JP3537513B2 - 石状板の取り付け工法 - Google Patents
石状板の取り付け工法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、大理石、花
崗岩あるいは人造石材等の装飾用の石状板の壁体への取
り付け工法に関するものである。
崗岩あるいは人造石材等の装飾用の石状板の壁体への取
り付け工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ホテル等の建築物の壁面に
は、高級感を出すために、例えば、大理石、花崗岩等の
装飾用の石状板を取り付けていた。そして、このように
石状板を壁面に取り付ける工法として、図4に示すよう
に、端部に係止部1が形成されたL字状の取り付け金具
2を、壁体3の表面に打ち込んだホールインアンカー4
へライナー5を介してボルト止めし、この取り付け金具
2の係止部1を、石状板6の端部に形成した嵌合溝7へ
嵌合させて取り付ける工法、あるいは、図5に示すよう
に、壁体3の表面側に鉄筋11を配設し、この鉄筋11
に、石状板6のダボ穴12に係合させた取り付け金具1
3を係合させ、その後、壁体3と石状板6との間にモル
タル14を充填して取り付ける工法等が採用されてい
た。なお、図4及び図5において、符号15は、石状板
6の目地に充填されたシーリング材であり、図5におい
て、符号16は、バックアップ材である。
は、高級感を出すために、例えば、大理石、花崗岩等の
装飾用の石状板を取り付けていた。そして、このように
石状板を壁面に取り付ける工法として、図4に示すよう
に、端部に係止部1が形成されたL字状の取り付け金具
2を、壁体3の表面に打ち込んだホールインアンカー4
へライナー5を介してボルト止めし、この取り付け金具
2の係止部1を、石状板6の端部に形成した嵌合溝7へ
嵌合させて取り付ける工法、あるいは、図5に示すよう
に、壁体3の表面側に鉄筋11を配設し、この鉄筋11
に、石状板6のダボ穴12に係合させた取り付け金具1
3を係合させ、その後、壁体3と石状板6との間にモル
タル14を充填して取り付ける工法等が採用されてい
た。なお、図4及び図5において、符号15は、石状板
6の目地に充填されたシーリング材であり、図5におい
て、符号16は、バックアップ材である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような石状板の取り付け工法は、その取り付け作業に多
大な労力及び手間を要するため、工期の長期化あるいは
構築費の嵩みを招いてしまうという問題があった。
ような石状板の取り付け工法は、その取り付け作業に多
大な労力及び手間を要するため、工期の長期化あるいは
構築費の嵩みを招いてしまうという問題があった。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、壁体への石状板の取り付け作業を極めて容易に行
なうことが可能な石状板の取り付け工法を提供すること
を目的としている。
ので、壁体への石状板の取り付け作業を極めて容易に行
なうことが可能な石状板の取り付け工法を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の石状板の取り付け工法は、石状板を
壁体の表面に取り付ける石状板の取り付け工法であっ
て、予め前記石状板の裏面にワイヤーが係止可能な係止
部を設け、該係止部に前記ワイヤーを係止させ、このワ
イヤーを、前記石状板と高さ寸法がほぼ同一の壁材の上
下端に固着させ、その後、前記壁材同士を接合させて前
記壁体を構成し、前記ワイヤーを覆うように、前記壁材
の端部の外形とほぼ同一形状の押圧板を前記壁材の端部
に固定することを特徴としている。
に、請求項1記載の石状板の取り付け工法は、石状板を
壁体の表面に取り付ける石状板の取り付け工法であっ
て、予め前記石状板の裏面にワイヤーが係止可能な係止
部を設け、該係止部に前記ワイヤーを係止させ、このワ
イヤーを、前記石状板と高さ寸法がほぼ同一の壁材の上
下端に固着させ、その後、前記壁材同士を接合させて前
記壁体を構成し、前記ワイヤーを覆うように、前記壁材
の端部の外形とほぼ同一形状の押圧板を前記壁材の端部
に固定することを特徴としている。
【0006】請求項2記載の石状板の取り付け工法は、
請求項1記載の石状板の取り付け工法において、前記押
圧板の一部が、前記壁材の表面から僅かに突出された位
置決め部とされてなり、該位置決め部によって前記石状
板を前記壁材へ位置決めさせることを特徴としている。
請求項3記載の石状板の取り付け工法は、請求項1また
