JP3533006B2 - 連続記録紙を用いるプリンタにおける記録紙排出機構 - Google Patents

連続記録紙を用いるプリンタにおける記録紙排出機構

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    • G03G2215/00548Jam, error detection, e.g. double feeding

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】本発明は、連続記録紙を用いるプリンタに
関し、さらに詳しくは、プリンタに装着された連続記録
紙を取り外すための連続記録紙を用いるプリンタにおけ
る記録紙排出機構に関する。
【従来の技術】
【0003】連続記録紙を用いる電子写真プリンタにお
いては、所定の搬送路を搬送手段によって搬送される連
続記録紙に、感光ドラム上に形成されたトナー像が転写
部にて転写され、定着部にてトナー像は加熱・加圧され
て記録紙上に定着される。通常、連続記録紙は、搬送方
向に沿って所定の長さ毎にミシン目にて区切られてお
り、印字はミシン目で区切られたページ内の印字領域内
に行われる。印字が終了すると、印字終了ページの後端
が所定量プリンタから排出された状態で記録紙の搬送が
停止される。したがって、操作者は、必要に応じて、記
録紙の印字終了ページまでを切断する事ができる。連続
記録紙には、その幅や1ページの長さに関して種々のサ
イズがあり、連続紙を用いるプリンタは複数の記録紙を
交換して使用できるようになっているものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、そのようなプリ
ンタから装填されている連続記録紙を取り外す際には、
連続記録紙を、プリンタに導入される前に切断しておき
順方向に搬送することにより、現在装填されている連続
記録紙をプリンタから完全に排出するようにしていた。
しかし、印字処理が終了して印字部分がプリンタから排
出された状態で上記のようにして記録紙の取り外しを行
う場合には、プリンタ内部に空白部分があるにも拘わら
ず、プリンタの記録紙導入口より前方(上流)で記録紙
を切断することになるため、空白部分が無駄になる。こ
の空白部分を作らないために、印字処理の終了前に記録
紙を切断することも可能であるが、この場合には、記録
紙に外力が加わるために記録紙の搬送むらが起きたり、
転写時の感光ドラムと記録紙との密着性が悪くなって、
転写むらが起きたりして、印字品質を低下させるという
問題がある。また、手動で記録紙の搬送機構から記録紙
を外し、さらに記録紙を手前に引いて導入口から取り出
すことも可能であるが、煩雑であり、しかも機内のトナ
ーに記録紙が接触して汚れたり、無理な力が記録紙にか
かって皺になったり破損したりする恐れがあり、記録紙
を汚さずに簡単に機内から取り出せる機構が望まれてい
た。
【0005】
【発明の目的】上記の事情に鑑み、本発明は、連続紙を
用いる電子写真プリンタにおいて、簡単な操作で、連続
記録紙を無駄にすることなく、かつ記録紙を汚すことな
く取り外すことができる、連続記録紙を用いるプリンタ
における記録紙排出機構を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明の連続記
録紙を用いるプリンタにおける記録紙排出機構は、連続
記録紙を所定の搬送路中を所定の方向に搬送しつつ印字
を行うプリンタに用いられるものであって、記録紙の排
出処理を開始する操作手段と、前記連続記録紙を前記所
定の方向とは逆方向に搬送する、逆搬送手段と、前記連
続記録紙の先端が前記所定の搬送路中を前記逆方向に搬
送されて前記プリンタから排出されたことを検知する検
知手段と、前記操作手段が操作されると、前記逆搬送手
段を駆動して前記記録紙を前記逆方向に駆動し、前記検
知手段が前記連続記録紙の先端が排出されたことを検知
すると、前記逆搬送手段の駆動を制御する、制御手段
と、を有することを特徴としている。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の実施例である電子写真プリ
ンタ1の概略構成を示す側面図である。本実施例のプリ
ンタ1は、記録紙として連続記録紙Pを用いる。連続記
録紙Pは、その幅方向両端に一定間隔で形成された紙送
り孔を有している。プリンタ1は、図中右(上流)から
左(下流)に向かって連続記録紙Pを搬送するよう構成
