JP3545021B2 - マルチビーム記録再生装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、光記録媒体に複数の光ビームを照射して、情報の記録再生を行うマルチビーム記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来特開昭59−185044に開示された光メモリ装置がある。この装置では、トラッキング制御を行う制御用ビームと、情報の記録再生を行う記録再生用ビームを備え、複数の光ビームによって情報を再生し、情報の記録再生速度を向上させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来例には複数の光ビームによって情報を再生する時、お互いに他の光ビームによって再生信号のクロストークが増加し、再生情報のエラーが発生するという問題点があった。
【0004】
本発明の図2に示すように、第1の光スポット11と第2の光スポット12及び13とにより記録マークを再生すると、第1の光スポット11と第2の光スポット12及び13の再生に有効な直径によって、互いの隣り合うトラックの記録マークを再生するいわゆるクロストークが発生する。よって、複数の光ビームによって情報を再生すると、お互いに他の光ビームによって再生信号のクロストークが増加する。
【0005】
そこで本発明は、光記録媒体に複数の光ビームを照射して、情報の記録再生を行うマルチビーム記録再生装置において、再生リトライ時に、再生リトライする光ビームのみによって情報を再生することで、他の光ビームによる再生クロストークによる再生情報のエラーが無い再生を行うものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、光記録媒体に複数の光ビームを照射して、情報の記録再生を行うマルチビーム記録再生装置において、複数の光ビームを照射するマルチビーム発生手段と、上記各光ビームによる記録媒体の反射光から情報を再生する再生手段と、再生リトライ時に、上記複数の光ビームのうち再生リトライする第1の光ビーム以外の第2の光ビームの光量を減じる光量低減手段とを具備し、再生リトライ時に、再生リトライする第1の光ビーム以外の第2の光ビームの光量を減じて、再生リトライする第1の光ビームのみによって情報を再生することを特徴とする。
【0007】
【作用】
本発明によれば、再生リトライ時の再生エラーを低減してデータ(情報)を再生したい時に、再生リトライする第1の光ビームのみによって再生を行うことができるので、他の光ビームによる再生クロストークを低減でき、他の光ビームによる再生クロストークによる再生情報のエラーの無い再生を行うことが可能となる。
【0008】
【実施例】
〈実施例1〉
本発明の第1の実施例について、図1〜図2を用いて説明する。図1は、本発明のマルチビーム記録再生装置の要部を示す図である。まず、通常の再生時について説明する。マルチビーム発生手段1から第1の光ビーム(主ビーム)17と、第2の光ビーム(副ビーム)18及び19を出射させる。マルチビーム発生手段1は、例えば第1の光ビーム(主ビーム)17を出射させる第1の光源4と、第2の光ビーム(副ビーム)18及び19を出射させる第2の光源5及び6をもっている。ここで、第1の光源4と第2の光源5及び6は、例えば半導体レーザアレイ等で構成することができる。
【0009】
尚、本実施例ではこのように1つの第1の光源4と2つの第2の光源5と6をもつ合計3つの光源を持つ例を示す。上記第1の光ビーム(主ビーム)17と、第2の光ビーム(副ビーム)18及び19をビームスプリッタ7へ導く。さてビームスプリッタ7を通過した第1の光ビーム17と第2の光ビーム18及び19を、対物レンズ8によって、記録媒体9上のトラック10に集光させる。記録媒体9からの反射光をビームスプリッタ7によって直角に曲げ、再生手段3によってデータを再生する。
【0010】
次に、再生リトライ時やテストライト時等の再生エラーを低減してデータを再生したい時について説明する。光量低減手段2によって、第2の光源5及び6の出射光量を減じる。すると、第1の光ビーム17に比べて第2の光ビーム18及び19の強度が小さくなり、クロストークを低減できる。尚、第2の光源5及び6の光量は、クロストークが低減できる程度に減じればよいが、ゼロとしても構わない。
【0011】
さて図2を用いて、まず通常再生時の記録媒体9上の記録マークと光スポットを説明する。第1の光ビーム17を記録媒体10上に照射した第1の光スポット11を矢印aの方向へ移動させ、記録マーク14を再生する。同様に第2の光ビーム18及び19を記録媒体9上に照射した第2の光スポット12及び13は、記録マーク15と16とをそれぞれ再生する。ここで図に示すように、第1の光スポット11と第2の光スポット12及び13の再生に有効な直径によって、互いの隣り合うトラックの記録マークを再生するいわゆるクロストークが発生する。これは再生エラーの原因となる。
【0012】
次に、再生リトライ時やテストライト時等の再生エラーを低減してデータを再生したい時について説明する。図1のエラー低減手段2によって、破線で示す第2の光スポット12と13の光量のみを減じる。すると第1の光スポット11のみによって再生を行うことができるので、第2の光スポット12及び13によって発生する再生クロストークを除去でき、他の光ビームによる再生クロストークによる再生情報のエラーの無い再生を行うことが可能となる。
【0013】
尚、第2の光スポット12と13の配置をトラック方向に沿って第1の光スポット11の前後にずらしても配置しても構わない。また、上記第1の光ビーム17と第2の光ビーム18及び19を、第1の光源4と第2の光源5及び6から独立に出射させる例を示したが、これに限定する必要は無い。たとえば、第1の光源と複数のハーフミラー等で構成した光ビーム分割手段によって上記第1の光ビーム17と第2の光ビーム18及び19を発生させ、光シャッターなどによって、第2の光ビーム18及び19のみを減じても構わない。
【0014】
【発明の効果】
以上のように、本発明のマルチビーム記録再生装置によれば、再生リトライ時の再生エラーを低減してデータ(情報)を再生したい時に、第1の光ビームのみによって再生を行うことができるので、他の光ビームによる再生クロストークを低減でき、他の光ビームによる再生クロストークによる再生情報のエラーの無い再生を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるマルチビーム記録再生装置の要部を示す図である。
【図2】図1における記録マークと光スポットを示す図である。
【符号の説明】
1 マルチビーム発生手段
2 光量低減手段
3 再生手段
4 第1の光源
5 第2の光源
6 第2の光源
7 ビームスプリッタ
8 対物レンズ
9 記録媒体
Claims (1)
- 光記録媒体に複数の光ビームを照射して、情報の記録再生を行うマルチビーム記録再生装置において、
複数の光ビームを照射するマルチビーム発生手段と、
上記各光ビームによる記録媒体の反射光から情報を再生する再生手段と、
再生リトライ時に、上記複数の光ビームのうち再生リトライする第1の光ビーム以外の第2の光ビームの光量を減じる光量低減手段とを具備し、
再生リトライ時に、再生リトライする第1の光ビーム以外の第2の光ビームの光量を減じて、再生リトライする第1の光ビームのみによって情報を再生することを特徴とするマルチビーム記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30269293A JP3545021B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | マルチビーム記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30269293A JP3545021B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | マルチビーム記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07161066A JPH07161066A (ja) | 1995-06-23 |
JP3545021B2 true JP3545021B2 (ja) | 2004-07-21 |
Family
ID=17912049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30269293A Expired - Fee Related JP3545021B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | マルチビーム記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3545021B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100342416B1 (ko) * | 2000-04-19 | 2002-07-04 | 이형도 | 클로스 토크 기술을 이용한 광디스크의 고용량화 방법 |
-
1993
- 1993-12-02 JP JP30269293A patent/JP3545021B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH07161066A (ja) | 1995-06-23 |
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