JP3543500B2 - 車両用駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用駆動装置に関し詳しくは内燃機関の発生動力から転換された電力で車輪軸を駆動するハイブリッド形式の車両用駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平7ー15805号公報に示されるように、内燃機関から発生される動力の回転数を変換する電磁カップリングと、トルクを制御する補助電動機によって内燃機関と電気機械のハイブリッド化を行い、動力機関の省燃費、低公害化を実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このシステムでは2つの独立した回転機が必要であるため、結果としてシステム全体の重量が増加し、省燃費化の実現が困難となる。また、本機能は従来車両のトルクコンバータ及び変速機に置き換えられるべきものであり、このスペースに2つの回転機を搭載するのが望ましいが、事実上困難であった。
【0004】
そこで、本出願人は、この2つの回転電機を構成する回転子および固定子を同心円上に配置することによって小型化を図る構造を考えたが、このものでは、2つの回転電機のうち一方の回転電機は電機子を回転させる必要があり、電機子への電流供給構造に対する課題があった。
そこで、本発明は、電流供給構造におけるブラシの温度上昇を効率よく抑えることのできる車両用駆動装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、請求項1の記載によれば、内燃機関の駆動力により、第1及び第2の回転子は相対的に回転駆動され、第2の回転子は、第1の磁気回路により第1の回転子との間で相互電磁作用を発生させるとともにハウジングに固定された固定子との間で第2の磁気回路により相互電磁作用を引き起こす。そして内燃機関の回転力に対し、第1の回転電機で回転数を、第2の回転電機でトルクを負荷側の要求値に対応させる様これらの相互電磁作用により発生する駆動トルク、回転数を制御して負荷出力を駆動制御する。
【0006】
また、前記複数のブラシのそれぞれを個々に前記スリップリング側に移動可能に保持する金属製の保持器と、これら保持器を固定する電気絶縁体からなる固定板とを有する複数のブラシ保持装置により、前記ブラシの熱を保持器を介して放熱するようにすることで、複数のブラシ保持装置を積層して、ブラシ保持装置の全体を小型化することができ、しいては駆動装置全体の体格を押さえることができる。請求項2の記載によれば、ブラシ保持装置の固定板と他のブラシ保持装置の保持器とを当接して積層することで、ブラシの発熱をより抑えることができる。
【0007】
請求項3の記載によれば、ブラシ保持装置の固定板を熱伝導体で形成することで、ブラシの冷却をさらに確実に行うことができる。
を特徴とする請求項1もしくは2に記載の車両用駆動装置。
請求項4の記載によれば、ブラシ保持装置の固定板をハウジングに当接して固定することで、ブラシの熱を熱容量の大きいハウジングに伝えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の実施例を示す。
100は内燃機関等のエンジンであり、1000はエンジン100の出力を入力として受け、車両用の駆動輪等から構成される負荷出力(走行駆動出力)に対応できるように駆動トルク及び回転数を適宜制御して負荷出力に向けて出力するトルク−回転数コンバータとして機能する駆動装置であり、内部に一対のコイルと界磁極により構成される入出力間の回転数を調整する回転数調整部1200と入出力間のトルクを調整するトルク調整部1400とを有する。 このトルク−回転数(speed)コンバータを以下略してT−Sコンバータ1000と呼ぶ。
【0009】
200はT−Sコンバータ1000の回転数調整部1200の通電を制御するインバータであり、本実施例においては、回転数調整部1200は3相の回転機により構成されていることから、インバータ200のスイッチング動作により、3相の交流電流が回転数調整部1200へ向けて通電制御されている。
400は同じくT−Sコンバータ1000のトルク調整部1400の通電を制御するインバータであり、回転数調整部1200と同様3相交流電流を通電制御している
