JP3537175B2 - 暖房便座 - Google Patents

暖房便座

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JP3537175B2
JP3537175B2 JP05329494A JP5329494A JP3537175B2 JP 3537175 B2 JP3537175 B2 JP 3537175B2 JP 05329494 A JP05329494 A JP 05329494A JP 5329494 A JP5329494 A JP 5329494A JP 3537175 B2 JP3537175 B2 JP 3537175B2
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修治 井上
祐一 古田
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東陶機器株式会社
福岡東陶株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、便座面を加熱するヒー
タを有する暖房便座に関し、詳しくは、ヒータに外部電
源を接続するためのコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の暖房便座として、図42
に示すものが知られている。図42において、暖房便座
800は、便器本体802に装着されているものであ
り、便座本体804にヒータ(図示省略)を配設してお
り、このヒータにより便座面808を加熱している。そ
して、暖房便座800は、該暖房便座800に装着した
サーミスタの検出信号に基づいて、衛生洗浄装置本体8
12に内蔵した電子制御装置でヒータをオンオフ制御す
ることにより温度制御が行なわれる。
【0003】ところで、近年、暖房便座800は、清掃
するために便器本体802から着脱可能になっているも
のがある。こうした着脱可能な暖房便座800では、ヒ
ータへの外部からの給電は、衛生洗浄装置本体812か
らコード820及びコネクタ822を介して行なってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の暖
房便座800のコネクタ822の接続構造では、図43
に示すように、コネクタ822の係合を外し、暖房便座
800を便器本体802から取り外すと、コード820
及びコネクタ822の暖房便座800側のコンセント8
23が暖房便座800から垂れ下がった状態になる。こ
うしたコード820やコンセント823は、清掃の際に
邪魔になるという問題があった。また、コネクタ822
とコンセント823の接続部は、シール構造をとる必要
があるため、接続部が大きくなり、見た目もよくない。
【0005】また、従来のコード820及びコンセント
823の構造においては、便座本体804からコードが
垂れ下がり、コネクタ822と接続されているので、接
続部分が弱くなる上に、便座本体804内部でヒータと
コード820の接続が必要であり、また、コード820
とコンセント823の接続も必要となるため、組付時に
コード820とコンセント823との接続作業が面倒で
あるという問題もあった。
【0006】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、暖房便座を取り外した際にコード等が邪
魔にならず、しかも接続部分の強度が高く、かつ見た目
がよく、コードとコンセントとの接続が簡単な暖房便座
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1の発明は、便座面を加熱するヒータ
を樹脂にてインサート成形した暖房便座において、上記
便器本体の上部に支持されかつ馬蹄状であり、上記ヒー
タを装着するとともに、支持部を有する支持基材と、
ヒータに接続され、外部電源に接続されるプラグと着
脱可能に設けられた接続端子を固定しかつ上記支持部に
圧入固定されたブッシュからなるコンセントと、上記支
持基材および上記コンセントをインサートして樹脂によ
り射出成形された馬蹄形の便座本体と、を備えたことを
特徴とする。
【0008】
【0009】請求項2の発明は、請求項1の暖房便座を
便器本体から着脱可能に構成したものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または請求項
に記載の暖房便座において、上記コンセントまたは上
記プラグのいずれかにゴム等のシール材を有し、該プラ
グをコンセントにセットすることにより、プラグとコン
セント間がシールされるように構成したものである。
【0011】
【作用】本発明の請求項1に係る暖房便座では、便座本
体の端部にコンセントが超音波貼着や熱溶着等の固定方
法で固定されている。コンセントは、プラグに接続され
ると、該コンセント及びプラグを通じて外部電源からヒ
ータに給電される。コンセントは、便座本体に、端子を
有して固定されているから、便座本体への固定及びヒー
タとの接続を容易にすると共に、暖房便座を便器本体か
外した場合において、プラグを抜けば暖房便座から接
続コード等が垂れ下がることがなく、暖房便座の清掃等
が容易である。
【0012】また、請求項1に係る暖房便座では、ヒー
タを装着した支持基材にコンセントを固定し、これらを
インサートして便座本体を成形したものである。コンセ
ントは、便器本体に支持されると共に、馬蹄状である支
持基材に堅固かつ簡単にインサート成形されるように取
り付けられる。
【0013】請求項2に係る暖房便座では、請求項1
暖房便座を便器本体から着脱可能に構成することによ
り、暖房便座を便器本体から外すと共に、プラグを抜け
ば暖房便座から接続コード等が垂れ下がることがなく、
よって、暖房便座の清掃等が容易である。
【0014】請求項3に係る暖房便座では、プラグをコ
ンセントにセットした状態で、その間がゴム等のシール
材によりシールされる。このため、仮に水がかかって
も、プラグとコンセントの端子に被水することなく、安
全性と信頼性が保たれる。
【0015】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0016】図1は本発明の一実施例に係る暖房便座を
装着した洋式便器20を示す斜視図である。図1に示す
ように、洋式便器20は、便器本体22と、便器本体2
2の一端に枢支された暖房便座40及び便蓋26と、洗
浄用ノズルを装着した衛生洗浄装置30と、洗浄水タン
ク28と、を備えている。
【0017】上記暖房便座40は、図2に示す馬蹄形の
便座本体50と、この便座本体50内にインサート成形
された図3に示す支持基材60とを備えている。図2は
便座本体50の平面図、図3は支持基材60の平面図、
図4は図2のB−B線に沿った断面図である。図3に示
す支持基材60の上面62には、破線に沿った形状にヒ
ータ取付用溝64が形成されている。また、ヒータ取付
用溝64の間の上面62及びその周辺部には、被接着面
66が形成されている。
【0018】上記便座本体50は、融点200℃のAB
S樹脂または融点180℃のPP樹脂から形成され、支
持基材60も同じ樹脂で形成されている。よって、便座