は請求項2記載の石状板の取り付け工法において、前記
石状板と前記壁材との間に、接着材を充填することを特
徴としている。
請求項1記載の石状板の取り付け工法において、前記押
圧板の一部が、前記壁材の表面から僅かに突出された位
置決め部とされてなり、該位置決め部によって前記石状
板を前記壁材へ位置決めさせることを特徴としている。
請求項3記載の石状板の取り付け工法は、請求項1また
は請求項2記載の石状板の取り付け工法において、前記
石状板と前記壁材との間に、接着材を充填することを特
徴としている。
【0007】
【作用】請求項1記載の石状板の取り付け工法によれ
ば、壁材の端部にワイヤーを固着することにより、壁材
へ石状板が容易に取り付けられ、さらに、壁材同士を接
合させて壁体を構成することにより、壁体の表面に石状
板が取り付けられる。また、請求項1記載の石状板の取
り付け工法によれば、押圧板を壁材の端部に固定する
と、押圧板によってワイヤーが壁材に押さえ付けられ
る。これにより、例えば、壁材の端部に段差等が形成さ
れていたとしても、押圧板によってワイヤーが壁材の端
部の形状に沿って配設される。また、押圧板によって、
施工時等においてワイヤーが保護され、ワイヤーの破損
・損傷が防止される。
ば、壁材の端部にワイヤーを固着することにより、壁材
へ石状板が容易に取り付けられ、さらに、壁材同士を接
合させて壁体を構成することにより、壁体の表面に石状
板が取り付けられる。また、請求項1記載の石状板の取
り付け工法によれば、押圧板を壁材の端部に固定する
と、押圧板によってワイヤーが壁材に押さえ付けられ
る。これにより、例えば、壁材の端部に段差等が形成さ
れていたとしても、押圧板によってワイヤーが壁材の端
部の形状に沿って配設される。また、押圧板によって、
施工時等においてワイヤーが保護され、ワイヤーの破損
・損傷が防止される。
【0008】請求項2記載の石状板の取り付け工法によ
れば、壁材の表面から突出される押圧板の一部からなる
位置決め部によって、壁材に対して石状板が位置決めさ
れる。請求項3記載の石状板の取り付け工法によれば、
ワイヤーによって壁材に取り付けられた石状板が、接着
材によって壁材へ確実に固定される。
れば、壁材の表面から突出される押圧板の一部からなる
位置決め部によって、壁材に対して石状板が位置決めさ
れる。請求項3記載の石状板の取り付け工法によれば、
ワイヤーによって壁材に取り付けられた石状板が、接着
材によって壁材へ確実に固定される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の石状板の取り付け工法の実施
例を図によって説明する。まず、本実施例の石状板の取
り付け工法によって構築された壁の構造を説明する。な
お、従来例と同一構造部分には、同一符号を付して説明
を省略する。図1及び図2に示すように、本実施例で
は、壁体3に取り付ける石状板6の内部に配設された補
強筋20の一部が角部近傍にて裏面側に露出されてお
り、この露出された補強筋20の一部が係止部21とさ
れている。
例を図によって説明する。まず、本実施例の石状板の取
り付け工法によって構築された壁の構造を説明する。な
お、従来例と同一構造部分には、同一符号を付して説明
を省略する。図1及び図2に示すように、本実施例で
は、壁体3に取り付ける石状板6の内部に配設された補
強筋20の一部が角部近傍にて裏面側に露出されてお
り、この露出された補強筋20の一部が係止部21とさ
れている。
【0010】そして、この係止部21に、取り付けワイ
ヤー22の一端が係止されており、この取り付けワイヤ
ー22の他端が、壁体3を構成する壁材24の上下端部
に設けられたねじ部へ締め付けられたビス25によって
固着されている。この壁材24としては、例えば、工場
などにおいて、セメント、骨材及び各種添加材に水を混
入して混和・混練して押出成形した後に、オートクレー
プ養生することにより形成される押出成形板が用いら
れ、この壁材24の高さ寸法が石状板6の高さ寸法とほ
ぼ同一とされている。この壁材24は、その上下端が、
凹部26及び凸部27を有する本実構造とされており、
これら凹部26と凸部27とを嵌合させることによりそ
れぞれの壁材24同士が上下方向へ接合されて、壁体3
を構成することができるようになっている。
ヤー22の一端が係止されており、この取り付けワイヤ
ー22の他端が、壁体3を構成する壁材24の上下端部
に設けられたねじ部へ締め付けられたビス25によって
固着されている。この壁材24としては、例えば、工場
などにおいて、セメント、骨材及び各種添加材に水を混
入して混和・混練して押出成形した後に、オートクレー
