JP3533077B2 - 建設機械用ガードカバー - Google Patents
建設機械用ガードカバーInfo
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- JP3533077B2 JP3533077B2 JP36114597A JP36114597A JP3533077B2 JP 3533077 B2 JP3533077 B2 JP 3533077B2 JP 36114597 A JP36114597 A JP 36114597A JP 36114597 A JP36114597 A JP 36114597A JP 3533077 B2 JP3533077 B2 JP 3533077B2
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- Japan
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- cover
- guard
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/08—Superstructures; Supports for superstructures
- E02F9/0858—Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
- E02F9/0891—Lids or bonnets or doors or details thereof
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は建設機械用ガードカ
バーに関し、より詳しくは、油圧ショベルのフロアプレ
ート前側に集合配置されている点検用機器を保護すると
ともに、点検、修理、保守の際には開放されるように構
成されている建設機械用ガードカバーに関するものであ
る。
バーに関し、より詳しくは、油圧ショベルのフロアプレ
ート前側に集合配置されている点検用機器を保護すると
ともに、点検、修理、保守の際には開放されるように構
成されている建設機械用ガードカバーに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図５に示す油圧ショベル５０において、
上部旋回体５１のベースとなるフロアープレート（図示
しない）上には各種機器，配管が配置されており、上部
旋回体５１の前側であってブーム５２を挟んでキャブ５
３と対向する部位には、上下方向に開閉可能なガードカ
バー５４が取り付けられている。このガードカバー５４
内には、コントロールバルブ、操作パターン切換弁、フ
ィルタ、作動油タンク、燃料タンク、バッテリ等の機器
が配置されている。
上部旋回体５１のベースとなるフロアープレート（図示
しない）上には各種機器，配管が配置されており、上部
旋回体５１の前側であってブーム５２を挟んでキャブ５
３と対向する部位には、上下方向に開閉可能なガードカ
バー５４が取り付けられている。このガードカバー５４
内には、コントロールバルブ、操作パターン切換弁、フ
ィルタ、作動油タンク、燃料タンク、バッテリ等の機器
が配置されている。
【０００３】これらの機器は仕業時や定期的に行われる
点検、または修理や保守等の整備を行う際に都合がいい
ように一箇所に集合して配置されており、例えば燃料タ
ンクの油量点検、作動油の油量点検、バッテリチェック
等のように点検に関する作業及び操作パターン切換弁の
切換操作は、主にオペレータによって行われる。一方、
コントロールバルブの油漏れチェック、コントロールバ
ルブへの配管取付部の増し締め、作動油タンク，ホース
等の油漏れチェック等のように整備に関する作業につい
ては主にサービスマンによって行われる。このように、
ガードカバー５４を開いて行われる作業としては、油圧
ショベルのオペレータによって行われる点検作業と、サ
ービスマンによって行われる整備作業がある。
点検、または修理や保守等の整備を行う際に都合がいい
ように一箇所に集合して配置されており、例えば燃料タ
ンクの油量点検、作動油の油量点検、バッテリチェック
等のように点検に関する作業及び操作パターン切換弁の
切換操作は、主にオペレータによって行われる。一方、
コントロールバルブの油漏れチェック、コントロールバ
ルブへの配管取付部の増し締め、作動油タンク，ホース
等の油漏れチェック等のように整備に関する作業につい
ては主にサービスマンによって行われる。このように、
ガードカバー５４を開いて行われる作業としては、油圧
ショベルのオペレータによって行われる点検作業と、サ
