JP3535494B2 - 指紋画像判定装置及びプログラム - Google Patents

指紋画像判定装置及びプログラム

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  • Image Input (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指紋画像用データ
が正常に読み取られたか否かを判定する指紋画像判定装
置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の指紋画像判定装置10について、
図5乃至図9を参照して説明する。図5は、従来の指紋
画像判定装置10のハードウエア構成図である。
【0003】従来の指紋画像判定装置10は、指紋セン
サ15により指紋画像をディジタルデータ(指紋画像用
データ)として読み取り、正常に読み取られたものであ
ると判定された指紋画像用データをデータ出力部16を
介して外部装置(図示せず)に出力するものである。
「指紋画像用データ」は、複数のピクセル値によって構
成されている。
【0004】従来の指紋画像判定装置10は、図5に示
すように、CPU11と、記憶装置12と、制御メモリ
13と、データメモリ14と、指紋センサ15と、デー
タ出力部16とを具備している。
【0005】CPU11は、記憶装置12に記憶されて
いる指紋画像判定プログラム12を解釈して実行する
中央演算装置である。記憶装置12は、指紋画像判定プ
ログラム12を格納する装置である。
【0006】制御メモリ13及びデータメモリ14は、
CPU11が指紋画像判定プログラム12を実行する
ために、一時的に各種データを格納する場所である。指
紋センサ15を用いて読み取られた全ての指紋画像用デ
ータは、データメモリ14に一時的に格納される。例え
ば、X軸方向が256ピクセルでY軸方向も256ピク
セルの指紋画像用データを読み取る指紋センサ15が用
いられている場合、256×256=64Kバイト相当
のメモリサイズのデータメモリ14が必要となる。ここ
で、1ピクセルの指紋画像に係る濃淡情報(ピクセル
値)は、1バイトによって表現されるものとする。ま
た、ピクセル値は「0」乃至「255」の間で表現さ
れ、1ピクセルの指紋画像が「黒色」である場合、ピク
セル値は「0」であり、1ピクセルの指紋画像が「白
色」である場合、ピクセル値は「255」である。
【0007】指紋センサ15は、X軸方向(或いはY軸
方向)方向の1ラインごとに、指紋画像をディジタルデ
ータ(指紋画像用データ)として読み取り、読み取った
指紋画像用データをデータメモリ14に格納する装置で
ある。
【0008】図6に、指紋センサ15が、Y軸方向の1
ラインごとに、指紋画像用データを読み取り、読み取っ
た指紋画像用データ(複数のピクセル値)をデータメモ
リ14に格納する様子を示す。
【0009】図6では、指紋センサ15は、(X,Y)
=(n,i)の座標位置のピクセル値を読み取り、読み
取ったピクセル値をデータメモリ14上のアドレス位置
V_r〔n,i〕に格納している。
【0010】図6では、X軸方向がXmaxピクセルで
Y軸方向がYmaxピクセルの指紋画像用データ(複数
のピクセル値)を読み取る指紋センサ15を用いている
ため、(Xmax×Ymax)バイト以上のメモリサイ
ズのデータメモリ14が用いられている。
【0011】データ出力部16は、CPU11により実
行される指紋画像判定プログラム12によって、正常
に読み取られたものであると判定された指紋画像用デー
タを、外部装置(図示せず)に出力する装置である。
【0012】図7乃至図9は、指紋画像判定プログラム
12によって、指紋画像用データが正常に読み取られ
たか否かを判定する動作を示すフローチャート図であ
る。
【0013】ステップ701において、指紋センサ15
が、読み取った指紋画像用データの全てのピクセル値
を、データメモリ14の所定のアドレス位置V_r
〔n,i〕に格納する。ここで、変数「n」は、1乃至
maxの範囲の値であり、変数「i」は、1乃至Y
maxの範囲の値である。
【0014】ステップ702において、Y軸方向の全ラ
インについて、指紋画像内の隆線数を計数して、変数
「Y」に代入する。そして、ステップ703におい
て、X軸方向の全ラインについて、指紋画像内の隆線数
を計数して、変数「X」に代入する。
【0015】ステップ704において、変数「Y」及
び「X」の値が、所定範囲内の値であるか否かを判定
する。すなわち、変数「Y」及び「X」の値が、所
定範囲内の値である場合、当該指紋画像用データは指紋
センサ15により正常に読み取られたと判定され(正常
終了)、変数「Y」及び「X」の値が、所定範囲内
の値でない場合、当該指紋画像用データは指紋センサ1
5により正常に読み取られていないと判定される(異常
終了)。
【0016】図8に、Y軸方向の全ラインについて、指
紋画像内の隆線数を計数して、変数「Y」に代入する
動作(ステップ702)を詳述する。
【0017】ステップ801において、変数「n」、
「i」及び「Y」に、数値「0」を代入する(初期化
する)。ステップ802において、変数「n」の値を
「1」だけ増加させる。ステップ803において、変数
「i」の値を「1」だけ増加させる。
