JP3534200B2 - 四輪運搬車 - Google Patents
四輪運搬車Info
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- Japan
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- drive
- wheel
- steering
- wheels
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
ルを操作しながら走行させる四輪運搬車に関するもので
ある。
運転者がバーハンドルを操作しながら駆動装置により駆
動輪を駆動させて走行するものがあり、このような四輪
運搬車として、例えば、火事の現場で使用されるホース
運搬車がある。
た状態で消防車に載せられ、火事の現場まで運搬され
る。そして、火事の現場で消防車から降ろして、消防士
がバーハンドルを操作しながら駆動装置により駆動輪を
駆動させて走行させ、この走行で荷台の後方からホース
が引き出されるようになっている。
では、駆動装置が上下方向に延設して配置され、その後
方に荷台が配設されていたため、車輪平面視において車
両全体に対する荷台のスペースを十分確保することがで
きなかった。
置されていたため、車両平面視において下側荷台のスペ
ースを十分確保することができなかった。
方の車輪が近接するまでスライドフレームを収納しても
車両全長が余りコンパクトにならなかった。そこで、駆
動輪を操向輪と同様に小径にしてスライドフレームを収
納したときの車両全長をコンパクトにする方法が考えら
れるが、駆動輪の車軸軸芯より下方に収納時のスライド
フレームが位置していたため、スライドフレームが駆動
輪の車軸軸芯より下方に位置する状態で駆動輪を操向輪
と同様に小径にした場合は、駆動輪間の最低地上高が極
端に低くなってしまう等の問題が発生してしまう。
で、荷台のスペースを十分確保するとともに車両をコン
パクトにし、しかも駆動輪間の最低地上高を十分確保す
る四輪運搬車を提供することを目的としている。
め、請求項1の発明は、車体フレームに備えた荷台に荷
物を積載し、ハンドルを操作して走行させる四輪運搬車
において、前記車体フレームを左右一対の駆動輪及び操
向輪の四輪によって支持し、前記車体フレームをフレー
ム本体とスライドフレームとで構成し、前記スライドフ
レームは前記フレーム本体に対して収納位置と引き出し
位置の間で前後方向に移動自在であり、前記フレーム本
体に前記左右一対の駆動輪を支持し、前記スライドフレ
ームに前記左右一対の操向輪を支持し、 前記スライドフ
レームに乗車可能な移動荷台を設け、この移動荷台の前
部に固定されたステアリング支持パイプに略鉛直方向に
立上るステアリング軸が回動可能に設けられ、このステ
アリング軸の回動で前記操向輪が操向可能であり、 前記
ステアリング軸の上端にハンドルを設け、収納位置で前
記ステアリング軸が前記荷台の前側に近接し、かつ前記
ハンドルが前記荷台より低く構成され、前記駆動輪間に
駆動輪を駆動するための駆動装置を配置して前記フレー
ム本体に固定し、前記駆動装置の上方に前記荷台を配置
し、 車両側面視において、前記駆動輪の車軸軸芯より上
方の前記フレーム本体と前記荷台間に前記駆動装置が位
置し、この駆動装置から動力伝達手段を介して各駆動輪
の車軸に動力が伝達され、さらに収納時の前記スライド
フレーム上面が前記駆動輪の車軸軸芯より上方に位置す
ることを特徴とする四輪運搬車である。
荷台に荷物を積載し、ハンドルを操作して走行させる四
輪運搬車において、前記車体フレームを左右一対の駆動
輪及び操向輪の四輪によって支持し、この駆動輪及び操
向輪を略同径とし、前記車体フレームをフレーム本体と
スライドフレームとで構成し、前記スライドフレームは
前記フレーム本体に対して収納位置と引き出し位置の間
で前後方向に移動自在であり、前記フレーム本体に前記
左右一対の駆動輪を支持し、前記スライドフレームに前
記左右一対の操向輪を支持し、 前記スライドフレームに
乗車可能な移動荷台を設け、この移動荷台の前部に固定
されたステアリング支持パイプに略鉛直方向に立上るス
テアリング軸が回動可能に設けられ、このステアリング
軸の回動で前記操向輪が操向可能であり、 前記ステアリ