ービスマンによって行われる整備作業がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ガードカバー５４の構造では、ガードカバー５４を上方
に開いてできる開口５５からオペレータまたはサービス
マンが覗き込むようにして各種機器を点検または整備し
なければならず、作業性が悪いという問題がある。
ガードカバー５４の構造では、ガードカバー５４を上方
に開いてできる開口５５からオペレータまたはサービス
マンが覗き込むようにして各種機器を点検または整備し
なければならず、作業性が悪いという問題がある。
【０００５】また、ガードカバー５４の構造が上部旋回
体の外装上面から外装側面にわたって箱状に形成されて
いるものでは、点検のみを行う場合であっても、常に嵩
高いガードカバー全体を開けなければならないという不
都合がある。しかも、箱状ガードカバーではそれを支持
するための支持フレームがフロアプレートから延設され
ているため、作業の邪魔になるという問題もある。
体の外装上面から外装側面にわたって箱状に形成されて
いるものでは、点検のみを行う場合であっても、常に嵩
高いガードカバー全体を開けなければならないという不
都合がある。しかも、箱状ガードカバーではそれを支持
するための支持フレームがフロアプレートから延設され
ているため、作業の邪魔になるという問題もある。
【０００６】本発明は以上のような従来の油圧ショベル
のガードカバーにおける課題を考慮してなされたもので
あり、点検作業または整備作業に応じて必要な部分のガ
ードカバーを個別に開くことができ、点検または整備時
の作業性を大幅に改善することのできる建設機械用ガー
ドカバーを提供するものである。
のガードカバーにおける課題を考慮してなされたもので
あり、点検作業または整備作業に応じて必要な部分のガ
ードカバーを個別に開くことができ、点検または整備時
の作業性を大幅に改善することのできる建設機械用ガー
ドカバーを提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、開閉可能に構
成され上部旋回体のフロアプレート前側に集合配置され
た点検用機器を保護する建設機械用ガードカバーにおい
て、ガードカバーが、点検用機器をその前面側及び上面
側からカバーする第一のガードカバーと、該第一のガー
ドカバーと連続して点検用機器をその側面側からカバー
する第二のガードカバーとで構成され、第一のガードカ
バーは、その後端部に設けられたヒンジを介して略上下
方向に開閉できるように構成され、第二のガードカバー
は、その後端部に設けられたヒンジを介して略左右方向
に開閉できるように構成されるとともに、第一のガード
カバーの下側縁部に対応して形成された上側縁部を有
し、閉じられた第二のガードカバーの上側縁部で第一の
ガードカバーを支持するように構成されている建設機械
用ガードカバーである。
成され上部旋回体のフロアプレート前側に集合配置され
た点検用機器を保護する建設機械用ガードカバーにおい
て、ガードカバーが、点検用機器をその前面側及び上面
側からカバーする第一のガードカバーと、該第一のガー
ドカバーと連続して点検用機器をその側面側からカバー
する第二のガードカバーとで構成され、第一のガードカ
バーは、その後端部に設けられたヒンジを介して略上下
方向に開閉できるように構成され、第二のガードカバー
は、その後端部に設けられたヒンジを介して略左右方向
に開閉できるように構成されるとともに、第一のガード
カバーの下側縁部に対応して形成された上側縁部を有
し、閉じられた第二のガードカバーの上側縁部で第一の
ガードカバーを支持するように構成されている建設機械
用ガードカバーである。
【０００８】本発明において、第一のガードカバーは樹
脂製部材で構成することが好ましく、第二のガードカバ
ーは鋼板材で構成することが好ましい。なお、樹脂製部
材の具体例としては、ＦＲＰカバー、回転成形により中
空二重殻構造に成形された樹脂カバー等が示される。
脂製部材で構成することが好ましく、第二のガードカバ
ーは鋼板材で構成することが好ましい。なお、樹脂製部
材の具体例としては、ＦＲＰカバー、回転成形により中
空二重殻構造に成形された樹脂カバー等が示される。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した好ましい実施
の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。 図１は、
本発明に係る建設機械用ガードカバーを油圧ショベルに
適用した場合の構成を示している。
