JPS5853815B2 - 有線テレビジヨン用多チヤンネル受信切換装置 - Google Patents

有線テレビジヨン用多チヤンネル受信切換装置

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JPS5853815B2
JPS5853815B2 JP53032885A JP3288578A JPS5853815B2 JP S5853815 B2 JPS5853815 B2 JP S5853815B2 JP 53032885 A JP53032885 A JP 53032885A JP 3288578 A JP3288578 A JP 3288578A JP S5853815 B2 JPS5853815 B2 JP S5853815B2
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健 竹内
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、有線テレビジョン設備のヘッドエンドより
通常放送用テレビ信号と共に、VHF帯空チャンネルを
通じて伝送される自主放送用テレビ信号等を加入者のテ
レビジョン受信機に対し、隣接防害を生ずることなく受
信選択切換する有線テレビジョン受信機用多チヤンネル
受信切換装置に関する。
従来、有線テレビジョン設備におけるテレビ信号の伝送
帯域は、同軸ケーブルの周波数特性を考慮して、伝送損
失のより少ないVHF帯が多く使用されている。
このため、UHFテレビ信号あるいは自主放送テレビ信
号等は、■HF帯の空チャンネルに変換して伝達される
例えば、東京地区では通常放送用テレビ信号の伝送に、
1,3,4゜6.8,10,12チヤンネルを使用して
いるので、テレビジョン受信機で受像可能な、すなわち
自主放送用テレビ信号等の挿入可能な空チャンネルは2
,5,9,11チヤンネルである。
なお、7チヤンネルは8チヤンネルと重複しているので
使用できない。
一方、現在一般に市販されているテレビジョン受信機は
、チューナの特性により隣接する各チャンネル間の分離
能力が必ずしも完全でなく、混変調などを起してテレビ
画像に影響を与えるため、通常の放送用テレビ信号では
予めそのチャンネル割当てが少なくとも2チャンネル置
き以上に離れた配列となっている。
従って、有線テレビジョン設備でUHFテレビ信号ある
いは自主放送用テレビ信号等をVHF帯の空チャンネル
に変換して伝送する場合、空チャンネルに十分な余裕が
ある場合は別として、隣接チャンネルを使用する場合に
は、その隣接するチャンネル間の妨害をなくす伺らかの
対策を施す必要がある。
この隣接するチャンネル間の妨害をなくすため、同一出
願人により提案された実公昭52−54260号に開示
された装置、すなわち、自主放送用テレビ信号をトラッ
プする直列共振回路と、この自主放送用周波数帯の下側
に隣接する通常放送用テレビ信号をトラップする直列共
振回路とを切換えるテレビ受信用信号切換装置が存在す
る。
しかし、自主放送と通常放送との切換えは手動によりテ
レビジョン受信機のチャンネル選択と別に行なわなけれ
ばならないという取扱上の問題がある。
この発明の目的は、UHFテレビ信号あるいは自主放送
用テレビ信号等をVHF帯の空チャンネルに変換して伝
送する有線テレビジョン設備において、通常放送チャン
ネルに隣接する空チャンネルを使用した場合のチャンネ
ル間妨害によるテレビ画像への影響を除き、通常放送と
自主放送あるいはUHF放送との受信切換をテレビジョ
ン受信機のチャンネル選択のみをもって可能とした有機
テレビジョン受信用多チヤンネル受信切換装置を提供す
るものである。
以下、図面に基づいてこの発明の詳細な説明する。
第1図は、この発明の多チヤンネル受信切換装置が用い
られる有線テレビジョン設備の系統図を示すもので、1
はVHF受信アンテナ、2はIJHF’受信アンテナ、
3は自主放送装置、4はヘットエンド装置、5は幹線同
軸ケーブル、6は幹線増幅器、1は分岐増幅器、8は分
岐線同軸ケーブル、9はタップオフ、10はこの発明に
よる多チヤンネル受信切換装置、11はテレビジョン受
信機である。
この設備系統により、ヘッドエンド装置4はUHF受信
アンテナ2で受信したUHFテレビ信号あるいは自主放
送装置3からの自主放送テレビ信号を、VHF受信アン
テナ1で受信した通常放送テレビ信号以外のVHF帯空
チャンネルに変換し、幹線同軸ケーブル5を通じて伝送
する。
その信号は幹線増幅器6で線路損失を補償され、分岐増
幅器7で分岐されて分岐線同軸ケーブル8に至り、タッ
プオフ9より各加入者毎に分岐され、テレビジョン受信
機11に伝送される。
このテレビジョン受信機11に伝送される信号は、UH
