JP3545314B2 - 応札処理システム又は応札処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の種類の業者が、入札に参加する応札処理システム又は応札処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下に、従来の応札処理方法について、中古車を修理してもらう場合を一例として図38を用いて説明する。管理サーバ91(入札ウエブサイト)は、インターネットを介して、依頼者端末92、複数の修理業者A〜C端末93〜95に接続している。
【0003】
まず、中古車を修理してくれる修理業者を選定しようとする依頼者は、応札処理を管理する管理サーバ91に、所望の修理費用(以下、希望修理費用という)とともに、その中古車の情報を登録する。例えば、その中古車の使用年数、損傷状況等である。
【0004】
次に、管理サーバ91は、その中古車の情報と希望修理費用を、複数の修理業者端末93〜95に送信する。修理業者は、その中古車の情報と希望修理費用に基づいて、その修理を行うことができるか否か、いくらでその修理を行うことができるかを検討する。
【0005】
次に、その修理業者のうち、希望修理費用内でその修理が可能な者は、修理費用の見積もりを端末に入力して、管理サーバ91に送信する。このようにして管理サーバ91には、複数の修理費用の見積もりが登録される。
【0006】
次に、管理サーバ91は、その中から最も安い費用を提示した修理業者を選定し、その選定した修理業者と修理費用の見積もりを、依頼者端末92に送信する。そして、依頼者が、その修理業者と修理費用の見積もりを承認することにより、応札処理が終了する。
【0007】
したがって、依頼者は、中古車の情報等を管理サーバ91に登録すれば、自動的に修理業者による入札が行われ、所望の費用で修理してくれる修理業者を見つけることができる。
【0008】
また、中古車を修理して、販売しようとする依頼者が、修理業者と中古車販売店を選定しようとするような入札業者の種類が2つある場合を一例として図39を用いて説明する。管理サーバ91は、インターネットを介して、依頼者端末92、複数の修理業者A〜C端末93〜95、複数の中古車販売店A〜C端末96〜98に接続している。
【0009】
まず、上記と同様に、依頼者は、希望修理費用、中古車の情報を管理サーバ91に登録することにより、所望の費用で修理してくれる修理業者を選定する。次に、同様の方法で、希望販売価格、中古車の情報を管理サーバ91に登録し、所望の価格で購入してくれる中古車販売店を選定する。
【0010】
このようにして、依頼者は、修理業者の選定、中古車販売店の選定を行い、所望の費用で修理・販売してくれる修理業者、中古車販売店を選定することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような応札処理方法では、以下のような問題が生じている。
【0012】
第一に、入札業者が複数の種類にまたがる場合(例えば、修理業者と中古車販売店)に、依頼者は、複数の段階に分けて、管理サーバ91に依頼物の情報等を登録し、各業者を選定しなければならず、面倒である。
【0013】
第二に、入札業者が複数の種類にまたがる場合に、その業者の組合せにより、各業者の見積もり価格が異なるような場合がある。例えば、廃棄物を運搬してもらう運搬業者と、リサイクル処理してもらうリサイクル業者を選定するような場合、運搬業者の運搬費用は、運搬先(リサイクル業者)によって異なる。
【0014】
このような場合、依頼者は、リサイクル業者を選定した後、運搬業者を選定したとしても、廃棄物の全処理費用(運搬費用からリサイクル業者への廃棄物の販売価格を控除したもの)が最も安いリサイクル業者と運搬業者の組合せにならない場合が生じる。
【0015】
第三に、入札業者が複数の種類にまたがる場合に、ある業者を、別の業者の選定結果によっては、選定できないときがある。例えば、上記の例で説明すると、あるリサイクル業者への廃棄物の運搬が可能な運搬業者が存在しない場合や、その運搬費用が莫大になる場合等に、そのリサイクル業者に依頼することは不可能である。このような場合に、そのようなリサイクル業者端末に廃棄物の情報等を送信することは、無駄であり、そのリサイクル業者にとっても、煩わしい。
【0016】
したがって、この発明は、このような問題を解決して、入札業者が複数の種類にまたがる場合にも、効率的に応札処理を行うことができる応札処理方法、応札処理システムを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決しようとする手段及び発明の効果】
この発明の応札処理方法は、1又は複数の第1業者と、1又は複数の第2業者の中から、少なくとも1の業者を選定するための仲介サーバと、当該仲介サーバとインターネットを介して接続された選定依頼者端末、1又は複数の第1業者端末、1又は複数の第2業者端末とを用いて実現し、前記仲介サーバは、前記選定依頼者端末から依頼情報を受けて、当該依頼情報を第1業者端末に送信し、1又は複数の第1業者端末からの返答状況に基づいて、第2業者に対する入札募集方法を決定し、1又は複数の第2業者に入札を募集することを特徴としている。
【0018】
したがって、選定依頼者は、仲介サーバに依頼情報を送信すれば、種類の異なる業者に対して入札を募集することができる。また、第2業者に対する入札募集方法を決定するため、応札処理の効率化・迅速化を図ることができる。
【0019】
また、第2業者は、適当な入札募集方法によって、入札の依頼を受けることができる。
【0020】
この発明の応札処理方法は、前記仲介サーバは、前記選定依頼者端末から依頼情報を受けて、当該依頼情報を第1業者端末に送信し、1又は複数の第1業者端末からの返答状況に基づいて、第2業者に対する入札募集方法を決定し、1又は複数の第2業者端末に入札を募集し、1又は複数の第2業者端末からの返答状況に基づいて、第3業者に対する入札募集方法を決定し、1又は複数の第3業者端末に入札を募集することを特徴としている。
【0021】
したがって、仲介サーバは、第2業者の返答状況に応じて、複数の第3業者に対する入札募集方法を決定するため、応札処理の効率化・迅速化を図ることができる。
【0022】
請求項1の仲介サーバは、選定依頼者端末、第1業者端末および第2業者端末とインターネットを介して接続されており、記憶部に格納された第1業者の取扱い可能な廃棄物の種類を含む第1フィルタ条件および第2業者の取扱い可能な廃棄物の種類を含む第2フィルタ条件を記憶するフィルタ条件データベース、および記憶部に格納された第1業者の見積もりと第2業者の見積もりを記憶するための費用選定データベースを備えた仲介サーバであって、選定依頼者端末から、少なくとも廃棄物の種類、廃棄物の発生場所および選択依頼者により設定された希望全処理費用を含む依頼情報を取得し、記憶部に記録する手段と、記憶部に格納されたフィルタ条件データベースにおける第2フィルタ条件の取扱い可能な廃棄物の種類および依頼情報の廃棄物の種類に基づくフィルタリング処理により、複数の第2業者を選定し、記憶部に格納されたフィルタ条件データベースにおける第1フィルタ条件の取扱い可能な廃棄物の種類および依頼情報の廃棄物の種類に基づいて第1業者を選定する手段と、記憶部に記録された依頼情報の廃棄物の発生場所および選択した各第2業者を少なくとも含む第1業者に対する見積もり依頼データを生成し、当該見積もり依頼データを第1業者端末に送信する手段と、第1業者端末から、選定された各第2業者に関連づけた第1業者の見積もりを取得して、費用選定データベースに記録する手段と、記憶部に記録された依頼情報の希望全処理費用および費用選定データベースに記録された第1業者の見積もりに基づいて、第2業者に対する提示価格を算出して、当該提示価格を含む第2業者に対する見積もり依頼データを生成し、当該見積もり依頼データをそれぞれの第2業者端末に送信する手段と、それぞれの第2業者端末から、それぞれの第2業者の見積もりを取得して、費用選定データベースに記録する手段と、記憶部に格納された費用選定データベースにおける第1業者の見積もりおよび第2業者の見積もりから最も安価となる第1業者および第2業者の組合せを決定する手段とを備えたことを特徴としている。請求項2の仲介サーバにおいて、選定依頼者端末は、廃棄物の処理を依頼する者の端末であり、第1業者端末は、廃棄物を運搬する運搬業者の端末であり、第2業者端末は、リサイクル業者の端末であり、第1業者を選定する手段は、複数の第1業者を選定することを特徴としている。
【0023】