の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。 図１は、
本発明に係る建設機械用ガードカバーを油圧ショベルに
適用した場合の構成を示している。
【００１０】同図において、１は油圧ショベルの上部旋
回体であり、フロアプレート２後部にはエンジン３、ラ
ジエータ４、カウンタウエイト５及び図示しない油圧配
管等が配設されている。
回体であり、フロアプレート２後部にはエンジン３、ラ
ジエータ４、カウンタウエイト５及び図示しない油圧配
管等が配設されている。
【００１１】フロアプレート２の左側前部にはキャブ６
が組み立てられ、フロアプレート２の右側前部には、仕
業時または定期的に点検される機器、修理や保守等の整
備が行われる機器（以下、点検用機器と総称する）が集
合して配置されている。集合配置される機器とは、具体
的には作動油タンク７，燃料タンク８，バッテリ９，コ
ントロールバルブ１０，操作パターン切換弁１１等が示
される。
が組み立てられ、フロアプレート２の右側前部には、仕
業時または定期的に点検される機器、修理や保守等の整
備が行われる機器（以下、点検用機器と総称する）が集
合して配置されている。集合配置される機器とは、具体
的には作動油タンク７，燃料タンク８，バッテリ９，コ
ントロールバルブ１０，操作パターン切換弁１１等が示
される。
【００１２】１２は上部旋回体１の右側前部の外装につ
いてその前面から上面に渡ってカバーできるように蓋状
に構成された第一のガードカバーであり、その後端部に
取り付けられているヒンジ１２ａを介して上下方向（図
中、矢印Ａ方向）に開閉可能である。この第一のガード
カバー１２は樹脂製カバーで構成されている。
いてその前面から上面に渡ってカバーできるように蓋状
に構成された第一のガードカバーであり、その後端部に
取り付けられているヒンジ１２ａを介して上下方向（図
中、矢印Ａ方向）に開閉可能である。この第一のガード
カバー１２は樹脂製カバーで構成されている。
【００１３】一方、第二のガードカバー１３は、鋼板を
プレスすることによって扉状に構成され、その後端部に
取り付けられる一対のヒンジ１３ａを介して左右方向
（図中、Ｂ方向）に開閉可能に構成されている。
プレスすることによって扉状に構成され、その後端部に
取り付けられる一対のヒンジ１３ａを介して左右方向
（図中、Ｂ方向）に開閉可能に構成されている。
【００１４】第二のガードカバー１３を閉じた後に、第
一のガードカバー１２を閉じると、第一のガ−ドカバ−
１２の下側縁部１２ｂが、第二のガードカバー１３の上
側縁部１３ａに当接し、それにより、第一のガードカバ
ー１２と第二のガードカバー１３とが面一に連続される
ようになっている。
一のガードカバー１２を閉じると、第一のガ−ドカバ−
１２の下側縁部１２ｂが、第二のガードカバー１３の上
側縁部１３ａに当接し、それにより、第一のガードカバ
ー１２と第二のガードカバー１３とが面一に連続される
ようになっている。
【００１５】以下、第一のガードカバー１２及び第二の
ガードカバー１３の構成について詳しく説明する。
ガードカバー１３の構成について詳しく説明する。
【００１６】まず、第一のガードカバー１２は、図２に
示すように、ポリエチレン樹脂を用いて回転成形された
二重殻中空構造からなり、第一のガードカバー１２の総
板厚ｔは８０mmであり、外殻１２ｃの厚さは４mmであ
る。このように回転成形したものは、ボリュームのある
複雑な形状の第一のガードカバー１２を容易に製作する
ことができ、且つ軽量化を図ることができる。
示すように、ポリエチレン樹脂を用いて回転成形された
二重殻中空構造からなり、第一のガードカバー１２の総
板厚ｔは８０mmであり、外殻１２ｃの厚さは４mmであ
る。このように回転成形したものは、ボリュームのある
複雑な形状の第一のガードカバー１２を容易に製作する
ことができ、且つ軽量化を図ることができる。
【００１７】次に、第二のガードカバー１３は、図３
（ａ）及び（ｂ）に示すように、第一のガードカバー１
２の下側縁部１２ｂ（図２参照）に対向して形成された
上側縁部１３ａを有し、その上側縁部１３ａには、図４
に示すように、ゴム製のウエザーストリップ１４が嵌着
されている。このウエザーストリップ１４の上部には筒
状部１４ａが一体に形成されており、第一のガードカバ
ー１２を閉じる際に、緩衝材として機能するようになっ
ている。すなわち、第二のガードカバー１３の上側縁部
１３ａは、第一のガードカバー１２の下側縁部１２ｂを
緩やかに受けとめるとともに第一のガードカバー１２を
支持することができる。なお、第一のガードカバー１２