本体50を形成するために溶融された樹脂が支持基材6
0に接触することによって、その支持基材60の表面が
溶融し、射出された樹脂と溶融し合うことによって、強
固に固定される。なお、溶融した樹脂が支持基材60に
接触してその支持基材60の表面は溶解するが、接触す
ることによってその溶融樹脂の温度は下がり、よって支
持基材60の内部まで溶けてしまうことはない。また、
ABS樹脂やPP樹脂を用いることによって、外観もよ
く、しかもコスト的にも安価に製作できるものである。
【0019】また、図5に示すように、支持基材60の
上面62と便座本体50との間には、ヒータユニット7
0が設けられている。ヒータユニット70は、ヒータ取
付用溝64内に挿入されたヒータ72と、アルミニウム
箔からなる伝熱シート74と、この伝熱シート74に接
着された両面テープ等からなる粘着シート76とを備
え、伝熱シート74及び粘着シート76は、上面62の
ほぼ全面にわたって覆うことにより、ヒータ72をヒー
タ取付用溝64内に保持してほぼ平滑な面となってい
る。
【0020】次に、暖房便座40の製造方法について説
明する。まず、図3に示す支持基材60を射出成形によ
り製造する。また、図6に示すように、伝熱シート74
上に粘着シート76の一方の第1接着面77を接着し、
さらに他方の第2接着面78にヒータ72を接着する。
この作業は、支持台100を用いて行なわれる。支持台
100には、ばね力により上下動する位置決めピン10
2が多数装着されている。位置決めピン102は、支持
基材60のヒータ取付用溝64の形状に倣うように配置
されている。次に、位置決めピン102の間にヒータ7
2を配設し、さらに、伝熱シート74に接着された粘着
シート76をヒータ72側に押し付ける。これにより、
位置決めピン102が押し下げられて、粘着シート76
にヒータ72が接着する。伝熱シート74及び粘着シー
ト76を持ち上げることにより、粘着シート76を介し
て伝熱シート74にヒータ72が接着して一体化する。
なお、位置決めピン102の上端面には、テフロン(米
国デュポン社の登録商標)等のコーティングがされてお
り、粘着シート76の第2接着面78に対して容易に剥
離することができる。
【0021】次に、図7に示すように、支持基材60の
ヒータ取付用溝64内にヒータユニット70のヒータ7
2を挿入し、粘着シート76の第2接着面78を支持基
材60の被接着面66に接着する。その後、図8に示す
ように、射出成形機の金型110を構成する上型112
と下型114の間に、ヒータユニット70等を装着した
支持基材60をセットする。このとき、伝熱シート74
と上型112の壁面との間にキャビティ115が形成さ
れる。続いて、ゲート116を通じて図9に示すよう
に、溶融樹脂Rをキャビティ115内に充填する。そし
て、冷却固化した後に離型して樹脂成形体を取り出す。
これにより、暖房便座40が完成する。
【0022】上記実施例において、支持基材60のヒー
タ取付用溝64内にヒータ72を挿入し、この上から伝
熱シート74で覆っているから、伝熱シート74は、ヒ
ータ72の凸凹を隠して平滑な面にすると共に、粘着シ
ート76を介して支持基材60の上面62に強固に接着
する。したがって、射出成形時に、溶融樹脂Rは、伝熱
シート74の平滑な面上を流れるから、高い射出圧で
も、ヒータ72がずれたり片寄ることがない。その結
果、ヒータ72の片寄りに伴う便座本体50の部分的な
薄肉部がなく、薄肉部による強度の低下を生じない。
【0023】また、ヒータ72を保持するための伝熱シ
ート74は、アルミニウム箔により形成されているか
ら、ヒータ72の熱を効率よく便座面52へ伝え熱損失
も少ない。
【0024】さらに、伝熱シート74へのヒータ72の
取付作業は、支持台100上の位置決めピン102の間
にヒータ72を位置決めして、伝熱シート74及び粘着
シート76をヒータ72に押圧すれば、ヒータ72がヒ
ータ取付用溝64に沿った配置で伝熱シート74上に接
着される。よって、狭い溝にヒータ72を押し入れる等
の面倒な作業も不要であり、ヒータ72の取付作業も容
易である。また、ヒータ取付用溝64の断面形状は、ヒ
ータ72の断面形状より大きめにとっても、ヒータ72
を伝熱シート74で押え付けているから射出成形時にず
れることがない。その結果、断面形状の大きなヒータ取
付用溝64によりヒータ72の挿入作業を簡単化するこ
とができる。
【0025】また、便座本体50は、支持基材60に一
体化するのにインサート成形により実現しており、その
継ぎ目に隙間がないので清掃が容易である上に、暖房便
座40自体の形状も支持基材60の形状に制約されるこ
となく多様にすることができ、座り心地や意匠性に優れ
た形状に容易に製造することができる。
【0026】次に、本発明に係る他の実施例について説
明する。上述した実施例では、ヒータユニット70の構
成として、伝熱シート74の一方の面に粘着シート76
を貼付し、その粘着シート76にヒータ72を接着して
いるが、これに限らず、図10に示すように、伝熱シー
ト74Bと粘着シート76Bとの間にヒータ72を介在
させてもよい。この場合には、図11に示すように、粘
着シート76Bの第2接着面78Bがヒータ取付用溝6
4の内側にも接着するので、接着強度が増すと共に、ヒ
ータ72が伝熱シート74Bに直接接触するので、伝熱
効率が高くなるという効果もある。なお、図12に示す
ように、ヒータ取付用溝64B間の被接着面66Bを上
面62より、やや低くして、ヒータ72をヒータ取付用
溝64Bへ挿入する作業を容易にしてもよい。
【0027】また、図13及び図14に示すように、伝
熱シート74Cと粘着シート76Cとの間にポリエステ
ル等からなる断熱シート79を介在させてもよい。これ
により、支持基材60側への熱が遮断されて、ヒータ7
2の便座面側への熱効率が一層向上するという効果があ
る。この場合において、断熱シート79の一部を切り欠
いて、粘着シート76Cを伝熱シート74Cに直接接着
して、3層の積層構造を強固にすることが望ましい。
【0028】図15は便座本体50Eにインサートされ
る支持基材60Eを中空構造にしたものである。この実
施例では、暖房便座40E自体を、同じ材料量でも軽量
かつ容積を大きく形成できるので、質量感に伴う高級感
をもたらすことができる。また、支持基材60Eの底面
部69に、クッション部150を設ければ、クッション
部150を上面部62Eに形成するより低くすることが
できる。これにより、クッション部150の清掃を簡単
にできる。なお、図16に示すように、便座本体50F
は、支持基材60Fの底面部69を含めた全周にわたっ
て形成してもよい。この場合には、より一層意匠性を高
めることができる。
【0029】図17は他の暖房便座40Gの端部を示す
断面図である。支持基材60Gと便座本体50Gとの間
に伝熱シート74Gが介在すると、接合強度が低下しや
すいが、これを防止するために、以下の各種の構成が採
られている。 伝熱シート74Gの一部を切り欠いた窓部75を形
成し、この窓部75を介して便座本体50Gと支持基材
60Gとが一体的に溶着した構成である。 伝熱シート74Gに窓部75を形成すると共に、こ
の窓部75の位置に合わせて支持基材60Gの上面62
