JP2003219394A - 映像信号伝送システム - Google Patents

映像信号伝送システム

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JP2003219394A
JP2003219394A JP2002018733A JP2002018733A JP2003219394A JP 2003219394 A JP2003219394 A JP 2003219394A JP 2002018733 A JP2002018733 A JP 2002018733A JP 2002018733 A JP2002018733 A JP 2002018733A JP 2003219394 A JP2003219394 A JP 2003219394A
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JP
Japan
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video signal
signal
cable
transmission system
signal transmission
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Application number
JP2002018733A
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English (en)
Inventor
Masami Negishi
允美 根岸
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベースバンドの映像信号と変調した制御信号
あるいは音声信号とをケーブル伝送する映像信号伝送シ
ステムにおいて、近端漏話による誘導雑音を簡単かつ容
易に低減し、また、TVカメラのレンズや雲台の遠隔制
御を可能とする。 【解決手段】 伝送ケーブルの映像信号送信側で映像信
号を増幅し送信する増幅器22と、そのケーブルの映像
信号受信側で送信された信号を減衰する減衰器23とを
有し、さらに、それら増幅器と減衰器に並列に高域通過
素子24,25を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】映像信号伝送システム、例え
ば、TVカメラを使用した監視システムを構成する映像
信号伝送システムにおいて、外来ノイズによる映像信号
の劣化を低減するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来例の半二重伝送方式を用いた
映像信号伝送システムで、TVカメラを使用した監視シ
ステムの構成例を示した図である。
【0003】この図において、1はTVカメラ、2はT
Vカメラ1に装着された電動ズームレンズ、3は撮影さ
れる被写体にTVカメラ1のレンズ2を向けるようにカ
メラ姿勢制御を行うための遠隔操作雲台、4はTVカメ
ラ1で撮像して得られた映像信号を伝送する信号線、5
はレンズ2のズーム、フォーカス、アイリス各動作を制
御するための制御信号およびレンズ2の動作状況を表す
情報信号を送受信するための信号線、6は雲台3のパ
ン、チルト動作を制御するための制御信号および雲台3
の動作状況を表す情報信号を送受信するための信号線で
ある。
【0004】7は変復調器で、信号線5を介して入力し
た情報信号と信号線6を介して入力した情報信号とを変
調し、信号線4を介して入力したベースバンドの映像信
号にそれら変調された情報信号を周波数多重して、その
多重信号を同軸ケーブル8を介して送信する。それと共
に、変復調器7は同軸ケーブル8を介して受信した多重
信号からレンズ制御信号、雲台制御信号を多重分離する
と共に復調し、復調された制御信号を信号線5または信
号線6を介してレンズ2や雲台3へ出力する。同軸ケー
ブル8は数メートル〜数キロメートルの長さとなる場合
が一般的であり、その一端に接続された変復調器7に対
抗する変復調器9が、その他端に接続されている。
【0005】変復調器9は、同軸ケーブル8を介して受
信した多重信号を多重分離し、分離された映像信号を信
号線12を介して出力する。また、その分離された信号
から雲台3の動作状況を表す情報信号とレンズ2の動作
状況を表す情報信号とをそれぞれ復調する。それら復調
された信号は信号線10を介して出力される。
【0006】信号線10を介して出力された情報信号
は、カメラの姿勢制御やレンズ制御を行うための制御部
11へ入力される。制御部11はそれら情報信号に応じ
て、レンズ2のズーム、フォーカス、アイリス各動作を
制御するための制御信号および雲台3のパン、チルト動
作を制御するための制御信号を信号線10を介して出力
