JP3544856B2 - トップバイパス式サーモスタットのハウジング構造 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トップバイパス式サーモスタットのハウジング構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水冷式エンジンは、冷却水温度に応じてラジエータを循環する冷却水量を調節するサーモスタットを備えている(特開平9−158725号公報、特開平7−301362号公報、参照)。
【0003】
従来、この種のサーモスタットにあっては、バルブ等を収装するハウジングを鋳造により一体で形成したり、あるいは2分割して形成するものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来装置にあっては、ハウジングはバルブを摺動可能に嵌合する隔壁等を備えるため、2分割しても形状が複雑となり、ダイキャスト製法によって鋳造することが難しく、機械加工の工数が増える等の問題点が考えられる。
【0005】
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、トップバイパス式サーモスタットのハウジング構造において、生産性の向上をはかることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、エンジンのウォータジャケットを循環した冷却水を導入する入口と、ウォータポンプに連通する第一室と、ラジエータに連通する第二室と、第一室と第二室を仕切る隔壁と、隔壁に摺動可能に嵌合する筒状をしたバルブとを備え、冷却水温度に応じてバルブを変位させて入口から第一室と第二室に分流する冷却水量割合を変えるトップバイパス式サーモスタットに適用する。
【0007】
そして、隔壁を有する中間ハウジングと、中間ハウジングとの間で第一室を画成するエンドハウジングと、中間ハウジングとの間で第二室を画成するベースハウジングと、このベースハウジングとその支持部材との間を密封するガスケットと、前記バルブを支持する支持フランジとを備え、前記ガスケットは筒状に延びるスペーサ部を有し、このスペーサ部が前記支持フランジを前記ベースハウジング側に押し付けて保持した。
【0008】
請求項2に記載のトップバイパス式サーモスタットのハウジング構造は、請求項1に記載の発明において、バルブの基端部を着座させるシート部をベースハウジングに固定するものとした。
【0009】
請求項3に記載のトップバイパス式サーモスタットのハウジング構造は、請求項1または2に記載の発明において、バルブの先端部を着座させるシート部をエンドハウジングに固定するものとした。
【0010】
【発明の作用および効果】
請求項1に記載のトップバイパス式サーモスタットのハウジング構造において、隔壁を有する中間ハウジングと、中間ハウジングとの間で第一室を画成するエンドハウジングと、中間ハウジングとの間で第二室を画成するベースハウジングとに分割して形成することにより、各ハウジングをダイキャスト製法により鋳造することが可能となり、各ハウジングに施される機械加工を減らし、生産性を高められる。
【0011】
請求項2に記載のトップバイパス式サーモスタットのハウジング構造において、バルブの基端部を着座させるシート部をベースハウジングに固定する構造により、ベースハウジングと中間ハウジングをそれぞれ両端部が開放された形状とすることが可能となり、これらを中子等を用いることなく成形することが可能となる。
【0012】
請求項3に記載のトップバイパス式サーモスタットのハウジング構造において、バルブの先端部を着座させるシート部をエンドハウジングに固定する構造により、エンドハウジングと中間ハウジングをそれぞれ両端部が開放された形状とすることが可能となり、これらを中子等を用いることなく成形することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0014】
図1、図2に示すように、水冷式エンジンに備えられるトップバイパス式サーモスタット2は、ワックスあるいは合成ゴム等の感温材を内蔵するケース8と、この感温材の熱膨張によりケース8から押し出される図示しないスピンドルと、スピンドルの突出端に固定されるバルブ6とを備える。ケース8が支持フランジ9を介してサーモスタットハウジング1に固定される。
【0015】
サーモスタット2を収装するサーモスタットハウジング1は、図示しないエンジンのウォータジャケットを循環した冷却水が導入される入口3と、図示しないウォータポンプに吸込口に冷却水を導く第一室4と、図示しないラジエータの入口に冷却水を導く第二室5とを有している。入口3からサーモスタットハウジング1内に流入する冷却水が第一室4と第二室5に分流する流量割合はバルブ6の位置に応じて変化する。