Fテレビ信号あるいは自主放送用テレビ信号が、通常放
送チャンネルに隣接する空チャンネルで伝送されている
ことから、そのまま受信すると隣接妨害を起すため、こ
の発明の多チヤンネル受信切換装置10が設けられ、隣
接妨害を起すことなく鮮明な画像が得られるようにされ
ている。
第2図は、この発明の一実施例をテレビジョン受信機1
1のチューナ部分と共に示すブロック図であり、この実
施例においては、UHFテレビ信号あるいは自主放送用
テレビ信号をローバンドの2チヤンネルおよびバイバン
ドの5チヤンネルに変換して伝送した場合を一例として
示す。
自主放送用テレビ信号、例えば2チヤンネルのテレビ信
号をトラップする直列共振回路17は、リアクトル15
とコンデンサ16とで構成され、その一端は接地される
同様に5チヤンネルのテレビ信号をトラップする直列共
振回路20は、リアクトル18とコンデンサ19とで構
成され、その一端は接地される。
直列共振回路17,20のそれぞれの他端は切換スイッ
チ14の端子14bに接続される。
自主放送テレビ信号の下側(低周波数側)に隣接するテ
レビ信号、例えば自主放送用テレビ信号が2チヤンネル
であれば、1チヤンネルのテレビ信号をトラップする直
列共振回路23は、リアクトル21とコンデンサ22と
で構成され、端は接地され、他端は切換スイッチ14の
端子14cに接続される。
同様に4チヤンネルのテレビ信号をトラップする直列共
振回路26はリアクトル24とコンデンサ25とで構成
され、一端は接地され、他端は切換スイッチ13の端子
13cに接続される。
切換スイッチ14の端子14aは切換スイッチ13の端
子13bに接続され、端子13aは入力端子口と分波器
2γとの伝送線の任意の位置に接続される。
切換スイッチ13,14は、トラップすべき信号を選択
する切換スイッチで、図の状態は自主放送用テレビ信号
(2,5チヤンネル)がトラップされ、通常放送用テレ
ビ信号が取り出される場合を示す。
また、28は出力端子である。
ここで、直列共振回路23.26はその共振特性を幅の
広いものにして、自主放送用テレビ信号の伝送チャンネ
ルの下側に隣接するテレビチャンネルの信号をすべてト
ラップするようにしてもよいが、その共振特性を幅の狭
いものにしてその一部、すなわち自主放送用テレビ信号
に近い周波数帯のみの信号のみをトラップするようにし
てもよい。
なお、直列共振回路23,26が自主放送用テレビ信号
の伝送チャンネルの下側(低周波数側)に隣接するテレ
ビチャンネルの信号のみをトラップしているのは、次の
理由による。
前述のように市販のテレビジョン受信機のチューナ特性
は必ずしも完全でないので、隣接する下側チャンネル(
例えば1チヤンネル)の音声搬送波Fal(95,75
MHz )と上側チャンネル(2チヤンネル)の映像搬
送波Fv 2 (97,25MHz )との間で干渉が
起こり、検波するときにその差15 MHzの妨害波が
発生する。
映像信号の周波数帯域幅は4HMz程度であり、 この
帯域内に妨害波が入ってくる。
ところが、音声信号の周波数帯域幅は300 KHz程
度であり、妨害波については特に問題にならない。
従って、隣接する2つのチャンネルのうち、下側のチャ
ンネルが上側チャンネルに対してのみ悪影響を与える結
果となるから、この発明の実施例のように自主放送用テ
レビ信号の伝送チャンネルの下側に隣接するチャンネル
のみをトラップすればよいことになる。
一方、テレビジョン受信機11−1をみるに、29はア
ンテナ接続端子、30は混合器、31は局部発振器であ
り、このチューナ部分によりVHFテレビ信号は中間周
波数信号に変換され、中間周波増幅器IFで増幅される
ところが、テレビジョン受信機11のアンテナ接続端子
29には、局部発振器31からの局部発振信号が混合器
30を経由して漏洩しており、スプリアス放射を防ぐた
め工業会規格値として市販のテレビジョン受信機では、
ローチャンネル(1〜3チヤンネル)で54聞以下、ま
たハイチャンネル(4〜12チヤンネル)で74dB以
下に定められている。
実測によるといずれのチャンネルでも少なくとも40d
B程度の局部発振信号がアンテナ接続端子29に漏洩し
ていることが判明している。
そこで、この発明の多チヤンネル受信切換装置10にお
いては、アンテナ接続端子29に漏洩する選局チャンネ
ルに対応した局部発振信号を検出して、切換スイッチ1
3,14を作動するものである。
まず、切換スイッチ14の作動回路をみるに、32は2
チヤンネルの選局で得られる局部発振信号を通すバンド
パスフィルタ、33は高周波増幅器、34は検波器、3
5は湧流増幅器、36はリレーである。
分波器2Tから点線で示される2チヤンネル選局による
局部発振信号が与えられると、この局部発振信号はバン
ドパスフィルタ32で検出され、高周波増幅器33で所