【0018】ステップ804において、データメモリ1
4のアドレス位置V_r〔n,i〕のピクセルが、Y軸
方向の隆線を形成するか否かについて判定する。例え
ば、隆線と谷線との境界を示す閾値を設定しておき、ア
ドレス位置V_r〔n,i-1〕のピクセル値が、閾値以
上であり、アドレス位置V_r〔n,i〕のピクセル値
が、閾値未満である場合に、アドレス位置V_r〔n,
i〕のピクセルが、Y軸方向の隆線を形成すると判定す
る。
【0019】データメモリ14のアドレス位置V_r
〔n,i〕のピクセルが、Y軸方向の隆線を形成する
(YES)と判定された場合、ステップ805に進み、
データメモリ14のアドレス位置V_r〔n,i〕のピ
クセルが、Y軸方向の隆線を形成しない(NO)と判定
された場合、ステップ806に進む。
【0020】ステップ805において、変数「Y」の
値を「1」だけ増加させる。ステップ806において、
変数「i」が、数値「Ymax」以上であるか否かを判
定する。変数「i」が、数値「Ymax」以上である場
合、n番目のY軸方向の1ラインについての隆線数の計
数を終了したと判定し、ステップ807に進む。一方、
変数「i」が、数値「Ymax」未満である場合、n番
目のY軸方向の1ラインについての隆線数の計数を終了
していないと判定し、n番目のY軸方向の1ラインにつ
いて、ステップ803乃至ステップ805の動作を繰り
返す。
【0021】ステップ807において、変数「n」が、
数値「Xmax」以上であるか否かを判定する。変数
「n」が、数値「Xmax」以上である場合(YE
S)、Y軸方向の全てのラインについて、Y軸方向の全
てのピクセルについての隆線数の計数を終了したと判定
し、本動作は終了する。この結果、指紋画像内のY軸方
向の1ラインについての隆線数を示すXmax個の変数
「Y」が得られる。
【0022】一方、変数「n」が、数値「Xmax」未
満である場合(NO)、Y軸方向の全てのラインについ
て、Y軸方向のピクセルについての隆線数の計数を終了
していないと判定し、(n+1)番目のY軸方向の1ラ
インについて、ステップ803乃至ステップ805の動
作を繰り返す。
【0023】図9に、X軸方向の全ラインについて、指
紋画像内の隆線数を計数して、変数「X」に代入する
動作(ステップ703)を詳述する。
【0024】ステップ901において、変数「n」、
「i」及び「Y」に、数値「0」を代入する(初期化
する)。ステップ902において、変数「i」の値を
「1」だけ増加させる。ステップ903において、変数
「n」の値を「1」だけ増加させる。
【0025】ステップ904において、データメモリ1
4のアドレス位置V_r〔n,i〕のピクセルが、X軸
方向の隆線を形成するか否かについて判定する。例え
ば、隆線と谷線との境界を示す閾値を設定しておき、ア
ドレス位置V_r〔n-1,i〕のピクセル値が、閾値以
上であり、アドレス位置V_r〔n,i〕のピクセル値
が、閾値未満である場合に、アドレス位置V_r〔n,
i〕のピクセルが、X軸方向の隆線を形成すると判定す
る。
【0026】データメモリ14のアドレス位置V_r
〔n,i〕のピクセルが、X軸方向の隆線を形成する
(YES)と判定された場合、ステップ905に進み、
データメモリ14のアドレス位置V_r〔n,i〕のピ
クセルが、X軸方向の隆線を形成しない(NO)と判定
された場合、ステップ906に進む。
【0027】ステップ905において、変数「X」の
値を「1」だけ増加させる。ステップ906において、
変数「n」が、数値「Xmax」以上であるか否かを判
定する。変数「n」が、数値「Xmax」以上である場
合(YES)、i番目のX軸方向の1ラインについて、
X軸方向の全てのピクセルについての隆線数の計数を終
了したと判定し、ステップ907に進む。一方、変数
「n」が、数値「Xma 」未満である場合(NO)、
i番目のX軸方向の1ラインについて、X軸方向の全て
のピクセルについての隆線数の計数を終了していないと
判定し、i番目のX軸方向の1ラインについて、ステッ
プ903乃至ステップ905の動作を繰り返す。
【0028】ステップ907において、変数「i」が、
数値「Ymax」以上であるか否かを判定する。変数
「i」が、数値「Ymax」以上である場合(YE
S)、X軸方向の全てのラインについて、X軸方向の全
てのピクセルについての隆線数の計数を終了したと判定
し、本動作は終了する。この結果、指紋画像内のX軸方
向のラインについての隆線数を示すYmax個の変数
「X」が得られる。
【0029】一方、変数「i」が、数値「Ymax」未
満である場合(NO)、X軸方向の全てのラインについ
て、X軸方向のピクセルについての隆線数の計数を終了
していないと判定し、(i+1)番目のX軸方向の1ラ
インについて、ステップ903乃至ステップ905の動
作を繰り返す。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
指紋画像判定装置10において、安価なCPU11(例
えば、8ビットCPU等)を用いた場合、利用可能なメ
モリ空間が小さくなり(例えば、64Kバイト以下)、
指紋センサ15を用いて読み取られた全ての指紋画像用
データを一時的に格納することができないという問題点
があった。
【0031】そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなさ
れたもので、利用可能なメモリ空間が小さいCPUを用
いた場合であっても、指紋画像用データが正常に読み取
られたか否かを判定することを可能とする指紋画像判定
装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明に係る指紋画像判
定装置及びプログラムは、ピクセルの濃淡情報を示す複
数のピクセル値からなる指紋画像用データが、指紋セン
サによって正常に読み取られたか否かを判定するもので
あって、所定数の前記ピクセル値を記憶する第1のメモ
リと、前記ピクセル値が、前記指紋画像用データ内のX
軸又はY軸のいずれか一方の方向で隆線又は谷線を形成
するか否かを判定する形成判定手段と、前記形成判定手
段によって判定された判定結果を記憶する第2のメモリ
と、前記一方の方向に沿って、前記指紋センサにより読
み取られた前記指紋画像用データの前記ピクセル値を、
前記所定数ごとに前記第1のメモリに順次格納する格納
手段と、前記第1のメモリに記憶された前記ピクセル値
に基づいて、前記一方の方向の隆線数又は谷線数を計数
する第1の計数手段と、前記第2のメモリに記憶されて
いる前記判定結果と前記第1のメモリに記憶された前記
ピクセル値とに基づいて、前記X軸又はY軸の他方の方
向の隆線数又は谷線数を計数する第2の計数手段と、前
記指紋画像用データ全体について、前記第1の計数手段
により計数された隆線数又は谷線数と前記第2の計数手
段により計数された隆線数又は谷線数とに基づいて、前
記指紋画像用データが前記指紋センサによって正常に読
み取られたか否かを判定する正常性判定手段とを具備す
ることを特徴とするものである。
【0033】上述の指紋画像判定装置及びプログラムに
よれば、第1のメモリが、所定数のピクセル値を記憶す
るものであり、第2のメモリが、形成判定手段によって
判定された判定結果を記憶するものであるため、利用可
能なメモリ空間が小さいCPUを用いた場合であって
も、指紋画像用データが正常に読み取られたか否かを判
定することができる。
【0034】上述の指紋画像判定装置及びプログラムに
おいて、前記第1のメモリが、前記一方の方向の1ライ
ン分の前記ピクセル値を記憶し、前記第2のメモリが、
前記一方の方向の1ライン分の前記判定結果を記憶し、
前記格納手段が、前記一方の方向の1ラインごとに前記
ピクセル値を前記第1のメモリに順次格納し、前記第1
の計数手段が、前記一方の方向の1ラインごとに、前記
一方の方向の隆線数又は谷線数を計数していくことが好
ましい。
【0035】上述の指紋画像判定装置及びプログラムに
おいて、前記格納手段が、前記一方の方向に沿って1ピ
クセルごとに前記ピクセル値を前記第1のメモリに順次
格納し、前記第1の計数手段が、前記1ピクセルごと
に、前記一方の方向の隆線数又は谷線数を計数してい
き、前記第2の計数手段が、前記1ピクセルごとに、前
記他方の方向の隆線数又は谷線数を計数していくことが
好ましい。
【0036】上述の指紋画像判定装置及びプログラムに
おいて、前記形成判定手段が、前記第1のメモリに記憶
されている前記ピクセル値と第1の閾値とを比較するこ
とによって、該ピクセル値が前記指紋画像用データ内の
X軸又はY軸のいずれか一方の方向で隆線又は谷線を形
成するか否かを判定することが好ましい。
【0037】上述の指紋画像判定装置及びプログラムに
おいて、前記第2の計数手段が、前記第2のメモリに記
憶されている前記判定結果が谷線を形成するものである
場合で、かつ、前記第1のメモリに記憶された前記ピク
セル値が第2の閾値未満である場合に、前記他方の方向
の隆線数を1だけ増加させることが好ましい。
【0038】上述の指紋画像判定装置及びプログラムに
おいて、前記第2の計数手段が、前記第2のメモリに記
憶されている前記判定結果が隆線を形成するものである
場合で、かつ、前記第1のメモリに記憶された前記ピク
セル値が第2の閾値以上である場合に、前記他方の方向
の谷線数を1だけ増加させることが好ましい。
【0039】
【発明の実施の形態】(本発明の一実施形態に係る指紋
画像判定装置の構成)本発明の一実施形態に係る指紋画
像判定装置の構成について図を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る指紋画像判定装置10のハー
ドウエア構成図である。
【0040】本実施形態における指紋画像判定装置10
は、従来の指紋画像判定装置10と同様に、ピクセルの
濃淡情報を示す複数のピクセル値からなる指紋画像用デ
ータが、指紋センサ15によって指紋センサによって正
常に読み取られたか否かを判定するものである。
【0041】本実施形態における指紋画像判定装置10
のハードウエア構成は、図1に示すように、データメモ
リ14が、第1のレジスタメモリ14と第2のレジス
タメモリ14とに分割されている点を除いて、従来の
指紋画像判定装置10のハードウエア構成と同一であ
る。以下、本実施形態における指紋画像判定装置10の
ハードウエア構成について、従来の指紋画像判定装置1
0のハードウエア構成との相違点についてのみ説明す
る。
【0042】本実施形態において、第1のレジスタメモ
リ14が、所定数のピクセル値を記憶する第1のメモ
リを構成し、第2のレジスタメモリ14が、形成判定
