JP3540616B2 - カメラ録画装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラで画像を撮影し、ビデオテープ等の媒体に録画するカメラ録画装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11は、例えば、ビデオカメラ等のカメラ一体型磁気記録再生装置の外観を示す斜視図であり、1aは画像を撮影するレンズ等の撮影手段としてのカメラ部、1bはカメラ部1aにより撮影した画像を画像信号にするCCD等の信号処理手段としての信号処理部、1cは信号処理部1bにより処理された画像信号を磁気記録化しビデオテープ等に録画する録画手段としての録画部、1dは録画部1cに録画される画像を撮影者が確認するモニター手段としてのモニター部、1は上記カメラ部1aと,信号処理部1bと、録画部1cと、モニター部1dとより成るビデオカメラである。
【0003】
図12は、上記ビデオカメラ1の構成を示すブロック図であり、上記カメラ部1aと、画像を画像信号にする信号処理部1bと、画像信号を録画する録画部1cと、録画する画像をみるモニター部1dである。
【0004】
次に動作について図12を用いて説明する。カメラ部1aで撮影された画像及び図外のマイクロフォンで集音された音声は、信号処理部1bにより信号処理されて画像信号及び音声信号となる。この信号は録画部1cによりビデオテープ等の記録媒体に記録録画される。また、この録画状態はモニター部1dにより、撮影した画像を録画しながらリアルタイムで見ることが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のビデオカメラ1は上記のように画像を撮影するカメラ部1aと画像を録画する録画部1cと撮影した画像を見るモニター部1dが一体で構成されているので、撮影する場所とモニターする場所及び録画する場所がすべて同じである必要があり、撮影する場所から離れた場所で撮影した画像を見たり、録画することが出来なかった。
また、撮影する場所から離れた場所で、ビデオカメラ1にテレビジョンとビデオテープレコーダーを接続ケーブルで接続し、撮影した画像を見たり、録画する場合は、ケーブルの接続が大変であり、撮影する範囲の限界が接続ケーブルの長さで決まっていた。
【0006】
また、撮影する場所から離れた場所に撮影した画像をビデオカメラ1からテレビジョンとビデオテープレコーダーに送信する場合には、大容量である動画の送信は、マイクロ波を用いると、搬送波の周波数帯域が狭く、高速な伝送ができない。大気中での伝播損失が小さく、電波が直線的に伝播する直線性が低いので必要以上の距離まで動画を送信し、マルチパスによる妨害を受けやすい。
このマルチパスを図13を用いて説明すると、13は画像をマイクロ波で送信する送信装置、14は送信装置13から送信されたマイクロ波の直接波、15は直接波14を受信する受信装置、16は送信装置13から送信されたマイクロ波を反射する障害物、17は障害物16の下側で反射してから受信装置15に届く反射波、18は障害物16の上側と左で反射してから受信装置15に届く反射波である。
このような構成において、送信装置13は画像をマイクロ波で送信し、送信された直接波14は直接に受信装置15に届き、反射波17及び反射波18はビルや壁等の障害物16で反射してから受信装置15に届く。受信装置15は送信された直接波14、反射波17及び反射波18を受信する。直接波14と反射波17及び反射波18の位相が打ち消しあうときには、反射波17及び18は妨害波となり、この妨害波をマルチパスといい、撮影した画像を正確にみることができないことになる。
また、送信されるマイクロ波の波長は長いので送信装置13、受信装置15が大型となってしまう欠点があった。
【0007】
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであり、カメラと録画部及びモニター部が離れた状態で画像の録画やモニターができるカメラ録画装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載のカメラ録画装置は、カメラ部で撮影された画像を信号処理部で画像信号に変換して対応するミリ波受信ユニットに出力する複数のカメラユニットと、対応するカメラユニットからの画像信号をミリ波の無線で送信する複数のミリ波送信ユニットと、ミリ波送信ユニットから送信されたミリ波を受信して画像信号に変換して出力するミリ波受信ユニットと、録画部でミリ波受信ユニットからの画像信号を録画するかまたはモニター部でミリ波受信ユニットからの画像信号を表示する録画ユニットとを備えたカメラ録画装置において、ミリ波受信ユニットが複数のミリ波送信ユニットからの画像信号のうちで出力する画像信号を選択する切り替えスイッチを備えたものである。
【0009】
本発明の請求項2に記載のカメラ録画装置は、ミリ波受信ユニットおよび録画ユニットを複数備えたものである。
【0010】
本発明の請求項3に記載のカメラ録画装置は、カメラユニットとミリ波送信ユニットとミリ波受信ユニットと録画ユニットとが互いに別体で形成されたものである。
【0011】
本発明の請求項4に記載のカメラ録画装置は、上記ミリ波送信ユニットの送信出力を制御し上記画像信号を送信する距離を可変する制御手段を設けたものである。
【0013】
本発明の請求項5に記載のカメラ録画装置は、上記カメラユニットに画像信号を出力する出力端子を設けるとともに、上記ミリ波送信ユニットにこの画像信号を受信する入力端子を設け、上記出力端子と上記入力端子との機械的接続ができるようにしたものである。
【0014】
本発明の請求項6に記載のカメラ録画装置は、上記ミリ波受信ユニットに画像信号を出力する出力端子を設けるとともに、上記録画ユニットにこの画像信号を受信する入力端子を設け、上記出力端子と上記入力端子との機械的接続ができるようにしたものである。
【0015】
本発明の請求項7に記載のカメラ録画装置は、上記カメラユニットに画像信号を出力する出力端子を設けるとともに、上記録画ユニットにこの画像信号を受信する入力端子を設け、上記出力端子と上記入力端子との機械的接続ができるようにしたものである。
【0016】
本発明の請求項8に記載のカメラ録画装置は、上記ミリ波受信ユニットの画像信号を汎用録画装置により録画するとともに、汎用モニターによりモニターできるようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づき説明する。
【0018】
実施の形態1.
