JP3533921B2 - 電子式自動点滅器 - Google Patents

電子式自動点滅器

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JP3533921B2
JP3533921B2 JP01361998A JP1361998A JP3533921B2 JP 3533921 B2 JP3533921 B2 JP 3533921B2 JP 01361998 A JP01361998 A JP 01361998A JP 1361998 A JP1361998 A JP 1361998A JP 3533921 B2 JP3533921 B2 JP 3533921B2
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mosfet
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photovoltaic
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常弘 北村
裕司 高田
恵昭 友成
淳 阪井
孝明 忠澤
潤 斎藤
昭彦 平尾
究 柴田
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周囲の外光を検出
して、負荷を自動的に点滅させる電子式自動点滅器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、周囲の明るさを検出し、規定
の明るさ以下になると照明負荷を点灯させるようにした
自動点滅器が提供されている。この種の自動点滅器とし
て広く用いられているものに、周囲の明るさを検出する
CdSと、CdSに直列接続されるヒータを備えたバイ
メタルとを用いるサーマル式と称するものがある。バイ
メタルは負荷に直列接続された接点を開閉させるもので
ある。このようなサーマル式の自動点滅器は安価に提供
することができるという利点を有している。
【0003】反面、サーマル式の自動点滅器は、機械式
の接点を開閉させるものでるから寿命が比較的短いとい
う問題がある。機械式の接点に代えて半導体スイッチ素
子を用いた電子式の自動点滅器を用いると寿命の問題は
解決される。ただし、CdSにはCd(カドミウム)が
多量に用いられているから、周囲の明るさを検出するセ
ンサとしてCdSを用いるものは、サーマル式であって
も電子式であっても製造時の環境汚染が問題になるとと
もに、CdSあるいはCdSを組み込んだ機器の廃棄処
分について環境への影響が問題になる。
【0004】製造時や廃棄時の環境への影響を軽減する
自動点滅器としては、明るさを検出するセンサとしてフ
ォトダイオードあるいはフォトトランジスタを用いるも
のも考えられている。たとえば、図15に示すように、
フォトトランジスタPTにより周囲の明るさを検出し、
フォトトランジスタPTにより検出した信号を増幅して
ゲート信号を発生する制御回路3によりトライアック
(3端子双方向サイリスタ)Q1 をオン・オフさせるよ
うにしたものが提供されている。トライアックQ1は商
用電源のような電源Eと負荷Lとの間に挿入される。
【0005】図15に示した回路は、制御回路3として
フォトトランジスタPTの駆動用の電源およびフォトト
ランジスタPTにより検出した信号を増幅する回路用の
電源が必要であるから、電源Eから制御回路3に給電す
る線路が必要になる。つまり、負荷LをトライアックQ
1 に接続するための負荷線、電源Eの一端を制御回路3
に接続するための電源線、電源Eの他端を制御回路3と
トライアックQ1 とに接続するための共通線との3線が
必要になる。3線を引き回して施工するのは通常の配線
器具のような2線式の配線に比較すると施工に手間がか
かり、また2線式の配線に比較して材料コストも増加す
ることになる。
【0006】また、単結晶シリコンを用いたフォトトラ
ンジスタPTの分光感度特性は、赤外線領域(800n
m付近)に感度のピークを有し、図16のに示す人の