に凹所63を形成する。そして、便座本体50Gの射出
成形時に、溶融樹脂が窓部75を介して凹所63内に入
り込んで突部53を形成する。これにより、便座本体5
0Gと支持基材60Gの接合面積が増大する。 支持基材60Gの端部に凹所67を形成する。そし
て、便座本体50Gの射出成形時に、溶融樹脂が凹所6
7に入り込んで便座本体50Gの一部が支持基材60G
の端部を把持する把持部58を形成する。 アルミニウムからなる伝熱シート74の両面に樹脂
コーティングを施したシート材を用い、樹脂コーティン
グによる樹脂との溶着性の改善により便座本体50G及
び粘着シート76を強固に接着させる。
【0030】図18及び図19は支持基材と便座本体と
の継ぎ目にバリを生じない暖房便座を製造する方法を示
す図である。射出成形機の金型110Hは、上型112
H、下型114H及びスライド型118を備え、スライ
ド型118は、支持基材60Hと便座本体との継ぎ目6
0hに設置され、図示上下方向へスライド可能に構成さ
れている。射出成形時に、キャビティ115Hに溶融樹
脂Rが充填され、その溶融樹脂Rがスライド型118に
達すると、このスライド型118により射出初期の樹脂
圧を受ける。その後、スライド型118を下方にスライ
ドさせる。スライド型118が除かれたキャビティ11
5Hに溶融樹脂Rが徐々に充填される。すなわち、支持
基材60Hの継ぎ目60hの部分に加えられる溶融樹脂
Rは、その射出初期の高い樹脂圧のときにはスライド型
118で受け、樹脂圧が低くなったときに、スライド型
118が除かれて継ぎ目60hで直接受け、そのキャビ
ティ115Hに充填される。したがって、支持基材60
Hと便座本体との継ぎ目60hとなる部分で高い射出圧
で溶融樹脂Rが充填されず、支持基材60Hと便座本体
との継ぎ目60hにバリが生じない。
【0031】次に、暖房便座40に取り付けられるヒー
タユニット70のヒューズの取付構造について説明す
る。図20に示すように、暖房便座40の背面には、便
器本体22の上面に当たるクッション部150が4カ所
形成されている。該クッション部150のうち、クッシ
ョン部150Aには、図21及び図22の断面に示すよ
うに、ヒューズ180を収納している。すなわち、クッ
ション部150Aは、支持基材60の下部から断面長円
形に一体的に突設された収納室154を有する突出部1
52と、収納室154の開口部に圧入される係止部19
2を介して装着されるクッション部材190とを備えて
いる。
【0032】クッション部150Aの上部には、収納室
154から支持基材60の上面62まで貫通しかつその
下部が絞り部162(図23参照)となっている取付用
透孔156a,156bが形成されている。取付用透孔
156a,156bには、端子170a,170bが圧
入されている。端子170a,170bは、図24に示
すように、ヒータ72の引出線72a(72b)に接続
される上部端子部171と、膨出部172と、下部端子
部173とから構成され、膨出部172が上記絞り部1
62に圧接して取付用透孔156a,156bの下部を
封止している。また、引出線72a,72b及び端子1
70a,170bのある上面62の所定部位には、絶縁
テープ188が貼付されている。絶縁テープ188は、
伝熱シート74の切欠部分に貼付されたものであり、射
出成形時の溶融樹脂が取付用透孔156a,156b内
に入り込んだりすることを防止する。
【0033】上記両端子170a,170bの下部端子
部173間には、ヒータ72の過電流を防止するヒュー
ズ180が端子部182を介して接続されている。この
ヒューズ180は、シリコンゴム等からなる樹脂充填材
184によりモールドされて外部からの水分等に対して
絶縁されている。
【0034】このクッション部150Aの構成によれ
ば、クッション部150Aの収納室154を利用してヒ
ューズ180を収納しているので、外部にヒューズ18
0を設けるより取付構造が簡単になるという効果があ
る。
【0035】また、図24に示すように、端子170
a,170bの端部は、膨出部172になり、絞り部1
62に密着して取付用透孔156a,156bを完全に
封止するから、射出成形時に溶融樹脂が収納室154内
に入り込むことがない。
【0036】次に、暖房便座40のヒータ72に対して
着脱自在なコネクタ部について図25及び図26を用い
て説明する。暖房便座40の端部40a(図2参照)に
は、ヒータ72をコード220を介して外部電源に接続
するコネクタ部200が設けられている。図25はコネ
クタ部200の非接続状態を示し、図26はその接続状
態を示す。図25に示すように、コネクタ部200は、
支持基材60の下端に設けられたコンセント210と、
このコンセント210に着脱自在なプラグ230とを備
えている。コンセント210は、支持基材60の端部の
支持部61に圧入装着されるブッシュ212を備えてい
る。ブッシュ212には、突起段部215及び4カ所の
取付用透孔214a,214b,215a,215b
(図27参照)が形成されており、取付用透孔214
a,214bには、オス端子216a,216bが圧入
されており、取付用透孔214a,214bには、サー
ミスタ310に接続されるオス端子217a,217b
が圧入されている。また、ブッシュ212の外周端に
は、先端に係合部218aを有する係止突条218が2
カ所突設されている。
【0037】一方、プラグ230は、ケース240と、
ケース240内に収納されたプラグ本体250を備えて
いる。プラグ本体250は、固定部材260と、可動部
材270と、ストッパ部材280とを備えている。上記
ケース240の先端には、コンセント210側の係止凹
所219に係合する係合爪244が形成されており、ケ
ース240の後端部には、コード220を摺動自在に貫
通した貫通孔242が形成されている。コード220
は、プラグ本体250と一体になって貫通孔242内を
移動可能になっていると共にストッパ222により移動
が規制されている。
【0038】上記固定部材260は、コード220、接
続コード224及びメス端子226を樹脂モールド形成
されており、そのメス端子226側には、摺動凹所26
2が形成されている。この摺動凹所262には、可動部
材270が摺動自在に嵌合され、さらに固定部材260
の外周に固定されたストッパ部材280により可動部材
270の移動が規制されている。なお、ストッパ部材2
80は、固定部材260に対してシール材281aを介
してシールされている。
【0039】上記固定部材260の摺動凹所262の底
部には、ガイド溝264及びガイド凹所266が形成さ
れており、このガイド溝264及びガイド凹所266
に、可動部材270に形成されたガイド突起272及び
ガイド突起274が摺動自在に嵌合している。ガイド溝
264及びガイド凹所266には、スプリング292,
294が収納され、可動部材270を固定部材260に
対して摺動させる付勢力となっている。可動部材270
の摺動量は、ストッパ部材280の突起282により規
制されている。可動部材270には、オス端子302及
びメス端子304を有する中継端子300が樹脂モール
ドされている。上記オス端子302はメス端子226
