られる。
【0070】
【数25】
【0071】
(3)中心軸に関し対称位置の小歯間では数26が得られる。
【0072】
【数26】
【0073】
2mπは回転子の小歯と同じピッチ角度にあることを意味するので、結局基準位置からの偏差角δθを用いて書き直すと数27〜29が得られる。
【0074】
【数27】
【0075】
【数28】
【0076】
【数29】
【0077】
右辺は、回転子の小歯数p=50のとき0.9度となり、第4次高調波空間の電気角では180度である。
【0078】
この方式による不等ピッチバーニアのコギングトルク消去法を整理すると次のようになる。
【0079】
(1) 回転子の小歯数がp枚歯の場合、次式を成立させる。
【0080】
(a) t1とt2、t3とt4、t5とt6の各隣接対の差角εに対して数30が得られる。
【0081】
【数30】
【0082】
(b) t1とt4、t2とt5、t3とt6の角軸対称対に対して数31が得られる。
【0083】
【数31】
【0084】
(c) t1とt6、t2とt5、t3とt4の角軸対称対に対して数32が得られる。
【0085】
【数32】
【0086】
(2) 対を成す各小歯の幅は互いに等しくする。
【0087】
これをまとめて表すと、固定子磁極の先端に設けた小歯の数が偶数の場合、該小歯を、任意の歯幅が同じ2個の組合わせについて、夫々その2個の組の各歯のパーミアンスの第4次高調波ベクトルの和が零となるように配置したこと、となる。
【0088】
上記の検討は巻線極に設けられる小歯の数が偶数の場合についてなされたものであるが、小歯の数が奇数の場合を検討すると、小歯の配置が図9のように奇数の場合は小歯対でバランスをとると1個端数がでることになり不都合を生ずるので、端数となる1個を他の任意の小歯対と併合してバランスをとる必要がある。5個の小歯の場合2個と3個でバランスをとる場合には、その間のベクトル関係は図10のようになる。ここでは、V1、V3、V5の3ベクトル間およびV2、V4の2ベクトル間で夫々バランスをとっている。この場合、角度δθ1、δθ3、δθ5、ならびにδθ2、δθ4でバランスする関係になっている。
【0089】
以上の理論のもとに実用されているモータがどのようになっているか調査した結果を表3に示す。A,B,Cは実用されているものでCは等ピッチのものであり、試算1、2、3は上記理論による試算例である。なお単位は機械角°である。
【0090】
【表3】
【0091】
表3で○はバランスについての評価で、試算3の例が3種類の配置条件を満足し、試算2は2種類の配置条件を、試算1とCモータは1種類の配置条件を満足する。これらを第4次高調波電気角度空間のベクトルで表示すると図11A〜図11Cのようになる。図11Aと図11Bにおいては、対向するベクトルに大きさの異なるものがあるので、相殺されず第4次高調波成分が残ることがわかる。試算例2,3の場合には、図11Cに示すようにV2とV5の方向に全てのベクトルが集中する形になる。等ピッチバーニア(図8A)に比べて、この手法では角度配置の自由度が高いので、他の調波への影響を考慮して詳細に角度を設定できる利点がある。
【0092】
その他第3次高調波と第4次高調波の両方を消去する手法について検討する。2相モータのA相巻線は、第1及び第3の磁極に巻かれたものを逆極性に直列に接続した回路を形成し、同様にB相巻線は、第2と第4の磁極に巻かれたものの逆直列回路を形成する。従ってA相では上記両巻線の効果が差動で加わり、B相でも同じくその効果が差動で加わって鎖交磁束が作られることになる。表1より各調波のフーリエ係数の関係をみると、差動の場合偶数次高調波は両方で相殺されるが、奇数次高調波は加算されることがわかる。第1次高調波は正弦波の主トルクに対応する誘起電圧を発生するが、第3次高調波は不要な歪みとなるのでこの除去が必要である。以下、第4次高調波をバランスさせながら第3次高調波を最小にする方法を検討する。