500はT−Sコンバータ1000に設けられた回転センサ、その他の内部情報及び外部情報によりインバータ200及び400を制御するECUである。600は一般の車両等に用いられている直流のバッテリーである。700は負荷出力として車両のタイヤ等により構成される駆動輪である。
【0010】
さらにエンジン100とT−Sコンバータ1000間には一般の内燃機関駆動型の車両に広く用いられているジョイント部及び減速機(増速機含む)等が構成されるが本実施例では図示を省略、またT−Sコンバータ1000と駆動輪700間にも同様に減速機800,差動ギヤ900等が設けられている。。
次にT−Sコンバータ1000の詳細な構造について説明する。
【0011】
エンジン100の回転駆動力を伝達出力する出力軸110は、図示しないジョイント部、減速機(増速機)等を介してT−Sコンバータ1000のほぼ中心に位置するシャフト状の入力軸1213と連結されており、エンジン100の回転駆動力を入力軸1213へ直接伝達する。本実施例においては、出力軸110と入力軸1213を同一軸状に直線的に配置するようにしたが、車両の搭載スペースに合わせ、適宜ジョイント等を介して出力軸110と入力軸1213の軸方向に角度をもたせて配置させることも可能である。
【0012】
T−Sコンバータ1000は内部に入力軸1213に一体的に設けられた第1の回転子である第1ロータ1210と、第2の回転子である第2ロータ1310及び固定子に相当するステータ1410等が設けられている。
ステ−タ1410は、回転磁界を作る巻線1411及びステ−タコア1412より構成されている。
【0013】
又、入力軸1213は複数の異なる径の外周部を有しており、第1ロータ1210、ベアリング、電源供給の為のスリップリング、回転センサ等が配置されている。第1ロータ1210は回転磁界を形成する巻線1211及びロータコア1212から構成されており、巻線1211はブラシホルダ1610、ブラシ1620、スリップリング1630及び、シャフト1213内部にモ−ルド等の絶縁部1650を介して設けられているリ−ド部1660及び端子台1670を介して給電を受けている。
【0014】
第1ロータ1210の外周には、第1ロータと対向して円筒状の第2ロータ1310が第1ロータ1210と相対的に回転可能なように同一軸上に回転自在に配置されている。第2ロータ1310は、中空のロ−タヨ−ク1311とその内周側にN,S極を作るべく等間隔に配置された磁石より構成される磁石界磁1220が設けられており、ロ−タコア1212及び巻線1211とで回転数調整部1200を構成する。
【0015】
第2ロ−タ1310には中空ロ−タヨ−ク1311の外周側にN,S極を作るべく等間隔に配置された磁石より構成される磁石界磁1420も設けられており、ステ−タコア1412及び巻線1411と共にトルク調整部1400を構成する。
ここで、ロ−タ1311の内側或いは、外側に設けられた磁石はそれぞれロ−タヨ−ク1311内部に空間部を設けその中に挿入し固定されている。
【0016】
第2ロ−タ1310のロ−タヨ−ク1311は、ロ−タフレ−ム1331、1332及びベアリング1510、1511を介して外部フレ−ム1710、1720に回転可能に設けられている。また、第1ロ−タ1210は、シャフト1213及びベアリング1512、1513を介して前記第2ロ−タのロ−タフレ−ム1331、1332に回転可能に設けられている。
【0017】
第2ロ−タ1310のロ−タフレ−ム1332の端部にはギヤ840がボルト841等で1332に固定されており、減速部800の連結ギヤ845及び差動ギヤ部900を介して車両の駆動輪700へエンジン、T−Sコンバ−タ1000の出力を伝達する。。
1911、1912は回転検出センサであり、それぞれ第1ロ−タ1210、第2ロ−タ1310の回転位置を検出している。1920はブラシホルダ1610のカバ−ケ−スである。
【0018】
次に、第1ロータ1210及び第2ロータ1310、ステータ1410の断面構造について図2に基づいて説明する。図2は磁気回路断面を示すものであるが、内部の構造は軸対称であるため、1/4断面のみを図示した形で説明する。