に、一方、メス端子304はオス端子216a,216
b等にそれぞれ接続または非接続されるように形成され
ている。
【0040】次に上記コネクタ部200の接続動作につ
いて説明する。図25の非接続状態では、コード220
と共にプラグ本体250が図示左側へストッパ222に
当接するまで移動し、ケース240内でプラグ本体25
0がフリーな状態になっている。また、可動部材270
は、スプリング292,294の付勢力により固定部材
260に対して離反し、オス端子302がメス端子22
6に非接続状態になっている。
【0041】コネクタ部200の非接続状態から図26
に示すように接続するには、プラグ本体250を持って
中継端子300のメス端子304をオス端子216a,
216bに向けて押し入れる。これにより、突起段部2
15に押圧されて可動部材270がスプリング292,
294に抗して押し込まれつつ、オス端子302がメス
端子226に接続される。このとき、コンセント210
側の係合部218aが固定部材260の係合突起268
に係合してプラグ本体250がコンセント210に固定
されと共に、シール材281bがストッパ部材280に
より押しつぶされる。これにより、外部からシールされ
た状態で、オス端子216a,216b等は、中継端子
300、メス端子226、接続コード224及びコード
220を介して外部電源に接続される。その後、ケース
240を持って、コンセント210側へ押し込み、係合
爪244をコンセント210側の係止凹所219に係合
することによりケース240がコンセント210に装着
される。
【0042】したがって、上記コネクタ部200によれ
ば、オス端子216a,216b等、中継端子300、
及びメス端子226は、プラグ本体250とコンセント
210間に設けたシール材281bによりシールされて
いるので、防水性に優れている。また、ケース240に
よって覆われているため、その防水性が向上している。
【0043】また、プラグ230をコンセント210か
ら抜いたとき、プラグ230内の可動部材270がスプ
リング292,294の付勢力で中継端子300とメス
端子226との接続が遮断される。よって、中継端子3
00は、外部電源から切り離されるので、耐漏電性に優
れている。
【0044】さらに、プラグ230をコンセント210
に対して抜くと、暖房便座40には、外部コードが付随
することがないので、清掃等の取扱作業時の邪魔になら
ない。
【0045】さらに、プラグ本体250は、係合部21
8aが係合突起268に係合し、しかも、係止突条21
8の弾性変形がケース240により外側から規制されて
いるので、外力によりコンセント210から脱落し難
い。
【0046】次に、ヒータユニット70のインサート成
形により暖房便座40を製造する工程において、クッシ
ョン部150Aのヒューズ180及びコネクタ部200
を同時に組み付ける場合の製造工程について説明する。
暖房便座40を製造するには、まず、図27に示す支持
基材60の支持部61にブッシュ212を圧入固定す
る。なお、ブッシュ212には、オス端子216a,2
16b及び217a,217bを予め圧入固定してお
く。次に、オス端子217a,217bに、サーミスタ
310のリード線312を接続し、サーミスタ310を
支持基材60の上面62に仮止めする。
【0047】次に、ヒータユニット70を支持基材60
に装着する。この作業は、図6ないし図9で説明した伝
熱シート74等を支持基材60上に接着することにより
行なう。このとき、サーミスタ310も、伝熱シート7
4により支持基材60上に固定される。
【0048】続いて、ブッシュ212に固定したオス端
子216aにヒータ72の一方の引出線72aを接続す
る。ヒータ72の他方の引出線72bに端子170aを
接続し、この端子170aをクッション部150Aの上
部の取付用透孔156aに圧入する。中継線320の一
方の引出線320aに端子170bを接続し、この端子
170bを取付用透孔156bに圧入する。中継線32
0の他方の引出線320bは、ブッシュ212に固定さ
れた他方のオス端子216bに接続される。
【0049】次に、絶縁テープ360により端子170
a,170bから中継線320の一部にかけて、一方、
絶縁テープ362によりブッシュ212の上面の各オス
端子216a,216b,217a,217bをそれぞ
れ被覆する。なお、絶縁テープ360,362は、端子
等を覆う部分が絶縁性を有するシート材である。続い
て、射出成形機の金型にヒータユニット70等を装着し
た支持基材60をセットして、射出成形を行なって便座
本体50を形成する。冷却した後に、成形体を取り出
す。
【0050】その後、図21に示すように、クッション
部150Aの収納室154にヒューズ180を入れて、
ヒューズ180の端子部182を取付用透孔156a,
156bに接続する。続いて、収納室154に樹脂充填
材184を充填することによりヒューズ180等をモー
ルドし、さらに、クッション部材190の係止部192
を収納室154に圧入することによりクッション部材1
90を取り付ける。これにより、暖房便座40が完成す
る。
【0051】したがって、上記製造方法によれば、クッ
ション部150Aのヒューズ180及びコネクタ部20
0も、射出成形前に簡単なヒューズ180等の組付工程
を行なうだけで、便座本体50の射出成形後に複雑な工
程を行なう必要がなく、暖房便座40を完成することが
できる。
【0052】図28は射出成形前にヒューズ180を取
り付ける他の製造方法を示す。まず、支持基材60Iの
取付用透孔156a,156bに端子170a,170
bを圧入し、ヒータユニット70を支持基材60Iに取
り付ける。次に、端子170a,170bにヒューズ1
80を接続し、さらに、支持基材60Iの下端面に、ヒ
ューズ180を囲む形状のクッション基材68を装着す
る。クッション基材68には、下部に通気孔68a,6
8bが形成されている。
【0053】次に、支持基材60I等を射出成形機の金
型110Iにセットする。この状態で、通気孔68a、
収納室154I、通気孔68bを通じて、冷却ガス(窒
素ガスまたは空気等)を流してヒューズ180を冷却し
ながら、射出成形を行なって便座本体を形成する。射出
成形後に、クッション(図示省略)を取り付ける。な
お、防水性を高める場合には、通気孔68a,68bか
らシリコン樹脂等を充填してヒューズ180をモールド
してもよい。この実施例によれば、図21の実施例に比
べ、突出部152等で囲まれていない支持基材60Iの
下面にヒューズ180を取り付けることができるから、
組付作業性が向上する。
【0054】図29ないし図31は他の構成にかかるコ
ンセント210J周辺を示す図である。暖房便座40J
のコンセント210Jは、支持部61Jにブッシュ21
2Jが圧入固定されて、このブッシュ212Jにオス端
子216が圧入固定され、さらに便座本体50Jが射出
成形されることにより構成されている。
【0055】次に、上記コネクタ構造の製造方法につい
て説明する。まず、支持基材60Jの支持部61Jにブ
ッシュ212Jを圧入固定する。なお、ブッシュ212
Jには、オス端子216が4本圧入されている。4本の
オス端子216のうち2本にサーミスタ(図示省略)等