手段によって判定された判定結果を記憶する第2のメモ
リを構成する。
【0043】また、記憶装置12に格納されている指紋
画像判定プログラム121が、ピクセル値が指紋画像用
データ内のX軸又はY軸のいずれか一方の方向で隆線
谷線を形成するか否かを判定する形成判定手段と、上
述の一方の方向に沿って指紋センサにより読み取られた
指紋画像用データのピクセル値を、所定数ごとに第1の
メモリに順次格納する格納手段と、第1のメモリに記憶
されたピクセル値に基づいて一方の方向の隆線数又は谷
線数を計数する第1の計数手段と、第2のメモリに記憶
されている判定結果と第1のメモリに記憶されたピクセ
ル値とに基づいてX軸又はY軸の他方の方向の隆線数又
は谷線数を計数する第2の計数手段と、指紋画像用デー
タ全体について第1の計数手段により計数された隆線数
又は谷線数と第2の計数手段により計数された隆線数又
は谷線数とに基づいて指紋画像用データが指紋センサに
よって正常に読み取られたか否かを判定する正常性判定
手段とを構成する。
【0044】第1のレジスタメモリ14は、指紋セン
サ15を用いて読み取られたY軸方向の1ライン分の指
紋画像用データのピクセル値(所定数のピクセル値)を
一時的に格納する場所である。第2のレジスタメモリ1
は、指紋センサ15を用いて読み取られたY軸方向
の1ライン分の指紋画像用データの各ピクセルが、谷線
を形成するか否かを示すフラグh_flg〔i〕(判定
結果)を一時的に格納する場所である。
【0045】図2に、指紋センサ15が、Y軸方向の1
ラインごとに、指紋画像用データを読み取り、読み取っ
た指紋画像用データ(複数のピクセル値)を第1のレジ
スタメモリ14に格納する様子を示す。
【0046】図2では、指紋センサ15は、(X,Y)
=(i)の座標位置のピクセル値を読み取り、読み取っ
たピクセル値を第1のレジスタメモリ14上のアドレ
ス位置V_r〔i〕に格納している。この際、第2のレ
ジスタメモリ14には、(n-1)番目のY軸方向の
1ラインの各ピクセルについてのフラグh_flg
〔i〕が格納されている。
【0047】図2では、Y軸方向がYmaxピクセルの
指紋画像用データ(複数のピクセル値)を読み取る指紋
センサ15を用いているため、Ymaxバイト以上のメ
モリサイズの第1のレジスタメモリ14及び第2のレ
ジスタメモリ14が用いられている。
【0048】(本実施形態に係る指紋画像判定装置10
の動作)本実施形態に係る指紋画像判定装置10の動作
について、図を参照にして説明する。図3は、本実施形
態に係る指紋画像判定装置10が、指紋画像用データが
正常に読み取られたか否かを判定する動作を示すフロー
チャート図である。
【0049】図3に示すように、ステップ301におい
て、変数「n」、「i」、「X」、「Y」及び「h
_flg〔i〕」を初期化する。具体的には、「n」、
「i」、「X」及び「Y」に、数値「0」を代入
し、「h_flg〔i〕」に「設定なし」を代入する。
ここで、変数「n」は、1乃至Xmaxの範囲の値であ
り、変数「i」は、1乃至Ymaxの範囲の値である。
ステップ302において、変数「n」の値を「1」だけ
増加させる。
【0050】ステップ303において、指紋センサ15
が、読み取った指紋画像用データのうち、n番目のY軸
方向の1ライン分のピクセル値を、第1のレジスタメモ
リ14上のアドレス位置V_r〔i〕に格納する。
【0051】ステップ304において、n番目のY軸方
向の1ラインについて、指紋画像内の隆線数を計数し
て、変数「Y」に代入する。具体的には、従来の指紋
画像判定装置10における方法と同様に、隆線と谷線と
の境界を示す閾値を設定しておき、第1のレジスタメモ
リ14のアドレス位置V_r〔i〕のピクセル値が、
閾値以上(谷線)であり、第1のレジスタメモリ14
のアドレス位置V_r〔i+1〕のピクセル値が、閾値
未満(隆線)である場合に、アドレス位置V_r〔i+
1〕のピクセルが、Y軸方向の隆線を形成すると判定す
る。この作業を、n番目のY軸方向の1ラインの全ての
ピクセル値について行うことによって、n番目のY軸方
向の1ラインについて指紋画像内の隆線数を計数するこ
とができる。
【0052】ステップ305において、変数「i」の値
を「1」だけ増加させる。ステップ306において、フ
ラグh_flg〔i〕の値が「谷線」であるか否かを判
定する。
【0053】ステップ306において、フラグh_fl
g〔i〕の値が「谷線」でない(NO)と判定された場
合、ステップ307において、アドレス位置V_r
〔i〕のピクセル値が閾値未満であるか否かを判定す
る。アドレス位置V_r〔i〕のピクセル値が閾値未満
である(YES)と判定された場合、ステップ312に
進み、アドレス位置V_r〔i〕のピクセル値が閾値未
満でない(NO)と判定された場合、ステップ308に
進む。ステップ308において、フラグh_flg
〔i〕の値に「谷線」が設定される。
【0054】ステップ306において、フラグh_fl
g〔i〕の値が「谷線」である(YES)と判定された
場合、ステップ309において、アドレス位置V_r
〔i〕のピクセル値が閾値未満であるか否かを判定す
る。
【0055】アドレス位置V_r〔i〕のピクセル値が
閾値未満でない(NO)と判定された場合、ステップ3
12に進み、アドレス位置V_r〔i〕のピクセル値が