【0093】
従来技術による等ピッチバーニア方式と不等ピッチバーニア方式における小歯の配置についての第4次高調波空間におけるベクトル図は、図8Aと図11Bに示してあるが、これを第3次高調波面で描くと図12、図13のようになる。
【0094】
図12においては、ベクトルV1とV4、V2とV5、V3とV6の夫々の角度は180度の3/4=135度となり、巻線極の小歯が6個ある場合は、第4次高調波空間で互いに180度の関係にあるベクトルが3対存在する。第4次高調波空間で180度離れた2ベクトルは、第3次高調波空間では135度離れた2ベクトルになる。これらの3対が、第4次高調波空間でバランスするためには、夫々の合成ベクトルが120度ずつ離れて全体のベクトル和をゼロとする必要がある。
【0095】
上記の条件の整理すると次のようになる。
【0096】
(1)対になる小歯間の差角εは、数30〜数32に示す45°/p (50枚歯では0.9°)となる。
【0097】
(2)上記対ベクトルの中心角度はγ=40°/p (50枚歯では0.8°)になる。
【0098】
上記の条件の解として図14が考えられる。これは第3次高調波平面でバランスする3個のベクトル(点線)からの偏差を機械角で+4.5°及び−4.5°にした場合である。(表4の試算例4)この場合の小歯の形状を図15に示す。
【0099】
基準角より偏差が大きくなるとトルクに寄与する基本波成分が減少するので、第3次高調波歪みを犠牲にして多少偏角差を小さくすることも考えられる。表4にはこれらを配慮した試算例を併せて示す。
【0100】
【表4】
【0101】
また、1巻線極の小歯数が奇数の場合についても、第4次高調波空間でバランスさせた小歯数3個の組と小歯数2個の組のそれぞれの合成ベクトルが第3次高調波空間でバランスするように小歯群を配置することによって、コギングトルクの最小化と主トルク歪みの最小化を同時に達成することができる。
【0102】
表4で○はバランスが良いことを、△は次に良いことを示している。図16Aと図16Bに、試算例6のベクトルと小歯の配置を示す。
【0103】
図17A、図17Bに、小歯数が7(奇数)である場合の第3次高調波および第4次高調波空間でのベクトルバランスを示す。図17Cは、その小歯配置である。ここでは、ベクトルV1とV3、V5とV7ならびにV2、V4とV6が組となり、それぞれの組の中で第4次高調波空間のベクトルをバランスさせ、各組の合成ベクトルV13、V57ならびにV246の間で第3次高調波空間でのバランスをとっている。なお、t4の幅を大きくしているため、各ベクトルの角度には微妙な変化を生じている。
【0104】
上記のような検討の結果2相ステッピングモータのコギングトルクを減少させるために、不等ピッチバーニア方式が有効であることがわかった。その実現手段として
【0105】
(1)パーミアンスの第4次高調波の大きさには小歯の幅が影響する。
【0106】
(2)新しい不等ピッチバーニア方式として、2個または3個の小歯の組でバランスをとる方法が大きい自由度を有している。
【0107】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、コギングトルクの発生原因を、固定子磁極と回転子磁極とに夫々設けられた小歯の間のパーミアンスが回転子の回転に伴い変化しその変化がある規則性によるものと考え、固定子磁極の先端に設けられる小歯の配置を、任意の2個又は3個の小歯の組に分解して夫々の組の中でパーミアンスの第4次高調波ベクトルの和が0となるように配置して課題を解決する。
【0108】