を接続し、ヒータユニット70を支持基材60Jの上面
62に装着し、さらにオス端子216にヒータ72の引
出線を接続する。その後、絶縁テープ362でオス端子
216を上面から覆い、さらに、支持部61Jの下端開
口部に、インサートリング380を取り付ける。その
後、支持基材60J等を射出成形機の金型にセットし、
射出成形を行なって便座本体50Jを形成する。
【0056】そして、射出成形後、メス端子402を先
端に備えたプラグ400をオス端子216等に接続す
る。プラグ400の先端には、支持部61Jのテーパ面
との間でシールするOリング404が装着されている。
プラグ400を外嵌している樹脂製の六角ナット410
をインサートリング380のネジを介して螺着する。こ
れにより、メス端子402は、オス端子216にシール
状態で確実に接続することができる。なお、六角ナット
410のネジの内側に、突起(図示省略)を設ければ、
この突起が六角ナット410の締結抵抗を高めることが
でき、取付工具なしでも緩みを防止できると共に脱着感
をもたらすことができる。
【0057】図32ないし図34は他の構成にかかるコ
ネクタ部450を示し、図32はコネクタ部450の非
接続状態であり、図33はその接続状態であり、図34
は図33のE−E線に沿った断面図である。コネクタ部
450は、支持基材60Kに設けられたコンセント46
0と、このコンセント460に着脱自在なプラグ470
とを備えている。コンセント460は、支持基材60K
の端部の支持部61Kに圧入装着されるブッシュ212
Kを備えている。ブッシュ212Kには、4カ所の取付
用透孔214a,214b(図では2カ所示す。)が形
成されており、取付用透孔214a,214bには、オ
ス端子216a,216bが圧入されている。また、ブ
ッシュ212Kには、オス端子216a,216bを囲
む形状の嵌合部462が形成されると共に先端の係合部
464a及び根元の係合部464cを有する係合突条4
64が形成されている。
【0058】一方、プラグ470は、プラグ本体480
と、このプラグ本体480の一部を覆うケース550と
を備えている。プラグ本体480は、ケース550に対
してガイド部482を介してスライド自在に装着された
スライド部材490と、スライド部材490に装着され
た接続部材500とを備えている。
【0059】上記スライド部材490は、コード220
の端部、接続コード224及び端子基部227を樹脂モ
ールド形成されている。一方、上記接続部材500は、
上記端子基部502に接続された端子接触部504と、
該端子接触部504を取り付けかつ上記嵌合部462に
嵌合する係合突条506とを備えている。また、接続部
材500の外側部には、コンセント460側の464a
に係合する係合凹所508が形成されている。
【0060】また、上記ケース550の先端には、コン
セント460側の係合部464cに係合する係合部55
2cを有する係合突条552が形成されており、ケース
550の後端部には、コード220を摺動自在に貫通し
た貫通孔554が形成されている。コード220は、プ
ラグ本体480と一体になって貫通孔554内を移動可
能になっている。なお、コンセント460とプラグ本体
480との接合部には、シール材466が装着されてい
る。
【0061】次にプラグ470をコンセント460に着
脱する動作について説明する。まず、図32の非接続状
態から図33のように接続するには、プラグ本体480
の外周を持って、係合突条506を嵌合部462にガイ
ドさせながらコンセント460側へ挿入して、端子接触
部504をオス端子216a,216bに差し込む。プ
ラグ本体480の係合凹所508にコンセント460側
の係合部464aが係合して、端子接触部504がオス
端子216a,216bに接続される。このとき、シー
ル材466が接続部材500の端部で押しつぶされ、シ
ール性を発揮する。よって、プラグ本体480とコンセ
ント460の間は防水性に優れたものとなる。次に、ケ
ース550の手持部556を持って、コンセント460
側に差し込む。ケース550は、プラグ本体480によ
りガイドされつつスライドし、係合部552cがコンセ
ント460側の係合部464cに係合する。これによ
り、プラグ470は、コンセント460に装着される。
【0062】ここで、図33に示すように、コンセント
460側の係合突条464は、プラグ本体480の係合
凹所508に係合しているが、ケース550の係合突条
552により押さえつけられて弾性変形が規制されてい
るので、プラグ本体480だけを抜くことができない。
したがって、プラグ470をコンセント460から外す
には、まず、ケース550の手持部556を指でもって
矢印方向への力を加えると、係合突条552が拡開する
方向へ弾性変形して、係合部552cが係合部464c
から係脱する。そして、ケース550がプラグ本体48
0のガイド部482にガイドされながら矢印方向へスラ
イドする。次に、プラグ本体480を指で持って矢印方
向へ力を加えると、係合突条464が外側へ弾性変形し
て係合部464cが係合凹所508から係脱し、プラグ
470がコンセント460から抜ける。
【0063】本実施例では、図26のコネクタ部200
と比べて、プラグ本体480がケース550に対してス
ライド自在であるが、一体化されているので、プラグ本
体480やケース550の差込作業を簡単に行なうこと
ができる。
【0064】次に、衛生洗浄装置610に暖房便座70
0を取り外し可能な支持構造について説明する。図35
は便蓋を装着した衛生洗浄装置を示す外観図である。図
35に示すように、衛生洗浄装置610のケーシング本
体614には、便座支持機構630を介して着脱可能に
暖房便座700が取り付けられている。図36に示すよ
うに、便座支持機構630は、ケーシング本体614側
の支持機構650と暖房便座700側の被支持機構72
0とから構成されている。支持機構650は、ケーシン
グ本体614の中央前部の支持凹所652に設けられて
おり、支持凹所652の両側の支持側面656に軸方向
へ突設された本体支持部660を主要な構成としてい
る。
【0065】上記本体支持部660は、摺動支持基部6
62を備えている。摺動支持基部662は、対向面66
4と、外側面665とから形成され、外側面665は、
上下の円弧面665aと、垂直面665bとで形づけら
れた断面小判形になっている。上記対向面664には、
回動ピン670が突出している。回動ピン670は、ケ
ーシング本体614及び本体支持部660内に内蔵され
た粘性抵抗機構680の一部を構成し、摺動支持基部6
62を小形にした形状である。なお、本体支持部660
は、支持凹所652の対応する支持側面657にも設け
られているが、それらは同一の構成であるので、その説
明を省略する。
【0066】上記粘性抵抗機構680は、実開平4−8
3100号公報に記載されているものが応用でき、その
構成を簡単に説明する。すなわち、図37に示すよう
に、粘性抵抗機構680は、粘性抵抗及びスプリング抵
抗により回動ピン670を閉じ方向へ緩やかに回転させ
る機構であり、ケーシング684と、ケーシング684
の底部にその一端を回転自在に支持された回転子685