まず、第1ロ−タ1210であるが、これは入力軸1213に圧入されたロータコア1212とその外周側に、断面T字状の複数のロ−タティ−ス1214が所定の間隔で設けられており、各ロ−タティ−ス1214はそれぞれ基部に形成したダブテ−ル1214aによりロ−タコア1212の外周の取り付け溝内に嵌着固定されている。そして各ロ−タティ−ス1214には3相界磁巻線1211が巻装されている。
【0019】
ロータティ−ス1214の外周にはエアギャップg1を介して円筒状のロータヨーク1311が回転自在に設けられており、その内周面側の内部に、円周方向に等間隔で複数の磁石1220が設けられている。これら磁石1220は内周面側の磁極が、交互にN,S極となるように配置されている。
各磁石1220の両端には、磁束の漏れを防ぐための開口部1311aがそれぞれ形成されている。また、各磁石1220間のスペ−スにはボルト穴1311bがロ−タヨ−ク1311を貫通するように周方向の複数位置に設けられておりロ−タヨ−ク1311を両サイドで支持するフレ−ム1331、1332を結合するためのボルト1333(図1)が上記各ボルト穴1311b内に挿入される。
【0020】
この界磁極1220とロータコア1212、ロ−タティ−ス1214及び巻線1211との間で磁束が形成されることにより一つの磁気回路を形成し、巻線1211に流れる電流をインバータ200により適宜制御することによって、負荷出力の回転数を調整する回転数調整部1200を構成する。
また、ロータヨーク1311の外周面側の内側に円周方向に等間隔に複数の磁石1420が配置されており、磁石1420の両端部には、磁束の漏れを防ぐための開口部1311aが磁石1220の場合と同様に形成されている。磁石1420の磁極の配置は磁石1220と同様である。
【0021】
第2ロータ1310の外径はd2であり、さらにその外周部に所定のエアギャップg2を介してステータ1410が設けられている。ステータ1410のステータコア1412の内周面側には巻線1411が巻装されるための複数のスロット1412aが形成されており、第2ロータの界磁極1420との間で磁束を形成し、第2の磁気回路を形成する。そして巻線1411に流れる電流をインバータ400により適宜制御することによって負荷出力へ向けてのトルクを調整することが可能であり、この磁気回路によりトルク調整部1400を構成する。
【0022】
上記の構成に於いて、エンジン100の出力を電磁力を介してダイレクトに車両出力側へ伝達し、モータ出力をアシストするメカニズムを説明する。今エンジン100の出力の回転数が2n〔rpm〕,トルクがt〔Nm〕である時、これを車両出力(回転数n〔rpm〕,トルク2t〔Nm〕)としたい場合について説明する。
【0023】
この回転数調整部1200では入力(第1ロータ回転エネルギー)と出力(第2ロータ回転エネルギー)でトルクは作用、反作用の関係にあり、トルクを同一トルクt〔Nm〕として、エンジン100の回転数2n〔rpm〕を車両出力回転数n〔rpm〕に調整する。
第2ロ−タ1310にまずトルクt〔Nm〕、回転数n〔rpm〕の出力を得るためには、回転方向と作用するトルク方向が逆となる制動状態となり、第2ロータ1310の回転数調整部側の磁石1220の位置を回転センサ1911、1912の相対角により検出し第1ロータ1210の巻線1211への通電位置を適当に計算、制御する事により、制動状態に制御し、第1ロータより発電出力が得られこれをバッテリー600を介してトルク調整部1400へ送る。第1ロータ1210の巻線1211への通電はインバータ200から給電器1600のブラシホルダ1610のブラシ1620、スリップリング1630、リード部1660及び端子台1670を経て行われ、通電タイミングは第1ロータ、第2ロータの回転センサ1911、1912の相対角によって計算される。これにより第2ロ−タ1310側へトルクt〔Nm〕、回転数n〔rpm〕の出力を得るとともにエネルギーntが発電出力として得られる。この様に回転数調整部1200はエンジン100の出力トルクt〔Nm〕を車両出力側である駆動輪700へそのまま伝達しながら、エンジン100側と出力側の回転数の差を発電出力とする機能を持つ。又逆にエンジン100側の回転数が出力回転数より小さいときは、バッテリー600より給電を受け、電動機としての機能を行う。
【0024】
