JP3535732B2 - 車両自動運転装置の制御方法 - Google Patents

車両自動運転装置の制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シャシダイナモ
メータの回転ドラム上に駆動輪を載せて自動車などの車
両を走行させて、車両の動的な走行性能試験を室内で行
う実車走行シミュレート運転において、車両を自動運転
する装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の動的な走行性能試験の
ため、シャシダイナモメータ(ダイナモ)によって実車
走行シミュレート運転が行われており、近時、この実車
走行シミュレート運転に、油圧や空気圧あるいはDCモ
ータなどによって複数のアクチュエータを個々に駆動
し、このアクチュエータによってアクセルペダル、ブレ
ーキペダル、クラッチペダルなどの踏込み操作や、シフ
トレバーの切換えを行えるようにした車両自動運転装置
が用いられるようになってきている。
【0003】ところで、上記実車走行シミュレート運転
においては、走行性能マップを用いて走行パターンに追
従するように車両を走行させる必要があるが、未登録の
車両の試験運転を行うときは、最初に当該試験車両に対
応した走行性能マップを作成する必要がある。ここで、
走行性能マップとは、速度と加速度からアクセル操作量
を得ることができるデータのことで、これは次のように
して得られる。すなわち、試験車両の学習運転を行っ
て、種々の異なるアクセル開度における速度と加速度と
を求め、アクセル開度、速度および加速度を関連付けた
データを得る。その後、学習運転によって得られたデー
タに基づいて、速度と加速度からアクセル操作量を得る
ことができるデータに展開するのである。
【0004】 前記走行性能マップを作成する
ための学習運転において、従来、アクセルペダルを一定
量だけ踏込み、そのときに発生する速度と加速度とを計
測し、そのとき得られるデータから、このデータに近似
する1次式を求めて、走行性能マップの作成に利用する
ようにしていた。
【0005】 図8は、上述のようにして得られたAT
(Automatic Transmission)車
における走行性能マップの近似式の一例を示すもので、
横軸は速度(km/h)を、縦軸は加速度(km/h/
s)である。そして、図中の符号51,52は、それぞ
れアクセル開度12.2%、18.3%における速度と
加速度との関係を示す近似式(1次式)である。また、
図中の二つのデータ群51A,52A(それぞれ+、◇
で示す)は、それぞれアクセル開度12.2%、18.
3%における実測データである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 しかしなが
ら、上記従来の方法では、AT車のトルクコンバータ領
域の特性が走行性能マップの作成に考慮されてなく、上
記図8に示すように、近似式51,52とトルクコンバ
ータ領域の実測データ、特に、図中において符号53,
54で示す低速領域における実測データとに大きなずれ
が生じてしまう。このため、図9において符号55で示
すように、モード運転において、その発進時にアクセル
ペダルの踏込み過ぎが発生したり、符号56で示すよう
に、アクセル操作のバタツキが発生してエミッションや
燃費のデータが悪くなるとともに、同図において符号5
7で示すように、走行パターン58に対する追従性が悪
かった。
【0007】 この発明は、上述の事柄に留意して
なされたもので、その目的は、発進時にアクセルペダル
の踏込み過ぎを生じたり、アクセル操作のバタツキを発
生させたりせず、走行パターンに対して追従性よく車両
を走行させることができ、車両試験を良好に行うことが
できる車両自動運転装置の制御方法を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成す
るため、この発明においては、車両の学習運転を行っ
て、種々の異なるアクセル開度における速度と加速度と
を求め、アクセル開度、速度および加速度を関連付けた
データを採取し、このデータに基づいて速度と加速度か
らアクセル操作量を得ることができる走行性能マップを
作成し、この走行性能マップを用いて車両を自動運転す
るようにした車両自動運転装置の制御方法において、学
習運転を行っているときにおいてエンジン回転数が大き
く変化するポイントを検出し、このポイントで区分され
る領域においてそれぞれ異なる、速度と加速度との関係
を示す近似式を求め、これを用いて走行性能マップ作成
するようにしている(請求項1)。
【0009】 こ
の場合、近似式としてはともに1次式でもよいが、これ
に限らず、2次式としてもよい。
【0010】 また、この発明にお
いては、車両の学習運転を行って、種々の異なるアクセ
ル開度における速度と加速度とを求め、アクセル開度、
速度、加速度およびギア比を関連付けたデータを採取
、このデータに基づいて速度と加速度からアクセル操
作量を得ることができる走行性能マップを作成し、この
走行性能マップを用いて車両を自動運転するようにした
車両自動運転装置の制御方法において、学習運転を行っ
ているときにおいてギア比が変化しなくなるポイントを