視感度特性(比視感度曲線)と大きく異なっているか
ら、トライアックQ1 の動作を周囲の明るさに対応させ
るためにはフォトトランジスタPTの入射側に図16に
破線で示す波長よりも長波長側の光を除去するようなフ
ィルタを配置して図16のに示すような分光感度特性
に補正する必要がある。つまり、部品点数の増加につな
がるという問題を有している。
【0007】上述のように、図15に示した回路を有す
る自動点滅器では、制御回路3が必要であるとともに制
御回路3に電源回路が必要であって、しかもフィルタを
要するから部品点数が多く複雑な構成になり、組立コス
ト、材料コストが高くなるという問題がある。このよう
な問題を解決する目的で、特開平5−152924号公
報に記載されているように、フォトダイオードアレイを
用いた2線式の自動点滅器が提案されている。この自動
点滅器は、図17に示すように、フォトダイオードアレ
イ1により明るさを検出し、ディプレション型のMOS
FETを2個直列接続したスイッチング素子2を用いて
電源Eから負荷Lへの給電経路をオンオフする。
【0008】この構成では、明るさの検出にCdSを用
いていないからCdによる環境への影響がなく、また光
起電力素子であるフォトダイオードアレイ1を用いてい
るからスイッチング素子2の制御に電源が不要であって
負荷Lおよび電源Eに2線で接続することができ、しか
も部品点数が少ないものであって、フォトトランジスタ
PTを用いた自動点滅器に比較してコストを低減するこ
とができるという利点を有している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図17に示
した構成では、2個のディプレション型のMOSFET
よりなるスイッチング素子2を電源Eと負荷Lとの間に
挿入しているから、負荷電流が大きくなるとスイッチン
グ素子2にも定格電流容量の大きいものを用いる必要が
あり、スイッチング素子2に電流容量の大きいものを用
いるには、フォトダイオードアレイ1の起電力も大きく
しなければならない。1個のフォトダイオードの起電力
は一定であるから、大きな起電力を得るにはフォトダイ
オードの個数を増やすことになり、結果的にフォトダイ
オードアレイ1の占有面積が大きくなる。つまり、スイ
ッチング素子2として定格電流容量の大きな高コストの
ものを用いる上に、フォトダイオードアレイ1にも面積
の大きな高コストのものを用いることになる。
【0010】また、上記公報には、負荷容量が大きい場
合はMOSFETを並列に接続してスイッチング素子2
の電流容量を大きくする旨の記載があるが、複数個のM
OSFETのゲート・ソース間が並列接続されるから、
ゲート・ソース間の容量成分も並列接続され、この容量
成分により帰還経路が形成されてスイッチング素子2が
発振するおそれがある。しかも、定格電流容量の大きい
MOSFETと同様に高コストになるという問題を有し
ている。
【0011】さらに、フォトダイオードアレイ1の材料
として単結晶シリコンを用いた場合、単結晶シリコンを
用いたフォトトランジスタPTと同様に、分光感度特性
が人間の視感度特性と異なるので、周囲の明るさを検出
するためにフィルタが必要になる。また、フォトダイオ
ードは、バイアス電圧を印加して使用するもであるか
ら、別途にバイアス電源が必要となる。
【0012】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、環境への影響が少なく、2線式で配
線することができるとともに、低コスト化が可能な電子
式自動点滅器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、外光の明るさに応じた電圧を発
生する光起電力素子と、光起電力素子の出力電圧を受け
てオンオフされるスイッチング素子と、電源と負荷との
間に挿入されスイッチング素子のオンオフによりトリガ
され光起電力素子により検出される明るさが規定値以下
のときにオンになる双方向サイリスタとを備え、光起電