次に、第1ロータ1210よりエンジン100の出力トルクt〔Nm〕を電磁力を介して伝えられた第2ロータ1310においては車両出力を2nt(トルク2t、回転数n)とするために、不足となっているトルク分及びそれに必要な出力ntを補う必要がある。この場合のトルク調整部1400の働きは通常のモータと同様でインバータ400からステータ巻線1411へ所望のトルク、回転数となるように、第2ロータ1310のトルク調整部1400側の磁石1420の位置を回転センサ1912で検出し、通電タイミングを計算しながら給電を行う。逆に、エンジン100側トルクが出力側トルク以上となった時は、トルク調整部1400は、発電モードで働き、過剰なエネルギーをバッテリ600に送る機能を持つ。
【0025】
以上のように、エンジン100からの入力(トルクt,回転数2n)をまず回転数調整部1200により、エンジン100のトルクtは、そのまま第2ロータ1310へ伝達し、エンジン100の回転数2nを所望の出力回転数nに合わせるが、その時に生ずる回転数差n×トルクtのエネルギーを電力に変換し、インバータ200、バッテリ600を介してトルク調整部1400へ送る。トルク調整部1400側では、回転数調整部1200或いはバッテリ600の出力を受け、そのトルクtの車両出力トルクに対する不足分或いは過剰分をここで補正する。この時、不足の場合は、1400は電動機として、過剰であれば発電機として機能する。
【0026】
又、回転数調整部1200もエンジン100の入力の設定によっては電動機として機能する必要がある。
逆に前記システムを車両の制動時に利用する場合は、エンジン100をコンプレッサー(或いはエンジン100によるブレーキ)として前記回転数調整部1200の第1ロータの回転抵抗体として利用でき、車両の制動エネルギーの内、前記回転数調整部1200で制動エネルギーの一部を吸収するので、トルク調整部1400が負担する制動エネルギーは減少し、制動時に必要な容量も小さくする事ができる。
【0027】
以上のような構成によりエンジン100の回転エネルギーを一部電磁力を介してダイレクトに走行駆動側へ伝達することで、電力系統及び回転機の容量を小さくすることができ、さらには2つの回転機を複合化し内外配置としたので大幅に小型化が可能となった。
又、一部回転エネルギーを電力に、又電力から回転エネルギーに変換する工程が省けるので、その分効率UPも期待できる。
【0028】
次に、回転電機の第1ロータ1210への電力供給を行うブラシホルダ(ブラシ保持装置)1610の構成について説明する。
上記ブラシホルダ1610は図3および図4に示すようにブラシ1620、スプリング1640、各相のブラシを絶縁する絶縁体(固定板)1660及びブラシ1620を固定する金属性の保持器1690で構成し、絶縁体1660を熱伝導体1670で結合し、3相分を積層して構成し、ボルト1680でフレーム1730に固定している。ブラシ1620は保持器1690に接触し、保持器1690は絶縁体1660に接触している。
【0029】
このような構成にすることで、各構成部品を一体とみなすことができ電力供給時の電流によるブラシ1620の発熱及びブラシ1620とスリップリング1630の摩擦による発熱をフレーム等の回転電機の冷却可能部まで図1の矢印に示す様に熱伝導で移動させることが可能となる。
また、その他の実施例として、熱伝導体1670ではなく保持器1690を直接絶縁体1660に接触する様に構成し、同様の効果を得る構造を図5に示す。
【0030】
図5で示した実施例は、保持器1690を金属で構成した場合の例で、この場合、ボルト1680と保持器1690が導通しないようにゴム等の絶縁体1695を保持器に組付ている。
第1の実施形態で説明した構造において絶縁体1660は保持器1690に比べ熱伝導率が小さい。このため熱伝導によるブラシ1620の冷却効率を向上するためには絶縁体1660を熱伝導率の大きな材質にする必要がある。
【0031】
そこで、絶縁体1660の材質を熱伝導率が大きいセラミック等の高熱伝導体にすることでブラシ1620の熱伝導による冷却をより効果的に行うことができる。
ブラシ1620を図5および図6に示す他の実施例では、固定する保持器1690はブラシ1620と接触している。
【0032】
そこで、上記保持器1690を抵抗値の低い銅等の金属で構成し、ブスバーとして利用することができる。