【0016】
サーモスタットハウジング1は3つのハウジング20,30,40に分割して形成される。各ハウジング20,30,40はアルミ材を用いてダイキャスト製法により鋳造される。
【0017】
ベースハウジング20と中間ハウジング30はその間にガスケット11が介装され、複数のボルト18を介して結合する。中間ハウジング30とエンドハウジング40はその間にガスケット12が介装され、複数のボルト19を介して結合する。
【0018】
各ハウジング20,30,40には4つのボス部50がそれぞれ形成され、サーモスタットハウジング1は各ボス部50を挿通する4本のボルトを介してシリンダヘッドに締結される。
【0019】
ベースハウジング20は、図示しないシリンダヘッドに対する接合フランジ21と、支持フランジ9を着座させる受け部22と、ガスケット13を着座させる座部23等を有する。支持フランジ9はバルブ6の基端部を着座させるシート部16を有する。
【0020】
ガスケット13は環状をしたシール部13aを有し、シール部13aはハウジングとシリンダヘッドの間に挟持され、両者の間を密封する。ガスケット13はシート部13aの内周端部から筒状に延びるスペーサ部13bを有し、スペーサ部13bは支持フランジ9とシリンダヘッドの間に介在して、支持フランジ9を受け部22に押し付けて保持する。
【0021】
中間ハウジング30は、第一室4と第二室5を仕切る隔壁31と、第一室4を画成する内壁32と、第二室5を画成する内壁33と、図示しないホースが接続する第一出口34と、図示しないホースが接続する第二出口35等を有する。
【0022】
円筒状をしたバルブ6はその外周面がシールリング15を介して隔壁31に摺動可能に嵌合している。
【0023】
エンドハウジング40は、第一室4を画成する内壁42と、図示しない水温センサに対する取付座43等を有し、バルブ6の先端部6bを着座させるシート部17が固定される。
【0024】
以上のように構成される本発明の実施の形態につき、次に作用を説明する。
【0025】
エンジンが運転され、サーモスタット2に導かれる冷却水温度が所定値以下の冷間時に、バルブ6の基端部6aが図2に示すように支持フランジ9のシート部16に着座し、入口3から流入する冷却水の全量はバルブ6内を通って第一室4に導かれ、第一室4から第一出口34を通ってウォータポンプの吸込口に導かれる。これにより、冷却水はエンジンのウォータジャケットとウォータポンプの間で循環し、エンジンの暖機が促される。
【0026】
サーモスタット2に導かれる冷却水温度が所定値を超えて上昇すると、バルブ6が支持フランジ9のシート部16から離れ、入口3から流入する冷却水は第一室4と第二室5に分流し、冷却水の一部は第一室4から第一出口34を通ってウォータポンプの吸込口に導かれ、冷却水の残りは第二室5から第一出口35を通ってラジエータの入口に導かれる。冷却水温度が上昇するのに伴って、バルブ6はシート部16から離れ、ラジエータを循環する冷却水量が増えて冷却水の放熱が促されるため、冷却水温度が所定値の近傍に保たれる。
【0027】
冷却水温度が上昇するのに伴って、バルブ6の先端部6bがシート部17に着座すると、入口3から流入する冷却水の全量がラジエータを循環し、冷却水の放熱が最大限に促される。
【0028】
サーモスタットハウジング1は、隔壁31を有する中間ハウジング30と、中間ハウジング30との間で第一室4を画成するエンドハウジング40と、中間ハウジング30との間で第二室5を画成するベースハウジング20とに分割して形成されるため、各ハウジング20,30,40の形状を簡素化して、これらをダイキャスト製法により鋳造することが可能となる。
【0029】
バルブ6の基端部を着座させるシート部16をベースハウジング20に固定する構造により、ベースハウジング20と中間ハウジング30をそれぞれ両端部が開放された形状とすることが可能となり、これらを中子等を用いることなく成形することが可能となる。
【0030】
バルブ6の先端部を着座させるシート部17をエンドハウジング40に固定する構造により、エンドハウジング40と中間ハウジング30をそれぞれ両端部が開放された形状とすることが可能となり、これらを中子等を用いることなく成形することが可能となる。
【0031】
各ハウジング20,30,40をダイキャスト製法により鋳造することにより、各ハウジング20,30,40に施される機械加工を減らし、生産性を高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すサーモスタットハウジングの正面図。