ング軸の上端にハンドルを設け、収納位置で前記ステア
リング軸が前記荷台の前側に近接し、かつ前記ハンドル
が前記荷台より低く構成され、前記駆動輪を駆動するた
めの駆動装置及びその他の各種車載機器を前記駆動輪及
び収納位置の操向輪とで囲まれた空間に略水平方向に展
開配置して前記フレーム本体に固定し、前記駆動装置及
びその他の各種車載機器の最大高さ位置と前記駆動輪及
び操向輪の上端位置とを略同一とし、前記駆動輪及び収
納位置の操向輪の上端に近接しかつそれら上端を覆うよ
うに前記荷台を配置し、 車両側面視において、前記駆動
輪の車軸軸芯より上方に上方の前記フレーム本体と前記
荷台間に前記駆動装置を配置し、この駆動装置から動力
伝達手段を介して各駆動輪の車軸に動力が伝達され、さ
らに前記駆動装置の下方でかつ前記駆動輪の左右一対の
車軸間に収納時の前記スライドフレームが配置され、収
納時の前記スライドフレーム上面が前記駆動輪の車軸軸
芯より上方に位置することを特徴とする四輪運搬車であ
る。
の駆動輪及び操向輪の四輪によって支持し、車体フレー
ムをフレーム本体とスライドフレームとで構成し、スラ
イドフレームはフレーム本体に対して収納位置と引き出
し位置の間で前後方向に移動自在である。駆動輪間に駆
動輪を駆動するための駆動装置を配置してフレーム本体
に固定し、駆動装置の上方に荷台を配置しており、車両
平面視において荷台のスペースを十分確保できる。
一対の車軸間に収納時のスライドフレームが配置され、
収納時のスライドフレーム上面が駆動輪の車軸軸芯より
上方に位置しており、駆動輪間の最低地上高を十分確保
できる。
略同径であり、駆動装置及びその他の各種車載機器を、
駆動輪及び収納位置の操向輪とで囲まれた空間に略水平
方向に展開配置しフレーム本体に固定し、駆動装置及び
その他の各種車載機器の最大高さ位置と駆動輪及び操向
輪の上端位置とを略同一とし、駆動輪及び収納位置の操
向輪の上端に近接しかつそれら上端を覆うように荷台を
配置しており、荷台の高さを低く維持しつつ車両平面視
において荷台の一平面でのスペースを十分確保できる。
あり、駆動装置及びその他の各種車載機器の最大高さ位
置と駆動輪及び操向輪の上端位置とを略同一とし、四輪
全てが小径となるので、操向輪を収納した状態での車両
をコンパクトにできる。
本体に支持させる場合、スライドフレーム上面が駆動輪
の車軸軸芯より下方に位置する構成だと荷台を四輪の上
方に位置させたこととあいまって荷台とスライドフレー
ムとが離間してしまうので、本来だとフレーム本体を強
固にしたり、強固でかつ長尺のブラッケット等を介して
荷台やスライドフレームをフレーム本体に支持させる必
要があるが、特に荷台とスライドフレームを近接させる
ことができるので、強固でかつ長尺のブラッケット等で
補強するような問題はない。
付図面に基づいて詳細に説明する。図1は四輪運搬車の
側面図、図2は四輪運搬車の平面図、図3は四輪運搬車
の正面図、図4は四輪運搬車の背面図、図5は駆動装置
及びその他の各種車載機器の搭載状態を示す四輪運搬車
の平面図、図6は駆動装置及びその他の各種車載機器の
搭載状態を示す四輪運搬車の側面図、図7は駆動装置及
びその他の各種車載機器の搭載状態を示す四輪運搬車の
背面図、図8は四輪運搬車のスライドレールを収納した
状態の側面図、図9は四輪運搬車のスライドレールを収
納した状態の平面図である。
施例では消防車に乗せて、支持した状態で輸送可能なホ
ース運搬車を示している。四輪運搬車1の車体フレーム
2をフレーム本体3とスライドフレーム4とで構成し、
スライドフレーム4はフレーム本体3に対して収納位置
と引き出し位置の間で前後方向に移動自在である。フレ
ーム本体3には左右一対の駆動輪5が設けられ、スライ
ドフレーム4の前部に操向輪6及びこの操向輪6を操向
するハンドル7が設けられている。四輪運搬車1は車体
フレーム2を左右一対の駆動輪5及び操向輪6の四輪に
よって支持され、左右の駆動輪5と操向輪6は略同等幅
で、且つ略同等の径であり、車体フレーム2に備えた荷
台8に荷物を積載し、ハンドル7を操作して走行させ
る。
アーム9はフレーム本体3にスライド可能に支持され、
この左右一対のアーム9の前側はクロスフレーム10で
連結され、中央部はクロスパイプ11で連結され、後端
部は細い中空のクロスパイプ12によって連結されてい