本発明の2相ハイブリッド形ステッピングモータは、略円環状ヨークの内周に複数の磁極を等間隔に配置し、該磁極の夫々に巻線を巻装して2相巻線を形成し、かつ該磁極の先端に偶数個の少なくとも4個の小歯を設けた固定子と、その外周に複数個の小歯を等ピッチで設けた2個の回転子磁極を、前記小歯の配設ピッチの1/2ピッチずらせて、軸方向にNS2極に磁化した永久磁石の端面に固着した回転子とより成り、上記回転子を上記固定子と空隙を介して対向した2相ハイブリッド形ステッピングモータにおいて、上記固定子磁極の先端に設けた小歯をその歯幅が互いに等しい2個の小歯の組によって構成し、夫々の組に含まれる小歯のパーミアンスの第4次高調波ベクトル和が実質的に零となるように少なくとも1つの隣接小歯のピッチを他の隣接する小歯のピッチと異ならしめたことを特徴とする。
【0109】
また、本発明の2相ハイブリッド形ステッピングモータは、略円環状ヨークの内周に複数の磁極を等間隔に配置し、該磁極の夫々に巻線を巻装して2相巻線を形成し、かつ該磁極の先端に奇数個の少なくとも5個の小歯を設けた固定子と、その外周に複数個の小歯を等ピッチで設けた2個の回転子磁極を、前記小歯の配設ピッチの1/2ピッチずらせて、軸方向にNS2極を磁化した永久磁石の端面に固着した回転子とより成り、上記回転子を固定子と空隙を介して対向した2相ハイブリッド形ステッピングモータにおいて、上記固定子磁極の先端に設けた小歯を、中央に位置する小歯を含む3個の組と、他のその歯幅が互いに等しい2個の組に分け、夫々の組に含まれる小歯のパーミアンスの第4次高調波ベクトル和が実質的に零となるように少なくとも1つの隣接小歯のピッチを他の隣接する小歯のピッチと異ならしめたことを特徴とする。
【0110】
また、本発明の2相ハイブリッド形ステッピングモータは、略円環状ヨークの内周に複数の磁極を等間隔に配置し、該磁極の夫々に巻線を巻装して2相巻線を形成し、かつ該磁極の先端に偶数個の少なくとも4個の小歯を設けた固定子と、その外周に複数の小歯を等ピッチで設けた2個の回転子磁極を、前記小歯の配設ピッチの1/2ピッチずらせて、軸方向にNS2極を磁化した永久磁石の端面に固着した回転子とより成り、上記回転子を上記固定子と空隙を介して対向した2相ハイブリッド形ステッピングモータにおいて、上記固定子磁極の先端に設けた小歯をその歯幅が互いに等しい2個の小歯の組によって構成し、夫々の組に含まれる小歯のパーミアンスの第4次高調波ベクトル和が実質的に零になり各組のパーミアンスの合成ベクトルの第3次高調波ベクトル和が実質的に零となるように少なくとも1つの隣接小歯のピッチを他の隣接する小歯のピッチと異ならしめたことを特徴とする。
【0111】
また、本発明の2相ハイブリッド形ステッピングモータは、略円環状ヨークの内周に複数の磁極を等間隔に配置し、該磁極の夫々に巻線を巻装して2相巻線を形成し、かつ該磁極の先端に奇数個の少なくとも5個の小歯を設けた固定子と、その外周に複数の小歯を等ピッチで設けた2個の回転子磁極を、前記小歯の配設ピッチの1/2ピッチずらせて、軸方向にNS2極を磁化した永久磁石の端面に固着した回転子とより成り、上記回転子を上記固定子と空隙を介して対向した2相ハイブリッド形ステッピングモータにおいて、上記固定子磁極の先端に設けた小歯を3個の小歯の組と他のその歯幅が互いに等しい2個の小歯の組によって構成し、夫々の組に含まれる小歯のパーミアンスの第4次高調波ベクトル和が実質的に零になり各組のパーミアンスの合成ベクトルの第3次高調波空間における総和が実質的に零となるように少なくとも1つの隣接小歯のピッチを他の隣接する小歯のピッチと異ならしめたことを特徴とする。
【0112】
【発明の実施の形態】
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