検出し、このポイントで区分される領域においてそれぞ
れ異なる、速度と加速度との関係を示す近似式を求め、
これを用いて走行性能マップ作成するようにしている
(請求項2)。
【0011】
この場合、ギア比が変化する領域における近似式
が2次以上の式であり、ギア比が変化しない領域におけ
る近似式が1次式であってもよいが、両近似式を2次式
あるいはそれ以上の次数の式としてもよい。
【0012】 さらに、ギア比が変化する領域におけ
る近似式とギア比が変化しない領域における近似式との
接続部分を別の近似式で滑らかに接続するようにしても
よい(請求項3)。
【0013】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
ながら説明する。図1は、この発明の車両自動運転装置
の制御方法が適用されるシステムの構成を概略的に示す
もので、この図において、1は試験に供せられる車両
で、図示していないダイナモに搭載されている。
【0014】2は図示していないコンピュータなどの制
御装置から与えられる目標速度Vtab に基づいて制御目
標速度Vnom を出力する制御目標値発生器である。
【0015】
3は制御目標速度Vnom と車両1の実際の速度
(実速度)Vact とが入力され、それらの差(速度偏
差)Verr を出力する突き合わせ点である。4,5は速
度偏差Verr をそれぞれP制御、I制御する比例項
(P;ゲイン)、積分項(T;時定数)で、比例項補正
加速度αp 、積分項補正加速度αi をそれぞれ出力す
る。6は制御目標速度Vnom を微分する微分器で、その
後段にはフィードフォワード加速度量αffを出力するフ
ィードフォワード比率器7が設けられている。
【0016】 8は前記比例項補正
加速度αp 、積分項補正加速度αi (これらは、速度偏
差Verr をフィードバック制御して得られる制御出力で
ある)およびフィードフォワード加速度量αff(これは
制御目標速度Vnom の変化率である)を加算する突き合
わせ点で、制御加速度αctl を出力する。
【0017】 9はア
クセル開度予測値発生器で、制御目標車速Vnom および
突き合わせて点8からの制御加速度αctl とが入力され
るとともに、横軸に速度、縦軸に加速度をそれぞれ取
り、アクセル開度θをパラメータとする速度と加速度と
の関係を示す走行性能マップ10が格納されている。そ
して、これらの入力および走行性能マップ10に基づい
て、種々の速度における制御加速度αctl に対する制御
アクセル量Aact を得、これからの指令に基づいて、車
両1におけるアクセルペダル用のアクチュエータ(図示
していない)が制御される。
【0018】 次に、上記構成の車両自動運転
装置を用いて行う学習運転の一例について、AT車の学
習運転パターンの一例を示す図2を参照しながら説明す
る。以下において、( )付き数字はステップを示して
いる。また、図2において、11,12,13,14は
それぞれアクセル踏込量、実車速、エンジン回転数、ブ
レーキの時間的変化を示す曲線である。
【0019】 (11)まず、シフトレバーの位置を
1速の位置にしてアクセルペダルを一定量踏込み、その
とき発生する速度Vact および加速度αact を測定す
る。
【0020】 (12)前記速度などの測定と同時
に、エンジン回転数Nact の変化を測定し、観察する。
このとき、エンジン回転数Nact は時間の経過とともに
増加して行くが、シフトレバーを1速から2速にシフト
アップする。このとき、このシフトアップ操作後におい
て、増加から最初に一定回転数減少したときの速度Vj
を求める。
【0021】 (13)前記(11),(12)
の学習を異なるアクセル踏込量で数カ所求める。
【0022】 次に、上記学習によって得られたデータ
に基づいて走行性能マップを作成する手順について説明
する。
【0023】 (14)前記(12)において求
めた速度Vj より低速領域(図2における符号Lで示す
領域)の速度、加速度のデータから最小二乗法を用い
て、走行性能マップの低速側における加速度αと速度V
の関係式として、下記に示すような1次近似式を求め
る。 但し、Al ,Bl は定数である。
【0024】 (15)前記(12)において求め
た速度Vj より高速領域(図2における符号Hで示す領
域)の速度、加速度のデータから最小二乗法を用いて、
走行性能マップの速側における加速度αと速度Vの関
係式として、下記に示すような走行性能マップの高速側
の1次近似式を求める。 但し、Ah ,Bh は定数である。
【0025】(16)学習運転で求めた異なるアクセル
踏込み量全てにおいて、前記(14),(15)の演算
を行い、走行性能マップを求める。
【0026】 図3は、上記(14)〜(16)までの
手順を踏んで作成したAT車の走行性能マップの一例を
示し、この図において、+、◇で示すデータ群は、それ
ぞれアクセル開度が12.2%、18.3%における実
測データ群であり、そして、符号15L,15Hはそれ
ぞれアクセル開度が12.2%の低速側近似式、高速側
近似式であり、また、符号16L,16Hはそれぞれア
クセル開度が18.3%の低速側近似式、高速側近似式
である。
【0027】 上記図3から、低速領域および高速領
域のいずれにおいても、実測値と近似式とが互いに一致