されている。
【0008】連続記録紙Pの搬送路に沿って、上流側か
ら順に、記録紙上にトナー画像を形成する転写部50、
記録紙Pの搬送制御を行うトラクタユニット30、記録
紙上に画像を定着するとともに記録紙Pを搬送駆動する
定着ユニット20、定着ユニットと共に記録紙Pを駆動
し排紙口14からプリンタ1外部へ排出する排紙ローラ
対40が配置されている。また、記録紙Pの導入口12
近傍には、記録紙搬送方向とは逆方向に回動して記録紙
にテンションを与えるためのバックテンションローラ対
70が設けられている。
【0009】本実施例のプリンタ1は、いわゆる電子写
真法を利用して画像形成を行うプリンタとして構成され
ている。図1において、記録紙搬送路上方に配置された
感光ドラム54の表面が帯電部56により一様に帯電さ
せられる。一様に帯電した感光ドラム54表面は、レー
ザ走査光学系60から射出される、画像情報に応じて変
調されたレーザビームにより走査・露光されて、感光ド
ラム表面に静電潜像が形成される。現像部58により潜
像にトナーが付着され(現像され)、トナー像が形成さ
れる。感光ドラム表面のトナー像は、転写部50で連続
記録紙P表面に転写される。トナー像転写後の感光ドラ
ム表面はクリーニング部62により除電され、残留トナ
ーが除去された後、除電ランプ64にて感光ドラム表面
の電位が零レベルまで下げられる。尚、感光ドラム54
はモータ82により図示しないギア列を介して所定速度
で回転駆動される。一方、転写部50にて連続記録紙P
に転写されたトナー像は、定着ローラ対20により加熱
・加圧されて記録紙P上に定着する。
【0010】連続記録紙Pの搬送系としては、記録紙搬
送路上流側から順に、トラクタユニット30、定着ロー
ラ対20、そして排紙ローラ対40が設けられている。
トラクタユニット30は、連続記録紙Pに形成された紙
送り孔Poに係合するよう一定間隔で突起が設けられた
1対のトラクタベルト34とトラクタベルト34を駆動
するプーリ36を有している。プーリ36は図示しない
ギア列を介してステップモータ84によって駆動され
る。本実施例のプリンタ1においては、トラクタベルト
34は図中A方向(順方向)とB方向(逆方向)の何れ
の方向にも駆動することができる。
【0011】定着ローラ対20は、内部に熱源を持つヒ
ートローラ22と、記録紙Pをヒートローラ22に密着
させるためのプレスローラ24を有する。ヒートローラ
22は、図示しないギア列を介してモータ86によって
回転駆動される。プレスローラ24は従動ローラであ
り、ヒートローラ22と記録紙Pを挟んで圧接された状
態で、ヒートローラ22の回転に従動して回転する。な
お、プレスローラ24は離接機構によって、ヒートロー
ラ22に圧接する位置(作用位置)、及び離間する位置
(非作用位置)に移動可能となっている。
【0012】排紙ローラ対40の、下部ローラ41は、
ヒートローラ22を回転駆動するモータ86により図示
しないギア列を介して回転駆動される。上部ローラ42
は、記録紙Pが搬送されることにより従動して回転す
る。上部ローラ42は、後述する離接機構により、記録
紙Pを介して下部ローラ41に圧接する位置と、下部ロ
ーラ41と所定距離だけ離れた退避位置との間で移動可
能となっている。
【0013】本実施例のプリンタ1は、ユーザーが印字
結果の確認を行ったり、あるいは印字した記録紙を切り
離したりできるように、一連の印字処理が終了すると、
連続記録紙Pの印字終了頁後端(ミシン目)をプリンタ
の外に所定量排出するよう構成されている。この際、印
字が行われていない頁がプリンタ内に位置することにな
るが、次の印字処理が行われる際には、連続記録紙Pを
引き戻して印字を行うことにより、連続記録紙Pを有効
に利用する構成となっている。
【0014】例えば、印字処理完了後にプリンタ1から
排出された連続記録紙Pの印字終了頁がユーザーによっ
て切り離されていない場合は、印字終了頁の後端である
ミシン目が転写位置より上流側に達するまで連続記録紙
を引き戻し、印字終了頁の次の頁から印字を再開する。
また、排出された連続記録紙Pの印字終了頁がユーザー
によって切り離されている場合は、連続記録紙Pの先頭
頁の先端が、連続記録紙の先端を検知するトップセンサ
(PTS)102によって検知されるまで、連続記録紙
を引き戻してから印字処理を実行することにより、印字
されずに排出される頁が必要最小限となるように搬送制
御される。