【0113】
本発明においては、2相ハイブリッド形ステッピングモータを、略円環状ヨーク1の内周に複数の磁極2を等間隔に配置し、該磁極2の夫々に巻線3を巻装して2相巻線を形成し、かつ該磁極2の先端に4個の小歯4を設けた固定子5と、その外周に複数の小歯6を等ピッチで設けた2個の回転子磁極7を、前記小歯6の配設ピッチの1/2ピッチずらせて、軸方向にNS2極に磁化した永久磁石8の端面に固着した回転子9とにより構成し、上記回転子9を回転自在に軸支し、上記固定子5と空隙を介して対向し、上記固定子磁極2の先端に設けた4個の小歯4をその歯幅が互いに等しい2個の小歯4の組によって構成し、夫々の組に含まれる小歯のパーミアンスの第4次高調波ベクトル和が実質的に零となるように少なくとも1つの隣接小歯のピッチを他の隣接する小歯のピッチと異ならしめる。上記固定子磁極2の小歯4は6個、8個、10個、12個となし得る。
【0114】
本発明の他の実施例においては、2相ハイブリッド形ステッピングモータを略円環状ヨーク1の内周に複数の磁極2を等間隔に配置し、該磁極2の夫々に巻線3を巻装して2相巻線を形成し、かつ該磁極の先端に5個の小歯4を設けた固定子5と、その外周に複数の小歯6を等ピッチで設けた2個の回転子磁極7を、前記小歯の配設ピッチの1/2ピッチずらせて、軸方向にNS2極を磁化した永久磁石8の端面に固着した回転子9とにより構成し、上記回転子9を回転自在に軸支し固定子5と空隙を介して対向し、上記固定子磁極2の先端に設けた小歯4を、中央に位置する小歯4を含む3個の組と、他の2個の組に分け、夫々の組に含まれる小歯4のパーミアンスの第4次高調波ベクトル和が実質的に零となるように少なくとも1つの隣接小歯のピッチを他の隣接する小歯のピッチと異ならしめる。上記固定子磁極2の小歯4は7個、9個、11個、13個となし得る。
【0115】
本発明の更に他の実施例においては、2相ハイブリッド形ステッピングモータを略円環状ヨーク1の内周に複数の磁極2を等間隔に配置し、該磁極2の夫々に巻線3を巻装して2相巻線を形成し、かつ該磁極2の先端に4個の小歯4を設けた固定子5と、その外周に複数個の小歯6を等ピッチで設けた2個の回転子磁極7を、前記小歯6の配設ピッチの1/2ピッチずらせて、軸方向にNS2極を磁化した永久磁石8の端面に固着した回転子9とにより構成し、上記回転子9を回転自在に軸支し、上記固定子5と空隙を介して対向し、上記固定子磁極2の先端に設けられた小歯4を、その歯幅が互いに等しい2個の小歯組に分類し、夫々の組に含まれる小歯のパーミアンスの第4次高調波ベクトル和が実質的に零になり各組のパーミアンスの第3次高調波ベクトル和が実質的に零となるように少なくとも1つの隣接小歯のピッチを他の隣接する小歯のピッチと異ならしめる。
【0116】
本発明の更に他の実施例においては、2相ハイブリッド形ステッピングモータを略円環状ヨーク1の内周に複数の磁極2を等間隔に配置し、該磁極2の夫々に巻線3を巻装して2相巻線を形成し、かつ該磁極2の先端に5個の小歯4を設けた固定子5と、その外周に複数個の小歯6を等ピッチで設けた2個の回転子磁極7を、前記小歯6の配設ピッチの1/2ピッチずらせて、軸方向にNS2極を磁化した永久磁石8の端面に固着した回転子9とにより構成し、上記回転子9を回転自在に軸支し、上記固定子5と空隙を介して対向し、上記固定子磁極2の先端に設けられた小歯4を、その歯幅が互いに等しい3個の小歯の組と、その歯幅が互いに等しい2個の小歯の組に分類し、夫々の組に含まれる小歯のパーミアンスの第4次高調波ベクトル和が実質的に零になり各組のパーミアンスの第3次高調波ベクトル和が実質的に零となるように、少なくとも1つの隣接小歯のピッチを他の隣接する小歯のピッチと異ならしめる。
【0117】
【発明の効果】