図6はブラシを2個使用した場合の構造例で、図7はブラシを4個使用した場合の構造例である。
図6及び図7に示すように電力入出力回路の並列化が簡単に構成でき、ブラシ1個当りの電流密度を小さくするためにブラシ1620を複数個配置することでブラシの小型化が実現できる。
【0033】
さらに、複数個のブラシを配線により結線する場合に比べて、構成部品が少なくなると共に組付け性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における全体構成を示す、主要部の縦断面図である。
【図2】本発明の実施例における要部を拡大して示す縦断面図である。
【図3】本発明の実施例における駆動装置の主要部の横断面図である。
【図4】本発明の実施例におけるブラシ保持装置の正面図である。
【図5】本発明の他の実施例における駆動装置の主要部の横断面図である。
【図6】本発明の他の実施例におけるブラシ保持装置の正面図である。
【図7】本発明の他の実施例におけるブラシ保持装置の正面図である。
【符号の説明】
100 エンジン(E/G)
200、400 インバータ
500 ECU
600 バッテリ
1000 トルク−回転数コンバータ
1200 回転数調整部
1210 第1ロータ
1310 第2ロータ
1400 トルク調整部
1410 ステータ
1600 給電器
1610 ブラシホルダ
1620 ブラシ
1640 スプリング
1660 絶縁体
1710 ハウジング

Claims (7)

  1. 内燃機関の出力を入力とし、連結される負荷出力に対し所定の駆動トルク及び回転数を出力制御する駆動装置において、
    前記駆動装置は、ハウジングと、
    前記ハウジングに収容され、前記内燃機関から負荷出力に回転力を伝える相対回転可能な第1及び第2の回転子と、
    前記ハウジングに固定される固定子とを備えるとともに、
    前記第2の回転子は前記固定子の内側に、前記第1の回転子は前記第2の回転子の内側に同心円状に配置され、
    前記第1の回転子は、第1のコイルを有し、前記固定子は第2のコイルを有すると共に前記第2の回転子には、前記第1の回転子と第1のエアギャップを介して前記第1のコイルと相互電磁作用を行う第1の界磁を有し、前記第1のエアギャップと共に第1の回転電機を構成し、
    同じく前記第2の回転子には、前記固定子と第2のエアギャップを介して前記第2のコイルと相互電磁作用を行う第2の界磁を有し前記第2のエアギャップと共に第2の回転電機を構成し、
    前記第1の回転電機の前記第1のコイルヘの給電を、複数のブラシを介して行うとともに、前記第1の回転子のシャフトに設けられたスリップリングと、
    前記複数のブラシのそれぞれを個々に前記スリップリング側に移動可能に保持する金属製の保持器と、これら保持器を固定する電気絶縁体からなる固定板とを有する複数のブラシ保持装置とを備え、
    前記複数のブラシ保持装置を前記第1の回転子のシャフトの軸方向に積層したことを特徴とする車両用駆動装置。
  2. 前記ブラシ保持装置の固定板と他のブラシ保持装置の保持器とを当接して積層したことを特徴とする請求項1に記載の車両用駆動装置。
  3. 前記ブラシ保持装置の固定板を電気絶線の高熱伝導部材で形成することを特徴とする請求項1もしくは2に記載の車両用駆動装置。
  4. 前記ブラシ保持装置の固定板を前記ハウジングに当接して固定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用駆動装置。
  5. 前記第2の回転子の前記第1の界磁は、磁石界磁であることを特徴とする請求項1に記載の車両用駆動装置。
  6. 記複数のブラシ保持装置は、それぞれ前記ブラシが前記保持器に接触し、前記保持器は前記固定板に接触していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の車両用駆動装置。
  7. 前記複数のブラシ保持装置は、それぞれ前記ブラシが直接保持器に接触する面の対向する前記ブラシの面では、直接固定板に接触していることを特徴とする請求項1ないし6いずれかに記載の車両用駆動装置。
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