力素子は、pin構造を有し同一平面上で直列接続され
た複数個の太陽電池により構成され、スイッチング素子
はソース同士およびゲート同士をそれぞれ共通接続した
2個のMOSFETからなることを特徴とするものであ
り、周囲が暗くなった時に双方向性サイリスタがオンに
なりスイッチング素子を介さずに負荷への給電がなされ
るから、負荷電流が大きい場合でもスイッチング素子に
定格電流容量の大きいものを用いる必要がなく、スイッ
チング素子の低コスト化及び光起電力素子の小型化を図
ることができ、光起電力素子として太陽電池を用いてい
ることにより、フォトダイオードのようにバイアス電圧
を印加するための回路を設ける必要がなく、しかもスイ
ッチング素子の制御に電源が不要なので負荷および電源
に2線で接続することができて施工が容易になり、ま
た、スイッチング素子としてMOSFETを用いるか
ら、低消費電力であって小型の太陽電池の出力でスイッ
チング素子をオンオフさせることができる。また、MO
SFETはソース同士およびゲート同士をそれぞれ共通
接続しているから、MOSFETのオフ時にMOSFE
Tの寄生ダイオードを通してスイッチング素子に電流が
流れることがなく、電源が交流であってもスイッチング
素子を確実にオフにすることができる。また、CdSを
用いていないからCdによる環境への影響がない。ま
た、光起電力素子は、pin構造を有し同一平面上で直
列接続された複数個の太陽電池により構成され、各太陽
電池が同一基板に形成されているので、組立時の部品点
数を増加させることなく、光起電力素子の出力電圧を大
きくすることができる。また、各太陽電池は、波長40
0nmから波長700nmまでの範囲に分光感度を有し
ピーク感度が波長500nm付近にあるアモルファスシ
リコン太陽電池からなり、単結晶シリコン基板の主表面
側に形成した各MOSFETの上方を平坦化した絶縁膜
上に形成されているので、光起電力素子と各MOSFE
Tとの位置関係の管理が容易になり、また、別基板に形
成された光起電力素子と各MOSFETとを接続するた
めの作業が不要となるから組立が容易になり、しかも、
基板の平面サイズを小型化することができ、製造時に1
枚のウェハ当たりから得られる基板の数が増えるから低
コスト化が可能となる。また、各太陽電池は、波長40
0nmから波長700nmまでの範囲に分光感度を有し
ピーク感度が波長500nm付近にあるアモルファスシ
リコン太陽電池からなるので、人の視感度特性に近い分
光感度特性を有することにより、外光の明るさが人間の
視感度が低下するような明るさになったときに負荷がオ
ンされる。
【0014】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、各MOSFETはそれぞれディプレション型のMO
SFETで構成され、スイッチング素子は双方向サイリ
スタのT2 端子と該双方向サイリスタのゲートとの間に
抵抗を介して接続されていることを特徴とする。請求項
3の発明は、請求項1の発明において、各MOSFET
はそれぞれエンハンスメント型のMOSFETで構成さ
れ、スイッチング素子は双方向サイリスタのT1 端子と
該双方向サイリスタのゲートとの間に接続されているこ
とを特徴とする。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】(実施形態1) 本実施形態は、図1に示す構成を有するものであって、
周囲の明るさを検出するセンサとしての光起電力素子S
Bを備えている。光起電力素子SBにはコンデンサCが
並設接続され、光起電力素子SBの負極は抵抗Rを介
してスイッチング素子SWの制御端子に接続されてい
る。スイッチング素子SWは2個のディプレション型
(ノーマリオン型)のMOSFET21,22を逆直列
に接続したものであってソース同士、ゲート同士をそれ
ぞれ共通に接続してある。ここに、MOSFET21,
22を逆直列に接続しているのは、MOSFET21,
22のオフ時にMOSFET21,22の寄生ダイオー
ドを通して流れる電流を阻止するためである。光起電力