本発明になる2相ハイブリッド形ステッピングモータは、上記のような構成であるから、巻線を巻装した固定子磁極の先端に設けた複数の小歯を不等ピッチに配置したバーニア方式により、第4次高調波及び第3次高調波磁束を減少させてコギングトルクを減少させ、振動、騒音を低減できる大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1A】従来の2相ハイブリッド形ステッピングモータの縦断正面図である。
【図1B】従来の2相ハイブリッド形ステッピングモータの左側面図(N極側)である。
【図1C】従来の2相ハイブリッド形ステッピングモータの右側面図(S極側)である。
【図2】2相8巻線極ハイブリッド形ステッピングモータの等価磁気回路図である。
【図3】図2の回路を1個のサブ回路で示した等価磁気回路図である。
【図4】固定子と回転子の夫々の小歯が対向している磁極間仮想磁路を示す図である。
【図5A】図4の仮想磁極間のパーミアンスの変化を示す図である。
【図5B】図4の仮想磁極間のパーミアンスの変化を示す図である。
【図6】図5A及び図5Bに示すパーミアンス変化の一般形を示す図である。
【図7】巻線極の小歯の配置を示す図である。
【図8A】第4次高調波電気角度平面における等ピッチバーニアについてのパーミアンスベクトルのバランスを示すベクトル図である。
【図8B】第4次高調波電気角度平面における不等ピッチバーニアについてのバランスを示すベクトル図である。
【図9】小歯数が5個の場合の小歯の配置例を示す図である。
【図10】奇数個の小歯の場合のパーミアンスベクトルバランスを示すベクトル図である。
【図11A】Aモータの第4次高調波電気角度平面における不等ピッチバーニアの配置例である。
【図11B】Bモータの第4次高調波電気角度平面における不等ピッチバーニアの配置例である。
【図11C】試算例1の第4次高調波電気角度平面における不等ピッチバーニアの配置例である。
【図12】等ピッチバーニアにおける第3次高調波ベクトルの図である。
【図13】不等ピッチバーニアにおける第3次高調波ベクトルの図である。
【図14】第3次高調波空間でのバランス状態を示すベクトル図である。
【図15】第3次、第4次高調波をバランスさせた小歯の配置例を示す図である。
【図16A】試算例3の第3次高調波平面での各ベクトルの角度関係を示す図である。
【図16B】試算例3の小歯の配置例を示す図である。
【図17A】小歯数7の場合の第3次高調波平面での各ベクトルの角度関係を示す図である。
【図17B】小歯数7の場合の第4次高調波平面での各ベクトルの角度関係を示す図である。
【図17C】図17A,Bに対応する小歯の配置を示す図である。
【符号の説明】
A 固定子の相
B 固定子の相
FA 巻線極A、B相巻線極の起磁力
FB 巻線極A、B相巻線極の起磁力
Fm 磁石の起磁力と内部パーミアンス
Pm 磁石の起磁力と内部パーミアンス
Pi i番目巻線極の複数個の小歯と回転子の小歯間のパーミアンス
NR 回転子の歯数
F0 励磁を含む空隙部起磁力降下
2S 巻線極の数
θe 電気角
ζi i番目巻線極の位相差を含めた角度
TC コギングトルク
2T 回転子小歯の繰り返しピッチ
α 固定子小歯幅の回転子小歯ピッチに対する比
β 回転子小歯幅の回転子小歯ピッチに対する比
x 固定子小歯中心と回転子小歯中心の回転に伴う変位
Vk k番目小歯のパーミアンスベクトル
δθ 固定子小歯の基準位置からの偏差角
t1 固定子磁極の小歯
t2 固定子磁極の小歯
t3 固定子磁極の小歯
t4 固定子磁極の小歯
t5 固定子磁極の小歯
t6 固定子磁極の小歯
t7 固定子磁極の小歯
p 磁極対数(回転子の小歯数)
ε 対を構成するベクトル間の角度
γ 対を構成するベクトルの合成ベクトル間の角度
1 円環状ヨーク
2 磁極