していることがわかる。特に、従来法において、実測値
と近似式とが一致してなかった低速領域においても両者
が一致している。これは、この発明においては、例えば
1速から2速にシフトアップしたときにおけるエンジン
回転数の変化(具体的には回転数の落ち込み)を検出す
ることにより、トルクコンバータ領域とその近くのアク
セル開度と速度と加速度の特性(低速側特性)と、2速
以降のアクセル開度と速度と加速度の特性(高速側特
性)とに分け、低速側と高速側とで上記(1),(2)
式で示すような別々の近似式を求めるようにしたからで
ある。
【0028】上述した実施の形態から理解されるよう
に、この発明においては、学習運転を行っているときに
おいてエンジン回転数が大きく変化するポイントを検出
し、このポイントで区分される領域においてそれぞれ異
なる近似式を求め、これを用いて走行性能マップ作成す
るようにしているので、低速側、高速側のいずれにおい
ても、近似式が学習運転によって求めた実測データと良
く近似し、走行性能マップが試験車両1の特性を正確に
反映するため、走行パターンに対する追従性が向上す
る。そして、モード運転において、発進時におけるアク
セルペダルの踏込み過ぎやアクセル操作のバタツキがな
くなり、エミッション、燃費測定をより正確に行うこと
ができる。
【0029】 なお、上述の実施の形態においては、
近似式を一般には最小二乗法を用いて求めているが、他
の適当な回帰分析に類する手法を用いてもよい。また、
近似式として2次式またそれ以上の次数の式としてもよ
い。さらに、1速から2速でのシフトアップ部分が検出
できない場合、それより上段のシフトアップポイント
(例えば2速から3速)を適宜用いるようにしてもよ
い。
【0030】 ところで、近年、AT車において
は、無段変速方式(Continuous Varib
le Transmission,以下、CVTとい
う)の車両が開発され、実用に供せられている。このよ
うなCVT車の場合、通常のAT車と異なり、シフトア
ップがなく、エンジン回転数の落ち込みもないため、低
速側と高速側の区別ができない。
【0031】 そこで、上述のようなCVT車の場
合については、学習運転を行っているときにおいてエン
ジン回転数が大きく変化するポイントを検出するのに代
えて、ギア比が変化しなくなるポイントを検出し、この
ポイントで区分される領域においてそれぞれ異なる近似
式を求め、これを用いて走行性能マップ作成するように
するのである。以下、これについて、第2の実施の形態
として図4〜図7を参照しながら説明する。
【0032】
まず、CVT車の学習運転の一例について、図4およ
び図5を参照しながら説明する。図4はCVT車におけ
る変換ポイントを説明するための図で、横軸に時間、縦
軸に速度(km/h)、回転数(rpm/100)、ギ
ア比をとったもので、17,18,19はそれぞれ車
速、エンジン回転数、ギア比の時間的変化を示す曲線で
ある。また、図5は図4における縦軸方向のみを約4倍
程度拡大して図示したものである。
【0033】
(21)まず、アクセルペダルを一定量踏込み、
そのとき発生する速度Vact および加速度αact を測定
する。
【0034】 (22)前
記速度などの測定と同時に、速度とエンジン回転数とか
らギア比γを求める。
【0035】 (23)前記ギア比γ
の変化が設定値ε以下になったとき、すなわち、 γ(k)−γ(k−1)≦ε になったときの速度Vj を求める。この例では、図4お
よび図5に示した符号20で示す点までは、ギア比γが
変化しているが、この点20以降はギア比γは一定であ
る。そこで、この点20における速度Vj を求めること
ができる。
【0036】 (24)前記(21)
〜(23)の学習を異なるアクセル踏込量で数カ所求め
る。
【0037】 次に、上記学習によって得られ
たデータに基づいて走行性能マップを作成する手順につ
いて説明する。
【0038】 (25)
前記(23)において求めた速度より高速側は、ギア比
γが一定の領域として、前記(21)において測定した
速度、加速度のデータから最小二乗法を用いて、走行性
能マップの低速側における加速度αと速度Vの関係式と
して、下記に示すような走行性能マップの高速側の1次
近似式を求める。 但し、Ah ,Bh は定数である。
【0039】 (26)前記(23)
において求めた速度Vj より低速側はギア比γが変化す
る領域として、前記(21)において測定した速度、加
速度のデータから最小二乗法を用いて、走行性能マップ
の低速側における加速度αと速度Vの関係式として、下
記に示すような走行性能マップの低速側の2次近似式を
求める。 但し、Al ,Bl ,Cl は定数である。
【0040】 (27)学習運転で求めた異なる
アクセル踏込み量全てにおいて、前記(25),(2
6)の演算を行い、走行性能マップを求める。
【0041】 図6は、上記(25)〜
(27)までの手順を踏んで作成したCVT車の走行性
能マップの一例を示し、この図において、◆で示すデー
タ群は、アクセル開度が8.8%における実測データ群
であり、そして、符号21H,21Lはそれぞれアクセ
ル開度が8.8%の高速側近似式、低速側近似式であ
る。
【0042】 上記図6から、低速領域および高