したがって、入札業者が複数の種類にまたがる場合にも、応札処理の効率化・迅速化を図ることができる。また、第2業者は、第2業者に対する見積もり依頼データにより容易に入札の可否の検討をすることができる。
【0030】
請求項3の仲介サーバは、さらに、インターネットを介して第3業者端末に接続されており、フィルタリング処理により第2業者が存在しない場合には、記憶部に記録された依頼情報の希望全処理費用および費用選定データベースに記録された第1業者の見積もりに基づいて、第2業者の代わりに第3業者に対する見積もり依頼データを生成して、当該見積もり依頼データを第3業者端末に送信し、第3業者端末から第3業者の見積もりを取得して、費用選定データベースに記録し、第1業者の見積もりおよび第3業者の見積もりから最も安価となる第1業者と第3業者の組合せを決定することを特徴としている。
【0031】
したがって、各業者に応じた適当なフィルタ条件を定めておけば、仲介サーバのフィルタリング処理により、各業者は、自己に無用な依頼情報が送信されることはなく、それに対して検討する必要もない。
【0041】
請求項4の仲介サーバにおいて、選定依頼者端末は、廃棄物の処理を依頼する者の端末であり、第1業者端末は、廃棄物を運搬する運搬業者の端末であり、第2業者端末は、リサイクル業者の端末であり、第3業者端末は、処分業者の端末であることを特徴としている。
【0043】
したがって、選定依頼者は、仲介サーバに廃棄物の情報、希望全処理費用を送信すれば、その廃棄物の運搬、リサイクル処理、廃棄処分をしてくれる運搬業者、リサイクル業者、処分業者を選定することができる。
【0044】
選定依頼者は、下記の実施形態において、廃棄物発生業者に該当する。
【0045】
第1業者は、下記の実施形態において、運搬業者に該当する。
【0046】
第2業者は、下記の実施形態において、リサイクル業者に該当する。
【0047】
第3業者は、下記の実施形態において、処分業者に該当する。
【0048】
依頼情報は、下記の実施形態において、廃棄物データA、Bに該当する。
【0049】
第2業者に対する見積もり依頼データは、下記の実施形態において、リサイクル依頼廃棄物情報に該当する。
【0050】
第3業者に対する見積もり依頼データは、下記の実施形態において、処分依頼廃棄物情報に該当する。
【0060】
第1フィルタ条件は、下記の実施形態において、図6A、図27Aに示す運搬業者のフィルタリング条件に該当する。
【0061】
第2フィルタ条件は、下記の実施形態において、図6B、図27Bに示すリサイクル業者のフィルタリング条件に該当する。
【0078】
プログラムを記録した記録媒体とは、フレキシブルディスク、CD−ROM、ハードディスク、メモリカード、ROM、パンチカード、テープ等を含む概念である。また、コンピュータによって直接実行可能なプログラムを記録した記録媒体だけでなく、いったん他の記録媒体(ハードディスク等)にインストールすることによって実行可能となるようなプログラムを記録した記録媒体や、暗号化されたり、圧縮されたりしたプログラムを記録した記録媒体を含む概念である。
【0079】
【発明の実施の形態】
以下に、廃棄物の運搬、リサイクル処理をしてもらう運搬業者、リサイクル業者の選定をしようとする場合を一例として説明する。なお、運搬業者等による入札の可否の検討、回答を待って、落札業者を決定する場合(第1の実施形態)と、すべて自動的に落札業者を決定する場合(第2の実施形態)に分けて説明する。
【0080】
1 第1の実施形態
以下に、運搬業者、リサイクル業者による入札の可否の検討、回答を待って、落札業者を決定する場合を一例として説明する。なお、この実施形態では、第1業者は運搬業者に、第2業者はリサイクル業者に該当する。
【0081】
1.1 全体構成
図1に、この実施形態における全体構成を示す。仲介サーバ12は、インターネットを介して、廃棄物発生業者端末11、運搬業者A〜D端末13〜16、リサイクル業者A〜D端末17〜20に接続されている。なお、この実施形態では、仲介サーバ12はインターネットの入札ウエブサイトとしての機能を有する。
【0082】
このシステムを利用する運搬業者、リサイクル業者は、あらかじめ、仲介サーバ12に、廃棄物の運搬もしくは処理を行うための条件(廃棄物の種類、重量、成分等)(以下、フィルタリング条件という)を登録しておく。
【0083】
このシステムを利用する廃棄物発生業者は、まず、廃棄物発生業者端末11に廃棄物の希望全処理費用、重量、成分等(以下、廃棄物データという)を入力して、仲介サーバ12にそのデータを送信する。この全処理費用とは、廃棄物の処理に要する費用であり、廃棄物の運搬費用からリサイクル業者に販売する価格を控除したものである。
【0084】
仲介サーバ12は、上記のフィルタリング条件と廃棄物データに基づいて、運搬業者、リサイクル業者の選定を行い、選定した運搬業者の運搬業者端末に、廃棄物データを送信する。
【0085】
運搬業者は、この廃棄物データに基づいて、運搬費用を見積もり、仲介サーバに送信する。
【0086】
仲介サーバ12は、運搬業者端末からその見積もりを受けると、フィルタリング条件に基づいて選定したリサイクル業者端末に対して、その見積もりに基づいて算出した廃棄物の最低販売価格と、廃棄物の重量、成分等のデータを送信し、その廃棄物を購入するか否かを問う。
【0087】
リサイクル業者は、その最低販売価格と、廃棄物の重量、成分等のデータを考慮して、その廃棄物を購入するか否かを決定し、購入しようとするときは、購入価格の提示を行い、仲介サーバ12にそれを送信する。
【0088】
仲介サーバ12は、運搬業者端末とリサイクル業者端末からの回答に基づいて、全処理費用が最も安くなる運搬業者とリサイクル業者の組合せを特定する。
【0089】
したがって、このシステムを利用すれば、容易に所望の費用内で廃棄物を処理してくれる運搬業者、リサイクル業者を見つけることができる。また、運搬業者・リサイクル業者も、各端末に送信される廃棄物のデータ、廃棄物発生業者の価格提示を見て、応札するか否かを検討することができる。
【0090】
1.2 仲介サーバのハードウエア構成
図2に、図1に示す仲介サーバ12のハードウエアの構成例を示す。CPU21には、バスラインを介して、インターフェイス22、メモリ23、ハードディスク24、入力装置25が接続されている。
【0091】
ハードディスク24には、フィルタリング条件登録プログラム31、廃棄物データ登録プログラム32、運搬業者選定プログラム33、リサイクル業者選定プログラム34、運搬業者フィルタ条件データベース35、リサイクル業者フィルタ条件データベース36、廃棄物情報データベース37、費用選定データベース38、再登録アドバイスプログラム39、メールプログラム40、オペレーティングシステム41(マイクロソフト社のwindowsなど)などが登録されている。
【0092】
フィルタリング条件登録プログラム31は、運搬業者フィルタ条件データベース35、リサイクル業者フィルタ条件データベース36にフィルタリング条件を登録するものである。
【0093】
廃棄物データ登録プログラム32は、廃棄物情報データベース37に廃棄物データを登録するものである。
【0094】
運搬業者選定プログラム33は、▲1▼廃棄物データと運搬業者のフィルタリング条件との比較、▲2▼運搬依頼廃棄物情報の作成(図11参照)、▲3▼運搬費用の費用選定データベース38への登録を行うものである。
【0095】
リサイクル業者選定プログラム34は、▲1▼廃棄物データとリサイクル業者のフィルタリング条件との比較、▲2▼リサイクル依頼廃棄物情報の作成(図14参照)、▲3▼購入価格の費用選定データベース38への登録、▲4▼全処理費用が最も安くなる運搬業者とリサイクル業者の組合せの特定、▲5▼応札結果の各運搬業者等への送信を行うものである。
【0096】
運搬業者フィルタ条件データベース35には、各運搬業者端末から送信されたフィルタリング条件が登録される。
【0097】
リサイクル業者フィルタ条件データベース36には、各リサイクル業者端末から送信されたフィルタリング条件が登録される。
【0098】
廃棄物情報データベース37には、廃棄物発生業者が廃棄物データ登録フォーム(図8参照)に入力した廃棄物データが登録される。また、応札価格(運搬費用、購入価格)も登録される。
【0099】
費用選定データベース38には、各運搬業者の各リサイクル業者に対する運搬費用の見積もり、各リサイクル業者の購入価格等が登録される(図16参照)。
【0100】