【図2】同じく図1のA−A線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 サーモスタットハウジング
2 サーモスタット
3 入口
4 第一室
5 第二室
6 バルブ
9 支持フランジ
16 シート部
17 シート部
20 ベースハウジング
21 接合フランジ
22 受け部
30 中間ハウジング
31 隔壁
40 エンドハウジング
【発明の属する技術分野】
本発明は、トップバイパス式サーモスタットのハウジング構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水冷式エンジンは、冷却水温度に応じてラジエータを循環する冷却水量を調節するサーモスタットを備えている(特開平9−158725号公報、特開平7−301362号公報、参照)。
【0003】
従来、この種のサーモスタットにあっては、バルブ等を収装するハウジングを鋳造により一体で形成したり、あるいは2分割して形成するものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来装置にあっては、ハウジングはバルブを摺動可能に嵌合する隔壁等を備えるため、2分割しても形状が複雑となり、ダイキャスト製法によって鋳造することが難しく、機械加工の工数が増える等の問題点が考えられる。
【0005】
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、トップバイパス式サーモスタットのハウジング構造において、生産性の向上をはかることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、エンジンのウォータジャケットを循環した冷却水を導入する入口と、ウォータポンプに連通する第一室と、ラジエータに連通する第二室と、第一室と第二室を仕切る隔壁と、隔壁に摺動可能に嵌合する筒状をしたバルブとを備え、冷却水温度に応じてバルブを変位させて入口から第一室と第二室に分流する冷却水量割合を変えるトップバイパス式サーモスタットに適用する。
【0007】
そして、隔壁を有する中間ハウジングと、中間ハウジングとの間で第一室を画成するエンドハウジングと、中間ハウジングとの間で第二室を画成するベースハウジングと、このベースハウジングとその支持部材との間を密封するガスケットと、前記バルブを支持する支持フランジとを備え、前記ガスケットは筒状に延びるスペーサ部を有し、このスペーサ部が前記支持フランジを前記ベースハウジング側に押し付けて保持した。
【0008】
請求項2に記載のトップバイパス式サーモスタットのハウジング構造は、請求項1に記載の発明において、バルブの基端部を着座させるシート部をベースハウジングに固定するものとした。
【0009】
請求項3に記載のトップバイパス式サーモスタットのハウジング構造は、請求項1または2に記載の発明において、バルブの先端部を着座させるシート部をエンドハウジングに固定するものとした。
【0010】
【発明の作用および効果】
請求項1に記載のトップバイパス式サーモスタットのハウジング構造において、隔壁を有する中間ハウジングと、中間ハウジングとの間で第一室を画成するエンドハウジングと、中間ハウジングとの間で第二室を画成するベースハウジングとに分割して形成することにより、各ハウジングをダイキャスト製法により鋳造することが可能となり、各ハウジングに施される機械加工を減らし、生産性を高められる。
【0011】
請求項2に記載のトップバイパス式サーモスタットのハウジング構造において、バルブの基端部を着座させるシート部をベースハウジングに固定する構造により、ベースハウジングと中間ハウジングをそれぞれ両端部が開放された形状とすることが可能となり、これらを中子等を用いることなく成形することが可能となる。
【0012】
請求項3に記載のトップバイパス式サーモスタットのハウジング構造において、バルブの先端部を着座させるシート部をエンドハウジングに固定する構造により、エンドハウジングと中間ハウジングをそれぞれ両端部が開放された形状とすることが可能となり、これらを中子等を用いることなく成形することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0014】
図1、図2に示すように、水冷式エンジンに備えられるトップバイパス式サーモスタット2は、ワックスあるいは合成ゴム等の感温材を内蔵するケース8と、この感温材の熱膨張によりケース8から押し出される図示しないスピンドルと、スピンドルの突出端に固定されるバルブ6とを備える。ケース8が支持フランジ9を介してサーモスタットハウジング1に固定される。