の他方の下側縁部１２ｄ（図２参照）は、フロアプレー
ト２から垂直に取り付けられたカバー（図示しない）に
よって支持されており、このカバーの上側縁部について
も図４と同じ構成のウエザーストリップが備えられてい
る。
（ａ）及び（ｂ）に示すように、第一のガードカバー１
２の下側縁部１２ｂ（図２参照）に対向して形成された
上側縁部１３ａを有し、その上側縁部１３ａには、図４
に示すように、ゴム製のウエザーストリップ１４が嵌着
されている。このウエザーストリップ１４の上部には筒
状部１４ａが一体に形成されており、第一のガードカバ
ー１２を閉じる際に、緩衝材として機能するようになっ
ている。すなわち、第二のガードカバー１３の上側縁部
１３ａは、第一のガードカバー１２の下側縁部１２ｂを
緩やかに受けとめるとともに第一のガードカバー１２を
支持することができる。なお、第一のガードカバー１２
の他方の下側縁部１２ｄ（図２参照）は、フロアプレー
ト２から垂直に取り付けられたカバー（図示しない）に
よって支持されており、このカバーの上側縁部について
も図４と同じ構成のウエザーストリップが備えられてい
る。
【００１８】また、図３において１３ａ´，１３ａ´は
第二のガードカバー１３の後端部に取り付けられるヒン
ジの取付位置を示している。なお、上記した第一のガー
ドカバー１２及び第二のガードカバー１３には、フロア
プレート２から延設されたフレームに対して解除可能に
ロックするロック機構が備えられている。なお、ロック
機構は、第一または第二のガードカバーの前側縁部の内
面に取り付けたフックを、フレームに形成された孔部に
係止させるような公知のロック機構を利用することがで
きる。次に、上記構成を有するガードカバーの動作を以
下に説明する。
第二のガードカバー１３の後端部に取り付けられるヒン
ジの取付位置を示している。なお、上記した第一のガー
ドカバー１２及び第二のガードカバー１３には、フロア
プレート２から延設されたフレームに対して解除可能に
ロックするロック機構が備えられている。なお、ロック
機構は、第一または第二のガードカバーの前側縁部の内
面に取り付けたフックを、フレームに形成された孔部に
係止させるような公知のロック機構を利用することがで
きる。次に、上記構成を有するガードカバーの動作を以
下に説明する。
【００１９】仕業点検または定期点検を行う場合、第一
のガードカバー１２のロックを解除してカバー１２を矢
印Ａ方向に開くと、作動油タンク７の上部、燃料タンク
８の上部、バッテリ９、操作パターン切換弁１１がそれ
ぞれ現れる。従って、油圧ショベルのオペレータは、上
部ガードカバー１２を開くことによって現れる範囲の各
機器について点検及び操作パターン切換弁１１の切換操
作を行えば、点検作業が完了する。
のガードカバー１２のロックを解除してカバー１２を矢
印Ａ方向に開くと、作動油タンク７の上部、燃料タンク
８の上部、バッテリ９、操作パターン切換弁１１がそれ
ぞれ現れる。従って、油圧ショベルのオペレータは、上
部ガードカバー１２を開くことによって現れる範囲の各
機器について点検及び操作パターン切換弁１１の切換操
作を行えば、点検作業が完了する。
【００２０】一方、第二のガードカバー１３のロックを
解除してカバーを矢印Ｂ方向に開くと、コントロールバ
ルブ１０、操作パターン切換弁１１、作動油タンク７の
側部、油圧機器に接続されているホースがそれぞれ現れ
る。従って、サービスマンは、コントロールバルブ１０
の油漏れチェック、コントロールバルブ１０への配管取
付部の増し締め、作動油タンク７及びホース等の油漏れ
チェックを行うことができる。
解除してカバーを矢印Ｂ方向に開くと、コントロールバ
ルブ１０、操作パターン切換弁１１、作動油タンク７の
側部、油圧機器に接続されているホースがそれぞれ現れ
る。従って、サービスマンは、コントロールバルブ１０
の油漏れチェック、コントロールバルブ１０への配管取
付部の増し締め、作動油タンク７及びホース等の油漏れ
チェックを行うことができる。
【００２１】さらに、第一のガードカバー１２と第二の
ガードカバー１３の両方を開くと、両ガードカバーによ
って保護されている機器のすべてが現れる。しかも両ガ
ードカバーを開放した状態では、従来構造のガードカバ
ーを支持していた支持フレームが存在しないため、前方
から及び側方から各機器の点検、整備を行うことが可能
になる。
ガードカバー１３の両方を開くと、両ガードカバーによ
って保護されている機器のすべてが現れる。しかも両ガ
ードカバーを開放した状態では、従来構造のガードカバ
ーを支持していた支持フレームが存在しないため、前方