再登録アドバイスプログラム39は、廃棄物データ等に基づいて、適当なリサイクル業者等が特定できないときに、フィルタリング条件やリサイクル業者等の回答に基づいて、リサイクル業者等を選定できるように、廃棄物発生業者へのアドバイスを作成するものである。
【0101】
メールプログラム40は、運搬業者に運搬依頼廃棄物情報等を、リサイクル業者にリサイクル依頼廃棄物情報等を送信するものである。
【0102】
この実施形態では、フィルタリング条件登録プログラム31、廃棄物データ登録プログラム32、運搬業者選定プログラム33、リサイクル業者選定プログラム34、再登録アドバイスプログラム39、メールプログラム40は、オペレーティングシステム41と共同して、上記の機能を実行する。
【0103】
1.3 廃棄物発生業者端末、運搬業者A〜D端末、リサイクル業者A〜D端末のハードウエア構成
図3に、図1に示す廃棄物発生業者端末11、運搬業者A〜D端末13〜16、リサイクル業者A〜D端末17〜20のハードウエアの構成例を示す。CPU51には、バスラインを介して、インターフェイス52、メモリ53、ハードディスク54、入力装置55が接続されている。
【0104】
ハードディスク54には、ブラウザプログラム56(マイクロソフト社のInternet Explorerなど)、オペレーティングシステム57などが登録されている。
【0105】
ブラウザプログラム45は、仲介サーバ12等のデータを閲覧するためのプログラムである。
【0106】
この実施形態では、ブラウザプログラム45は、オペレーティングシステム46と共同して、上記の機能を実行する。
【0107】
1.4 フロチャート
以下に、運搬業者A〜D、リサイクル業者A〜Dのフィルタリング条件の登録処理(1.4.1)と、廃棄物発生業者の廃棄物データの登録処理(1.4.2)と、応札処理(1.4.3)に分けて説明する。また、1.4.4に、再登録アドバイスプログラム39の処理を説明する。
【0108】
1.4.1 運搬業者、リサイクル業者のフィルタリング条件の登録処理
図4に、運搬業者A〜Dとリサイクル業者A〜Dが、仲介サーバ12にフィルタリング条件を登録する場合の、フィルタリング条件登録プログラム31、ブラウザプログラム56の処理を示す。このフィルタリング条件は、運搬業者、リサイクル業者が、廃棄物の運搬もしくはリサイクル処理を行うための条件である。
【0109】
まず、運搬業者A〜D、リサイクル業者A〜Dは、仲介サーバ12にアクセスして、図5のようなフィルタリング条件登録フォームを要求する(ST11)。仲介サーバ12からこれを受け取ると(ST12)、そこに処理可能な廃棄物の種類、重量、処理許可地域(廃棄物の運搬が許可されている地域)、自己のメールアドレス等を入力して(ST13,14)、仲介サーバ12に送信し(ST15)、図6A、図6Bのように運搬業者フィルタ条件データベース35もしくはリサイクル業者フィルタ条件データベース36に登録する(ST16)。
【0110】
例えば、運搬業者Aは、処理可能な廃棄物の種類を「スラッジのみ」、重量を「100トン以下」、成分を「塩素1%以下」に限定している。
【0111】
このように、運搬業者、リサイクル業者は、あらかじめ仲介サーバ12にフィルタリング条件を登録しておけば、仲介サーバ12が受け取った廃棄物データのうち、フィルタリング条件を満たさないものについては、受け取ることはない。
【0112】
したがって、運搬業者等は、自己に不要なデータに対して、無駄な処理をする手間を省くことができる。
【0113】
なお、このフィルタリング条件の登録、更新は、いつでも行うことができ、また、これを登録しなくてもよい。フィルタリング条件を登録しない場合には、仲介サーバ12が受け取った廃棄物データのすべてを、運搬業者等端末に送信することになる。
【0114】
1.4.2 廃棄物発生業者の廃棄物データの登録処理
図7に、廃棄物発生業者が、廃棄物データを仲介サーバ12に登録する場合の廃棄物データ登録プログラム32、ブラウザプログラム45の処理を示す。
【0115】
まず、廃棄物発生業者は、仲介サーバ12にアクセスして、図8のような廃棄物データ登録フォームを要求する(ST21)。仲介サーバ12からこれを受け取ると(ST22)、そこに基本情報、成分情報(以下、廃棄物データAという)、自己のメールアドレスを入力する(ST23,24)。この基本情報とは、廃棄物の種類や、希望全処理費用等のことである。また、成分情報とは、廃棄物の含水率や、主成分等のことである。
【0116】
これを仲介サーバ12に送信し(ST25)、図9のように廃棄物情報データベース37に登録する(ST26)。なお、廃棄物データAは、廃棄物コード「5−0012」、廃棄物の種類「スラッジ」、発生量「75トン」、含水率「45%」である。
【0117】
1.4.3 応札処理
図10a〜cに、廃棄物データAについて、全処理費用が最も安くなる運搬業者とリサイクル業者の組合せを特定する場合の、運搬業者選定プログラム33、リサイクル業者選定プログラム34、メールプログラム40の処理を示す。
【0118】
まず、廃棄物情報データベース37に登録された廃棄物データAと、リサイクル業者フィルタ条件データベース36に登録された各リサイクル業者A〜Dのフィルタリング条件とを比較して、リサイクル業者A〜Cを選定する(ST31)(リサイクル業者Dの処理可能な廃棄物の種類は「糞尿」であるため、廃棄物の種類「スラッジ」を満たさない。(図6Bと図9参照))。なお、このフィルタリング処理の結果、リサイクル業者が1つも選定されなければ(ST32)、再登録アドバイスプログラム39が、再登録用アドバイスを作成する(1.4.4参照)。
【0119】
次に、廃棄物情報データベース37に登録された廃棄物データAと、運搬業者フィルタ条件データベース35に登録された各運搬業者A〜Dのフィルタリング条件とを比較して、運搬業者A〜Cを選定する(ST33)(運搬業者Dの処理可能な重量は「70トン」であるため、廃棄物の発生量「75トン」を満たさない(図6Aと図9参照))。なお、この選定処理の結果、運搬業者が1つも選定されなければ(ST34)、再登録アドバイスプログラム39が、再登録用アドバイスを作成する(1.4.4参照)。
【0120】
次に、廃棄物データAに基づいて、図11のような運搬依頼廃棄物情報Aを作成する(ST35)。これは、廃棄物の発生場所からST31において選定した各リサイクル業者A〜Cまでの運搬距離、廃棄物の種類、回答期限等のデータである。そして、運搬依頼廃棄物情報Aを、ST33において選定した各運搬業者A〜Cにメール送信する(ST36)。この際、図12に示す運搬費用見積回答フォームを添付する。
【0121】
次に、運搬業者A〜Cは、運搬依頼廃棄物情報Aを見て、廃棄物の発生場所、発生量等を確認し、それを運搬するトラックを配車できるかどうかを検討する(ST37)。配車できる場合には、仲介サーバ12にアクセスして、下記に示す費用選定データベース38(図13参照)の登録内容(他の運搬業者の運搬費用の見積価格)を閲覧しながら、運搬費用を見積もり、図12のような運搬費用見積回答を作成する(ST38)。
【0122】
そして、仲介サーバ12に運搬費用見積回答を送信する(ST39)。なお、回答期限内であれば、運搬費用見積回答を作成し直して、仲介サーバに送信することができる。また、配車できない場合にも、応札しない旨の運搬費用見積回答を仲介サーバ12に送信する。
【0123】
次に、運搬業者A〜C端末から運搬費用見積回答を受け取ると(ST40)、そのデータを費用選定データベース38に登録する(図13参照)(ST41)。例えば、運搬業者Aは、リサイクル業者Aまでの運搬費用を30000円としている。また、運搬業者Cは、リサイクル業者Cについては、応札を行わないとしている。
【0124】
なお、回答期限までに、再度、同一の運搬業者から運搬費用見積回答を受け取った場合には、費用選定データベース38の登録内容を更新する。また、回答期限までに、運搬費用見積回答が仲介サーバ12に送信されない場合には、その運搬業者は、応札を行わないと判断する。
【0125】
次に、回答期限経過時に、費用選定データベース38に登録されたデータに基づいて、リサイクル業者をさらに選定する(ST42)。この際、あるリサイクル業者に対する運搬費用の見積もりが全く行わなければ、そのリサイクル業者を選定しない。この実施形態では、リサイクル業者A〜Cのすべてに対して、運搬費用の見積もりが行われているため、リサイクル業者A〜Cを選定する。なお、この選定処理の結果、リサイクル業者が1つも選定されなければ(ST43)、再登録アドバイスプログラム39が、再登録用アドバイスを作成する(1.4.4参照)。
【0126】