る。左右一対のアーム9とクロスフレーム10及びクロ
スパイプ11との間には多数の小孔を有するプレートで
構成される移動荷台13が設けられ、移動荷台13に運
転者が乗車することができる。また、移動荷台13には
消火時に使用される照灯器や発電機等を載せることもで
きる。
ーム14を介して操向輪6が操向可能に支持されてい
る。クロスフレーム10にはガードフレーム15が前側
から側部上方を囲むように設けられ、ガードフレーム1
5によりステアリング支持パイプ16が支持されてい
る。ガードフレーム15は操向輪6の上端より上方に位
置している。
に立上るステアリング軸17が回動可能に設けられ、こ
のステアリング軸17の下端部にはリンク18が一体回
転可能に設けられ、このリンク18はロッド19を介し
て操作リンク20に連結されている。操作リンク20は
クロスパイプ10に固定したブラケット21に支持ピン
22を支点に回動可能に支持され、操作リンク20には
左右の一対のタイロッド23が連結され、それぞれのタ
イロッド23はナックルアーム14に連結されている。
ステアリング軸17の左右方向の回動によって、リンク
18及びロッド19を介して操作リンク20を作動し、
この操作リンク20の作動により左右のタイロッド19
及びナックルアーム14を介して操向輪6を左右に操向
させる。
グブラケット24を介してハンドル25が設けられ、ハ
ンドル25の両側にはハンドルブラケット26を介して
バックミラー27及びブレーキレバー28が取り付けら
れている。それぞれのブレーキレバー28はフレーム本
体3に配置されたディスクブレーキ装置29に連結され
ている。右側のハンドルブラケット26にはスロットル
レバー30が設けられ、運転者が親指でスロットルレバ
ー30を押して回すことで操作され、回動操作する程車
速が速くなる。
ブラケット26を回転させることにより、ハンドルブラ
ケット26に取り付けられたバックミラー27及びブレ
ーキレバー28を実線の位置から二点鎖線の位置へ移動
させた状態で収納する。
0、左右方向のフレーム41、両側の側部フレーム4
2、前側フレーム43及び後側フレーム44から構成さ
れている。両側の前後方向のフレーム40には、スライ
ドフレーム4の左右一対のアーム9をガイドする後側支
持ブラケット45と前側支持ブラケット46が設けられ
ている。後側支持ブラケット45には上下一対のローラ
47とサイドローラ48が設けられ、上側ローラ47と
下側ローラ47の間にアーム9が支持され、アーム9の
外側からサイドローラ48が支持している。また、前側
支持ブラケット46には前側に上側ローラ49が設けら
れ、後側にサイドローラ50が設けられ、アーム9の上
側を上側ローラ49が支持し、アーム9の外側をサイド
ローラ50が支持している。
係止ロッド51が配置され、この係止ロッド51の下部
は保持ブラケット52に支持され、上部にはリンク53
を介して係止レバー54に連結され、係止レバー54の
操作によって係止ロッド51が上下動する。スライドフ
レーム4のクロスフレーム10の前側には収納時に係止
ロッド51に係止される収納係止ブラケット55が設け
られ、クロスパイプ11には引出時に係止ロッド51に
係止される引出係止ブラケット56が設けられている。
では、係止レバー54を下方にして係止ロッド51が引
出係止ブラケット56に係合している。この引出状態で
係止レバー54を上方に操作して係合を解除すると、ス
ライドフレーム4をフレーム本体3に収納することがで
きる。スライドフレーム4をフレーム本体3に収納し、
このスライドフレーム4の収納状態で係止レバー54を
下方へ操作すると、係止ロッド51が収納係止ブラケッ
ト55に係合して図8に示すようにスライドフレーム4
を収納状態に保持することができる。
バー54を上方に操作して係合を解除すると、スライド
フレーム4をフレーム本体3から引き出すことができ、
図1のスライドフレーム4を引出した状態で、係止レバ
ー54を下方にすると、係止ロッド51が引出係止ブラ
ケット56に係合して引出した状態にすることができ
る。
ム40にはギヤボックス60が設けられ、このギヤボッ
クス60に車軸61を介して駆動輪5が設けられてい
る。車軸61には駆動軸62を介して差動装置63から
の動力が伝達され、差動装置63の前側には駆動装置の
原動機を構成するモータ64が配置され、このモータ6
