JP3545550B2 - 携帯型電話システムの電界強度表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば第二世代コードレス電話システム等のように、交信可能範囲が比較的狭い携帯型電話システムで使用するのに好適な電界強度表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯型無線電話機のように、いわゆるコードレス電話の使用が可能な電話システムが普及している。
このような携帯型無線電話機の場合、利用者が通話しようとしている場所の電界強度の強弱によって、必ずしも発呼や着呼が可能であるとは限らない。
このような問題を解決する従来の一つの対策として、例えば、携帯無線電話機の本体に、受信電界レベル表示器を着脱自在に取り付けることにより、常に安定した受信電界の情報が得られるようにした携帯無線電話機が提案されている(特開昭62−198244号)。
【0003】
また、従来の他の対策として、固定機から受信される電波が、予め設定された受信限界レベルに低下したとき、移動機の表示部にその状態を表示することによって、移動機を使用する通話者に警告するようにしたコードレス電話機も知られている(特開平1−317050号公報)。
さらに、制御チャネル監視手段によって制御チャネルの電波の有無を監視し、電波のあることを検出したとき、その旨を表示することによって、コードレス電話機の制御チャネルや通話チャネルの電波状態を通話者に知らせるようにしたコードレス電話機も提案されている(特開平4−213932号)。
これらのコードレス電話機では、いずれも表示部が電話機本体に設けられており、現在地の電界強度が十分であるか否かを確認するためには、電話機本体を取り出すことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
先に述べた従来例では、携帯無線電話機の本体に受信電界レベル表示器を着脱自在に取り付け、両者をコードで接続した携帯無線電話機の場合、受信電界レベル表示器には、電話機本体とを接続するコードがあるので、利用者は、これらの機器を常に持ち歩く必要があり、必ずしも携帯に便利であるとはいえない。
【0005】
この発明では、小型軽量で、持ち運びに好適なPHS等の携帯型電話システムについて、現在地の電界強度が十分であるか否かを確認する必要がある場合、例えば、待ち受け中とか、逆に発呼の約束時刻の前に、予めその現在地の電界強度が十分であるかどうか確かめる等の操作に際して、その場所において複数の通信サービスの内から選択された通信サービスの電界強度を知ることができるようにして、電界強度表示装置の使い勝手を向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、
複数の周波数と、その各周波数のそれぞれに割り当てられた複数の通信サービスとが予め設定された電界強度表示装置であって、上記予め設定された複数の通信サービスの内から1つの通信サービスを切換え選択するための切換え部と、その切換え部によって切換え選択された通信サービスに割り当てられている周波数の電界強度を検出する電界強度検出部と、その電界強度検出部によって検出された電界強度に応じたレベルを上記切換え選択された通信サービスの識別情報と併せて表示する表示部を備えた電界強度表示装置である。
【0007】
請求項2の発明は、
上記のような電界強度表示装置において、上記識別情報を通信事業者の名称にしたものである。
【0008】
請求項3の発明は、
上記のような電界強度表示装置において、上記切換え部を、上記予め設定された複数の通信サービスの内から任意の1つの通信サービスを切換え選択するためのスイッチにしたものである。
【0009】
請求項4の発明は、
上記のような電界強度表示装置において、上記スイッチを、上記予め設定された複数の通信サービスの内から予め設定された順番に上記各通信サービスを切り換えて1つの通信サービスを選択するためのスイッチにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の電界強度表示装置について、図面を参照しながら、その実施の形態を詳細に説明する。
まず、この発明に係わる機能を設ける基本装置となる電界強度表示装置について説明する。
この電界強度表示装置は、PHS端末の利用者が、PHS端末を取り出すことなく現在地の電界強度を確認することができるように、電界強度の表示専用の装置として、PHS端末本体と独立している。