閾値未満である(YES)と判定された場合、ステップ
310に進む。ステップ310において、i番目のX軸
方向の1ラインについての隆線数を示す変数「X」の
値を「1」だけ増加させる。ステップ311において、
フラグh_flg〔i〕の値をクリアする(「設定な
し」とする)。
【0056】ステップ312において、変数「i」が、
数値「Ymax」以上であるか否かを判定する。変数
「i」が、数値「Ymax」以上である場合(YE
S)、n番目のY軸方向の1ラインについて、Y軸方向
の全てのピクセルについての隆線数の計数を終了したと
判定し、ステップ313に進む。一方、変数「i」が、
数値「Ymax」未満である場合(NO)、n番目のY
軸方向の1ラインについての隆線数の計数を終了してい
ないと判定し、n番目のY軸方向の1ラインについて、
ステップ305乃至ステップ311の動作を繰り返す。
【0057】ステップ313において、変数「n」が、
数値「Xmax」以上であるか否かを判定する。変数
「n」が、数値「Xmax」以上である場合(YE
S)、X軸方向及びY軸方向の全てのラインについて、
全てのピクセルについての隆線数の計数を終了したと判
定して、ステップ314に進む。この結果、指紋画像内
のX軸方向のラインについての隆線数を示すYmax
の変数「X」が得られ、Y軸方向のラインについての
隆線数を示すXmax個の変数「Y」が得られる。一
方、変数「n」が、数値「Xmax」未満である場合
(NO)、X軸方向及びY軸方向の全てのラインについ
ての隆線数の計数を終了していないと判定し、ステップ
305乃至ステップ312の動作を繰り返す。
【0058】ステップ314において、変数「Y」及
び「X」の値が、所定範囲内の値であるか否かを判定
する。すなわち、変数「Y」及び「X」の値が、所
定範囲内の値である場合、当該指紋画像用データは指紋
センサ15により正常に読み取られたと判定され(正常
終了)、変数「Y」及び「X」の値が、所定範囲内
の値でない場合、当該指紋画像用データは指紋センサ1
5により正常に読み取られていないと判定される(異常
終了)。ここで、所定範囲は、指紋センサ15の感度等
によって決定される。
【0059】(本実施形態に係る指紋画像判定装置の作
用・効果)本実施形態に係る指紋画像判定装置10によ
れば、第1のレジスタメモリ14 が、Y軸方向の1ラ
イン分のピクセル値を記憶するものであり、第2のレジ
スタメモリ14が、フラグh_flg〔i〕の値を記
憶するものであるため、利用可能なメモリ空間が小さい
CPUを用いた場合であっても、指紋画像用データが正
常に読み取られたか否かを判定することができる。
【0060】(変更例1)本変更例に係る指紋画像判定
装置10は、上述の実施形態に係る指紋画像判定装置1
0のように、Y軸方向の1ライン分の指紋画像用データ
を第1のレジスタメモリ14に格納した後に、当該Y
軸方向の1ラインの隆線数を計数する代わりに、Y軸方
向の1ライン分の指紋画像用データの1ピクセル値を読
み込むごとに、当該Y軸方向の1ラインの隆線数及びX
軸方向の1ラインの隆線数を計数することを特徴とす
る。
【0061】本変更例に係る指紋画像判定装置10の動
作について、図を参照にして説明する。図4は、本変更
例に係る指紋画像判定装置10が、指紋画像用データが
正常に読み取られたか否かを判定する動作を示すフロー
チャート図である。
【0062】図4に示すように、ステップ401におい
て、変数「n」、「i」、「X」、「Y」及び「h
_flg〔i〕」を初期化する。具体的には、「n」、
「i」、「X」及び「Y」に、数値「0」を代入
し、「h_flg〔i〕」に「設定なし」を代入する。
ここで、変数「n」は、1乃至Xmaxの範囲の値であ
り、変数「i」は、1乃至Ymaxの範囲の値である。
ステップ402において、変数「n」の値を「1」だけ
増加させる。ステップ403において、変数「i」の値
を「1」だけ増加させる。
【0063】ステップ404において、指紋センサ15
が、読み取った指紋画像用データのうち、n番目のY軸
方向のラインのi番目のピクセル値を、第1のレジスタ
メモリ14上のアドレス位置V_r〔i〕に格納す
る。
【0064】ステップ405において、第1のレジスタ
メモリ14上のアドレス位置V_r〔i〕のピクセル
値が、Y軸方向の隆線を形成するか否かを判定する。例
えば、Y軸方向の隆線と谷線との境界を示す第1の閾値
を設定しておき、アドレス位置V_r〔i-1〕のピクセ
ル値が、第1の閾値以上であり、アドレス位置V_r
〔i〕のピクセル値が、第1の閾値未満である場合に、
アドレス位置V_r〔i〕のピクセルが、Y軸方向の隆
線を形成すると判定する。
【0065】アドレス位置V_r〔i〕のピクセル値
が、Y軸方向の隆線を形成する(YES)と判定された
場合、ステップ406に進み、アドレス位置V_r
〔i〕のピクセル値が、Y軸方向の隆線を形成しない
(NO)と判定された場合、ステップ407に進む。
【0066】ステップ406において、n番目のY軸方
向の1ラインについての隆線数を示す変数「Y」の値
を「1」だけ増加させる。ステップ407において、フ
ラグh_flg〔i〕の値が「谷線」であるか否かを判
定する。
【0067】ステップ407において、フラグh_fl
g〔i〕の値が「谷線」でない(NO)と判定された場
