JP3535078B2 - 回胴式遊技機およびその小役制御方法 - Google Patents

回胴式遊技機およびその小役制御方法

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JP3535078B2
JP3535078B2 JP2000188379A JP2000188379A JP3535078B2 JP 3535078 B2 JP3535078 B2 JP 3535078B2 JP 2000188379 A JP2000188379 A JP 2000188379A JP 2000188379 A JP2000188379 A JP 2000188379A JP 3535078 B2 JP3535078 B2 JP 3535078B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部的な入賞の抽
選結果に基づいて、図柄を有効ライン上に強制的に引き
込んで停止させる引込み制御を行うことが可能な、回胴
式遊技機およびその小役制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的にパチスロ機と呼ばれる回
胴式遊技機は、メダルを所定枚数だけ投入した後、スタ
ートレバーが操作され複数のリールが回転するのと同時
に内部的なプログラムにより入賞の抽選を行い、入賞抽
選の結果に基づいて後述する所定の有効ライン上に停止
可能な図柄を決定し、遊技者のリール回転停止の指示に
よってリールを停止し、有効ライン上に停止した図柄の
組み合わせに対して、遊技者へ所定の遊技価値を付与す
る。
【0003】以下、回胴式遊技機の遊技の態様の概略を
説明する。なお、各図面において同様の箇所には同一の
符号を付し、説明の重複は省く。
【0004】図4は、後述の発明の実施の形態で詳述す
る、回胴式遊技機の正面概観の1例である。図4におい
て、遊技者がメダル投入口404に所定の枚数のメダル
を投入すると、投入枚数に応じて入賞ライン405〜4
09の内の1本から最大5本までが有効化された有効ラ
インとなる。
【0005】その後、遊技者がスタートレバー419を
操作(スタートレバーON)すると、左から順に横3列
に並んだ表示窓401〜403内のリール102〜10
4が上から下向きへ回転を始める。リールの回転と同時
に内部的なプログラムの抽選によって、入賞(いわゆ
る”役”の成立)またはハズレ(役の不成立)が決定さ
れる。
【0006】リールは表面に複数の図柄が描かれてお
り、各役は有効ライン上に揃うことが可能な3列の図柄
の組合せである。役の種類には、例えば7が有効ライン
上に揃うことで遊技者が多量のメダルを獲得できる特別
入賞(以下、ボーナスと呼ぶ)、およびベルの有効ライ
ン上の並びのような少量のメダルを払い出すその他の入
賞(以下、小役と呼ぶ)がある。
【0007】回胴式遊技機のプログラムは、通常、小役
はボーナスより高確率に設定されている。また、上記各
役に対応するフラグ(デフォルトはOFF)を制御して
おり、役の成立時にはその役のフラグをONする(フラ
グの成立)。特に、ボーナスフラグON時には、通常、
遊技者に対してボーナスフラグの成立を報知する。その
報知としては、リーチ目(特定の図柄の組合せが表示窓
内の特定の位置に停止する)、表示窓のフラッシュ、
音、および告知ランプの点灯等がある。
【0008】ある役のフラグがONの状態で、遊技者が
停止ボタン420〜422を押してリールの回転を止め
る場合、リールの引込み制御が働く範囲でフラグONの
役の図柄が有効ライン上に揃えられる。有効ライン上に
揃った役に対応した枚数のメダルの払い出しが遊技者に
対して行われ、1ゲーム終了となる。
【0009】ここで、リールの引込み制御は、停止ボタ
ンが押されたタイミングから所定のコマ数以内だけ、役
の図柄を有効ライン上へ引込むようにリールの停止を制
御する(後述)。
【0010】逆に役の不成立時は全ての役のフラグがO
FFなので、遊技者が停止ボタン420〜422を押し
て特定の役の図柄を狙ってリールの回転を止めたとして
も、ハズレ時のリール制御が働くためにどのような役の
図柄も有効ライン上に揃わずに、1ゲーム終了となる。
【0011】次にリールの引込み制御について説明す
る。図1は、表示窓401〜403内で回転する左、
中、右の各リール102〜104を展開した例である。
【0012】各リールには図柄7、c、b、s、r、z
がリールの外周の21個のポイントに配置されている。
101は21個の配置ポイントに対応する図柄番号であ
る。各リールは回転の向き105の示すように、図柄番
号1,2,3…20,21,1,2…の順に上から下向
きに表示窓401〜403内で回転する。
【0013】現在の回胴式遊技機の法規則である、リー
ル回転の定常速度が80rpm以下かつ停止ボタン操作
後190ms以内のリールの引込み、に則ると、図1の
リールを78rpmで回転させた場合、4コマ以内のリ
ールの引込みが許される。以下、図1のリールで、リー
ルの引込み制御が働く範囲を4コマ以内とした場合を想
定して説明する。
【0014】図2は、上述した図1のリールを有する回
胴式遊技機で遊技をした場合の、役の成立とリールの引
込み制御を示す。
【0015】図2(a)のタイミングチャートは、スタ
ートレバーON時の小役cフラグとボーナスフラグの状
態を示す。図2(a)において、通常、小役c等の小役
フラグONは1回のスタートレバーONに対応した1ゲ
ームでリセットされOFFになるが、ボーナスフラグO
Nはボーナス図柄が有効ライン上に揃うまで保持され
る。
【0016】図2(a)中の201は、小役cフラグO
N時にリールの引込み制御が働いて小役cが有効ライン
上に揃った時を示し、その時のリールの引込みの様子を
図2(b)に示す。
【0017】図2(b)において、表示窓401、40
2内では有効ライン上に小役cの図柄が停止しており、
リール104が表示窓403内で回転の向き105の向
きに回転中に、図1のリール104の図柄番号4の図柄
sが有効ライン上に差し掛かった場合を示す。
【0018】この時に停止ボタン422が押されると、
この後有効ラインに向かって回転してくる4コマ以内の
図柄がチェックされ、小役cの図柄の有無が調べられ
る。この場合、リールの引込み制御が働く範囲内に図柄
番号8の図柄cがあるため、リールの引込み制御が働い
て図柄番号8の図柄cが有効ライン上まで引込まれて停