次に、廃棄物情報データベース37に登録された廃棄物データAに基づいて、図14のようなリサイクル依頼廃棄物情報Aを作成する(ST44)。これは、最安値提示運搬業者、最低販売価格等と、廃棄物の種類、成分情報、回答期限等のデータである。
【0127】
この最低販売価格は、廃棄物情報データベース37に登録された廃棄物データAの希望全処理費用「29000円」と、費用選定データベース38に登録された運搬費用に基づいて、以下のように定める。
【0128】
まず、各リサイクル業者に対して、最安値の運搬費用を決定する(例えば、リサイクル業者Aに対する最安値の運搬費用は「30000円」である)。そして、各リサイクル業者に対して、廃棄物の最低販売価格を決定する(例えば、リサイクル業者Aに対する最低販売価格は「1000円」である。これは、最安値の運搬費用「30000円」から廃棄物データAの希望全処理費用「29000円」を控除したものである。)。
【0129】
このように作成したリサイクル依頼廃棄物情報Aを、リサイクル業者A〜C端末に送信する(ST45)。この際、図15に示す購入見積回答フォームを添付する。
【0130】
次に、リサイクル業者A〜Cは、リサイクル依頼廃棄物情報Aを見て、最安値提示運搬業者、最低販売価格等と、廃棄物の種類、発生量、成分情報等のデータを確認し、リサイクル処理可能か否かを検討する(ST46)。可能な場合には、仲介サーバ12にアクセスして、下記に示す費用選定データベース38(図16参照)の登録内容(他のリサイクル業者の購入価格)を閲覧しながら、購入価格を見積もり、図15のような購入見積回答を作成する(ST47)。
【0131】
そして、仲介サーバ12に購入見積回答を送信する(ST48)。なお、回答期限内であれば、購入見積回答を作成し直して、仲介サーバに送信することができる。また、購入しない場合にも、最低購入価格を提示したり、応札しない旨の購入見積回答を仲介サーバ12に送信する。
【0132】
次に、リサイクル業者端末A〜Cから購入見積回答を受け取ると(ST49)、そのデータを費用選定データベース38に登録する(図16参照)(ST50)。例えば、リサイクル業者Bは、購入価格を3500円としている。また、リサイクル業者Aは、応札しないとしている(購入価格見積もりの欄に「NG」)が、500円ならば廃棄物を購入するとしている(最低購入価格の欄に「500円」)。 なお、回答期限までに、再度、同一のリサイクル業者からリサイクル費用見積回答を受け取った場合には、費用選定データベース38の登録内容を更新する。また、回答期限までに、購入見積回答が仲介サーバ12に送信されない場合には、そのリサイクル業者は、応札を行わないと判断する。
【0133】
次に、回答期限経過時に、費用選定データベース38に登録されたデータに基づいて、「運搬費用−購入価格」が最も安くなる運搬業者とリサイクル業者の組合せを特定する(ST51)。この場合、運搬業者C、リサイクル業者Bを特定することになる。なお、この特定処理の結果、リサイクル業者を特定できない場合(リサイクル業者からの購入価格の提示が全くない場合等)には(ST52)、再登録アドバイスプログラム38が、再登録用アドバイスを作成する(1.4.4参照)。
【0134】
次に、廃棄物発生業者に、ST51において特定した運搬業者、リサイクル業者、全処理費用等をメール送信する(ST53)。廃棄物発生業者は、その内容を確認し、承認する旨を送信する(ST54)。それを受けて、廃棄物情報データベース37に応札価格(運搬費用、購入価格)を登録するとともに(図17参照)、特定した運搬業者C、リサイクル業者Bに、図18Aのような応札の結果をメール送信する(ST55)。また、落選した業者には、図18Bのような応札結果をメール送信する。
【0135】
各運搬業者A〜C、リサイクル業者A〜Cは、その応札結果を閲覧することによって、最終確認を行う。
【0136】
したがって、廃棄物発生業者は、容易に、所望の費用内で廃棄物を処理してくれる運搬業者、リサイクル業者を見つけることができる。
【0137】
1.4.4 再登録アドバイスプログラムの処理
図19に、上記処理において、運搬業者、リサイクル業者を選定できない場合(ST12,14,23,32)の再登録アドバイスプログラム39の処理を示す。
【0138】
リサイクル業者選定プログラム34等から、リサイクル業者を選定できない旨等を受けると、まず、「最低購入価格」が、費用選定データベース38に登録されているか否かを判断する(ST61)。
【0139】
登録されていると判断すると、「運搬費用」と「最低購入価格」に基づいて、最低価格条件(「運搬費用」−「最低購入価格」)を算出し、図20aのような再登録用アドバイスを作成して(ST62)、それを廃棄物発生業者端末11に送信する(ST64)。
【0140】
また、登録されていないと判断すると、リサイクル業者フィルタ条件データベース36(もしくは、運搬業者フィルタ条件データベース35)に登録されているフィルタリング条件の価格に基づいて、最低価格条件を決定し、再登録用アドバイスを作成して(ST63)、それを廃棄物発生業者端末11に送信する(ST64)。
【0141】
廃棄物発生業者は、この再登録用アドバイスを受け取ると(ST65)、それを考慮して、再度、仲介サーバ12に図20bのような希望全処理費用変更フォームを要求して、希望全処理費用の引き上げ等を行う。この変更された廃棄物データに基づいて、再度、仲介サーバ12は上記1.4.3の応札処理を行う。
【0142】
1.5
なお、この実施形態では、運搬業者の選定を行ってから、リサイクル業者の選定を行っている。しかしながら、これに限られるものではなく、リサイクル業者の選定を行ってから、運搬業者の選定を行ってもよい。
【0143】
また、運搬業者に各リサイクル業者に対する運搬費用を問うと同時に、リサイクル業者に廃棄物の購入価格を問うてもよい。
【0144】
また、この実施形態では、リサイクル業者選定プログラム36は、最終的に、廃棄物発生業者の確認を得てから、応札結果を各運搬業者端末等に送信している。しかしながら、これに限られるものではなく、廃棄物発生業者の確認を得ずに、応札結果を各運搬業者端末等に送信してもよい。また、ST51で特定した運搬業者等の最終確認を得てから、応札結果を廃棄物発生業者、各運搬業者等に送信してもよい。
【0145】
また、この実施形態では、リサイクル業者に対して、廃棄物を販売している。しかしながら、リサイクル業者に対しても費用を支払って、リサイクル処理を行ってもらってもよい。
【0146】
また、ある業者が、費用選定データベース38に登録した見積もり価格を変更した場合に、すでに見積もりを済ませた業者に対して、変更があった旨を知らせてもよい。
【0147】
また、この実施形態では、運搬業者が、運搬業者端末において、運搬依頼廃棄物情報Aを閲覧し、運搬費用等を入力することによって、運搬費用見積回答を作成している。しかしながら、運搬業者端末に運搬費用回答プログラムを格納し、それが、運搬依頼廃棄物情報Aに基づいて運搬費用見積回答を作成してもよい(第2の実施形態参照)。
【0148】
また、この実施形態では、リサイクル業者が、リサイクル業者端末において、リサイクル依頼廃棄物情報Aを閲覧し、購入価格等を入力することによって、リサイクル費用見積回答を作成している。しかしながら、リサイクル業者端末に応札価格自動更新プログラムを格納し、それが、リサイクル依頼廃棄物情報Aに基づいてリサイクル費用見積回答を作成してもよい(第2の実施形態参照)。
【0149】
2 第2の実施形態
以下に、廃棄物の運搬をしてもらう運搬業者と、リサイクル処理もしくは廃棄処分をしてもらうリサイクル業者、処分業者の選定をしようとする際の、すべて自動的に落札業者を決定する場合(自動応札処理)を一例として説明する。なお、この実施形態では、第1業者は運搬業者に、第2業者はリサイクル業者に、第3業者は処分業者に該当する。
【0150】
2.1 全体構成
図21に、この実施形態における全体構成を示す。仲介サーバ12は、インターネットを介して、廃棄物発生業者端末11、運搬業者A〜D端末13〜16、リサイクル業者A〜D端末17〜20、処分業者端末A〜C端末21〜23に接続されている。なお、この実施形態では、仲介サーバ12は、インターネット上の入札ウエブサイトとしての機能を有する。
【0151】
このシステムを利用する運搬業者、リサイクル業者、処分業者は、あらかじめ、仲介サーバ12に、フィルタリング条件を登録しておく。
【0152】
そして、廃棄物発生業者は、まず、廃棄物発生業者端末11に廃棄物データを入力して、仲介サーバ12にそのデータを送信する。
【0153】