【0015】次に、連続記録紙Pの引き戻し方法につい
て説明する。トラクタユニット30のプーリ34には、
プーリ34と同軸で共に回転する、エンコーダ38が設
けられている。このエンコーダ38は、トラクタユニッ
ト30と連動して記録紙Pの搬送と同期したパルス信
号、即ちペーパーフィード信号(PFS)を出力する。
印字が終了し、印字結果の確認や必要な頁の切り放しの
ため、走査パネル18から記録紙排出の指示を行うと、
トラクタユニット30及び排紙ローラ対40は、連続記
録紙Pを図1中Aの方向、所謂順送り方向に搬送し、印
刷終了頁の後端のミシン目がプリンタ1の排出口14か
ら所定量だけ出た位置で停止する。この停止位置は、P
FSのカウントにより特定される。
【0016】連続記録紙Pを一端排出した後、印字を再
開する時には、トラクタユニット30のプーリ36は順
送り時とは逆方向に回転し、連続記録紙Pを図1のB方
向、即ち逆送り方向に搬送する。また、順送り時には連
続記録紙Pにテンションを与えるバックテンションロー
ラ対70は、連続記録紙引き戻し時には、連続記録紙P
の搬送を行う。
【0017】連続記録紙Pの引き戻し時には、引き戻し
の開始と同時にPFSのカウントを開始する。そして、
引き戻し開始から、連続記録紙の印字終了頁の後端が転
写部50から所定距離上流側の印字開始位置に達するま
での距離に対応するPFSカウント数P1をカウントし
て、引き戻しを停止する。連続記録紙の引き戻し中、制
御部100はトップセンサ102がオンからオフに変わ
ったかどうかを常にチェックする。
【0018】連続記録紙Pの引き戻し動作は、印字最終
頁が切り離されている場合と、切り離されていない場合
とで次のように異なる。
【0019】(1)カウントされるPFSがP1に達し
ないうちに、トップセンサ102がオンからオフに変わ
った場合は、連続記録紙Pの印字終了頁は切り離されて
いる。この場合は、モータ84は一旦停止した後、順送
り方向に回転して連続記録紙Pを順送り方向に搬送し、
記録紙Pの先端が排紙ローラ対40に挟み込まれるまで
記録紙を駆動する。この時点で、転写部より上流側にあ
るミシン目に続くページを第1ページとして、印字が開
始される。
【0020】(2)カウントされるPFSが、トップセ
ンサ102がオンのままP1に達した場合は、連続記録
紙の印字終了頁が切り離されていない状態で後続のペー
ジに印刷が行われる。この場合は、P1のカウントと同
時に、モータ84は停止し、連続記録紙Pの引き戻しは
停止する。
【0021】このようにして引き戻された連続記録紙P
は、印字再開に伴い再び順送り方向に搬送される。例え
ば、11インチの記録紙を用いた場合、印字最終頁が切
り離された時の空白頁は1枚、切り離されていないとき
の空白頁は零枚となる。
【0022】図2は、図1に70で示す、本実施例のバ
ックテンションローラ対70の概略構成を示す平面図で
ある。バックテンションローラ対70は下部ローラ72
a、72bと上部ローラ71a、71bより成る。下部
ローラ72a、72bは、回転軸73に取り付けられた
ゴム製のローラである。回転軸73は、感光ドラム54
を駆動するモータ82から図示しないギア列を介して駆
動され、その回転方向は図中矢印で示す通り、連続記録
紙の搬送方向とは逆方向である。下部ローラ72a、7
2bの上には、各々上部ローラ71a、71bが接して
いる。上部ローラ71a、71bは、プラスチック製の
中空のローラであり、外径は下部ローラ72a、72b
よりも小さく設定されている。上部ローラ71a、71
bは、支軸74の回りに空転可能に保持されている。
【0023】取付部材75は、屈曲した板ばねによって
作られたもので、両側面に設けられた孔に、上述の支軸
74の両端に形成された切り欠き74a、74bが係合
することによって、支軸74を保持している。また、頂
部にはプリンタ本体に取付部材を固定するための、ねじ
穴が形成されている。取付部材75は、支軸74の回り
に上部ローラ71a、71bを回転可能に保持した状態
で、取付部材75自身の板ばねの付勢力によって、上部
ローラ71a、71bを下部ローラ72a、72bに対
して押し付ける。
【0024】なお、バックテンションローラ対70の下
流側の近傍には、用紙切れを検知するエンドセンサ10
4が設けられている。このエンドセンサ104は連続記
録紙Pの有無を検知するセンサで、連続記録紙Pを検出
しているときにはオン信号を、連続記録紙Pの最終頁の
後端が通過するとオフ信号を、制御部100に出力す