【0012】
図1は、この電界強度表示装置について、その要部構成の一例を示す機能ブロック図である。図において、1はアンテナ、2は無線部、2aは電界強度検出部、3は制御部、4は表示制御部、5はLCD、6は基地局を示す。
【0013】
アンテナ1は、基地局6からの電波を受信し、無線部2内の電界強度検出部2aで電界強度を検出する。
検出された電界強度の情報は、制御部3へ伝えられ、電界強度に応じたレベルを、LCD5の画面上に可視表示するよう表示制御部4に対して表示命令が出力される。
表示制御部4は、この表示命令に従って、LCD5の画面上に、現在の電界強度の情報を表示する。
以上のように、この電界強度表示装置では、基地局6からの電波を無線信号とし、現在の電界強度の情報を介して、LCD5に可視表示する。
したがって、利用者は、このLCD5の表示を見れば、その場所の電界強度を知ることが可能になり、PHS端末本体を鞄等から取り出す必要はない。
【0014】
詳しくいえば、この電界強度表示装置は、例えば、BCCH(報知チャネル:チャネル構造に関する情報やシステム情報などの制御情報を報知によって転送するチャネル)を直接受信し、電界強度を測定してその測定結果をLCD5などの表示手段の画面上に表示する構成である。
そのため、PHS端末本体との間での情報の授受を行う必要はなく、電界強度の表示専用の単体として、PHS端末本体と独立した携帯型の電界強度表示装置を構成している。
なお、以上の説明では、第二世代コードレス電話システム等のように、交信可能範囲が比較的狭い携帯型電話システムの一例として、PHS端末の場合を中心に説明したが、携帯型情報通信端末など一般の通信機についても、同様に利用が可能であることはいうまでもない。
【0015】
第1の実施の形態
この第1の実施の形態では、暗所や、視覚障害者などの電界強度確認を容易にするために、上述した基本装置に音声出力機能を付加した点に特徴を有している。
【0016】
図2は、この発明の音声出力機能を備えた電界強度表示装置について、その要部構成の実施の形態の一例を示す機能ブロック図である。図における符号は図1と同様であり、7は音声出力ボタン、8は音声出力部、9は記憶装置、10はスピーカを示す。
【0017】
この図2に示す電界強度表示装置には、音声出力をするか否かの選択を指示する選択入力手段として、音声出力ボタン7が付加されており、利用者が必要に応じて操作する。この音声出力ボタン7には、例えば押下時のみ音声出力を発生するスイッチを接続しておけば、利用者が電界強度を知りたいときに、音声によるメッセージが出力される。
また、電界強度に応じたメッセージ等の音声を出力するために、音声発生手段として、スピーカ10と音声出力部8とが設けられると共に、電界強度を音声信号で生成するためのデータを記憶するためのメモリ手段として、記憶装置9が付設されている。
電界強度の検出とLCD5の画面上への可視表示の動作と、制御部3による制御は、先の図1と同様である。
【0018】
図2の装置においては、制御部3は、音声出力ボタン7が押下されたことを確認すると、電界強度判断結果を音声出力部8に渡す。
音声出力部8は、十分な電界強度が得られているときは、予め記憶装置9に記憶された音声、たとえば「通話できます」のようなメッセージの音声をスピーカ10から出力することによって、通話可能状態を利用者に知らせる。
また、電界強度が不十分なときは、「通話できません」というメッセージのように、通話不可能な状態を示す音声を出力する。
一方、電界強度が通話可能、不可能の中間レベルのときは、例えば「かかりにくい場所です」というメッセージのように、かかりにくい状況にあることを示す音声を出力する。
以上のように、この第1の実施の形態では、先の基本装置である電界強度表示装置に音声出力機能を付加しているので、暗所での使用時や、視覚障害者などが電界強度を確認する場合に、この付加された機能を利用すれば、極めて有用である。
【0019】
第2の実施の形態
この第2の実施の形態では、携帯性を向上させるために、腕時計(リストウォッチ)との併用を可能にした点に特徴を有している。
具体的には、デジタル時計の表示機能を利用して電界強度の表示を行っており、機能的には、デジタル時計機能による時刻の表示と独立した電界強度表示機能を付加している。
【0020】