仲介サーバ12は、上記のフィルタリング条件と廃棄物データに基づいて、運搬業者、リサイクル業者の選定を行い、選定した運搬業者の運搬業者端末に、廃棄物データを送信する。
【0154】
運搬業者端末は、この廃棄物データに基づいて、各リサイクル業者・処分業者への運搬費用の見積もりを作成し、仲介サーバ12に送信する。
【0155】
仲介サーバ12は、運搬業者端末からその見積もりを受けると、フィルタリング条件に基づいて選定したリサイクル業者端末に対して、その見積もりに基づいて算出した廃棄物の最低販売価格、廃棄物の重量等のデータを送信し、その廃棄物を購入するか否かを問う。
【0156】
リサイクル業者端末は、その最低販売価格と、廃棄物の重量等のデータに基づいて、その廃棄物を購入するか否かを決定し、購入しようとするときは、購入価格の提示を行い、仲介サーバ12にそれを送信する。
【0157】
仲介サーバ12は、運搬業者端末とリサイクル業者端末からの回答に基づいて、全処理費用が最も安くなる運搬業者とリサイクル業者の組合せを特定する。
【0158】
しかしながら、リサイクル業者を選定できない場合、仲介サーバ12は、処分業者のフィルタリング条件と廃棄物データに基づいて、処分業者の選定を行い、上記と同様に、処分業者の特定を行う。なお、全処理費用とは、廃棄物の運搬費用からリサイクル業者へ販売する価格を控除したもの、または、運搬費用に処分業者へ払う処分費用を加算したのものをいう。
したがって、廃棄物発生業者は、廃棄物データを仲介サーバに登録するだけで、自動的に、廃棄物を処理してくれる運搬業者と、リサイクル業者もしくは処分業者を選定してもらえる。また、運搬業者・リサイクル業者・処分業者は、廃棄物データに応じて検討することなく、自動的に、応札に参加することができる。
【0159】
2.2 仲介サーバのハードウエア構成
図22に、図21に示す仲介サーバ12のハードウエア構成例を示す。ハードディスク24には、さらに、処分業者選定プログラム61、処分業者フィルタ条件データベース62が登録されている。
【0160】
処分業者選定プログラム61は、▲1▼廃棄物データと処分業者のフィルタリング条件との比較、▲2▼処分依頼廃棄物情報の作成(図33参照)、▲3▼処分費用の費用選定データベース38への登録、▲4▼全処理費用(運搬費用に処分費用を加えたもの)が最も安くなる運搬業者と処分業者の組合せの特定、▲5▼応札結果の各運搬業者、処分業者への送信を行うものである。
【0161】
処分業者フィルタ条件データベース62には、処分業者端末から送信されたフィルタリング条件が登録される。
【0162】
2.3 廃棄物発生業者端末のハードウエア構成
上記1.3に示すものと同様である。
【0163】
2.4 運搬業者端末のハードウエア構成
図23に、図21に示す運搬業者A〜D端末13〜16のハードウエアの構成例を示す。CPU71には、バスラインを介して、インターフェイス72、メモリ73、ハードディスク74、入力装置75が接続されている。
【0164】
ハードディスク74には、運搬費用回答プログラム76、配車テーブル77、運搬費用テーブル78、オペレーティングシステム79などが登録されている。
【0165】
運搬費用回答プログラム76は、運搬費用の見積もりを行うときに、実際に配車できるかどうかを、配車テーブル77において確認した後、運搬費用テーブル78に基づいて運搬費用を算出し、仲介サーバ12にそれを送信するものである。 配車テーブル77とは、配車の日時と車番、車種その他の情報(積載量等)が登録されているものである(図24a参照)。
【0166】
運搬費用テーブル78とは、運搬距離単価等が登録されており、運搬費用を算出するにあたり用いられるものである(図24b参照)。
【0167】
この実施形態では、運搬費用回答プログラム76は、オペレーティングシステム79と共同して、上記の機能を実行する。
【0168】
2.5 リサイクル業者端末、処分業者端末のハードウエア構成
図25に、図21に示すリサイクル業者A〜D端末17〜20、処分業者A〜C端末21〜23のハードウエアの構成例を示す。CPU81には、バスラインを介して、インターフェイス82、メモリ83、ハードディスク84、入力装置85が接続されている。
【0169】
ハードディスク84には、応札価格自動更新プログラム86、成分スクリーニングプログラム87、成分テーブル88,オペレーティングシステム89などが登録されている。
【0170】
応札価格自動更新プログラム86は、リサイクル依頼廃棄物情報に基づいて、廃棄物の購入価格を決定するもの、もしくは、処分依頼廃棄物情報に基づいて、廃棄物の処分費用を決定するものである。
【0171】
成分スクリーニングプログラム87は、リサイクル依頼廃棄物情報(もしくは、処分依頼廃棄物情報)の成分情報と成分テーブル88のデータに基づいて、処理を行うか否かを決定するものである。
【0172】
成分テーブル88は、リサイクル業者もしくは処分業者が処理することができる成分データ表である(図26参照)。
【0173】
この実施形態では、応札価格自動更新プログラム86、成分スクリーニングプログラム87は、オペレーティングシステム89と共同して、上記の機能を実行する。
【0174】
2.6 フロチャート
以下に、運搬業者A〜D、リサイクル業者A〜D、処分業者A〜Cのフィルタリング条件の登録処理(2.6.1)と、廃棄物発生業者の廃棄物データの登録処理(2.6.2)と、自動応札処理(2.6.3)に分けて説明する。
【0175】
2.6.1 運搬業者、リサイクル業者、処分業者のフィルタリング条件の登録処理上記1.4.1と同様である(図4参照)。図27A〜Cに、運搬業者フィルタ条件データベース35、リサイクル業者フィルタ条件データベース36、処分業者フィルタ条件データベース62の登録内容を示す。
【0176】
2.6.2 廃棄物発生業者の廃棄物データBの登録処理
上記1.4.2と同様である(図29a参照)。図28に、廃棄物情報データベース37の登録内容を示す。なお、廃棄物データBの廃棄物コードは、「5−0013」である。
【0177】
2.6.3 自動応札処理
図29b〜eに、廃棄物データBについて、全処理費用が最も安くなる運搬業者と、リサイクル業者もしくは処分業者の組合せを特定する場合の、仲介サーバ12の「運搬業者選定プログラム33、リサイクル業者選定プログラム34、処分業者選定プログラム61」、運搬業者A〜C端末の「運搬費用回答プログラム76」、処分業者A〜C端末の「応札価格自動更新プログラム86,成分スクリーニングプログラム87」の処理を示す。
【0178】
まず、廃棄物情報データベース37に登録された廃棄物データBと、リサイクル業者フィルタ条件データベース36に登録された各リサイクル業者A〜Dのフィルタリング条件とを比較する(ST101)。廃棄物データBを処理できるリサイクル業者はないと判断する(ST102)。なお、リサイクル業者が存在する場合は、ST103〜ST128に従う(上記1.4.3参照)。
【0179】
次に、廃棄物情報データベース37に登録された廃棄物データBと、処分業者フィルタ条件データベース62に登録された各処分業者A〜Cのフィルタリング条件と比較して、処分業者A〜Cを選定する(ST129,130)。なお、この選定処理の結果、処分業者が1つも選定されなければ、再登録アドバイスプログラム39が、再登録用アドバイスを作成する(1.4.4参照)。
【0180】
次に、廃棄物情報データベース37に登録された廃棄物データBと、運搬業者フィルタ条件データベース35に登録された各運搬業者A〜Dのフィルタリング条件とを比較して、運搬業者A〜Cを選定する(ST131,132)。なお、この選定処理の結果、運搬業者が1つも選定されなければ、再登録アドバイスプログラム39が、再登録用アドバイスを作成する(1.4.4参照)。
【0181】
次に、廃棄物データBに基づいて、図30のような運搬依頼廃棄物情報Bを作成する(ST133)。これは、廃棄物の発生場所からST129において選定した各処分業者A〜Cまでの運搬距離、廃棄物の種類、回答期限等のデータである。そして、運搬依頼廃棄物情報Bを、ST129において選定した各処分業者A〜Cに送信する(ST134)。この際、図31に示す運搬費用見積回答フォームを添付する。
【0182】
次に、運搬業者端末A〜Cの運搬費用回答プログラム76は、運搬依頼廃棄物情報Bを受け取ると(ST135)、以下のように運搬費用見積回答の作成を行う。まず、運搬依頼廃棄物情報Bの発生量、営業距離等と、配車テーブル77に基づいて、トラックを配車できるか否かを判断する(ST136,137)。そして、配車を決定すると、運搬依頼廃棄物情報Bの「営業距離」と運搬費用テーブル78に基づいて、運搬費用を算出し(ST138)、図31のような運搬費用見積回答を作成する(ST139)。そして、仲介サーバ12にそれを送信する(ST140)。なお、運搬不可能と判断した場合には、その旨の回答を作成し、仲介サーバ12に送信する。