合、ステップ408において、アドレス位置V_r
〔i〕のピクセル値が、X軸方向の第2の閾値未満であ
るか否かを判定する。アドレス位置V_r〔i〕のピク
セル値が、第2の閾値未満である(YES)と判定され
た場合、ステップ413に進み、アドレス位置V_r
〔i〕のピクセル値が、第2の閾値未満でない(NO)
と判定された場合、ステップ409に進む。ステップ4
09において、フラグh_flg〔i〕の値に「谷線」
が設定される。
【0068】ステップ407において、フラグh_fl
g〔i〕の値が「谷線」である(YES)と判定された
場合、ステップ410において、アドレス位置V_r
〔i〕のピクセル値が、第2の閾値未満であるか否かを
判定する。アドレス位置V_r〔i〕のピクセル値が、
第2の閾値未満でない(NO)と判定された場合、ステ
ップ413に進み、アドレス位置V_r〔i〕のピクセ
ル値が、第2の閾値未満である(YES)と判定された
場合、ステップ411に進む。ステップ411におい
て、i番目のX軸方向の1ラインについての隆線数を示
す変数「X」の値を「1」だけ増加させる。ステップ
412において、フラグh_flg〔i〕の値をクリア
する(「設定なし」とする)。
【0069】ステップ413において、変数「i」が、
数値「Ymax」以上であるか否かを判定する。変数
「i」が、数値「Ymax」以上である場合(YE
S)、n番目のY軸方向の1ラインについて、Y軸方向
の全てのピクセルについての隆線数の計数を終了したと
判定し、ステップ414に進む。一方、変数「i」が、
数値「Ymax」未満である場合(NO)、n番目のY
軸方向の1ラインについての隆線数の計数を終了してい
ないと判定し、n番目のY軸方向の1ラインについて、
ステップ403乃至ステップ412の動作を繰り返す。
【0070】ステップ414において、変数「n」が、
数値「Xmax」以上であるか否かを判定する。変数
「n」が、数値「Xmax」以上である場合(YE
S)、X軸方向及びY軸方向の全てのラインについて、
全てのピクセルについての隆線数の計数を終了したと判
定して、ステップ415に進む。この結果、指紋画像内
のX軸方向のラインについての隆線数を示すYmax
の変数「X」が得られ、Y軸方向のラインについての
隆線数を示すXmax個の変数「Y」が得られる。一
方、変数「n」が、数値「Xmax」未満である場合
(NO)、X軸方向及びY軸方向の全てのラインについ
ての隆線数の計数を終了していないと判定し、ステップ
402乃至ステップ413の動作を繰り返す。
【0071】ステップ415において、変数「Y」及
び「X」の値が、所定範囲内の値であるか否かを判定
する。すなわち、変数「Y」及び「X」の値が、所
定範囲内の値である場合、当該指紋画像用データは指紋
センサ15により正常に読み取られたと判定され(正常
終了)、変数「Y」及び「X」の値が、所定範囲内
の値でない場合、当該指紋画像用データは指紋センサ1
5により正常に読み取られていないと判定される(異常
終了)。ここで、所定範囲は、指紋センサ15の感度等
によって決定される。
【0072】本変更例の指紋画像判定装置10によれ
ば、第1のレジスタメモリ14及び第2のレジスタメ
モリ14のメモリサイズを、Ymaxバイト以下とす
ることが可能となる。
【0073】(変更例2)本発明は、上述の実施形態及
び変更例1に係る指紋画像判定装置10においてX軸と
Y軸を反対にした場合にも適用することができる。かか
る場合、第1のレジスタメモリ14が、指紋センサ1
5を用いて読み取られたX軸方向の1ライン分の指紋画
像用データを一時的に格納する場所であり、第2のレジ
スタメモリ14が、指紋センサ15を用いて読み取ら
れたX軸方向の1ライン分の指紋画像用データの各ピク
セルが、谷線を形成するか否かを示すフラグh_flg
〔i〕を一時的に格納する場所である。
【0074】また、本発明は、上述の実施形態及び変更
例1に係る指紋画像判定装置10において隆線と谷線を
反対にした場合にも適用することができる。
【0075】なお、コンピュータ30に、本実施形態に
係る指紋画像判定装置の機能を実行させるためのプログ
ラム(以下、指紋画像判定プログラム)を、コンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に記録することができる。こ
のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、図10に示
すように、例えば、フロッピィーディスク31、コンパ
クトディスク32、ICチップ33、カセットテープ3
4等が挙げられる。このような指紋画像判定プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれ
ば、指紋画像判定プログラムの保存、運搬、販売等を容
易に行うことができる。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、利用可能なメモリ空間
が小さいCPUを用いた場合であっても、指紋画像用デ
ータが正常に読み取られたか否かを判定することを可能
とする指紋画像判定装置及びプログラムを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る指紋画像判定装置の