図3は、この発明の腕時計型電界強度表示装置について、その概略構造の実施の形態の一例を示す斜視図である。図において、11は液晶表示部、12は時刻表示部、13は電界強度表示部、14は音声出力動作ボタン、15はスピーカ、16はアンテナ、16aはアンテナ16の取り付け部、17はベルトを示す。
【0021】
この図3に示した腕時計型電界強度表示装置は、先の第1の実施の形態で説明した音声出力機能も併有している場合を示している。
もし、音声出力機能を付加しない装置の場合には、音声出力動作ボタン14とスピーカ15は不要である。
この図3の腕時計型電界強度表示装置は、従来の腕時計と同様に、液晶表示部11とベルト17から構成されており、液晶表示部11の一部のエリアに、時刻表示部12が設けられている。
この液晶表示部11の一部のエリアを利用して、電界強度表示部13を設けることにより、利用者は、現在地における電界強度を知ることができる。この図3の場合には、3本の棒状の図形の表示によって電界強度を示しているが、電界強度の表示形式は任意に設定することができる。
なお、アンテナ16は、その取り付け部16aを折り曲げ可能に構成することによって、液晶表示部11の外枠と接触する位置まで、あるいは外枠の一部に設けられた溝部へ収納することも可能である。
【0022】
図4は、この発明の腕時計型電界強度表示装置について、その要部構成の実施の形態の一例を示す機能ブロック図である。図における符号は図1と同様であり、18はデジタル時計部、18aは時計制御部、19はLCDを示す。
【0023】
この図4に示した腕時計型電界強度表示装置は、先の図1に示した電界強度表示装置による表示機能と、デジタル時計機能による時刻表示とを、1個のLCD19等の表示手段の画面上に可視表示する構成である。
この図4のLCD19は、図3の液晶表示部11に相当している。
デジタル時計部18には時計制御部18aが内蔵されており、液晶表示部11の所定エリア(時刻表示部12)に、時刻を表示する。
また、制御部3は、表示制御部4に対して電界強度に応じたレベルを、LCD19の画面上に可視表示するよう表示命令を出力する。
この場合には、液晶表示部11の所定エリア(電界強度表示部13)に、電界強度を示すパターン等が表示される。
なお、図3の音声出力動作ボタン14とスピーカ15とを付加する場合には、図1の部分を、図2に示したような機能ブロック図に変更すればよい。
【0024】
以上のように、この第2の実施の形態では、腕時計(リストウォッチ)の表示機能を利用して電界強度を表示するので、小型化が可能になると共に、携帯性も向上される。
逆にいえば、この発明の腕時計型電界強度表示装置を所持すれば、腕時計所持の必要性が回避される、ということもできる。
【0025】
第3の実施の形態
先の第2の実施の形態では、腕時計(リストウォッチ)の表示機能を利用して電界強度を表示する場合について説明した。
この第3の実施の形態では、先の第2の実施の形態で説明した腕時計型電界強度表示装置を、電界強度表示のための液晶等の表示手段を持たないPHS端末本体と物理的に着脱可能にすると共に、PHS端末本体との合体時の操作性を考慮して、表示手段の文字盤を90度回転可能にした点に特徴を有している。
【0026】
図5は、この発明の文字盤回転機構を備えた腕時計型電界強度表示装置について、その実施の形態の一例を示す略正面図で、(1)は通常時の状態、(2)はPHS端末本体への取り付け時の状態を示す図である。図における符号は図3と同様である。
【0027】
先の図3に示した腕時計型電界強度表示装置は、この図5(1)に示すように、通常の腕時計と同様に、液晶表示部11の文字の向きが、ベルト17の長さ方向に対して垂直である。
しかし、この腕時計型電界強度表示装置は、図5(2)に示すように、液晶表示部11の文字盤のみが、90度回転可能である。
詳しくいえば、液晶表示部11の外枠とアンテナ16は、固定されており、液晶表示部11の内部に配置された文字盤のみが回転可能になっている。
また、アンテナ16は、その取り付け部16aは固定であるが、その取り付け部16aの固定軸を中心に回転可能に構成されており、図5(2)の場合には、紙面と垂直で、その裏側へ向けられた状態を示している(アンテナ16の長軸方向は、紙面と垂直で、紙面の裏側へ突出された状態)。
このように、先の第2の実施の形態で述べた腕時計型電界強度表示装置について、その液晶表示部11の内部に配置された文字盤のみを回転可能に構成することにより、次の図6に示すように、例えば表示機能を有しないPHS端末本体とを合体させて使用する場合に、操作性が向上される。