から及び側方から各機器の点検、整備を行うことが可能
になる。
【００２２】なお、本発明において、第一のガードカバ
ーは本実施形態では回転成形による中空二重殻のカバー
で構成したが、これに限らず、ＦＲＰカバーで構成する
こともでき、また、鋼板をプレス成形することによって
構成することもできる。
ーは本実施形態では回転成形による中空二重殻のカバー
で構成したが、これに限らず、ＦＲＰカバーで構成する
こともでき、また、鋼板をプレス成形することによって
構成することもできる。
【００２３】また、本発明のガードカバーは、上記実施
形態では油圧ショベルに適用した例について示したが、
これに限らず例えばクレーン等の建設機械のガードカバ
ーにも適用することができる。
形態では油圧ショベルに適用した例について示したが、
これに限らず例えばクレーン等の建設機械のガードカバ
ーにも適用することができる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の建設機械用ガードカバーによれば、点検または
整備の対象に応じてガードカバーを個別に開くことがで
きるように構成されており、オペレータが点検する機器
については第一のガードカバーを開いた範囲内で作業す
ることができ、また、サービスマンが点検、修理等の整
備を行う機器については第二のガードカバーを開いた範
囲内で作業を行うことができる。それにより、オペレー
タによる点検対象と、サービスマンによる整備対象が明
確に識別され、点検作業、整備作業の効率が大幅に向上
するという長所を有する。
本発明の建設機械用ガードカバーによれば、点検または
整備の対象に応じてガードカバーを個別に開くことがで
きるように構成されており、オペレータが点検する機器
については第一のガードカバーを開いた範囲内で作業す
ることができ、また、サービスマンが点検、修理等の整
備を行う機器については第二のガードカバーを開いた範
囲内で作業を行うことができる。それにより、オペレー
タによる点検対象と、サービスマンによる整備対象が明
確に識別され、点検作業、整備作業の効率が大幅に向上
するという長所を有する。
【００２５】また、第一及び第二のガードカバーの両方
を開いた状態では、点検作業、整備作業を行う際に障害
となる補強フレームが存在しないため、作業が容易にな
る。 また、第一のガードカバーを樹脂製部材で構成
し、軽量化した本発明によれば、仕業点検におけるガー
ドカバーの開閉動作が容易になる。
を開いた状態では、点検作業、整備作業を行う際に障害
となる補強フレームが存在しないため、作業が容易にな
る。 また、第一のガードカバーを樹脂製部材で構成
し、軽量化した本発明によれば、仕業点検におけるガー
ドカバーの開閉動作が容易になる。
【図１】本発明のガードカバーを油圧ショベルの上部旋
回体に適用した例を示す説明図である。
回体に適用した例を示す説明図である。
【図２】第一のガードカバーの構造を示す斜視図であ
る。
る。
【図３】第二のガードカバーの構造を示す説明図であ
る。
る。
【図４】第一のガードカバーと第二のガードカバーのつ
なぎ目部分を示す拡大断面図である。
なぎ目部分を示す拡大断面図である。
【図５】従来のガードカバーの構成を示す要部斜視図で
ある。
ある。
１ 上部旋回体
２ フロアプレート
６ キャブ
７ 作動油タンク
８ 燃料タンク
９ バッテリ
１０ コントロールバルブ
１１ 操作パターン切換弁
１２ 第一のガードカバー
１３ 第二のガードカバー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 崎谷 慎太郎
広島市安佐南区祇園３丁目12番４号 油
谷重工株式会社内
(56)参考文献 特開 平８−311926（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−207702（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
E02F 9/00
Claims (2)
- 【請求項１】 開閉可能に構成され上部旋回体のフロア
プレート前側に集合配置された点検用機器を保護する建
設機械用ガードカバーにおいて、 前記ガードカバーが、点検用機器をその前面側及び上面
側からカバーする第一のガードカバーと、該第一のガー
ドカバーと連続して点検用機器をその側面側からカバー
する第二のガードカバーとで構成され、 前記第一のガードカバーは、その後端部に設けられたヒ
ンジを介して略上下方向に開閉できるように構成され、 前記第二のガードカバーは、その後端部に設けられたヒ
ンジを介して略左右方向に開閉できるように構成される