る。
【0025】図3は、本実施例のプリンタ1の制御系を
説明するためのブロック図を示す。プリンタの制御ユニ
ット100は、記録紙の排出操作を行うための排出ボタ
ンなどが設けられ、種々のマニュアル操作を行うために
プリンタ外面に設けられた操作パネル16と接続されて
いる。また、制御ユニット100には、トップセンサ1
02、エンドセンサ104などの各種のセンサの検知信
号、連続記録紙Pの搬送と同期したペーパーフィード信
号(PFS)等が入力される。これら、操作パネルの操
作、入力信号等に基づいて、制御ユニット100は、モ
ータ82、84、86の駆動制御、電子写真プロセスの
制御などを行う。さらに、操作部106には、所定の情
報を表示するための、表示部109が設けられている。
【0026】図4は、第1実施例のプリンタ1の連続記
録紙排出機構の記録紙排出動作を説明するためのフロー
チャートである。連続記録紙Pを交換する時など、プリ
ンタ1内の連続記録紙Pを取り出す時には、記録紙排出
口から所定量下流側に排出されて停止しているミシン目
で記録紙を切断した後、操作パネル16に設けられた排
出ボタンを押すことにより、記録紙排出を開始する。記
録紙排出動作が開始されると、まず、モータ84、モー
タ82を作動して、記録紙Pの逆方向への搬送を開始す
る(S1)。次に、タイマ150に、切断されたミシン
目(すなわちプリンタ1に装着されている連続記録紙P
の先端)のトップセンサ102の位置の通過をモニタす
る時間T1をセットし(S3)、計時スタートする。こ
の時間T1は、プリンタ1から排出された位置にある記
録紙Pの先端が逆方向に搬送されてトップセンサ102
に達するまでの実際の時間より所定時間だけ長く設定さ
れている。タイマ150がタイムアップするまで、トッ
プセンサ102がオフになるかどうかをモニタする(S
7、S9)。トップセンサ102がオフにならないまま
にタイマ150がタイムアップした場合には、記録紙P
は切断されていないか、あるいは紙詰まりが発生したと
考えられるため、モータ84、モータ82を停止し、表
示部19にエラーを表示して(S11)、処理を終了す
る。
【0027】トップセンサ102がオフになった時(Y
ES;S7)には、タイマ150をリセットし、記録紙
P先端がトップセンサ102の位置からエンプティセン
サ104の位置まで移動するために要する時間T2をセ
ットして計時をスタートする(S15)。時間T2は時
間T1と同様、実際に必要な時間より所定量だけ大きな
値となっている。タイマ150がタイムアップするま
で、エンプティセンサ104がオフになるかどうかが繰
り返し検知される(S17、S19)。エンプティセン
サ104がオフにならないままにタイマ150がタイム
アップした場合(即ち、時間T2以内に記録紙先端がト
ップセンサ102の位置からエンプティセンサ104の
位置に移動しなかった場合)には、記録紙Pの紙詰まり
が発生したと考えられるため、モータ84、モータ82
を停止し(S21)、表示部19にエラーを表示して
(S23)、処理を終了する。
【0028】タイマ150がタイムアップする前にエン
プティセンサ104がオフになった時(YES;S1
7)には、モータ84を停止し(S27)、タイマ15
0に記録紙先端がエンプティセンサ104の位置から確
実にプリンタ外に排出されるまでの時間T3をセットし
て、計時をスタートする(S29)。本実施例のプリン
タ1は、記録紙Pの逆方向への搬送をトラクタユニット
30およびバックテンションローラ対70で行ってい
る。記録紙先端がエンプティセンサ104に達した時点
では、記録紙Pとトラクタベルト34との係合は外れて
いるため、不要な電力消費を避けるためにトラクタユニ
ット30の駆動を停止する制御となっている。以降、タ
イマ150がタイムアップすると、モータ82を停止し
て(S33)、排紙処理を終了する。
【0029】以上のように、連続記録紙Pは、先端がエ
ンプティセンサに検知されるまでは、トラクタユニット
30とバックテンションローラ対70によって搬送さ
れ、先端がエンプティセンサ104に検知された後は、
バックテンションローラ対70によって、プリンタ1の
挿入口12から外に送り出され、確実に記録紙が排出さ
れた時点で、バックテンションローラ対70の駆動が停
止される。
【0030】図5は、第2実施例としての電子写真プリ
ンタの概略構成を示す側面図である。図5においては、
図1に示す第1実施例と同様な構成・部材には図1と同