素子SBの正極は両MOSFET21,22のソースに
接続される。光起電力素子SBは複数個の太陽電池5
(セル)を直列接続してある。また、スイッチング素子
SWの一端(MOSFET21のドレイン)は抵抗R
を介してトライアック(3端子双方向サイリスタ)Q
のT端子に接続される。スイッチング素子SWの他端
(MOSFET22のドレイン)はトライアックQ
ゲートに接続される。
【0020】本実施形態の電子式自動点滅器を使用する
際には、トライアックQ1 のT1 端子とT2 端子とがそ
れぞれ出力端子X2 ,X1 を介して電源Eと負荷Lとの
直列回路に接続される。つまり、電源Eと負荷Lとの間
にトライアックQ1 が挿入され、トライアックQ1 のオ
ンオフにより負荷Lがオンオフされる。負荷Lは通常は
照明負荷であり、トライアックQ1 のオン時に点灯す
る。トライアックQ1 の両端間には抵抗RSNとコンデン
サCSNとの直列回路であるスナバ回路SNが接続され
る。
【0021】上述の構成によれば、周囲が明るいときに
は光起電力素子SBの出力電圧によりMOSFET2
1,22のゲートが負電位になるから、スイッチング素
子SWがオフになってトライアックQ1 のゲートにゲー
ト信号が与えられず、トライアックQ1 はオフに保たれ
る。つまり、負荷Lは点灯しない。一方、周囲が暗くな
り光起電力素子SBの出力によってスイッチング素子S
Wのオフ状態を維持することができなくなると、スイッ
チング素子SWはオンになりトライアックQ1 にゲート
信号を与えてトライアックQ1 をオンにする。つまり、
負荷Lに給電されて負荷Lが点灯する。
【0022】上述した電子式自動点滅器のうち、光起電
力素子SBとMOSFET21,22と抵抗R1 とコン
デンサCとは同一の単結晶シリコン基板15(図3参
照)に形成され(要するに同一のチップに形成され)、
図2乃至図4に示すようなパッケージ10に収納され
る。このパッケージ10は平板状のベース11に筒状の
カバー12を覆着して形成され、カバー12の底壁には
透光板13が装着される。また、ベース11の上にはス
イッチング素子SW(つまりMOSFET21,2
2)、抵抗R1 、コンデンサC及び光起電力素子SBが
形成された上述のチップが実装される。太陽電池SBに
は透光板13を通して外光が入射する。また、これらの
部品を外部回路に接続するために、ベース11には端子
ピン14が突設され、各端子ピン14と各部品とはワイ
ヤ16を介して接続されている。
【0023】ところで、光起電力素子SBとMOSFE
T21,22とは図5に示すように、単結晶シリコン基
板15の主表面側で面内の異なる領域に形成することも
考えられるが、本実施形態では、図6に示すように、M
OSFET21,22の上方に光起電力素子を形成
る。なお、図6の構成では、単結晶シリコン基板15の
主表面側にMOSFET21,22、図示しない抵抗R
コンデンサCなどを形成し、絶縁膜によるMOSF
ET21,22の上方の平坦化を行った後に、光起電力
素子SBを形成すればよい。ここで、光起電力素子SB
を構成する各太陽電池5はアモルファスシリコン太陽電
池としているので、図6に示す構成を容易に実現するこ
とができる。言い換えれば、アモルファスシリコンは、
単結晶を形成する場合のような基板(被形成部材)の制
約が少なく、ガラス基板、シリコン基板、SiOのよ
うな絶縁膜上などに比較的低温で容易に形成することが
できるので、先に形成したMOSFET21,22の特
性を低下させることなく、MOSFET21,22の上
方に形成することが可能である。図5に示す構成と図6
に示す構成とでは、図6に示す構成の方が、チップサイ
ズを小さくすることができる。したがって、製造時に1
枚のウェハ当たりから得られる基板の数が増えるから低
コスト化が可能となる。また、図5、図6の何れの構成
でも、別基板に形成された光起電力素子SBと各MOS
FET21,22とをベース11に実装する場合に比べ
て光起電力素子SBと各MOSFET21,22との位