止し、小役cが有効ライン上に揃う。
【0019】上記リールの引込み制御は、有効ライン上
に停止させたい役の図柄を狙って、その図柄を含むリー
ルの引込み制御が働く範囲内で停止ボタンを押すこと
(いわゆる”目押し”)が得意な、熟練した遊技者は、
高頻度で役の図柄を有効ライン上に揃えることができ
る。
【0020】図2(a)中の202は、小役cフラグO
N時に小役cを有効ライン上に揃えられなかった時(い
わゆる小役の”取りこぼし”)を示す。
【0021】これは例えば、図2(b)のような表示窓
401、402内で有効ライン上に小役cの図柄が停止
している場合に、図1のリール104の図柄番号16の
図柄7が有効ライン上に差し掛かった時に停止ボタン4
22が押されると、この場合、リールの引込み制御が働
く範囲内に小役cの図柄がないためにリールの引込み制
御が働かず、押したなりの図柄7が有効ライン上に停止
し小役cが有効ライン上に揃わなかった場合等である。
目押しが不得手な遊技者は、小役の取りこぼしを発生さ
せやすい。
【0022】上記の目押しの有用性と役の取りこぼしの
発生は、ボーナスフラグON時にも同様に当てはまる。
上記図1に例示されるように、7のようなボーナス図柄
は小役図柄より一般にリール中の配置が少ないため、ボ
ーナス図柄のリールの引込み制御が働く範囲も自ずと少
ない。
【0023】そのためボーナスフラグONを報知された
後、目押しが得意な熟練した遊技者は少ないゲーム数で
早くボーナス図柄を有効ライン上に揃えられるが、そう
でない遊技者はボーナス図柄を有効ライン上になかなか
揃えられず、ボーナスゲーム開始までに多くのゲーム数
を消化することになる。
【0024】ボーナスフラグONからボーナス図柄が有
効ライン上に揃ってボーナスゲーム開始となるまでの間
も、上記抽選による小役の成立とハズレの決定、および
成立した小役のリール制御と払い出しまたはその取りこ
ぼし、またはハズレ時のリール制御が通常通り行われ
る。
【0025】ボーナスゲームによる多量のメダルの払い
出しが無い小役のみの払い出しでは、遊技者へのメダル
の払出率である「払出枚数(OUT枚数)/投入枚数
(IN枚数)」という比、いわゆる回胴式遊技機の”機
械割”は常に、100%未満で、遊技者の手持ちのメダ
ルは漸減していく。
【0026】したがって、上述のボーナスフラグONか
らボーナスゲーム開始となるまでの間も機械割は100
%未満のため、遊技者のメダルは漸減していく。この時
の、ゲーム数と遊技者の手持ちのメダルの関係を図3に
示す。
【0027】図3(a)は熟練した遊技者Aについて、
図3(b)は目押しが不得手な遊技者Bについて、それ
ぞれ、ボーナスフラグ成立からのゲーム数n(単位;
回)を横軸に、ボーナスフラグ成立からの遊技者が獲得
した「払出枚数(OUT枚数)−投入枚数(IN枚
数)」、いわゆる回胴式遊技機のメダルの”純増”y
(単位;枚)を縦軸に取り、純増の一般的な変化を示し
たものである。
【0028】図3の(a)と(b)を比較するに、遊技
者A、B各々のボーナスが揃うまでのゲーム数NA、NB
が、「NA<NB」のために、遊技者A、B各々のボーナ
スが揃うまでの純増YA、YBは、「0>YA>YB」であ
る。負の純増はメダルの損失を表すので、その絶対値が
より大きい目押しが不得手な遊技者Bは、遊技者Aより
メダルの損失が多い。
【0029】回胴式遊技機関連の文献である特開平9−
313670号公報、特開平11−47352号公報、
特開平2000−140206号公報、特開平2000
−1126370号公報および、特開平2000−12
6369号公報等、回胴式遊技機に関する公報に、回胴
式遊技機の一般的な機械構造が開示されている。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、特別入
賞フラグ成立から特別入賞ゲーム開始となるまでの間も
機械割が100%未満のため、遊技者のメダルは漸減し
ていき、特別入賞図柄を狙って揃えることが不得手な遊
技者は、熟練した遊技者に比べて、その間なかなか特別
入賞図柄を揃えられずメダルの損失が多い。
【0031】このため、せっかく特別入賞フラグが成立
したにもかかわらず、特別入賞図柄を揃えるまで安心し
てゲームを進められず、特別入賞図柄を揃えるまでの余
計なメダル損失が不公平感を与え、特別入賞図柄を狙っ
て揃えることが不得手な遊技者の興を削ぐことになる、
という解決すべき課題が従来技術にはあった。
【0032】そこで本発明の目的は、遊技者の技量に拘
わらず特別入賞フラグ成立後のメダルの損失を押さえる
公平な回胴式遊技機およびその小役制御方法を提供する
ことにある。
【0033】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、内部的な入賞の抽選結果
に基づいて、リール上の図柄を有効ライン上に強制的に
引き込んで停止させる引込み制御を行うことが可能な、
該有効ライン上に揃った図柄からなる役に応じたメダル
の払い出しをする回胴式遊技機であって、入賞を抽選す
るための乱数値を発生させる乱数発生手段と、前記乱数
発生手段から乱数値を抽出し、当該抽出された乱数値が
入賞の場合に、該乱数値に基づいて特定小役を含む複数
の小役および特別入賞の中から1つの役の成立を決定す
る入賞抽選手段と、前記入賞抽出手段の結果が入賞の場
合に、成立した前記役のフラグをONの状態で記憶する
記憶手段と、前記記憶手段が前記特定小役のフラグをO
Nに、および前記特別入賞のフラグをOFFに記憶して
いる場合に、リール上の該特定小役の図柄を前記有効ラ
イン上に揃えないように制御する第1のリール制御手段
と、前記記憶手段が前記特定小役のフラグをONに、お
よび前記特別入賞のフラグをONに記憶している場合
に、リール上の該特定小役の図柄を前記有効ライン上に
強制的に引き込んで停止させる引込み制御を行う第2の
リール制御手段とを具えたことを特徴とする。
【0034】請求項2の発明は、請求項1に記載の回胴
式遊技機において、前記第2のリール制御手段は、前記
記憶手段が前記特別入賞のフラグをONに記憶している
場合に、リール上の該特別入賞の図柄を前記有効ライン
上に所定数揃えることにより特別入賞の処理が発生する
まで、前記回胴式遊技機のメダルの投入枚数と払い出し
枚数を等しくすることを特徴とする。
【0035】請求項3の発明は、請求項2に記載の回胴
式遊技機において、前記引込み制御により前記有効ライ
ン上に停止した図柄からなる前記特定小役の抽選確率ま