とともに、上記第一のガードカバーの下側縁部に対応し
て形成された上側縁部を有し、閉じられた前記第二のガ
ードカバーの上側縁部で前記第一のガードカバーを支持
するように構成されていることを特徴とする建設機械用
ガードカバー。 - 【請求項２】 前記第一のガードカバーが樹脂製部材か
らなり、前記第二のガードカバーが鋼板材からなる請求
項１記載の建設機械用ガードカバー。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36114597A JP3533077B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 建設機械用ガードカバー |
| PCT/JP1998/005942 WO1999034064A1 (fr) | 1997-12-26 | 1998-12-25 | Couvercle de protection pour machine de construction |
| DE69831863T DE69831863T2 (de) | 1997-12-26 | 1998-12-25 | Schutzdeckel für eine baumaschine |
| KR1019997007572A KR20000075513A (ko) | 1997-12-26 | 1998-12-25 | 건설기계용 가드 커버 |
| EP98961586A EP0971077B1 (en) | 1997-12-26 | 1998-12-25 | Guard cover for construction machine |
| US09/371,005 US6135223A (en) | 1997-12-26 | 1999-08-10 | Guard cover for a construction machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36114597A JP3533077B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 建設機械用ガードカバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11190045A JPH11190045A (ja) | 1999-07-13 |
| JP3533077B2 true JP3533077B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=18472385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36114597A Expired - Fee Related JP3533077B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 建設機械用ガードカバー |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6135223A (ja) |
| EP (1) | EP0971077B1 (ja) |
| JP (1) | JP3533077B2 (ja) |
| KR (1) | KR20000075513A (ja) |
| DE (1) | DE69831863T2 (ja) |
| WO (1) | WO1999034064A1 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6374936B1 (en) * | 2000-07-20 | 2002-04-23 | Deere & Company | Hood closure guide and seal |
| JP4019992B2 (ja) * | 2003-03-27 | 2007-12-12 | コベルコ建機株式会社 | カウンタウエイト取付構造 |
| JP3956913B2 (ja) * | 2003-07-01 | 2007-08-08 | コベルコ建機株式会社 | 作業機械 |
| GB2418899B (en) * | 2004-10-08 | 2008-01-02 | Linde Material Handling | Industrial truck |
| JP4515232B2 (ja) | 2004-11-22 | 2010-07-28 | 株式会社クボタ | 旋回作業機 |
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