図1及び図2は、本発明の実施の形態1に係わるカメラ録画装置の外観を示す斜視図であり、2aは画像を撮影するレンズ等の撮影手段としてのカメラ部であり、その近傍に図外のマイクロフォンを有する。2bはカメラ部2aにより撮影した画像とマイクロフォンで集音した音声を画像信号にするCCD等の信号処理手段としての信号処理部、2は上記カメラ部2aと、信号処理部2bとより成り画像信号を出力する出力端子2xを設けたカメラユニット、3は上記カメラユニット2からの画像信号を入力する入力端子3xを設けこの画像信号をミリ波で送信する送信手段としてのミリ波送信ユニット、3aはミリ波送信ユニット3のミリ波を送信するアンテナ、4aはアンテナ3aのミリ波を受信するアンテナ、4はアンテナ4aのミリ波を受信する受信手段を設けミリ波から画像信号に変換しこの画像信号を出力する出力端子4xを設けたミリ波受信ユニット、5aはミリ波受信ユニット4からの画像信号を入力する入力端子5xを設けこの画像信号を磁気記録化しビデオテープ等に録画する録画手段としての録画部、5bは録画部5aに録画される画像を撮影者が確認するモニター手段としてのモニター部、5は入力端子5xを有する録画部5aと、モニター部5bより成る録画ユニットである。上記出力端子2x、4xと入力端子3x、5xは、プラグを差込み端子に差込んで機械的に接続する方式のプラグイン接続構造のものである。
【0019】
図2は、上記カメラ録画装置の構成を示すブロック図であり、2は上記カメラ部2aと、信号処理部2bとより成り画像信号を出力する出力端子2xを設けたカメラユニット、3は画像信号を入力する入力端子3xを設けこの画像信号を送信するミリ波送信ユニット、4はミリ波送信ユニット3の画像信号をスーパーヘテロダイン方式等で受信しこの画像信号を出力する出力端子4xを設けたミリ波受信ユニット、5aはミリ波受信ユニット4からの画像信号を入力する入力端子5xを設けこの画像信号を録画する録画部、5bは録画部5aに録画される画像を撮影者が見るモニター部、5は録画部5aと、モニター部5bより成る録画ユニットである。
【0020】
スーパーヘテロダイン方式とは、例えば、AMラジオ等に用いられ、送受信の周波数frと、その周波数frとは異なる周波数の局部発振周波数flとを混合させて唸りを生じさせ中間周波数IFに変換し、これを増幅してから復調する方式であり、増幅度を高めることができるとともに、選択性も高まるので、混信を減少させることができる。
【0021】
図3は、上記ミリ波送信ユニット3の内部構成を示すブロック図であり、3bは上記カメラ2からの画像信号、3cは画像信号3bを中間周波数IFに乗せて変調する変調手段としての変調器、3dは変調器3cへマイクロ波帯の中間周波数IFを発信するIF発信手段、3eは変調器3cの出力を増幅するハイパワーアンプ、3fは上記ハイパワーアンプ3eの出力とミリ波帯の周波数とを混合しミリ波帯の周波数frへ変換するミキサー回路、3gはミキサー回路3fへミリ波帯の周波数を発信するミリ波発信手段、3hはミキサー回路3fの出力から必要な帯域を取り出すバンドパスフィルター回路、3iはバンドパスフィルター回路3hの出力を増幅しミリ波を送信するハイパワーアンプ、3jはハイパワーアンプ3iの増幅度を制御しこの制御によりミリ波を送信する距離を可変できるパワーコントローラーであり、このミリ波をアンテナ3aから送信する周波数frで送信する。
【0022】
図4は、上記ミリ波受信ユニット4の内部構成を示すブロック図であり、4bはアンテナ4aで受信したミリ波を増幅するアンプ、4cはアンプ4bの出力から必要な帯域を取り出すバンドパスフィルター回路、4dはバンドパスフィルター回路4cの出力の受信した周波数frとミリ波の局部発信周波数flとを混合し唸らせることでマイクロ波帯の中間周波数IFを取り出すミキサー回路、4eはミキサー回路4dへミリ波帯の局部発振周波数flを発信するミリ波発信手段、4fはミキサー回路4dの中間周波数IFから必要な帯域を取り出すバンドパスフィルター回路、4gはバンドパスフィルター回路4fのマイクロ波帯の中間周波数IFを増幅するIFアンプ、4hはIFアンプ4gの中間周波数IFから画像信号3bを復調する復調手段としての復調器である。
【0023】
上記変調器3cの変調方式、復調器4hの復調方式には、振幅変調、周波数変調、位相変調、振幅位相変調を用いても良い。また、画像信号3bをアナログ信号又は、デジタル信号としてもよく、このデジタル信号を圧縮して変調、復調するようにしてもよい。
【0024】
次に、動作について図1を用いて説明する。図1において、撮影したい画像をカメラユニット2のカメラ部2aから撮影すると、この画像は、信号処理部2bにより画像信号3bに変換される。画像信号3bはカメラユニット2の出力端子2xからミリ波送信ユニット3の入力端子3xを介してミリ波送信ユニット3に入力される。画像信号3bはミリ波送信ユニット3でミリ波に変調され、ミリ波送信ユニット3で送信する距離を制御して、アンテナ3aから送信される。アンテナ4aでミリ波が受信され、ミリ波受信ユニット4はミリ波から画像信号3bとして復調される。画像信号3bはミリ波受信ユニット4の出力端子4xから録画ユニット5の入力端子5xを介して録画ユニット5に入力される。録画ユニット5の録画部5aで画像信号3bを録画し、モニター部5bから録画する画像が確認される。
【0025】
次に、ミリ波送信ユニット3の画像信号3bをミリ波で送信するときの動作について図3を用いて説明する。
カメラユニット2からの画像信号3bは変調手段3cで中間周波数IFに変調され、ハイパワーアンプ3eで増幅される。中間周波数IFに変調された画像信号3bはミキサー回路3fでミリ波に変換され、このミリ波の不要な帯域はバンドパスフィルター回路3hで遮断される。パワーコントローラー3jでハイパワーアンプ3iの増幅度を制御し、ミリ波をハイパワーアンプ3iで増幅され、アンテナ3aから送信される。送信出力はハイパワーアンプ3iの増幅度に比例するので、パワーコントローラー3jから制御することができる。送信出力は送信する距離に比例するため、送信出力を小さくすれば、必要な範囲のみにミリ波を送信することができる。
【0026】
次に、ミリ波受信ユニットの画像信号3bをミリ波で受信するときの動作について図4を用いて説明する。
アンテナ4aでミリ波が受信され、アンプ4bで増幅されバンドパスフィルター回路4cで不要な帯域が遮断される。ミキサー回路4dで受信したミリ波と局部発振周波数flは混合され、マイクロ波帯の画像信号3bが変調された中間周波数IFが取り出される。中間周波数IFはBPF4fで不要な帯域が遮断され、IFアンプ4gで増幅される。中間周波数IFから復調手段4hで画像信号3bが復調される。復調された画像信号3bは録画ユニット5に出力され、録画部5aに録画され、モニター部5bで画像を確認できる。
【0027】
このように、カメラユニット2で撮影した画像はミリ波送信ユニット3によりミリ波で送信され、ミリ波受信ユニット4で受信され、録画部5の録画部5aに録画されるので、モニター部5bでこの画像を確認できるので撮影した場所と離れた所で録画し、モニターすることができる。
また、送信にミリ波を用いたので、大気中での伝播損失が大きく、直線性が高いので、マルチパスの影響に強く必要な所だけに画像を送信することができる。また、送信出力を制御するようにしたので、画像を送信する距離を可変することができる。
また、ミリ波の波長は短いので、送信装置13と受信装置15を小さくすることができる。
【0028】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、カメラユニット2とミリ波送信ユニット3が接続され、ミリ波受信ユニット4と録画ユニット5が接続された場合について説明したが、この実施の形態2では、図5に示すように、カメラユニット2の出力端子2xとミリ波送信ユニット3の入力端子3xを接続ケーブル6で接続し、ミリ波受信ユニット4の出力端子4xと録画ユニット5の受信端子5xを接続ケーブル7で接続して上記実施の形態1と同様な構成をとりカメラ録画装置を構成し、上記実施の形態1に示した基本的な動作を行うことで撮影した場所と離れた所で録画し、モニターすることができる。これによれば、各々のユニットを所定の長さのケーブルを用いることで、このケーブルの長さ分だけ更に小さな単位で隔離することが可能である。
【0029】
実施の形態3.