たはメダルの払出枚数の少なくとも一方を調整すること
により、前記回胴式遊技機のメダルの投入枚数と払い出
し枚数を等しくすることを特徴とする。
【0036】請求項4の発明は、内部的な入賞の抽選結
果に基づいて、リール上の図柄を有効ライン上に強制的
に引き込んで停止させる引込み制御を行うことが可能
な、該有効ライン上に揃った図柄からなる役に応じたメ
ダルの払い出しをする回胴式遊技機の小役制御方法であ
って、入賞を抽選するための乱数値を発生させる乱数発
生ステップと、前記乱数発生ステップから乱数値を抽出
し、当該抽出された乱数値が入賞の場合に、該乱数値に
基づいて特定小役を含む複数の小役および特別入賞の中
から1つの役の成立を決定する入賞抽選ステップと、前
記入賞抽出ステップの結果が入賞の場合に、成立した前
記役のフラグをONの状態で前記回胴式遊技機に記憶す
る記憶ステップと、前記回胴式遊技機が前記特定小役の
フラグをONに、および前記特別入賞のフラグをOFF
に記憶している場合に、リール上の該特定小役の図柄を
前記有効ライン上に揃えないように制御する第1のリー
ル制御ステップと、前記回胴式遊技機が前記特定小役の
フラグをONに、および前記特別入賞のフラグをONに
記憶している場合に、リール上の該特定小役の図柄を前
記有効ライン上に強制的に引き込んで停止させる引込み
制御を行う第2のリール制御ステップとを具えたことを
特徴とする。
【0037】請求項5の発明は、請求項4に記載の回胴
式遊技機の小役制御方法において、前記第2のリール制
御ステップは、該回胴式遊技機が前記特別入賞のフラグ
をONに記憶している場合に、リール上の該特別入賞の
図柄を前記有効ライン上に所定数揃えることにより特別
入賞の処理が発生するまで、前記回胴式遊技機のメダル
の投入枚数と払い出し枚数を等しくすることを特徴とす
る。
【0038】請求項6の発明は、請求項5に記載の回胴
式遊技機の小役制御方法において、前記引込み制御によ
り前記有効ライン上に停止した図柄からなる前記特定小
役の抽選確率またはメダルの払出枚数の少なくとも一方
を調整することにより、前記回胴式遊技機のメダルの投
入枚数と払い出し枚数を等しくすることを特徴とする。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。なお、各図面において同様の
箇所には同一の符号を付し、説明の重複は省く。また、
回胴式遊技機の機械構造は、前述の従来の技術に記載し
た回胴式遊技機に関する公報等に示されるような従来例
と同様とすることができるので、説明は本発明に関わる
構成部とその補足部位のみに留める。なお、上述の従来
の技術も含めて各図面において同様の箇所には同一の符
号を付し、説明の重複は省く。
【0040】(装置構成)図4は、回胴式遊技機の正面
概観の1例を示す。
【0041】図4において、本実施形態の回胴式遊技機
400は、表示窓401、402、403、リール10
2、103、104、メダル投入口404、入賞ライン
表示405、406、407、408、409、有効ラ
インLED(light emittingdiode)410、411、
412、413、414、クレジット(貯留)数表示装
置415、ベット(BET)ボタン416、417、4
18、スタートレバー419、停止ボタン420、42
1、422、払出数表示装置423、メダル放出口42
4、メダル受皿425、状態ランプ426、スピーカ4
27、清算ボタン428を有する。
【0042】表示窓401、402、403は、横3列
に並ぶ正面のパネルの透明な窓部で、各々その内部で回
転するリール102、103、104の停止時の3図柄
を表示する。
【0043】リール102、103、104は、前述の
従来の技術で説明した図1の例とする。各リールはリー
ル制御装置512(後述)により回転、停止を制御され
る。
【0044】メダル投入口404は、遊技者によりメダ
ルが投入されると、内部のメダルセンサスイッチ505
(後述)のトリガ発生によりメダル投入を検知し、有効
ラインLED410、411、412、413、414
の点灯、クレジット数表示装置415の計数表示の契機
を与える。
【0045】入賞ライン表示405、406、407、
408、409は、表示窓401、402、403を横
断して施され、図柄停止の有効ラインとなりうる5本の
ラインを示す。
【0046】有効ラインLED410は、メダル投入口
404にメダルの1枚目を投入、またはベットボタン4
16の操作でクレジット中のメダルから1枚目を投入す
ることにより、点灯し、入賞ライン表示405を有効ラ
インとする。
【0047】有効ラインLED411、412は、メダ
ル投入口404にメダルの2枚目を投入、またはベット
ボタン416、417のいずれかの操作でクレジット中
のメダルから2枚目を投入することにより、点灯し、入
賞ライン表示406、407を有効ラインとする。
【0048】有効ラインLED413、414は、メダ
ル投入口404にメダルの3枚目を投入、またはベット
ボタン416、417、418のいずれかの操作でクレ
ジット中のメダルから3枚目を投入することにより、点
灯し、入賞ライン表示408、409を有効ラインとす
る。
【0049】クレジット数表示装置415は、7セグメ
ントLED等で、クレジット有効を示す点灯中に、有効
ラインLED410、411、412、413、414
が全て点灯状態でメダル投入口404からメダルが投入
された場合の投入メダル数、または役に対応して払い出
されるメダルの払出枚数を加算表示する。最大50枚ま
でクレジットし表示する。
【0050】ベットボタン416は、ベットボタンスイ
ッチ502(後述)のトリガを1回発生し、クレジット
中のメダルから1枚投入することにより、クレジット数
表示装置415の計数表示を1枚減じ、有効ラインLE
D410、411、412、413、414の点灯の契
機を与える。
【0051】ベットボタン417は、ベットボタンスイ
ッチ502のトリガを2回発生し、クレジット中のメダ
ルから2枚投入することにより、クレジット数表示装置
415の計数表示を2枚減じ、有効ラインLED41
0、411、412、413、414の点灯の契機を与
える。
【0052】ベットボタン418は、ベットボタンスイ
ッチ502のトリガを3回発生し、クレジット中のメダ
ルから3枚投入することにより、クレジット数表示装置
415の計数表示を3枚減じ、有効ラインLED41