プ養生することにより形成される押出成形板が用いら
れ、この壁材24の高さ寸法が石状板6の高さ寸法とほ
ぼ同一とされている。この壁材24は、その上下端が、
凹部26及び凸部27を有する本実構造とされており、
これら凹部26と凸部27とを嵌合させることによりそ
れぞれの壁材24同士が上下方向へ接合されて、壁体3
を構成することができるようになっている。
【0011】壁材24の上下端部には、前記取り付けワ
イヤー22を固着しているビス25によって、取り付け
ワイヤー22を覆うように、押圧板31も取り付けられ
ている。この押圧板31は、壁材24の端部の外形形状
に合わせて屈曲されており、この押圧板31をビス25
によって壁材24の端部に固定すると、この押圧板31
によって前記取り付けワイヤー22が、壁材24の外形
に沿って屈曲され、緊張されるようになっている。ま
た、この押圧板31の先端部は、壁材24の表面側へ僅
かに突出されており、この突出された先端部が、石状板
6を上下方向へ位置決めする位置決め部31aとされて
いる。また、壁材24と石状板6との間には、接着材3
2が充填されており、この接着材32によって石状板6
と壁材24とが接着されている。
イヤー22を固着しているビス25によって、取り付け
ワイヤー22を覆うように、押圧板31も取り付けられ
ている。この押圧板31は、壁材24の端部の外形形状
に合わせて屈曲されており、この押圧板31をビス25
によって壁材24の端部に固定すると、この押圧板31
によって前記取り付けワイヤー22が、壁材24の外形
に沿って屈曲され、緊張されるようになっている。ま
た、この押圧板31の先端部は、壁材24の表面側へ僅
かに突出されており、この突出された先端部が、石状板
6を上下方向へ位置決めする位置決め部31aとされて
いる。また、壁材24と石状板6との間には、接着材3
2が充填されており、この接着材32によって石状板6
と壁材24とが接着されている。
【0012】次に、上記のように石状板6を取り付ける
石状板の取り付け工法を、その手順に沿って説明する。 (1)まず、石状板6の裏面に露出している係止部21
に取り付けワイヤー22の一端を係止させる。 (2)押圧板31に形成された孔部31aへビス25を
通し、さらに、ビス25に取り付けワイヤー22の他端
を通す。 (3)壁材24あるいは石状板6に接着材32を塗布
し、石状板6を壁材24に接着させる。 (4)図3に示すように、ビス25を、壁材24の上下
端部に形成したねじ部へねじ込み、さらに、このビス2
5をねじ部へ締め付ける。
石状板の取り付け工法を、その手順に沿って説明する。 (1)まず、石状板6の裏面に露出している係止部21
に取り付けワイヤー22の一端を係止させる。 (2)押圧板31に形成された孔部31aへビス25を
通し、さらに、ビス25に取り付けワイヤー22の他端
を通す。 (3)壁材24あるいは石状板6に接着材32を塗布
し、石状板6を壁材24に接着させる。 (4)図3に示すように、ビス25を、壁材24の上下
端部に形成したねじ部へねじ込み、さらに、このビス2
5をねじ部へ締め付ける。
【0013】このようにすると、ビス25によって押圧
板31が、壁材24に固定され、これにより、取り付け
ワイヤー22が押圧板31によって壁材24の端部に沿
って屈曲され、取り付けワイヤー22によって石状板6
が引っ張らて、壁材24方向へ引き寄せられる。また、
このとき、石状板6の端部が、押圧板31の先端部から
なる位置決め部31aに当接し、これら位置決め部31
aによって石状板6の上下方向への位置決めが行なわれ
る。
板31が、壁材24に固定され、これにより、取り付け
ワイヤー22が押圧板31によって壁材24の端部に沿
って屈曲され、取り付けワイヤー22によって石状板6
が引っ張らて、壁材24方向へ引き寄せられる。また、
このとき、石状板6の端部が、押圧板31の先端部から
なる位置決め部31aに当接し、これら位置決め部31
aによって石状板6の上下方向への位置決めが行なわれ
る。
【0014】このように、上記実施例の石状板の取り付
け構造によれば、押圧板31を介して取り付けワイヤー
22をビス25によって壁材の24の上下端に固定する
ことにより、極めて容易に石状板6を壁材24の表面側
へ取り付けることができ、この取り付け作業にかかる労
力を大幅に低減させることができ、施工期間の短縮を図
ることができる。また、壁材24の上下端部にて固定す
るものであるので、従来のように、壁体3の表面に直接
固定する構造と比較して、壁体3にかかる曲げモーメン
トを低減することができ、この曲げモーメントによる壁