じ参照番号を用い、その説明を省略する。第2実施例に
おいては、次の点で第1実施例と異なっている。
【0031】第1実施例のトラクタユニット30に代え
て、第2実施例では、ベルト部130が設けられてい
る。また、第1実施例のバックテンションローラ対70
に代えてトラクタ部170が設けられている。トラクタ
部170は、連続記録紙Pの幅方向両端部に、搬送方向
に沿って所定の間隔で形成された紙送り孔Poに係合す
るよう一定間隔で突起が設けられた1対のトラクタベル
ト170Bと、トラクタベルト170Bを駆動するプー
リ170Rを有している。プーリ170Rは図示しない
クラッチ機構およびギア列を介してモータ82によって
記録紙を順方向(A方向)および逆方向(B方向)の何
れの方向にも搬送駆動することができる。ベルト部13
0は、記録紙幅方向に延びた1対のローラ135および
136を有し、これに所定幅(50mm〜80mm程度)の
ベルト134を記録紙幅方向に複数本巻回した構成とな
っている。記録紙はベルトの下方に配置された図示しな
いバキュームユニットによりベルト134に吸着された
状態で搬送される。なお、ベルト134は、順方向(A
方向)および逆方向(B方向)の何れの方向にも記録紙
を搬送することが可能となっている。ベルト部130の
記録紙搬送速度とトラクタ部170の記録紙搬送速度と
の関係は次のようになっている。
【0032】記録紙Pを順方向に搬送する場合には、ト
ラクタ部170は感光ドラム54の周速と一致した所定
の速度で記録紙を搬送する。この時、ベルト134はト
ラクタ部170の搬送速度より若干速い速度で記録紙を
搬送するように制御される。この結果、ベルト134に
より所定速度より速い速度で進もうとする記録紙Pをト
ラクタ170が所定速度で進むよう規制することにな
り、ベルト134と記録紙Pとの間で記録紙Pに張力が
働くことになる。この張力により、記録紙の斜行が防止
される。さらに、感光ドラム54と記録紙との密着度が
向上するため、転写不良を防止することができる。
【0033】記録紙Pを逆方向に搬送する場合には、ベ
ルト134による搬送速度は、トラクタ170による搬
送速度より遅くなるよう制御される。すなわち、ベルト
134と記録紙Pとの間で多少滑りが発生している状態
で、記録紙Pが逆方向に搬送駆動される。ベルト134
の搬送速度をトラクタ170の搬送速度より遅くしたこ
とにより、記録紙を逆方向に搬送した場合にも、記録紙
の斜行を防止することができ、また、記録紙には弱い力
ではあるが張力が作用するため、逆方向に駆動した場合
の記録紙のジャムを防ぐことができる。
【0034】図6は、第2実施例における簡略化された
記録紙排出処理動作を示すフローチャートである。第2
実施例では第1実施例に比べて、簡略化された排出処理
動作を行っている。すなわち、記録紙Pの切断・未切断
やジャムの検知は行わず、記録紙排出口14から排出さ
れた位置にある記録紙先端が記録紙搬送路を逆行して記
録紙導入口12より排出されるまでの時間、搬送系を駆
動するだけの処理となっている。
【0035】まず、タイマ150に、記録紙排出口14
から所定量突出した記録紙Pの先端が確実に記録紙導入
口12より上流に達するまでの時間をセットする(S1
01)。次に、モータ82、84を駆動して、記録紙P
の逆行を開始する(S103)。タイマ150がタイム
アップしたら(S105)、モータ82、84を停止し
て、処理を終了する。
【0036】なお、上記各実施例の説明においては、第
1実施例には図4の排紙処理が適用され、第2実施例に
おいては図6の排紙処理が適用されるよう説明した。し
かし、第1実施例においても、図6に示す簡略化された
排紙処理を採用することは可能であり、同様に、第2実
施例において、図4に示す排紙処理を採用することが可
能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明の連続記録紙を用
いるプリンタにおける記録紙排出機構によると、簡単な
操作により、バックテンションローラ対及びトラクタユ
ニットの回転駆動によって連続記録紙をプリンタから自
動排出することができるため、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のプリンタの概略構成を示す側面
図である。
【図2】 第1実施例の、バックテンションローラ対の
構成を示す上面図である。
【図3】 第1実施例のプリンタの制御系を示すブロッ