定の増幅を受けて検波器34で直流として取り出され、
直流増幅器35によってリレー36が付勢され、そのた
めリレー36に連動する切換スイッチ14の端子14a
と14cとが接続され、直列共振回路23が動作し、1
チヤンネルの信号がトラップされる。
このため、テレビ受信機11に対し、2チヤンネルで伝
送された自主放送用テレビ信号等が、隣接する1チヤン
ネルのテレビ信号の影響を受けることなく伝送される。
切換スイッチ13の作動回路も、バンドパスフィルタ3
γが5チヤンネルの送局で漏洩する局部発振信号のみを
通す帯域特性を持つ他は、同様に高周波増幅器38、検
波器39、直流増幅器40をもってリレー41を付勢し
、リレー41と連動する切換スイッチ13の端子13a
と13cとが接続して直列共振回路26が動作し、4チ
ヤンネルのテレビ信号の影響を受けることなく5チヤン
ネルで伝送された自主放送用テレビ信号をテレビジョン
受信機11に伝送受信させることができる。
このように、この発明の多チヤンネル受信切換装置は、
テレビジョン受信機のアンテナ接続端子に漏洩する送局
チャンネルに応じた局部発振信号を検出してリレーを付
勢することで、自主放送用テレビ信号をトラップする直
列共振回路から、通常放送用テレビ信号をトラップする
直列共振回路に切換えスイッチを切換えるというテレビ
ジョン受信機の送局装置と連動した切換動作を実現した
ものであり、同時に通常放送チャンネルに隣接する空チ
ャンネルを使用しても、混変調などによる影響を受けず
に鮮明な画像が得られるという実用上優れた機能を実現
したものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の多チヤンネル受信切換装置が用い
られる有線テレビジョン設備の系統図、第2図はこの発
明の多チヤンネル受信切換装置の一実施例を示す回路ブ
ロック図である。 1 :VHF受信アンテナ、2:UHF受信アンテナ、
3:自主放送装置、4:ヘッドエンド装置、5二幹線同
軸ケーブル、6二幹線増幅器、T:分岐増幅器、8二分
岐線同軸ケーブル、9:タップオフ、10:多チヤンネ
ル受信切換装置、11:テレビジョン受信機、12:入
力端子、13゜14:切換スイッチ、15,18,21
,24:リアクトル、16,19,22,25:コンデ
ンサ、17,20,23,26:直列共振回路、28二
出力端子、29:アンテナ接続端子、30:混合器、3
1:局部発振器、32,37:バンドパスフィルタ、3
3,38:高周波増幅器、34゜39:検波器、35
、40 :直流増幅器、36゜41:リレー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 有線テレビジョン設備のヘッドエンドかう通常放送
    用テレビ信号と共に、VHF帯空チャンネルを通じて伝
    送される自主放送用信号等をテレビジョン受信機に対し
    て受信切換する有線テレビジョン受信機用多チヤンネル
    受信切換装置において、通常放送用テレビ信号伝送チャ
    ンネル以外の空チャンネルで伝送される自主放送用テレ
    ビ信号等をトラップする第1の直列共振回路と、この自
    主放送用テレビ信号等の伝送チャンネルの下側に隣接す
    るチャンネルの通常放送用テレビ信号をトラップする第
    2の共振回路と、これらの直列共振回路を入力端子と出
    力端子とを結ぶ伝送線に切換接続する切換スイッチと、
    テレビジョン受信機のチャンネル送局によりアンテナ接
    続端子に漏洩する特定の空チャンネルに対応した局部発
    振信号を取り出すバンドパスフィルタと、このバンドパ
    スフィルタの出力に基づいて付勢され、前記切換スイッ
    チを前記第1の直列共振回路から第2の直列共振回路へ
    切換接続せしめる切換リレーとを備えたことを特徴とす
    る有線テレビジョン受信機用多チヤンネル受信切換装置
JP53032885A 1978-03-24 1978-03-24 有線テレビジヨン用多チヤンネル受信切換装置 Expired JPS5853815B2 (ja)

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US5812928A (en) * 1995-04-12 1998-09-22 Watson Technologies Cable television control apparatus and method with channel access controller at node of network including channel filtering system

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