【0028】
図6は、図3に示した腕時計型電界強度表示装置と表示機能を有しないPHS端末本体とを合体させた状態について、その実施の形態の一例を示す概略図である。図における符号は図3と同様であり、21はPHS端末本体、22はPHS端末のアンテナを示す。
【0029】
この図6には、この発明の腕時計型電界強度表示装置を、先の図5(2)に示したように、液晶表示部11の文字盤を90度回転させた状態で、PHS端末本体21へ取り付けた状態を示している。
このPHS端末本体21は、表示機能が設けられていない簡易型の場合で、正面にダイヤルボタンやフックスイッチ等が配置されている。
ここで、PHS端末本体21の形状について説明する。
【0030】
図7は、脱着式電界強度表示装置装着部を有するPHS端末本体について、その構造の実施の形態の一例を示す図で、(1)は正面図、(2)は右側面図、(3)は底面図を示す。図における符号は図6と同様であり、23は腕時計型電界強度表示装置収納部、24は腕時計型電界強度表示装置のアンテナ挿入穴、25はベルト装着部を示す。
【0031】
この図7(1)〜(3)に示すPHS端末本体21は、先の図6に示した表示機能を有しないPHS端末本体の外観図である。
このPHS端末本体21には、腕時計型電界強度表示装置収納部23と、腕時計型電界強度表示装置のアンテナ挿入穴24、およびベルト装着部25とが設けられている。
腕時計型電界強度表示装置収納部23は、図6に示した腕時計型電界強度表示装置のケースの形状に合わせて凹ませることにより、腕時計型電界強度表示装置がズレないようにすると共に、PHS端末本体21と腕時計型電界強度表示装置の表面との凹凸をなくして、一体感を高めるようにしている。
この発明の腕時計型電界強度表示装置は、この図7(1)〜(3)のように、表示機能が設けられていない簡易型のPHS端末本体21と組み合わせて収納できるようにすれば、非携帯時に、図6に示した腕時計型電界強度表示装置の保管が容易になり、携帯時には、図5(1)に示したように、液晶表示部11の文字盤の向きを通常のデジタル時計と同様に回転させて腕に装着すればよい。
【0032】
第4の実施の形態
現在のところ、我が国には、PHS(第二世代コードレス電話システム)を業とする三事業者(NTT−P,DDI,ASTEL)が存在している。
これらの各社には公衆用制御用キャリア(周波数)が個別に割り当てられているので、その内の一社の制御チャネルが検出できるように設定しておけば、任意の三事業者に対応することができる。
この第4の実施の形態は、複数の通信サービスの内の1つを選択して、その電界強度を検出/表示するためのキャリア切換え機能を付加すると共に、電界強度および選択された通信サービスの識別情報を可視表示させる点に特徴を有している。
【0033】
図8は、この発明のキャリア切換え機能を備えた電界強度表示装置について、その実施の形態の一例を示す機能ブロック図である。図における符号は図1と同様であり、31はキャリア切換えボタンを示す。
【0034】
この図8に示した電界強度表示装置では、先の図1に示した基本装置の電界強度表示装置にキャリア切換えボタン31が付加されている。
そして、予めこのキャリア切換えボタン31によって任意の公衆用制御用キャリア(周波数)を選択しておけば、そのキャリアが割り当てられている一社の制御チャネルの電界強度が検出される。
このキャリア切換えボタン31は、例えばトグルスイッチで構成されており、複数のPHS社が3社の場合には、ボタンを押下するたびに、第1の会社(例えばNTT−P:キャリア番号73ch)→第2の会社(例えばASTEL:キャリア番号75ch)→第3の会社(例えばDDI:キャリア番号77ch)→第1の会社(例えばNTT−P:キャリア番号73ch)→……のように、順次切換えられる。
その他の構成と動作は、先の図1と同様である。
以上のように、この第4の実施の形態では、複数のPHS社の内の一社を選択して、その電界強度を表示するようにしている。
したがって、一台の電界強度表示装置のみで、現在携帯している一社の公衆用制御用キャリアに設定することによって、どの社のPHS端末にも対応することが可能になる。
なお、図2に示したような音声出力機能を有する場合、さらに、図3に示した時計機能を併有する場合についても、同様に実施することができる。