4の動力が動力伝達手段を構成する差動装置63を介し
て左右の駆動軸62、ギヤボックス60、車軸61から
駆動輪5へ伝達される。この実施例の駆動装置の原動機
はモータ64であるがエンジンでも良い。また、差動装
置63にはディスクブレーキ装置29が設けられてい
る。さらに、フレーム本体3の前中央にはコントローラ
65が配置され、後両側にはバッテリ66が配置されて
いる。
動装置であるモータ64、差動装置63、駆動軸62及
びギヤボックス60、さらにその他の各種車載機器であ
るディスクブレーキ装置29、コントローラ65及びバ
ッテリ66を、駆動輪5及び収納位置の操向輪6とで囲
まれた空間に略水平方向に展開配置してフレーム本体3
に固定している。さらに、これらの駆動装置及びその他
の各種車載機器の最大高さ位置と、駆動輪5及び操向輪
6の上端位置とを略同一とし、駆動輪5及び収納位置の
操向輪6の上端に近接しかつそれら上端を覆うように荷
台70を配置している。
一対の車軸61に駆動輪5を支持し、車両側面視におい
て、駆動輪5の車軸軸芯より上方に駆動装置を配置し、
この駆動装置から動力伝達手段を介して各駆動輪5の車
軸61に動力が伝達され、さらに駆動装置の下方でかつ
駆動輪5の左右一対の車軸61間に収納時のスライドフ
レーム4が配置され、収納時のスライドフレーム4上面
が駆動輪5の車軸軸芯より上方に位置している。
アーム9の後端部の下部同士が細い中空のクロスパイプ
12によって連結されており、スライドフレーム4の剛
性を確保するためにクロスパイプ12を設けたにも拘ら
ず、スライドフレーム4を移動する際に、クロスパイプ
12と差動装置63のケース下端とが干渉することがな
い。この実施例ではスライドフレーム4を引き出し位置
と収納位置の二つの位置にする収納係止ブラケット55
と引出係止ブラケット56の係止装置を設けているが、
それらの途中の位置でも係止できるようにしても良い。
する側部プレート71が設けられ、前側は前側プレート
72で覆われ、後側は後側プレート73が設けられ、さ
らに内側に床プレート74が設けられ、後側プレート7
3は駆動装置及びその他の各種車載機器を固定した部分
を覆っている。これらの側部プレート71、前側プレー
ト72及び床プレート74で後側が開放された荷台70
が形成され、後側から消火器等の荷物の出し入れが可能
に構成されている。また、フレーム本体3の後側には低
い位置に荷物の落下を防止するクロスパイプ75が設け
られている。なお、この実施例では、荷台70を支持す
るフレームはフレーム本体3自体であるが、別体のフレ
ームにしてそれをフレーム本体3にボルトにより固定
し、その上に荷台を支持させても良い。
及び前後進切替レバー81等が取り付けられている。
た後側収納部90が配置され、前側に開閉蓋91を有す
る前側収納部92が配置され、前側収納部92の開閉蓋
91は、後側収納部90の開口93の略全幅にわたって
設けられ、収納や取り出しが容易になっている。後側収
納部90と前側収納部92は一体に構成され、荷台70
の上方両側に、内側ストッパ94と外側ストッパ95と
で位置決めされている。荷台70の後部両側には筒体9
6が固定され、この筒体96に係止部材97が設けら
れ、この係止部材97により荷台70に位置決めされた
後側収納部90と前側収納部92を係止している。荷台
70の上部に、後側収納部90と前側収納部92が内側
ストッパ94と外側ストッパ95とにより位置決めさ
れ、係止部材97により係止することで、後側収納部9
0と前側収納部92が容易に着脱可能になっており、必
要時に取り付けられる。
駆動輪5及び操向輪6の四輪によって支持し、車体フレ
ーム2をフレーム本体3とスライドフレーム4とで構成
し、スライドフレーム4はフレーム本体3に対して収納
位置と引き出し位置の間で前後方向に移動自在であり、
車体フレーム2に備えた荷台70や後側収納部90及び
前側収納部92はに荷物を積載し、ハンドル25を操作
して走行する。駆動輪5間に駆動輪5を駆動するための
駆動装置を配置してフレーム本体3に固定し、駆動装置
の上方に荷台70を配置しており、車両側面視において
荷台70のスペースを十分確保できる。
一対の車軸間に収納時のスライドフレーム4が配置さ
れ、収納時のスライドフレーム4上面が駆動輪5の車軸
