JP3539542B2 - 波形表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、同一画面に複数測定系統の測定波形を重ね合わせて表示するように構成された波形表示装置に関し、詳しくは、注目波形を表示させるための操作性の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】
波形測定装置の一種に、図4に示すように同一画面に複数測定系統の測定波形を重ね合わせて表示するように構成されたものがある。
ところが、このように複数の測定波形を同一画面上で重ね合わせて表示する場合、表示する波形の数が多くなればなるほど波形同士が干渉しあって識別性が低下するという問題点がある。特に一番上(最前面)の波形以外はその波形よりも上(前面)の波形が妨げとなり、重ね合わせの背面位置に比例して一層見難くなってしまう。
そこで、このような波形の識別性の低下を改善するために、例えば図5に示すような設定画面を表示させ、この設定画面上で注目波形が最前面に表示されるように波形表示の順番を変更することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の波形表示装置で表示波形の順番を変更するのにあたっては、図4の波形表示画面から図5のような設定画面に切り換えた後、設定画面上で所望の表示波形が最前面になるように表示波形に関する全ての設定を入れ替え、その後再び図4の波形表示画面に切り換えなければならず、その操作はかなり面倒であった。
【0004】
本発明はこのような従来の問題点に着目したものであり、その目的は、簡単な操作で注目波形を最前面に表示させて注目波形の識別性を高めることができる波形表示装置を実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、同一画面に複数測定系統の測定波形を重ね合わせて表示するように構成された波形表示装置において、
測定波形表示画面の一部に、任意の波形を注目波形として最前面に表示させるための波形選択ボタンを設け、
この波形選択ボタンとして、振幅目盛選択ボタンを共用することを特徴とする。これにより、従来のように表示画面を切り換えることなく注目波形に割り当てられている波形選択ボタンを選択指定するだけで注目波形を最前面に表示させることができ、その操作はきわめて簡単になる。
また、波形表示画面上には新たに波形選択ボタンを追加しなくてもよく、波形表示画面の表示密度が高くなることを回避できる。
【0007】
本発明の請求項2は、請求項1記載の波形表示装置において、波形選択ボタンおよび振幅目盛選択ボタンとして、各測定波形の表示幅を個別にバーグラフ的に表示する表示バーを共用することを特徴とする。これにより、選択ボタンの面積が大きくなって選択対象が大きくなることから選択操作が容易に行える。
【0008】
本発明の請求項3は、請求項2記載の波形表示装置において、各測定波形とそれぞれに対応する表示バーを組としてこれら各組の表示色が任意に設定変更できることを特徴とする。これにより、注目波形と振幅目盛選択ボタンとの対応関係をそれらの表示色により直観的に把握できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明を説明する。
図1は本発明の一実施例を示した構成図である。図において、表示画面の横方向は、左側ほぼ2/3の波形表示領域Aと右側ほぼ1/3の操作領域Bに分割されている。
【0010】
波形表示領域Aにおいて、12個の測定波形が個別に割り当てられた表示色で重ね合わせて表示されている。下部横軸には時間軸Cが表示され、縦軸には操作領域Bの表示バーJの選択により個別選択される注目波形の振幅目盛Dが測定波形と同一の色で表示されている。図1では注目波形としてチャンネル番号1が選択されていて、チャンネル番号1の測定波形が最前面に表示されるとともに、振幅目盛Dとしてチャンネル番号1の振幅目盛±6Vを表示している。
【0011】
時間軸Cの下部には時間軸CのスクロールボタンEが設けられている。上部には測定グループ毎に割り当てられたグループ番号Fを表示する複数のタブGが設けられていて、図1では6グループの例を示している。なお各グループは例えば最大30個所の測定点を含むものであり、そのうちの最大12点の測定波形を選択的に表示する。また、タブGのグループ番号Fの上部には、そのグループに属する複数の測定点のいずれかの測定値が予め設定されている上限や下限の警報設定値に対して異常を示す値になったアラーム状態を表示するためのアラームマークHが選択的に表示される。図1では、グループ番号6に属するいずれかの測定点がアラーム状態になっていることを示している。
【0012】