この電界強度表示装置によれば、スピーカ部から電界強度に応じたメッセージ等の音声を出力するので、PHS等の携帯電話システムの利用者は、電話機端末の本体を取り出すことなく、暗所や、視覚障害者でも現在地の電界強度の確認が容易になる。
また、腕時計(リストウォッチ)の形状にしてデジタル時計の機能を付加し、液晶等の表示部に電界強度に応じたレベルと時刻とを可視表示するので、請求項1の電界強度表示装置による効果に加えて、小型化が可能になり、表示部のコストが低減されると共に、携帯性も向上される。
さらに、液晶等の表示部の文字盤を90度回転可能にしているので、着脱式電界強度表示装置装着部を有するPHS端末等の携帯型電話システム本体と組み合わせて使用すれば、非携帯時の保管が容易になると共に、携帯時には、請求項1の電界強度表示装置と同様の効果が得られる。
また、複数の通信サービスの内から選択された1つの通信サービスの基地局から受信した無線信号に基づいて電界強度を検出し、その電界強度に応じたレベルを選択された通信サービスの識別情報と併せて表示するので、一台の表示装置のみで、複数の通信サービスの電界強度を知ることができる。
さらに、複数の通信サービスの内の1つを選択してその電界強度を検出/表示するためのキャリア切換えを可能にし、表示手段に強度および選択された通信サービスの識別情報を可視表示するので、任意の公衆用制御用キャリアを選択することができ、一台の表示装置のみで、複数の通信サービスの電界強度を知ることができる。
また、棒状の図形の表示によって電界強度のレベルを示すことができる。
【0035】
【発明の効果】
この発明による電界強度表示装置によれば、現在地において複数の通信サービスの内から選択された通信サービスの電界強度を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電界強度表示装置の機能を設ける基本装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】図1に示した基本装置にこの発明の音声出力機能を設けた要部構成の実施の形態の一例を示す機能ブロック図である。
【図3】この発明の腕時計型電界強度表示装置について、その概略構造の実施の形態の一例を示す斜視図である。
【図4】この発明の腕時計型電界強度表示装置について、その要部構成の実施の形態の一例を示す機能ブロック図である。
【図5】この発明の文字盤回転機構を備えた腕時計型電界強度表示装置について、その実施の形態の一例を示す略正面図である。
【図6】図3に示した腕時計型電界強度表示装置と表示機能を有しないPHS端末本体とを合体させた状態について、その実施の形態の一例を示す概略図である。
【図7】脱着式電界強度表示装置装着部を有するPHS端末本体について、その構造の実施の形態の一例を示す図である。
【図8】この発明のキャリア切換え機能を備えた電界強度表示装置について、その実施の形態の一例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 無線部
2a 電界強度検出部
3 制御部
4 表示制御部
5 LCD
6 基地局
7 音声出力ボタン
8 音声出力部
9 記憶装置
10 スピーカ
Claims (4)
- 複数の周波数と、該各周波数のそれぞれに割り当てられた複数の通信サービスとが予め設定された電界強度表示装置であって、前記予め設定された複数の通信サービスの内から1つの通信サービスを切換え選択するための切換え部と、該切換え部によって切換え選択された通信サービスに割り当てられている周波数の電界強度を検出する電界強度検出部と、該電界強度検出部によって検出された電界強度に応じたレベルを前記切換え選択された通信サービスの識別情報と併せて表示する表示部とを備えたことを特徴とする電界強度表示装置。
- 前記識別情報は通信事業者の名称であることを特徴とする請求項1記載の電界強度表示装置。
- 前記切換え部は、前記予め設定された複数の通信サービスの内から任意の1つの通信サービスを切換え選択するためのスイッチであることを特徴とする請求項1又は2記載の電界強度表示装置。
- 前記スイッチは、前記予め設定された複数の通信サービスの内から予め設定された順番に前記各通信サービスを切り換えて1つの通信サービスを選択するためのスイッチであることを特徴とする請求項3記載の電界強度表示装置。
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