体3へのダメージを最小限に抑さえることができる。ま
た、押圧板31を取り付けることにより、取り付けワイ
ヤーが覆われるので、施工時等において取り付けワイヤ
ー22が保護され、この取り付けワイヤー22の破損・
損傷を確実に防止することができる。
け構造によれば、押圧板31を介して取り付けワイヤー
22をビス25によって壁材の24の上下端に固定する
ことにより、極めて容易に石状板6を壁材24の表面側
へ取り付けることができ、この取り付け作業にかかる労
力を大幅に低減させることができ、施工期間の短縮を図
ることができる。また、壁材24の上下端部にて固定す
るものであるので、従来のように、壁体3の表面に直接
固定する構造と比較して、壁体3にかかる曲げモーメン
トを低減することができ、この曲げモーメントによる壁
体3へのダメージを最小限に抑さえることができる。ま
た、押圧板31を取り付けることにより、取り付けワイ
ヤーが覆われるので、施工時等において取り付けワイヤ
ー22が保護され、この取り付けワイヤー22の破損・
損傷を確実に防止することができる。
【0015】なお、上記実施例では、壁材24として、
長手方向に貫通孔が形成された中空形状の押出成形板を
用いた例を説明したが、この壁材24としては、中空の
押出成形板に限らず、いかなる壁材であっても良い。
長手方向に貫通孔が形成された中空形状の押出成形板を
用いた例を説明したが、この壁材24としては、中空の
押出成形板に限らず、いかなる壁材であっても良い。
【0016】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の石状板
の取り付け工法によれば、下記の効果を得ることができ
る。請求項1記載の石状板の取り付け工法によれば、石
状板に設けられた係止部に係止させたワイヤーを壁体の
上下端部に固着し、壁材を接合して壁体を構成すること
により、極めて容易に、壁体の表面に石状板を取り付け
ることができる。これにより、従来、多大な手間を要し
ていた石状板の取り付け作業の省力化を図ることがで
き、工期短縮、コスト低減等を図ることができる。ま
た、石状板の固定箇所が壁材の上下端部とされるので、
従来のように、壁体の表面に直接固定する構造と比較し
て、壁体にかかる曲げモーメントを低減することがで
き、この曲げモーメントによる壁体へのダメージを最小
限に抑さえることができる。
の取り付け工法によれば、下記の効果を得ることができ
る。請求項1記載の石状板の取り付け工法によれば、石
状板に設けられた係止部に係止させたワイヤーを壁体の
上下端部に固着し、壁材を接合して壁体を構成すること
により、極めて容易に、壁体の表面に石状板を取り付け
ることができる。これにより、従来、多大な手間を要し
ていた石状板の取り付け作業の省力化を図ることがで
き、工期短縮、コスト低減等を図ることができる。ま
た、石状板の固定箇所が壁材の上下端部とされるので、
従来のように、壁体の表面に直接固定する構造と比較し
て、壁体にかかる曲げモーメントを低減することがで
き、この曲げモーメントによる壁体へのダメージを最小
限に抑さえることができる。
【0017】また、請求項1記載の石状板の取り付け工
法によれば、押圧板を壁材の上下端部に固定すると、押
圧板によってワイヤーが壁材に押さえ付けられる。これ
により、例えば、壁材の上下端部に段差等が形成されて
いたとしても、押圧板によってワイヤーを壁材の端部の
外形形状に沿って配設することができる。また、施工時
等において押圧板によってワイヤーを保護することがで
き、ワイヤーの破損・損傷を確実に防止することができ
る。
法によれば、押圧板を壁材の上下端部に固定すると、押
圧板によってワイヤーが壁材に押さえ付けられる。これ
により、例えば、壁材の上下端部に段差等が形成されて
いたとしても、押圧板によってワイヤーを壁材の端部の
外形形状に沿って配設することができる。また、施工時
等において押圧板によってワイヤーを保護することがで
き、ワイヤーの破損・損傷を確実に防止することができ
る。
【0018】請求項2記載の石状板の取り付け工法によ
れば、壁材の表面から突出される押圧板の一部からなる
位置決め部によって、極めて容易にかつ正確に、壁材に
対して石状板を位置決めすることができ、これにより、
石状板の取り付け作業にかかる労力をさらに低減させる
ことができる。請求項3記載の石状板の取り付け工法に
よれば、ワイヤーによって壁材に取り付けられた石状板
を、接着材によってさらに確実に固定することができ
る。
れば、壁材の表面から突出される押圧板の一部からなる
位置決め部によって、極めて容易にかつ正確に、壁材に