さらに、表示波形の下部には時間軸方向に沿ってアラーム発生時間帯を各波形に割り当てられている所定の表示色でバーグラフ的に表示するアラーム表示バーIが設けられていて、図1ではチャンネル番号1の測定値が第1の設定値に対して14時20分から14時30分の間に約5分間アラーム状態になったことを示している。なお、このアラーム表示バーは警報設定値の数だけ設けられるものであり、図1では4種類の警報設定値に対する測定値の状態を表示できるように4本設けている。
【0013】
操作領域Bにおいて、中央部分には横方向に沿って測定波形に対応する12個の表示バーJが各測定波形の表示色と等しい色で等間隔に配列されている。各表示バーJの下部には各表示バーJに個別に対応するように12個の波形選択ボタンKが設けられ、波形選択ボタンKの下部には表示バーJと波形選択ボタンKの表示をスクロールさせるためのスクロールボタンLが設けられている。波形選択ボタンKは、その選択動作に応じて波形表示領域Aにおける測定波形の表示および操作領域Bにおける表示バーJの表示を組として個別にオンオフ制御する。
【0014】
各表示バーJの上部には各表示バーJの選択状態を表示するマーカーMが設けられていて、図1では前述のように注目チャンネルとしてチャンネル番号1を選択した例を示している。なお、これら各表示バーJの長さは対応する測定波形の波形表示領域Aにおける振幅表示可能範囲を示すものであり、個別に任意の値に設定できるが、図1では12個の測定波形の振幅表示可能範囲をすべて等しく設定している。
【0015】
操作領域Bの右側には、波形表示領域Aの目盛線の輝度を調整するためのスライドボタンNと波形表示領域Aの背景の輝度を調整するためのスライドボタンOが設けられている。
波形表示領域Aの振幅軸Dの右側には、必要に応じて選択的に波形表示領域Aを操作領域Bを覆うように拡大させる拡大表示選択ボタンPが設けられている。
【0016】
このような構成において、観測者は注目する測定波形に対応した表示バーJの一部分にマウスカーソルを位置させてクリックする。図1の例ではチャンネル番号1を注目波形とし、図2の例ではチャンネル番号12を注目波形としている。
これにより、図1の例ではチャンネル番号1の測定波形が最前面に表示されるとともにチャンネル番号1の振幅目盛±6Vおよびアラーム状態を表すアラーム表示バーIが表示され、図2の例ではチャンネル番号12の測定波形が最前面に表示されるとともにチャンネル番号12の振幅目盛±6Vおよびアラーム状態を表すアラーム表示バーIが表示されることになる。なお、図2ではアラーム表示バーIは表示されていないことから、チャンネル番号12はアラーム状態になっていないことが分かる。
【0017】
図3は本発明の波形表示装置における表示処理の流れを示すフローチャートであり、注目波形をアクティブ波形として最前面に表示させるための処理を示している。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、注目波形に対応する表示バーJの一部分をクリックするだけの簡単な操作で注目波形を最前面に表示させることができ、注目波形の識別性を大幅に高めることができる。
また、注目波形の選択ボタンとして振幅目盛選択ボタンを共用しているので、波形表示画面の表示密度が高くなることを回避できる。
表示画面監視者は常に画面を監視していなくても第2の表示手段の表示状態から過去のアラーム状況を把握することができる。
また、各測定波形とそれぞれに対応する表示バーを組としてこれら各組の表示色が任意に設定変更できるようになっているので、注目波形と振幅目盛選択ボタンとの対応関係をそれらの表示色により直観的に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】本発明の具体的な表示例である。
【図3】本発明の表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】従来の波形表示例図である。
【図5】従来の装置の設定画面例図である。
【符号の説明】
A 波形表示領域
B 操作領域
Claims (3)
- 同一画面に複数測定系統の測定波形を重ね合わせて表示するように構成された波形表示装置において、
測定波形表示画面の一部に、任意の波形を注目波形として最前面に表示させるための波形選択ボタンを設け、
この波形選択ボタンとして、振幅目盛選択ボタンを共用することを特徴とする波形表示装置。 - 波形選択ボタンおよび振幅目盛選択ボタンとして、各測定波形の表示幅を個別にバーグラフ的に表示する表示バーを共用することを特徴とする請求項1記載の波形表示装置。
- 各測定波形とそれぞれに対応する表示バーを組としてこれら各組の表示色が任意に設定変更できることを特徴とする請求項2記載の波形表示装置。
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