0、411、412、413、414の点灯の契機を与
える。
【0053】スタートレバー419は、遊技者により操
作されると、内部のリール始動スイッチ501(後述)
がゲームのスタートを検知し、リール制御装置512の
リール回転の契機を与える。
【0054】停止ボタン420は、内部の停止ボタンス
イッチ503(後述)のトリガ発生により、回転するリ
ール102の停止動作開始を検知し、リール制御装置5
12のリール停止の契機を与える。
【0055】停止ボタン421は、内部の停止ボタンス
イッチ503のトリガ発生により、回転するリール10
3の停止動作開始を検知し、リール制御装置512のリ
ール停止の契機を与える。
【0056】停止ボタン422は、内部の停止ボタンス
イッチ503のトリガ発生により、回転するリール10
4の停止動作開始を検知し、リール制御装置512のリ
ール停止の契機を与える。
【0057】払出数表示装置423は、7セグメントL
ED等で、役に対応して払い出されるメダルの払出枚数
を表示する。
【0058】メダル放出口424は、50枚までのクレ
ジットを超えるメダル投入やメダルの払い出しがある場
合のクレジット超過分メダル、または清算ボタン428
の操作によるクレジット清算メダルを放出する。メダル
受皿425は、メダル放出口424から放出されたメダ
ルを溜める皿である。
【0059】状態ランプ426は、ボーナスゲーム中、
エラー発生等の状態の報知やその他演出時に点灯する。
スピーカ427は、各種効果音を発生する。
【0060】清算ボタン428は、トグル型の清算スイ
ッチ504(後述)を操作し、クレジット数表示装置4
15を点灯させてクレジットを有効にし、逆に、クレジ
ット数表示装置415を消灯させてクレジット無効をに
するとともに、クレジットされていたメダルをクレジッ
ト清算メダルとしてメダル放出口424から放出する。
【0061】図5は、回胴式遊技機の制御回路構成を示
す。
【0062】図5において、本実施形態の回胴式遊技機
の制御回路構成は、リール始動スイッチ501、ベット
ボタンスイッチ502、停止ボタンスイッチ503、清
算スイッチ504、メダルセンサスイッチ505、リセ
ット回路517、電源回路518、入力ポート507、
主制御部508、ROM509、RAM510、出力ポ
ート511、リール制御装置512、払出数表示装置4
23、クレジット数表示装置415、LED表示装置5
13、ランプ表示装置514、効果音発生装置515、
ホッパ制御装置516およびその他スイッチ506を有
する。
【0063】リール始動スイッチ501は、ゲームのス
タートを検知し、リール制御装置512のリール回転の
契機を与える。
【0064】ベットボタンスイッチ502は、トリガを
n回発生し(n=1,2,3)、クレジット中のメダル
からn枚投入することにより、クレジット数表示装置4
15の計数表示をn枚減じ、LED表示装置513の有
効ラインLED410、411、412、413、41
4の点灯の契機を与える。
【0065】停止ボタンスイッチ503は、トリガ発生
により、回転する対応リールの停止動作開始を検知し、
リール制御装置512のリール停止の契機を与える。
【0066】清算スイッチ504は、トグル型のスイッ
チで、クレジット数表示装置415を点灯させてクレジ
ットを有効にし、逆に、クレジット数表示装置415を
消灯させてクレジット無効をにするとともに、クレジッ
トされていたメダルをクレジット清算メダルとして放出
するように、ホッパ制御装置516に契機を与える。
【0067】メダルセンサスイッチ505は、遊技者の
メダル投入によりトリガを発生し、LED表示装置51
3の有効ラインLED410、411、412、41
3、414の点灯、クレジット数表示装置415の計数
表示の契機を与える。
【0068】リセット回路517は、主制御部508を
初期状態にする。電源回路518は、図5の回路全体に
電力を供給する。入力ポート507は、各部からの信号
を取り込み、主制御部508に転送する。
【0069】主制御部508は、回胴式遊技機全体の制
御を行うCPUであり、ROM509およびRAM51
0を内蔵する1チップCPUを使用しても、ROM50
9およびRAM510を外付けでバス接続したCPUを
使用してもよい。
【0070】ROM509は、主制御部508用の回胴
式遊技機を制御するプログラムが記憶されている。具体
的には、主制御部508のCPUが行う回胴式遊技制御
処理の内容を規定した図7の遊技制御プログラムを記憶
している。ROM509にはさらに、回胴式遊技機を制
御するための各種のパラメータの値が格納されている。
【0071】RAM510は、主制御部508に対する
入出力データや演算処理のためのデータ、遊技に関連す
る乱数カウンタを初めとする各種カウンタ等を一時記憶
する。
【0072】出力ポート511は、各部に対する信号を
出力し、主制御部508から転送する。
【0073】リール制御装置512は、各リールを回転
させるステッピングモータと主制御部508の指示を受
けてモータを駆動する駆動回路、およびリール位置を主
制御部508へフィードバックする検出回路から成る。
【0074】LED表示装置513は、遊技に関連する
LED類の表示装置であり、主制御部508の指示で複
数のLEDを選択的に点灯/消灯させる。これにより有
効ラインLED410、411、412、413、41
4も、メダル投入枚数により点灯する。
【0075】ランプ表示装置514は、遊技に関連する
ランプ類の表示装置であり、主制御部508の指示で複
数のランプを選択的に点灯/消灯させる。これにより状
態ランプ426も、ボーナスゲーム中、エラー発生等の
状態の報知やその他演出時に点灯する。効果音発生装置
515は、遊技に関連する音響をスピーカ427から発
生する。
【0076】ホッパ制御装置516は、50枚までのク
レジットを超えるメダル投入やメダルの払い出しがある
場合のクレジット超過分メダル、または清算ボタン42
8の操作によるクレジット清算メダルを、メダル放出口
424から放出する。
【0077】(動作説明)以上述べたシステム構成で本
実施形態の小役制御方法の処理を以下、説明する。本実
施形態では、前述の従来の技術に記載した制御に加え
て、ある”特定小役”に対して、内部的な抽選確率は常
に一定であるが、ボーナスフラグ不成立の状態において
はその小役のフラグが成立してもハズレ時のリール制御
を行い、ボーナスフラグ成立の状態においてその小役の