【0015】
サーモスタット2を収装するサーモスタットハウジング1は、図示しないエンジンのウォータジャケットを循環した冷却水が導入される入口3と、図示しないウォータポンプに吸込口に冷却水を導く第一室4と、図示しないラジエータの入口に冷却水を導く第二室5とを有している。入口3からサーモスタットハウジング1内に流入する冷却水が第一室4と第二室5に分流する流量割合はバルブ6の位置に応じて変化する。
【0016】
サーモスタットハウジング1は3つのハウジング20,30,40に分割して形成される。各ハウジング20,30,40はアルミ材を用いてダイキャスト製法により鋳造される。
【0017】
ベースハウジング20と中間ハウジング30はその間にガスケット11が介装され、複数のボルト18を介して結合する。中間ハウジング30とエンドハウジング40はその間にガスケット12が介装され、複数のボルト19を介して結合する。
【0018】
各ハウジング20,30,40には4つのボス部50がそれぞれ形成され、サーモスタットハウジング1は各ボス部50を挿通する4本のボルトを介してシリンダヘッドに締結される。
【0019】
ベースハウジング20は、図示しないシリンダヘッドに対する接合フランジ21と、支持フランジ9を着座させる受け部22と、ガスケット13を着座させる座部23等を有する。支持フランジ9はバルブ6の基端部を着座させるシート部16を有する。
【0020】
ガスケット13は環状をしたシール部13aを有し、シール部13aはハウジングとシリンダヘッドの間に挟持され、両者の間を密封する。ガスケット13はシート部13aの内周端部から筒状に延びるスペーサ部13bを有し、スペーサ部13bは支持フランジ9とシリンダヘッドの間に介在して、支持フランジ9を受け部22に押し付けて保持する。
【0021】
中間ハウジング30は、第一室4と第二室5を仕切る隔壁31と、第一室4を画成する内壁32と、第二室5を画成する内壁33と、図示しないホースが接続する第一出口34と、図示しないホースが接続する第二出口35等を有する。
【0022】
円筒状をしたバルブ6はその外周面がシールリング15を介して隔壁31に摺動可能に嵌合している。
【0023】
エンドハウジング40は、第一室4を画成する内壁42と、図示しない水温センサに対する取付座43等を有し、バルブ6の先端部6bを着座させるシート部17が固定される。
【0024】
以上のように構成される本発明の実施の形態につき、次に作用を説明する。
【0025】
エンジンが運転され、サーモスタット2に導かれる冷却水温度が所定値以下の冷間時に、バルブ6の基端部6aが図2に示すように支持フランジ9のシート部16に着座し、入口3から流入する冷却水の全量はバルブ6内を通って第一室4に導かれ、第一室4から第一出口34を通ってウォータポンプの吸込口に導かれる。これにより、冷却水はエンジンのウォータジャケットとウォータポンプの間で循環し、エンジンの暖機が促される。
【0026】
サーモスタット2に導かれる冷却水温度が所定値を超えて上昇すると、バルブ6が支持フランジ9のシート部16から離れ、入口3から流入する冷却水は第一室4と第二室5に分流し、冷却水の一部は第一室4から第一出口34を通ってウォータポンプの吸込口に導かれ、冷却水の残りは第二室5から第一出口35を通ってラジエータの入口に導かれる。冷却水温度が上昇するのに伴って、バルブ6はシート部16から離れ、ラジエータを循環する冷却水量が増えて冷却水の放熱が促されるため、冷却水温度が所定値の近傍に保たれる。
【0027】
冷却水温度が上昇するのに伴って、バルブ6の先端部6bがシート部17に着座すると、入口3から流入する冷却水の全量がラジエータを循環し、冷却水の放熱が最大限に促される。
【0028】
サーモスタットハウジング1は、隔壁31を有する中間ハウジング30と、中間ハウジング30との間で第一室4を画成するエンドハウジング40と、中間ハウジング30との間で第二室5を画成するベースハウジング20とに分割して形成されるため、各ハウジング20,30,40の形状を簡素化して、これらをダイキャスト製法により鋳造することが可能となる。
【0029】
バルブ6の基端部を着座させるシート部16をベースハウジング20に固定する構造により、ベースハウジング20と中間ハウジング30をそれぞれ両端部が開放された形状とすることが可能となり、これらを中子等を用いることなく成形することが可能となる。
【0030】
バルブ6の先端部を着座させるシート部17をエンドハウジング40に固定する構造により、エンドハウジング40と中間ハウジング30をそれぞれ両端部が開放された形状とすることが可能となり、これらを中子等を用いることなく成形することが可能となる。