と、上記回動ピン670を嵌入支持しかつ上記回転子6
85の他端で回転自在に支持されたジョイント687
と、ジョイント687の外周に巻回されたコイルスプリ
ング686と、上記ジョイント687の端面部に係合す
るカム688と、ジョイント687に外嵌された伝達子
689と、伝達子689に遊嵌されたクラッチスプリン
グ690と、クラッチスプリング690と回転子685
との間に介在するシュー691とを備えている。なお、
ケーシング684の内周面と回転子685の外周面との
間には、粘性剤Vが充填されている。
【0067】次に、上記粘性抵抗機構680の動作につ
いて説明する。まず、暖房便座700を閉じた状態から
起立させると、回動ピン670がジョイント687と一
体に回転する。このとき、クラッチスプリング690
は、収縮していてその内周面が伝達子689の外周に当
たり、シュー691の内周面から離れている。このた
め、回動ピン670が暖房便座700の起立方向に回転
するときには、ジョイント687と回転子685とがフ
リーの状態となり、回動ピン670は、粘性剤Vの抵抗
を受けない。
【0068】なお、コイルスプリング686は、伝達子
689に拘束されているので、伝達子689の回転によ
って巻き方向と反対の力を受け、緩むように弾性変形す
る。したがって、コイルスプリング686の弾性変形
は、暖房便座700を起立させるときの抵抗とはなる
が、巻き戻す向きなので抵抗は小さい。
【0069】また、暖房便座700を起立させる過程で
は、伝達子689の回転によってコイルスプリング68
6と同様に、クラッチスプリング690も巻き戻す力を
受け、その外径が次第に大きくなる。そして、最終的に
はクラッチスプリング690の外周面はシュー691の
内周面に衝き当たるようになり、伝達子689が回転子
685側に連接状態となる。
【0070】一方、暖房便座700を閉じるときは、カ
ム688がジョイント687のカム部との作用により、
所定角度までは抵抗を受けることなく、速やかに回動す
る。そして、所定角度まで暖房便座700が閉じられ、
伝達子689が回転するようになると、クラッチスプリ
ング690も一体に回転する。このクラッチスプリング
690は、シュー691の内周面に当たっているので、
伝達子689の回転は、回転子685に伝わる。したが
って、伝達子689と共に回転子685も回転し、ケー
シング684との間に封入した粘性剤Vの粘性抵抗が伝
達子689に作用し、ジョイント687を経て回動ピン
670の閉じ速度が緩められる。
【0071】一方、コイルスプリング686は、伝達子
689の回転に伴って巻き取られる方向にねじりを受け
る。このとき、コイルスプリング686への捩り力が伝
達子689への抵抗となり、回動ピン670への抵抗と
して作用するようになる。
【0072】次に、暖房便座700に設けた被支持機構
720について説明する。図36に示すように、被支持
機構720は、暖房便座700の端部の便座支持基部7
02の両側部にそれぞれ同一の構成で形成されている。
被支持機構720は、筒状支持部722を備えている。
筒状支持部722は、摺動支持基部662の円弧面66
5aの縦方向長さよりも僅かに大きい直径で形成されて
おり、上記円弧面665aに回動自在に支持される断面
円形に形成されている。筒状支持部722の図示下端に
は、支持機構650の幅、つまり両垂直面665bの幅
より僅かに大きく切り欠いた開口部724が形成されて
いる。
【0073】また、上記被支持機構720の底面であ
り、ほぼ中央位置には、嵌合凹所732が形成されてい
る。嵌合凹所732は、一端に開口部736を有する細
長い溝状に形成されている。開口部736は、上記開口
部724の中央部位に一致する位置に形成されている。
【0074】次に、上記便座支持機構630を介した暖
房便座700の開閉動作について図38及び図39を参
照しつつ説明する。図38は暖房便座700を閉じた状
態を示し、図39は暖房便座700を垂直位置まで開い
た状態を示す。
【0075】図38に示す状態では、被支持機構720
の筒状支持部722が摺動支持基部662の円弧面66
5aに支持され、嵌合凹所732が回動ピン670に嵌
合しているから、暖房便座700の開閉動作にしたがっ
て、筒状支持部722が摺動支持基部662の円弧面6
65aに対して摺動すると同時に、開口部724に嵌合
された回動ピン670が粘性抵抗機構680の抵抗力を
もちつつ回動する。したがって、暖房便座700は、筒
状支持部722及び円弧面665aにより接触状態で堅
固に支持されつつ、回動ピン670の回動により、抵抗
力をもってなめらかな開閉動作を行なう。すなわち、暖
房便座700は、便座支持機構630の2カ所の支持構
造により、ケーシング本体614の摺動支持基部662
に対してがたつかず、スムーズな開閉動作を行わせるこ
とができる。
【0076】こうした便座支持機構630を介して暖房
便座700をケーシング本体614から外すには、図3
9に示すように、暖房便座700を持って垂直方向まで
開けて矢印方向へ引き抜く。すなわち、暖房便座700
の垂直位置では、筒状支持部722は、開口部724が
摺動支持基部662の垂直面665bの位置に整合して
いるから抜ける状態になっており、また、回動ピン67
0は、嵌合凹所732と嵌合して回転しているから開口
部736を通じて常時抜ける状態になっている。よっ
て、暖房便座700の垂直方向位置にて、被支持機構7
20は、本体支持部660に対して支持状態を解除す
る。したがって、暖房便座700を垂直方向まで開き、
所定の方向へ暖房便座700を引き抜けば、容易に暖房
便座700をケーシング本体614から外すことができ
る。そして、ケーシング本体614から外した暖房便座
700は、トイレ外部の広い場所で、清掃を隅々まで容
易に行なうことができる。
【0077】次に、図40及び図41は他の実施例に係
る暖房便座40Lを示す。暖房便座40Lは、便座本体
50Lと、便座底板54Lとを備え、便座本体50Lの
下部開口の底板取付段部52Laに便座底板54Lを超
音波溶着することにより封着されている。上記便座本体
50Lの便座内面52Lbには、アルミニウム箔76L
aによりヒータ72が貼り付けられている。該ヒータ7
2への外部からの給電は、暖房便座40Lに取り付けら
れたコンセント210L及び該コンセント210Lに接
続されるプラグ400Lを介して行なわれる。
【0078】図41に示すように、上記コンセント21
0Lは、便座本体50Lの端部のブッシュ取付段部52
Lcに固定されかつ樹脂材料(ABS)等から形成され
たブッシュ212Lと、ブッシュ212Lの上部にイン
サートされたオス端子216Lとを備えている。オス端
子216Lは、ヒータ端子216La及びサーミスタ端
子216Laに接続されており、それらの接続部は、シ
リコーン等から形成されたモールド体219Lでモール
ドされている。ブッシュ212Lには、その底部にゴム
材料(NBR)等から形成されたパッキン380Lが装
着され、また、その側部に係合孔212Laが形成され
ている。
【0079】一方、プラグ400Lは、コード220の
リード線222Lを介して端子取付部402Laで接続
されたメス端子402Lを備えており、該端子取付部4