フラグ成立に対するリールの引込み制御を行うものとす
る。
【0078】図6は、前述した図1のリールを有する回
胴式遊技機で遊技をした場合の、上記特定小役の成立と
リールの引込み制御を示す。図6において、上記特定小
役を小役zとする。
【0079】図6(a)のタイミングチャートは、スタ
ートレバーON時の小役zフラグとボーナスフラグの状
態を示す。図6(a)中の602は、ボーナスフラグ成
立の状態において小役zフラグON時に、リールの引込
み制御が働いて小役zが有効ライン上に揃った時を示
し、その時のリールの引込みの様子を図6(b)に示
す。
【0080】図6(b)において、表示窓401、40
2内では有効ライン上に小役zの図柄が停止しており、
リール104が表示窓403内で回転の向き105の向
きに回転中に、図1のリール104の図柄番号15の図
柄sが有効ライン上に差し掛かった場合を示す。
【0081】この時に停止ボタン422が押されると、
この後有効ラインに向かって回転してくる4コマ以内の
図柄がチェックされ、小役zの図柄の有無が調べられ
る。この場合、リールの引込み制御が働く範囲内に図柄
番号19の図柄zがあるため、リールの引込み制御が働
いて図柄番号19の図柄zが有効ラインまで引込まれて
停止し、小役zが有効ライン上に揃う。
【0082】本実施形態の図1では3本のリール全てに
おいて、遊技者がどの図柄番号の図柄が有効ライン上に
差し掛かった場合に停止ボタン422を押しても、常に
リールの引込み制御が働く範囲内に図柄zがあるため、
上記小役zに関わるリールの引込み制御は、常に働く。
すなわち、ボーナスフラグ成立の状態において小役zフ
ラグが成立した場合、遊技者の技量に関わらず、小役z
を有効ライン上に揃えて所定のメダルの払い出しを受け
ることができる。
【0083】図6(a)中の601は、ボーナスフラグ
不成立の状態においては小役zフラグがONになって
も、ハズレ時のリール制御が働いて小役zが有効ライン
上に揃えられない時を示し、その時の様子を図6(b)
で説明する。
【0084】これは例えば、図6(b)のような表示窓
401、402内で有効ライン上に小役zの図柄が停止
している場合に、図1のリール104の図柄番号15の
図柄sが有効ライン上に差し掛かった時に停止ボタン4
22が押されると、この場合、リールの引込み制御が働
く範囲内に小役zの図柄が有るにもかかわらず、リール
の引込み制御が働かず、押したなりの図柄sが有効ライ
ン上に停止し小役zが有効ライン上に揃わなかった場合
等である。
【0085】または、図6(b)のような場合に、図1
のリール104の図柄番号19の図柄zが有効ライン上
に差し掛かった時に停止ボタン422が押されると、図
柄zが有効ライン上に揃わないようにはずされてその次
に回転してくる図柄が有効ライン上に停止する。
【0086】(プログラムの処理説明)本実施形態にお
ける上記リール制御処理は、図7のフローチャートに示
す処理手順により行われる。図7の処理手順は、主制御
部508のCPUが、ROM509に記憶されているプ
ログラムを読み出して実行することにより行われる。以
下、本実施形態のリール制御処理を図7のフローチャー
トを使用して説明する。
【0087】回胴式遊技機が電源の投入をされると、主
制御部508は各種初期設定(不図示)の後、不図示の
割り込み処理によりRAM510内の役の乱数カウンタ
を更新することにより、役の乱数値を発生する。
【0088】遊技者が、メダル投入口404からメダル
を所定枚数投入、またはベットボタン416〜418を
押してクレジットメダルから所定枚数のメダルを投入
し、有効ラインLED410〜414を所定数点灯する
ことで入賞ライン表示405〜409の所定のラインを
有効ラインとする。
【0089】その後、遊技者がスタートレバー419を
操作するとリール始動スイッチ501のトリガ発生によ
り、主制御部508はリール制御装置512へリールの
回転の指示を出すと共に、RAM510内の役の乱数カ
ウンタから乱数値を抽出する。主制御部508は取得し
た乱数値に基づいて役の入賞/ハズレを決定し、入賞の
場合は入賞した役のRAM510内のフラグをONにす
る(ステップS700)。
【0090】続いて主制御部508は、RAM510内
のボーナスフラグをチェックし、ボーナスフラグが不成
立の場合は更にRAM510内の各小役のフラグをチェ
ックする。どの小役も不成立の場合は、遊技者の停止ボ
タン420〜422の操作に対して、主制御部508は
停止ボタンスイッチ503のトリガ検出に合わせて、リ
ール制御装置512へハズレ時のリール制御の指示を行
い、リールを停止させる。この処理は、ステップS70
5→ステップS706→ステップS707→ステップS
717の一連の処理で行われる。
【0091】次に、遊技者が、メダル投入口404から
メダルを所定枚数投入、またはベットボタン416〜4
18を押してクレジットメダルから所定枚数のメダルを
投入し、有効ラインLED410〜414を所定数点灯
することで入賞ライン表示405〜409の所定のライ
ンを有効ラインとする。
【0092】その後、遊技者がスタートレバー419を
操作するとリール始動スイッチ501のトリガ発生によ
り、主制御部508はリール制御装置512へリールの
回転の指示を出すと共に、RAM510内の役の乱数カ
ウンタから乱数値を抽出する。主制御部508は取得し
た乱数値に基づいて役の入賞/ハズレを決定し、入賞の
場合は入賞した役のRAM510内のフラグをONにす
る(ステップS700)。
【0093】続いて主制御部508は、RAM510内
のボーナスフラグをチェックし、ボーナスフラグが不成
立の場合は更にRAM510内の各小役のフラグをチェ
ックする。小役が成立している場合は、更に小役zフラ
グをチェックする。小役zが成立している場合、遊技者
の停止ボタン420〜422の操作に対して、主制御部
508は停止ボタンスイッチ503のトリガ検出に合わ
せて、リール制御装置512へハズレ時のリール制御の
指示を行い、リールを停止させる。この処理は、ステッ
プS705→ステップS706→ステップS708→ス
テップS707→ステップS717の一連の処理で行わ
れる。
【0094】次に、遊技者が、メダル投入口404から
メダルを所定枚数投入、またはベットボタン416〜4
18を押してクレジットメダルから所定枚数のメダルを
投入し、有効ラインLED410〜414を所定数点灯
することで入賞ライン表示405〜409の所定のライ