置関係の管理が容易になり、また、別基板に形成された
光起電力素子SBと各MOSFET21,22とを接続
するための作業が不要となるから組立が容易になる
【0024】次に、太陽電池5(アモルファスシリコン
太陽電池)よりなる光起電力素子SBの製造方法につい
て図7及び図8を参照しながら説明するが、ここでは、
一例として単結晶シリコン基板15’上に2個の太陽電
池5が直列接続される光起電力素子SBを作製する場合
について説明する。まず、単結晶シリコン基板15’を
拡散炉中に導入し、高温(1100℃程度)に熱してパ
イロジェニック酸化(パイロ酸化)することによって、
単結晶シリコン基板15’の表面及び裏面にそれぞれ厚
さが1μm程度のSiO膜31,31’を形成するこ
とにより図7(a)に示す構造が得られる。
【0025】次に、単結晶シリコン基板15’の表面側
に形成されたSiO2 膜11の全面に、EB蒸着装置に
よってクロム膜を形成し、所定形状のクロム膜よりなる
下部電極32a,32b(図7(b)参照)を形成する
ためにパターニングされた第1のレジストマスクをフォ
トリソグラフィ技術によって形成し、クロム膜の不要部
分をウェットエッチングによって除去し、その後、第1
のレジストマスクを除去することにより、上述の下部電
極32a,32bが形成され、図7(b)に示す構造が
得られる。
【0026】次に、プラズマCVD装置によりp形アモ
ルファスシリコン層(p層)、i形アモルファスシリコ
ン層(i層)、n形アモルファスシリコン層(n層)を
主表面側の全面を覆うように順次積層し(又はn層、i
層、p層を主表面側の全面を覆うように順次積層し)、
所定形状にパターニングされた第2のレジストマスクを
フォトリソグラフィ技術によって形成し、各アモルファ
スシリコン層の不要部分をウェットエッチングによって
除去し、その後、第2のレジストマスクを除去すること
により、いわゆるpin構造のアモルファスシリコン層
50,50が形成され、図7(c)に示す構造が得られ
る。ここで、各アモルファスシリコン層50,50は、
上述のp層、i層、n層が積層されている。なお、p層
及びn層はi層に比べて十分に薄い膜厚に設定されてい
る。
【0027】次に、ITO(Indium Tin Oxide)からな
る透明導電膜を主表面側の全面を覆うようにEB蒸着装
置によって形成し、透明導電膜を所定形状にパターニン
グするための第3のレジストマスクをフォトリソグラフ
ィ技術によって形成し、透明導電膜の不要部分をウェッ
トエッチングによって除去し、その後、第3のレジスト
マスクを除去することにより、透明導電膜よりなる図8
(a)に示すような上部電極33a,33bを形成す
る。ここで、下部電極32aと上部電極33aと両電極
32a,33a間に介在するアモルファスシリコン層5
0とで1個の太陽電池5が構成され、下部電極32bと
上部電極33bと両電極32b,33b間に介在するア
モルファスシリコン層50とで他の1個の太陽電池5が
構成されている。また、前者の上部電極33aの一端部
33abは後者の下部電極32bに接触するように形成
されている。すなわち、両太陽電池5,5は直列接続さ
れている。
【0028】次に、プラズマCVD装置によってアモル
ファスSiO2 膜よりなる保護膜35を主表面側の全面
に形成し、一方の太陽電池5の下部電極32a、他方の
太陽電池5の上部電極33bそれぞれに後に形成される
パッド電極36a,36b(図8(c)参照)を接続す
るための開孔を有する第4のレジストマスクをフォトリ
ソグラフィ技術によって形成し、アモルファスSiO2
膜の一部をウェットエッチングしてコンタクトホール3
5a,35bを形成し、その後に、第4のレジストマス
クを除去することにより図8(b)に示す構造が得られ
る。
【0029】次に、主表面側の全面に、上述のコンタク
トホール35a,35bが埋め込まれるようにアルミニ
ウム膜をEB蒸着装置によって形成し、アルミニウム膜
をパッド電極36a,36bの形状にパターニングする
ための第5のレジストマスクをフォトリソグラフィ技術