対して石状板を位置決めすることができ、これにより、
石状板の取り付け作業にかかる労力をさらに低減させる
ことができる。請求項3記載の石状板の取り付け工法に
よれば、ワイヤーによって壁材に取り付けられた石状板
を、接着材によってさらに確実に固定することができ
る。
【図1】本発明の石状板の取り付け工法を説明する石状
板が取り付けられた壁材の斜視図である。
板が取り付けられた壁材の斜視図である。
【図2】本発明の石状板の取り付け工法を説明する石状
板が取り付けられた壁材の側面図である。
板が取り付けられた壁材の側面図である。
【図3】本発明の石状板の取り付け工法による石状板の
取り付け方を説明する石状板の取り付け途中の壁材の側
面図である。
取り付け方を説明する石状板の取り付け途中の壁材の側
面図である。
【図4】従来の石状板の取り付け工法を説明する石状板
が取り付けられた壁材の断面図である。
が取り付けられた壁材の断面図である。
【図5】従来の石状板の取り付け工法を説明する石状板
が取り付けられた壁材の断面図である。
が取り付けられた壁材の断面図である。
3 壁体
6 石状板
21 係止部
22 取り付けワイヤー(ワイヤー)
24 壁材
31 押圧板
31a 位置決め部
32 接着材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
E04F 13/08 101
E04F 13/14 101
E04C 2/30
Claims (3)
- 【請求項1】 石状板を壁体の表面に取り付ける石状板
の取り付け工法であって、予め前記石状板の裏面にワイ
ヤーが係止可能な係止部を設け、該係止部に前記ワイヤ
ーを係止させ、このワイヤーを、前記石状板と高さ寸法
がほぼ同一の壁材の上下端に固着させ、その後、前記壁
材同士を接合させて前記壁体を構成し、前記ワイヤーを
覆うように、前記壁材の端部の外形とほぼ同一形状の押
圧板を前記壁材の端部に固定することを特徴とする石状
板の取り付け工法。 - 【請求項2】 前記押圧板は、その一部が、前記壁材の
表面から僅かに突出された位置決め部とされてなり、該
位置決め部によって前記石状板を前記壁材へ位置決めさ
せることを特徴とする請求項1記載の石状板の取り付け
工法。 - 【請求項3】 前記石状板と前記壁材との間に、接着材
を充填することを特徴とする請求項1または請求項2記
載の石状板の取り付け工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28386294A JP3537513B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 石状板の取り付け工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28386294A JP3537513B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 石状板の取り付け工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08144468A JPH08144468A (ja) | 1996-06-04 |
JP3537513B2 true JP3537513B2 (ja) | 2004-06-14 |
Family
ID=17671141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28386294A Expired - Fee Related JP3537513B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 石状板の取り付け工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3537513B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6236293B2 (ja) * | 2013-11-13 | 2017-11-22 | 大成建設株式会社 | 石材落下防止方法 |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP28386294A patent/JP3537513B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08144468A (ja) | 1996-06-04 |
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