【0183】
次に、運搬業者A〜C端末から運搬費用見積回答を受け取ると(ST141)、そのデータを費用選定データベース38に登録する(図32参照)(ST142)。
【0184】
次に、費用選定データベース38に登録されたデータに基づいて、処分業者をさらに選定する(ST143)。この実施形態では、処分業者Aに対する運搬費用の見積もりが、すでに希望全処理費用「29000円」を超えているため、処分業者B、Cを選定する(ST144)。なお、この選定処理の結果、処分業者が1つも選定されなければ、再登録アドバイスプログラム39が、再登録用アドバイスを作成する(1.4.4参照)。
【0185】
次に、廃棄物情報データベース37に登録された廃棄物データBに基づいて、図33のような処分依頼廃棄物情報Bを作成する(ST145)。これは、最安値提示運搬業者、最低販売価格等と、廃棄物の種類、成分情報、回答期限等のデータである。
【0186】
この最低販売価格は、廃棄物情報データベース37に登録された廃棄物データBの希望全処理費用「29000円」と、費用選定データベース38に登録された運搬費用に基づいて、以下のように定める。
【0187】
まず、各処分業者に対して、最安値の運搬費用を決定する(例えば、処分業者Bに対する最安値の運搬費用は「28000円」である)。そして、各処分業者に対して、廃棄物の最低処分費用を算出する(例えば、処分業者Bに対する最低処分費用は「1000円」である。これは、廃棄物データBの希望全処理費用「29000円」から最安値の運搬費用「28000円」を控除したものである)。
【0188】
このように作成した処分依頼廃棄物情報Bを、処分業者B、C端末に送信する(ST146)。この際、図34に示す購入見積回答フォームを添付する。
【0189】
次に、処分業者端末B、Cの成分スクリーニングプログラム87、応札価格自動更新プログラム86は、以下のように処分費用見積回答を作成する。まず、成分スクリーニングプログラム87は、処分依頼廃棄物情報Bの成分情報と、成分テーブル88に登録された成分条件と比較して、処分可能か否かを判断する(ST148)。処分可能と判断すると(ST149)、応札価格自動更新プログラム86は、例えば、下記のような処分費用算定式に基づいて、処分費用の算出を行う(ST150)。
【0190】
処分費用(円)=重量(トン)×係数1+MgOの含有率(%)×係数2+Clの含有率(%)×係数3
そして、図34のような処分費用見積回答を作成し(ST151)、仲介サーバ12にそれを送信する(ST152)。なお、廃棄処分不可能と判断した場合には、その旨の回答を作成し、仲介サーバ12に送信する。
【0191】
次に、仲介サーバ12の処分業者選定プログラム61は、処分業者B、C端末から処分費用見積回答を受け取ると(ST153)、そのデータを費用選定データベース38に登録する(図35参照)(ST154)。そして、「運搬費用+処分費用」が希望全処理費用以下であって、それが最も安くなる運搬業者Bと処分業者Cの組合せを特定する(ST155)。なお、この選定処理の結果、処分業者が1つも選定されなければ(ST156)、再登録アドバイスプログラム39が、再登録用アドバイスを作成する(1.4.4参照)。
【0192】
次に、その応札結果を、廃棄物発生業者端末11、各運搬業者A〜C端末、各処分業者B、C端末に送信する(ST157)。
【0193】
したがって、廃棄物発生業者が、廃棄物データを仲介サーバ12に登録するでけで、上記の各プログラムが自動的に応札処理を行うことになる。
【0194】
2.7
なお、この実施形態では、フィルタリング処理の結果、リサイクル業者が1つも選定されない場合(ST102)に、処分業者の選定処理を行っている。しかしながら、これに限られるものではなく、ST116、ST128においてリサイクル業者が選定されない場合や、リサイクル業者が廃棄物の全量を処理できない場合に、処分業者の選定処理を行ってもよい。
【0195】
また、この実施形態では、廃棄物発生業者の承認を得ないで、処分業者の選定処理を行っている。しかしながら、これに限られるものではなく、リサイクル業者が1つも選定されない場合(ST102)に、処分業者の選定処理を行うか否かを問うてもよい。また、廃棄物データ登録フォームにおいて、処分業者の選定処理を行うか否かを問うてもよい。
【0196】
また、ST115において、「運搬費用+処分費用」が最も安くなる運搬業者と処分業者の組合せを特定しているが、その組合せが2つ以上存在する場合には、再度、その運搬業者、処分業者に運搬費用、処分費用の見積もりを問い合わせる。その結果、「運搬費用+処分費用」が最も安くなる運搬業者と処分業者の組合せを特定する。また、廃棄物発生業者に、その組合せを特定させてもよい。
【0197】
また、この実施形態で用いる運搬費用回答プログラム76は、廃棄物の種類などにより、ディスカウントを設定できるようにしてもよい。
【0198】
また、この実施形態では、2つの種類の業者を選定する場合を一例として説明している。しかしながら、これに限られるものではなく、1つの業者もしくは複数の業者を選定するものであってもよい。また、第1業者のうち、適当な1つの業者が選定できない場合に、第2業者を選定するものであってもよい。また、第1業者が所定の期間内に返答がない場合に、第2業者を選定するものであってもよい。
【0199】
また、再登録プログラム39は、リサイクル業者・処分業者が廃棄物の全量を処理できない場合には、図36のような処理不能数量を廃棄物発生業者に通知することにより、当該数量について、再設定をするよう指示する。
2.8
なお、応札価格自動更新プログラム86は、仲介サーバ12の費用選定データベース37の登録内容に基づいて、処分費用の値下げを行ってもよい。この一例として、図37に、処分業者端末の応札価格自動更新プログラム86の処理を示す。
【0200】
まず、費用選定データベース37に登録された全処理費用(運搬費用+処分費用)のうち、最安値価格Aを取得する(ST201)。次に、ST150で算出した処分見積価格Bに当該処分業者に対する運搬費用を加算したものと、最安値価格Aとを比較する(ST202)。
【0201】
最安値価格A未満ならば、価格Bを処分費用として、処分費用見積回答を作成する(ST205)。最安値価格A以上ならば、最安値価格Aから当該処分業者に対する運搬費用を控除し、さらに1000円を控除したもの(価格C)を算出する(ST203)。
【0202】
次に、価格Cが、当該処分業者が予め定めた最低限価格D以上ならば、価格Cを処分費用として、処分費用見積回答を作成する(ST204,205)。最低限価格Dを下回るならば、応札しない旨の処分費用見積回答を作成する(ST204,206)。
【0203】
なお、このような応札価格自動更新プログラム86が、仲介サーバ12の費用選定データベース38の登録内容を何度も見に行って、上記のような処理を複数回行うようにしてもよい。
【0204】
したがって、このような応札価格自動更新プログラム86を用いることは、各業者の見積もり価格の値下げを招き、廃棄物発生業者は、より低価格で廃棄物の処理を依頼することができる。また、各業者は、自動的に、各業者間で見積もり価格を競争することができる。
【0205】
2.9
なお、この実施形態では、廃棄物の処理を行う際の、運搬業者、リサイクル業者、処分業者による応札処理を一例として説明している。しかしながら、これに限られるものではなく、以下のようなものであってもよい。
【0206】
(1)A部品、B部品、C部品を購入しようとする者が、仲介サーバに依頼して、各部品メーカが、その入札に参加するようなもの。
【0207】
(2)中古車を修理・販売しようとする者が、仲介サーバに依頼して、中古車販売店、自動車修理業者が、その入札に参加するようなもの。
【0208】
(3)旅行しようとする者が、仲介サーバに依頼して、航空会社、鉄道会社、宿施設が、その入札に参加するようなもの。
【0209】
このように、この応札処理システムを利用すれば、入札業者が複数の類にまたがる場合でも、一度に、応札処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における全体構成を示す図である。
【図2】第1の実施形態における仲介サーバ12のハードウエア構成を示す図である。