する。その制御信号は、変復調器9に入力され、そこで
変調され多重化されて、その多重信号が同軸ケーブル8
を介して出力される。
【0007】13は監視モニタ(TVモニタ)で、TV
カメラ1で撮像された映像信号を、信号線12を介して
受信しその映像信号に基づいた監視映像を表示する。
【0008】14は前記同軸ケーブル8が配置されるの
と同一の共同溝内、暗渠内、管内に配置される動力線高
圧ケーブル(高圧動作ケーブル)、15はその高圧動作
ケーブルによる高圧電力によって駆動される負荷、例え
ば重機などである。
【0009】この様な状態で設置された同軸ケーブル8
には、高圧動力ケーブル14から誘導される雑音によっ
て、モニタ画面に有害な斜め線、点状白又は黒の表示を
行わせるような雑音等を誘起し、監視動作に対して著し
い障害となる事態が多発することになる。また、高圧動
作ケーブル14に接続された負荷15の作動状況によっ
ては、TVモニタ13画面に現れる雑音は種々に変化す
ることで、監視の目的を大きく阻害する性質を持ってい
る。この雑音は、電話線等で良く説明される近端漏話と
同じ事象である為、TV信号源側(TVカメラ側)に対
し直列に雑音源が入るのと同等の作用を及ぼすものであ
る。また、周波数成分も比較的低い(100kHz以下
である場合が多い)いわゆるノーマルモード雑音であ
り、コモンモードフィルター等を伝送線路(同軸ケーブ
ル)に挿入してもノイズ除去効果が得られないものであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のノイズによる悪
影響を取り除く方法として、例えば、送信側で映像信号
をAM/FM変調し、受信側で復調する変復調方式があ
る。双方向制御する場合は変調のキャリヤ周波数を変え
るか、または、FM波のアロケーションを変えること
で、全二重又は半二重の伝送路を確保している。しかし
ながら、この方式は映像系を含めた変復調器が、映像送
端のTVカメラ側及び受端の各々に2組ずつ変復調器が
必要となり、システム構成が複雑で価格も高価なものと
なる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するため、映像信号送信側の信号電圧レベルを、例
えば、RS-170等に規定された1Vp-pの数倍〜10
数倍の信号レベルに増幅し、その受信側で減衰器を挿入
し、規定の1Vp-pに合せるように減衰し、S/N比を
改善させる。
【0012】さらに本発明は上述の課題を解決するた
め、特に半二重通信を実現するために、S/N比改善の
為に挿入する増幅器と減衰器とが、高周波数帯域部での
減衰を減して高域を強調することにで、より簡単にかつ
安価に半二重伝送を可能とするものである。さらに、減
衰器の高周波部の減衰量を適正に制御(高周波特性を適
正に強調)することにより、同軸ケーブルでもって高周
波域で減衰する事による映像信号の映像画質低下(解像
度低下)を簡単に補正し解像度向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】上述の近端漏話によるS/N比劣
化を改善する為の、本発明による映像信号伝送システム
の一実施例を図3に示す。この図において、20は信号
線で、ベースバンドTVカメラ映像信号と変調された雲
台及びレンズ動作情報信号が多重化された多重信号を変
復調器7から送信する信号線である。この多重信号は増
幅器22で増幅され、その増幅された信号が同軸ケーブ
ル8に供給される。同軸ケーブル8は数メータから数キ
ロメータの長さがあり、高圧動力ケーブル14が配置さ
れるのと同一の管、暗渠、ダクト等に配置されている。
その為、等価的に映像信号に雑音を誘導してS/N比を
劣化させる事になるが、増幅器22により信号成分が例
えば10倍(20dB)増幅して供給されたとすれば、
減衰器23が10倍(20dB)減衰することにより、
受信側でその映像信号の信号レベルを定格値1Vp-pと
した場合に、変復調部9での映像S/N比は、20dB
改善できることになる。
【0014】ところで、図3の映像伝送システムでは、
TVカメラ1側から監視モニタ13側へ信号を伝送する
場合には上述の通り正常動作するが、監視モニタ13側
からTVカメラ1側へ制御信号を伝送しようとする場合
には、同一の同軸ケーブル8を映像信号とは逆方向に伝
送しようとすることでは、減衰器23で−20dB減衰
され、さらに増幅器22はもともと逆方向伝送出来ない
という不具合があり、制御信号が伝送できないため、T
Vカメラ1の姿勢制御や、レンズ2の制御を遠隔制御可
能なシステムとはならない。
【0015】そのため、本発明の別の一実施例を図1に
示し、その図を用いて説明する。24は減衰器減衰特性
のうち、高域部のみを監視モニタ側からTVカメラ側へ