上記実施の形態1では、カメラユニット2とミリ波送信ユニット3が接続され、ミリ波受信ユニット4と録画ユニット5が接続された場合について説明したが、この実施の形態3では、図6、図7に示すように、カメラユニット2のプラグの出力端子2xと録画ユニット5の差込み式の入力端子5xをプラグイン方式で機械的に接続し、カメラユニット2で撮影した画像を直接録画ユニット5に出力して、ここで録画し、モニターするように構成しカメラ録画装置を構成することで、撮影した画像を録画しながらモニターすることができる。
【0030】
この実施の形態3では、図7に示すように、カメラユニット2のカメラ部2aで画像を撮影し、信号処理部2bで画像信号3bに変換する。この画像信号3bを録画ユニット5の録画部5aに入力するように、カメラユニット2の出力端子2xと録画ユニット5の入力端子5xを差込んで機械的に接続し、録画部5aで画像信号を録画し、モニター部5bで撮影した画像を確認する。すなわち出力端子2xのプラグを入力端子5xのプラグ差込み口に差込んで接続するようにプラグインの接続としたものである。上記のように構成することで必要時に簡単にカメラユニット2と録画ユニット5とを結合でき、従来のビデオカメラのように撮影した画像を録画しながらモニターすることができる。
【0031】
実施の形態4.
上記実施の形態1では、録画ユニット5に撮影した画像を録画し、モニターする場合について説明したが、この実施の形態4の構成を説明すると、図8に示すように、画像信号3bを受信するミリ波受信ユニット4の出力端子4xとこの画像信号3bを録画する汎用録画装置としてのビデオテープレコーダ8の入力端子を接続ケーブル9で接続し、上記ビデオテープレコーダ8とこの画像を見ることのできる汎用モニターとしてのテレビジョン10を接続ケーブル11で接続した構成である。
【0032】
動作を説明すると、カメラ2で撮影した画像信号3bはミリ波送信ユニット3で送信され、この画像信号3bはミリ波受信ユニット4で受信される。この画像信号3bがビデオテープレコーダ8に録画され、テレビジョン10でモニターされる。ミリ波送信ユニット3と、ミリ波受信ユニット4の動作は、上記実施の形態1に示した基本的な動作を行うことで、撮影した場所と離れた所で録画され、大きな画面でモニターされることになる。本例では、汎用機器を用いて録画、再生が可能となる。
【0033】
実施の形態5.
上記実施の形態4では、一つのカメラユニット2で撮影した画像をビデオテープレコーダ8に録画する場合について説明したが、この実施の形態5の構成を説明すると、図9に示すように、複数のカメラユニット2、カメラユニット2α、カメラユニット2βで撮影した画像をそれぞれのミリ波送信ユニット3、3α、3βからミリ波で送信し、一つのミリ波受信ユニット4で受信し、撮影した画像を選択する切り替えスイッチ4sで画像を選択し、ミリ波受信ユニット4に接続ケーブル9で接続されたビデオテープレコーダ8にこの画像を録画し、ビデオテープレコーダ8に接続ケーブル11で接続されたテレビジョン10でこの画像を見るように構成してある。
【0034】
動作を説明すると、カメラユニット2、2α、2βと、ミリ波送信ユニット3、3α、3βと、ミリ波受信ユニット4の動作は、上記実施の形態1に示した基本的な動作を行い、画像を撮影して送信する。この画像を切り替えスイッチ4sで選択し、ビデオテープレコーダ8に録画し、汎用のテレビジョン10で見ることで、撮影した場所と離れた所で複数のカメラで撮影した画像を選択して録画し、汎用の大きなモニター画面でモニターすることができる。
【0035】
上記切り替えスイッチ4sの説明をすると、上記ミリ波送信ユニット3の送信する周波数frと、ミリ波送信ユニット3αの送信する周波数frαと、ミリ波送信ユニット3βの送信する周波数frβが異なるようにそれぞれのミリ波発信手段3g、3gα、3gβの発振周波数を設定する。この信号を受信するためにミリ波受信ユニット4で受信する周波数のfr、frα、frβを切り替えるように切り替えスイッチ4sを設け、ミリ波発信手段4eのミリ波帯の局部発振周波数flを可変させて受信する周波数fr、frα、frβを切り替えることで、撮影した画像を選択して録画し、モニターすることができる。
【0036】
また、上記切り替えスイッチ4sを有することで、どのカメラで撮影したかを識別するヘッダー信号をそれぞれの画像信号3b、3bα、3bβのはじめにそれぞれの変調器3c、3cα、3cβで追加して送信し、このヘッダー信号に対となるコード信号を切り替えスイッチ4sで選択し、このコード信号とヘッダー信号を復調器4hで比較して、一致した画像信号のみを復調するようにして、上記切り替えスイッチ4sで復調する画像信号3b、3bα、3bβを選択することで、撮影した画像を選択するようにしてもよい。
【0037】
また、複数のカメラユニット2、2α、2βで撮影した映像を、それぞれの送信ユニット3、3α、3βで送信し、上記スイッチ4sを備えた複数の受信ユニット4、4α、4βで受信して、撮影した画像をそれぞれで選択するようにしてもよい。この場合、3つ以上のカメラユニット2で撮影してもよい。
【0038】
実施の形態6.