ンを有効ラインとする。
【0095】その後、遊技者がスタートレバー419を
操作するとリール始動スイッチ501のトリガ発生によ
り、主制御部508はリール制御装置512へリールの
回転の指示を出すと共に、RAM510内の役の乱数カ
ウンタから乱数値を抽出する。主制御部508は取得し
た乱数値に基づいて役の入賞/ハズレを決定し、入賞の
場合は入賞した役のRAM510内のフラグをONにす
る(ステップS700)。
【0096】続いて主制御部508は、RAM510内
のボーナスフラグをチェックし、ボーナスフラグが不成
立の場合は更にRAM510内の各小役のフラグをチェ
ックする。小役が成立している場合は、更に小役zフラ
グをチェックする。小役zが不成立の場合他の小役フラ
グが成立しているため、遊技者の停止ボタン420〜4
22の操作に対して、主制御部508は停止ボタンスイ
ッチ503のトリガ検出に合わせて、リール制御装置5
12へ成立小役に関わるリールの引込み制御の指示を行
い、リールを停止させる。この処理は、ステップS70
5→ステップS706→ステップS708→ステップS
709→ステップS710→ステップS717の一連の
処理で行われる。
【0097】次に、遊技者が、メダル投入口404から
メダルを所定枚数投入、またはベットボタン416〜4
18を押してクレジットメダルから所定枚数のメダルを
投入し、有効ラインLED410〜414を所定数点灯
することで入賞ライン表示405〜409の所定のライ
ンを有効ラインとする。
【0098】その後、遊技者がスタートレバー419を
操作するとリール始動スイッチ501のトリガ発生によ
り、主制御部508はリール制御装置512へリールの
回転の指示を出すと共に、RAM510内の役の乱数カ
ウンタから乱数値を抽出する。主制御部508は取得し
た乱数値に基づいて役の入賞/ハズレを決定し、入賞の
場合は入賞した役のRAM510内のフラグをONにす
る(ステップS700)。
【0099】続いて主制御部508は、RAM510内
のボーナスフラグをチェックし、ボーナスフラグ成立の
場合は更にRAM510内の各小役のフラグをチェック
する。どの小役も不成立の場合は、遊技者の停止ボタン
420〜422の操作に対して、主制御部508は停止
ボタンスイッチ503のトリガ検出に合わせて、リール
制御装置512へ成立ボーナスに関わるリールの引込み
制御の指示を行い、リールを停止させる。この処理は、
ステップS705→ステップS711→ステップS71
6→ステップS717の一連の処理で行われる。
【0100】次に、遊技者が、メダル投入口404から
メダルを所定枚数投入、またはベットボタン416〜4
18を押してクレジットメダルから所定枚数のメダルを
投入し、有効ラインLED410〜414を所定数点灯
することで入賞ライン表示405〜409の所定のライ
ンを有効ラインとする。
【0101】その後、遊技者がスタートレバー419を
操作するとリール始動スイッチ501のトリガ発生によ
り、主制御部508はリール制御装置512へリールの
回転の指示を出すと共に、RAM510内の役の乱数カ
ウンタから乱数値を抽出する。主制御部508は取得し
た乱数値に基づいて役の入賞/ハズレを決定し、入賞の
場合は入賞した役のRAM510内のフラグをONにす
る(ステップS700)。
【0102】続いて主制御部508は、RAM510内
のボーナスフラグをチェックし、ボーナスフラグ成立の
場合は更にRAM510内の各小役のフラグをチェック
する。小役が成立している場合は、更に小役zフラグを
チェックする。小役zが成立している場合、遊技者の停
止ボタン420〜422の操作に対して、主制御部50
8は停止ボタンスイッチ503のトリガ検出に合わせ
て、リール制御装置512へ小役zに関わるリールの引
込み制御の指示を行い、リールを停止させる。この処理
は、ステップS705→ステップS711→ステップS
712→ステップS713→ステップS717の一連の
処理で行われる。
【0103】次に、遊技者が、メダル投入口404から
メダルを所定枚数投入、またはベットボタン416〜4
18を押してクレジットメダルから所定枚数のメダルを
投入し、有効ラインLED410〜414を所定数点灯
することで入賞ライン表示405〜409の所定のライ
ンを有効ラインとする。
【0104】その後、遊技者がスタートレバー419を
操作するとリール始動スイッチ501のトリガ発生によ
り、主制御部508はリール制御装置512へリールの
回転の指示を出すと共に、RAM510内の役の乱数カ
ウンタから乱数値を抽出する。主制御部508は取得し
た乱数値に基づいて役の入賞/ハズレを決定し、入賞の
場合は入賞した役のRAM510内のフラグをONにす
る(ステップS700)。
【0105】続いて主制御部508は、RAM510内
のボーナスフラグをチェックし、ボーナスフラグ成立の
場合は更にRAM510内の各小役のフラグをチェック
する。小役が成立している場合は、更に小役zフラグを
チェックする。小役zが不成立の場合他の小役フラグが
成立しているため、遊技者の停止ボタン420〜422
の操作に対して、主制御部508は停止ボタンスイッチ
503のトリガ検出に合わせて、リール制御装置512
へ成立小役に関わるリールの引込み制御の指示を行い、
リールを停止させる。この処理は、ステップS705→
ステップS711→ステップS712→ステップS71
4→ステップS715→ステップS717の一連の処理
で行われる。
【0106】(特定小役の調整)上記図1に例示される
ように、7のようなボーナス図柄は小役図柄より一般に
リール中の配置が少ないため、ボーナス図柄のリールの
引込み制御が働く範囲も自ずと少ない。
【0107】そのためボーナスフラグONを報知された
後、目押しが得意な熟練した遊技者は少ないゲーム数で
早くボーナス図柄を有効ライン上に揃えられるが、そう
でない遊技者はボーナス図柄を有効ライン上になかなか
揃えられず、ボーナスゲーム開始までに多くのゲーム数
を消化することになる。
【0108】ボーナスフラグONからボーナス図柄が有
効ライン上に揃ってボーナスゲーム開始となるまでの間
も、従来の技術に述べたように、抽選による小役の成立
とハズレの決定、および成立した小役のリール制御と払
い出しまたはその取りこぼし、またはハズレ時のリール
制御が通常通り行われる。
【0109】本実施形態では、上記小役zの抽選確率ま
たはその払出枚数の少なくとも一方を調整することで、