ハードウエア構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る指紋画像判定装置に
おいて、指紋センサによってY軸方向方向の1ラインご
とに読み取られた指紋画像用データ(ピクセル値)をデ
ータメモリに格納する様子を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る指紋画像判定装置
が、指紋画像用データが正常に読み取られたか否かを判
定する動作を示すフローチャート図である。
【図4】本発明の一変更例に係る指紋画像判定装置が、
指紋画像用データが正常に読み取られたか否かを判定す
る動作を示すフローチャート図である。
【図5】従来技術に係る指紋画像判定装置のハードウエ
ア構成図である。
【図6】従来技術に係る指紋画像判定装置において、指
紋センサによってY軸方向方向の1ラインごとに読み取
られた指紋画像用データ(ピクセル値)をデータメモリ
に格納する様子を示す図である。
【図7】従来技術に係る指紋画像判定装置が、指紋画像
用データが正常に読み取られたか否かを判定する動作を
示すフローチャート図である。
【図8】従来技術に係る指紋画像判定装置において、Y
軸方向の全ラインについて、指紋画像内の隆線数を計数
する動作を示すフローチャート図である。
【図9】従来技術に係る指紋画像判定装置において、X
軸方向の全ラインについて、指紋画像内の隆線数を計数
する動作を示すフローチャート図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る指紋画像判定プロ
グラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体
を示す図である。
【符号の説明】
10…指紋画像判定装置 11…CPU 12…記憶装置 12…指紋画像判定プログラム 13…制御メモリ 14…データメモリ 14…第1のレジスタメモリ 14…第2のレジスタメモリ 15…指紋センサ 16…データ出力部 30…コンピュータ 31…フロッピー(登録商標)ディスク 32…コンパクトディスク 33…ICチップ 34…カセットテープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−266171(JP,A) 特開2003−162711(JP,A) 特開 平8−115425(JP,A) 米国特許出願公開2002/0021827(U S,A) 米国特許6212290(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/00 530 G06T 7/00 300 G06T 1/00 400 JICSTファイル(JOIS)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピクセルの濃淡情報を示す複数のピクセ
    ル値からなる指紋画像用データが、指紋センサによって
    正常に読み取られたか否かを判定する指紋画像判定装置
    であって、前記指紋画像用データ内のX軸又はY軸のいずれか一方
    の方向の1ライン分 の前記ピクセル値を記憶する第1の
    メモリと、 前記ピクセル値が、前記一方の方向で隆線又は谷線を形
    成するか否かを判定する形成判定手段と、 前記形成判定手段によって判定された判定結果を記憶す
    る第2のメモリと、 前記一方の方向に沿って前記指紋センサにより読み取ら
    れた前記指紋画像用データの前記ピクセル値を前記第1
    のメモリに順次格納する格納手段と、 前記第1のメモリに記憶された前記ピクセル値に基づい
    て、前記一方の方向の1ラインにおける隆線数又は谷線
    数を計数する第1の計数手段と、 前記第2のメモリに記憶されている前記判定結果と前記
    第1のメモリに記憶された前記ピクセル値とに基づい
    て、前記X軸又はY軸の他方の方向の1ラインにおける
    隆線数又は谷線数を計数する第2の計数手段と、 前記指紋画像用データ全体について、前記第1の計数手
    段により計数された隆線数又は谷線数と前記第2の計数
    手段により計数された隆線数又は谷線数とに基づいて、
    前記指紋画像用データが前記指紋センサによって正常に
    読み取られたか否かを判定する正常性判定手段とを具備
    することを特徴とする指紋画像判定装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のメモリは、前記一方の方向の
    1ライン分の前記判定結果を記憶し、 前記格納手段は、前記一方の方向の1ラインごとに前記
    ピクセル値を前記第1のメモリに順次格納することを特
    徴とする請求項1に記載の指紋画像判定装置。
  3. 【請求項3】 前記格納手段は、前記一方の方向に沿っ
    て1ピクセルごとに前記ピクセル値を前記第1のメモリ
    に順次格納し、 前記第1の計数手段は、前記1ピクセルごとに、前記一
    方の方向の隆線数又は谷線数を計数していき、 前記第2の計数手段は、前記1ピクセルごとに、前記他
    方の方向の隆線数又は谷線数を計数していくことを特徴
    とする請求項1に記載の指紋画像判定装置。
  4. 【請求項4】 前記形成判定手段は、前記第1のメモリ