速領域のいずれにおいても、実測値と近似式とが互いに
一致していることがわかる。
【0043】上述した第2の実施の形態から理解される
ように、この発明においては、学習運転を行っていると
きにおいてギア比が変化しなくなるポイントを検出し、
このポイントで区分される領域においてそれぞれ異なる
近似式を求め、これを用いて走行性能マップ作成するよ
うにしているので、低速側、高速側のいずれにおいて
も、近似式が学習運転によって求めた実測データと良く
近似し、走行性能マップが試験車両1の特性を正確に反
映するため、走行パターンに対する追従性が向上する。
そして、モード運転において、発進時におけるアクセル
ペダルの踏込み過ぎやアクセル操作のバタツキがなくな
り、エミッション、燃費測定をより正確に行うことがで
きる。
【0044】 なお、高速側近似式として1次式を用
い、低速側近似式として2次式を用いた場合、それらの
接続部分では、通常、不連続点が生ずるので、図7に示
すように、1次式22H,23H,24Hと二次式22
L,23L,24Lとの接続部分における一定の区間を
適宜の一次式25、26,27で接続すれば、滑らかに
速度の切換えを行うことができる。
【0045】そして、上述した第2の実施の形態におい
ても、近似式を一般には最小二乗法を用いて求めている
が、他の適当な回帰分析に類する手法を用いてもよい。
また、高速領域の近似式として、低速領域と同様に、2
次式としてもよい。また、高速領域および低速領域の近
似式を、2次式以上の例えば3次式、4次式としてもよ
い。
【0046】
【発明の効果】 この発明の車両自動運転装置の
制御方法によれば、低速側、高速側のいずれにおいて
も、近似式が学習運転によって求めた実測データと良く
近似し、走行性能マップが試験車両の特性を正確に反映
するため、走行パターンに対する追従性が向上する。そ
して、モード運転において、発進時におけるアクセルペ
ダルの踏込み過ぎやアクセル操作のバタツキがなくな
り、エミッション、燃費測定をより正確に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の車両自動運転装置の制御
方法が適用されるシステムの構成の一例を概略的に示す
ものである。
【図2】AT車の学習運転パターンの一例を示す図であ
る。
【図3】 AT車の走行性能マップの一例を示す図であ
る。
【図4】 CVT車における変換ポイントを説明するた
めの図である。
【図5】 図4を縦軸のみ拡大して示した図であ
る。
【図6】 CVT車の走行性能マップの
一例を示す図である。
【図7】 CVT車の走行性能マップの他の例を示す図
である。
【図8】 従来技術を説明するための図である。
【図9】従来技術の欠点を説明するための図である。
【符号の説明】
1…車両、10…走行性能マップ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 17/007 B60K 41/04 F02D 29/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の学習運転を行って、種々の異なる
    アクセル開度における速度と加速度とを求め、アクセル
    開度、速度および加速度を関連付けたデータを採取し
    このデータに基づいて速度と加速度からアクセル操作量
    を得ることができる走行性能マップを作成し、この走行
    性能マップを用いて車両を自動運転するようにした車両
    自動運転装置の制御方法において、学習運転を行ってい
    るときにおいてエンジン回転数が大きく変化するポイン
    トを検出し、このポイントで区分される領域においてそ
    れぞれ異なる、速度と加速度との関係を示す近似式を求
    め、これを用いて走行性能マップ作成するようにしたこ
    とを特徴とする車両自動運転装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 車両の学習運転を行って、種々の異なる
    アクセル開度における速度と加速度とを求め、アクセル
    開度、速度、加速度およびギア比を関連付けたデータを
    採取し、このデータに基づいて速度と加速度からアクセ
    ル操作量を得ることができる走行性能マップを作成し、
    この走行性能マップを用いて車両を自動運転するように
    した車両自動運転装置の制御方法において、学習運転を
    行っているときにおいてギア比が変化しなくなるポイン
    トを検出し、このポイントで区分される領域においてそ
    れぞれ異なる、速度と加速度との関係を示す近似式を求
    め、これを用いて走行性能マップ作成するようにしたこ
    とを特徴とする車両自動運転装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 ギア比が変化する領域における近似式と
    ギア比が変化しない領域における近似式との接続部分を
    別の近似式で滑らかに接続するようにした請求項2に記
    載の車両自動運転装置の制御方法。
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