軸芯より上方に位置しており、駆動輪5間の最低地上高
を十分確保できる。
り、駆動装置及びその他の各種車載機器を、駆動輪5及
び収納位置の操向輪6とで囲まれた空間に略水平方向に
展開配置しフレーム本体3に固定し、駆動装置及びその
他の各種車載機器の最大高さ位置と駆動輪5及び操向輪
6の上端位置とを略同一とし、駆動輪5及び収納位置の
操向輪6の上端に近接しかつそれら上端を覆うように荷
台70を配置しており、荷台70の高さを低く維持しつ
つ車両平面視において荷台の一平面でのスペースを十分
確保できる。
径であり、駆動装置及びその他の各種車載機器の最大高
さ位置と駆動輪5及び操向輪6の上端位置とを略同一と
し、四輪全てが小径となるので、操向輪6を収納した状
態での車両をコンパクトにできる。
レーム本体3に支持させる場合、スライドフレーム4上
面が駆動輪5の車軸軸芯より下方に位置する構成だと荷
台70を四輪の上方に位置させたこととあいまって荷台
70とスライドフレーム4とが離間してしまうので、本
来だとフレーム本体3を強固にしたり、強固でかつ長尺
のブラッケット等を介して荷台70やスライドフレーム
4をフレーム本体3に支持させる必要があるが、特に荷
台70とスライドフレーム4を近接させることができる
ので、特別なブラッケット等により補強するような問題
はない。
説明したが、他の四輪運搬車にも同様に適用される。
右一対の駆動輪及び操向輪の四輪によって支持し、車体
フレームをフレーム本体とスライドフレームとで構成
し、スライドフレームはフレーム本体に対して収納位置
と引き出し位置の間で前後方向に移動自在であり、駆動
輪間に駆動装置を配置してフレーム本体に固定し、駆動
装置の上方に荷台を配置したから、車両平面視において
荷台のスペースを十分確保できる。
一対の車軸間に収納時のスライドフレームが配置され、
収納時のスライドフレーム上面が駆動輪の車軸軸芯より
上方に位置させたから、駆動輪間の最低地上高を十分確
保できる。
の操向輪とで囲まれた空間に略水平方向に展開配置しフ
レーム本体に固定し、駆動装置及びその他の各種車載機
器の最大高さ位置と駆動輪及び操向輪の上端位置とを略
同一とし、駆動輪及び収納位置の操向輪の上端に近接し
かつそれら上端を覆うように荷台を配置したから、荷台
の高さを低く維持しつつ車両平面視において荷台の一平
面でのスペースを十分確保できる。
あり、駆動装置及びその他の各種車載機器の最大高さ位
置と駆動輪及び操向輪の上端位置とを略同一とし、四輪
全てが小径となるので、操向輪を収納した状態での車両
をコンパクトにできる。
本体に支持させる場合、スライドフレーム上面が駆動輪
の車軸軸芯より下方に位置する構成だと荷台を四輪の上
方に位置させたこととあいまって荷台とスライドフレー
ムとが離間してしまうので、本来だとフレーム本体を強
固にしたり、強固でかつ長尺のブラッケット等を介して
荷台やスライドフレームをフレーム本体に支持させる必
要があるが、特に荷台とスライドフレームを近接させる
ことができるので、強固でかつ長尺のブラッケット等で
補強するような問題はない。
を示す四輪運搬車の平面図である。
を示す四輪運搬車の側面図である。
を示す四輪運搬車の背面図である。
側面図である。
平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】車体フレームに備えた荷台に荷物を積載
し、ハンドルを操作して走行させる四輪運搬車におい
て、 前記車体フレームを左右一対の駆動輪及び操向輪の四輪
によって支持し、前記車体フレームをフレーム本体とス
ライドフレームとで構成し、前記スライドフレームは前
記フレーム本体に対して収納位置と引き出し位置の間で
前後方向に移動自在であり、前記フレーム本体に前記左右一対の駆動輪を支持し、前
記スライドフレームに前記左右一対の操向輪を支持し、 前記スライドフレームに乗車可能な移動荷台を設け、こ
の移動荷台の前部に固定されたステアリング支持パイプ
に略鉛直方向に立上るステアリング軸が回動可能に設け
られ、このステアリング軸の回動で前記操向輪が操向可
能であり、 前記ステアリング軸の上端にハンドルを設け、収納位置
で前記ステアリング軸が前記荷台の前側に近接し、かつ
前記ハンドルが前記荷台より低く構成され、 前記駆動輪間に駆動輪を駆動するための駆動装置を配置
して前記フレーム本体に固定し、前記駆動装置の上方に