によって形成し、アルミニウム膜の不要部分をウェット
エッチングによって除去することによりパッド電極36
a,36bが形成され、第5のレジストマスクを除去す
ることにより、図8(c)に示す構造が得られる。ここ
に、一方のパッド電極36aは、下部電極32aに接続
され、他方のパッド電極36bは上部電極33bに接続
される。以上説明した製造方法によって、2個の太陽電
池5,5が直列接続された光起電力素子SBが形成され
る。
【0030】ところで、人間の目の波長感度特性である
視感度特性(比視感度曲線)は、図9のに示すよう
に、感度の中心が550nmで、太陽が放出する光の最
大スペクトル波長と一致している。また、人間が視覚で
きる400nm〜700nm程度の波長帯が、いわゆる
可視光帯である。次に、上述の太陽電池5の分光感度特
性について説明する。本実施形態では、太陽電池5の分
光感度特性を人間の目の視感度特性に近くなるように形
成してある。要するに、太陽電池5は、図9のに示す
視感度特性とピーク感度となる波長が略同じで、かつ、
可視光帯(400nm〜700nmの範囲)内に感度が
ある図9のに示すような分光感度特性を有するように
形成してある。なお、視感度特性のピーク感度となる波
長は550nmである。
【0031】次に、太陽電池5の分光感度特性の調整に
ついて説明する。アモルファスシリコンの光吸収につい
て考えた場合、図10に示すように、アモルファスシリ
コン層50の厚さをd(太陽電池5では、p層及びn層
がi層に比べて十分薄いので、i層の膜厚がdに近い値
となる)、アモルファスシリコン層50に主表面側に入
力された光の強度をFph、アモルファスシリコンを透過
してアモルファスシリコン層50の裏面側から出てくる
光の強度Fph×exp(−αd)、波長をλ(μm)、
光吸収係数をα(cm-1)とすると、アモルファスシリ
コン層50による光の吸収量は、 吸収量=Fph−Fph×exp(−αd)=Fph(1−e
xp(−αd)) となる。ここにおいて、アモルファスシリコン層50の
光吸収係数は図11の、、に示すような波長依存
性を有している(同図中のは単結晶シリコンの波長依
存性を示す)。なお、、、の違いはアモルファス
シリコン層50形成時の基板温度Tsの違いであり、
、、の基板温度Tsはそれぞれ325℃、420
℃、30℃である。いま、一例としてについて説明す
ると、例えば、波長λ=0.6μmの光吸収係数αは2
×104 cm-1である。したがって、波長λ=0.6μ
mの入射光の64%を吸収するために必要な膜厚d(要
するに、吸収長)は、光吸収係数の逆数となるから、 d=1/(2×104 ) =5×10cm =0.5μm となる。
【0032】ここで、光吸収係数αは図11に示したよ
うに波長λの短波長側で大きく、長波長側で小さくなる
ので、アモルファスシリコン層50の膜厚dを薄くする
と、短波長の感度が高くなり、膜厚dを厚くすると長波
長の感度が高くなる。一例としてpin構造のアモルフ
ァスシリコン太陽電池においてi層の膜厚を0.2μ
m、0.4μm、0.6μmと変化させて光電流を測定
した結果を図12に示す。ここにおいて、図12の横軸
は波長λ(nm)、縦軸は光電流(相対値)であって、
図12中の、、は、それぞれi層の膜厚が0.2
μm、0.4μm、0.6μmのものに対応している。
【0033】ところで、半導体中に吸収される光の波長
λは、プランク定数をh、光速をc、光学的禁制帯幅を
0 (eV)とすると、 λ=hc/E0 =1.24/E0 (μm) の関係式に従うが、アモルファスシリコンは、膜形成時
の基板温度Ts(製造温度)により光学的禁制帯幅E0
が図13に示すように変化する(基板温度Tsが100
℃〜500℃の範囲では基板温度Tsが高いほど光学的
禁制帯幅E0 が小さくなる)。図13から分かるよう
に、例えば、基板温度Ts=100℃では、E0 =1.
9eVとなり、λ=1.24/1.9=0.65μmの
光が吸収される。また、基板温度Ts=300℃では、
0 =1.7eVとなり、λ=1.24/1.7=0.