ボーナスフラグONからボーナスゲーム開始となるまで
の間の小役のみの払い出しでも、回胴式遊技機の機械割
を常に100%、すなわち「払出枚数(OUT枚数)=
投入枚数(IN枚数)」とし、遊技者の手持ちのメダル
が増減しないようにする。
【0110】ボーナスフラグONからボーナスゲーム開
始となるまでの間の機械割を常に100%に調整した場
合の、ゲーム数と遊技者の手持ちのメダルの関係を図8
に示す。
【0111】図8(a)は熟練した遊技者Aについて、
図8(b)は目押しが不得手な遊技者Bについて、それ
ぞれ、ボーナスフラグ成立からのゲーム数n(単位;
回)を横軸に、ボーナスフラグ成立からの遊技者が獲得
したメダルの純増y(単位;枚)を縦軸に取り、純増の
一般的な変化を示したものである。
【0112】図8の(a)と(b)を比較するに、遊技
者A、B各々のボーナスが揃うまでのゲーム数NA、NB
が、「NA<NB」であるが、遊技者A、B各々のボーナ
スが揃うまでの純増YA、YBは、「0≒YA≒YB」であ
る。純増0はメダルの損失が無いことを表すので、目押
しが不得手な遊技者Bはメダルが減ることなくボーナス
が揃うまでのゲームを続けられ、遊技者Aと比べても不
利にならない。
【0113】(実施形態の効果)以上、説明したよう
に、本実施形態によれば、ある小役zに対して、内部的
な抽選確率は常に一定であるが、ボーナスフラグ不成立
の状態においては小役zフラグが成立してもハズレ時の
リール制御を行い、ボーナスフラグ成立の状態において
小役zフラグが成立した場合にリールの引込み制御を行
う。さらに、小役zの抽選確率またはその払出枚数の少
なくとも一方を調整することで、ボーナスフラグ成立か
らボーナスゲーム開始となるまでの間の小役のみの払い
出しでも、回胴式遊技機の機械割を常に100%とす
る。
【0114】このため、目押しが不得手な遊技者でも、
ボーナスフラグ成立からボーナスゲーム開始までメダル
を損失することなく、安心してボーナスが揃うまでゲー
ムを楽しむことができる。また、通常ゲーム時には揃わ
ない小役zが、ボーナスフラグ成立からボーナスゲーム
開始までの間では頻繁に揃うために、遊技者がボーナス
フラグ成立に気づく。小役zはいわゆるリーチ目として
の効果も奏する。
【0115】(他の実施形態)以上述べた実施形態の他
に次の形態を実施できる。 1)上述の実施形態では、図1に示すリール中の小役z
は、どの図柄番号が有効ライン上に差し掛かった時に停
止ボタン420〜422が押されても、必ずリールの引
込み制御が働くように配置されている。しかし、リール
の引込み制御が働かずに小役zが取りこぼされる図柄配
置にしても良く、この場合、目押しが不得手な遊技者の
取りこぼしを考慮した小役zの抽選確率またはその払出
枚数の少なくとも一方の調整をすることで、ボーナスフ
ラグ成立からボーナスゲーム開始となるまでの間の機械
割を常に100%とすればよい。 2)上述の実施形態では、図1に示すリール中の小役z
は、どの図柄番号が有効ライン上に差し掛かった時に停
止ボタン420〜422が押されても、必ずリールの引
込み制御が働くように配置されている。しかし、リール
の引込み制御が働かずに小役zが取りこぼされる図柄配
置にしても良く、この場合、目押しが不得手な遊技者の
取りこぼしを考慮した小役zの抽選確率またはその払出
枚数の少なくとも一方の調整をすることで、ボーナスフ
ラグ成立からボーナスゲーム開始となるまでの間の機械
割を、小役zの取りこぼしを考慮して常に100%、お
よび熟練遊技者が目押しを駆使して確実に小役zを揃え
れば100%以上になるようしてもよい。 3)上述の実施形態では、特定小役を小役zのみとして
いるが、複数の特定小役を制御するようにしてもよい。 4)上述の実施形態では、リールを左から右へ停止する
場合を説明しているが、停止順はこれに限られるもので
はなく、左右中の順(いわゆるハサミ打ち)、右から左
への逆順等でも本発明の適用可能なこともちろんであ
る。 5)上述の実施形態では、有効ラインを最大5本として
説明しているが、最大有効ライン数はこれに限られるも
のではなく、最大有効ライン数が5本以外でもよい。
【0116】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、内部的な抽選確率が常に一定な特定小役に対して、
特別入賞フラグ不成立の状態においては特定小役フラグ
が成立しても特定小役が揃わないリール制御を行い、特
別入賞フラグ成立の状態において特定小役フラグが成立
した場合にリールの引込み制御を行い、特定小役を揃え
られるようにする。
【0117】さらに、特定小役の抽選確率またはその払
出枚数の少なくとも一方を調整することで、特別入賞フ
ラグ成立から特別入賞ゲーム開始となるまでの間の、回
胴式遊技機の払出枚数と投入枚数を等しくする。
【0118】このため、目押しが不得手な遊技者でも、
特別入賞フラグ成立から特別入賞ゲーム開始までメダル
を損失することなく、安心して特別入賞が揃うまでゲー
ムを楽しむことができる。また、通常遊技時には揃わな
い特定小役が、特別入賞フラグ成立から特別入賞ゲーム
開始までの間では頻繁に揃うために、遊技者が特別入賞
フラグ成立に気づき、上記特定小役は特別入賞フラグ成
立を報知する効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】表示窓内で回転する左、中、右の各リールを展
開した例を示す説明図である。
【図2】従来の役の成立とリールの引込み制御を示す説
明図である。
【図3】従来のゲーム数と遊技者の手持ちのメダルの関
係を示す説明図である。
【図4】本発明実施形態の回胴式遊技機の正面概観の1
例を示す説明図である。
【図5】本発明実施形態の回胴式遊技機の制御回路構成
を示す説明図である。
【図6】本実施形態の特定小役の成立とリールの引込み
制御を示す説明図である。
【図7】本発明実施形態の遊技制御プログラムのフロー
チャートである。
【図8】本発明実施形態のゲーム数と遊技者の手持ちの
メダルの関係を示す説明図である。
【符号の説明】
101 図柄番号 102、103、104 リール 105 リールは回転の向き 201 小役cが有効ライン上に揃ったタイミング 202 小役cの取りこぼしタイミング 400 回胴式遊技機 401、402、403 表示窓 404 メダル投入口 405、406、407、408、409 入賞ライン
表示 410、411、412、413、414 有効ライン