ク図である。
【図4】 第1実施例の記録紙排出機構による排出動作
を説明する、フローチャートである。
【図5】 第2実施例のプリンタの概略構成を示す側面
図である。
【図6】 第2実施例の排出動作を説明する、フローチ
ャートである。
【符号の説明】
20 定着ユニット 30 トラクタユニット 34 トラクタベルト 40 排紙ローラ対 41 下部ローラ 42 上部ローラ 50 転写部 70 バックテンションローラ対 71a 上部ローラ 71b 上部ローラ 72a 下部ローラ 72b 下部ローラ 73 回転軸 74 支軸 75 取付部材 82 モータ 84 モータ 86 モータ 100 制御ユニット 102 トップセンサ 104 エンプティセンサ 130 ベルト部 134 ベルト 135 ローラ 136 ローラ 170 トラクタ部 170B トラクタベルト 170R プーリ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続記録紙を所定の搬送路中を所定の方向
    に搬送しつつ印字を行うプリンタに用いられるものであ
    って、 記録紙の排出処理を開始する操作手段と、 前記連続記録紙を前記所定の方向とは逆方向に搬送す
    る、逆搬送手段と、 前記連続記録紙の先端が前記所定の搬送路中を前記逆方
    向に搬送されて前記プリンタから排出されたことを検知
    する検知手段と、 前記操作手段が操作されると、前記逆搬送手段を駆動し
    て前記記録紙を前記逆方向に駆動し、前記検知手段が前
    記連続記録紙の先端が排出されたことを検知すると、前
    記逆搬送手段の駆動を制御する、制御手段と、を有し、前記逆搬送手段は、前記連続記録紙を前記所定の方向お
    よび前記逆方向の何れの方向にも前記連続記録紙を搬送
    することができ印字処理時には前記所定の方向へ前記連
    続記録紙を搬送する搬送手段と、前記所定の搬送路にお
    いて前記搬送手段より上流側に設けられ、前記搬送手段
    より弱い力で前記逆方向に前記連続記録紙を移動させる
    方向の力を前記連続記録紙に作用させるテンション手段
    とを有し、 前記制御手段は、前記連続記録紙の先端が排出されたこ
    とを前記検知手段が検知するまでは前記搬送手段と前記
    テンション手段が前記記録紙を前記逆方向に駆動するよ
    う前記逆搬送手段の駆動を制御し、前記連続記録紙の先
    端が排出されたことを前記検知手段が検知した後は前記
    テンション手段のみが前記記録紙を前記逆方向に駆動す
    るよう前記逆搬送手段の駆動を制御することを特徴とす
    る、 連続記録紙を用いるプリンタにおける記録紙排出機
    構。
  2. 【請求項2】前記テンション手段は、少なくとも一方が
    前記連続記録紙を前記逆方向へ駆動する方向に回転す
    る、上記連続記録紙を挟み込む一対のローラ手段を有す
    ることを特徴とする、請求項に記載の、連続記録紙を
    用いるプリンタにおける記録紙排出機構。
  3. 【請求項3】前記連続記録紙の前記所定の方向における
    先端が、前記連続記録紙が前記逆方向へ搬送駆動される
    際に通過するかどうかを検知する先端検知手段を有する
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の、連続記
    録紙を用いるプリンタにおける記録紙排出機構。
  4. 【請求項4】前記先端検知手段は、前記連続記録紙の前
    記逆方向への駆動が開始されてから所定時間が経過した
    かどうかを計測する、タイマ手段と、所定位置におい
    て、前記連続記録紙の有無を検出するセンサ手段を有
    し、前記タイマの計時中に前記センサ手段が前記連続記
    録紙の有から無への変化を検出した際に、前記先端が前
    記検知手段を通過したと判定する、判定手段を有するこ
    とを特徴とする、請求項1からのいずれかに記載の、
    連続記録紙を用いるプリンタにおける記録紙排出機構。
  5. 【請求項5】前記先端が前記検知手段を前記所定時間以
    内に通過しなかった場合には、エラー表示を行う表示手
    段を有することを特徴とする、請求項の連続記録紙を
    用いるプリンタにおける記録紙排出機構。
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