上記実施の形態5では、複数のカメラユニット2、カメラユニット2α、ユニットカメラ2βで撮影した画像を一つのミリ波受信ユニット4で選択して受信する場合について説明したが、この実施の形態6では、図10に示すように、一つのカメラユニット2で撮影した画像をミリ波送信ユニット3から送信し、複数のミリ波受信ユニット4、4α、4βで受信し、それぞれに接続ケーブル12、12α、12βで接続されたテレビジョン10、10α、10βでモニターするように構成し上記実施の形態1に示した基本的な動作を行うことで、複数の画面でモニターすることができる。
この場合、複数のビデオテープレコーダ8で録画するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、カメラ部で撮影された画像を信号処理部で画像信号に変換して対応するミリ波受信ユニットに出力する複数のカメラユニットと、対応するカメラユニットからの画像信号をミリ波の無線で送信する複数のミリ波送信ユニットと、ミリ波送信ユニットから送信されたミリ波を受信して画像信号に変換して出力するミリ波受信ユニットと、録画部でミリ波受信ユニットからの画像信号を録画するかまたはモニター部でミリ波受信ユニットからの画像信号を表示する録画ユニットとを備えたカメラ録画装置において、ミリ波受信ユニットが複数のミリ波送信ユニットからの画像信号のうちで出力する画像信号を選択する切り替えスイッチを備えたので、撮影する場所から離れた場所で撮影した画像を見たり、録画することができるとともに、送信にミリ波を用いたので、大気中での伝播損失が大きく、直線性が高いので、マルチパスの影響に強く、必要な所だけに画像を送信することができるとともに、受信側で撮影した画像を選択し、切り替えてモニターしたり、録画することができる。
【0040】
また、請求項2に記載の発明によれば、ミリ波受信ユニットおよび録画ユニットを複数備えたので、複数のミリ波受信ユニットで受信した画像を各々で切り替えてモニターしたり、録画することができる。
【0041】
また、請求項3に記載の発明によれば、カメラユニットとミリ波送信ユニットとミリ波受信ユニットと録画ユニットとが互いに別体で形成されたので、必要時に簡単にカメラユニットと録画ユニットとを結合でき、従来のビデオカメラのように撮影した画像を録画しながらモニターすることができる。
【0042】
また、請求項4に記載の発明によれば、上記ミリ波送信ユニットの送信出力を制御し上記画像信号を送信する距離を可変する制御手段を設けたので、不要な範囲にミリ波を送信せずに画像を送信する距離を可変することができる。
【0044】
また、請求項5に記載の発明によれば、上記カメラユニットに画像信号を出力する出力端子を設けるとともに、上記ミリ波送信ユニットにこの画像信号を受信する入力端子を設け、上記出力端子と上記入力端子との機械的接続ができるようにしたので、必要時に簡単にカメラユニットとミリ波送信ユニットとを結合できる。
【0045】
また、請求項6に記載の発明によれば、上記ミリ波受信ユニットに画像信号を出力する出力端子を設けるとともに、上記録画ユニットにこの画像信号を受信する入力端子を設け、上記出力端子と上記入力端子との機械的接続ができるようにしたので、必要時に簡単にミリ波受信ユニットと録画ユニットとを結合できる。
【0046】
また、請求項7に記載の発明によれば、上記カメラユニットに画像信号を出力する出力端子を設けるとともに、上記録画ユニットにこの画像信号を受信する入力端子を設け、上記出力端子と上記入力端子との機械的接続ができるようにしたので、必要時に簡単にカメラユニットと録画ユニットとを結合でき、撮影した画像を録画しながらモニターすることができる。
【0047】
また、請求項8に記載の発明によれば、上記ミリ波受信ユニットの画像信号を汎用録画装置により録画するとともに、汎用モニターによりモニターできるようにしたので、録画時間の延長や大きな画面でのモニターが可能となると共に、既存の製品に接続することでコストの削減をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係わるカメラ録画装置の外観を示す斜視図である。
【図2】実施の形態1に係わるカメラ録画装置の構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1に係わるミリ波送信ユニットの構成を示すブロック図である。
【図4】実施の形態1に係わるミリ波受信ユニットの構成を示すブロック図である。
【図5】実施の形態2に係わるカメラ録画装置の外観を示す斜視図である。
【図6】実施の形態3に係わるカメラ録画装置の外観を示す斜視図である。
【図7】実施の形態3に係わるカメラ録画装置の構成を示すブロック図である。
【図8】実施の形態4に係わるカメラ録画装置の外観を示す斜視図である。
【図9】実施の形態5に係わるカメラ録画装置の外観を示す斜視図である。
【図10】実施の形態6に係わるカメラ録画装置の外観を示す斜視図である。
【図11】従来のビデオカメラ録画装置の外観を示す斜視図である。
【図12】従来のビデオカメラ録画装置の構成を示すブロック図である。
【図13】マルチパスを説明する説明図である。
【符号の説明】
1 ビデオカメラ、1a カメラ部、1b 信号処理部、1c 録画部、
1d モニター部、2 カメラ、2a カメラ部、2b 信号処理部、3 ミリ波送信ユニット、3b 画像信号、3i ハイパワーアンプ、3j パワーコントローラー、4 ミリ波受信ユニット、4s 切り替えスイッチ、5 録画ユニット、5a 録画部、5b モニター部、8 ビデオテープレコーダ、10 テレビジョン。