02La及びその接続部は、樹脂材料(PVC)等から
形成されたオーバーモールド体404Lでモールドされ
ている。また、オーバーモールド体404Lの上部に
は、樹脂材料(PBT)等から形成されたケース410
Lが取り付けられている。ケース410Lは、上記メス
端子402Lを収納した端子収納孔412Lを有する筒
状の端子収納筒部414Lと、端子収納筒部414Lの
先端に形成された可撓性のケース脚部420Lとを備え
ており、該ケース脚部420Lに把持部422L及び係
合突起424Lが形成されている。
【0080】次に、コンセント210Lを装着した暖房
便座40L及び該コンセント210Lに接続されるプラ
グ400Lの製造工程について説明する。まず、便座本
体50Lを樹脂成形した後に、便座本体50Lの内面に
ヒータ72をアルミニウム箔76Laにより貼付する。
次に、オス端子216L及びパッキン380Lをブッシ
ュ212Lに取り付ける。
【0081】続いて、オス端子216Lに、ヒータ端子
216La等を挿入嵌合すると共に、ブッシュ212L
を便座本体50Lのブッシュ取付段部52Lcに圧入セ
ットする。この状態にて、オス端子216Lとヒータ端
子216La等の周辺部をシリコーン等で樹脂モールド
する。その後、便座本体50Lの底板取付段部52La
に、便座底板54Lを位置決め嵌合し、超音波装置にセ
ットして、便座本体50Lと便座底板54Lとが接して
いる超音波接合部Sの部分で超音波溶着する。このと
き、ブッシュ212Lは、便座本体50Lにブッシュ取
付段部52Lcの部分で同時に超音波溶着される。
【0082】一方、プラグ400Lを製造するには、メ
ス端子402Lの端子取付部402Laをかしめること
によりリード線222Lを接続し、その後、メス端子4
02Lをケース410Lの端子収納孔412Lに挿入セ
ットする。そして、端子取付部402La、リード線2
22L、及びコード220の端部をオーバーモールドし
て絶縁性を確保することによりプラグ400Lが製造さ
れる。
【0083】次に、プラグ400Lをコンセント210
Lに接続する手順について説明する。ケース410Lの
把持部422Lを摘んで圧縮した状態にてプラグ400
Lを持って、メス端子402Lをオス端子216Lに押
し入れて接続する。その後、把持部422Lの挟持する
力を除くと、ケース脚部420Lが拡開して、係合突起
424Lがブッシュ212Lの係合孔212Laに係合
し、プラグ400Lがコンセント210Lに装着され
る。このとき、パッキン380Lが先端部415Lに押
しつぶされてシール力を発揮する。
【0084】一方、プラグ400Lをコンセント210
Lから外すには、把持部422Lを挟持して係合突起4
24Lを係合孔212Laから外して、プラグ400L
を引き抜くことにより行なう。
【0085】上記コンセント210L及びプラグ400
Lによれば、オス端子216Lとメス端子402Lは、
ケース410Lの端子収納筒部414Lとブッシュ21
2Lの底部で囲まれており、さらにその先端外周部がパ
ッキン380Lでシールされることにより、高いシール
性を備えている。また、プラグ400Lは、係合突起4
24Lがブッシュ取付段部52Lcに係合してブッシュ
212Lに保持されているから、コード220等を引っ
張っても簡単に抜けることはないが、把持部422Lを
挟持すれば簡単に外すことができる。
【0086】また、オス端子216L及びヒータ端子2
16La等は、その上部で樹脂モールドされているの
で、高い絶縁性を確保することができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る請求項
1の暖房便座によれば、便座本体ヒータに接続される
コンセントを溶着等で固定することにより、暖房便座へ
のコンセントの固定を容易にし、また、ヒータとコンセ
ントの配線が簡単であるので製造も容易であり、しか
も、暖房便座を便器本体から外すと共にコンセントから
プラグを抜けば、暖房便座から接続コード等が垂れ下が
ることがなく、暖房便座の清掃等を容易に行なうことが
できる。
【0088】また、請求項2に係る暖房便座によれば、
ヒータを装着した支持基材にコンセントを固定し、これ
らをインサート成形して便座本体を成形するように構成
することにより、コンセントが支持基材に堅固かつ簡単
に支持され、しかも、インサート成形によりヒータとコ
ンセントの固定を一度に行なえることにより、その製造
を簡単にすることができる。
【0089】請求項3に係る暖房便座によれば、請求項
2の暖房便座を便器本体から着脱可能に構成することに
より、暖房便座を便器本体から外すと共に、プラグを抜
けば暖房便座から接続コード等が垂れ下がることがな
く、よって、暖房便座の清掃等が容易である。
【0090】請求項4に係る暖房便座によれば、プラグ
をコンセントにセットした状態で、その間がゴム等のシ
ール材によりシールされる。このため仮に水がかかって
も、プラグとコンセントの端子に被水することなく、安
全性と信頼性が保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る暖房便座を装着した洋
式便器を示す斜視図。
【図2】本実施例に係る暖房便座を示す平面図。
【図3】暖房便座にインサートされる支持基材を示す平
面図。
【図4】図2の暖房便座のB−B線に沿った断面図。
【図5】図4の要部の拡大断面図。
【図6】ヒータユニットの製造方法を説明する説明図。
【図7】ヒータユニットの製造方法を説明する説明図。
【図8】射出成形工程を示す断面図。
【図9】射出成形工程を示す説明図。
【図10】第2の実施例に係るヒータユニットを示す断
面図。
【図11】第2の実施例に係る暖房便座の製造工程を示
す説明図。
【図12】図11に係る実施例の変形例を説明する説明
図。
【図13】第3の実施例に係るヒータユニットを示す断
面図。
【図14】第3の実施例に係る暖房便座の製造工程を示
す説明図。
【図15】他の支持基材の例を示す断面図。
【図16】さらに他の支持基材の例を示す断面図。
【図17】別の実施例に係る暖房便座の端部を示す断面
図。
【図18】暖房便座の他の製造方法を示す説明図。
【図19】暖房便座の他の製造方法を示す説明図。
【図20】暖房便座及び便器本体を示す斜視図。
【図21】暖房便座のクッション部の周辺を示す断面
図。
【図22】図21のC−C線に沿った断面図。
【図23】図21の端子部における取付作業を説明する
説明図。
【図24】図21の端子部付近の構成及びその取付作業
を説明する説明図。
【図25】コネクタの非接続状態を示す断面図。
【図26】コネクタの接続状態を示す断面図。
【図27】クッション部及びコネクタの周辺部の製造工
程を説明する説明図。
【図28】クッション部の他の製造方法を説明する断面
図。
【図29】コネクタ部の他の構成及びその周辺部を示す
正面図。
【図30】コネクタ部及びその周辺部の断面図。
【図31】図30のD−D線に沿った断面図。
【図32】他のコネクタ部の構成に係る非接続状態を示
す断面図。
【図33】他のコネクタ部の構成に係る接続状態を示す
断面図。
【図34】図33のE−E線に沿った断面図。
【図35】本発明に係る便座の支持構造を備えた衛生洗