    に記憶されている前記ピクセル値と第1の閾値とを比較
    することによって、該ピクセル値が前記指紋画像用デー
    タ内のX軸又はY軸のいずれか一方の方向で隆線又は
    を形成するか否かを判定することを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれか一項に記載の指紋画像判定装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の計数手段は、前記第2のメモ
    リに記憶されている前記判定結果が谷線を形成するもの
    である場合で、かつ、前記第1のメモリに記憶された前
    記ピクセル値が第2の閾値未満である場合に、前記他方
    の方向の隆線数を1だけ増加させることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか一項に記載の指紋画像判定装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第2の計数手段は、前記第2のメモ
    リに記憶されている前記判定結果が隆線を形成するもの
    である場合で、かつ、前記第1のメモリに記憶された前
    記ピクセル値が第2の閾値以上である場合に、前記他方
    の方向の谷線数を1だけ増加させることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか一項に記載の指紋画像判定装
    置。
  7. 【請求項7】 コンピュータを、ピクセルの濃淡情報を
    示す複数のピクセル値からなる指紋画像用データが、指
    紋センサによって正常に読み取られたか否かを判定する
    指紋画像判定装置として機能させるためのプログラムで
    あって、 第1のメモリに記憶された前記ピクセル値が、前記指紋
    画像用データ内のX軸又はY軸のいずれか一方の方向で
    隆線又は谷線を形成するか否かを判定し、該判定結果を
    第2のメモリに記憶する形成判定手段と、 前記一方の方向に沿って前記指紋センサにより読み取ら
    れた前記指紋画像用データの前記一方の方向の1ライン
    分の前記ピクセル値を前記第1のメモリに順次格納する
    格納手段と、 前記第1のメモリに記憶された前記ピクセル値に基づい
    て、前記一方の方向の1ラインにおける隆線数又は谷線
    数を計数する第1の計数手段と、 前記第2のメモリに記憶されている前記判定結果と前記
    第1のメモリに記憶された前記ピクセル値とに基づい
    て、前記X軸又はY軸の他方の方向の1ラインにおける
    隆線数又は谷線数を計数する第2の計数手段と、 前記指紋画像用データ全体について、前記第1の計数手
    段により計数された隆線数又は谷線数と前記第2の計数
    手段により計数された隆線数又は谷線数とに基づいて、
    前記指紋画像用データが前記指紋センサによって正常に
    読み取られたか否かを判定する正常性判定手段とを具備
    することを特徴とするプログラム。
  8. 【請求項8】 前記第2のメモリは、前記一方の方向の
    1ライン分の前記判定結果を記憶し、 前記格納手段は、前記一方の方向の1ラインごとに前記
    ピクセル値を前記第1のメモリに順次格納することを特
    徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 【請求項9】 前記格納手段は、前記一方の方向に沿っ
    て1ピクセルごとに前記ピクセル値を前記第1のメモリ
    に順次格納し、 前記第1の計数手段は、前記1ピクセルごとに、前記一
    方の方向の隆線数又は谷線数を計数していき、 前記第2の計数手段は、前記1ピクセルごとに、前記他
    方の方向の隆線数又は谷線数を計数していくことを特徴
    とする請求項7に記載のプログラム。
  10. 【請求項10】 前記形成判定手段は、前記第1のメモ
    リに記憶されている前記ピクセル値と第1の閾値とを比
    較することによって、該ピクセル値が前記指紋画像用デ
    ータ内のX軸又はY軸のいずれか一方の方向で隆線又は
    谷線を形成するか否かを判定することを特徴とする請求
    項7乃至9のいずれか一項に記載のプログラム。
  11. 【請求項11】 前記第2の計数手段は、前記第2のメ
    モリに記憶されている前記判定結果が谷線を形成するも
    のである場合で、かつ、前記第1のメモリに記憶された
    前記ピクセル値が第2の閾値未満である場合に、前記他
    方の方向の隆線数を1だけ増加させることを特徴とする
    請求項7乃至10のいずれか一項に記載のプログラム。
  12. 【請求項12】 前記第2の計数手段は、前記第2のメ
    モリに記憶されている前記判定結果が隆線を形成するも
    のである場合で、かつ、前記第1のメモリに記憶された
    前記ピクセル値が第2の閾値以上である場合に、前記他
    方の方向の谷線数を1だけ増加させることを特徴とする
    請求項7乃至10のいずれか一項に記載のプログラム。
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