伝送する為に挿入した高域通過(又は帯域通過)特性を
持たせた素子、例えば、コンデンサである。また、25
はS/N改善の為の増幅器21において、出力側から入
力側への伝送特性を持たない増幅器22に並列に、監視
モニタ側からTVカメラ側への伝送が出来ない状態を解
決する為に設けた高域部伝送の為の素子、例えばコンデ
ンサである。7’は従来の映像信号−制御多重化変復調
器であり半二重化通信を行う為、監視モニタ側からの戻
り信号用として端子を2つに分割した変復調器である。
【0016】この様な伝送方法を採用することにより 1.映像伝送路S/N比を改善することで、近端漏話特
性によるノイズ分を20dB抑圧したS/N比とするこ
とができる。 2.映像信号を含んだ半二重双方向通信が可能となる。 3.映像信号の伝送路によって低下する解像度を改善
(伝送周波数特性の改善)することが出来る。 以上説明したように、本実施例によっては、低価格で長
距離半二重双方向伝送が可能である。
【0017】なお、高域通過(帯域通過)素子24とし
て、コンデンサを使用したが、必要な帯域を通過させる
高域フィルタ、帯域フィルタ等同等の機能を持つ素子又
は回路を使用できることは言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、映像信号
の伝送特性の具体的改善例として増幅器22が20dB
の増幅度出力インピーダンス75Ωを持ち、減衰器23
で20dB減衰させたとし、同軸ケーブルの特性インピ
ーダンスを75Ωとして、コンデンサ24の値を820
PFとすれば、周波数帯域の高域で入出力間は短絡とな
り周波数特性は(20dB−6dB=14dB)の高域
補正特性とすることができ、より簡単にかつ安価に半二
重伝送を可能とする伝送システムを実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像信号伝送システムの一実施例
を示す図。
【図2】従来の技術による映像信号伝送システム例を示
す図。
【図3】本発明による映像信号伝送システムの一実施例
を示す図。
【符号の説明】
1:TVカメラ、 2:電動ズームレンズ、 3:遠隔
操作雲台、 4,5,6,10,12,20:信号線、
7,7’,9:変復調器、 8:同軸ケーブル、 1
1:制御部、 13:監視モニタ、 14:動力線高圧
ケーブル、 15:負荷、 22:増幅器、 23:減
衰器、 24,25:高域通過特性を持たせた素子(コ
ンデンサ)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースバンドの映像信号と変調した制御
    信号あるいは音声信号とをケーブル伝送する映像信号伝
    送システムにおいて、前記ケーブルの映像信号送信側で
    前記映像信号を増幅し該増幅した信号を前記ケーブルを
    介して送信する増幅器と、前記ケーブルの映像信号受信
    側で前記送信された信号を減衰し該減衰した信号を出力
    する減衰器とを有することを特徴とする映像信号伝送シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の映像信号伝送システム
    において、制御信号、音声信号等をRF変調し、前記映
    像信号に多重化して伝送する映像信号伝送システムであ
    って、前記RF変調信号の双方向通信を可能とする為
    に、前記ケーブルの映像信号送信側の前記増幅器と前記
    ケーブルの映像信号送信側の前記減衰器にそれぞれ高周
    波帯域信号通過フィルタ素子を併設することを特徴とす
    る映像信号伝送システム。
JP2002018733A 2002-01-28 2002-01-28 映像信号伝送システム Pending JP2003219394A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008048049A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Matsushita Electric Works Ltd 集合住宅用インターホンシステム
CN106264429A (zh) * 2015-06-26 2017-01-04 因德斯马特有限公司 内窥镜设备及内窥镜设备的影像处理方法

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JP2008048049A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Matsushita Electric Works Ltd 集合住宅用インターホンシステム
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