LED 415 クレジット数表示装置 416、417、418 ベットボタン 419 スタートレバー 420、421、422 停止ボタン 423 払出数表示装置 424 メダル放出口 425 メダル受皿 426 状態ランプ 427 スピーカ 428 清算ボタン 501 リール始動スイッチ 502 ベットボタンスイッチ 503 停止ボタンスイッチ 504 清算スイッチ 505 メダルセンサスイッチ 506 その他スイッチ 507 入力ポート 508 主制御部 509 ROM 510 RAM 511 出力ポート 512 リール制御装置 513 LED表示装置 514 ランプ表示装置 515 効果音発生装置 516 ホッパ制御装置 517 リセット回路 518 電源回路 601 小役zが有効ライン上に揃えられないタイミン
グ 602 小役zが有効ライン上に揃ったタイミング
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−178990(JP,A) 特開2000−42175(JP,A) 特開 平7−112051(JP,A) 特開 平11−151343(JP,A) 特開 平11−137821(JP,A) 特開 平9−164236(JP,A) 登録実用新案3068195(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 5/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部的な入賞の抽選結果に基づいて、リ
    ール上の図柄を有効ライン上に強制的に引き込んで停止
    させる引込み制御を行うことが可能な、該有効ライン上
    に揃った図柄からなる役に応じたメダルの払い出しをす
    る回胴式遊技機であって、 入賞を抽選するための乱数値を発生させる乱数発生手段
    と、 前記乱数発生手段から乱数値を抽出し、当該抽出された
    乱数値が入賞の場合に、該乱値数に基づいて特定小役を
    含む複数の小役および特別入賞の中から1つの役の成立
    を決定する入賞抽選手段と、 前記入賞抽出手段の結果が入賞の場合に、成立した前記
    役のフラグをONの状態で記憶する記憶手段と、 前記記憶手段が前記特定小役のフラグをONに、および
    前記特別入賞のフラグをOFFに記憶している場合に、
    リール上の該特定小役の図柄を前記有効ライン上に揃え
    ないように制御する第1のリール制御手段と、 前記記憶手段が前記特定小役のフラグをONに、および
    前記特別入賞のフラグをONに記憶している場合に、リ
    ール上の該特定小役の図柄を前記有効ライン上に強制的
    に引き込んで停止させる引込み制御を行う第2のリール
    制御手段とを具えたことを特徴とする回胴式遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の回胴式遊技機におい
    て、前記第2のリール制御手段は、前記記憶手段が前記
    特別入賞のフラグをONに記憶している場合に、リール
    上の該特別入賞の図柄を前記有効ライン上に所定数揃え
    ることにより特別入賞の処理が発生するまで、前記回胴
    式遊技機のメダルの投入枚数と払い出し枚数を等しくす
    ることを特徴とする回胴式遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の回胴式遊技機におい
    て、前記引込み制御により前記有効ライン上に停止した
    図柄からなる前記特定小役の抽選確率またはメダルの払
    出枚数の少なくとも一方を調整することにより、前記回
    胴式遊技機のメダルの投入枚数と払い出し枚数を等しく
    することを特徴とする回胴式遊技機。
  4. 【請求項4】 内部的な入賞の抽選結果に基づいて、リ
    ール上の図柄を有効ライン上に強制的に引き込んで停止
    させる引込み制御を行うことが可能な、該有効ライン上
    に揃った図柄からなる役に応じたメダルの払い出しをす
    る回胴式遊技機の小役制御方法であって、 入賞を抽選するための乱数値を発生させる乱数発生ステ
    ップと、 前記乱数発生ステップから乱数値を抽出し、当該抽出さ
    れた乱数値が入賞の場合に、該乱数値に基づいて特定小
    役を含む複数の小役および特別入賞の中から1つの役の
    成立を決定する入賞抽選ステップと、 前記入賞抽出ステップの結果が入賞の場合に、成立した
    前記役のフラグをONの状態で前記回胴式遊技機に記憶
    する記憶ステップと、 前記回胴式遊技機が前記特定小役のフラグをONに、お
    よび前記特別入賞のフラグをOFFに記憶している場合
    に、リール上の該特定小役の図柄を前記有効ライン上に
    揃えないように制御する第1のリール制御ステップと、 前記回胴式遊技機が前記特定小役のフラグをONに、お
    よび前記特別入賞のフラグをONに記憶している場合
    に、リール上の該特定小役の図柄を前記有効ライン上に
    強制的に引き込んで停止させる引込み制御を行う第2の
    リール制御ステップとを具えたことを特徴とする回胴式
    遊技機の小役制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の回胴式遊技機の小役制
    御方法において、前記第2のリール制御ステップは、該
    回胴式遊技機が前記特別入賞のフラグをONに記憶して
    いる場合に、リール上の該特別入賞の図柄を前記有効ラ
    イン上に所定数揃えることにより特別入賞の処理が発生
    するまで、前記回胴式遊技機のメダルの投入枚数と払い
    出し枚数を等しくすることを特徴とする回胴式遊技機の
    小役制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の回胴式遊技機の小役制
    御方法において、前記引込み制御により前記有効ライン
    上に停止した図柄からなる前記特定小役の抽選確率また
    はメダルの払出枚数の少なくとも一方を調整することに
    より、前記回胴式遊技機のメダルの投入枚数と払い出し
    枚数を等しくすることを特徴とする回胴式遊技機の小役
    制御方法。
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