73μmの光が吸収される。要するに、アモルファスシ
リコン層50は、製造時の基板温度Tsを調整すること
により、光の吸収波長を変化させることができる。
【0034】したがって、アモルファスシリコン層50
は、その膜厚dや、製造時の基板温度Tsを変化させる
ことにより分光感度特性を調整することができるのであ
る。ところで、本実施形態における上述の図1の回路を
構成する部品は、図2に示すように、プリント基板40
に実装され、このプリント基板40は、前面開口した箱
状のボディ60と後面開口した箱状のカバー70とで構
成されるケースAに収納される。なお、プリント基板4
0は、固定ねじ(図示せず)によってボディ60に固定
され、カバー70は、組立ねじ(図示せず)によってボ
ディ60と結合される。カバー70に形成されている孔
70aは組立ねじを挿入するための孔である。トライア
ックQ1 には矩形板状の放熱フィン43を当接させてあ
る。なお、放熱フィン43は、プリント基板40に立設
してある。また、プリント基板40に形成された図1の
回路は、一対の電線(ハーネス)47を介して外部回路
に接続されるようになっており、トライアックQ1 が外
部の電源Eと外部の負荷Lとの間に挿入される。ここに
おいて、カバー70は後面側に鍔部70bが形成され、
鍔部70bの一端部には、各電線47をケースAの外部
に導出するための一対の切欠部70cが形成されてい
る。なお、ボディ60は合成樹脂(例えば、ABS樹
脂)により形成され、カバー70は透光性の材料(例え
ば、アクリルなど)により形成されて、外光はケースA
のカバー70及びパッケージ10の透光板13を介して
光起電力素子SB(図3参照)に入射される。
【0035】(実施形態2)本実施形態は、図14に示
すような回路構成であって、スイッチング素子SWはト
ライアックQ1 のゲートとT1 端子との間に接続されて
いる。スイッチング素子SWを構成するMOSFET2
1,22はエンハンスメント型(ノーマリオフ型)であ
って、MOSFET21,22のゲートには抵抗R1
介して光起電力素子SBの正極が接続され、光起電力素
子SBへの入射光量が少ないときにはスイッチング素子
SWはオフになっている。この構成では、スイッチング
素子SWのオフ時に抵抗R3 を介してゲート信号となる
電圧がトライアックQ1 のゲートに印加され、トライア
ックQ1 がオンになる。つまり、実施形態1と同様に、
周囲が暗くなるとトライアックQ1 がオンになって負荷
Lに通電されるのである。
【0036】一方、周囲が明るいときには光起電力素子
SBの起電力が大きいから、光起電力素子SBの起電力
によってスイッチング素子SWがオンになる。スイッチ
ング素子SWがオンになると、トライアックQ1 のゲー
トとT1 端子とが短絡されるから、トライアックQ1
オフになり、負荷Lには通電されなくなる。他の構成お
よび動作は実施形態1と同様なので、同一の符号を付し
説明を省略する。
【0037】
【発明の効果】請求項1乃至請求項3の発明は、外光の
明るさに応じた電圧を発生する光起電力素子と、光起電
力素子の出力電圧を受けてオンオフされるスイッチング
素子と、電源と負荷との間に挿入されスイッチング素子
のオンオフによりトリガされ光起電力素子により検出さ
れる明るさが規定値以下のときにオンになる双方向サイ
リスタとを備え、光起電力素子は、pin構造を有し同
一平面上で直列接続された複数個の太陽電池により構成
され、スイッチング素子はソース同士およびゲート同士
をそれぞれ共通接続した2個のMOSFETからなるの
で、周囲が暗くなった時に双方向性サイリスタがオンに
なりスイッチング素子を介さずに負荷への給電がなされ
るから、負荷電流が大きい場合でもスイッチング素子に
定格電流容量の大きいものを用いる必要がなく、スイッ
チング素子の低コスト化及び光起電力素子の小型化を図
ることができ、光起電力素子として太陽電池を用いてい
ることにより、フォトダイオードのようにバイアス電圧
を印加するための回路を設ける必要がなく、しかもスイ
ッチング素子の制御に電源が不要なので負荷および電源
に2線で接続することができて施工が容易になり、ま
た、スイッチング素子としてMOSFETを用いるか
ら、低消費電力であって小型の太陽電池の出力でスイッ
チング素子をオンオフさせることができるという効果が
ある。また、MOSFETはソース同士およびゲート同
士をそれぞれ共通接続しているから、MOSFETのオ
フ時にMOSFETの寄生ダイオードを通してスイッチ
ング素子に電流が流れることがなく、電源が交流であっ
てもスイッチング素子を確実にオフにすることができる
という効果がある。また、CdSを用いていないからC
dによる環境への影響がない。
【0038】また、光起電力素子は、pin構造を有し
同一平面上で直列接続された複数個の太陽電池により構
成され、各太陽電池が同一基板に形成されているので、
組立時の部品点数を増加させることなく、光起電力素子
の出力電圧を大きくすることができるという効果があ
る。
【0039】
【0040】また、各太陽電池は、波長400nmから
波長700nmまでの範囲に分光感度を有しピーク感度
が波長500nm付近にあるアモルファスシリコン太陽
電池からなり、単結晶シリコン基板の主表面側に形成し
た各MOSFETの上方を平坦化した絶縁膜上に形成さ