【0031】
各ハウジング20,30,40をダイキャスト製法により鋳造することにより、各ハウジング20,30,40に施される機械加工を減らし、生産性を高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すサーモスタットハウジングの正面図。
【図2】同じく図1のA−A線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 サーモスタットハウジング
2 サーモスタット
3 入口
4 第一室
5 第二室
6 バルブ
9 支持フランジ
16 シート部
17 シート部
20 ベースハウジング
21 接合フランジ
22 受け部
30 中間ハウジング
31 隔壁
40 エンドハウジング
Claims (3)
- エンジンのウォータジャケットを循環した冷却水を導入する入口と、ウォータポンプに連通する第一室と、ラジエータに連通する第二室と、前記第一室と前記第二室を仕切る隔壁と、前記隔壁に摺動可能に嵌合する筒状をしたバルブとを備え、冷却水温度に応じてバルブを変位させて前記入口から前記第一室と前記第二室に分流する冷却水量割合を変えるトップバイパス式サーモスタットにおいて、前記隔壁を有する中間ハウジングと、前記中間ハウジングとの間で第一室を画成するエンドハウジングと、前記中間ハウジングとの間で第二室を画成するベースハウジングと、このベースハウジングとその支持部材との間を密封するガスケットと、前記バルブを支持する支持フランジとを備え、前記ガスケットは筒状に延びるスペーサ部を有し、このスペーサ部が前記支持フランジを前記ベースハウジング側に押し付けて保持したことを特徴とするトップバイパス式サーモスタットのハウジング構造。
- 前記バルブの基端部を着座させるシート部を前記ベースハウジングに固定したことを特徴とする請求項1に記載のトップバイパス式サーモスタットのハウジング構造。
- 前記バルブの先端部を着座させるシート部を前記エンドハウジングに固定したことを特徴とする請求項1または2に記載のトップバイパス式サーモスタットのハウジング構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08144198A JP3544856B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | トップバイパス式サーモスタットのハウジング構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08144198A JP3544856B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | トップバイパス式サーモスタットのハウジング構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11280474A JPH11280474A (ja) | 1999-10-12 |
JP3544856B2 true JP3544856B2 (ja) | 2004-07-21 |
Family
ID=13746493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08144198A Expired - Fee Related JP3544856B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | トップバイパス式サーモスタットのハウジング構造 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3544856B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106014593A (zh) * | 2016-07-14 | 2016-10-12 | 苏州杰嘉新材料有限公司 | 节温器 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP08144198A patent/JP3544856B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11280474A (ja) | 1999-10-12 |
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Legal Events
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