【図3】第1の実施形態における廃棄物発生業者端末11、運搬業者端末、リサイクル業者端末のハードウエアの構成を示す図である。
【図4】第1の実施形態における運搬業者・リサイクル業者のフィルタリング条件の登録処理を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施形態におけるフィルタリング条件登録フォームである。
【図6】第1の実施形態における運搬業者フィルタ条件データベース35、リサイクル業者フィルタ条件データベース36である。
【図7】第1の実施形態における廃棄物発生業者の廃棄物データの登録処理を示すフローチャートである。
【図8】第1の実施形態における廃棄物データ登録フォームである。
【図9】第1の実施形態における廃棄物情報データベース37である。
【図10a】第1の実施形態における運搬業者選定プログラム33,リサイクル業者選定プログラム34、メールプログラム40の処理を示すフローチャートである。
【図10b】第1の実施形態における運搬業者選定プログラム33,リサイクル業者選定プログラム34、メールプログラム40の処理を示すフローチャートである。
【図10c】第1の実施形態における運搬業者選定プログラム33,リサイクル業者選定プログラム34、メールプログラム40の処理を示すフローチャートである。
【図11】第1の実施形態における運搬依頼廃棄物情報である。
【図12】第1の実施形態における運搬費用見積回答である。
【図13】第1の実施形態における費用選定データベース38である。
【図14】第1の実施形態におけるリサイクル依頼廃棄物情報である。
【図15】第1の実施形態における購入見積回答である。
【図16】第1の実施形態における費用選定データベース38である。
【図17】第1の実施形態における廃棄物情報データベース37である。
【図18】第1の実施形態における応札結果である。
【図19】第1の実施形態における再登録アドバイスプログラム39の処理を示すフローチャートである。
【図20a】第1の実施形態における再登録用アドバイスである。
【図20b】第1の実施形態における希望全処理費用変更フォームである。
【図21】第2の実施形態における全体構成を示す図である。
【図22】第2の実施形態における仲介サーバ12のハードウエア構成を示す図である。
【図23】第2の実施形態における運搬業者端末のハードウエア構成を示す図である。
【図24a】第2の実施形態における運搬業者端末の配車テーブル77である。
【図24b】第2の実施形態における運搬業者端末の運搬費用テーブル78である。
【図25】第2の実施形態におけるリサイクル業者端末、処分業者端末のハードウエア構成を示す図である。
【図26】第2の実施形態における処分業者端末の成分テーブル88である。
【図27】第2の実施形態における運搬業者フィルタ条件データベース35、リサイクル業者フィルタ条件データベース36、処分業者フィルタ条件データベース62の登録内容である。
【図28】第2の実施形態における廃棄物情報データベース37の登録内容である。
【図29a】第2の実施形態における廃棄物発生業者の廃棄物データの登録処理を示すフローチャートである。
【図29b】第2の実施形態における仲介サーバ12の「運搬業者選定プログラム33,リサイクル業者選定プログラム34」、運搬業者端末の「運搬費用回答プログラム76」、リサイクル業者端末・処分業者端末の「応札価格自動更新プログラム86、成分スクリーニングプログラム87」の処理を示すフローチャートである。
【図29c】第2の実施形態における仲介サーバ12の「運搬業者選定プログラム33,リサイクル業者選定プログラム34」、運搬業者端末の「運搬費用回答プログラム76」、リサイクル業者端末・処分業者端末の「応札価格自動更新プログラム86、成分スクリーニングプログラム87」の処理を示すフローチャートである。
【図29d】第2の実施形態における仲介サーバ12の「運搬業者選定プログラム33,リサイクル業者選定プログラム34」、運搬業者端末の「運搬費用回答プログラム76」、リサイクル業者端末・処分業者端末の「応札価格自動更新プログラム86、成分スクリーニングプログラム87」の処理を示すフローチャートである。
【図29e】第2の実施形態における仲介サーバ12の「運搬業者選定プログラム33,リサイクル業者選定プログラム34」、運搬業者端末の「運搬費用回答プログラム76」、リサイクル業者端末・処分業者端末の「応札価格自動更新プログラム86、成分スクリーニングプログラム87」の処理を示すフローチャートである。
【図29f】第2の実施形態における仲介サーバ12の「運搬業者選定プログラム33,リサイクル業者選定プログラム34」、運搬業者端末の「運搬費用回答プログラム76」、リサイクル業者端末・処分業者端末の「応札価格自動更新プログラム86、成分スクリーニングプログラム87」の処理を示すフローチャートである。
【図30】第2の実施形態における運搬依頼廃棄物情報である。
【図31】第2の実施形態における運搬費用見積回答である。
【図32】第2の実施形態における費用選定データベース38の登録内容である。
【図33】第2の実施形態における処分依頼廃棄物情報である。
【図34】第2の実施形態における処分費用見積回答である。
【図35】第2の実施形態における費用選定データベース38の登録内容である。
【図36】他の実施形態における処理不能数量の通知を示す図である。
【図37】他の実施形態における応札価格自動更新プログラム86の処理を示すフローチャートである。
【図38】従来の技術における応札処理システムを示す図である。
【図39】従来の技術における応札処理システムを示す図である。
【符号の説明】
35・・・運搬業者フィルタ条件データベース
36・・・リサイクル業者フィルタ条件データベース
38・・・費用選定データベース
62・・・処分業者フィルタ条件データベース
76・・・運搬費用回答プログラム
77・・・配車テーブル
86・・・応札価格自動更新プログラム
87・・・成分スクリーニングプログラム
88・・・成分テーブル

Claims (7)

  1. 選定依頼者端末、第1業者端末および第2業者端末とインターネットを介して接続されており、記憶部に格納された第1業者の取扱い可能な廃棄物の種類を含む第1フィルタ条件および第2業者の取扱い可能な廃棄物の種類を含む第2フィルタ条件を記憶するフィルタ条件データベース、および前記記憶部に格納された第1業者の見積もりと第2業者の見積もりを記憶するための費用選定データベースを備えた仲介サーバであって、
    前記選定依頼者端末から、少なくとも廃棄物の種類、廃棄物の発生場所および選択依頼者により設定された希望全処理費用を含む依頼情報を取得し、前記記憶部に記録する手段と、
    前記記憶部に格納された前記フィルタ条件データベースにおける第2フィルタ条件の取扱い可能な廃棄物の種類および前記依頼情報の廃棄物の種類に基づくフィルタリング処理により、複数の第2業者を選定し、前記記憶部に格納された前記フィルタ条件データベースにおける第1フィルタ条件の取扱い可能な廃棄物の種類および前記依頼情報の廃棄物の種類に基づいて第1業者を選定する手段と、
    前記記憶部に記録された前記依頼情報の廃棄物の発生場所および前記選択した各第2業者を少なくとも含む第1業者に対する見積もり依頼データを生成し、当該見積もり依頼データを第1業者端末に送信する手段と、
    前記第1業者端末から、前記選定された各第2業者に関連づけた第1業者の見積もりを取得して、前記費用選定データベースに記録する手段と、
    前記記憶部に記録された前記依頼情報の希望全処理費用および前記費用選定データベースに記録された第1業者の見積もりに基づいて、第2業者に対する提示価格を算出して、当該提示価格を含む第2業者に対する見積もり依頼データを生成し、当該見積もり依頼データをそれぞれの第2業者端末に送信する手段と、
    それぞれの前記第2業者端末から、それぞれの第2業者の見積もりを取得して、前記費用選定データベースに記録する手段と、
    前記記憶部に格納された前記費用選定データベースにおける第1業者の見積もりおよび第2業者の見積もりから最も安価となる第1業者および第2業者の組合せを決定する手段と、
    を備えたことを特徴とする仲介サーバ。
  2. 請求項1の仲介サーバにおいて、
    前記選定依頼者端末は、廃棄物の処理を依頼する者の端末であり、
    前記第1業者端末は、廃棄物を運搬する運搬業者の端末であり、
    前記第2業者端末は、リサイクル業者の端末であり、
    前記第1業者を選定する手段は、複数の第1業者を選定することを特徴とするもの。