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラで画像を撮影し、ビデオテープ等の媒体に録画するカメラ録画装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11は、例えば、ビデオカメラ等のカメラ一体型磁気記録再生装置の外観を示す斜視図であり、1aは画像を撮影するレンズ等の撮影手段としてのカメラ部、1bはカメラ部1aにより撮影した画像を画像信号にするCCD等の信号処理手段としての信号処理部、1cは信号処理部1bにより処理された画像信号を磁気記録化しビデオテープ等に録画する録画手段としての録画部、1dは録画部1cに録画される画像を撮影者が確認するモニター手段としてのモニター部、1は上記カメラ部1aと,信号処理部1bと、録画部1cと、モニター部1dとより成るビデオカメラである。
【0003】
図12は、上記ビデオカメラ1の構成を示すブロック図であり、上記カメラ部1aと、画像を画像信号にする信号処理部1bと、画像信号を録画する録画部1cと、録画する画像をみるモニター部1dである。
【0004】
次に動作について図12を用いて説明する。カメラ部1aで撮影された画像及び図外のマイクロフォンで集音された音声は、信号処理部1bにより信号処理されて画像信号及び音声信号となる。この信号は録画部1cによりビデオテープ等の記録媒体に記録録画される。また、この録画状態はモニター部1dにより、撮影した画像を録画しながらリアルタイムで見ることが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のビデオカメラ1は上記のように画像を撮影するカメラ部1aと画像を録画する録画部1cと撮影した画像を見るモニター部1dが一体で構成されているので、撮影する場所とモニターする場所及び録画する場所がすべて同じである必要があり、撮影する場所から離れた場所で撮影した画像を見たり、録画することが出来なかった。
また、撮影する場所から離れた場所で、ビデオカメラ1にテレビジョンとビデオテープレコーダーを接続ケーブルで接続し、撮影した画像を見たり、録画する場合は、ケーブルの接続が大変であり、撮影する範囲の限界が接続ケーブルの長さで決まっていた。
【0006】
また、撮影する場所から離れた場所に撮影した画像をビデオカメラ1からテレビジョンとビデオテープレコーダーに送信する場合には、大容量である動画の送信は、マイクロ波を用いると、搬送波の周波数帯域が狭く、高速な伝送ができない。大気中での伝播損失が小さく、電波が直線的に伝播する直線性が低いので必要以上の距離まで動画を送信し、マルチパスによる妨害を受けやすい。
このマルチパスを図13を用いて説明すると、13は画像をマイクロ波で送信する送信装置、14は送信装置13から送信されたマイクロ波の直接波、15は直接波14を受信する受信装置、16は送信装置13から送信されたマイクロ波を反射する障害物、17は障害物16の下側で反射してから受信装置15に届く反射波、18は障害物16の上側と左で反射してから受信装置15に届く反射波である。
このような構成において、送信装置13は画像をマイクロ波で送信し、送信された直接波14は直接に受信装置15に届き、反射波17及び反射波18はビルや壁等の障害物16で反射してから受信装置15に届く。受信装置15は送信された直接波14、反射波17及び反射波18を受信する。直接波14と反射波17及び反射波18の位相が打ち消しあうときには、反射波17及び18は妨害波となり、この妨害波をマルチパスといい、撮影した画像を正確にみることができないことになる。
また、送信されるマイクロ波の波長は長いので送信装置13、受信装置15が大型となってしまう欠点があった。
【0007】
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであり、カメラと録画部及びモニター部が離れた状態で画像の録画やモニターができるカメラ録画装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載のカメラ録画装置は、カメラ部で撮影された画像を信号処理部で画像信号に変換して対応するミリ波受信ユニットに出力する複数のカメラユニットと、対応するカメラユニットからの画像信号をミリ波の無線で送信する複数のミリ波送信ユニットと、ミリ波送信ユニットから送信されたミリ波を受信して画像信号に変換して出力するミリ波受信ユニットと、録画部でミリ波受信ユニットからの画像信号を録画するかまたはモニター部でミリ波受信ユニットからの画像信号を表示する録画ユニットとを備えたカメラ録画装置において、ミリ波受信ユニットが複数のミリ波送信ユニットからの画像信号のうちで出力する画像信号を選択する切り替えスイッチを備えたものである。
【0009】
本発明の請求項2に記載のカメラ録画装置は、ミリ波受信ユニットおよび録画ユニットを複数備えたものである。
【0010】
本発明の請求項3に記載のカメラ録画装置は、カメラユニットとミリ波送信ユニットとミリ波受信ユニットと録画ユニットとが互いに別体で形成されたものである。
【0011】
本発明の請求項4に記載のカメラ録画装置は、上記ミリ波送信ユニットの送信出力を制御し上記画像信号を送信する距離を可変する制御手段を設けたものである。
【0013】
本発明の請求項5に記載のカメラ録画装置は、上記カメラユニットに画像信号を出力する出力端子を設けるとともに、上記ミリ波送信ユニットにこの画像信号を受信する入力端子を設け、上記出力端子と上記入力端子との機械的接続ができるようにしたものである。
【0014】
本発明の請求項6に記載のカメラ録画装置は、上記ミリ波受信ユニットに画像信号を出力する出力端子を設けるとともに、上記録画ユニットにこの画像信号を受信する入力端子を設け、上記出力端子と上記入力端子との機械的接続ができるようにしたものである。
【0015】
本発明の請求項7に記載のカメラ録画装置は、上記カメラユニットに画像信号を出力する出力端子を設けるとともに、上記録画ユニットにこの画像信号を受信する入力端子を設け、上記出力端子と上記入力端子との機械的接続ができるようにしたものである。
【0016】
本発明の請求項8に記載のカメラ録画装置は、上記ミリ波受信ユニットの画像信号を汎用録画装置により録画するとともに、汎用モニターによりモニターできるようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づき説明する。
【0018】
実施の形態1.