3 巻線
4 小歯
5 固定子
6 小歯
7 回転子磁極
8 永久磁石
9 回転子
Claims (4)
- 略円環状ヨークの内周に複数の磁極を等間隔に配置し、該磁極の夫々に巻線を巻装して2相巻線を形成し、かつ該磁極の先端に偶数個の少なくとも4個の小歯を設けた固定子と、その外周に複数個の小歯を等ピッチで設けた2個の回転子磁極を、前記小歯の配設ピッチの1/2ピッチずらせて、軸方向にNS2極に磁化した永久磁石の端面に固着した回転子とより成り、上記回転子を上記固定子と空隙を介して対向した2相ハイブリッド形ステッピングモータにおいて、上記固定子磁極の先端に設けた小歯をその歯幅が互いに等しい2個の小歯の組によって構成し、夫々の組に含まれる小歯のパーミアンスの第4次高調波ベクトル和が実質的に零となるように少なくとも1つの隣接小歯のピッチを他の隣接する小歯のピッチと異ならしめたことを特徴とする2相ハイブリッド形ステッピングモータ。
- 略円環状ヨークの内周に複数の磁極を等間隔に配置し、該磁極の夫々に巻線を巻装して2相巻線を形成し、かつ該磁極の先端に奇数個の少なくとも5個の小歯を設けた固定子と、その外周に複数個の小歯を等ピッチで設けた2個の回転子磁極を、前記小歯の配設ピッチの1/2ピッチずらせて、軸方向にNS2極を磁化した永久磁石の端面に固着した回転子とより成り、上記回転子を固定子と空隙を介して対向した2相ハイブリッド形ステッピングモータにおいて、上記固定子磁極の先端に設けた小歯を、中央に位置する小歯を含む3個の組と、他のその歯幅が互いに等しい2個の組に分け、夫々の組に含まれる小歯のパーミアンスの第4次高調波ベクトル和が実質的に零となるように少なくとも1つの隣接小歯のピッチを他の隣接する小歯のピッチと異ならしめたことを特徴とする2相ハイブリッド形ステッピングモータ。
- 略円環状ヨークの内周に複数の磁極を等間隔に配置し、該磁極の夫々に巻線を巻装して2相巻線を形成し、かつ該磁極の先端に偶数個の少なくとも4個の小歯を設けた固定子と、その外周に複数の小歯を等ピッチで設けた2個の回転子磁極を、前記小歯の配設ピッチの1/2ピッチずらせて、軸方向にNS2極を磁化した永久磁石の端面に固着した回転子とより成り、上記回転子を上記固定子と空隙を介して対向した2相ハイブリッド形ステッピングモータにおいて、上記固定子磁極の先端に設けた小歯をその歯幅が互いに等しい2個の小歯の組によって構成し、夫々の組に含まれる小歯のパーミアンスの第4次高調波ベクトル和が実質的に零になり各組のパーミアンスの合成ベクトルの第3次高調波ベクトル和が実質的に零となるように少なくとも1つの隣接小歯のピッチを他の隣接する小歯のピッチと異ならしめたことを特徴とする2相ハイブリッド形ステッピングモータ。
- 略円環状ヨークの内周に複数の磁極を等間隔に配置し、該磁極の夫々に巻線を巻装して2相巻線を形成し、かつ該磁極の先端に奇数個の少なくとも5個の小歯を設けた固定子と、その外周に複数の小歯を等ピッチで設けた2個の回転子磁極を、前記小歯の配設ピッチの1/2ピッチずらせて、軸方向にNS2極を磁化した永久磁石の端面に固着した回転子とより成り、上記回転子を上記固定子と空隙を介して対向した2相ハイブリッド形ステッピングモータにおいて、上記固定子磁極の先端に設けた小歯を3個の小歯の組と他のその歯幅が互いに等しい2個の小歯の組によって構成し、夫々の組に含まれる小歯のパーミアンスの第4次高調波ベクトル和が実質的に零になり各組のパーミアンスの合成ベクトルの第3次高調波空間における総和が実質的に零となるように少なくとも1つの隣接小歯のピッチを他の隣接する小歯のピッチと異ならしめたことを特徴とする2相ハイブリッド形ステッピングモータ。
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