  3. 請求項1の仲介サーバにおいて、
    さらに、インターネットを介して第3業者端末に接続されており、
    前記フィルタリング処理により第2業者が存在しない場合には、前記記憶部に記録された前記依頼情報の希望全処理費用および前記費用選定データベースに記録された第1業者の見積もりに基づいて、前記第2業者の代わりに第3業者に対する見積もり依頼データを生成して、当該見積もり依頼データを第3業者端末に送信し、
    前記第3業者端末から第3業者の見積もりを取得して、前記費用選定データベースに記録し、第1業者の見積もりおよび第3業者の見積もりから最も安価となる第1業者と第3業者の組合せを決定することを特徴とするもの。
  4. 請求項3の仲介サーバにおいて、
    前記選定依頼者端末は、廃棄物の処理を依頼する者の端末であり、
    前記第1業者端末は、廃棄物を運搬する運搬業者の端末であり、
    前記第2業者端末は、リサイクル業者の端末であり、
    前記第3業者端末は、処分業者の端末であることを特徴とするもの。
  5. 選定依頼者端末、第1業者端末および第2業者端末とインターネットを介して接続されており、記憶部に格納された第1業者の取扱い可能な廃棄物の種類を含む第1フィルタ条件および第2業者の取扱い可能な廃棄物の種類を含む第2フィルタ条件を記憶するフィルタ条件データベース、および前記記憶部に格納された第1業者の見積もりと第2業者の見積もりを記憶するための費用選定データベースを備えたコンピュータを、
    前記選定依頼者端末から、少なくとも廃棄物の種類、廃棄物の発生場所および選択依頼者により設定された希望全処理費用を含む依頼情報を取得し、前記記憶部に記録する手段、
    前記記憶部に格納された前記フィルタ条件データベースにおける第2フィルタ条件の取扱い可能な廃棄物の種類および前記依頼情報の廃棄物の種類に基づくフィルタリング処理により、複数の第2業者を選定し、前記記憶部に格納された前記フィルタ条件データベースにおける第1フィルタ条件の取扱い可能な廃棄物の種類および前記依頼情報の廃棄物の種類に基づいて第1業者を選定する手段、
    前記記憶部に記録された前記依頼情報の廃棄物の発生場所および前記選択した各第2業者を少なくとも含む第1業者に対する見積もり依頼データを生成し、当該見積もり依頼データを第1業者端末に送信する手段、
    前記第1業者端末から、前記選定された各第2業者に関連づけた第1業者の見積もりを取得して、前記費用選定データベースに記録する手段、
    前記記憶部に記録された前記依頼情報の希望全処理費用および前記費用選定データベースに記録された第1業者の見積もりに基づいて、第2業者に対する提示価格を算出して、当該提示価格を含む第2業者に対する見積もり依頼データを生成し、当該見積もり依頼データをそれぞれの第2業者端末に送信する手段、
    それぞれの前記第2業者端末から、それぞれの第2業者の見積もりを取得して、前記費用選定データベースに記録する手段、
    前記記憶部に格納された前記費用選定データベースにおける第1業者の見積もりおよび第2業者の見積もりから最も安価となる第1業者および第2業者の組合せを決定する手段、
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 記憶部に格納された第1業者の取扱い可能な廃棄物の種類を含む第1フィルタ条件および第2業者の取扱い可能な廃棄物の種類を含む第2フィルタ条件を記憶するフィルタ条件データベース、および前記記憶部に格納された第1業者の見積もりと第2業者の見積もりを記憶するための費用選定データベースを備えた仲介サーバと、
    前記仲介サーバとインターネットを介して接続された選定依頼者端末、第1業者端末および第2業者端末と、
    を備えた応札処理システムであって、
    前記選択依頼者端末は、依頼情報を前記仲介サーバに送信する手段を備え、
    第1業者端末は、第1業者に対する見積もり依頼データを取得する手段および第1業者の見積もりを前記仲介サーバに送信する手段を備え、
    第2業者端末は、第2業者に対する見積もり依頼データを取得する手段および第2業者の見積もりを前記仲介サーバに送信する手段を備え、
    前記仲介サーバは、
    前記選定依頼者端末から、少なくとも廃棄物の種類、廃棄物の発生場所および選択依頼者により設定された希望全処理費用を含む依頼情報を取得し、前記記憶部に記録する手段と、
    前記記憶部に格納された前記フィルタ条件データベースにおける第2フィルタ条件の取扱い可能な廃棄物の種類および前記依頼情報の廃棄物の種類に基づくフィルタリング処理 により、複数の第2業者を選定し、前記記憶部に格納された前記フィルタ条件データベースにおける第1フィルタ条件および前記依頼情報に基づいて第1業者を選定する手段と、
    前記記憶部に記録された前記依頼情報の廃棄物の発生場所および前記選択した各第2業者を少なくとも含む第1業者に対する見積もり依頼データを生成し、当該見積もり依頼データを第1業者端末に送信する手段と、
    前記第1業者端末から、前記選定された各第2業者に関連づけた第1業者の見積もりを取得して、前記費用選定データベースに記録する手段と、
    前記記憶部に記録された前記依頼情報の希望全処理費用および前記費用選定データベースに記録された第1業者の見積もりに基づいて、第2業者に対する提示価格を算出して、当該提示価格を含む第2業者に対する見積もり依頼データを生成し、当該見積もり依頼データをそれぞれの第2業者端末に送信する手段と、
    それぞれの前記第2業者端末から、それぞれの第2業者の見積もりを取得して、前記費用選定データベースに記録する手段と、
    前記記憶部に格納された前記費用選定データベースにおける第1業者の見積もりおよび第2業者の見積もりから最も安価となる第1業者および第2業者の組合せを決定する手段とを備えたこと、
    を特徴とする応札処理システム。
  7. 記憶部に格納された第1業者の取扱い可能な廃棄物の種類を含む第1フィルタ条件および第2業者の取扱い可能な廃棄物の種類を含む第2フィルタ条件を記憶するフィルタ条件データベース、および前記記憶部に格納された第1業者の見積もりと第2業者の見積もりを記憶するための費用選定データベースを備えた仲介サーバと、
    前記仲介サーバとインターネットを介して接続された選定依頼者端末、第1業者端末および第2業者端末と、
    を用いて実現する応札処理方法であって、
    前記選定依頼者端末に、少なくとも廃棄物の種類、廃棄物の発生場所および選択依頼者により設定された希望全処理費用を含む依頼情報を前記仲介サーバに送信させ、
    前記仲介サーバに、前記記憶部に格納された前記フィルタ条件データベースにおける第2フィルタ条件の取扱い可能な廃棄物の種類および前記選択依頼者端末から送信された前記依頼情報の廃棄物の種類に基づくフィルタリング処理により、複数の第2業者を選定し、前記記憶部に格納された前記フィルタ条件データベースにおける第1フィルタ条件の取扱い可能な廃棄物の種類および前記選択依頼者端末から送信された前記依頼情報の廃棄物の種類に基づいて第1業者を選定させ、
    前記仲介サーバに、前記選択依頼者端末から送信された前記依頼情報の廃棄物の発生場所および前記選択した各第2業者を少なくとも含む第1業者に対する見積もり依頼データを生成させ、当該見積もり依頼データを第1業者端末に送信させ、
    第1業者端末に、前記選定された各第2業者に関連づけた第1業者の見積もりを前記仲介サーバに送信させ、
    前記仲介サーバに、前記第1業者からの第1業者の見積もりを、前記費用選定データベースに記録させ、
    前記仲介サーバに、前記選択依頼者端末から送信された前記依頼情報の希望全処理費用および前記費用選定データベースに記録された第1業者の見積もりに基づいて、第2業者に対する提示価格を算出させて、当該提示価格を含む第2業者に対する見積もり依頼データを生成させ、当該見積もり依頼データをそれぞれの第2業者端末に送信させ、
    それぞれの第2業者端末に、それぞれの第2業者の見積もりを前記仲介サーバに送信させ、
    前記仲介サーバに、前記第2業者からの第2業者の見積もりを、前記費用選定データベースに記録させ、
    前記仲介サーバに、前記記憶部に格納された前記費用選定データベースにおける第1業者の見積もりおよび第2業者の見積もりから最も安価となる第1業者および第2業者の組合せを決定させる、
    ことを特徴とする応札処理方法。
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