図1及び図2は、本発明の実施の形態1に係わるカメラ録画装置の外観を示す斜視図であり、2aは画像を撮影するレンズ等の撮影手段としてのカメラ部であり、その近傍に図外のマイクロフォンを有する。2bはカメラ部2aにより撮影した画像とマイクロフォンで集音した音声を画像信号にするCCD等の信号処理手段としての信号処理部、2は上記カメラ部2aと、信号処理部2bとより成り画像信号を出力する出力端子2xを設けたカメラユニット、3は上記カメラユニット2からの画像信号を入力する入力端子3xを設けこの画像信号をミリ波で送信する送信手段としてのミリ波送信ユニット、3aはミリ波送信ユニット3のミリ波を送信するアンテナ、4aはアンテナ3aのミリ波を受信するアンテナ、4はアンテナ4aのミリ波を受信する受信手段を設けミリ波から画像信号に変換しこの画像信号を出力する出力端子4xを設けたミリ波受信ユニット、5aはミリ波受信ユニット4からの画像信号を入力する入力端子5xを設けこの画像信号を磁気記録化しビデオテープ等に録画する録画手段としての録画部、5bは録画部5aに録画される画像を撮影者が確認するモニター手段としてのモニター部、5は入力端子5xを有する録画部5aと、モニター部5bより成る録画ユニットである。上記出力端子2x、4xと入力端子3x、5xは、プラグを差込み端子に差込んで機械的に接続する方式のプラグイン接続構造のものである。
【0019】
図2は、上記カメラ録画装置の構成を示すブロック図であり、2は上記カメラ部2aと、信号処理部2bとより成り画像信号を出力する出力端子2xを設けたカメラユニット、3は画像信号を入力する入力端子3xを設けこの画像信号を送信するミリ波送信ユニット、4はミリ波送信ユニット3の画像信号をスーパーヘテロダイン方式等で受信しこの画像信号を出力する出力端子4xを設けたミリ波受信ユニット、5aはミリ波受信ユニット4からの画像信号を入力する入力端子5xを設けこの画像信号を録画する録画部、5bは録画部5aに録画される画像を撮影者が見るモニター部、5は録画部5aと、モニター部5bより成る録画ユニットである。
【0020】
スーパーヘテロダイン方式とは、例えば、AMラジオ等に用いられ、送受信の周波数frと、その周波数frとは異なる周波数の局部発振周波数flとを混合させて唸りを生じさせ中間周波数IFに変換し、これを増幅してから復調する方式であり、増幅度を高めることができるとともに、選択性も高まるので、混信を減少させることができる。
【0021】
図3は、上記ミリ波送信ユニット3の内部構成を示すブロック図であり、3bは上記カメラ2からの画像信号、3cは画像信号3bを中間周波数IFに乗せて変調する変調手段としての変調器、3dは変調器3cへマイクロ波帯の中間周波数IFを発信するIF発信手段、3eは変調器3cの出力を増幅するハイパワーアンプ、3fは上記ハイパワーアンプ3eの出力とミリ波帯の周波数とを混合しミリ波帯の周波数frへ変換するミキサー回路、3gはミキサー回路3fへミリ波帯の周波数を発信するミリ波発信手段、3hはミキサー回路3fの出力から必要な帯域を取り出すバンドパスフィルター回路、3iはバンドパスフィルター回路3hの出力を増幅しミリ波を送信するハイパワーアンプ、3jはハイパワーアンプ3iの増幅度を制御しこの制御によりミリ波を送信する距離を可変できるパワーコントローラーであり、このミリ波をアンテナ3aから送信する周波数frで送信する。
【0022】
図4は、上記ミリ波受信ユニット4の内部構成を示すブロック図であり、4bはアンテナ4aで受信したミリ波を増幅するアンプ、4cはアンプ4bの出力から必要な帯域を取り出すバンドパスフィルター回路、4dはバンドパスフィルター回路4cの出力の受信した周波数frとミリ波の局部発信周波数flとを混合し唸らせることでマイクロ波帯の中間周波数IFを取り出すミキサー回路、4eはミキサー回路4dへミリ波帯の局部発振周波数flを発信するミリ波発信手段、4fはミキサー回路4dの中間周波数IFから必要な帯域を取り出すバンドパスフィルター回路、4gはバンドパスフィルター回路4fのマイクロ波帯の中間周波数IFを増幅するIFアンプ、4hはIFアンプ4gの中間周波数IFから画像信号3bを復調する復調手段としての復調器である。
【0023】
上記変調器3cの変調方式、復調器4hの復調方式には、振幅変調、周波数変調、位相変調、振幅位相変調を用いても良い。また、画像信号3bをアナログ信号又は、デジタル信号としてもよく、このデジタル信号を圧縮して変調、復調するようにしてもよい。
【0024】
次に、動作について図1を用いて説明する。図1において、撮影したい画像をカメラユニット2のカメラ部2aから撮影すると、この画像は、信号処理部2bにより画像信号3bに変換される。画像信号3bはカメラユニット2の出力端子2xからミリ波送信ユニット3の入力端子3xを介してミリ波送信ユニット3に入力される。画像信号3bはミリ波送信ユニット3でミリ波に変調され、ミリ波送信ユニット3で送信する距離を制御して、アンテナ3aから送信される。アンテナ4aでミリ波が受信され、ミリ波受信ユニット4はミリ波から画像信号3bとして復調される。画像信号3bはミリ波受信ユニット4の出力端子4xから録画ユニット5の入力端子5xを介して録画ユニット5に入力される。録画ユニット5の録画部5aで画像信号3bを録画し、モニター部5bから録画する画像が確認される。
【0025】
次に、ミリ波送信ユニット3の画像信号3bをミリ波で送信するときの動作について図3を用いて説明する。
カメラユニット2からの画像信号3bは変調手段3cで中間周波数IFに変調され、ハイパワーアンプ3eで増幅される。中間周波数IFに変調された画像信号3bはミキサー回路3fでミリ波に変換され、このミリ波の不要な帯域はバンドパスフィルター回路3hで遮断される。パワーコントローラー3jでハイパワーアンプ3iの増幅度を制御し、ミリ波をハイパワーアンプ3iで増幅され、アンテナ3aから送信される。送信出力はハイパワーアンプ3iの増幅度に比例するので、パワーコントローラー3jから制御することができる。送信出力は送信する距離に比例するため、送信出力を小さくすれば、必要な範囲のみにミリ波を送信することができる。
【0026】
次に、ミリ波受信ユニットの画像信号3bをミリ波で受信するときの動作について図4を用いて説明する。
アンテナ4aでミリ波が受信され、アンプ4bで増幅されバンドパスフィルター回路4cで不要な帯域が遮断される。ミキサー回路4dで受信したミリ波と局部発振周波数flは混合され、マイクロ波帯の画像信号3bが変調された中間周波数IFが取り出される。中間周波数IFはBPF4fで不要な帯域が遮断され、IFアンプ4gで増幅される。中間周波数IFから復調手段4hで画像信号3bが復調される。復調された画像信号3bは録画ユニット5に出力され、録画部5aに録画され、モニター部5bで画像を確認できる。
【0027】
このように、カメラユニット2で撮影した画像はミリ波送信ユニット3によりミリ波で送信され、ミリ波受信ユニット4で受信され、録画部5の録画部5aに録画されるので、モニター部5bでこの画像を確認できるので撮影した場所と離れた所で録画し、モニターすることができる。
また、送信にミリ波を用いたので、大気中での伝播損失が大きく、直線性が高いので、マルチパスの影響に強く必要な所だけに画像を送信することができる。また、送信出力を制御するようにしたので、画像を送信する距離を可変することができる。
また、ミリ波の波長は短いので、送信装置13と受信装置15を小さくすることができる。
【0028】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、カメラユニット2とミリ波送信ユニット3が接続され、ミリ波受信ユニット4と録画ユニット5が接続された場合について説明したが、この実施の形態2では、図5に示すように、カメラユニット2の出力端子2xとミリ波送信ユニット3の入力端子3xを接続ケーブル6で接続し、ミリ波受信ユニット4の出力端子4xと録画ユニット5の受信端子5xを接続ケーブル7で接続して上記実施の形態1と同様な構成をとりカメラ録画装置を構成し、上記実施の形態1に示した基本的な動作を行うことで撮影した場所と離れた所で録画し、モニターすることができる。これによれば、各々のユニットを所定の長さのケーブルを用いることで、このケーブルの長さ分だけ更に小さな単位で隔離することが可能である。
【0029】
実施の形態3.