れているので、光起電力素子と各MOSFETとの位置
関係の管理が容易になり、また、別基板に形成された光
起電力素子と各MOSFETとを接続するための作業が
不要となるから組立が容易になるという効果がある。し
かも、基板の平面サイズを小型化することができ、製造
時に1枚のウェハ当たりから得られる基板の数が増える
から低コスト化が可能となるという効果がある。
【0041】また、各太陽電池は、波長400nmから
波長700nmまでの範囲に分光感度を有しピーク感度
が波長500nm付近にあるアモルファスシリコン太陽
電池からなるので、人の視感度特性に近い分光感度特性
を有することにより、外光の明るさが人間の視感度が低
下するような明るさになったときに負荷がオンされると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す回路図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上の要部概略断面図である。
【図4】同上の要部分解斜視図である。
【図5】同上の参考例の構成を示し、(a)は概略平面
図、(b)は概略断面図である。
【図6】同上の要部構成を示し、(a)は概略平面図、
(b)は概略断面図である。
【図7】同上の光起電力素子の製造工程の説明図であ
る。
【図8】同上の光起電力素子の製造工程の説明図であ
る。
【図9】同上の分光感度特性の説明図である。
【図10】同上の分光感度特性を説明するための説明図
である。
【図11】アモルファスシリコンにおける光の波長と光
吸収係数との関係説明図である。
【図12】同上の分光感度特性を説明するための説明図
である。
【図13】アモルファスシリコンの特性説明図である。
【図14】実施形態2を示す回路図である。
【図15】従来例を示すブロック図である。
【図16】同上の分光感度特性の説明図である。
【図17】他の従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
5 太陽電池 21,22 MOSFET E 電源 L 負荷 Q トライアック R 抵抗 SB 光起電力素子 SW スイッチング素子
フロントページの続き (72)発明者 阪井 淳 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 忠澤 孝明 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 斎藤 潤 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 平尾 昭彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 柴田 究 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−152924(JP,A) 特開 平7−115357(JP,A) 特開 平6−6199(JP,A) 特開 平4−152679(JP,A) 特開 昭57−107633(JP,A) 特開 平1−175775(JP,A) 特開 平6−350119(JP,A) 特開 平6−204544(JP,A) 実開 平4−91037(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 37/02 F21V 23/00 350 H01L 31/04 H03K 17/94

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外光の明るさに応じた電圧を発生する光
    起電力素子と、光起電力素子の出力電圧を受けてオンオ
    フされるスイッチング素子と、電源と負荷との間に挿入
    されスイッチング素子のオンオフによりトリガされ光起
    電力素子により検出される明るさが規定値以下のときに
    オンになる双方向サイリスタとを備え、光起電力素子
    は、pin構造を有し同一平面上で直列接続された複数
    個の太陽電池により構成され、スイッチング素子はソー
    ス同士およびゲート同士をそれぞれ共通接続した2個の
    MOSFETからなり、各太陽電池は、波長400nm
    から波長700nmまでの範囲に分光感度を有しピーク
    感度が波長500nm付近にあるアモルファスシリコン
    太陽電池からなり、単結晶シリコン基板の主表面側に形
    成した各MOSFETの上方を平坦化した絶縁膜上に形
    成されてなることを特徴とする電子式自動点滅器。
  2. 【請求項2】 各MOSFETはそれぞれディプレシ
    ン型のMOSFETで構成され、スイッチング素子は双
    方向サイリスタのT端子と該双方向サイリスタのゲー
    トとの間に抵抗を介して接続されて成ることを特徴とす
    る請求項1記載の電子式自動点滅器。
  3. 【請求項3】 各MOSFETはそれぞれエンハンスメ
    ント型のMOSFETで構成され、スイッチング素子は
    双方向サイリスタのT端子と該双方向サイリスタのゲ
    ートとの間に接続されて成ることを特徴とする請求項
    載の電子式自動点滅器
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