前記荷台を配置し、 車両側面視において、 前記駆動輪の車軸軸芯より上方の
前記フレーム本体と前記荷台間に前記駆動装置が位置
し、この駆動装置から動力伝達手段を介して各駆動輪の
車軸に動力が伝達され、 さらに収納時の前記スライドフレーム上面が前記駆動輪
の車軸軸芯より上方に位置することを特徴とする四輪運
搬車。 - 【請求項2】車体フレームに備えた荷台に荷物を積載
し、ハンドルを操作して走行させる四輪運搬車におい
て、 前記車体フレームを左右一対の駆動輪及び操向輪の四輪
によって支持し、この駆動輪及び操向輪を略同径とし、
前記車体フレームをフレーム本体とスライドフレームと
で構成し、前記スライドフレームは前記フレーム本体に
対して収納位置と引き出し位置の間で前後方向に移動自
在であり、前記フレーム本体に前記左右一対の駆動輪を支持し、前
記スライドフレームに前記左右一対の操向輪を支持し、 前記スライドフレームに乗車可能な移動荷台を設け、こ
の移動荷台の前部に固定されたステアリング支持パイプ
に略鉛直方向に立上るステアリング軸が回動可能に設け
られ、このステアリング軸の回動で前記操向輪が操向可
能であり、 前記ステアリング軸の上端にハンドルを設け、収納位置
で前記ステアリング軸が前記荷台の前側に近接し、かつ
前記ハンドルが前記荷台より低く構成され、 前記駆動輪を駆動するための駆動装置及びその他の各種
車載機器を前記駆動輪及び収納位置の操向輪とで囲まれ
た空間に略水平方向に展開配置して前記フレーム本体に
固定し、前記駆動装置及びその他の各種車載機器の最大
高さ位置と前記駆動輪及び操向輪の上端位置とを略同一
とし、 前記駆動輪及び収納位置の操向輪の上端に近接しかつそ
れら上端を覆うように前記荷台を配置し、 車両側面視において、 前記駆動輪の車軸軸芯より上方に
上方の前記フレーム本体と前記荷台間に前記駆動装置を
配置し、この駆動装置から動力伝達手段を介して各駆動
輪の車軸に動力が伝達され、 さらに前記駆動装置の下方でかつ前記駆動輪の左右一対
の車軸間に収納時の前記スライドフレームが配置され、
収納時の前記スライドフレーム上面が前記駆動輪の車軸
軸芯より上方に位置することを特徴とする四輪運搬車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27608094A JP3534200B2 (ja) | 1994-10-15 | 1994-10-15 | 四輪運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27608094A JP3534200B2 (ja) | 1994-10-15 | 1994-10-15 | 四輪運搬車 |
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JPH08113176A JPH08113176A (ja) | 1996-05-07 |
JP3534200B2 true JP3534200B2 (ja) | 2004-06-07 |
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ID=17564532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP27608094A Expired - Lifetime JP3534200B2 (ja) | 1994-10-15 | 1994-10-15 | 四輪運搬車 |
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Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP7072316B1 (ja) * | 2022-03-02 | 2022-05-20 | 輝彦 高元 | 電動カート |
-
1994
- 1994-10-15 JP JP27608094A patent/JP3534200B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH08113176A (ja) | 1996-05-07 |
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