上記実施の形態1では、カメラユニット2とミリ波送信ユニット3が接続され、ミリ波受信ユニット4と録画ユニット5が接続された場合について説明したが、この実施の形態3では、図6、図7に示すように、カメラユニット2のプラグの出力端子2xと録画ユニット5の差込み式の入力端子5xをプラグイン方式で機械的に接続し、カメラユニット2で撮影した画像を直接録画ユニット5に出力して、ここで録画し、モニターするように構成しカメラ録画装置を構成することで、撮影した画像を録画しながらモニターすることができる。
【0030】
この実施の形態3では、図7に示すように、カメラユニット2のカメラ部2aで画像を撮影し、信号処理部2bで画像信号3bに変換する。この画像信号3bを録画ユニット5の録画部5aに入力するように、カメラユニット2の出力端子2xと録画ユニット5の入力端子5xを差込んで機械的に接続し、録画部5aで画像信号を録画し、モニター部5bで撮影した画像を確認する。すなわち出力端子2xのプラグを入力端子5xのプラグ差込み口に差込んで接続するようにプラグインの接続としたものである。上記のように構成することで必要時に簡単にカメラユニット2と録画ユニット5とを結合でき、従来のビデオカメラのように撮影した画像を録画しながらモニターすることができる。
【0031】
実施の形態4.
上記実施の形態1では、録画ユニット5に撮影した画像を録画し、モニターする場合について説明したが、この実施の形態4の構成を説明すると、図8に示すように、画像信号3bを受信するミリ波受信ユニット4の出力端子4xとこの画像信号3bを録画する汎用録画装置としてのビデオテープレコーダ8の入力端子を接続ケーブル9で接続し、上記ビデオテープレコーダ8とこの画像を見ることのできる汎用モニターとしてのテレビジョン10を接続ケーブル11で接続した構成である。
【0032】
動作を説明すると、カメラ2で撮影した画像信号3bはミリ波送信ユニット3で送信され、この画像信号3bはミリ波受信ユニット4で受信される。この画像信号3bがビデオテープレコーダ8に録画され、テレビジョン10でモニターされる。ミリ波送信ユニット3と、ミリ波受信ユニット4の動作は、上記実施の形態1に示した基本的な動作を行うことで、撮影した場所と離れた所で録画され、大きな画面でモニターされることになる。本例では、汎用機器を用いて録画、再生が可能となる。
【0033】
実施の形態5.
上記実施の形態4では、一つのカメラユニット2で撮影した画像をビデオテープレコーダ8に録画する場合について説明したが、この実施の形態5の構成を説明すると、図9に示すように、複数のカメラユニット2、カメラユニット2α、カメラユニット2βで撮影した画像をそれぞれのミリ波送信ユニット3、3α、3βからミリ波で送信し、一つのミリ波受信ユニット4で受信し、撮影した画像を選択する切り替えスイッチ4sで画像を選択し、ミリ波受信ユニット4に接続ケーブル9で接続されたビデオテープレコーダ8にこの画像を録画し、ビデオテープレコーダ8に接続ケーブル11で接続されたテレビジョン10でこの画像を見るように構成してある。
【0034】
動作を説明すると、カメラユニット2、2α、2βと、ミリ波送信ユニット3、3α、3βと、ミリ波受信ユニット4の動作は、上記実施の形態1に示した基本的な動作を行い、画像を撮影して送信する。この画像を切り替えスイッチ4sで選択し、ビデオテープレコーダ8に録画し、汎用のテレビジョン10で見ることで、撮影した場所と離れた所で複数のカメラで撮影した画像を選択して録画し、汎用の大きなモニター画面でモニターすることができる。
【0035】
上記切り替えスイッチ4sの説明をすると、上記ミリ波送信ユニット3の送信する周波数frと、ミリ波送信ユニット3αの送信する周波数frαと、ミリ波送信ユニット3βの送信する周波数frβが異なるようにそれぞれのミリ波発信手段3g、3gα、3gβの発振周波数を設定する。この信号を受信するためにミリ波受信ユニット4で受信する周波数のfr、frα、frβを切り替えるように切り替えスイッチ4sを設け、ミリ波発信手段4eのミリ波帯の局部発振周波数flを可変させて受信する周波数fr、frα、frβを切り替えることで、撮影した画像を選択して録画し、モニターすることができる。
【0036】
また、上記切り替えスイッチ4sを有することで、どのカメラで撮影したかを識別するヘッダー信号をそれぞれの画像信号3b、3bα、3bβのはじめにそれぞれの変調器3c、3cα、3cβで追加して送信し、このヘッダー信号に対となるコード信号を切り替えスイッチ4sで選択し、このコード信号とヘッダー信号を復調器4hで比較して、一致した画像信号のみを復調するようにして、上記切り替えスイッチ4sで復調する画像信号3b、3bα、3bβを選択することで、撮影した画像を選択するようにしてもよい。
【0037】
また、複数のカメラユニット2、2α、2βで撮影した映像を、それぞれの送信ユニット3、3α、3βで送信し、上記スイッチ4sを備えた複数の受信ユニット4、4α、4βで受信して、撮影した画像をそれぞれで選択するようにしてもよい。この場合、3つ以上のカメラユニット2で撮影してもよい。
【0038】
実施の形態6.