浄装置を示す斜視図。
【図36】ケーシング本体から便座を取り外した状態を
示す斜視図。
【図37】便蓋の支持構造及び粘性抵抗機構を示す断面
図。
【図38】便蓋の支持構造の動作のうち便蓋を閉じた状
態を説明する説明図。
【図39】便蓋の支持構造の動作のうち便蓋を取り外す
状態を説明する説明図。
【図40】他の実施例に係る暖房便座及びプラグを抜い
た状態を示す断面図。
【図41】コンセント及びプラグの周辺を示す拡大断面
図。
【図42】従来の暖房便座を備えた洋式便器を示す斜視
図。
【図43】従来の暖房便座を便器本体から取り外した状
態を示す斜視図。
【符号の説明】
20…洋式便器 22…便器本体 26…便蓋 28…洗浄水タンク 30…衛生洗浄装置 40…暖房便座 40E…暖房便座 40G…暖房便座 40J…暖房便座 40L…暖房便座 40a…端部 50…便座本体 50E…便座本体 50F…便座本体 50G…便座本体 50J…便座本体 50L…便座本体 52…便座面 52La…底板取付段部 52Lb…便座内面 52Lc…ブッシュ取付段部 53…突部 54L…便座底板 58…把持部 60…支持基材 60E…支持基材 60F…支持基材 60G…支持基材 60H…支持基材 60I…支持基材 60J…支持基材 60K…支持基材 60h…継ぎ目 61…支持部 61J…支持部 61K…支持部 62…上面 62E…上面部 63…凹所 64…ヒータ取付用溝 64B…ヒータ取付用溝 66…被接着面 66B…被接着面 67…凹所 68…クッション基材 68a,68b…通気孔 69…底面部 70…ヒータユニット 72…ヒータ 72a,72b…引出線 74…伝熱シート 74B…伝熱シート 74C…伝熱シート 74G…伝熱シート 75…窓部 76…粘着シート 76B…粘着シート 76C…粘着シート 76La…アルミニウム箔 77…第1接着面 78…第2接着面 78B…第2接着面 79…断熱シート 100…支持台 102…位置決めピン 110…金型 110H…金型 110I…金型 112…上型 112H…上型 114…下型 114H…下型 115…キャビティ 115H…キャビティ 116…ゲート 118…スライド型 150…クッション部 150A…クッション部 152…突出部 154…収納室 154I…収納室 156a,156b…取付用透孔 162…絞り部 170a,170b…端子 171…上部端子部 172…膨出部 173…下部端子部 180…ヒューズ 182…端子部 184…樹脂充填材 188…絶縁テープ 190…クッション部材 192…係止部 200…コネクタ部 210…コンセント 210J…コンセント 210L…コンセント 212…ブッシュ 212J…ブッシュ 212K…ブッシュ 212L…ブッシュ 212La…係合孔 214a,214b,215a,215b…取付用透孔 215…突起段部 216…オス端子 216L…オス端子 216La…サーミスタ端子 216La…ヒータ端子 216a,216b,217a,217b…オス端子 218…係止突条 218a…係合部 219…係止凹所 219L…モールド体 220…コード 222…ストッパ 222L…リード線 224…接続コード 226…メス端子 227…端子基部 230…プラグ 240…ケース 242…貫通孔 244…係合爪 250…プラグ本体 260…固定部材 262…摺動凹所 264…ガイド溝 266…ガイド凹所 268…係合突起 270…可動部材 272…ガイド突起 274…ガイド突起 280…ストッパ部材 281a…シール材 281b…シール材 282…突起 292,294…スプリング 300…中継端子 302…オス端子 304…メス端子 310…サーミスタ 312…リード線 320…中継線 320a…引出線 320b…引出線 360,362…絶縁テープ 380…インサートリング 380L…パッキン 400…プラグ 400L…プラグ 402…メス端子 402L…メス端子 402La…端子取付部 404…Oリング 404L…オーバーモールド体 410…六角ナット 410L…ケース 412L…端子収納孔 414L…端子収納筒部 415L…先端部 420L…ケース脚部 422L…把持部 424L…係合突起 450…コネクタ部 460…コンセント 462…嵌合部 464…係合突条 464a…係合部 464c…係合部 466…シール材 470…プラグ 480…プラグ本体 482…ガイド部 490…スライド部材 500…接続部材 502…端子基部 504…端子接触部 506…係合突条 508…係合凹所 550…ケース 552…係合突条 552c…係合部 554…貫通孔 556…手持部 610…衛生洗浄装置 614…ケーシング本体 630…便座支持機構 650…支持機構 652…支持凹所 656…支持側面 657…支持側面 660…本体支持部 662…摺動支持基部 664…対向面 665…外側面 665a…円弧面 665b…垂直面 670…回動ピン 680…粘性抵抗機構 684…ケーシング 685…回転子 686…コイルスプリング 687…ジョイント 688…カム 689…伝達子 690…クラッチスプリング 691…シュー 700…暖房便座 702…便座支持基部 720…被支持機構 722…筒状支持部 724…開口部 732…嵌合凹所 736…開口部
フロントページの続き (72)発明者 植村 史男 福岡県京都郡苅田町幸町7番地の11 福 岡東陶株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−140129(JP,A) 特開 昭62−117516(JP,A) 特開 平5−101855(JP,A) 実開 昭57−128784(JP,U) 実公 昭49−42056(JP,Y1) 実公 昭44−21307(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 13/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便座面を加熱するヒータを樹脂にてイン
    サート成形した暖房便座において、 上記便器本体の上部に支持されかつ馬蹄状であり、上記
    ヒータを装着するとともに、支持部を有する支持基材
    と、上記 ヒータに接続され、外部電源に接続されるプラグと
    着脱可能に設けられた接続端子を固定しかつ上記支持部
    に圧入固定されたブッシュからなるコンセントと、上記支持基材および上記コンセントを インサートして樹
    脂により射出成形された馬蹄形の便座本体と、 を備えたことを特徴とする暖房便座。
  2. 【請求項2】 便器本体から着脱可能に構成した請求項
    1に記載した暖房便座。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の暖房便
    座において、上記コンセントまたは上記プラグのいずれ
    かにゴム等のシール材を有し、該プラグを上記コンセン
    トにセットすることにより、上記プラグと上記コンセン
    ト間がシールされるように構成した暖房便座。
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