上記実施の形態5では、複数のカメラユニット2、カメラユニット2α、ユニットカメラ2βで撮影した画像を一つのミリ波受信ユニット4で選択して受信する場合について説明したが、この実施の形態6では、図10に示すように、一つのカメラユニット2で撮影した画像をミリ波送信ユニット3から送信し、複数のミリ波受信ユニット4、4α、4βで受信し、それぞれに接続ケーブル12、12α、12βで接続されたテレビジョン10、10α、10βでモニターするように構成し上記実施の形態1に示した基本的な動作を行うことで、複数の画面でモニターすることができる。
この場合、複数のビデオテープレコーダ8で録画するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、カメラ部で撮影された画像を信号処理部で画像信号に変換して対応するミリ波受信ユニットに出力する複数のカメラユニットと、対応するカメラユニットからの画像信号をミリ波の無線で送信する複数のミリ波送信ユニットと、ミリ波送信ユニットから送信されたミリ波を受信して画像信号に変換して出力するミリ波受信ユニットと、録画部でミリ波受信ユニットからの画像信号を録画するかまたはモニター部でミリ波受信ユニットからの画像信号を表示する録画ユニットとを備えたカメラ録画装置において、ミリ波受信ユニットが複数のミリ波送信ユニットからの画像信号のうちで出力する画像信号を選択する切り替えスイッチを備えたので、撮影する場所から離れた場所で撮影した画像を見たり、録画することができるとともに、送信にミリ波を用いたので、大気中での伝播損失が大きく、直線性が高いので、マルチパスの影響に強く、必要な所だけに画像を送信することができるとともに、受信側で撮影した画像を選択し、切り替えてモニターしたり、録画することができる。
【0040】
また、請求項2に記載の発明によれば、ミリ波受信ユニットおよび録画ユニットを複数備えたので、複数のミリ波受信ユニットで受信した画像を各々で切り替えてモニターしたり、録画することができる。
【0041】
また、請求項3に記載の発明によれば、カメラユニットとミリ波送信ユニットとミリ波受信ユニットと録画ユニットとが互いに別体で形成されたので、必要時に簡単にカメラユニットと録画ユニットとを結合でき、従来のビデオカメラのように撮影した画像を録画しながらモニターすることができる。
【0042】
また、請求項4に記載の発明によれば、上記ミリ波送信ユニットの送信出力を制御し上記画像信号を送信する距離を可変する制御手段を設けたので、不要な範囲にミリ波を送信せずに画像を送信する距離を可変することができる。
【0044】
また、請求項5に記載の発明によれば、上記カメラユニットに画像信号を出力する出力端子を設けるとともに、上記ミリ波送信ユニットにこの画像信号を受信する入力端子を設け、上記出力端子と上記入力端子との機械的接続ができるようにしたので、必要時に簡単にカメラユニットとミリ波送信ユニットとを結合できる。
【0045】
また、請求項6に記載の発明によれば、上記ミリ波受信ユニットに画像信号を出力する出力端子を設けるとともに、上記録画ユニットにこの画像信号を受信する入力端子を設け、上記出力端子と上記入力端子との機械的接続ができるようにしたので、必要時に簡単にミリ波受信ユニットと録画ユニットとを結合できる。
【0046】
また、請求項7に記載の発明によれば、上記カメラユニットに画像信号を出力する出力端子を設けるとともに、上記録画ユニットにこの画像信号を受信する入力端子を設け、上記出力端子と上記入力端子との機械的接続ができるようにしたので、必要時に簡単にカメラユニットと録画ユニットとを結合でき、撮影した画像を録画しながらモニターすることができる。
【0047】
また、請求項8に記載の発明によれば、上記ミリ波受信ユニットの画像信号を汎用録画装置により録画するとともに、汎用モニターによりモニターできるようにしたので、録画時間の延長や大きな画面でのモニターが可能となると共に、既存の製品に接続することでコストの削減をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係わるカメラ録画装置の外観を示す斜視図である。
【図2】実施の形態1に係わるカメラ録画装置の構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1に係わるミリ波送信ユニットの構成を示すブロック図である。
【図4】実施の形態1に係わるミリ波受信ユニットの構成を示すブロック図である。
【図5】実施の形態2に係わるカメラ録画装置の外観を示す斜視図である。
【図6】実施の形態3に係わるカメラ録画装置の外観を示す斜視図である。
【図7】実施の形態3に係わるカメラ録画装置の構成を示すブロック図である。
【図8】実施の形態4に係わるカメラ録画装置の外観を示す斜視図である。
【図9】実施の形態5に係わるカメラ録画装置の外観を示す斜視図である。
【図10】実施の形態6に係わるカメラ録画装置の外観を示す斜視図である。
【図11】従来のビデオカメラ録画装置の外観を示す斜視図である。
【図12】従来のビデオカメラ録画装置の構成を示すブロック図である。
【図13】マルチパスを説明する説明図である。
【符号の説明】
1 ビデオカメラ、1a カメラ部、1b 信号処理部、1c 録画部、
1d モニター部、2 カメラ、2a カメラ部、2b 信号処理部、3 ミリ波送信ユニット、3b 画像信号、3i ハイパワーアンプ、3j パワーコントローラー、4 ミリ波受信ユニット、4s 切り替えスイッチ、5 録画ユニット、5a 録画部、5b モニター部、8 ビデオテープレコーダ、10 テレビジョン。
Claims (8)
- カメラ部で撮影された画像を信号処理部で画像信号に変換して対応するミリ波受信ユニットに出力する複数のカメラユニットと、対応するカメラユニットからの画像信号をミリ波の無線で送信する複数のミリ波送信ユニットと、ミリ波送信ユニットから送信されたミリ波を受信して画像信号に変換して出力するミリ波受信ユニットと、録画部でミリ波受信ユニットからの画像信号を録画するかまたはモニター部でミリ波受信ユニットからの画像信号を表示する録画ユニットとを備えたカメラ録画装置において、ミリ波受信ユニットが複数のミリ波送信ユニットからの画像信号のうちで出力する画像信号を選択する切り替えスイッチを備えたことを特徴とするカメラ録画装置。
- ミリ波受信ユニットおよび録画ユニットを複数備えたことを特徴とする請求項1に記載のカメラ録画装置。
- カメラユニットとミリ波送信ユニットとミリ波受信ユニットと録画ユニットとが互いに別体で形成されたことを特徴とする請求項1に記載のカメラ録画装置。
- 上記ミリ波送信ユニットの送信出力を制御し上記画像信号を送信する距離を可変する制御手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のカメラ録画装置。
- 上記カメラユニットに画像信号を出力する出力端子を設けるとともに、上記ミリ波送信ユニットにこの画像信号を受信する入力端子を設け、上記出力端子と上記入力端子との機械的接続ができるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のカメラ録画装置。
- 上記ミリ波受信ユニットに画像信号を出力する出力端子を設けるとともに、上記録画ユニットにこの画像信号を受信する入力端子を設け、上記出力端子と上記入力端子との機械的接続ができるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のカメラ録画装置。
- 上記カメラユニットに画像信号を出力する出力端子を設けるとともに、上記録画ユニットにこの画像信号を受信する入力端子を設け、上記出力端子と上記入力端子との機械的接続ができるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のカメラ録画装置。
- 上記ミリ波受信ユニットの画像信号を汎用録画装置により録画するとともに、汎用モニターによりモニターできるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のカメラ録画装置。
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